JP2894598B2 - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

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JP2894598B2 JP7252981A JP25298195A JP2894598B2 JP 2894598 B2 JP2894598 B2 JP 2894598B2 JP 7252981 A JP7252981 A JP 7252981A JP 25298195 A JP25298195 A JP 25298195A JP 2894598 B2 JP2894598 B2 JP 2894598B2
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    • Y02P80/15On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高質燃料系と排熱
利用系とを備え、排熱利用系の配管に介装した熱交換器
を介して外部からの排熱(例えばコジェネレーションシ
ステム等から発生する30℃〜120℃の流体、例えば
温水や蒸気)が投入される吸収冷温水機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる技術に関し、本出願人が特願平6
−73428号において提案したものを説明する。
【0003】図12において、吸収冷温水機1は、蒸発
器9、吸収器10、高温再生器11、低温再生器12、
凝縮器13、高温溶液熱交換器14、低温溶液熱交換器
15、冷媒ポンプP9、溶液ポンプP10及びこれらの
部材を接続する各種ラインが設けられている。また、図
示しない冷房負荷に対して冷水を供給する冷水ライン6
と、高温再生器11への加熱源(例えばガスバーナ)に
高質燃料を供給する燃料ライン7が設けられている。そ
して、高温溶液熱交換器14と低温溶液熱交換器15と
の間の稀溶液ラインL1には温熱源用熱交換器5が介装
されており、該温熱源用熱交換器5において、図示しな
いコジェネレーションシステムの排熱ラインL2を流れ
る温排水と、吸収器10からポンプP10を介して稀溶
液ラインL1を流れる稀溶液とが、熱交換を行う。すな
わち、温熱源用熱交換器5により、85℃〜120℃の
排温水が有している熱量の一部が、稀溶液ラインL1を
流れる稀溶液に伝達され、これによりコストの高い高質
燃料の消費量の削減が図られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案の技術自体は
非常に有効なものである。しかし、省エネルギの要請が
厳しい昨今においては、高質燃料の消費量の削減率とし
て、30%〜40%程度まで要望されている。これに対
して、上記従来技術では、定格時における高質燃料の削
減率は18%程度であり、上述した厳しい要請に対処す
ることが困難である。
【0005】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、排熱利用率を更に高めて、高質燃
料の消費量を削減することができる吸収冷温水機の提供
を目的としている。
【0006】
【知見】本発明者は種々研究の結果、上記従来技術にお
いて、稀溶液ラインL1に介装した温熱源用熱交換器5
で行われる熱交換は、液相・液相間で行われる顕熱・顕
熱交換であるが、稀溶液を減圧して熱交換器に送ると、
稀溶液の一部が相変化すなわち気化して熱交換器より気
化熱すなわち潜熱を奪い、顕熱・潜熱交換が行われるこ
とに着目した。そして、この様な顕熱・潜熱交換が行わ
れた場合には、従来の顕熱・顕熱交換に比較して、稀溶
液はより多くの熱量を温排水から奪い、熱交換率が向上
することを見出した。本発明は、この様な知見に基づい
て創作されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収冷温水機
は、吸収器から低温溶液熱交換器を介して低温再生器に
向う稀溶液ラインと、該低温再生器から溶液ポンプ及び
高温溶液熱交換器を介して高温再生器に向う中間濃度溶
液ラインとを有し、前記稀溶液ラインの低温溶液熱交換
器と低温再生器との間に圧力調整手段及び温熱源用熱交
換器が介装され、該温熱源用熱交換器は、外部の温熱源
から供給される流体と稀溶液ラインを流れる流体との間
で顕熱・潜熱交換を行うことを特徴としている。
【0008】ここで圧力調整手段としては、例えば減圧
弁が用いられる。
【0009】本発明の実施に際して、前記温熱源用熱交
