JP2897856B2 - パチンコ台盤面の玉はじき装置 - Google Patents
パチンコ台盤面の玉はじき装置Info
- Publication number
- JP2897856B2 JP2897856B2 JP29121892A JP29121892A JP2897856B2 JP 2897856 B2 JP2897856 B2 JP 2897856B2 JP 29121892 A JP29121892 A JP 29121892A JP 29121892 A JP29121892 A JP 29121892A JP 2897856 B2 JP2897856 B2 JP 2897856B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- ball
- pachinko
- sensor plate
- board
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- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盤面の釘に当たるパチ
ンコ玉を周囲方向に有効に反発させることができるパチ
ンコ台盤面の玉はじき装置に関する。
ンコ玉を周囲方向に有効に反発させることができるパチ
ンコ台盤面の玉はじき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台の盤面の釘は、ハンマ
ーで叩いて傾斜調節をすることができるが、盤面に固植
されている。
ーで叩いて傾斜調節をすることができるが、盤面に固植
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、盤面に打
ち出されるパチンコ玉が重力の慣性の法則にしたがった
放物線を描いて落下しながら釘に当たると、その当たる
位置と強さにしたがって慣性で玉を跳ね返すだけとなる
機能しか有していないため、遊技者としては変則的な玉
の動きを楽しむことができず、例えばその釘の上方や横
側方に役物の入賞口を下向きにして設けたりした場合に
は、釘によりその方向へ玉を跳ね返すことができないの
で面白味がなく、パチンコ台としても役物が制限されて
しまって単調な面白味のない台になってしまう、といっ
た不具合を呈している。
ち出されるパチンコ玉が重力の慣性の法則にしたがった
放物線を描いて落下しながら釘に当たると、その当たる
位置と強さにしたがって慣性で玉を跳ね返すだけとなる
機能しか有していないため、遊技者としては変則的な玉
の動きを楽しむことができず、例えばその釘の上方や横
側方に役物の入賞口を下向きにして設けたりした場合に
は、釘によりその方向へ玉を跳ね返すことができないの
で面白味がなく、パチンコ台としても役物が制限されて
しまって単調な面白味のない台になってしまう、といっ
た不具合を呈している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、パチンコ玉が変則的な動きを有効に行な
うことができるよう工夫したものであり、そのため、パ
チンコ玉が転動する盤面には截頭円錐状の頭部を有する
釘状体を上下動可能に架設するとともに、前記頭部の下
方側となる盤面上にはセンサー板を張設し、該センサー
板と前記頭部のテーパー周面との間にパチンコ玉が入り
こんで通電すると前記釘状体が下動しながらパチンコ玉
を押し出し反発可能にして構成したものであり、また、
盤面の下方に設けたソレノイド体に釘状体の下部を吸引
杆として嵌装したり、センサー板を円板にしたり、釘状
体をセンサー板の中心の孔にセンサー板に接触しないよ
う遊びをもたせて嵌挿して構成したものである。
具合を解決し、パチンコ玉が変則的な動きを有効に行な
うことができるよう工夫したものであり、そのため、パ
チンコ玉が転動する盤面には截頭円錐状の頭部を有する
釘状体を上下動可能に架設するとともに、前記頭部の下
方側となる盤面上にはセンサー板を張設し、該センサー
板と前記頭部のテーパー周面との間にパチンコ玉が入り
こんで通電すると前記釘状体が下動しながらパチンコ玉
を押し出し反発可能にして構成したものであり、また、
盤面の下方に設けたソレノイド体に釘状体の下部を吸引
杆として嵌装したり、センサー板を円板にしたり、釘状
体をセンサー板の中心の孔にセンサー板に接触しないよ
う遊びをもたせて嵌挿して構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、盤面に弾発されるパチンコ玉が釘
状体に当たり、釘状体の頭部とセンサー板4との間には
いると、通電状態となってソレノイド体が励磁して作動
するとともに釘状体が瞬間に下動することになり、そこ
