JP2008074627A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008074627A
JP2008074627A JP2007304165A JP2007304165A JP2008074627A JP 2008074627 A JP2008074627 A JP 2008074627A JP 2007304165 A JP2007304165 A JP 2007304165A JP 2007304165 A JP2007304165 A JP 2007304165A JP 2008074627 A JP2008074627 A JP 2008074627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
bag
group
conveyor
packed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007304165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4833185B2 (ja
Inventor
Fumihiko Takemoto
文彦 竹本
Osamu Okabe
修 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2007304165A priority Critical patent/JP4833185B2/ja
Publication of JP2008074627A publication Critical patent/JP2008074627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4833185B2 publication Critical patent/JP4833185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Abstract

【課題】 フィンを簡単に脱着することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】 複数のフィン5がコンベヤ18a、18bに物品の保持が可能な間隔を隔てて取付け機構44を介して着脱自在にコンベヤ18a、18bに設けられている。取付け機構44は、コンベヤ18a、18b及びフィン5の一方に設けられ、互いに連通する幅広部47と狭隘部48から成る挿通孔45と、上記両者のうちの他方に伸延部を介して設けられ幅広部47から挿通して狭隘部48側に移動した状態で狭隘部48の縁部に当接可能な抜け止め部46と、狭隘部48側に移動している抜け止め部46を狭隘部48の縁部に押し付けるばね53と、狭隘部48の縁部に押し付けられている抜け止め部46を幅広部47側に移動しないように係止する係止部54と、を具備している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばポテトチップ、豆、飴等の食品が袋詰め又は箱詰めされた製品を、段ボールケースやダース箱等の外装箱の内部に整然と自動収納する箱詰め装置に関する。
上記従来の箱詰め装置の例として、特開平9−77003号公報に開示されている装置がある。この装置は、図17に示すような袋詰め品1や箱詰め品(図示せず)の製品を外装箱2に収納するものである。図17(a)において、導入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整列コンベア3の移送面に設けられている多数枚のフィン5によって形成されたギャップ部6に対して1個ずつ投入されて、整列コンベア3の移送面上に起立した状態で1列に整列する。
次に、図17(a)に示すように、所定数の例えば5個の袋詰め品1が整列コンベア3上に整列すると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設けられている押し出しプレート11が整列コンベア3上の5個の袋詰め品1を押し出し、これをコ字形の中継ぎ体10を介して開閉自在のダンパー板7、7上にこの袋詰め品1を供給する(図17(b)参照)。ダンパー板7、7上には、5個の袋詰め品1が2回押し出されている。
なお、押し出しプレート11は、袋詰め品1を5個ずつダンパー板7、7上の所定位置に押し出すと、整列コンベア3上に整列しつつある次の袋詰め品1と干渉しないように、整列コンベア3の上方を押し出し方向と逆方向にスライドして戻り、次の押し出し動作の開始まで図17(a)に示す位置で待機する。
次に、図17(b)に示すように、ダンパー板7、7上に起立状態で押し出された袋詰め品1は、一対の保持プレート9、9によって前後から挟み込まれて保持される。
次に、図18(a)に示すように、ダンパー板7、7を閉状態から開状態にして、下方位置で待機している段ボールケース(外装箱)2を上昇させて、保持プレート9、9により保持されている袋詰め品1を段ボールケース2内に挿入する。この段ボールケース2は、ローラコンベア(図示せず)により搬送されて所定の待機位置で待機している。図18(a)に示す2aは、段ボールケース2のフラップである。
そして、押し込みプレート13を下降させると共に、この一対の保持プレート9、9を互いに広がる方向に駆動して袋詰め品1に対する押圧力を解除する。このようにして、袋詰め品1は、段ボールケース2内に収納される(図18(a)参照)。
次に、図18(b)に示すように、袋詰め品1が収容されている段ボールケース2を下降させて、ダンパー板7、7を開状態から閉状態に駆動する。このようにして、図17(a)に示す元の状態に戻り、袋詰め品1の収納作業の1サイクルが完了し、以降、上記サイクルを自動的に繰り返して箱詰め作業を行う。
そして、例えば厚みの厚い袋詰め品1を段ボールケース2内に箱詰めする場合は、フィン5と5との間隔を広げればよいが、フィン5と5の間隔を広げるためには各フィン5を搬送面に取り付けている夫々のねじを取り外す必要があり、手間と時間が多く掛かっているという問題がある。
本発明は、フィンを簡単に脱着することができる搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る搬送装置は、複数の仕切り手段が搬送方向に沿って配置され、上記各仕切り手段が物品の保持が可能な間隔を隔てて取付け機構を介して着脱自在に上記搬送手段に設けられている搬送装置において、上記取付け機構が、上記搬送手段及び上記仕切り手段のうちのいずれか一方に設けられ互いに連通する幅広部と狭隘部から成る挿通孔と、上記両者のうちの他方に伸延部を介して設けられ上記幅広部から挿通して上記狭隘部側に移動した状態で上記狭隘部の縁部に当接可能な抜け止め部と、上記狭隘部側に移動している抜け止め部を上記狭隘部の縁部に押し付けるばねと、上記狭隘部の縁部に押し付けられている上記抜け止め部を上記幅広部側に移動しないように係止する係止部と、を具備することを特徴とするものである。