換器に加えて、外部の温熱源から供給される流体と溶液
ラインを流れる溶液との間で顕熱・顕熱交換を行う温熱
源用補助熱交換器が設けられているのが好ましい。この
場合、前記温熱源用熱交換器と前記温熱源用補助熱交換
器とを一体化した温熱源用複合熱交換器を設けても良
い。
【0010】また本発明において、前記圧力調整手段に
加えて、溶液ラインに圧力調整補助手段が設けられてい
るのが好ましい。この場合、補助圧力調整手段の個数
は、1個であっても2個以上であっても良い。そして、
補助圧力調整手段の設置個数或いは設置箇所は、系全体
の圧力バランスが良好に調節出来る様に設定される。例
えば前記圧力調整補助手段は、稀溶液ラインの低温溶液
熱交換器の下流側から低温再生器に向って分岐された補
助ラインに介装するか、補助ラインの上流側に介装する
か、或いは、補助ラインの分岐点に介装するのが好まし
い。
【0011】ここで、吸収冷温水機の循環系において、
圧力を設定すれば一義的に流量が定まり、流量を設定す
れば一義的に圧力が定まる。すなわち、圧力と流量とは
一対一の関係で定まる。従って、前記圧力調整手段或い
は補助圧力調整手段を、例えば可変オリフィスの様な流
量調整手段として設けることも好ましい。
【0012】本発明の実施に際して、高温再生器として
バーナ等で加熱するタイプを用い、高温再生器で消費さ
れる「高質燃料」として都市ガス等の燃料ガスや石油或
いは灯油等を使用しても良い。或いは、高温再生器に高
温蒸気を供給して、それにより加熱しても良い。
【0013】上述した様な構成を具備する本発明の吸収
冷温水機によれば、低温再生器へ向う稀溶液ラインに例
えば減圧弁の様な圧力調整手段を介装して圧力を減少せ
しめたので、該圧力調整手段よりも低温再生器側の稀溶
液ライン内を流れる流体(該ラインを流れる稀溶液)の
気化温度が低下する。従って、外部の温熱源から供給さ
れる流体が保有する熱量により、温熱源用熱交換器にお
いて、該稀溶液は(一部が)気化する。すなわち、温熱
源用熱交換器において、温排水と前記稀溶液との間で顕
熱・潜熱交換が行われるのである。
【0014】ここで顕熱・潜熱交換は、顕熱・顕熱交換
に比較して交換或いは移動する熱量が大きい。従って、
本発明によれば、熱量の移動量が大きい顕熱・潜熱交換
を行うことにより、従来の顕熱・顕熱交換のみの技術に
比較して、より多くの熱量が温排水から稀溶液ライン中
の流体に移動する。なお、顕熱・潜熱交換をした後の稀
溶液は、一部が気相、一部が液相の二相流となって低温
再生器へ流入する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。なお、これらの図面において図12
に対応する部分については、同じ符号を付して重複説明
を省略する。なお、本発明は、稀溶液ラインが低温再生
器に向い、低温再生器から中間濃度溶液ラインが高温再
生器に向う所謂「リバース型」の吸収冷温水機を対象と
している。
【0016】図1の吸収冷温水機には、吸収器10から
低温溶液熱交換器15を介して低温再生器12に向う稀
溶液ラインL1と、低温再生器12から溶液ポンプP1
2と高温溶液熱交換器14を介して高温再生器11に向
う中間濃度溶液ラインL3と、高温再生器11から高温
溶液熱交換器14と低温溶液熱交換器15とを介して吸
収器10に向う高濃度溶液ラインL4とが設けられ、所
謂「リバース型」として構成されている。
【0017】稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器15
と低温再生器12との間の部分には、圧力調整手段であ
る減圧弁17と温熱源用熱交換器18とが介装されてい
る。この温熱源用交換器18には排熱ラインL2が接続
され、排熱ラインL2内の温排水と、稀溶液ラインL1
を流れる稀溶液との間で熱交換(後述する様に顕熱・潜
熱交換)を行う様になっている。
【0018】また減圧弁17は、稀溶液ラインL1内の
圧力を低下して、稀溶液の気化温度を低下させる作用を
奏する。それと共に、吸収冷温水機内を循環するライン
系内の流量・圧力は微妙に調整してバランスを取る必要
があるので、減圧弁17は流量・圧力調整手段としての
役目をも果たしている。
【0019】次に作用について説明する。稀溶液ライン
L1内の圧力が減圧弁17で減圧されるため稀溶液の気
化温度が低下し、その結果、温熱源用熱交換器18を通
過する際に、稀溶液の一部が気化して気相・液相の二相
流となって低温再生器12に流れる。ここで、稀溶液が
気化する際に、排熱ラインL2の温排水から気化熱(潜
