JP2897881B2 - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JP2897881B2
JP2897881B2 JP1064453A JP6445389A JP2897881B2 JP 2897881 B2 JP2897881 B2 JP 2897881B2 JP 1064453 A JP1064453 A JP 1064453A JP 6445389 A JP6445389 A JP 6445389A JP 2897881 B2 JP2897881 B2 JP 2897881B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、食品、医薬品等の加熱殺菌法として特に
大量処理用に適した連続的な自動殺菌又は滅菌装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
軟質包材によってケーシングされた食品又は医薬品の
滅菌、例えばパウチ食品や輸液の殺菌、魚肉又は蓄肉の
ソーセジやハンバーガ等の調理と同時殺菌を多量に連続
的に行う殺菌装置の概略が実公昭56−13287号公報に第
1図及び第2図を用いて説明されている。同公報記載の
考案は殺菌装置におけるトレイの搬出装置に関するもの
であり、その装置は他の装置と共に殺菌装置に設けられ
る。その殺菌装置において被処理体(軟質包材によって
ケーシングされた食品又は医薬品)は大略次のような経
過をたどることになる。すなわち、空のトレイに投入装
置(実公昭57−23281号公報)により未処理の被処理体
を複数個収容し、この被処理体を収容したトレイを段積
装置(特公昭55−39499号公報)により複数段に段積し
て、殺菌装置の搬入位置へ移送する。そして搬入位置で
殺菌装置のキャリヤに挿入する。キャリヤが殺菌装置内
を通る間に被処理体が処理され、搬出位置において前記
トレイ搬出装置により段積されたままのトレイが取出さ
れる。段積されたままのトレイは分段装置(特公昭55−
39498号公報)により1段に分段され、さらに移送して
取出装置(特公昭30358号公報)によりトレイを反転し
て被処理体をトレイから取出す。空になったトレイは別
のコンベヤで前記投入装置は回送される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したような殺菌装置によれば、被処理体を収容す
るトレイの移動径路が、殺菌装置の搬出位置から始まり
搬入部に達するまで、平面適に配置された多くのコンベ
ヤで構成されており、すなわち平面的に配置された分段
装置、排出装置、段積装置等を別個に形成し順次コンベ
ヤで接続してある。従って、各装置及び各装置間を接続
するコンベヤの占める床面積が非常に大きいという問題
がある。また、各装置が独立した装置として設けられて
いるため、多くの設備費を要する問題もあった。
この発明は、殺菌装置の殺菌を行う本体部分以外の部
分において、占有床面積を少なくすること及び設備費を
低減することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の手段は、被処理体を収容したトレイが段積
状態で収容される多数のキャリヤを取付けた無端走行チ
ェンを、殺菌装置本体内の加圧された加熱空間と殺菌装
置本体外とを通って走行するように設け、前記無端走行
チェンの殺菌装置本体外を走行する部分に前記キャリヤ
に対する段積状態のトレイの搬入位置及び搬出位置を設
けた連続殺菌装置において、前記搬入位置に終端が接続
するように設けたトレイ搬入コンベヤと、その搬入コン
ベヤで移送されるトレイに被処理体を投入するように搬
入コンベヤの途中に設けた投入装置と、被処理体を投入
されたトレイを段積するように前記搬入コンベヤの途中
に設けた段積装置と、段積状態のトレイを前記キャリヤ
内に挿入するように前記搬入コンベヤの終端部に設けた
挿入装置と、前記搬出位置に始端が接続するように且つ
前記トレイ搬入コンベヤと上下の位置関係で設けたトレ
イ搬出コンベヤと、前記キャリヤ内の段積状態のトレイ
を前記搬出コンベヤへ移すように設けた取出装置と、段
積状態のトレイを分段するように前記搬出コンベヤの途
中に設けた段積装置と、前記搬出コンベヤの終端と前記
搬入コンベヤの始端とを接続するように設け途中に被処
理体をトレイから排出する排出部を有し空のトレイを搬
入コンベヤへ受渡するように設けたトレイ転送コンベヤ
とからなり、前記無端走行チェンの少なくとも殺菌装置
本体外を走行する部分の一定区間を間歇走行するように
構成し、前記搬出コンベヤ、転送コンベヤ、搬入コンベ
ヤの各々を前記間歇走行にその間歇走行周期の2以上の
整数分の1の周期で同期させて間歇走行させると共にそ
の各コンベヤの間歇走行に同期して前記取出装置、分段