本発明に係る搬送装置によると、仕切り手段が取付け機構を介して着脱自在に搬送手段に取り付けられている。仕切り手段を搬送手段に取り付けるときは、例えば仕切り手段に設けられている抜け止め部を、搬送手段に設けられている挿通孔の幅広部内にばねの力に抗して押し込んで狭隘部側に移動させ、この状態でばねの力によって抜け止め部が狭隘部の縁部の下面又は上面に押し付けられるようにすればよい。抜け止め部が狭隘部の縁部下面又は上面に押し付けられた状態で抜け止め部の幅広部側への移動が係止部により係止されるので、仕切り手段が搬送手段から外れないようにすることができる。
仕切り手段を搬送手段から取り外すときは、例えば仕切り手段に設けられている抜け止め部を、ばねの力に抗して狭隘部の縁部の下面又は上面から引き離して係止部から切り離し、この切り離した状態で幅広部側に移動させてこの幅広部から抜き取ればよい。
本発明に係る搬送装置は、仕切り手段どうしの間隙に物品を保持する構成であり、従って、物品の厚みが変更する場合は、物品の厚みに応じた間隔となるようにこの複数の仕切り手段の取付け位置を変更する必要がある。そこで、この搬送装置によると、仕切り手段の搬送手段に対する取付け及び取り外しの際に工具を全く必要とせず、簡単に着脱させることができる。そして、係止部により、仕切り手段を所定の取付け位置に位置決めすることができるし、稼働中に外れないようにすることができる。
本発明に係る搬送装置を適用した箱詰め装置の一実施形態を各図を参照して説明する。図9乃至図12は、この箱詰め装置による箱詰め工程を概括的に説明するための図である。各図に示す1は、袋詰め品である。そして、この実施の形態に係る箱詰め装置は、図12に示すように、5個の袋詰め品1を段ボールケース(以下、外装箱という。)2内に袋の底を下にして立てた状態で箱詰めするものである。なお、この箱詰め装置によると、袋詰め品1以外に、箱詰め品も外装箱2に箱詰めすることができる。
図9において、58は整列コンベアであり、この整列コンベア58に対して導入コンベア4が連接しており、この導入コンベア(供給手段)4によって袋詰め品1が整列コンベア58に移送される。即ち、導入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整列コンベア58の移送面に設けられている多数枚のフィン(このフィンが特許請求範囲に記載の仕切り手段である。)5によって形成された各ギャップ部6に対して1個ずつ順次供給され、しかも、整列コンベア58の移送面に対して直角、即ち直立状態で装填される。因みに、整列コンベア58は、2台の第1及び第2ステッピングモータ8a、8bとその制御装置によって、間欠運動を行うように駆動制御されており、その間欠運動は、図9(a)に示すように、導入コンベア4により搬送されてきた1つの袋詰め品1が、1つのギャップ部6に装填されるように設定してある。
次に、図9(b)に示すように、例えば5個の所定数の袋詰め品1が整列コンベア58のフィン5間の5つの各ギャップ部6に装填されて整列すると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設けられている押し出しプレート11(請求項5に記載の取り出し手段)が整列コンベア58上に整列している5個の袋詰め品1を押し出し、図9(b)に示す断面がコ字形の中継ぎ体10を介して後述する開閉自在のダンパー板7、7上に供給する(図9(c)参照)。即ち、押し出しプレート11は、後述する直動機構55により整列コンベア58上をこの整列コンベア58と直交する水平方向にスライド動作することができ、これによって整列コンベア58上の5個の袋詰め品1を中継ぎ体10を通って保持位置の状態にあるダンパー板7上に押し出すことができる。図9(c)に示す34は、ダンパー板7上に押し出されてきた袋詰め品1を1列に揃えて停止させるためのストッパープレートである。
なお、押し出しプレート11が袋詰め品1を押し出す為のスライド動作は、間欠運動により整列コンベア58が一時的に所定位置に停止している時に行われるように制御されている。因みに、押し出しプレート11の動作は、上記に限られるものではなく、袋詰め品1の幅、或いは外装箱2内に何列で収納するか等に応じて動作ストローク等を自由に調整することができることとしている。
上記のようにして、押し出しプレート11が、袋詰め品1をダンパー板7上の予め定めた位置に押し出すと、この押し出しプレート11は押し出し方向と逆方向に水平にスライドして整列コンベア58の袋詰め品1が取り出されて空になった6枚の各フィン5の手前で一時停止し(図10(a))、しかる後に、各フィン5と干渉しないように更に水平方向にスライドして元の原点位置に戻り、次の押し出し動作の開始まで待機する(図10(b))。
この際、図10(b)に示すように、押し込みプレート13が所定の高さまで下降してダンパー板7上の5個の袋詰め品1の上縁を押えて各袋詰め品1の高さを揃える。
次に、図10(b)、(c)に示すように、水平位置にあるサイドプレート35が垂直位置に回転して、ダンパー板7、7上の5個の袋詰め品1の整列コンベア58側の各側縁を押えて各袋詰め品1の幅方向のずれを揃える。更に、ダンパー板7上の5個1列の袋詰め品1は、この袋詰め品1の整列方向の両側位置に垂直に設けられた保持プレート9、9によって左右両側から挟み込まれて、この保持プレート9、9の押圧力、ストッパープレート34とサイドプレート35が袋詰め品1をその左側縁と右側縁の両側から押圧する押圧力によって保持される(保持状態)。
上記のように、保持プレート9、9、ストッパープレート34及びサイドプレート35により袋詰め品1が保持されると、図11(a)に示すように、袋詰め品1の下側に位置する2枚のダンパー板7、7が閉状態(保持位置の状態)から開状態(非保持位置の状態)に駆動する。そして、図4に示す外装箱昇降台17上で待機している外装箱2が、外装箱昇降機構98によって持ち上げられて、袋詰め品1の下方位置に移動する。この外装箱2は、図4に示す搬入コンベア96により搬送されて昇降台17上の所定位置で待機している。図11に示す2aは、外装箱2のフラップ、36は袋詰め品1を外装箱2内に押し込む際に袋詰め品1を案内するためのガイドである。
次に、図11(b)に示すように、保持プレート9、9が、拡縮装置16、16(図3参照)によって広がる方向に若干移動して袋詰め品1を挟み込む力を解除すると共に(非保持状態)、押し込みプレート13が下降して5個の袋詰め品1を外装箱2の底に強制的に押し込み、収納することができる。そして、図11(c)に示すように、垂直位置にあるサイドプレート35を回転させて元の水平位置に戻し、図12に示すように、開閉装置を駆動して開状態にあるダンパー板7、7を移動させて閉状態にする。