熱)を奪う。
【0020】上述した通り顕熱・潜熱交換は(従来技術
における熱交換である)顕熱・顕熱交換に比較して多量
の熱量が移動するので、図1の実施形態によれば、従来
の温熱源用熱交換器5(顕熱・顕熱交換)による熱交換
よりも、排熱ラインL2から多量の熱量が吸収冷温水機
側へ供給される。そして、供給される排熱量が増加する
結果として、その増加分だけ、高温再生器11における
高質燃料の消費量が削減され、その削減率は従来の18
%程度から30〜40%近くにまで向上するのである。
なお、この実施形態は、上記した特許請求の範囲の請求
項1の技術的内容を例示している。
【0021】図2は本発明の第2の実施の形態を示し、
中間濃度溶液ラインL3の溶液ポンプP12と高温溶液
熱交換器14との間に、図12の温熱源用熱交換器5と
同様な温熱源用補助熱交換器19を介装して排熱ライン
L2Aに接続し、他を図1と同様に構成した例である。
この実施形態では、温熱源用補助熱交換器19におい
て、排熱ラインL2Aを流れる温排水と中間濃度溶液ラ
インL3内の中間濃度溶液とが顕熱・顕熱交換を行う。
そして、この顕熱・顕熱交換により吸収冷温水機側へ供
給された熱量の分だけ、図1の実施形態に比較して、よ
り多くの排熱量を得ることができる。
【0022】図3は本発明の第3の実施の形態を示して
いる。この実施形態では、稀溶液ラインL1の低温溶液
熱交換器15の直ぐ下流側に分岐点16を設け、その分
岐点16から直接低温再生器12に向う補助ラインL5
を設け、この補助ラインL5に、温熱源用補助熱交換器
19Aを設けて排熱ラインL2Bに接続し、他を図1と
同様に構成した例である。温熱源用補助熱交換器19A
において、排熱ラインL2Bを流れる温排水と補助ライ
ンL5を流れる稀溶液とが、顕熱・顕熱交換を行う。換
言すれば、第3の実施形態においては、稀溶液ラインL
1の分岐点16よりも低温再生器12側の領域では顕熱
・潜熱交換により排熱が吸収冷温水機へ投入され、補助
ラインL5側では顕熱・顕熱交換により排熱が投入され
る。
【0023】図4は本発明の第4の実施の形態を示し、
図2の実施形態と図3の実施形態とを組合せた例であ
る。すなわち、中間濃度溶液ラインL3の溶液ポンプP
12と高温溶液熱交換器14との間に温熱源用補助熱交
換器19を介装して排熱ラインL2Aに接続し、排熱ラ
インL2Aを流れる温排水と中間濃度溶液ラインL3内
の中間濃度溶液とが顕熱・顕熱交換を行わせている。そ
れと共に、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器15の
直ぐ下流側に分岐点16を設け、その分岐点16から直
接低温再生器12に向う補助ラインL5を設け、この補
助ラインL5に、温熱源用補助熱交換器19Aを設けて
排熱ラインL2Bに接続し、排熱ラインL2Bを流れる
温排水と補助ラインL5を流れる稀溶液に顕熱・顕熱交
換を行わせている。この形態では、図2又は図3より多
くの排熱量を得ることができる。
【0024】なお、第2、第3及び第4の形態は、上記
した特許請求の範囲の請求項2の技術的内容を例示して
いる。
【0025】図5は本発明の第5の実施の形態を示し、
温熱源用熱交換器20aと温熱源用補助熱交換器20b
とを一体化した温熱源用複合熱交換器20を設けて排熱
ラインL2に接続し、温熱源用熱交換器20aを稀溶液
ラインL1に介装し、温熱源用補助熱交換器20bを補
助ラインL5に介装し、他を図1と同様に構成した例で
ある。
【0026】図5の実施形態において、温熱源用複合熱
交換器20の温熱源用熱交換器20a側では排熱ライン
L2の温排水と稀溶液ラインL1の稀溶液とで顕熱・潜
熱交換を行わせしめ、一方、温熱源用補助熱交換器20
b側では排熱ラインL2の温排水と補助ラインL5の稀
溶液との間で顕熱・顕熱変換を行わせている。
【0027】図6は本発明の第6の実施の態様を示し、
中間濃度溶液ラインL3の溶液ポンプP12と高温溶液
熱交換器14との間に温熱源用補助熱交換器19を設
け、排熱ラインL2Aと接続し、その他の構成を図5の
実施形態と同様にしたものである。図6の実施形態で
は、温熱源用補助熱交換器19で行われる排熱ラインL
2Aの温排水と中間濃度溶液ラインL3の中間濃度溶液
との顕熱・顕熱交換の分だけ、図5より多くの排熱量を
得ることができる。
【0028】以上、第5の形態及び第6の形態は、上記
した特許請求の範囲の請求項3の技術的内容を例示して
いる。
【0029】次に、上記した特許請求の範囲の請求項4
の技術的内容を例示する実施の形態を説明するが、それ
