JP2897561B2 - パッケージ搬送システム - Google Patents

パッケージ搬送システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は延伸仮撚機等で加工され
たパッケージを効率良く天井搬送車のキャリアに搬送で
きるパッケージ搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】延伸仮撚機を例にして従来のパッケージ
搬送システムを説明する。従来、延伸仮撚機におけるパ
ッケージ搬送システムとしては、一次ヒータと本体間を
走行する自動玉揚装置により本体のパッケージを順次玉
揚すると共に前記一次ヒータに沿って周回するロータリ
ペグに移載し、ついでロータリペグの端からパッケージ
を人間がペグ台車に移載し、ペグ台車に移載した状態で
貯溜し、ペグ台車から検査工程のトレイに順次挿立させ
るパッケージ搬送システムが知られている。このような
パッケージ搬送システムの詳細を以下に説明する。
【0003】まず、延伸仮撚機の全体構成を説明する。
図7において、クリールスタンド150内の給糸パッケ
ージ151から繰り出される糸152は、第1フィード
ローラ153と第2フィードローラ154によって延伸
可能な糸張力に保持される。これら二組のフィードロー
ラ153,154の間の下流側に、ニップツイスターの
如き仮撚装置155が設けられており、この仮撚装置1
55より上流の糸152は加撚状態となっている。ま
た、これら二組のフィードローラ153,154の間の
上流側に、熱固定用の一次ヒータ156が設けられ、加
撚状態の糸152を延伸温度まで加熱する。さらに、第
2フィードローラ154の下流に第3フィードローラ1
57が設けられ、これら二組のフィードローラ154,
157の間に、二次ヒータ158が設けられ、再熱処理
を行う。再熱処理後の糸152はテイクアップワインダ
ー159によりパッケージ160に仕上げられる。以上
の延伸仮撚機において、特に一次ヒータ156は背が高
いため、一次ヒータ156を仮撚装置155以降の本体
161と区分して対向配置し、その間に通路162を設
け、この通路162を自動玉揚装置163が走行する。
【0004】つぎに、以上の延伸仮撚機における従来の
パッケージ搬送システムを説明する。図7において、パ
ッケージ搬送装置として、一次ヒータ156の回りを周
回するロータリペグ164が設置されている。ロータリ
ペグ164には三本のペグ165が横向きに突出してい
る。そして、自動玉揚装置163は、本体161内のパ
ッケージ160をペグ165まで移載するものであり、
パッケージ160をボビン部で保持してテイクアップワ
インダー159から取り上げ、パッケージを90°方向
転換すると共にペグ165の対向位置まで移動させ、ペ
グ165に向かってパッケージ160を押し出す機能を
有している。そして、図8に示されるように、ロータリ
ペグ164の端にプッシャ装置169が設けられ、ロー
タリペグ164に保持された3個ずつのパッケージ16
0を順次移載できるようになっている。
【0005】図8のように、このロータリーペグ164
からのパッケージ移載手段としてペグ台車166に移載
するシステムがある。このペグ台車166は上下3本の
ペグ167を3列に突出させたものであり、ガイドレー
ル168に沿って制御された走行が可能である。すなわ
ち、端のペグ167がプッシャ装置169に対向する位
置まで走行したペグ台車166が停止し、プッシャ装置
169によって押し出されるパッケージ160の移載を
受ける。そして、ペグ台車166がピッチPだけ走行し
次の列のペグ167をプッシャ装置169に対向させ、
パッケージ160の移載を受ける。このようにして、ペ
グ台車166が一杯になるとそのまま走行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した延伸仮撚機に
よるパッケージ形成は24時間運転で行われる。このパ
ッケージはそのまま染色又は出荷されるものではなく、