しかる後に、袋詰め品1が収納された外装箱2は、元の下降位置まで下降して所定の排出位置に排出され、次の外装箱2がダンパー板7、7の下方位置に供給されると共に、押し込みプレート13が元の上昇位置に戻り、保持プレート9、9が元の開状態に戻る。これで袋詰め品1の箱詰め作業の1サイクルが終了する。以降、上記工程を順次繰り返すことにより箱詰め作業を自動的に繰り返すことができる。
次に、導入コンベア4、整列コンベア58、及び押し出しプレート11とその作動機構について順に説明する。
〔導入コンベア4と整列コンベア58〕
図9に示す導入コンベア4は、合成ゴム製のベルトコンベアであり、前段に設けられている縦ピロー包装機等から略一定間隔で供給されてくる袋詰め品1を順次高速度で搬送して後段に設けた整列コンベア58に供給する。ただし、前工程の包装機の運転状況により袋詰め品1の間隔にばらつきが生じる場合がある。よって、整列コンベア58の入口には、図1に示すように、袋詰め品1を検出する為の物品センサ20を設けてあり、物品センサ20の検出信号に基づいて整列コンベア58に設けられている第1及び第2駆動用ステッピングモータ8a、8bが適切なタイミングで起動する構成となっている。
整列コンベア(請求項1に記載の搬送装置)58は、図2の平面図に示すように、4つの環状チェーン18a、18b、21c、21dを備えており、チェーン18a、18bが第1の系列に属し、チェーン21c、21dが第2の系列に属している。第1の系列に属するチェーン18a、18bは、第1のステッピングモータ8aに駆動されて走行し、第2の系列に属するチェーン21c、21dは、第2のステッピングモータ8bに駆動されて走行する。第1の系列のチェーン18a、18bには、互いに対向する位置にフィン5を保持するための取付け金具33を設けてあり、チェーン18aと18bに設けられている2個で一対の取付け金具33により1枚のフィン5を着脱自在に取り付けることができる。
第1の系列のチェーン18aと18bには、図1及び図2に示すように、最大21枚のフィン5を取り付けることができる合計21対の第1のグループの取付け金具33と、この第1のグループと走行経路の半周期遅れた箇所に設けられ、最大21枚のフィン5を取り付けることができる合計21対の第2のグループの取付け金具33と、を備えている。また、第2の系列のチェーン21cと21dにも第1の系列のチェーン18aと18bと同等の第1と第2のグループの取付け金具33を同じ数だけ設けてある。
従って、図1に示すように、この整列コンベア58には、第1のステッピングモータ8aにより駆動されて走行する第1の系列に属する第1のグループ(一群)のフィン5及び第2のグループ(一群)のフィン5と、第2のステッピングモータ8bに駆動されて走行する第2の系列に属する第1のグループ(一群)のフィン5及び第2のグループ(一群)のフィン5と、を備えている。
なお、図1に示す整列コンベア58の左側端部(入口)には、第1の駆動軸24と結合して第1の駆動軸24に伴って回動する第1の駆動用スプロケット22a、22bと、第1の駆動軸24に対して回動自在に支持されている第2の従動スプロケット22c、22dと、を設けてあり、整列コンベア58の右側端部(出口)には、第2の駆動軸26と結合して第2の駆動軸26に伴って回動する第2の駆動用スプロケット25c、25dと、第2の駆動軸26に対して回動自在に支持されている第1の従動スプロケット25a、25bと、を設けてある。この第1の駆動用スプロケット22a、22bと第1の従動スプロケット25a、25bに夫々第1の系列のチェーン18aと18bを掛けてある。そして、第2の駆動用スプロケット25c、25dと第2の従動スプロケット22c、22dに夫々第2の系列のチェーン21cと21dを掛けてある。第1及び第2の駆動軸24、26は、第1及び第2のステッピングモータ8a、8bの対応する各回転軸とタイミングベルトを介して連結している。
フィン5は、図1に示すように、L字状の金属板であり、隣合うフィン5によって区画された間隙にギャップ部6を形成している。このギャップ部6は、袋詰め品1の厚みよりも僅かに広く形成してある。即ち、袋詰め品1が直立状態において若干ルーズな状態で袋詰め品1を保持できるようにしてある。また、フィン5は、整列コンベア58の入口で放射状に広がり袋詰め品1の投入口23を形成し、この投入口23の中に導入コンベア4によって搬送されてくる袋詰め品1が滑り込むように構成してある。この投入口23を形成するフィン5の各走行位置が受入れ位置43である。
なお、導入コンベア4によって搬送される袋詰め品1は、底部が前方となって搬送され、従って、ギャップ部6に1個ずつ供給された袋詰め品1は、底部を下にして直立状態で整列する。この図1及び図2に示す整列コンベア58が図9及び図10に示す整列コンベア58である。そして、各グループを構成するフィン5の枚数は6枚であり、押し出しプレート11が1回で押し出す5個の袋詰め品1を丁度保持する枚数としている。
次に、この箱詰め装置の電気回路を図14に示すブロック図を参照して説明する。箱詰め装置は、コントローラ(制御手段であるCPU)27を備えており、このコントローラ27が記憶部28に予め記憶されているプログラムに従って各種演算処理を行って第1及び第2のステッピングモータ8a、8b、及び押し出しプレート11を動作させるためのステッピングモータ41等の各駆動部を駆動している。
コントローラ27と接続する設定表示部30は、例えば第1及び第2の各系列のフィン5が導入コンベア3から袋詰め品1の供給を受ける際(図9)の走行速度を設定したり、5個の袋詰め品1の受入れ又は取り出し(図9(b)、(c))が終了したグループのフィン5を、次の工程の取り出し位置19又は受入れ位置43の側に移動させる際の走行速度を設定することができ、更に、各工程の動作タイミング等を設定することができるものである。
また、袋詰め品1の受入れ又は取り出しが終了したグループのフィン5を、次の工程の取り出し位置19又は受入れ位置43に移動させる際の走行速度は、各グループのフィン5が導入コンベア3から袋詰め品1の供給を受ける際の走行速度よりも高速に設定されており、コントローラ27は、各グループのフィン5をその設定された高速の走行速度でその2つの工程間を走行させることができる。なお、導入コンベア3から袋詰め品1の供給を受ける際のフィン5の走行速度とは、間歇走行するフィン5の平均速度を言う。ただし、フィン5が一定速度で走行する形式の整列コンベアとした場合は、その走行速度を言う。
そして、コントローラ27は、記憶部28に記憶されているプログラムに従って、第1の系列のフィン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループのうちのいずれか一方のフィン5のグループに、図9(a)に示すように導入コンベア3から袋詰め品1の供給を受けるように間歇走行させると同時に、他方のフィン5のグループを、図9(b)に示すように押し出しプレート11により袋詰め品1が取り出される取り出し位置19で停止又は徐行させて待機させることができる手段を備えている。
