JP2584724B2 - 寝具布団類の敷設収納装置 - Google Patents
寝具布団類の敷設収納装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、就寝時に布団を敷き、
起床時に布団を吊り上げて収納するのに用いる寝具布団
類の敷設収納装置に関するものである。
起床時に布団を吊り上げて収納するのに用いる寝具布団
類の敷設収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、古くから広く使用されている寝
具布団は、使用しないときは押入れ等にたたんで収納し
ておき、就寝前に、その押入れ等から取り出して敷いて
使用し、起床すると、再びたたんで押入れ等に収納する
使用方法が一般的である。
具布団は、使用しないときは押入れ等にたたんで収納し
ておき、就寝前に、その押入れ等から取り出して敷いて
使用し、起床すると、再びたたんで押入れ等に収納する
使用方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の寝具布団
の使用方法によると、毎日就寝前に押入れ等から取り出
して敷いたり、起床後に折りたたみ収納する作業が必要
になるので、手数がかかって煩わしいと共に、その布団
の上げ・敷き作業のとき室内に埃が立つので、不衛生に
して室内不潔感を生ずる不具合がある。特に、多数のも
のが起居する合宿所や旅館等では、その布団の上げ・敷
き作業の労力が極めて多大になる。本発明は、以上の従
来の寝具布団の敷設収納作業の不具合点を解消する寝具
布団類の敷設収納装置を提供するものである。
の使用方法によると、毎日就寝前に押入れ等から取り出
して敷いたり、起床後に折りたたみ収納する作業が必要
になるので、手数がかかって煩わしいと共に、その布団
の上げ・敷き作業のとき室内に埃が立つので、不衛生に
して室内不潔感を生ずる不具合がある。特に、多数のも
のが起居する合宿所や旅館等では、その布団の上げ・敷
き作業の労力が極めて多大になる。本発明は、以上の従
来の寝具布団の敷設収納作業の不具合点を解消する寝具
布団類の敷設収納装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の寝具布団類の敷設収納装置は、「床面に対し
て垂直状に吊り上げ可能の構造を有する寝具台と、前記
寝具台の吊り上げ機構を有する移動自在の門形フレーム
からなる吊り下げ収納部からなり、さらに、前記寝具台
は、上面に敷設した寝具布団類を押え込み保持して前記
吊り下げ姿勢になす着脱自在の布団類押え手段が設けら
れ、前記門形フレームに、布団類を敷設した状態の前記
寝具台を、吊り下げ収納する構造を特徴とする寝具布団
類の敷設収納装置」になっている。
る本発明の寝具布団類の敷設収納装置は、「床面に対し
て垂直状に吊り上げ可能の構造を有する寝具台と、前記
寝具台の吊り上げ機構を有する移動自在の門形フレーム
からなる吊り下げ収納部からなり、さらに、前記寝具台
は、上面に敷設した寝具布団類を押え込み保持して前記
吊り下げ姿勢になす着脱自在の布団類押え手段が設けら
れ、前記門形フレームに、布団類を敷設した状態の前記
寝具台を、吊り下げ収納する構造を特徴とする寝具布団
類の敷設収納装置」になっている。
【0005】即ち、本発明の敷設収納装置は、起床後
に、使用状態の寝具布団類を寝具台に押え込みセットし
て、そのまま縦姿勢になして吊り下げ収納部に収納し、
その門形フレームを部屋の隅部・壁側または布団部屋等
に移動して格納する。そして、就寝前に、その寝具台を
吊り下げ収納している門形フレームを、所定の就寝位置
に移動して寝具台を降し、その寝具台上に押え込みセッ
トされている寝具類の押え手段を外して、そのまま就寝
できるようになっており、その門形フレームには、単数
または複数の寝具台が吊り下げ収納される。
に、使用状態の寝具布団類を寝具台に押え込みセットし
て、そのまま縦姿勢になして吊り下げ収納部に収納し、
その門形フレームを部屋の隅部・壁側または布団部屋等
に移動して格納する。そして、就寝前に、その寝具台を
吊り下げ収納している門形フレームを、所定の就寝位置
