JP2894005B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2894005B2
JP2894005B2 JP3143255A JP14325591A JP2894005B2 JP 2894005 B2 JP2894005 B2 JP 2894005B2 JP 3143255 A JP3143255 A JP 3143255A JP 14325591 A JP14325591 A JP 14325591A JP 2894005 B2 JP2894005 B2 JP 2894005B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
    • B41J3/543Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements with multiple inkjet print heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/0009Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material
    • B41J13/0018Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material in the sheet input section of automatic paper handling systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関するもの
であり、さらに詳細にはOHPシートに印字した際、イ
ンクの光透過性を高めるOHP処理を行なう印字装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字装置の一例としてイ
ンクジェットプリンタの概要を図7に示す。
【0003】印字ヘッド17は、図7(a)に示すよう
に、インク62の充満したノズル63と、ノズル63壁
面に配置された圧電素子64からなる。印字ヘッド17
表面においてインク62は、表面張力によって印字ヘッ
ド17外部に出ることはない。
【0004】CPU37からの印字指令により圧電素子
64に電圧が印加されると、図7(b)に示すように圧
電素子64がノズル63内に向かって凸状に変形し、ノ
ズル63内のインク62を圧迫する。圧迫されたインク
62は、その一部がプリンタヘッド17外部へ飛び出し
て用紙66に付着する。
【0005】このような印字装置によりOHPシート6
8に文字や図形を印字した場合、図8(a)に示すよう
に、インク62はOHPシート68上で盛り上がったよ
うな形に固まり付着している。このインク62の盛り上
がりにより、透過光が散乱するため、OHPシート68
に印字された文字や図形をスクリーンに投影する時に
は、鮮やかな色が出せないという問題がある。
【0006】この問題を解決するために、米国特許第4
801473号明細書に記載されているように、ローラ
等により文字や図形が印字されたOHPシート68の印
字表面に特殊なコーティング材70を塗布することによ
り、OHPシート68の印字表面を平滑にして、透過光
の散乱を無くして鮮やかな色を出す方法(図8(b))
がある。
【0007】また、印字済のOHPシート68を圧力ロ
ーラ等により加圧し、インク62の盛り上がりを無くす
ことにより透過光の散乱を無くし鮮やかな色を出す方法
(図8(c))もある。
【0008】さらには、米国特許第4853706号明
細書に記載されているように、印字済みのOHPシート
68をインク62の融点以上の温度まで加熱し、インク
62を液化させてOHPシート62上に広げ、冷却させ
ることでインク表面を平滑にして、透過光の散乱をなく
し鮮やかな色を出す方法(図8(d))がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に上記OHPシート68に印刷されたインク62の色を
鮮やかにするOHP処理に要する時間は印字時間に要す
る時間と比してかなり長く、また黒単色により印字され
たOHPシートは、光透過性を良くするOHP処理を行
う必要がないにもかかわらず、従来装置はOHP処理を
行なうので、印字速度が低下するという問題がある。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、OHPシートの光透過性を向上
