JP2896649B2 - 寝具台装置 - Google Patents

寝具台装置

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JP2896649B2
JP2896649B2 JP8000173A JP17396A JP2896649B2 JP 2896649 B2 JP2896649 B2 JP 2896649B2 JP 8000173 A JP8000173 A JP 8000173A JP 17396 A JP17396 A JP 17396A JP 2896649 B2 JP2896649 B2 JP 2896649B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、就寝時に布団等の寝具
の下に敷設しておき、寝具を片づけるときは寝具と共に
寝具を載置したまま吊り上げて収納し、且つ吊り下ろし
て敷設する寝具台装置に関するものである。
【従来の技術】一般に、古くから広く使用されている寝
具布団は、使用しないときは押入れ等に畳んで収納して
おき、就寝前にその押入れ等から取り出して広げて使用
し、起床すると再び畳んで押入れ等に収納する使用方法
が一般的である。
【発明が解決しようとする課題】上記従来の寝具布団の
使用方法によると、毎日毎日就寝前に押入れ等から取り
出して敷いたり、起床後に折り畳み収納する作業が必要
になるので、手数がかかって、特に年配者等には煩わし
いと共に、その布団の上げ・敷き作業のとき室内に埃が
立つので、不衛生にして室内不潔感を生ずる不具合があ
る。特に、多数のものが起居する合宿所や旅館等では、
その布団の上げ・敷き作業の労力が極めて多大になる。
本発明は、以上の従来の寝具布団の敷設収納作業の不具
合点を解消する寝具台の吊上器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に係る請求項1記載の寝具台装置は、寝具
Bを載置する寝具台Aを吊上器Hにより上げ下ろしする寝
具台装置において、寝具台Aは、敷き布団と平面形状が
略同形状で一定厚みを有する可撓体17と該可撓体17内の
周辺部に配置する補強体18とからなり、該補強体18にベ
ルト4の一端を設け、該ベルト4に吊上シャフト13を付設
し、該吊上シャフト13に前記吊上器Hに設けた吊上げ長
尺体12下端を掛止する掛止部を形成すると共に、上記吊
上シャフト13は複数部分に分割形成して任意の部分を連
結してその長さを変更可能に構成することを特徴とす
る。本発明に係る請求項2記載の寝具台装置は、寝具B
を載置する寝具台Aを吊上器Hにより上げ下ろしする寝具
台装置において、寝具台Aは、敷き布団と平面形状が略
同形状で一定厚みを有する可撓体17と、該可撓体17内の
周辺部に配置する補強体18とからなり、前記寝具台A
は、その2台を直線状且つ対称的に配置すると共に、該
補強体18に上記ベルト4の一端を設け、該ベルト4の中間
部を各寝具台A,Aに設けた係止部に摺動自在に係合さ
せ、相対するベルト4,4を寝具台Aを上げ下ろしすると
きは1本のベルトとして連続させてベルトを連続した長
尺物とすることを特徴とする。本発明に係る請求項3記
載の寝具台装置は、上記いづれかの手段に加えて、敷き
布団14に枕19を固定可能に配置すると共に、該枕19内に
収納部を形成することを特徴とする。
【発明の実施の態様】以下、図面を参照して実施例を説
明する。先ず、本件で使用する寝具台Aとは、図4に示
すように、布団などの寝具Bを畳上或いはベット上に敷
設或いは上げ下ろしする場合に、寝具Bを載置させて寝
具Bと常に一体に取り扱うものである。 (寝具台Aの基本形) 本発明の前提となる寝具台Aの基本形状は、図4に示す
ように、敷き布団14(図2参照)と略同形状或いはや
や大きめの大きさで、方形状に形成された枠体1と、枠
体1にその周囲が支持されるズック、ネット、多孔合成
樹脂膜体等を素材として設けられる布体2と、枠体1に
係止されて布体2上に敷かれる寝具Bを縦方向に保持す
る左右のベルト4、4とからなり、簡単な構成で寝具B
と寝具台Aが一体のまま、寝具Bの上げ下ろしを行う様
に構成されたものである。上記枠体1は筒体で構成さ
れ、寝具台A全体を軽量とし、且つ寝具台Aの曲がりを
防ぐように構成される。枠体1は、塩化ビニール樹脂等
の合成樹脂を素材として構成され、素材に弾力性があ
り、寝具Bと馴染みやすく安価・軽量とする。布体2の
辺部は、少なくとも枠体1の一部を被覆するように構成
され、枠体1が就寝者に関知されることが少ないように
構成する。そのため、布体2の辺部には筒状部を形成
し、この筒状部に枠体1を挿通させることにより布体2
の支持を確実なものとしている。そして、枠体1の角部
のみを布体2で被覆しないように構成し、枠体の分解・