また、コントローラ27は、記憶部28に記憶されているプログラムに従って、第1の系列のフィン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループのうちのいずれか一方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品1を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の取り出しを終了して受入れ位置43の手前で待機させることができる手段、及び一方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品1を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループが予め設定された所定個数、例えば5個の袋詰め品1の受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機させることができる手段を備えている。
そして、これを実現することができるように、図1に示すように、第1の系列の第1のフィン5のグループから袋詰め品1が取り出された後に、第1の系列の第2のフィン5のグループが、二点鎖線で示すように、第2の系列の第1のフィン5のグループの手前で待機可能なようにこの整列コンベア58の長さを定めてある。更に、5個の袋詰め品1の受入れを終了した第2の系列の第1のフィン5のグループが取り出し位置19の手前の二点鎖線で示す所定位置で待機可能なようにこの整列コンベア58の長さを定めてある。ただし、図9及び図10では、整列コンベア58を概略的に短く表してあるが、図1と同一のものである。
更に、コントローラ27には、取り出し位置センサ31、物品センサ20、原点位置センサ42、パルス発信器32a、32b、38、ドライバ39a、39b、40、ステッピングモータ8a、8b、41、記憶部28、及び詳細には示さないがこの箱詰め装置に設けられている拡縮装置16等の各種駆動部及びセンサが接続している。
取り出し位置センサ31は、所定数の例えば5個の袋詰め品1が供給されたフィン5のグループが袋詰め品1が取り出される取り出し位置19の方向に搬送されたときに、そのフィン5のグループを検出して、図1に示す取り出し位置(第1の系列の第1のフィン5のグループが停止している位置)19に停止させるためのものである。
物品センサ20は、図1に示すように、導入コンベア4により搬送されてきた1つの袋詰め品1が1つのギャップ部6に装填された時にその袋詰め品1を検出し、この検出信号によって次のギャップ部6を袋詰め品1の投入位置に移動させるためにフィン5を駆動するためのものである。
原点位置センサ42は、図9(b)に示すように、押し出しプレート11が原点位置にあるときにこの押し出しプレート11を検出するためのものである。原点位置にある押し出しプレート11が検出されると、取り出し位置19にあるフィン5のグループが保持している袋詰め品1を押し出して取り出すことができる。
各パルス発信器32a、32b、38は、コントローラ27により指示された数のパルスを発信するものであり、各ドライバ39a、39b、40は、この発信されたパルスに応じた回転角度だけ対応する各ステッピングモータ8a、8b、41を回転駆動させるものである。
上記のように構成された袋詰め装置の整列コンベア58の動作を図15に示すフローチャートを参照して説明する。第1の系列のフィン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループのうちのいずれか一方のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れ位置43に移動すると、このフィン5どうしの夫々のギャップ部6に袋詰め品1が投入されたか否かをコントローラ27が判定し(S100)、ギャップ部6に袋詰め品1が投入されてYESと判定したときはフィン5を1ピッチだけ送るように対応するステッピングモータを駆動させる(S102)。そして、予め設定されている所定数の例えば5個の袋詰め品1がこのグループの6枚のフィン5の5つの各ギャップ部6に供給されたか否かをコントローラ27が判定し(S104)、5個の袋詰め品1が供給されておらずNOと判定したときは、ステップS100〜S104の処理を繰り返して行う。そして、ステップS104において、5個の袋詰め品1が供給されてYESと判定したときは、フィン5が受入れ位置43を通る際の速度よりも高速でこのフィン5を受入れ位置43から次工程の取り出し位置19に移動させる(S106)。フィン5のグループが取り出し位置19に移動すると、このフィン5どうしの夫々のギャップ部6に保持されている5個の袋詰め品1が押し出しプレート11により押し出されて取り出され、次に、後述する複数の所定位置に停止させ(S108)、しかる後に、受入れ位置43を通る際の速度よりも高速でこの所定位置から次工程の受入れ位置43に走行させる。ただし、各フィン5のグループは、前方の他のフィン5のグループと干渉(接触)しないように制御されて走行するようになっている。
このように、受入れ位置43と取り出し位置19との間の各グループのフィン5の移動速度は、受入れ位置43を通る際の速度よりも高速としているので、移動時間の短縮を図ることができ、この整列コンベア58に対する袋詰め品1の供給及び取り出しに要する1サイクル時間の短縮を図ることができる。その結果、箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
そして、第1及び第2の系列のフィン5を夫々独立して走行させることができるので、第1及び第2のフィン5のうちの一方のフィン5のグループが袋詰め品1を受け入れるために間歇駆動されて受入れ位置43を所定の受入れ速度で走行している状態で、取り出し位置19で例えば停止している他方のフィン5のグループから袋詰め品1を取り出すことができる。受入れ速度とは、間歇駆動されているフィン5の平均走行速度を言う。
従って、一方のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れ又は取り出しが行われている状態でその処理が終了するまで他方のフィン5のグループに対しての袋詰め品1の取り出し又は受入れを待つ必要がなく、よって、この整列コンベア58への袋詰め品1の供給及び取り出しの1サイクル時間の短縮を図ることができる。