に移動して寝具台を降し、その寝具台上に押え込みセッ
トされている寝具類の押え手段を外して、そのまま就寝
できるようになっており、その門形フレームには、単数
または複数の寝具台が吊り下げ収納される。
【0006】そして、その寝具台は、布団類を使用可能
に敷設し、かつ、縦姿勢に吊り下げ可能の形状を有する
軽量・コンパクトな台が好ましく、例えば、単なる板状
のもの、管材・棒材を用いて格子状になしたもの、或
は、箱形状等のものが使用されると共に、その布団押え
手段は、寝具台の上面に敷設された使用状態の布団類を
寝具台に押え込む押えバンド・押え網体、または、布団
クリップ等が用いられる。
に敷設し、かつ、縦姿勢に吊り下げ可能の形状を有する
軽量・コンパクトな台が好ましく、例えば、単なる板状
のもの、管材・棒材を用いて格子状になしたもの、或
は、箱形状等のものが使用されると共に、その布団押え
手段は、寝具台の上面に敷設された使用状態の布団類を
寝具台に押え込む押えバンド・押え網体、または、布団
クリップ等が用いられる。
【0007】また、吊り下げ収納部の吊り上げ機構は、
門形フレームの上部フレームに巻き掛ける縄梯子形状の
吊り上げベルト、または、釣糸リール構造・ウインチに
よって構成され、手動・電動によって吊り上げ作動する
ものが用いられる。なお、本発明における寝具布団類と
は、寝るのに使用する通常の布団・毛布・寝袋類と、こ
れ等の下に敷くマットレス等のクッシヨン物を含めたも
のを意味する。
門形フレームの上部フレームに巻き掛ける縄梯子形状の
吊り上げベルト、または、釣糸リール構造・ウインチに
よって構成され、手動・電動によって吊り上げ作動する
ものが用いられる。なお、本発明における寝具布団類と
は、寝るのに使用する通常の布団・毛布・寝袋類と、こ
れ等の下に敷くマットレス等のクッシヨン物を含めたも
のを意味する。
【0008】
【作用】以上の構成を有する本発明の寝具布団類の敷設
収納装置は、寝具台上に使用状態の布団類を敷いたま
ま、門形フレームに吊り下げ収納し、邪魔にならない場
所へ移動して吊り下げ格納できると共に、就寝時には、
その門形フレームを格納位置から引き出して、寝具台を
所定位置に降し、布団類の押えセットを外すと、直ちに
就寝できる。従って、就寝前と起床後の「布団をたたん
で押し入れへ収納したり、押し入れから出して布団を敷
く」従来の面倒な作業が解消され、朝晩の布団類の取扱
い作業が簡素化されて能率化する。そして、布団類の上
げ・敷き作業による埃発生がなく、室内の清潔・衛生感
を良好に維持できる。
収納装置は、寝具台上に使用状態の布団類を敷いたま
ま、門形フレームに吊り下げ収納し、邪魔にならない場
所へ移動して吊り下げ格納できると共に、就寝時には、
その門形フレームを格納位置から引き出して、寝具台を
所定位置に降し、布団類の押えセットを外すと、直ちに
就寝できる。従って、就寝前と起床後の「布団をたたん
で押し入れへ収納したり、押し入れから出して布団を敷
く」従来の面倒な作業が解消され、朝晩の布団類の取扱
い作業が簡素化されて能率化する。そして、布団類の上
げ・敷き作業による埃発生がなく、室内の清潔・衛生感
を良好に維持できる。
【0009】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明の第一実施例を示す図1を参照して、本発明
の寝具布団類の敷設収納装置は、使用状態の寝具布団3
(掛け布団と敷き布団とマットレス等と枕8)を上面に
載置すると共に、寝具布団3(以下、単に布団3とい
う)を押え込んで保持する押えバンド4と鉤状の吊り上
げ部9を有する長方形板体の寝具台1と、並立した2本
の縦柱5の上端を上部フレーム6で連結した門形フレー
ム7からなり、上部フレーム6の中間に設けた一対の滑
車13に巻き掛けた縄梯子形状の巻き上げベルト10か
らなる吊り上げ機構20を有する吊り下げ収納部2によ
って構成されている。
ず、本発明の第一実施例を示す図1を参照して、本発明
の寝具布団類の敷設収納装置は、使用状態の寝具布団3
(掛け布団と敷き布団とマットレス等と枕8)を上面に
載置すると共に、寝具布団3(以下、単に布団3とい