検査工程を経て染色又は出荷される。ところが、検査工
程は通常8時間運転である。そのため、延伸仮撚機から
のパッケージを一時所定場所に貯溜しておく必要があ
る。そのため上述したペグ台車166をそのまま並べて
貯溜することになるが、ロータリペグ164から直接ペ
グ台車166に移載するパッケージ搬送システムである
ため、一台のペグ台車166に貯溜できるパッケージの
数が制限され、多数のペグ台車166が必要となる。何
故ならば、ペグ台車166のペグ167を千鳥配列にで
きない等の制約があるからである。そこで、天井搬送車
から垂下され横向きペグ軸を複数列有するキャリアにロ
ータリペグ164からパッケージを移載し、このキャリ
アからペグ台車にパッケージを移載するシステムが考え
られる。しかし、複数列のペグ軸を有するキャリアの一
列にパッケージを移載する度にキャリアを上昇させて天
井搬送車が走行し、再びキャリアを下げ他の列のペグ軸
にパッケージを移載することになり、パッケージ移載に
時間がかかるという問題点がある。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、天井搬送車を停止させたまま複数列のペグ軸を
有するキャリアにパッケージを効率良く移載できるパッ
ケージ搬送システムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるパッケージ搬送システムは、パッケ
ージを保持するロータリペグに対向する位置に、天井搬
送車から垂下され複数列の横向きペグが突設されたキャ
リアだけを天井搬送車を停止させたままで横移動可能と
するキャリア移動装置を設置したシステムである。
【0009】
【作用】キャリア移動装置が天井搬送車から垂下された
状態のキャリアを横移動させ、複数列のペグ軸を順次ロ
ータリペグの押し出しラインに一致させ、天井搬送車が
停止したまま複数列にパッケージを順次移載する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のパッケージ搬送システムの機器
配置図である。
【0011】図1において、1は延伸仮撚機であり、所
定数が列設され、本体161の左右にロータリペグ16
4やクリールスタンド150が配設されている。また、
163は自動玉揚装置、170はクリールスタンド15
0に対する自動給糸装置である。
【0012】延伸仮撚機1で加工されたパッケージはロ
ータリペグ164に移載され保持され、先端部に設けら
れた図示されないプッシャ装置で順次押出可能となって
いる。押し出されたパッケージを次に述べるキャリアに
移載するためのキャリア移動装置2がロータリペグ16
4の先端部に設置されている。また、このロータリペグ
164やキャリア移動装置2と離れた場所に台車へのパ
ッケージ移載装置3が設置されている。そして、キャリ
ア移動装置2と台車へのパッケージ移載装置3の上にレ
ール4が架設され、このレール4で天井搬送車5が走行
自在である。この天井搬送車5から横向きペグが突設さ
れたキャリア6が昇降自在に垂下され、このキャリア6
を介してキャリア移動装置2から台車へのパッケージ移
載装置3までパッケージが搬送される。そして、台車へ
のパッケージ移載装置3でキャリア6からのパッケージ
がペグ台車7に移載される。なお、8は給糸移載装置で
あり、レール9で走行自在な天井搬送車から給糸の供給
を受けて自動給糸装置170へと移載するものである。
【0013】図2によりキャリア移動装置2とキャリア
6の詳細を説明する。同図(a)は側面図、同図(b)
は正面図である。同図(b)のように、キャリアは天板
11の下に梯子状の枠組12を取り付け、枠組12の横
枠13から横向きペグ14を突設した構造である。横向
きペグ14は、配列ピッチがP1の中央列aの3本と、
中央列aより距離Lだけ離れ(P1/2)だけ上がった
右列bの3本と、中央列aより距離Lだけ離れ(P1/
2)だけ上がった左列cの3本との合計9本である。こ
の横向きペグ14の上下の配列ピッチP1はロータリペ