また、図1に二点鎖線で示すように、第1及び第2の系列のフィン5のグループうちのいずれか一方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品1を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の取り出しを終了して受入れ位置43の手前で待機することができ、そして一方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品1を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機することができる。
従って、袋詰め品1の取り出し、及び受入れを順次続けて行うことができ、これにより、この整列コンベア58が適用されている箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
次に、図2及び図6乃至図8等を参照してフィン5の取付け機構44を説明する。
フィン5の取付け機構44は、図2に示すように、第1及び第2の系列の各チェーン18、21に多数設けられている各対の取付け金具33、33、・・・にフィン5、・・・を着脱自在に取り付けるための機構である。この実施形態では各グループごとに21対の取付け金具33、33を夫々設けてあり、各対の取付け金具33、33にフィン5を1枚ずつ取り付けることができ、各取付け機構44は夫々同等であるので図2に示す第1の系列の第1のグループの1つの取付け機構44を説明し、他の取付け機構44の説明を省略する。
この取付け機構44は、チェーン18aと18bに設けられている一対の各取付け金具33、33(図7参照)が備えている挿通孔45と、フィン5の下面に設けられている抜け止め部46と、を備えている。
各取付け金具33、33は、図6及び図7に示すように略長方形の板状体であり、連結部材49を介して対応する各チェーン18a、18bに取り付けられている。
挿通孔45は、一対の各取付け金具33、33に設けられ、互いに連通する略円形の幅広部47と、この幅広部47よりも幅の狭い長孔の狭隘部48と、から成っている。
抜け止め部46は、図6及び図7に示すように円板状体であって、フィン5の下面に互いに所定の間隔を隔てて平行して突設されている一対の伸延部50、50の各下端にナット51によりネジ止めされている。この抜け止め部46は、外径が挿通孔45の幅広部47の内径よりも小さく、狭隘部48の幅よりも広い形状であり、幅広部47から挿通して狭隘部48側に移動した状態で狭隘部48の縁部48aの下面に当接可能なものである。
そして、各伸延部50は、図6に示すように、短円筒形の押し止め部材52の内孔に挿通している。
押し止め部材52は、伸延部50に対して長さ方向に移動自在であり、下端部に大径の鍔状部52aを設けてある。そして、この押し止め部材52の外周にコイルばね53が装着されており、このコイルばね53の下端が鍔状部52aと当接してばね力によってこの押し止め部材52を抜け止め部46に押し付けている(図6(a)の状態)。図6(b)は、コイルばね53のばね力に抗して押し止め部材52を上方にスライドさせた状態を示している。
また、図7(a)、図6(a)に示すように、一対の取付け金具33と33の一方(同図の右側の取付け金具33)の下面には短円柱形の係止部54を突設してある。係止部54は、図8に示すように、狭隘部48の縁部48aの下面にばね53によって押し付けられている抜け止め部46と係合して、抜け止め部46が幅広部47側に移動しないように係止して、フィン5がこの一対の取付け金具33、33から外れないようにしている。更に、係止部54と抜け止め部46とが係合した状態で伸延部50が狭隘部48の内縁48aと当接しており、これによって、係止部54は、フィン5のこの一対の取付け金具33、33に対する位置決めの機能も果たしている。
上記のように構成された取付け機構44によると、各フィン5を各グループの一対の各取付け金具33、33に着脱自在に取り付けることができる。フィン5をいずれかのグループの一対の取付け金具33、33に取り付けるときは、フィン5を図1に示す所定の向きに向けて、図7(a)、(b)に示すように、フィン5に設けられている一対の抜け止め部46を、一対の取付け金具33、33が備えている各挿通孔45の幅広部47内にばね53の力に抗して上方から挿通して押し込む。この際、押し止め部材52の鍔状部52aの下面が幅広部47の縁部の上面と当接するので、フィン5は、一対のばね53の力によって上方に付勢されている。そして、図7(c)、(d)に示すように、一対の抜け止め部46を各幅広部47内に押し込んだ状態で狭隘部48側に移動させて、一対の各伸延部50が各狭隘部48の右端の縁部48a当接する位置にフィン5を右側に移動させる。この際、同図の右側の抜け止め部46に係止部54を乗り越えさせる。次に、作業者がフィン5を下方に押し込む力を緩めて、図8に示すように、一対のばね53の力によって各抜け止め部46が各狭隘部48の縁部48aの下面に押し付けられるようにすればよい。抜け止め部46が狭隘部48の縁部48aの下面に押し付けられた状態では、抜け止め部46の幅広部47側への移動が係止部54により係止されるので、フィン5が取付け金具33、33から外れないようにすることができる。
フィン5を一対の取付け金具33、33から取り外すときは、上記取付け手順と逆の手順を行えばよい。即ち、フィン5を一対のばね53の力に抗して下方に押し込んで抜け止め部46を狭隘部48の縁部48aの下面から引き離し、この引き離した状態で抜け止め部46に係止部54を乗り越えさせて幅広部47側に移動させ、そして抜け止め部46を幅広部47から抜き取ればよい。
この箱詰め装置は、フィン5、・・・どうしの各ギャップ部6に袋詰め品1を保持する構成であり、従って、袋詰め品1の厚みが変更する場合は、袋詰め品1の厚みに応じた間隔となるようにこの複数のフィン5の取付け位置を変更する必要がある。そこで、この取付け機構44によると、取付け金具33、33(チェーン)に対するフィン5の取付け及び取り外しの際に工具を全く必要とせず、簡単に着脱させることができる。そして、係止部54により、フィン5を所定の取付け位置に位置決めすることができるし、稼働中に外れないようにすることができる。また、外装箱2に箱詰めする袋詰め品1の個数の変更に応じてフィン5の取付け枚数を変更する場合も、フィン5の取付け又は取り外しを簡単に行うことができる。
〔押し出しプレート11とその作動機構〕
押し出しプレート11は、図3乃至図5及び図9(b)等に示すように、金属製プレートからなっており、袋詰め品1を押し出す押圧部には整列コンベア58に設けた各フィン5と干渉を避けることができる幅のスリット12を備えている。従って、押し出しプレート11は、各グループごとに取り付けられているフィン5の枚数と各フィン5のギャップ部6の間隔に応じたものが用意されている。この押し出しプレート11は、水平方向直動機構55によって作動する。