う)を押え込んで保持する押えバンド4と鉤状の吊り上
げ部9を有する長方形板体の寝具台1と、並立した2本
の縦柱5の上端を上部フレーム6で連結した門形フレー
ム7からなり、上部フレーム6の中間に設けた一対の滑
車13に巻き掛けた縄梯子形状の巻き上げベルト10か
らなる吊り上げ機構20を有する吊り下げ収納部2によ
って構成されている。
【0010】詳しく、寝具台1は使用状態の布団3を上
面に敷いて就寝すると共に、布団3を載置したまま吊り
上げできる形状と機械的強度を有し、敷設状態の布団3
に掛けて押し付ける押えバンド4が寝具台1に備えてあ
り、起床後に、押えバンド4を布団3に掛けて押え付け
セットすると共に、就寝時に、その押えバンド4を外す
と、そのまま布団3に就寝できる。そして、押えバンド
4で押え付けると、寝具台1を吊り下げても布団3がず
れ落ちたり、敷設姿勢が崩れないように、充分に押え込
みセットできる。なお、この実施例の押えバンド4は、
寝具台1の縁部から伸長して対向し、バンド継手または
ベルベットファスナーで着脱自在に連結し、布団3を押
え込むものが用いてある。
面に敷いて就寝すると共に、布団3を載置したまま吊り
上げできる形状と機械的強度を有し、敷設状態の布団3
に掛けて押し付ける押えバンド4が寝具台1に備えてあ
り、起床後に、押えバンド4を布団3に掛けて押え付け
セットすると共に、就寝時に、その押えバンド4を外す
と、そのまま布団3に就寝できる。そして、押えバンド
4で押え付けると、寝具台1を吊り下げても布団3がず
れ落ちたり、敷設姿勢が崩れないように、充分に押え込
みセットできる。なお、この実施例の押えバンド4は、
寝具台1の縁部から伸長して対向し、バンド継手または
ベルベットファスナーで着脱自在に連結し、布団3を押
え込むものが用いてある。
【0011】一方、吊り下げ収納部2は、規格化量産さ
れた樹脂製の管材と管接手を組合せた門形フレーム7を
骨格にして吊り上げ機構20が設けてあり、門形フレー
ム7の下端は、門形フレーム7の立設姿勢を安定させる
脚バー16が、床面と平行して設けられ、この脚バー1
6は車輪17を備え、門形フレーム7が寝具台1を吊り
下げたまま床面上に立設すると共に、任意位置へ移動で
きるようになっている。
れた樹脂製の管材と管接手を組合せた門形フレーム7を
骨格にして吊り上げ機構20が設けてあり、門形フレー
ム7の下端は、門形フレーム7の立設姿勢を安定させる
脚バー16が、床面と平行して設けられ、この脚バー1
6は車輪17を備え、門形フレーム7が寝具台1を吊り
下げたまま床面上に立設すると共に、任意位置へ移動で
きるようになっている。
【0012】そして、この門形フレーム7の上部フレー
ム6には、平行一対の縦ロープ11に、剛性の横桟12
を所要の間隔で横設した縄梯子形状の巻き上げベルト1
0が、二つ折りして滑車13に巻き掛けセットされると
共に、巻き上げベルト10の先端側の端部に引き上げフ
ック14が設けられ、さらに、門形フレーム7の脚バー
16間に横設した係止バー15に掛止フック18が設け
られ、この巻き上げベルト10・引き上げフック14・
掛止フック18によって、布団3を門形フレーム7に吊
り上げて、吊り下げ姿勢をロックする吊り上げ機構20
を構成している。
ム6には、平行一対の縦ロープ11に、剛性の横桟12
を所要の間隔で横設した縄梯子形状の巻き上げベルト1
0が、二つ折りして滑車13に巻き掛けセットされると
共に、巻き上げベルト10の先端側の端部に引き上げフ
ック14が設けられ、さらに、門形フレーム7の脚バー
16間に横設した係止バー15に掛止フック18が設け
られ、この巻き上げベルト10・引き上げフック14・
掛止フック18によって、布団3を門形フレーム7に吊
り上げて、吊り下げ姿勢をロックする吊り上げ機構20
を構成している。
【0013】即ち、並設一対の寝具台1の吊り上げ部9
に渡した吊り上げバー23に、吊り上げベルト10の引
き上げフック14を掛止し、巻き上げベルト10の後端
側の横桟12に足をのせて、図示矢印F方向に体重を加
えると、巻き上げベルト10は滑車13を介して巻き上
げられて、布団3を載置セットした一対の寝具台1が門