で、釘状体頭部のテーパー周面により玉は押し出し反発
されることになって、玉が釘状体に当たる強さに関係な
く反発動作によって作り出された強さで慣性等の法則以
外の方向に跳ね返されることになり、遊技者はその変則
的な玉の動きを楽しむことができ、例えば上方に設けた
役物の下向き入賞口に向けて玉を反発させることもでき
る。
状体に当たり、釘状体の頭部とセンサー板4との間には
いると、通電状態となってソレノイド体が励磁して作動
するとともに釘状体が瞬間に下動することになり、そこ
で、釘状体頭部のテーパー周面により玉は押し出し反発
されることになって、玉が釘状体に当たる強さに関係な
く反発動作によって作り出された強さで慣性等の法則以
外の方向に跳ね返されることになり、遊技者はその変則
的な玉の動きを楽しむことができ、例えば上方に設けた
役物の下向き入賞口に向けて玉を反発させることもでき
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明実施例の要部を示し、パチンコ
玉1が転動するパチンコ台の盤面2には下向きとなった
り上向きとなる役物の入賞口7a,7bを配備して従来
形構造同様にパチンコ台を構成するが、前記入賞口7
a,7bの近傍となる盤面2上には中心部に孔6を有す
る円板状のセンサー板4を張設し、該センサー板4に接
触しないよう前記孔6に遊びをもたせて嵌挿するととも
に盤面2およびメタル8に嵌挿する釘状体3の上端部に
は、大径側が前記センサー板4よりやや小径となる截頭
円錐状の頭部3aを一体的に形成し、前記釘状体3の下
部は、盤面2の下方に固定したソレノイド体5に吸引杆
として嵌装し、前記釘状体3に挿着したピン9とソレノ
イド体5との間には釘状体3を上動させる圧縮ばね10
を介装し、センサー板4と頭部3aのテーパー周面との
間にパチンコ玉1が入りこむと通電してソレノイド体5
が励磁作動するようにして構成する。
玉1が転動するパチンコ台の盤面2には下向きとなった
り上向きとなる役物の入賞口7a,7bを配備して従来
形構造同様にパチンコ台を構成するが、前記入賞口7
a,7bの近傍となる盤面2上には中心部に孔6を有す
る円板状のセンサー板4を張設し、該センサー板4に接
触しないよう前記孔6に遊びをもたせて嵌挿するととも
に盤面2およびメタル8に嵌挿する釘状体3の上端部に
は、大径側が前記センサー板4よりやや小径となる截頭
円錐状の頭部3aを一体的に形成し、前記釘状体3の下
部は、盤面2の下方に固定したソレノイド体5に吸引杆
として嵌装し、前記釘状体3に挿着したピン9とソレノ
イド体5との間には釘状体3を上動させる圧縮ばね10
を介装し、センサー板4と頭部3aのテーパー周面との
間にパチンコ玉1が入りこむと通電してソレノイド体5
が励磁作動するようにして構成する。
【0007】したがって、何らかの経路で例えば矢印イ
で示すように盤面2上を転動するパチンコ玉1が、図1
に示すようにセンサー板4と釘状体3の頭部3aのテー
パー周面との間にはいりこむと、通電状態となってソレ
ノイド体5が励磁して作動するとともに釘状体3が瞬間
的に矢印ロで示すように下動することになり、そこで、
釘状体頭部3aのテーパー周面によりパチンコ玉1はθ
範囲の方向に押し出し反発されることになって、パチン
コ玉1が釘状体3に当たる強さに関係なく反発動作によ
って作り出された強さで慣性等の法則以外の方向に、例
えば矢印ハ方向やニ方向に跳ね返されることになり、そ
の近傍となる下向きの入賞口7aや上向きの入賞口7b
に向けパチンコ玉1は変則的に反発されることになる。
で示すように盤面2上を転動するパチンコ玉1が、図1
に示すようにセンサー板4と釘状体3の頭部3aのテー
パー周面との間にはいりこむと、通電状態となってソレ
ノイド体5が励磁して作動するとともに釘状体3が瞬間
的に矢印ロで示すように下動することになり、そこで、
釘状体頭部3aのテーパー周面によりパチンコ玉1はθ
範囲の方向に押し出し反発されることになって、パチン
コ玉1が釘状体3に当たる強さに関係なく反発動作によ
って作り出された強さで慣性等の法則以外の方向に、例
えば矢印ハ方向やニ方向に跳ね返されることになり、そ
の近傍となる下向きの入賞口7aや上向きの入賞口7b
に向けパチンコ玉1は変則的に反発されることになる。
【0008】
【発明の効果】このように本発明は、盤面2に弾発され
るパチンコ玉1が釘状体3に当たり、釘状体3の頭部3
aとセンサー板4との間にはいると、通電状態となって
ソレノイド体5が励磁して作動するとともに釘状体3が
瞬間に下動することになって、釘状体頭部3aのテーパ
ー周面によりパチンコ玉1を押し出し反発させながら、
パチンコ玉1が釘状体3に当たる強さに関係なく反発動
作により作り出された強さで慣性等の法則以外の方向に