装置、投入装置、段積装置、挿入装置の各々を動作させ
るようにしたことを特徴とする。
〔作 用〕
前記手段によれば、被処理体がトレイ搬入コンベヤ上
の空のトレイに投入装置から投入され、被処理体を収容
したトレイがトレイ搬入コンベヤ上で段積装置により段
積され、その段積されたトレイが搬入位置にあるキャリ
ヤ内へ段積状態のまま挿入装置により挿入される。そし
てキャリヤが殺菌装置本体内を通って外界に出てくる間
に内部の被処理体は所定の殺菌もしくは調理と殺菌の処
理をされる。外界に出たキャリヤは搬出位置において処
理を終了した被処理体を段積状態のまま取出装置により
トレイ搬出コンベヤの始端に取出される。トレイ搬出コ
ンベヤ上で段積状態のトレイが分段装置により一段に分
段され、続くトレイ転送コンベヤに被処理体を収容した
まま受渡される。トレイ転送コンベヤの途中でトレイ内
に収容されている処理を終った被処理体がトレイから排
出される。空になったトレイは搬入コンベヤの始端に受
渡され、前述した移動を繰返す。
本体に設けられているキャリヤを取付られた走行チェ
ン、つまりチェンコンベヤは、少なくとも殺菌装置本体
外に得た部分の一定区間で間歇走行するが、その間歇走
行周期の2以上の整数分の1の周期で搬入コンベヤ、搬
出コンベヤ、転送コンベヤの各コンベヤを同期させて間
歇走行するようにしてあるから、前記整数と同じ数の段
数にトレイを段積し、また分段することを適切に行わせ
ることができる。すなわち、搬入、搬出コンベヤの停止
毎に1段の積重と1段の分段をすることにより走行チェ
ンの間歇走行周期で所定段数に積重ねた段積トレイが得
られ、また所定段数の段積トレイを1段に分段できる。
また、投入装置と段積装置を同じ搬入コンベヤに設け
たから、双方の装置の同期が簡単で互いに接近させるこ
とができ、コンベヤ数も少なくなる。
〔実施例〕
この発明の1実施例を第1図乃至第8図を用いて説明
する。第1図は全体の概略の構成を示し、1は殺菌装置
本体部である。100は外部装置群で、第2図に詳細を示
すように、搬入部2、搬出部3、転送部4で構成されて
いる。
殺菌装置本体部1は、第1図に示すように、殺菌装置
本体10、チェンコンベヤ11からなる。殺菌装置本体10
は、両側に予熱水塔内の水柱による加圧状態下で密閉さ
れた加熱空間14を形成する主塔15を設けたものである。
チェンコンベヤ11は、2条の無端チェン16が平行して外
界と、予熱水塔12内と、加熱空間14と、冷却水塔13とを
順次通って再び外界に出て循環するように張設され、そ
の2条の無端チェン16間に跨って多数のキャリヤ17(第
2図参照)が一定の間隔で取付けられている。無端チェ
ン16はチェンホイル18a、18b……、18k、18lによって張
設されている。これらの中でチェンホイル18c、18d、18
f、18g、18i、18lは、夫々図示のように主駆動軸19から
分岐した対応する分岐駆動軸19c、19d、19f、19g、19
i、19l及び減速機20c、20d、20f、20g、20i、20lを介し
て一定速度で駆動されるようになっている。主駆動軸19
は第2図に示すように減速機27、モータ28に連結してい
る。チェンホイル18aは、主駆動軸19から分岐した分岐
駆動軸19a、減速機20a及び間歇駆動装置21aによって駆
動されるようになっており、間歇的に一定時間間隔でキ
ャリヤ17の取付けピッチと一致する長さ分だけ無端チェ
ン16を送るようになっている。この間歇的な送りはチェ
ンホイル18aと18lの間のみで行われるようになってお
り、そのために他の大部分の無端チェン16の連続的な走
行を妨げないように、チェンホイル18aの間歇的な駆動
による差を無端チェン16の進行方向に対し前後にたるみ
部分を設けて吸収させるようにしてある。前側、つまり
上側のたるみ部分はチェンホイル18bを回動アームで支
持して上下に揺動可能とすることによって形成され、後
側である下側のたるみ部分は単に無端チェン16をU字状
にたるませてある。この構成によりチェンホイル18aの
回転が停止しているときも無端チェン16の低速走行部分
はチェンホイル18bが上方へ揺動するので定速走行を続
けることができる。チェンホイル18aが回転するとき、
その回転は他の駆動されるチェンホイル18c等よりも速
く回転するようになっていてキャリヤ17の間隔分だけ早
く送られ、元のたるみ部分を形成して停止することにな
る。このチェンホイル18aの下方へ伸延している無端チ
ェン16の部分のキャリヤ17は、そのいくつかが間歇的に
上昇することになり、その停止位置は同じ位置となる。
一つの位置をキャリヤ17に対するトレイの搬入位置22と
し、その下方の他の停止位置をキャリヤ17に対するトレ
イの搬出位置23としてある。
キャリヤ17は、第3図(a)に示すように、左方と上
