JP2895051B1 - グループ通信方法及び移動局 - Google Patents

グループ通信方法及び移動局

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JP2895051B1
JP2895051B1 JP11554698A JP11554698A JP2895051B1 JP 2895051 B1 JP2895051 B1 JP 2895051B1 JP 11554698 A JP11554698 A JP 11554698A JP 11554698 A JP11554698 A JP 11554698A JP 2895051 B1 JP2895051 B1 JP 2895051B1
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mobile station
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Inventor
宏 岩本
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日本電気移動通信株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 基地局サービス圏外における、移動局間のグ
ループ通信モードへの円滑かつ確実な移行を可能にす
る。 【解決手段】 移動局3e〜3gは基地局1のサービス
エリア内に位置しており、通常の移動無線通信を行って
いる。一方、移動局3a〜3dは基地局1のサービスエ
リア外に位置しており、移動局3aがグループ起動移動
局となってグループ通話を起動して、移動局3a〜3d
間でグループ通信を行っている。移動局3aは、送信周
波数をF1、受信周波数をF2に変更して発呼移動局と
なり、移動局3b〜3dに対してグループ呼出を行う。
移動局3b〜3dは、基地局1のサービスエリア内と同
一の送信周波数F2、受信周波数F1によって、発呼移
動局3aまたは発呼移動局3aを介して他の移動局と通
信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、特に、移動局が基地局のサービスエリア外(圏
外)となったときに、圏外における移動局間のグループ
通信を行うための方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムの基地局送受信周波数
が複信で移動局相互のグループ通信を行うシステムにお
いて、移動局が基地局のサービスエリア外(圏外)とな
ったときには通話不可能となる。そこで、現状システム
では、基地局サービスエリアの圏外となってシステム運
用が不可能になった移動局の間で、グループ移動局間直
接通信を実現させるため、移動局受信周波数を送信周波
数へ手動等で変更してプレス・トーク通信を実施してい
る。また、既存の複信方式の場合、グループ通信を行う
には電波の輻輳防止のため、送受信周波数を1周波数の
プレストーク方式に切り替えて通話を行っている。
【0003】特公平4−73646号公報には、このよ
うなサービスエリア外における移動局間のグループ通信
を行うことを可能にする方式が記載されている。
【0004】前記公報に記載されている方式は、予め決
められた周波数fTの無線信号を送信するための送信機
と、予め決められた周波数fR(fR≠fT)の無線信
号を受信するための受信機とを有し、基地局から送信さ
れる周波数fRの無線信号を受信し、基地局に対して周
波数fTの無線信号を送信して、複信通信を行う移動無
線通信方式において、周波数fTの無線信号を周波数f
Rに変換して受信する手段を備えており、前記基地局か
らの周波数fRの無線信号の受信レベルが所定レベル以
下となったときには、該移動局は前記基地局のサービス
圏外に位置していると判断して、受信周波数をfTに切
り替え、グループ内の他の移動局から送信される周波数
fTの無線信号を周波数fRに変換して受信し、グルー
プ内の移動局の受信周波数と送信周波数とを同一にし
て、前記基地局のサービス圏外にある他の移動局に対し
て周波数fTの無線信号による単信通信を行うことによ
り、前記圏外の移動局間で単信方式による通話を可能に
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方式では、基地局サービスエリア外に移動局が移動して
グループ通話を行うときには、グループ内の移動局全局
が受信周波数を変更する必要があり、受信周波数を変更
しない移動局とは通話不可能であった。また、周波数変
更動作も不確実でシステムの信頼度を低下させていた。
【0006】本発明の目的は、基地局サービスエリア外
であっても全ての移動局が受信周波数を変更する制御を
行う必要がなく、サービスエリア内のときと同一の送受