形フレーム7に吊り下げられ、その吊り下げ状態で横桟
12を掛止フック18に掛止させると、巻き上げベルト
10が寝具台1の重量によって門形フレーム7にロック
され、一対の寝具台1が門形フレーム7に吊り下げ保持
されて収納される。そして、その吊り下げ状態の門形フ
レーム7を所要場所へ移動させ、布団3を収納格納する
と共に、就寝時には、その門形フレーム7を就寝場所に
引き出して、寝具台1を床面に降し、押えバンド4を外
してそのまま直ちに就寝できるようになっている。
に渡した吊り上げバー23に、吊り上げベルト10の引
き上げフック14を掛止し、巻き上げベルト10の後端
側の横桟12に足をのせて、図示矢印F方向に体重を加
えると、巻き上げベルト10は滑車13を介して巻き上
げられて、布団3を載置セットした一対の寝具台1が門
形フレーム7に吊り下げられ、その吊り下げ状態で横桟
12を掛止フック18に掛止させると、巻き上げベルト
10が寝具台1の重量によって門形フレーム7にロック
され、一対の寝具台1が門形フレーム7に吊り下げ保持
されて収納される。そして、その吊り下げ状態の門形フ
レーム7を所要場所へ移動させ、布団3を収納格納する
と共に、就寝時には、その門形フレーム7を就寝場所に
引き出して、寝具台1を床面に降し、押えバンド4を外
してそのまま直ちに就寝できるようになっている。
【0014】以上の図1実施例のものは、前記の作用が
あり、布団3の就寝準備と起床後の整理収納が極めて簡
便にして能率化し、例えば、集団就寝する合宿所等にお
いて多大の労力節約ができる。そして、布団3の上げ敷
きに際する埃立ちがないので、室内の清潔衛生感を良好
に維持できる。
あり、布団3の就寝準備と起床後の整理収納が極めて簡
便にして能率化し、例えば、集団就寝する合宿所等にお
いて多大の労力節約ができる。そして、布団3の上げ敷
きに際する埃立ちがないので、室内の清潔衛生感を良好
に維持できる。
【0015】つぎに、図2・図3を参照して、本発明の
他の実施例を説明する。まず、図2は本発明の敷設収納
装置の吊り下げ収納部2の他の実施例が示してあり、魚
釣り用リール21を門形フレーム7の縦柱5に設けると
共に、応分の引張り強度を有する釣糸22をリール21
から引き伸ばして上部フレーム6の中間から下げると共
に、その下端に引き上げフック14が設けられ、このリ
ール21・釣糸22を主要部とする吊り上げ機構20に
なっている。この図2実施例のものによると、量産汎用
されているリール21・釣糸22を利用するので、安価
にして構造が簡素にできる。
他の実施例を説明する。まず、図2は本発明の敷設収納
装置の吊り下げ収納部2の他の実施例が示してあり、魚
釣り用リール21を門形フレーム7の縦柱5に設けると
共に、応分の引張り強度を有する釣糸22をリール21
から引き伸ばして上部フレーム6の中間から下げると共
に、その下端に引き上げフック14が設けられ、このリ
ール21・釣糸22を主要部とする吊り上げ機構20に
なっている。この図2実施例のものによると、量産汎用
されているリール21・釣糸22を利用するので、安価
にして構造が簡素にできる。
【0016】一方、図3は寝具台1の他の実施例が示し
てあり、寝具台1は、図3の(A)のように、規格化量
産した樹脂製の管材と管接手によって、方形の枠部24
と枠部24内を区画する縦桟25を形成し、その枠部2
4に硬質・軟質の樹脂製帯26を横設して格子形状にな
したもの、或は、図3の(B)のように、布団3を敷設
状態で入れる浅底箱形状になしたものを用いることがあ
る。
てあり、寝具台1は、図3の(A)のように、規格化量
産した樹脂製の管材と管接手によって、方形の枠部24
と枠部24内を区画する縦桟25を形成し、その枠部2
4に硬質・軟質の樹脂製帯26を横設して格子形状にな
したもの、或は、図3の(B)のように、布団3を敷設
状態で入れる浅底箱形状になしたものを用いることがあ
る。
【0017】なお、本発明の敷設収納装置は、前記実施
例に限定されず、例えば、布団3の押え込みセット手段
は、図4のように、寝具台1と布団3を別体の布団クリ
ップ27で挾着クランプしたり、図示しないが、布団3