方に開放し2段重ねたトレイ26を収容できるようにした
箱状の本体17aに蝶番17bで結合した蓋17cを設けてあ
る。その蓋17cがベルクランク24とリンク25を介して図
示していないローラガイドでレベルクランク2の一端の
ローラ24aを矢印の方向に押されることにより開放され
るようになっている。前記ローラガイドは搬出位置23の
手前から搬入位置22の後まで設けてあり、この間で蓋17
を開放させる。キャリヤ17の無端走行チェン16に対する
取付状態は、第3図(b)に示すように、両側の無端チ
ェン16のリンク16aの2個毎にリンクピン16bを内側へ突
出させ、そのリンクピン16bに下端にローラ16cを有する
サブプレート16dの上端を揺動可能に枢支し、そのサブ
プレート16dに略L字型の支持金具16eを固定し、その支
持金具16eに本体17aを固定支持させてある。従って本体
17aは両側の無端チェン16に跨って支持されリンクピン1
6bを中心に揺動可能である。この構成により、無端チェ
ン16の走行方向にかかわらずキャリヤ17は上下関係が一
定の姿勢を保つ。また、必要な所でローラ16cを適当な
溝状ガイド(図示せず)で案内すれば、横揺れも防止さ
れる。なお、前記ベルクランク24は支持金具16eにピン2
4bで枢支され、リンク25はピン25aで蓋17cに枢支され、
ベルクランク24とリンク25とはピン24cで連結されてい
て、第3図(b)においてローラ24aを右方へ押すと開
蓋し、放すと自重で閉蓋する。また、キャリヤ17の本体
17aには内部に収容したトレイ26を本体の開放側へ搬出
するために開放側対向壁にプッシャーの先端が入り込む
穴(図示せず)を穿設してある。
搬入部2は、第2図に示すように、搬入コンベヤ30、
投入装置31、段積装置32、搬入装置33で構成されてい
る。搬入コンベヤ30は間歇駆動されるチェンコンベヤで
あり、チェンホイル40、41に平行な2条のチェン30aを
張設してあり、チェン30aの表面には1回の間歇走行距
離に等しい一定の間隔で送り爪30bを穿設してある。そ
して各チェン30aの外側にトレイ支持レール42(第5図
参照)を設けた構成である。この搬入コンベヤ30はその
終端が、トレイの搬入位置22に停止したキャリヤ17の開
放側に支持レール42を延長させるように設けた渡し板42
aで接続するように設置してある。
投入装置31は、搬入コンベヤ30の始端に転送部4から
供給される空のトレイ26に、搬入コンベヤ30の途中で被
処理体43を供給するものであり、位置を異にして2つの
投入装置31が設けられ、順次送られてくるトレイ26の奇
数番目のものに一方の投入装置31が被処理体43を所定数
供給し、偶数番目のものに他方の投入装置31が被処理体
43を同じ所定数供給するようになっている。投入装置31
は、その一つを第4図に示すように、ベルトコンベヤ4
4、底が開閉するゲート45a、45bで形成された容器状態4
5とからなる。ベルトコンベヤ44は終端部が搬入コンベ
ヤ30の上側に位置し、搬入コンベヤ30の方向に直角に配
置され、長手方向に進退するようにガイドレール46に支
持されている。容器状部45は、ベルトコンベヤ44の終端
部と搬入コンベヤ30との間に設けられ、その側壁45cが
トレイ26の一つに対応する枠状をなし、トレイ26の停止
位置の上側の定位置に固定され、ゲート45a、45bが夫々
リンク47を介して図示していない駆動部によって図の両
側で同時に開閉動作せしめられる。同図においては説明
のために左方ゲート45aが閉じ、右方ゲート45bが開いた
状態を示してあるが、双方が同時に閉じ、同時に開くよ
うになっている。図中48はローラで図示していないガイ
ドによって案内され、ゲート45a、45bが両側へスライド
するように開閉する。トレイ26は紙面に直角な方向に細
長く、被処理体43が例えば6個1列に配列される大きさ
であり、容器状部45もこれに対応する大きさであるか
ら、ベルトコンベヤ44から容器状部45に投入された被処
理体43はゲート45a、45bが開くことによって下側に停止
しているトレイ26へいっせいに投入されて収容される。
容器状部45に対してベルトコンベヤ44は終端部から被処
理体43を送出しながら前進又は後退して停止することに
より、容器状部45内に被処理体43をn個整列状態に供給
する。従ってこの整列状態のまま容器状態45からトレイ
26へn個の被処理体43が収容される。図における49は投
入ガイドである。
段積装置32は、搬入コンベヤ30の投入装置31に後続す
る位置に設けてあり、被処理体43を収容されたトレイ26
を、2段に積重ねるようにしたものである。この段積装
置32は、第5図(a)、(b)に部分を示すように、搬
入コンベヤ30を跨ぐように設けた門型枠50の両側の支柱
部50aにトレイ操作用のユニット51を夫々設けた構成で