組立及び他の部材の取付等に支障を来さないようにして
いる。又、枠体1上で縦方向に設けたベルト4、4の係
止部に近接させて、枠体1に対して回転自在のローラ1
6を設け、寝具台Aの縁部が畳等の床上を摺動し易いよ
うにしている。 (係止部3) 更に、図5に示されるように、枠体1の横枠1aの一部
に一定距離離して係止部3を付設し、寝具台Aへのベル
ト4、4の係止・摺動を軽快にしている。ベルト4、4
は寝具台Aから着脱自在にすることにより、就寝時には
寝具台Aから取り外すことができる。 (本発明の寝具台Aの形状) 本実施例では、図7に記載するように、寝具台Aを敷き
布団と略同形状で一定厚みを有する可撓体17で構成す
ると共に、該可撓体17内の周辺部には小径のパイプ状
の補強体18を配置し、該補強体18の一部に上記ベル
ト4、4の係止部3を可撓体17から突出させて設け
る。 (吊上器H) 次に、図6を参照しながら吊上器Hについて説明する。
吊上器Hは、床面に位置するスタンド5の上に立設され
た支持体6、6および支持体6の上端に連結された支持
横管が一体的に設けられて形成されている。上記支持横
管の中央部には回転自在に遊転ドラム8が軸架されてい
る。遊転ドラム8は一定の幅、例えば10cm程度のド
ラム状として形成されている。一方、支持体6、6の中
間部には保持連結体9、9が相対して配置され、両保持
連結体9、9間にはドラム状の巻取ドラム10が回転自
在に軸止されている。該巻取ドラム10の両端部にはハ
ンドルが設けられ、巻取ドラム10を回転させることが
できるようになっている。巻取ドラム10には吊上げ長
尺体を構成する吊上ベルト12の一端が取り付けられて
おり、吊上ベルト12は遊転ドラム8の表面を巻回され
て他端の吊上ベルト端部12aは垂下されている。従っ
て、作業者がハンドルを回転させれば吊上ベルト12は
巻取ドラム10に巻取られ、吊上ベルト端部12aを上
動させることで吊上シャフト13を上方に持ち上げるこ
とになる。逆にハンドルを反対方向に回転させると吊上
シャフト13は下動することになる。また巻取ドラム1
0には一方向クラッチ(図外)を設けることによって巻
取ドラム10の逆回転を防止すると共に、吊上シャフト
13を任意の位置で固定することができるようにすると
よい。 (吊上器Hの使用) 次に、吊上器Hの使用方法について説明する。図5に示
すように、寝具Aのベルト4、4に吊上シャフト13を
係止させ、単にハンドルを回転させるだけで寝具Bは掛
け布団15及び枕19と共に、図1〜3に示されるよう
に寝具台Aとともに吊り上げられる。寝具Bが略垂直状
態になって巻取ドラム10の回転を停止させる。そして
必要に応じて吊上器Hを収納庫等の他所に移動させる。
上記実施例では1つの寝具台Aの吊り上げの基本操作に
ついて述べたが、吊上シャフト13に幾つかの並列的に
配置されている寝具B・・を吊上シャフト13に同時的
に掛け止めすることにより、一挙に複数の布団を引き上
げすることができる。また、吊上ベルト12を2連とす
ることにより左右に敷設されている寝具を同時的かつ対
称的に引き上げることができる。本実施例は、更に上記
吊上シャフト13には、吊上器Hに設けられている吊上
げ長尺体を構成する吊上ベルト12下端に掛止する掛止
部を形成すると共に、長尺体の長さを変更可能に構成す
るために継ぎパイプ13a、13aを設け、寝具B・・
の数に応じて吊上シャフト13の長さを変更可能に構成
し、一度に複数の寝具B・・を上げ下しするようにして
いる。 (寝具台A、Aが並列配置されている場合) 図1に示されるように、1対の寝具台A、Aが並列状に
配置されている場合には、継ぎパイプ13a、13aを
つなぎ、寝具台Aの数に対応させる。図1に示した吊り
上げ手段によれば、並列する一対の寝具台A、Aを一本
の吊上シャフト13により同時的に吊り上げることが可
能である。このようにして吊り上げられた状態は、図3
(A)に示されている。 (寝具台A、Aが直線配置されている場合) また、図2に示されるように、1対の寝具台A、Aが直
線状に配置されている場合には、各寝具台A、Aに設け
られている相対するベルト4、4を各寝具台A、Aに設
けられている図5に示す係止部3、3に摺動自在に係合
させると共に、それぞれ1本の連続した長尺物で形成さ
せる。又、ベルト4、4をその略中央部で2分割すると
共に、寝具台A、Aを上げ下ろしするときに、ベルト
4、4を連続した長尺物とするように構成すると、就寝
時にはベルトの存在を就寝者に関知させないようにする
ことができる。また、図2に示されるように寝具台A、
Aが直線状態で敷設され、これを吊り上げる場合には、
それぞれの相対するベルト4、4を連続させこの中間部
を吊上シャフト13により吊上器Hの吊上ベルト12を
上動させることによって、図3(B)に示されるように
吊り下げ可能である。本実施例は上記構成により、吊上