させると共に印字速度の低下を防止できる印字装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の印字装置は、黒色を含む複数色の印字を行う
印字部と、その印字部にて印字されたOHPシートの光
透過性を良くする処理を行なうOHP処理部と、印字部
にてOHPシートに印字されるデータが黒単色印字であ
るか、または複数色印字であるかを判断する判断手段
と、その判断手段により当該印字が複数色印字であると
判断された時には前記OHP処理部にOHP処理を行な
わせ、黒単色印字であると判断された時にはOHP処理
部にOHP処理を行なわせないようにOHP処理部を制
御する制御手段とを備えている。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の印字装置は、判断
手段によりOHPシートに印字するデータが複数色印字
であると判断された時、制御手段がOHP処理部にOH
P処理を行なわせ、また、判断手段によりOHPシート
に印字するデータが黒単色印字であると判断された時、
制御手段がOHP処理部によるOHP処理を禁止する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例であるインクジェ
ットプリンタの基本構成を示す断面図である。
【0015】このインクジェットプリンタにおいて、給
紙部11は、カセット12と分離ローラ13とを備えて
いる。カセット12内には複数枚の印字媒体14が積層
状態で収容されている。分離ローラ13は、カセット1
2内の最上位置にある印字媒体14に当接するように配
置され、図1の時計方向に回転することによりカセット
12内の最上位置にある印字媒体14を給紙部11と印
字部16との間に位置する給紙ガイド15を経由して印
字部16に送り出す。
【0016】給紙ガイド15には、カセット12から送
り出された印字媒体14が用紙14aであるのか、OH
Pシート14bであるのかを検出する反射型のセンサ1
5aが取り付けられている。このセンサ15aは発光素
子と受光素子とからなる周知の構成であり、印字媒体1
4が反射する発光素子の光を受光素子が検出し、その反
射光の強さにより、印字媒体14が用紙14aかOHP
シート14bかを判断する。
【0017】印字部16は給紙部11の下流に位置し、
印字ヘッド17とプラテン18とを備えている。印字ヘ
ッド17は、「従来の技術」の項目において説明した印
字ヘッドと同じ構成のものであり、図7(a)に示すよ
うに、複数のインク62が充満されたノズル63と各ノ
ズル63壁面に配置された圧電素子64とからなり、ド
ットマトリクスにて文字や記号を印字する。この印字ヘ
ッド17は、給紙部11より給送された印字媒体14に
対し垂直な方向に配置されている。
【0018】プラテン18は印字ヘッド17に対抗する
位置に配置され、給紙部11から給送された印字媒体1
4を印字ヘッド17と対抗するように支持する。そし
て、印字ヘッド17の圧電素子64に電圧が印加される
と、図7(b)に示すように圧電素子64がノズル63
内に向かって凸状に変形し、ノズル63内のインク62
を圧迫する。圧迫されたインク62は、その一部が印字
ヘッド17外部へ飛び出して印字媒体14に付着する。
【0019】印字部16の下流側には、印字部16から
送出された印字媒体14を後述のデバーダ組36に送り
出す一対の給送ローラ51,52が配設されている。
【0020】OHP処理部19は印字部16の下流に位
置し、圧力ローラ20と圧力ニップローラ21とを備
え、圧力ローラ20と圧力ニップローラ21とにより印
字部16より送出された印字媒体14を加圧・給送し
て、OHPシート上のインクを平滑化(OHP処理)す
るものである。
【0021】デバータ組36は、印字部16とOHP処
理部19との間に位置し、通常は印字部16より送出す
る印字媒体14を排紙トレイ23に導くように配設され
ている。
【0022】このデバータ組36の構成について図2を
参照して説明する。図2はデバータ組36の構造を示す
斜視図である。デバータ組36は、デバータ軸31、ソ
レノイドレバー32、引張りバネ33、ストッパ34、
ソレノイド35、複数個のデバータ22とを備えてい
る。
【0023】デバータ軸31は図示しないインクジェッ
トプリンタの側壁に回転可能に支持されており、複数個
のデバーダ22を支持している。デバータ軸31の一端
にはソレノイドレバー32の一端が固着され、ソレノイ
ドレバー32は引張りバネ33によってストッパ34に
接触するように付勢されている。ソレノイドレバー32