ある。図はその片側のユニット51を示し、これについて
説明する。52はベース金具であり上下方向の摺動案内部
52aを有し支柱部50aに固定されている。53はクロスヘッ
ドであり摺動案内部52aに沿って摺動するように設けら
れ、第1アクチュエータ(例えばエヤシリンダ)54によ
って上、中、下の3位置に移動して停止できる。第1ア
クチュエータ54はベース金具52に突設したアーム52bと
クロスヘッド53との間に設けてある。クロスヘッド53に
は門型枠50の内側上方へ向うアーム53aが突設され、そ
の先端にベルクランク55を支点軸53bを介して回動可能
に支持している。ベルクランク55の一方のアーム55aは
第2アクチュエータ56をクロスヘッド53との間に設けら
れていて、他方のアーム55bの先端部が搬入コンベヤ30
上のトレイ26側へ進退するようになっており、アーム55
bの先端にはトレイ支持部材55cを設けてある。この支持
部材55cは前進すると内側端がトレイ26の上縁に形成さ
れている被支持部26の外方端よりも内側に位置するよう
になり、後退すると被支持部26の外方端よりも外側に位
置するようになる。このようなユニット51が両側に対称
的に設けてあるので、両側の第1、第2アクチュエータ
54、56を同時に同様に動作させることによって、支持部
材55cを上、中、下の位置と前進、後退の位置とに適切
に移動させてトレイ26の段積操作が行われる。第1、第
2アクチュエータ54、56の動作は図示していない制御器
によって設定された指令通りに行われ、次のようにして
段積を行う。
間歇動作する搬入コンベヤ30によって搬送されるトレ
イ26が段積装置32の設置位置で停止すると、段積装置32
は、クロスヘッド53が下位置にあり、ベルクランク55の
アーム55bが外方へ回動した位置にある状態、すなわち
支持部材55cが下位置で後退した待機状態から次のよう
に第1動作〜第5動作を順次行って1回の段積動作を終
了し、これを繰返す。
第1動作・・・・第2アクチュエータ56短縮動作により
支持部材55cが前進する。これによって支持部材55cはト
レイ26の被支持部26aの下側に少し離れて位置する。
第2動作・・・・第1動作の終了に続いて第1アクチュ
エータ54の伸張動作により支持部材55cが上位置まで上
昇し、その位置に停止する。この上昇によってトレイ26
が支持部材55cによって被支持部26aを支持されて上昇す
る。この状態では支持されているトレイ26の下側に搬入
コンベヤ30上に支持された次のトレイ26が移送されてき
て位置することができるような空間が生じる。この第2
動作終了後の停止期間中に搬入コンベヤ30が1ピッチ前
進する。
第3動作・・・・搬入コンベヤ30の前進により次のトレ
イ26が先のトレイ26の下側に位置するようになる。この
搬入コンベヤ30の1ピッチ前進の終了に続いて第1アク
チュエータ54の短縮動作により支持部材55cが中位置に
下降する。この下降により、支持されていたトレイ26が
下側のトレイ26の上に載せられ、支持部材55cが上側の
トレイの被支持部26aから少し下側へ離れる。
第4動作・・・・第3動作の終了に続いて第2アクチュ
エータ56の伸張動作により支持部材55cが後退する。す
なわち支持部材55cは被支持部26aの下側から外方へ外れ
る。
第5動作・・・・第4動作の終了に続いて第1アクチュ
エータ54の短縮動作により支持部材55cが下位置に下降
して前記待機状態に戻り停止する。この停止期間中に搬
入コンベヤ30が1ピッチ前進する。従って次のトレイ26
が段積装置32の設置位置に到着する。
この第1〜第5動作が繰返えされることにより、搬入
コンベヤ30上に一定のピッチで1個ずつ配列されて移送
されてきたトレイ26が、2段に積重ねられると共に前記
ピッチの2倍のピッチで配列された状態となる。
搬入装置33は、搬入コンベヤ30の終端部に設けられ、
段積されたトレイ26を搬入位置22に停止したキャリヤ17
に搬入するものであり、第6図に示すように構成されて
いる。図において、60、61は駆動部、62は往復金具、63
は挿入金具である。駆動部60は復動型エヤシリンダで構
成され、シリンダ部を搬入コンベヤ30のフレーム部に固
定され、出力ロッドの先端に往復金具62が固定されてい
る。往復金具62は搬入コンベヤ30の終端部で2条のチェ
ン30a間をキャリヤ17に向って進退するようになってお
り、駆動部61、挿入金具63を取付けられている。駆動部
61は復動型エヤシリンダでシリンダ側を往復金具62にピ
ン62aで枢支され、出力ロッドの先端をベルクランク64
の一方のアーム64aの先端にピン61aで枢軸結合されてい
る。ベルクランク64は支点をピン64bで往復金具62に枢
軸支されており、他方のアーム64cがキャリヤ17側へ伸
張して先端を挿入金具63にピン63aで枢軸結合されてい