グ164のペグ165の配列ピッチP1と一致してい
る。また同図(a)のように、枠組の背面にブラケット
15を介して案内子16が取り付けられている。キャリ
ア6は天井搬送車5の図示されないベルトで垂下され、
ベルトの繰り出しでキャリア6は所定の高さに昇降して
停止できる。ベルトで垂下された状態のままでは横揺れ
するので、上述した案内子16がキャリア移動装置2の
案内棒27に嵌まって昇降自在に保持される。
【0014】同図(a)において、キャリア移動装置2
は、ロータリペグ164の端にキャリア6が垂下される
空間を隔てて対向配置され、L字型の基台20にスライ
ドガイド21を介してスライド板22を取り付けたもの
である。スライド板22の裏面にはラックギア23が固
設され、基台20側にはピニオン24が設けられ、モー
タ25でピニオン24を駆動するとスライド板22は同
図(b)のように左右に距離Lだけ横移動できる。スラ
イド板22の正面には細長い板26を介して案内棒27
が取り付けられている。すなわち、キャリア6の案内子
16が案内棒27に嵌まった状態でスライド板22が左
右に横移動し、ロータリペグ164の押し出しラインd
とキャリア6の横向きペグ14の列a,b,cのいずれ
かとを一致させることができる。
【0015】つぎに、図3によりロータリペグからキャ
リアへのパッケージ移載を説明する。同図(a)におい
て、天井搬送車5がキャリア移動装置2の真上で停止す
る。この時、キャリア移動装置2のスライド板22は図
示のように中央に位置している。天井搬送車5のベルト
10が繰り出されてキャリア6が下がると、案内子16
が案内棒27に嵌まり昇降自在に保持される。そして、
キャリア6の中央列aがロータリペグの押し出しライン
dと一致し、ロータリペグのペグとキャリアの横向きペ
グが対向する図示の位置までキャリア6が下がって停止
する。この状態でロータリペグのプッシャ装置でパッケ
ージが中央列aに移載される。
【0016】同図(b)において、スライド板22が左
方に距離Lだけ横移動すると同時に、ベルト10が繰り
出されキャリア6が高さP1/2相当だけ下がる。する
と、キャリア6の右列bがロータリペグの押し出しライ
ンdと一致し、ロータリペグのプッシャ装置でパッケー
ジが右列bに移載される。同図(c)において、スライ
ド板22が右方に距離2Lだけ横移動すると、キャリア
6の左列cがロータリペグの押し出しラインdと一致
し、ロータリペグのプッシャ装置でパッケージが左列c
に移載される。そして同図(d)のように、スライド板
22が左方に距離Lだけ横移動して中央に復帰すると同
時に、ベルト10が巻き上げられてキャリア6が高さH
だけ上昇し、案内棒27と案内子16が外れ、キャリア
6と天井搬送車5が一体となって天井搬送車5の走行に
よって搬送される。
【0017】キャリア移動装置2のスライド台22の横
移動によって、同図(a)〜(d)の間、天井搬送車5
は所定位置に停止したままである。従来の天井搬送車の
搬送システムでは、同図(a)の状態からベルト10を
繰り上げてキャリア6を上昇させ、天井搬送車5を左方
に距離Lだけ走行させ、ベルト10を繰り出してキャリ
ア6を下げて右列bにパッケージの移載を受けるという
動作を行う。この場合、案内棒は中央列用と右列用と左
列用の3組が固定的に立設されている。このような従来
の搬送システムでは、キャリア6の2回の昇降と天井搬
送車5の2回の走行が必要となり、パッケージの移載時
間が長くなる。これに対して、このキャリア移動装置2
を用いる搬送システムでは、スライド台22の横移動と
キャリア6の僅かな昇降で済むので、パッケージの移載
時間を大幅に短縮できる。
【0018】つぎに、台車へのパッケージ移載装置3の
構造を図4及び図5により説明する。図4(a)は上面
図、図4(b)は正面図、図5は図4(b)のX−X線
断面図である。図4(a)において、台車へのパッケー
ジ移載装置3は、プッシャ装置30にキャリア6が入る
距離隔てて旋回搬送台31を対向配置し、旋回搬送台3
1の左右に3台ずつ合計6台の搬送台32を列設したも