の他端はソレノイド35の作動軸35aに連結されてい
る。
【0024】ソレノイド35がオフ状態の時には、ソレ
ノイドレバー32が引張りバネ33によりストッパ34
に接触する位置にあり、デバータ22の下面22aが印
字部16から送り出された印字媒体14を排紙トレイ2
3に案内するようにに配置されている。ソレノイド35
を駆動させて作動軸35aを図2の下方に向かって移動
させると、ソレノイドレバー32、デバータ軸31及び
デバータ22が同図の時計方向に回転される。この回転
によりデバータ22の上面22bは、印字部16から排
紙トレイ23へ向かう給送経路を遮断すると共に、印字
媒体14をOHP処理部19に案内する。
【0025】前記排紙トレイ23は、OHP処理部19
およびデバータ22の下流に位置し、印字部16または
OHP処理部19から排出された印字媒体14を収納す
る。この排紙トレイ23とOHP処理部19との間に
は、OHP処理部19から送出された印字媒体14を送
り出す一対の給送ローラ53,54と、この給送ローラ
53,54に送り出された印字媒体14を排紙トレイ2
3に向かって案内するガイド55とが配設されている。
【0026】図3に、本実施例のインクジェットプリン
タの電気的構成を示す。インクジェットプリンタを制御
するCPU37には、入出力インタフェース41、RO
M42、RAM43、印字ヘッド17の圧電素子64、
前記センサ15a、紙送りモータ45、ソレノイド35
が接続されている。
【0027】ホストコンピュータ46は入出力インタフ
ェース41を介してCPU37に接続され、ホストコン
ピュータ46は、CPU37に黒単色印字を指定するモ
ノクロ指定データまたは複数色印字の指定するカラー指
定データと、印字される文字や記号等を示す印字データ
を出力する。
【0028】ROM42は、プリンタ制御の各種プログ
ラム及び前記印字データに対応するドットパターンが記
憶されている。RAM43には、ホストコンピュータ4
6が出力するモノクロ指定データ、カラー指定データ及
び印字データが一時的に記憶されると共に、印字途中で
生成される中間データが記憶される。また、RAM43
には前記OHP処理部19に印字媒体14を案内するか
否かを示すフラグFが格納されるフラグ領域43aを備
えている。
【0029】センサ15aは、CPU37に印字部16
へ給送される印字媒体14が用紙14aであることを示
す信号、またはOHPシート14bであることを示す信
号を出力する。
【0030】紙送りモータ45は、前記分離ローラ13
または給送ローラ51,52及び給送ローラ53,54
に連結され、各ローラを回転駆動する。ソレノイド35
は、ホストコンピュータ46からのカラー指定データま
たはモノクロ指定データに基づいてオン・オフされる。
【0031】以上のように構成されたインクジェットプ
リンタの動作について、図4を参照して説明する。
【0032】ホストコンピュータ46からカラー指令デ
ータまたはモノクロ指令データと印字データが出力され
ると、CPU37は順次RAM43に格納する。そし
て、ホストコンピュータ46から印字指令が出力される
と、図4に示すRAM43に記憶された印字データを印
字するための印字処理ルーチンが実行される。
【0033】CPU37は、紙送りモータ45を回転駆
動して分離ローラ13を図1の時計方向に回転させ、カ
セット12に積層された印字媒体14のうち最上位置に
ある印字媒体14を分離し、印字部16に向かって送り
出す(S1)。
【0034】カセット12から送り出された印字媒体1
4は印字部に向かう途中、センサ15aと対向する。こ
のとき、センサ15aにより印字媒体14が用紙14a
であるのか、OHPシート14bであるのかが検出され
る。CPU37はこの検出結果に基づいて、印字媒体1
4がOHPシート14bであるならば(S2:YE
S)、フラグFの値を「1」にセットする(S3)。ま
た、印字媒体14が用紙14aであるならば(S2:N
O)、フラグFの値を「0」にセットする(S4)。
【0035】S3またはS4を実行後、CPU37はR
AM43に記憶されている印字データを読み出して、該
印字データがカラー指定データであるならば(S6:Y
ES)、後述のS10を実行する。読み出した印字デー
タがモノクロ指定データであるならば(S6:NO,S
7:YES)、前記フラグFの値を「0」にセットし、
S10を実行する。読み出した印字データが、カラー指
定データまたはモノクロ指定データ以外のデータである
ならば(S6,S7:NO)、印字に関するデータであ
るから、印字データに対応するドットパターンをROM