る。アーム64cに等しい長さのリンク部材65がアーム64
に平行に往復金具62と挿入金具63とに夫々端部をピン56
a、65bで枢軸結合されている。挿入金具63は、駆動部61
が短縮した状態で図示のように上昇して搬入コンベヤ30
のトレイ支持面よりも上方へ突出した突出部63cを有し
ており、駆動部61が伸張するとアーム64aを介してアー
ム64cとリンク部材65とで形成する平行リンク機構が下
方へ回動し、挿入金具63の突出部63cが搬入コンベヤ30
のトレイ支持面よりも下方に変位する。
この搬入装置33は、段積されたトレイ26が搬入コンベ
ヤ30の終端に到達して停止してから、挿入金具63が下降
し後退した待機状態から次のように動作してトレイ26を
キャリヤ17へ挿入する。挿入金具63の待機状態は駆動部
60が短縮し、駆動部61が伸張した状態である。駆動部61
が短縮して挿入金具63が上昇せしめられ、突出部63cが
トレイ26の後側位置に突出する。次に駆動部60が伸張し
て挿入金具63が前進せしめられ、突出部63cがトレイ26
を前方へ押して前進せしめ、搬入位置22において停止し
て開蓋状態にあるキャリヤ17に挿入し、停止する。そし
て駆動部61が伸張し、続いて駆動部60が短縮して元の待
機状態である挿入金具63が下降して後退した状態に戻
る。
搬出部3は、第2図に示すように、搬出コンベヤ70、
搬出装置71、分段装置72、載せ替装置73とで構成されて
いる。搬出コンベヤ70は、搬入コンベヤ30と同様に間歇
駆動されるチェンコンベヤであり、チェンホイル180、1
81にチェン30aと同様な平行する2条のチェン70aを張設
してあり、チェン70aの表面には一定の間隔で送り爪70b
を突設してある。そして各チェン70aの外側にトレイ支
持レールを設けた構成である。この搬出コンベヤ70はそ
の始端がキャリヤ搬出位置23に停止したキャリヤ17の開
放側に接続するように設けてある。すなわち、キャリヤ
17の底と同じ高さに設けた渡し板182aを介してトレイ支
持レールとキャリヤ17とを接続するようにしてある。そ
してこの搬出コンベヤ70は前記搬入コンベヤ30の下側位
置に平行して、すなわち搬入コンベヤ30と上下の位置関
係で設けられている。
搬出装置71は、搬出位置に停止したキャリヤ17の開放
側と反対側に設けられた単純なプッシャーであり、エヤ
シリンダからなる駆動部183の出力ロッド183aがキャリ
ヤ17の壁に設けられているロッド進入孔を通って段積さ
れたままのトレイ26を停止している搬出コンベヤ70の始
端に押出すようになっている。この押出し動作は搬出コ
ンベヤ70が2ピッチ移動する毎に1回行われるようにな
っている。
分段装置72は、搬出コンベヤ70の始端部に続く位置に
設けられ、前述した段積装置32の真下に位置している。
その構造は段積装置32と同じであるから別に図示するこ
とを省略するが、動作が段積みする場合と異なるから、
分段動作を第5図(a)、(b)に示した段積装置32を
用いて簡単に説明する。
間歇動作する搬出コンベヤ70によって2段積されたト
レイ26が1ピッチずつ間隔をおいて配列された状態で搬
送されてきて、2段積トレイ26が分段装置72の設置位置
で停止すると、分段装置72は、クロスヘッド53が中位置
にあり、ベルクランク55のアーム55bが外方へ回動した
位置にある状態、すなわち支持部材55cが中位置で後退
した待機状態から次のように第1動作〜第5動作を順次
行って1回の分段動作を終了し、これを繰返す。
第1動作・・・・支持部材55cが前進する。これによっ
て支持部材55cは2段積の上段のトレイ26の被支持部26a
の下側に少し離れて位置する。
第2動作・・・・第1動作の終了に続いて支持部材55c
が上位置まで上昇しその位置に停止する。この上昇によ
って上段のトレイ26が支持部材55cによって被支持部26a
を支持されて上昇する。この第2動作終了後の停止期間
中に搬出コンベヤ70が1ピッチ前進する。
第3動作・・・・搬出コンベヤ70の前進により下段のト
レイ26が1ピッチ送られ、搬出コンベヤ70の空所の部分
が分段装置72の位置にくる。上記の1ピッチ移送の終了
に続いて支持部材55cが下位置に下降する。この下降に
より、支持されていた上段トレイ26が搬出コンベヤ70の
空所に載せられ、支持部材55cが支持していた上段トレ
イ26の被支持部26aから少し下側へ離れる。
第4動作・・・・第3動作の終了に続いて支持部材55c
が後退する。
第5動作・・・・第4動作の終了に続いて支持部材55c
が中位置に上昇して元の待機状態に戻る。
載せ替装置73は、搬出コンベヤ70の終端部に設けてあ
り、搬出コンベヤ70の停止期間中にトレイ26を搬出コン
ベヤ70の進退方向に沿う方向へ水平に押出すようになっ
ている。その構造は第6図に示した搬入装置33と全く同
