JP2894471B2 - 温水暖房機 - Google Patents
温水暖房機Info
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- JP2894471B2 JP2894471B2 JP19614493A JP19614493A JP2894471B2 JP 2894471 B2 JP2894471 B2 JP 2894471B2 JP 19614493 A JP19614493 A JP 19614493A JP 19614493 A JP19614493 A JP 19614493A JP 2894471 B2 JP2894471 B2 JP 2894471B2
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- Japan
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- hot water
- heat source
- source device
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は暖房機に係り、詳しくは
分離形温水暖房機の速温風吹出しに関するものである。
分離形温水暖房機の速温風吹出しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温水暖房機では、室内に熱交換器
と送風機及び温度検知装置を含む制御装置を備えたファ
ンコンベクタを配設し、室外にポンプと燃焼制御装置を
備えた温水ボイラ等の熱源器を配設し、熱の移動媒体で
ある温水を循環させる配管と制御装置間の信号線を壁を
貫通して壁面に接続部を設けて連設する構成になってい
る。この温水暖房機の動作を説明すると、室内のファン
コンベクタの運転スイッチをONにすると室外の温水ボ
イラが燃焼を開始し、循環ポンプは温水ボイラから熱交
換器に水の循環を開始する。熱交換器が所定温度になっ
た時ファンコンベクタの送風機が回転し温風を室内に吹
き出す。温度検知装置により吸込温度が設定温度以上に
なれば送風機を停止し、吸込温度が下がれば送風機を運
転して室温を快適に維持している。しかしながら、運転
スイッチをOFFにすると温水ボイラは燃焼を、ポンプ
は水の循環を中止し温水は冷えてしまう。従って、数時
間後に再スタートする時には最初と同様に温水ボイラを
燃焼し、熱交換器の温度が上がるまで送風機が回転せず
温風の吹き出しに時間がかかってしまう。
と送風機及び温度検知装置を含む制御装置を備えたファ
ンコンベクタを配設し、室外にポンプと燃焼制御装置を
備えた温水ボイラ等の熱源器を配設し、熱の移動媒体で
ある温水を循環させる配管と制御装置間の信号線を壁を
貫通して壁面に接続部を設けて連設する構成になってい
る。この温水暖房機の動作を説明すると、室内のファン
コンベクタの運転スイッチをONにすると室外の温水ボ
イラが燃焼を開始し、循環ポンプは温水ボイラから熱交
換器に水の循環を開始する。熱交換器が所定温度になっ
た時ファンコンベクタの送風機が回転し温風を室内に吹
き出す。温度検知装置により吸込温度が設定温度以上に
なれば送風機を停止し、吸込温度が下がれば送風機を運
転して室温を快適に維持している。しかしながら、運転
スイッチをOFFにすると温水ボイラは燃焼を、ポンプ
は水の循環を中止し温水は冷えてしまう。従って、数時
間後に再スタートする時には最初と同様に温水ボイラを
燃焼し、熱交換器の温度が上がるまで送風機が回転せず
温風の吹き出しに時間がかかってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑み、運転停止後ファンコンベクタの送風機
が回転を開始する温度以下に温水の温度が下がってから
再スタートする場合の温風の即暖性を有する温水暖房機
を提供することを目的とする。
な問題点に鑑み、運転停止後ファンコンベクタの送風機
が回転を開始する温度以下に温水の温度が下がってから
再スタートする場合の温風の即暖性を有する温水暖房機
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、配管や信号
線等により熱源器と接続され、筐体内に熱交換器と送風
機を備え、前記熱源器を制御可能な室温制御と冷風防止
機能を有する温水暖房機において、前記熱源器と前記送
風機の運転を直接始動又は停止するスタンバイスイッチ
を設け、前記熱源器と前記送風機の運転時に前記スタン
バイスイッチを閉路して前記送風機を強制停止して前記
熱源器を運転継続し、また、前記熱源器と前記送風機の
運転停止時に、前記スタンバイスイッチを閉路して前記
熱源器を運転開始して前記送風機を運転停止するように
し、前記熱源器の運転のみ開始し前記熱交換器が余熱状