の上に網体を覆せて押え付けセットすることがあり、ま
た、寝具台1の吊り上げ形態は、図5例示のように、寝
具台1の4台または寝具台の長辺方向で連結した(図示
しない)2台グループ、或は単数の寝具台1を単数の門
形フレーム7に吊り下げ収納することがある。さらに、
門形フレーム7に物品掛止部を付設し、ねまき・衣類等
の物品を吊り下げる多機能フレームにすることがある。
例に限定されず、例えば、布団3の押え込みセット手段
は、図4のように、寝具台1と布団3を別体の布団クリ
ップ27で挾着クランプしたり、図示しないが、布団3
の上に網体を覆せて押え付けセットすることがあり、ま
た、寝具台1の吊り上げ形態は、図5例示のように、寝
具台1の4台または寝具台の長辺方向で連結した(図示
しない)2台グループ、或は単数の寝具台1を単数の門
形フレーム7に吊り下げ収納することがある。さらに、
門形フレーム7に物品掛止部を付設し、ねまき・衣類等
の物品を吊り下げる多機能フレームにすることがある。
【0018】さらに、本発明の収納装置は、図3に示す
格子状寝具台1を用いる場合は、その枠部24を吊り上
げ部9として利用する構造にしたり、枠部24に押えバ
ンド4を巻き掛けるバンドブッシュを設けたり、枠部2
4に、寝具台1の移動用ローラーを付設することがあ
る。さらに、図5例示のように、並設した寝具台1に渡
した共通の押えバンド4の中間を、吊り上げ部9として
利用することがある。このように押えバンド4の中間部
分を吊り上げ部9にすると、吊り上げ荷重によって、押
えバンド4が寝具布団3を強く締め付けるので、押えバ
ンド4による押え作用が一段と効果的になる。
格子状寝具台1を用いる場合は、その枠部24を吊り上
げ部9として利用する構造にしたり、枠部24に押えバ
ンド4を巻き掛けるバンドブッシュを設けたり、枠部2
4に、寝具台1の移動用ローラーを付設することがあ
る。さらに、図5例示のように、並設した寝具台1に渡
した共通の押えバンド4の中間を、吊り上げ部9として
利用することがある。このように押えバンド4の中間部
分を吊り上げ部9にすると、吊り上げ荷重によって、押
えバンド4が寝具布団3を強く締め付けるので、押えバ
ンド4による押え作用が一段と効果的になる。
【0019】さらに、図示しないが、脚つき寝具台1
(ベッド)にしたり、門形フレーム7のスパンを狭くし
て、吊り上げた寝具台1の背面に縦柱5が位置する形状
にしたり、門形フレーム7に補強用間柱や補強ステーを
付設したり、上部フレーム6の端部を側方へ延長して、
前記の物品掛止部にする等の対策を必要に応じて施すも
のである。
(ベッド)にしたり、門形フレーム7のスパンを狭くし
て、吊り上げた寝具台1の背面に縦柱5が位置する形状
にしたり、門形フレーム7に補強用間柱や補強ステーを
付設したり、上部フレーム6の端部を側方へ延長して、
前記の物品掛止部にする等の対策を必要に応じて施すも
のである。
【0020】なお、本発明の門形フレーム7は、狭義の
門形形状のみではなく、前記の間柱や補強ステー、或
は、縦柱5間の連結バーを有するものを含む広義のもの
を包含する。
門形形状のみではなく、前記の間柱や補強ステー、或
は、縦柱5間の連結バーを有するものを含む広義のもの
を包含する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の寝具布団
類の敷設収納装置は、従来の寝具布団類の煩雑な敷き・
上げ作業が解消され、就寝前の寝具準備と起床後の寝具
収納が極めて簡素化能率化し、多数のものが就寝する合
宿所等において多大の労力節減ができる。そして、寝具
布団類の敷き・上げに原因する室内埃立ちを防止して室
内の清潔衛生性を向上し、広く一般の日常生活の便宜向
上を図る効果がある。
類の敷設収納装置は、従来の寝具布団類の煩雑な敷き・
上げ作業が解消され、就寝前の寝具準備と起床後の寝具
収納が極めて簡素化能率化し、多数のものが就寝する合
宿所等において多大の労力節減ができる。そして、寝具
布団類の敷き・上げに原因する室内埃立ちを防止して室
内の清潔衛生性を向上し、広く一般の日常生活の便宜向
上を図る効果がある。