じものでよい。しかし、第6図のものはコンベヤの支持
面下に駆動部その他を設けた構成であるが、コンベヤの
上側に設ける構成も考えられ、その場合第6図の装置の
上下を逆にした例えば第7図に示すようなものとなり、
この実施例では同図のものを載せ替装置73として用い
る。同図において、160、161が駆動部、162が往復金
具、163が押出金具、164がベルクランク、165がリンク
部材であり、第6図のものと対応する。その動作は、押
出金具163が駆動部160の伸縮によって進退し、駆動部16
1の伸縮によって昇降するから、駆動部160、161により
押出金具163を、搬出コンベヤ70の停止期間中に、上昇
位置で後退している待機状態から、下降、前進、上昇、
後退の長方形の閉ループを描く動作をさけるようになっ
ている。この押出金具163の動作で、その前進時にトレ
イ26を押し出す。押し出されたトレイ26は次に述べる転
送部4の転送コンベヤ80に載せられる。
転送部4は、第2図に示すように、下降に位置する搬
出コンベヤ70の終端と上側に位置する搬入コンベヤ30の
始端とを連結するように設けた間歇移動する転送コンベ
ヤ80で構成され、その転送コンベヤ80は搬送径路が上昇
することになるが、途中に下降部分80aを有しており、
その下降部分80aが下側に取出コンベヤ81aを設けられて
トレイ26内に収容していた被処理体43の排出部81とさ
れ、終端部が搬入コンベヤ30の始端にトレイ26を供給す
る供給装置82としてプッシャーを設けてある。
転送コンベヤ80は、チェンコンベヤであり第2図に示
すチェンホイル83a、83b、83c、83d、83eに張調されて
おり、第8図に示すように、両側に平行して張設された
チェン80bに夫々内側へ向って突出したトレイ受金84aを
取付け、双方の受金84aを連結部材84bで連結したトレイ
保持部84を間歇移動ピッチに等しい一定のピッチで設け
てある。トレイ受金84aはチェン80bの図示していない垂
直ガイドにより垂直に上昇する転送コンベヤ80の始端部
で水平となるトレイ保持溝84cを内側に有している。そ
の保持溝84cは搬出コンベヤ70の側に一端が開放し他の
側で閉じてあり、両側の保持溝84cによってトレイ26の
被支持部26aを保持するようになっている。トレイ保持
部84は搬出コンベヤ70の終端部の載せ替装置73によって
トレイ26が押出される位置に順次停止し、押出されるト
レイ26の被支持部26aの進行径路上にトレイ保持溝84cが
位置して、トレイ26を受取る。
トレイ保持部84に保持されたトレイ26は、上昇してチ
ェンホイル83eの位置を過ぎると、径路が一旦下降傾斜
してから水平となりそして上昇し、搬入コンベヤ30の始
端に至って終る。途中で径路が下降するときトレイ保持
部84に保持されたトレイ26は上面が下方に向くように大
略反転する。これによってトレイ26内の被処理体43は下
方へ排出され、その排出位置にある排出部81の取出コン
ベヤ81aによって所望位置へ取出される。
空になったトレイ26は搬入コンベヤ30の始端に到達し
て停止すると、供給装置82が動作してトレイ26を搬入コ
ンベヤ30に順次押出して供給する。
前述した、搬入コンベヤ30、搬出コンベヤ70、転送コ
ンベヤ80の各々は、殺菌装置本体部1のチェンコンベヤ
11のチェンホイル18aによる間歇走行にその間歇走行周
期の1/2の周期で同期して間歇走行するように駆動部を
設けられている。すなわち、殺菌装置本体1において設
けられている分岐駆動軸19a、19c、19d・・・・等が分
岐する元の主駆動軸19から分岐した別の分岐駆動軸90に
対して間歇駆動装置91を設け、その間歇駆動装置91によ
り前記間歇駆動装置21aによる周期の1/2の周期で間歇駆
動軸90aを間歇駆動し、さらに分岐した間歇駆動軸92a、
92b、92cによりチェンホイル83a、プーリ40、81を間歇
回転させて、転送コンベヤ80、搬入コンベヤ30、搬出コ
ンベヤ70を夫々同期させて同じ周期で間歇走行させるよ
うになっている。
このように構成された殺菌装置は、次のように動作す
る。搬入コンベヤ30の始端に供給される空のトレイ26は
転送コンベヤ80によって転送されてくるものであり、搬
入コンベヤ30の1停止期間中に1個が供給装置82に押し
出されて供給される。供給された空のトレイ26はチェン
30aの走行により送り爪30bに引掛りこれにより押されて
支持レール42上を進行し次の位置に移る。次の空のトレ
イ26も同様の動作を繰返し、トレイ26は1ピッチ毎に新
たなトレイ26が載荷され間歇的に順次移送される。
最初の投入装置31の下に空のトレイ26が位置して停止
すると、その投入装置のゲート45a、45bが開いて被処理
体43を予め整列させていた状態のまま落下させ、トレイ
26に収容する。この最初の投入装置31は送られてくるト