態にある時に前記スタンバイスイッチを開路して、前記
送風機の運転を直接始動し直ちに温風が吹き出すように
したことを特徴とする。
線等により熱源器と接続され、筐体内に熱交換器と送風
機を備え、前記熱源器を制御可能な室温制御と冷風防止
機能を有する温水暖房機において、前記熱源器と前記送
風機の運転を直接始動又は停止するスタンバイスイッチ
を設け、前記熱源器と前記送風機の運転時に前記スタン
バイスイッチを閉路して前記送風機を強制停止して前記
熱源器を運転継続し、また、前記熱源器と前記送風機の
運転停止時に、前記スタンバイスイッチを閉路して前記
熱源器を運転開始して前記送風機を運転停止するように
し、前記熱源器の運転のみ開始し前記熱交換器が余熱状
態にある時に前記スタンバイスイッチを開路して、前記
送風機の運転を直接始動し直ちに温風が吹き出すように
したことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、温水暖房機の室内側のファン
コンベクタに取付けたスタンバイスイッチを閉路すれ
ば、運転スイッチの入り、切りに拘わらず熱源器である
室外側の温水ボイラを運転し、ファンコンベクタの送風
機を停止する。従って、時間の経過後スタンバイスイッ
チを開路すれば、運転中であれば通常運転に戻り熱交換
器は送風機の回転可能状態に加熱されているので即時に
送風機が回転し温風が吹き出される。運転スイッチが切
りの状態であれば温水ボイラの運転を停止する。
コンベクタに取付けたスタンバイスイッチを閉路すれ
ば、運転スイッチの入り、切りに拘わらず熱源器である
室外側の温水ボイラを運転し、ファンコンベクタの送風
機を停止する。従って、時間の経過後スタンバイスイッ
チを開路すれば、運転中であれば通常運転に戻り熱交換
器は送風機の回転可能状態に加熱されているので即時に
送風機が回転し温風が吹き出される。運転スイッチが切
りの状態であれば温水ボイラの運転を停止する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。ファンコンベクタ1は筐体内に熱交換器2と
送風機3及び制御装置4が組み込まれ、制御装置4にス
タンバイスイッチ5と運転スイッチや室温設定スイッチ
等の入力6が接続され、室内に配設されている。一方室
外には熱源器7として燃焼筒、タンクとポンプ等及び燃
焼制御装置4を備えた温水ボイラが配設されている。フ
ァンコンベクタ1の制御装置4と熱源器7の燃焼制御装
置4との間に信号線8を、熱交換器2と温水ボイラとの
間に熱の移動媒体である温水を循環させる配管9、10
を壁を貫通して壁面に接続部11を設けて連設して構成
されている。
説明する。ファンコンベクタ1は筐体内に熱交換器2と
送風機3及び制御装置4が組み込まれ、制御装置4にス
タンバイスイッチ5と運転スイッチや室温設定スイッチ
等の入力6が接続され、室内に配設されている。一方室
外には熱源器7として燃焼筒、タンクとポンプ等及び燃
焼制御装置4を備えた温水ボイラが配設されている。フ
ァンコンベクタ1の制御装置4と熱源器7の燃焼制御装
置4との間に信号線8を、熱交換器2と温水ボイラとの
間に熱の移動媒体である温水を循環させる配管9、10
を壁を貫通して壁面に接続部11を設けて連設して構成
されている。
【0007】温水暖房機の通常運転動作については上記
従来例で説明してあるので省略し、図2によりスタンバ
イスイッチ5を新たに備えたことによるファンコンベク
タ1と熱源器7の動作について説明する。まず、暖房運
転中(12)の室内を暫時離れるために運転スイッチを
切る代わりにスタンバイスイッチ5を閉路する(13)
と、送風機3が停止(14)して温風が出なくなり室内
温度は次第に下降してくる。一方室外の熱源器7は運転
を継続(15)しており、循環ポンプは温水を往き管9
から熱交換器2を通して戻り管10から温水ボイラへと
循環し、温水ボイラは温水を上、下限設定温度の範囲に
燃焼制御装置により保持している。つぎに、暖房運転を
していないとき(12)、予めスタンバイスイッチ5を
閉路して(16)おくと上記のように熱源器7のみ動作
を開始し(15)、熱交換器2は予熱状態になってい
る。これ等の状態にある時、スタンバイスイッチ5を開
路(13)または運転スイッチを入れる(12)かする
と送風機が回転し(17)直ちに温風が吹き出し以後通
常運転(18)を継続することになる。
従来例で説明してあるので省略し、図2によりスタンバ
イスイッチ5を新たに備えたことによるファンコンベク
タ1と熱源器7の動作について説明する。まず、暖房運
転中(12)の室内を暫時離れるために運転スイッチを
切る代わりにスタンバイスイッチ5を閉路する(13)
と、送風機3が停止(14)して温風が出なくなり室内
温度は次第に下降してくる。一方室外の熱源器7は運転