有効に跳ね返されることになり、遊技者はその変則的な
パチンコ玉の動きをスリルを味わいながら楽しむことが
でき、また、上方に設けた役物の下向き入賞口などに向
けてパチンコ玉を反発させることもできることになって
パチンコ台も変化のある役物を有した面白い台にするこ
ともできることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
るパチンコ玉1が釘状体3に当たり、釘状体3の頭部3
aとセンサー板4との間にはいると、通電状態となって
ソレノイド体5が励磁して作動するとともに釘状体3が
瞬間に下動することになって、釘状体頭部3aのテーパ
ー周面によりパチンコ玉1を押し出し反発させながら、
パチンコ玉1が釘状体3に当たる強さに関係なく反発動
作により作り出された強さで慣性等の法則以外の方向に
有効に跳ね返されることになり、遊技者はその変則的な
パチンコ玉の動きをスリルを味わいながら楽しむことが
でき、また、上方に設けた役物の下向き入賞口などに向
けてパチンコ玉を反発させることもできることになって
パチンコ台も変化のある役物を有した面白い台にするこ
ともできることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
【図1】本発明の実施例の要部を示した平面図である。
【図2】盤面の一部を示した正面図である。
1 パチンコ玉 2 盤面 3 釘状体 3a 頭部 4 センサー板 5 ソレノイド体 6 孔
Claims (4)
- 【請求項1】 パチンコ玉1が転動する盤面2には截頭
円錐状の頭部3aを有する釘状体3を上下動可能に架設
するとともに、前記頭部3aの下方側となる盤面2上に
はセンサー板4を張設し、該センサー板4と前記頭部3
aのテーパー周面との間にパチンコ玉1が入りこんで通
電すると前記釘状体3が下動しながらパチンコ玉1を押
し出し反発可能にして構成したことを特徴とするパチン
コ台盤面の玉はじき装置。 - 【請求項2】 盤面2の下方に設けたソレノイド体5に
釘状体3の下部を吸引杆として嵌装してなる請求項1記
載のパチンコ台盤面の玉はじき装置。 - 【請求項3】 センサー板4を円板にしてなる請求項1
記載のパチンコ台盤面の玉はじき装置。 - 【請求項4】 釘状体3をセンサー板4の中心の孔6に
センサー板4に接触しないよう遊びをもたせて嵌挿して
なる請求項1記載のパチンコ台盤面の玉はじき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29121892A JP2897856B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パチンコ台盤面の玉はじき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29121892A JP2897856B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パチンコ台盤面の玉はじき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134092A JPH06134092A (ja) | 1994-05-17 |
JP2897856B2 true JP2897856B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17766002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29121892A Expired - Lifetime JP2897856B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | パチンコ台盤面の玉はじき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897856B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004337218A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Olympia:Kk | 遊技機 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29121892A patent/JP2897856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06134092A (ja) | 1994-05-17 |
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