レイ26の奇数番目のものに被処理体43を投入し、偶数番
目のものには次の投入装置31が被処理体43を同様に投入
する。従って空のトレイ26は全部が夫々所定数の被処理
体43を収容して次の段積装置32へ向う。
段積装置32に到達したトレイ26は、前述したように、
段積装置32の第1動作〜第5動作によって2段に積重ね
られ、搬入コンベヤ30のピッチの一つおきに配列された
状態となって送出される。
搬入コンベヤ30の終端に2段積トレイ26が到達して停
止すると、チェンコンベヤ11の空のキャリヤ17も搬入位
置22に停止する。そのキャリヤ17は蓋17cが開放された
状態であるが、2段積トレイ26が停止すると直に搬入装
置33が、前述したように動作して2段積トレイ26をキャ
リヤ17内に押し込み、そして元の待機状態に戻る。次に
搬入コンベヤ30が1ピッチ進行すると、トレイ26を支持
していない部分が搬入コンベヤ30の終端に位置して停止
する。この時搬入装置33は動作しない。更に次の搬入コ
ンベヤ30が1ピッチ進行すると2段積トレイ26が搬入コ
ンベヤ30の終端に位置して停止する。先のキャリヤ17に
先の2段積トレイ26が挿入されてから次の2段積トレイ
26が搬入コンベヤ30の終端に停止するまでの間に次の空
のキャリヤ17も進行して搬入位置22へ到達して停止す
る。かくして先の2段積トレイ26と同様に搬入装置33に
より次の2段積トレイ26も次のキャリヤ17に挿入され
る。この動作が引続き繰返えされ、キャリヤ17が殺菌装
置本体10内を通って機外に出る間に内部の被処理体43の
処理が完了する。
殺菌装置本体10の機外に出たキャリヤ17が進行して搬
出位置23で開蓋状態となって停止すると、搬出コンベヤ
70も同期して停止する。その停止に続いて搬出装置71が
動作してキャリヤ17内の2段積トレイ26を搬出コンベヤ
70の始端に押出す。搬出コンベヤ70はチェンコンベヤ11
の1ピッチの進行に対して2ピッチ進行するから、2段
積トレイ26が搬出コンベヤ70上に1ピッチおきに配列さ
れた状態となる。
搬出コンベヤ70によって分段装置72の位置に2段積ト
レイ26が到達すると、待機状態にある分段装置72が前述
した第1動作と第2動作を行って停止し、次に搬出コン
ベヤ70が1ピッチ前進して停止してから第3動作〜第5
動作を行って1回の分段動作を終る。これによって一つ
おきに2段積トレイ26が配列されていた状態が、2段積
トレイ26の後の空いた位置に上段にあったトレイ26が載
せられて1段で配列された状態となる。
1段になったトレイ26が搬出コンベヤ70の終端に到達
して停止すると、載せ替装置73が動作して押出金具163
の前進により転送コンベヤ80のトレイ保持部84にトレイ
26を載せ替える。転送コンベヤ80は搬出コンベヤ70と同
期して前進と停止を繰返すから、転送コンベヤ80の終端
に到達したトレイ26は順次転送コンベヤ80に載せ替えら
れる。
転送コンベヤ80に載せられたトレイ26は処理の終った
被処理体43を収容したままであり、転送径路の途中の排
出位置で下降することにより反転してトレイ26内の被処
理体43を取出コンベヤ81aに排出する。このときトレイ2
6はトレイ保持部84に保持されたままであり、転送コン
ベヤ80の径路が水平となりそして上向きとなると、トレ
イ26も水平状態に戻り搬入コンベヤ30の始端に到達す
る。搬入コンベヤ30は転送コンベヤ80と同期しているか
ら、その停止期間中に供給装置82が動作してトレイ26を
搬入コンベヤ30へ順次供給する。搬入コンベヤ30へ供給
されたトレイ26は前述したように、新たに被処理体43を
収容して循環することになる。
上述した実施例では、投入装置31を二つ用いたが、投
入装置31の能力が大であれば一つでもよく、また能力が
小であれば増設すればよい。また、トレイの段積数が2
段のものを説明したが、3段以上に段積することも考え
られ、その場合には段積装置32及び分段装置72を夫々増
設しキャリヤの大きさも変更する必要があるが、基本的
には同様な動作で段積も分段も可能である。又段積装置
32及び分段装置72のクロスヘッド53の停止位置を更に上
一段増加し、第1アクチュエータ54と第2アクチュエー
タ56の動作プログラムを変更することによっても可能と
なるが、その説明は省略する。
実施例の構成によれば、搬入コンベヤ30と搬出コンベ
ヤ70とが上下に配置してあるから、占有床面積がいっそ
う小さいものとなっている。しかし設置場所の都合によ
っては必ずしも投入コンベヤ30と搬出コンベヤ70とを上
下に一致するように設けなくても、従来の装置よりはコ
ンベヤの長さが短かくなり、コンパクトになる。すなわ
ち、投入装置と段積装置とが関連して搬入コンベヤに設
けられていること、また転送コンベヤが排出機能を有す
