JP2893746B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP2893746B2 JP22074189A JP22074189A JP2893746B2 JP 2893746 B2 JP2893746 B2 JP 2893746B2 JP 22074189 A JP22074189 A JP 22074189A JP 22074189 A JP22074189 A JP 22074189A JP 2893746 B2 JP2893746 B2 JP 2893746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種音響機器および映像機器に使用されるス
ピーカに関するものである。
従来の技術 従来のこの種のスピーカは第3図および第4図に示す
ような構成であった。すなわち、マグネット1を上部プ
レート2と下部プレート3によりはさみ込んで構成され
た磁気回路4を一体化して一種類の樹脂によりインサー
ト成形し、この樹脂で一体に構成されたフレーム5の周
縁部に振動板6を接着し、この振動板6を駆動させるた
めのボイスコイル7をその中間部をダンパー8にて中心
保持し、磁気ギャップ9にはまり込むように結合し振動
板6のボイスコイル7との結合部の表面にダストキャッ
プ10を接着して構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のこの種のスピーカは、磁気回路4
をフレーム5と一体化して成形する場合に、音質何上の
ため剛性の高い樹脂を使用している。そのため、このス
ピーカをセットやボックス等への取付工程において、ス
ピーカの取付部にネジ止めを行う場合、ネジの締め付け
トルクが少し強い場合や、セットやボックス側の取付部
の平面度が精度よく出ていない場合には、スピーカの取
付部にストレスが加わり、クラックが発生したり、折れ
てしまったりするというような品質問題を有するもので
あった。
これは、音質向上のためフレーム用の樹脂材料に剛性
の高い材料を使用していることも一つの要因であり通
常、剛性の高い樹脂材料は非常にもろく、弾力性に欠け
るため前記のような品質問題を発生するものであった。
本発明は、このような従来の問題点を解消し、スピー
カ取付時の信頼性に対して非常に優れた性能を有しかつ
高音質化を図ることができる樹脂フレームをもったスピ
ーカを提供するものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明は磁気回路をインサ
ート成形している部分とフレーム部とを剛性の高い樹脂
により、フレーム取付部には柔軟性に富む強靱な樹脂に
より一体化して2色成形した構成としたものである。
作用 前記の構成とすることで、フレーム取付部に関して
は、柔軟性に富む強靱な樹脂により構成されているた
め、スピーカのセットやボックスへの取付工程におい
て、スピーカの取付部にネジ止めを行う場合、ネジの締
め付けトルクが強過ぎる場合や、セットやボックス側の
取付部の平面度が精度よく出ていない場合に、スピーカ
の取付部にストレスが加わってもクラックが発生した
り、折れてしまったりするというような品質問題が発生
しなくなる。
また、この構成とすることで、フレーム取付部以外に
関しては、剛性に富む樹脂により構成されているため、
高音質を維持することも可能である。
実施例 以下本発明の一実施例によるスピーカについて、図面
を参照して説明する。第1図および第2図に示すよう
に、マグネット21を上部プレート22と下部プレート23に
よりはさみ込んで構成された磁気回路24をフレーム取付
部31を除いて剛性の高い樹脂、すなわちポリエチレンテ
レフタレート樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂等
によりフレーム25と一体化してインサート成形によりイ
ンサート部32でモールドし、フレーム25の一部に設けら
れるフレーム取付部31には柔軟性に富む強靱な樹脂、す
なわち強化タイプのポリスチレン樹脂や強化タイプのア
クリルニトリルブタジエンスチレン樹脂さらには強化タ
イプのポリブチレンテレフタレート樹脂等により、前記
フレーム部25と一体化して2色成形した構成としてい
る。
そして、前記フレーム25の周縁部に振動板26を接着
し、この振動板26を駆動させるためのボイスコイル27を
その中間部をダンパー28にて中心保持し、磁気ギャップ
29にはまり込むように結合し、振動板26のボイスコイル
27との結合部の表面にダストキャップ30を接着して構成
している。
上記構成とすることで、フレーム25には剛性の高い樹
脂を用いているため高音質化を図ることができ、フレー
ム取付部31には柔軟性に富む強靱な樹脂を用いているた
めスピーカ取付時の信頼性に対して非常に優れた性能を
確保することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、磁気回路インサート部とフレ
ーム部とに剛性の高い樹脂を用い、フレーム取付部には
柔軟性に富む強靱な樹脂を用いて一体化し、2色成形し
ていることから、高剛性フレームによる高音質と柔軟性
に富む強靱なフレーム取付部により、スピーカ取付時の
ストレスクラックや折れというような品質問題を解消で
き、取付信頼性を著しく向上することができる。
従って本発明は、高音質スピーカで、かつ取付信頼性
に非常に優れたスピーカを提供することができ、その工
業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるスピーカの断面図、
第2図はその斜視図、第3図は従来の樹脂フレームスピ
ーカの断面図、第4図はその斜視図である。 21……マグネット、22……上部プレート、23……下部プ
レート、24……磁気回路、25……フレーム、26……振動
板、27……ボイスコイル、28……ダンパー、29……磁気
ギャップ、30……ダストキャップ、31……フレーム取付
部、32……インサート成形部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 9/02 H04R 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネットを上部プレートおよび下部プレ
    ートによりはさみ込んで構成される磁気回路を剛性に富
    む樹脂によりフレーム部と一体化してインサート成形に
    よるインサート部でモールドし、前記フレーム部には柔
    軟性に富む強靱な樹脂による前記フレーム部および磁気
    回路インサート部と一体の2色成形によるフレーム取付
    部を設け、前記フレームの周縁部に振動板を接着し、前
    記磁気回路の磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを
    振動板に結合してなるスピーカ。
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