直動機構55は、図5の側面図に示すように、往復テーブル56を有し、この往復テーブル56の移動経路が整列コンベア58の搬送方向57に対して直交すると共に、この整列コンベア58の搬送面と平行する方向(水平方向)に配置されて本体フレーム37に設けてある。直動機構55は、その往復テーブル56が図3及び図5に示すストロークS1 の範囲内を往復移動する構成である。
直動機構55の往復テーブル56に設けられている押し出しプレート11が図5に示す原点位置からストロークS1 だけ前進すると、整列コンベア58上に整列する5個の袋詰め品1を保持プレート9と9との間に移動させることができる。
この直動機構55は、図には示さないが例えばタイミングベルト式のものである。タイミングベルトには、往復テーブル56が結合しており、この往復テーブル56はレール(図示せず)に案内されて往復移動自在である。タイミングベルトは、従動側タイミングプーリとステッピングモータ41の回転軸に設けられている駆動側タイミングプーリに掛けてある。ステッピングモータ41、レール、従動側タイミングプーリ、及び駆動側タイミングプーリは、本体フレーム37側に設けてある。
ただし、直動機構55をタイミングベルト式としたが、他の駆動形式のものを使用して往復テーブル56に設けられている押し出しプレート11を往復移動させてもよい。
ステッピングモータ41は、コントローラ(CPU)27により自動制御されて駆動し、コントローラ27は図16のフローチャートに示す内容の予め定めたプログラムに従って処理を行う。
押し出しプレート11は、コントローラ27により駆動制御されて、フィン5の4つのグループのうちの1つのグループが図9(b)に示す袋詰め品1の取り出し位置19で停止しているときに、整列コンベア58の側方の同図に示す原点位置から整列コンベア58上を横切る略水平方向の所定の移動経路を移動して、フィン5どうしの各ギャップ部6に保持されている5個の袋詰め品1を押し出し、そして、この5個の袋詰め品1を保持プレート9と9との間に移送することができる。そして、袋詰め品1が押し出された一群のフィン5と干渉しないタイミングでその所定の移動経路を上記と逆の方向に移動して原点位置に戻ることができる構成となっている。
次に、直動機構55の動作を図16に示すフローチャートを参照して説明する。今、押し出しプレート11が図9(b)に示す原点位置にあるとする。整列コンベア58のフィン5の1つのグループに5個の袋詰め品1が供給されて、そのフィン5のグループが図9(b)に示す取り出し位置19に停止していることを取り出し位置センサ31が検出すると(S200)、直動機構55のステッピングモータ41を駆動して押し出しプレート11を原点位置からスライドさせて、図9(c)に示すように袋詰め品1を保持プレート9と9の間に移送する(S202)。そして、図10(a)に示すように直動機構55を後退駆動して押し出しプレート11を整列コンベア58の少し手前で停止させる(S204、S206)。そして、この袋詰め品1が取り出されたフィン5のグループが所定位置に移動して停止しているか否かを判定して(S208)、フィン5のグループが所定位置に停止しておりYESと判定したときに直動機構55を後退駆動して押し出しプレート11を原点位置に戻す(S210)。
押し出しプレート11が原点位置に戻ることができるフィン5のグループの所定位置とは、押し出しプレート11が整列コンベア58を横切る際に押し出しプレート11の各スリット12にフィン5が通り抜けることができる位置である。この実施形態では、5個の袋詰め品1が取り出されたフィン5のグループは、取り出し位置からフィン5の1ピッチ分ずつ間歇走行して、フィン5が停止しているときに、図10(a)、(b)に示すように整列コンベア58の手前で停止している押し出しプレート11が原点位置に戻るようになっている。このように、フィン5が間歇走行を行う際に停止する各位置が上記所定位置である。そして、押し出しプレート11が原点位置に戻った後は、そのフィン5のグループを上記所定の高速度で走行させて受入れ位置43に移動させる。勿論、前方のフィン5の他のグループと干渉しないように、及び導入コンベア4から袋詰め品1を受け入れることができるように走行速度が制御されている。このようにして、押し出しプレート11は、フィン5の1つのグループに保持されている袋詰め品1を取り出して、次のグループのフィン5に保持されている袋詰め品1を取り出すことができる元の原点位置に戻ることができ、上記と同様の手順を繰り返すことにより、順次袋詰め品1をこの整列コンベア58から取り出すことができる。
ただし、袋詰め品1が取り出されたフィン5のグループが取り出し位置19からフィン5の1ピッチ分ずつ間歇走行して押し出しプレート11が原点位置に戻るまでの各停止位置を所定位置とする構成としたが、これに代えて、フィン5のグループが取り出し位置19からフィン5の2ピッチ分以上の所定のピッチ分ずつ間歇走行する構成としてもよい。なお、図13は、フィン5のグループが取り出し位置から最初の所定位置に移動する前に押し出しプレート11が原点位置に戻った場合を示している。
上記のように構成された押し出しプレート11の水平方向直動機構55によると、押し出しプレート11が整列コンベア58上を横切る略水平方向の所定の移動経路を往復移動して1つのフィン5のグループに保持されている袋詰め品1を取り出しているので、押し出しプレート11を昇降移動させる図19に示す従来の箱詰め装置と比較して、その昇降分の高さだけ箱詰め装置の高さを低くして嵩を小さくすることができる。
そして、図10(a)に示すように、袋詰め品1を押し出して原点位置に戻る際に、整列コンベア58の手前で停止して、フィン5のグループが複数の所定位置のうちのいずれかの所定位置に停止したことを判定したときに押し出しプレート11を原点位置に戻しており、これによって、押し出しプレート11が原点位置に戻るまでの待ち時間が短くて済み、そして、袋詰め品1が取り出されたフィン5のグループを袋詰め品1の受入れ位置43に近づける方向に移動させることができる。その結果、この箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
ただし、上記実施の形態では、袋詰め品1を1列に5個並べたが、5個以外の他の所定の複数個とすることができる。そして、袋詰め品1を1列にして外装箱2に収納したが、2以上の所定の列とすることができる。また、1列に5個並べて1段詰めとしたが複数段とすることができる。なお、このように袋詰め品1の1列の個数、列数、及び段数を変更する場合は、押し出しプレート11の形状、保持プレート9の間隔、押し込みプレート13の昇降ストローク、及びそれらの動作タイミング等を必要に応じて変更することとする。