42から読み出し、該ドットパターンに基づいて圧電素
子64を駆動する等の所定の印字処理を実行する(S
9)。印字処理終了後、S10を実行する。
【0036】上記S2〜S8の処理により、印字媒体1
4がOHPシート14bであり、且つカラー印字である
ならば、フラグFの値が「1」にセットされる。また、
印字媒体14がOHPシート14bであり、且つモノク
ロ印字印字であるならば、フラグFの値が「0」にセッ
トされる。さらに、印字媒体14が用紙14aであるな
らば、カラー印字、モノクロ印字を問わず、フラグFは
「0」にセットされる。
【0037】S10において、CPU37はRAM43
に読み出していない印字データが有るか否かを判断し、
読み出していない印字データがあれば(S10:YE
S)、上記S5〜S9を繰り返し実行する。RAM43
に格納されている印字データを全て読み出したならば
(S10:NO)、RAM43のフラグ領域に格納され
ているフラグFの値が「1」か否か判断する。
【0038】このフラグの値が「1」ならば(S11
1:YES)、CPU37はデバーダ組36のソレノイ
ド35を所定時間駆動する(S12)。このことによ
り、作動軸35aが図2の下方に向かって移動し、ソレ
ノイドレバー32、デバータ軸31及びデバータ22が
同図の時計方向に回転する。この回転によりデバータ2
2の上面22bが、印字部16から排紙トレイ23へ向
かう給送経路を遮断され、印字処理が行なわれた印字媒
体14がデバータ22の上面22bに案内されてOHP
処理部19に給送される。
【0039】尚、上記所定時間はOHPシート14bの
先端が給紙ローラ51,52を通過してから圧力ローラ
20及び圧力ニップローラ21に到達するのに十分な時
間である。
【0040】OHP処理部19に給送された印字媒体1
4は、圧力ローラ20と圧力ニップローラに挟持されて
加圧を受け、印字媒体14上に塗布されたインクが平滑
化される。OHP処理部19によりインクの平滑化が行
なわれた印字媒体14は、給送ローラ53,54及びガ
イド55により排紙トレイ23に排出される。
【0041】一方、前記フラグFの値が「0」ならば
(S11:NO)、CPU37はソレノイド35を駆動
しない。このことにより、印字処理の行なわれた印字媒
体14は、デバーダ22の下面22aに案内されて排紙
トレイ23に排出される。
【0042】以上詳述したように、本実施例のインクジ
ェットプリンタは、OHPシート14bにカラー印字を
行なうと、このOHPシート14bは印字終了後に自動
的にOHP処理部19に給送され、OHPシート14b
上に付着したインクの平滑化が行なわれる。
【0043】また、用紙14aにカラー印字またはモノ
クロ印字を行なうか、OHPシート14bにモノクロ印
字を行なうと、この用紙14a及びOHPシート14b
はOHP処理部19を通ることなく、排紙トレイ23に
排出される。
【0044】従って、OHP処理の必要なカラー印字が
なされたOHPシート14bは、確実にOHP処理部1
9に給送されてOHP処理が行なわれるので、光透過性
が向上し、インクの色が鮮明になる。そして、OHP処
理の必要がない用紙14a及びモノクロ印字がなされた
OHPシート14bは、OHP処理が行なわれることな
く排出されるので、印字速度を低下させることがない。
【0045】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形を
加えることができる。図5に変形例を示す。尚、この変
形例において、上記実施例と同一の部材は同一の番号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0046】この変形例は、上記実施例に比べてOHP
処理部の構成が異なり、またデバーダ組36が削除され
ている。変形例のOHP処理部56は、紙送りモータ4
5により回転駆動される圧力ローラ57と、この圧力ロ
ーラ57に接離可能に支持されている圧力ニップローラ
58と、この圧力ニップローラ58を圧力ローラ57に
対して接離させるソレノイド59とから構成されてい
る。
【0047】そして、ソレノイド59がオフ状態にある
とき、圧力ニップローラ58は圧力ローラ57に圧接さ
れ、圧力ローラ57と圧力ニップローラ58は給紙ロー
ラ51,52により送り出された印字媒体14を加圧・
給送する。ソレノイド59が駆動されると圧力ニップロ
ーラ58は圧力ローラ57から離間され、給紙ローラ5
1,52により送り出された印字媒体14は加圧される
ことなくOHP処理部56を通過する。