のである。
【0019】搬送台32には入口と出口に2連スプロケ
ット35が設けられ、2列のチェーン36がスプロケッ
ト35間に巻き掛けられている。出口の2連スプロケッ
ト35に駆動装置37が連結され、チェーン36は約半
周毎で間欠駆動される。旋回搬送台31は搬送台32と
同様に2連スプロケット35とチェーン36と駆動装置
37を有し、更に中央軸38の回りで旋回可能なターン
テーブル39を有している。中央軸38に大スプロケッ
ト40が嵌入され、駆動装置41に連結された小スプロ
ケット42とチェーン43によりターンテーブル39は
180°の正逆の旋回が可能である。図4(b)に示さ
れるように、ターンテーブル39はベース44の上に取
り付けられた特殊コロ45の上に載った構造となってい
る。
【0020】図5に明瞭に示されるように、ペグ台車7
は上述した旋回搬送台31のチェーン36の上に載り、
更にターンテーブル39の旋回によりペグ台車7は18
0°反転する。ペグ台車7は車輪50付の台板51の上
に縦枠52と横枠53とからなる枠組を設け、横枠53
から両面にペグ54を横向きに突設したものである。図
4(b)の如く、片面には上下ピッチP2の3本が千鳥
状に距離L隔てて9列突設されている。したがって、片
面で合計3×9=27本、両面で54本のペグ54が突
設されている。
【0021】図4(b)で旋回搬送台31に載ったペグ
台車7に対向するプッシャ装置30の構造を説明する。
ペグ台車7のペグに相当する位置にプッシャ60先端の
押し具61が配設されている。この押し具61も上下ピ
ッチP2の3個が千鳥状に距離L隔てて9列配設され、
個々の押し具61がプッシャ60で単独に進退する。ま
た、3列の押し具61を挟むように案内棒62が4本立
設されている。図4(a)のキャリア6は案内棒62の
いずれか2本によって昇降自在に保持され、図4(b)
のペグ台車7の3列毎のペグ54に対応する。
【0022】図5でパッケージ移載を説明する。キャリ
ア6の最も下のペグ14に挿入されたパッケージがペグ
台車7の最も下のペグ54に移載する場合を説明する。
キャリア6の案内子16が案内棒62に嵌まり、更に下
降してペグ14,54同士が対向する位置でキャリア6
が停止する。そして、プッシャ60で押し具61が前進
し、ペグ14に挿入されたパッケージのボビン部に当た
りペグ54に向かってパッケージを押し出す。ところ
で、キャリア6のペグ14の上下配列ピッチはP1であ
り、図2のロータリペグ164のペグ165の上下配列
ピッチP1と一致している。しかし、ペグ台車7のペグ
54は出来るだけ密にパッケージを貯溜できるように、
P1より小さい上下配列ピッチP2となっている。した
がって、上下3個のパッケージを一斉に移載することが
できず、P1−P2相当だけキャリア6が下がってか
ら、パッケージの移載が行われる。
【0023】さらに図6により、パッケージの移載手順
を説明する。まず旋回搬送台31にペグ台車7が載った
状態にする。そして、左側2本の案内棒62にキャリア
6の案内子16が嵌まり昇降自在に保持される。ペグ台
車の丸符号1のペグとキャリア6の丸符号1のパッケー
ジが対向するまでキャリア6が下がり、丸符号1のパッ
ケージが移載される。P1−P2相当だけキャリア6が
下がり、丸符号2のパッケージが丸符号2のペグに移載
される。同様に丸符号3のパッケージが丸符号3のペグ
に移載される。つぎに丸符号4のパッケージが丸符号4
のペグに対向するようにキリャア6が上がり、丸符号4
のパッケージが移載される。P1−P2相当ずつキャリ
ア6が下がり、丸符号5,6のパッケージが移載され
る。つぎに丸符号7のパッケージが丸符号7のペグに対
向するようにキリャア6が下がり、丸符号7のパッケー
ジが移載される。P1−P2相当ずつキャリア6が下が
り、丸符号8,9のパッケージが移載され、キャリア6
が空となる。
【0024】つぎにパッケージを満載したキャリア6が
中央の2本の案内棒62に嵌まり昇降自在に保持され
る。そして、上述したのと同様の手順で丸符号10から