また、上記実施の形態では、図9に示すように、袋詰め品1を1個ずつ導入コンベア4より整列コンベア58に供給して、整列コンベア58上に袋詰め品1を1列で5個整列する構成としたが、図には示さないが、袋詰め品1を例えば2個以上の所定個数ずつ横1列に並べた状態で導入コンベア4より整列コンベア58に供給して、袋詰め品1を2個以上の所定個数ずつフィン5どうしのギャップ部6に夫々投入し、2以上の所定の列に整列する構成としてもよい。その場合、押し出しプレート11の形状、保持プレート9と9の間隔、及びそれらの動作タイミング等を必要に応じて変更することとする。
更に、上記実施の形態では、図9に示すように、導入コンベア4上の袋詰め品1は、横倒しとして底を前方に向けているので、整列コンベア58上では起立状態で整列しているが、導入コンベア4上の袋詰め品1を横倒しとして側縁(長辺側の横縁)を前方に向けることにより、整列コンベア58上でこの側縁を下側位置にして横に立った状態で整列するようにしてもよい。このように袋詰め品1を整列させて箱詰めするのは、例えば袋詰め品1の長辺側の他方の側縁がこの袋詰め品1の上部となる場合である。
そして、上記実施の形態では、図1に示すように、第1と第2の各々の系列にフィン5の第1と第2の2つのグループを取り付けることができる構成としたが、これに代えて、第1と第2の各々の系列にフィン5の1つのグループを取り付けることができる構成としてもよい。
また、上記実施形態において、コントローラ27は、記憶部28に記憶されているプログラムに従って、第1の系列のフィン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループのうちのいずれか一方のフィン5のグループが袋詰め品1の取り出しのために取り出し位置19に停止(又は徐行)して待機する状態で、他方のフィン5のグループが予め設定された所定個数、例えば5個の袋詰め品1の受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機させることができる手段を備える構成としてもよい。この構成により、一方のフィン5のグループが袋詰め品1の取り出しのために取り出し位置19に待機する状態で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機することができ、その結果、箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
この発明の一実施の形態に係る箱詰め装置に設けられている整列コンベアの正面図である。 同実施の形態の図1に示す整列コンベアの平面図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置の平面図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置の正面図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置の側面図である。 同実施の形態の整列コンベアに設けられているフィンの取付け機構を示し、(a)は押し止め部材が抜け止め部と当接している状態及び取付け金具を示す拡大正面図、(b)は押し止め部材を上方にスライドさせた状態を示す拡大正面図、(c)は取付け金具の拡大平面図である。 (a)は同実施の形態のフィンの抜け止め部を挿通孔の幅広部内に挿入して押し込んだ状態を示す取り付け機構の正面図、(b)は図7(a)のA−A方向から見た取り付け機構の断面図、(c)は抜け止め部を挿通孔の狭隘部内にスライドさせた状態を示す取り付け機構の正面図、(d)は図7(c)のB−B方向から見た取り付け機構の断面図である。 (a)は同実施の形態のフィンの抜け止め部を狭隘部の縁部の下面に当接させて取り付けた状態を示す取り付け機構の正面図、(b)は図8(a)のC−C方向から見た取り付け機構の断面図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は袋詰め品を整列コンベア上に供給する状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(c)は押し出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は押し出しプレートが整列コンベアの手前で停止している状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが原点位置に戻った状態を示す斜視図、(c)は袋詰め品が保持プレートとサイドプレートによって挟み込まれた状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は外装箱が上昇しダンパー板が開いた状態を示す斜視図、(b)は保持プレートが開き押し込みプレートが下降した状態を示す斜視図、(c)は袋詰め品が外装箱内に押し込まれた状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示しダンパー板が閉じる方向に移動する状態を示す図である。 押し出しプレートが原点位置に戻るタイミングの他の例を示す斜視図である。 同実施の形態に係る箱詰め装置の電気回路を示すブロック図である。 同実施の形態に係る整列コンベアの動作手順を示すフローチャートである。 同実施の形態に係る押し出しプレートの動作手順を示すフローチャートである。 従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図である。 同従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は外装箱が袋詰め品を覆う状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が収納された外装箱を保持プレートから引き離す状態を示す斜視図である。 同従来の箱詰め装置に設けられている袋詰め品を押し出す装置の拡大側面図である。
符号の説明
1 袋詰め品
2 外装箱
5 フィン
6 ギャップ部
8a、8b、41 ステッピングモータ
11 押し出しプレート
19 取り出し位置
27 コントローラ
33 取付け金具
43 受入れ位置
44 取付け機構
45 挿通孔
46 抜け止め部
47 幅広部
48 狭隘部
53 ばね
54 係止部
55 水平方向直動機構
58 整列コンベア

Claims (1)

  1. 複数の仕切り手段が搬送方向に沿って配置され、上記各仕切り手段が物品の保持が可能な間隔を隔てて取付け機構を介して着脱自在に上記搬送手段に設けられている搬送装置において、上記取付け機構が、上記搬送手段及び上記仕切り手段のうちのいずれか一方に設けられ互いに連通する幅広部と狭隘部から成る挿通孔と、上記両者のうちの他方に伸延部を介して設けられ上記幅広部から挿通して上記狭隘部側に移動した状態で上記狭隘部の縁部に当接可能な抜け止め部と、上記狭隘部側に移動している抜け止め部を上記狭隘部の縁部に押し付けるばねと、上記狭隘部の縁部に押し付けられている上記抜け止め部を上記幅広部側に移動しないように係止する係止部と、を具備することを特徴とする搬送装置。