ベルト12を介して寝具台Aを図3に示されるように吊
上げることにより寝具Bを寝具台Aとともに収納し、巻
取ドラム10を逆回転させて寝具台Aを吊り降ろすこと
により、寝具Bを寝具台Aとともに敷設することがで
き、寝具Bの上げ下ろしを極めて省力的に行うことがで
きる。更に、敷き布団14上に、枕を固定可能に配置す
ると共に該枕内に収納部を形成することにより、枕を敷
き布団と一体物とすることによって枕を貴重品の収納部
として使うことができ、しかも、寝具を吊り上げ状態と
して寝具自体が収納されることから、例え貴重品を枕内
に忘れても安全である。
【発明の効果】本発明は、上記構成により下記の効果を
奏する。 1.請求項1に記載の発明によれば、枠体を構成する補
強体が就寝者に関知されないから就寝者にとって抵抗な
く利用させることができ、且つ構成が単純化して製作コ
ストを抑えることができる。また、寝具の数に応じて吊
上シャフトの長さを変更可能に構成し、一度に複数の寝
具を上げ下しするようにしたことにより、作業能率が大
幅に向上する。 2.請求項2に記載の発明によれば、枠体を構成する補
強体が就寝者に関知されないから就寝者にとって抵抗な
く利用させることができ、且つ構成が単純化して製作コ
ストを抑えることができる。また、ベルトをその略中央
部で2分割すると共に、寝具台を上げ下ろしするときは
連続した長尺物とするように構成し、寝具の敷設が並列
状或いは直線状の何れの場合でも対応させることができ
る。 3.請求項3に記載の発明によれば、上記いずれかの効
果に加えて、枕を敷き布団と一体物とすることによって
枕を貴重品の収納袋として使うことができ、しかも、寝
具を吊り上げ状態として寝具自体が収納されることか
ら、例え貴重品を枕内に忘れても安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る寝具台装置の吊上状態を
示した模式図。
【図2】同寝具台の敷設状態を示す平面図。
【図3】図3(A)は、寝具が1台の場合の吊上側面
図、図3(B)は、図2に示された場合の吊上側面図。
【図4】本発明の寝具台の基本形状を示す一部切欠き平
面図。
【図5】同基本形状寝具台のベルト係止部の正面図。
【図6】同実施例の吊上器の側面図。
【図7】同実施例における寝具台の断面図。
【符号の説明】
A・・・寝具台 B・・・寝具 H・・・吊上器 1・・・枠体 1a・・・横枠 2・・・布体 3・・・係止部 4・・・ベルト 5・・・スタンド 6・・・支持体 8・・・遊転ドラム 9・・・保持連結体 10・・巻取ドラム 12・・吊上ベルト(吊上げ長尺体) 12a・・吊上ベルト端部(吊上げ長尺体端部) 13・・吊上シャフト 13a・・継ぎパイプ 14・・敷き布団 15・・掛け布団 16・・ローラ 17・・・可撓体 18・・・補強体 19・・・枕

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寝具Bを載置する寝具台Aを吊上器Hによ
    り上げ下ろしする寝具台装置において、下記の構成要件
    A〜Cを具備することを特徴とする寝具台装置。 A.寝具台Aは、敷き布団と平面形状が略同形状で一定
    厚みを有する可撓体17と、該可撓体17内の周辺部に配置
    する補強体18とからなる。 B.該補強体18にベルト4の一端を設け、該ベルト4に吊
    上シャフト13を付設する。更に、上記吊上シャフト13
    に、吊上器Hに設けた吊上げ長尺体12下端を掛止する掛
    止部を形成する。 C.上記吊上シャフト13は複数部分に分割形成すると共
    に、任意の部分を連結してその長さを変更可能に構成す
    る。
  2. 【請求項2】 寝具Bを載置する寝具台Aを吊上器Hによ
    り上げ下ろしする寝具台装置において、下記の構成要件
    A,D,Eを具備することを特徴とする寝具台装置。 A.寝具台Aは、敷き布団と平面形状が略同形状で一定
    厚みを有する可撓体17と、該可撓体17内の周辺部に配置
    する補強体18とからなる。 D.前記寝具台Aは、その2台を直線状且つ対称的に配
    置すると共に、該補強体18に上記ベルト4の一端を設
    け、該ベルト4の中間部を各寝具台A,Aに設けた係止部
    に摺動自在に係合させる。 E.相対するベルト4,4を寝具台Aを上げ下ろしすると
    きは1本のベルトとして連続させ、ベルトを連続した長
    尺物とする。
  3. 【請求項3】 敷き布団14に枕19を固定可能に配置する
    と共に、該枕19内に収納部を形成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の寝具台装置。
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