信周波数を用いてグループ通信に移行することができ
る、高信頼度なグループ通信システムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局サービ
スエリア外におけるグループ通信を実現する方式とし
て、発呼する一つの移動局が、システム基地局と同一の
送受信周波数に変更して圏外の他移動局に対して呼び出
しを行うことを特徴とする。すなわち、グループ通話を
起動させる移動局からのグループ通話信号でグループモ
ードとなり、該移動局が基地局としての機能を果たすこ
とにより、この移動局の電波到達エリア内の他の移動局
は受信周波数を送信周波数へ変更することなく、基地局
サービスエリア内にいる場合と同一のシステム機能でグ
ループ通信を運用する。
【0008】本発明によれば、移動局がサービスエリア
外に位置しているときにグループ通信を行う場合、発呼
する移動局以外の他の移動局は、周波数を変更すること
なく、基地局サービスエリア内のときと同一の送受信周
波数で通話が可能となるので、円滑で確実なグループ通
信が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】グループ通信時における通話エリ
アは、呼出を行った局の電波が届くエリアが基本とな
る。本発明では基地局サービスエリアの圏外へグループ
で移動した移動局がグループ間通信を実施するに当たり
移動局の送受信周波数や運用は次のごとくとする。
【0010】1.圏外へ移動した移動局は基地局サービ
スエリアと同一の送受信周波数とする。
【0011】2.グループ通信を起動する移動局は送受
信周波数を基地局周波数と同一の周波数(送受信周波数
を逆転)に変更して、圏外の移動局をグループ呼出す
る。
【0012】3.被呼の圏外移動局はグループ通信を起
動した移動局からのグループ呼出信号を受信し、プレス
トーク通話で起動移動局と他の圏外移動局間でグループ
通信を実施する。
【0013】4.グループ通信を起動する移動局は、無
線装置内にレピーター機能を有し、グループ通信時に自
動中継機能の役割をし、受信信号の受話と折り返しを実
施する。
【0014】以上の動作により、圏外のグループ通信エ
リアは発呼局を起点としたエリアとして構築できる。
【0015】図1は、本発明の実施の形態を示す構成図
である。図1において、1は基地局、2は基地局1のサ
ービスエリア、3a〜3gは移動局、4は、発呼局とな
った移動局3aの電波到達エリアを示す。図1では、移
動局3e〜3gは基地局1のサービスエリア内に位置し
ており、基地局1のサービスエリア内で通常の移動無線
通信を行っている。
【0016】一方、移動局3a〜3dは基地局1のサー
ビスエリア外に位置しており、移動局3aがグループ起
動移動局となってグループ通話を起動して、移動局3a
〜3d間でグループ通信を行っている。
【0017】図2は、本発明における移動局の送受信周
波数を逆転する手段の一概略図である。グループ通信を
起動した移動局では、モード切替制御回路17によっ
て、スイッチSW1〜SW4が切り替えられ、送信機1
5とアンテナ共用回路12の間及びアンテナ共用回路1
2と受信機16の間にそれぞれ周波数変換回路13及び
14が接続される。
【0018】グループ起動移動局の無線装置基本部分は
通常の複信無線機と同様な、DUP、RX、TRX C
ONT等で構成され、グループ動作モードに応じて受信
を送信信号に回り込ませるREPを実装している。
【0019】また、グループ起動移動局はグループ起動
により、送受信周波数を反転させ、受信信号を送信側へ
回り込ませる中継機能を動作させる。従って、自局から
の通信信号と受信信号とを合成した信号を送信機から伝
送することにより、グループ通信を可能とする。
【0020】つぎに、図1を参照して、基地局サービス
エリア外グループ通信の動作概要について説明する。移
動局3aが発呼移動局となって、移動局3b〜3dに対
してグループ呼出を行った場合、各移動局の送受信周波
数は、 移動局 3a 送信 F1 受信 F2 移動局 3b〜3d 送信 F2 受信 F1 となり、発呼移動局3aよりプレストークで移動局3b
〜3dに周波数F1にて送信する。
【0021】移動局3bが移動局3aを介してグループ
通信を行う場合、移動局3bは、通話時に割り付けられ
た 周波数F2にて送信する。移動局3aでは、移動局
3bの信号を受信するとともに 該受信信号を周波数F
1に変換して移動局3c、3dへ自動中継する。移動局
3c、3dでは、該信号を受信することにより移動局3
bの通話がモニタできる。
【0022】移動局3bが移動局3cと通話を行う場
合、同様に移動局3bより発呼移動局3a経由で音声呼
出を行い、移動局3cと通話を行う。
【0023】終話は、発呼局である移動局3aが優先的
に強制終話や通常終話制御機能を持つ。また、所定の時
間無通話状態が継続している場合、自動終話となるよう