JP2007304165A 2007-11-26 2007-11-26 搬送装置 Expired - Lifetime JP4833185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304165A JP4833185B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304165A JP4833185B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 搬送装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17913298A Division JP2000006910A (ja) 1998-06-25 1998-06-25 搬送装置及び箱詰め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008074627A true JP2008074627A (ja) 2008-04-03
JP4833185B2 JP4833185B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39347072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007304165A Expired - Lifetime JP4833185B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4833185B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018516A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Yamato Scale Co Ltd 箱詰め装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6654886B2 (ja) * 2015-12-17 2020-02-26 株式会社三協システム 搬送装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573711U (ja) * 1980-06-05 1982-01-09
JPS5747984U (ja) * 1980-09-01 1982-03-17
JPH05278840A (ja) * 1992-02-05 1993-10-26 Fuji Mach Co Ltd 物品の集合搬送方法および装置
JPH08112130A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Izawa Sutoratsupu Seisakusho:Kk 携帯品のストラップ着脱具
JPH0947306A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Osaka Bijiyou Kogyo Kk ぎぼしを用いた止め具の連結構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573711U (ja) * 1980-06-05 1982-01-09
JPS5747984U (ja) * 1980-09-01 1982-03-17
JPH05278840A (ja) * 1992-02-05 1993-10-26 Fuji Mach Co Ltd 物品の集合搬送方法および装置
JPH08112130A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Izawa Sutoratsupu Seisakusho:Kk 携帯品のストラップ着脱具
JPH0947306A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Osaka Bijiyou Kogyo Kk ぎぼしを用いた止め具の連結構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018516A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Yamato Scale Co Ltd 箱詰め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4833185B2 (ja) 2011-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6260689B1 (en) Conveyor apparatus and boxing system using conveyor apparatus
US5881532A (en) Case packer
JP2529721Y2 (ja) 包装機械
JP3708185B2 (ja) 箱詰め方法及び箱詰め装置
US6382401B2 (en) Boxing system using conveyor apparatus
JP2000006910A (ja) 搬送装置及び箱詰め装置
JP5794182B2 (ja) 物品集積装置
JP4833185B2 (ja) 搬送装置
KR101125154B1 (ko) 단위지함 정렬 장치
JP4236736B2 (ja) 箱詰め方法及び箱詰め装置
JP3208782U (ja) 箱詰め装置
JP4091192B2 (ja) 箱詰め装置
JP4124530B2 (ja) 搬送装置
JP3628719B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JP2010089839A (ja) 箱詰め装置
JP7114416B2 (ja) 箱詰め装置
JP2010058848A (ja) 箱詰め装置
JP4180704B2 (ja) 箱詰め装置
JP2021116100A (ja) 箱詰め装置
JP2008133056A (ja) 箱詰め装置
JP7118552B2 (ja) 箱詰め装置
JP7305282B2 (ja) 押込み装置及びそれを備えた箱詰め装置
JP7114419B2 (ja) 箱詰めシステム
JP4709231B2 (ja) 箱詰め装置
JP4447102B2 (ja) 箱詰め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100408

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term