に先立って、以下で述べる位置a〜eについて説明す
る。
【0030】位置a:稀溶液ラインL1の低温溶液熱交
換器15の上流側の位置 位置b:稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器15と分
岐点16(図3)との間の位置 位置c:補助ラインL5上の位置 位置d:補助ラインL5の熱交換器19A又は20の上
流側の位置 位置e:補助ラインL5の熱交換器19A又は20の下
流側の位置 である。
【0031】図7は本発明の第7の実施の形態を示し、
図3の補助ラインL5から補助熱交換器19Aを省き、
分岐点16に三方弁21を設け、かつ、位置a〜cのい
ずれかに、前記減圧弁17と同様な圧力調整補助手段と
しての補助減圧弁17A(図示せず)を介装し、他を図
3と同様に構成した例である。この形態では、運転状態
に応じて両減圧弁17、17Aを作動し、系内の流量・
圧力のバランスを調整し、運転の円滑及び排熱の熱交換
率の向上を図っている。但し、この実施形態において、
三方弁21のみを制御することにより、系内の流量・圧
力のバランスを調整することが可能である。或いは、前
記減圧弁17及び(位置a、b、cのいずれかに設け
た)補助減圧弁17Aの2部材のみを制御して、流量・
圧力バランスを制御することも出来る。
【0032】図8は本発明の第8の実施の形態を示し、
分岐点16に三方弁21を設け、かつ、位置a、b、d
及びeのいずれかに、補助減圧弁17Aを設け、他を図
3と同様に構成した例である。この形態では、運転の円
滑及び排熱の熱交換率の向上が図られる。
【0033】この実施形態において、三方弁21のみに
よって系内の流量・圧力のバランスを調整することが可
能であり、或いは、前記減圧弁17及び図示しない補助
減圧弁17Aだけを用いて制御しても良い。
【0034】図9は本発明の第9の実施の形態を示し、
分岐点16に三方弁21を設け、かつ、位置a、b、d
及びeのいずれかに補助減圧弁17Aを設け、他を図4
と同様に構成した例である。この形態では、運転の円滑
及び排熱の熱交換率の向上が図られる。
【0035】この実施形態においても、三方弁21のみ
により、或いは、前記減圧弁17及び補助減圧弁17A
のみにより、流量・圧力のバランス制御を行うことが可
能である。
【0036】図10は本発明の第10の実施の形態を示
し、分岐点16に三方弁21を設け、かつ、位置a、
b、d及びeのいずれかに補助減圧弁17Aを設け、他
を図5と同様に構成した例である。この形態では、運転
の円滑及び排熱の熱交換率の向上が図られる。
【0037】この実施形態における流量・圧力のバラン
ス制御についても、三方弁21のみにより、或いは、前
記減圧弁17及び補助減圧弁17Aのみにより、行うこ
とが出来る。
【0038】図11は本発明の第11の実施の形態を示
し、分岐点16に三方弁21を設け、かつ、位置a、
b、d及びeのいずれかに補助減圧弁17Aを設け、他
を図6と同様に構成した例である。この形態では、運転
の円滑及び排熱の熱交換率の向上が図られる。
【0039】ここで、三方弁21のみを制御することに
より、或いは、前記減圧弁17及び(位置a、b、d及
びeのいずれかに設けた)補助減圧弁17Aの2部材を
制御することにより、系内の流量・圧力バランスが制御
出来る。
【0040】図1−11で示す本発明の実施の形態で
は、高温再生器11はガスバーナで加熱され、高質燃料
として燃料ガスを用いている。これに対して、図13、
14、15で示す実施形態では、高温再生器11に高温
蒸気を供給して加熱している。換言すれば、図13、1
4、15で示す実施形態においては、高質燃料として高
温蒸気を用いている。
【0041】図13は本発明の第12の実施形態を示
し、図1で示す実施形態の高温再生器11を、ガスバー
ナにより加熱するタイプから高温蒸気により加熱するタ
イプに変更したものを示している。ここで、高温蒸気は
高温蒸気ラインL10により供給される。なお図32に
おいて、符号A−Dで示されているのはドレン熱交換器
を設置可能な位置である。ここでドレン熱交換器とは、
ラインL10を介して供給された高温蒸気が吸収冷温水
機側へ熱量を付与してドレンとなった際に、該ドレンが
保有している熱量を吸収冷温水機内に取り込むための熱
交換器である。
【0042】図14は本発明の第13の実施形態を示
し、該実施形態では低温溶液熱交換器15と高温溶液熱
交換器14とをバイパスする様な態様で、ドレン熱回収
用補助ラインL12が設けられている。そして、図14