【0048】以上のように構成された変形例の動作につ
いて、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
このフローチャートは、図4に示すフローチャートにお
いてS12の処理のみが異なる。従って、S1〜S11
の処理に関する説明は省略する。
【0049】フラグFの値が「1」のとき、ソレノイド
59の駆動されずオフ状態のままである。従って、圧力
ニップローラ58は圧力ローラ57に圧接された状態で
あり、カラー印字がなされたOHPシート14bは圧力
ローラ57と圧力ニップローラ58により加圧され、O
HPシート14b上に付着しているインクが平滑化され
る。
【0050】一方、フラグFの値が「0」のとき、ソレ
ノイド59が所定時間駆動され、圧力ニップローラ58
が圧力ローラ57から離間する。そして、モノクロ印字
がなされたOHPシート14bもしくは用紙14aは加
圧されることなく排紙トレイ23に排出される。このと
き、OHPシート14bもしくは用紙14aにはOHP
処理が行なわれないので、OHP処理を行なう場合に比
べて、給紙ローラ51〜54の給紙速度を速くすること
ができる。
【0051】尚、上記所定時間は、OHPシート14b
もしくは用紙14aが圧力ローラ57と圧力ニップロー
ラ58との間を通り抜けるのに十分な時間である。
【0052】このように、図5に示す変形例も図1に示
す実施例と同様に、OHP処理の必要なカラー印字がな
されたOHPシート14bは、確実にOHP処理部19
に給送されてOHP処理が行なわれるので、光透過性が
向上し、インクの色が鮮明になる。そして、OHP処理
の必要がない用紙14a及びモノクロ印字がなされたO
HPシート14bは、OHP処理が行なわれることなく
排出されるので、印字速度を低下させることがない。
【0053】上記実施例及び変形例において、OHP処
理部19,56は圧力ニップローラと圧力ローラとを備
え、両ローラの加圧により行なっているが、この両ロー
ラの代わりに、カラー印字がなされたOHPシート14
bを印字の行なわれていない面から加熱する手段を設
け、加熱によりOHP処理を行なうようにしてもよい。
また、両ローラの代わりに、カラー印字がなされたOH
Pシート14bの印字面にコーティング材を塗布する手
段を設けてもよい。
【0054】
【発明の効果】以下詳述したことから明らかなように、
本発明によればOHPシートの光透過性を向上させると
共に印字速度の低下を防止できる印字装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略構成図である。
【図2】デバータ組の構造を示す拡大斜視図である。
【図3】本実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】印字処理を示すフローチャートである。
【図5】変形例の概略構成図である。
【図6】変形例の印字処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】印字ヘッドの構成を示す断面図である。
【図8】インクの盛り上がりと光透過性の説明図であ
る。
【符号の説明】
14b OHPシート 16 印字部 19 OHP処理部 36 デバータ組 37 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/60 B41J 2/01 B41J 29/00 B41M 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒色を含む複数色の印字を行う印字部
    と、前記印字部にて印字されたOHPシートの光透過性
    を良くする処理を行なうOHP処理部と、前記印字部に
    てOHPシートに印字されるデータが黒単色印字である
    か、または複数色印字であるかを判断する判断手段と、
    その判断手段により当該印字が複数色印字であると判断
    された時には前記OHP処理部にOHP処理を行なわ
    せ、黒単色印字であると判断された時にはOHP処理部
    にOHP処理を行なわせないようにOHP処理部を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする印字装置。
JP3143255A 1991-06-14 1991-06-14 印字装置 Expired - Fee Related JP2894005B2 (ja)

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