るものとなっていることからコンパクトになる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、従来独立していた投入装置、段積
装置、分段装置、取出装置等をできるだけ単純化してあ
り、特に、搬入コンベヤと搬出コンベヤを上下の位置関
係で設け、その一方の搬入コンベヤに投入装置と段積装
置を関連させて設け、他方の搬出コンベヤに分段装置を
関連させて設け、搬出コンベヤと搬入コンベヤとを接続
する転送コンベヤをトレイの転送と被処理体のトレイか
ら排出の複合機能をもつものとしたから、殺菌装置本体
部のほかの外部装置群を従来の装置よりも占有床面積が
小さくコンパクトに形成でき、製造コストが従来の1/2
程度となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例全体の構成を示す部分縦断
概略側正面図、第2図は第1図における外部装置群100
の構成を示す概略正面図、第3図は同実施例のチェンコ
ンベヤ11に設けたキャリヤの部分拡大図で(a)は
(b)のA−A断面図、(b)は部分側面図、第4図は
同実施例の投入装置31の拡大正面図、第5図は同実施例
の段積装置32の部分拡大図で(a)は部分側面図、
(b)は(a)のB−B断面図、第6図は同実施例の搬
入装置33の拡大正面図、第7図は同実施例の載せ替装置
73の拡大正面図、第8図は同実施例の転送コンベヤ80に
設けたキャリヤ保持部84の構成を示す拡大図で(a)は
部分縦断側面図、(b)は(a)のC−C断面図、
(c)は部分平面図である。 1……殺菌装置本体部、2……搬入部、3……搬出部、
4……転送部、10……殺菌装置本体、11……チェンコン
ベヤ、14……加熱空間、17……キャリヤ、19……主駆動
軸、19a……分岐駆動軸、20a……減速機、21a……間歇
駆動装置、22……搬入位置、23……搬出位置、26……ト
レイ、30……搬入コンベヤ、31……投入装置、32……段
積装置、33……搬入装置、70……搬出コンベヤ、71……
搬出装置、72……分段装置、73……載せ替装置、80……
転送コンベヤ、81……排出部、82……トレー供給装置、
90……分岐駆動軸、90a……間歇駆動軸、91……間歇駆
動装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理体を収容したトレイが段積状態で収
    容される多数のキャリヤを取付けた無端走行チェンを、
    殺菌装置本体内の加圧された加熱空間と殺菌装置本体外
    とを通って走行するように設け、前記無端走行チェンの
    殺菌装置本体外を走行する部分に前記キャリヤに対する
    段積状態のトレイの搬入位置及び搬出位置を設けた連続
    殺菌装置において、前記搬入位置に終端が接続するよう
    に設けたトレイ搬入コンベヤと、その搬入コンベヤで移
    送されるトレイに被処理体を投入するように搬入コンベ
    ヤの途中に設けた投入装置と、被処理体を投入されたト
    レイを段積するように前記搬入コンベヤの途中に設けた
    段積装置と、段積状態のトレイを前記キャリヤ内に挿入
    するように前記搬入コンベヤの終端部に設けた挿入装置
    と、前記搬出位置に始端が接続するように且つ前記トレ
    イ搬入コンベヤと上下の位置関係で設けたトレイ搬出コ
    ンベヤと、前記キャリヤ内の段積状態のトレイを前記搬
    出コンベヤへ移すように設けた取出装置と、段積状態の
    トレイを分段するように前記搬出コンベヤの途中に設け
    た分段装置と、前記搬出コンベヤの終端と前記搬入コン
    ベヤの始端とを接続するように設け途中に被処理体をト
    レイから排出する排出部を有し空のトレイを搬入コンベ
    ヤへ受渡するように設けたトレイ転送コンベヤとからな
    り、前記無端走行チェンの少なくとも殺菌装置本体外を
    走行する部分の一定区間を間歇走行するように構成し、
    前記搬出コンベヤ、転送コンベヤ、搬入コンベヤの各々
    を前記間歇走行にその間歇走行周期の2以上の整数分の
    1の周期で同期させて間歇走行させると共にその各コン
    ベヤの間歇走行に同期して前記取出装置、分段装置、投
    入装置、段積装置、挿入装置の各々を動作させるように
    したことを特徴とする殺菌装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の殺菌装置において、
    前記転送コンベヤの排出部が、転送コンベヤの走行経路
    の一部をトレイ保持状態で下向きに走行するようにした
    形成したものであることを特徴とする殺菌装置。
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