に設定することが可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、基地局サービス圏外に
移動局が移動してグループ通話を行うとき、グループ通
話を起動させる移動局のみが送受信周波数を変更し、他
の移動局は送受信周波数を変更することなくグループ通
話を行うことができるので、グループ通信モードへの円
滑かつ確実な移行が可能となる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明における移動局の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 基地局 2 基地局サービスエリア 3a〜3g 移動局 4 発呼移動局3aの電波到達エリア 11 アンテナ 12 アンテナ共用回路 13、14 周波数変換回路 15 送信機 16 受信機 17 モード切替制御回路 SW1〜SW4 スイッチ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決められた周波数F2の無線信号を
    送信するための送信機と、予め決められた周波数F1
    (F1≠F2)の無線信号を受信するための受信機とを
    有し、基地局のサービスエリア内において該基地局から
    送信される前記周波数F1の無線信号を受信し、前記基
    地局に対して前記周波数F2の無線信号を送信して、通
    信を行う移動無線通信方式において、 複数の前記移動局が、前記基地局のサービスエリア外に
    位置しているとき、複数の前記移動局の内の一つがグル
    ープ動作モードを起動し、送受信周波数を反転させて基
    地局として機能することにより、前記基地局のサービス
    エリア外において前記複数の移動局間でグループ通信を
    可能にすることを特徴とするグループ通信方法
  2. 【請求項2】 前記グループ動作モードを起動する移動
    局は、前記周波数F2の無線信号を前記周波数F1の無
    線信号に変換して送信する手段と前記周波数F1の無線
    信号を前記周波数F2の無線信号に変換して受信する手
    段を備えており、前記基地局のサービスエリア外の他の
    移動局に対して周波数F1の無線信号によって呼び出し
    を行うことを特徴とする請求項1記載のグループ通信方
    法。
  3. 【請求項3】 前記グループモードを起動した移動局
    は、該移動局の無線装置内にレピーター機能を有し、グ
    ループ通信時に自動中継機能の役割をして、受信信号の
    受話と折り返しを実施することを特徴とする請求項1記
    載のグループ通信方法。
  4. 【請求項4】 前記グループモードを起動した移動局か
    ら呼び出された移動局は、前記グループ通信を起動した
    移動局からのグループ呼出信号を受信し、プレストーク
    通話で前記グループ通信を起動した移動局と他の圏外移
    動局間でグループ通信を実施することを特徴とする請求
    項1記載のグループ通信方法。
  5. 【請求項5】 予め決められた周波数F2の無線信号を
    送信するための送信機と、予め決められた周波数F1
    (F1≠F2)の無線信号を受信するための受信機とを
    有し、基地局から送信される前記周波数F1の無線信号
    を受信し、前記基地局に対して前記周波数F2の無線信
    号を送信して、前記基地局のサービスエリア内において
    通信を行う移動無線通信用の移動局において、 前記移動局は、グループ通信モード起動手段と、該グル
    ープ通信モードを起動したとき、前記送信機から出力さ
    れる周波数F2の無線信号を周波数F1の無線信号に変
    換してアンテナに供給し、アンテナで受信した周波数F
    1の無線信号を周波数F2の無線信号に変換して前記受
    信機に供給する手段と、を備えていることを特徴とする
    グループ通信可能な移動局。
  6. 【請求項6】 グループ通信モードを起動した移動局
    は、グループ通信時に自動中継を行うレピーター機能を
    備えていることを特徴とする請求項5記載の移動局。
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JP4310629B2 (ja) 2003-09-18 2009-08-12 日本電気株式会社 携帯端末を利用した携帯端末ネットワークシステム、それを用いた通信方法及びそのプログラム
JP5454017B2 (ja) * 2009-09-01 2014-03-26 富士通株式会社 無線通信システム、無線通信方法、および無線通信システムにおいて使用される中継局

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