で示す実施形態では、高温蒸気のドレンが保有する熱量
を取り込むためのドレン熱交換器は、ドレン熱回収用補
助ラインL12の途中の符号Eで示す箇所に設けられて
いる。
【0043】図15は本発明の第14の実施形態を示し
ており、この第14の実施形態では、稀溶液が低温溶液
熱交換器15のみをバイパスする様な態様でドレン熱回
収用補助ラインL14が配置されている。そして、ドレ
ン熱交換器は該ラインL14途中の符号Fで示す箇所に
設けられる。
【0044】なお、図13、14、15で示す実施形態
の作動については、図1−11で示すのと概略同様であ
るため、重複説明は省略する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排熱(温排水)と吸収溶液との熱交換を、従来の様に顕
熱・顕熱交換のみではなく、熱量の移動量が大きい顕熱
・潜熱交換を行うことにより、従来の(顕熱・顕熱交換
のみの)技術に比較して、より多くの熱量を排熱から吸
収冷温水機内へ供給或いは投入することが出来る。その
結果、排熱の利用効率を高め、高質燃料の消費量の削減
率を向上して、該削減率の目標値である30−40%に
近付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図。
【図7】本発明の第7の実施の形態を示すブロック図。
【図8】本発明の第8の実施の形態を示すブロック図。
【図9】本発明の第9の実施の形態を示すブロック図。
【図10】本発明の第10の実施の形態を示すブロック
図。
【図11】本発明の第11の実施の形態を示すブロック
図。
【図12】従来の吸収冷温水機を示すブロック図。
【図13】本発明の第12の実施形態を示すブロック
図。
【図14】本発明の第13の実施形態を示すブロック
図。
【図15】本発明の第14の実施形態を示すブロック
図。
【符号の説明】
L1、L1A・・・稀溶液ライン L2、L2A・・・排熱ライン L3・・・中間濃度溶液ライン L4・・・高濃度溶液ライン L5・・・補助ライン L10・・・高温蒸気ライン L12、L13・・・ドレン熱回収用補助ライン 1・・・吸収冷温水機 5・・・温熱源用熱交換器 6・・・冷水ライン 7・・・燃料ライン 9・・・蒸発器 10・・・吸収器 11・・・高温再生器 12・・・低温再生器 13・・・凝縮器 14・・・高温溶液熱交換器 15・・・低温溶液熱交換器 16・・・分岐点 17、17A・・・減圧弁 18・・・温熱源用熱交換器 19、19A・・・温熱源用補助熱交換器 20・・・温熱源用複合熱交換器 21・・・三方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−25656(JP,A) 特開 平7−218017(JP,A) 特開 平7−218014(JP,A) 特開 平7−63436(JP,A) 実開 平1−172677(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 15/00 303

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収器から低温溶液熱交換器を介して低
    温再生器に向う稀溶液ラインと、該低温再生器から溶液
    ポンプ及び高温溶液熱交換器を介して高温再生器に向う
    中間濃度溶液ラインとを有し、前記稀溶液ラインの低温
    溶液熱交換器と低温再生器との間に圧力調整手段及び温
    熱源用熱交換器が介装され、該温熱源用熱交換器は、外
    部の温熱源から供給される流体と稀溶液ラインを流れる
    流体との間で顕熱・潜熱交換を行うことを特徴とする吸
    収冷温水機。
  2. 【請求項2】 前記温熱源用熱交換器に加えて、外部の
    温熱源から供給される流体と溶液ラインを流れる溶液と
    の間で顕熱・顕熱交換を行う温熱源用補助熱交換器が設
    けられている請求項1の吸収冷温水機。
  3. 【請求項3】 前記温熱源用熱交換器と前記温熱源用補
    助熱交換器とを一体化した温熱源用複合熱交換器が設け
    られている請求項2の吸収冷温水機。
  4. 【請求項4】 前記圧力調整手段に加えて、溶液ライン
    に圧力調整補助手段が設けられている請求項1−3のい
    ずれか1項の吸収冷温水機。
  5. 【請求項5】 前記圧力調整手段は流量調整手段である
    請求項1−4のいずれか1項の吸収冷温水機。
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