【図1】本発明第一実施例の寝具布団類の敷設収納装置
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の
斜視図
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の
斜視図
【図2】本発明の他の実施例の敷設収納装置の吊り下げ
収納部の斜視図
収納部の斜視図
【図3】本発明の他の実施例の敷設収納装置の寝具台を
示し、(A)はその平面図、(B)はその斜視図
示し、(A)はその平面図、(B)はその斜視図
【図4】本発明の他の実施例の敷設収納装置の布団の押
え込み手段の斜視図
え込み手段の斜視図
【図5】本発明の他の実施例の敷設収納装置の寝具台の
集合形態の平面図
集合形態の平面図
1 寝具台 2 吊り下げ収納部 3 寝具布団 4 押えバンド 5 縦柱 6 上部フレーム 7 門形フレーム 8 枕 9 吊り上げ部 10 巻き上げベルト 11 縦ロープ 12 横桟 13 滑車 14 引き上げフック 15 係止バー 16 脚バー 17 車輪 18 掛止フック 20 吊り上げ機構 21 リール 22 釣糸 23 吊り上げバー 27 押えクリップ
Claims (2)
- 【請求項1】 床面に対して垂直状に吊り上げ可能の構
造を有する寝具台と、前記寝具台の吊り上げ機構を有す
る移動自在の門形フレームからなる吊り下げ収納部から
なり、さらに、前記寝具台は、上面に敷設した寝具布団
類を押え込み保持して前記吊り下げ姿勢になす着脱自在
の布団類押え手段が設けられ、前記門形フレームに、布
団類を敷設した状態の前記寝具台を、吊り下げ収納する
構造を特徴とする寝具布団類の敷設収納装置。 - 【請求項2】 門形フレームの上部フレームに設けた滑
車に、中間を巻き掛けた縄梯子形状の巻き上げベルトか
らなる吊り上げ機構を有する請求項1の寝具布団類の敷
設収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6244775A JP2584724B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 寝具布団類の敷設収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6244775A JP2584724B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 寝具布団類の敷設収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880227A JPH0880227A (ja) | 1996-03-26 |
JP2584724B2 true JP2584724B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17123736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6244775A Expired - Fee Related JP2584724B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 寝具布団類の敷設収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584724B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2896649B2 (ja) * | 1996-01-05 | 1999-05-31 | 房夫 濱田 | 寝具台装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6244775A patent/JP2584724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0880227A (ja) | 1996-03-26 |
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