を継続(15)しており、循環ポンプは温水を往き管9
から熱交換器2を通して戻り管10から温水ボイラへと
循環し、温水ボイラは温水を上、下限設定温度の範囲に
燃焼制御装置により保持している。つぎに、暖房運転を
していないとき(12)、予めスタンバイスイッチ5を
閉路して(16)おくと上記のように熱源器7のみ動作
を開始し(15)、熱交換器2は予熱状態になってい
る。これ等の状態にある時、スタンバイスイッチ5を開
路(13)または運転スイッチを入れる(12)かする
と送風機が回転し(17)直ちに温風が吹き出し以後通
常運転(18)を継続することになる。
【0008】
【発明の効果】 温水暖房機の室内側のファンコンベク
タにスタンバイスイッチを設け、送風機を止め、室外側
の熱源器を運転維持することによって、温水暖房機を再
スタートする時直ちに温風を吹き出すことができる。
タにスタンバイスイッチを設け、送風機を止め、室外側
の熱源器を運転維持することによって、温水暖房機を再
スタートする時直ちに温風を吹き出すことができる。
【図1】本発明の一実施例による温水暖房機の要部を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】本発明の一実施例による温水暖房機のファンコ
ンベクタに設けたスタンバイスイッチによる動作を示す
フローチャートである。
ンベクタに設けたスタンバイスイッチによる動作を示す
フローチャートである。
1 ファンコンベクタ 2 熱交換器 3 送風機 4 制御装置 5 スタンバイスイッチ入力 6 その他のキー入力 7 熱源部 8 信号線 9 往き管 10 戻り管 11 接続部 12 運転確認 13 スタンバイスイッチのON−OFF確認 14 送風機停止動作 15 熱源部運転動作 16 停止中のスタンバイスイッチのON−OFF確認 17 送風機運転動作 18 通常運転動作
Claims (1)
- 【請求項1】 配管や信号線等により熱源器と接続さ
れ、筐体内に熱交換器と送風機を備え、前記熱源器を制
御可能な室温制御と冷風防止機能を有する温水暖房機に
おいて、前記熱源器と前記送風機の運転を直接始動又は
停止するスタンバイスイッチを設け、前記熱源器と前記
送風機の運転時に前記スタンバイスイッチを閉路して前
記送風機を強制停止して前記熱源器を運転継続し、ま
た、前記熱源器と前記送風機の運転停止時に、前記スタ
ンバイスイッチを閉路して前記熱源器を運転開始して前
記送風機を運転停止するようにし、前記熱源器の運転の
み開始し前記熱交換器が余熱状態にある時に前記スタン
バイスイッチを開路して、前記送風機の運転を直接始動
し直ちに温風が吹き出すようにしてなることを特徴とす
る温水暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19614493A JP2894471B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 温水暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19614493A JP2894471B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 温水暖房機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755166A JPH0755166A (ja) | 1995-03-03 |
JP2894471B2 true JP2894471B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=16352957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19614493A Expired - Fee Related JP2894471B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 温水暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2894471B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19614493A patent/JP2894471B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755166A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305 Year of fee payment: 11 |
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