丸符号18のパッケージが丸符号10から丸符号18の
ペグに移載され、キャリア6が空になる。更にパッケー
ジを満載したキャリア6が右側の2本の案内棒62に嵌
まり昇降自在に保持される。そして、同様の手順で丸符
号22から丸符号27のパッケージが丸符号22から丸
符号27のペグに移載され、ペグ台車7の片面が満載状
態となる。すると、旋回搬送台31が矢印70のように
180°旋回し、他の片面に対しても上述した手順と同
様にパッケージが満載され、両面で合計54個のパッケ
ージが貯溜される。そして、旋回搬送台31が矢印71
のように逆方向に180°旋回して元の状態に戻った
後、チェーン36が約半周だけ走行し、満載状態のペグ
台車7が右側の搬送台32の上に順送りで搬送される。
同時に左側の搬送台32から空のペグ台車7が旋回搬送
台31の上へと順送りされる。以上の手順の繰り返しで
ペグ台車7にパッケージが順次貯溜される。
【0025】図1に戻り、ペグ台車7には54個のパッ
ケージが貯溜でき、延伸仮撚機1は通常216個のパッ
ケージを一度に加工するので、4台のペグ台車7で延伸
仮撚機1の一台分のパッケージを貯溜できる。すなわ
ち、ペグ台車7の数を所定数にすると、夜間運転で加工
されるパッケージを効率良く貯溜できる。パッケージが
満載されたペグ台車7は自動又は手動で検査・梱包工程
に運ばれ、ペグ台車7のパッケージが順次トレイに挿立
され、検査工程へと運ばれる。ところで、キャリア移動
装置2によってロータリペグ164からキャリア6への
パッケージ移載は短時間に行われる。また、台車へのパ
ッケージ移載装置3の旋回搬送台31の反転構造によっ
て両面にパッケージを貯溜できるペグ台車7へと効率良
くパッケージを移載できる。従って、このパッケージ搬
送システムは搬送効率に優れたものとなり、天井搬送車
5の設置台数を最小限にして多数の延伸仮撚機に対応で
きる搬送システムとなる。
【0026】なお、上述したパッケージ搬送システムは
延伸仮撚機に限らずパッケージが順次玉揚される他の合
繊加工機械にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明におけるパッケージ搬送システム
は、パッケージを保持したロータリペグに対向する位置
に、天井搬送車から垂下され複数列の横向きペグが突設
されたキャリアだけを天井搬送車を停止させたままで横
移動可能とするキャリア移動装置を設置したシステムで
あり、キャリア移動装置が天井搬送車から垂下された状
態のキャリアを横移動させ、複数列のペグ軸を順次ロー
タリペグの押し出しラインに一致させ、天井搬送車が停
止したまま複数列にパッケージを順次移載するので、効
率良く短時間にパッケージを移載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッケージ搬送システムの機器配置図
である。
【図2】キャリア移動装置を示す図である。
【図3】キャリア移動装置の作動図である。
【図4】台車へのパッケージ移載装置を示す図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】台車ヘのパッケージ移載装置の作動図である。
【図7】延伸仮撚機の機器配置図である。
【図8】従来のパッケージ搬送システムを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 キャリア移動装置 5 天井搬送車 6 キャリア 14 横向きペグ 22 スライド板 164 ロータリペグ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージを保持したロータリペグに対
    向する位置に、天井搬送車から垂下され複数列の横向き
    ペグが突設されたキャリアだけを天井搬送車を停止させ
    たままで横移動可能とするキャリア移動装置を設置した
    パッケージ搬送システム。
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