JP2893665B2 - 情報通信機器 - Google Patents

情報通信機器

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JP2893665B2
JP2893665B2 JP3286296A JP28629691A JP2893665B2 JP 2893665 B2 JP2893665 B2 JP 2893665B2 JP 3286296 A JP3286296 A JP 3286296A JP 28629691 A JP28629691 A JP 28629691A JP 2893665 B2 JP2893665 B2 JP 2893665B2
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continuous time
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JP3286296A
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剛 森田
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やパ
ソコン通信端末機等の情報通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話回線等を通じて相手方を呼
出す際、相手方の回線が使用していなければ呼出音が受
信され、相手方の回線が使用中であれば話中音が受信さ
れる。
【0003】ファクシミリ装置等の情報通信機器におい
ては、例えば、特開昭61−224567号公報に記載
されているように、呼出時の信号が話中音であるかどう
か判断するために話中音検出機能を備えており、この話
中音検出機能は、信号の周波数、音量、信号の連続時間
および信号間の中断時間等が予め規定されている話中音
の範囲内にあるか否かにより判断している。
【0004】しかし、呼出時の受信信号が予め規定され
ている話中音の範囲内にあれば、話中音の周期性がない
例えば音声等の信号であっても、話中音と誤認してしま
い、また、話中音であるのに、回線上のノイズ等で信号
の周波数、音量が変化すると、話中音でないと誤認して
しまう問題がある。
【0005】また、特開昭59−127461号公報に
記載されている情報通信機器のように、例えば公衆回線
の交換器の発する一定の周期の話中音の信号を認識する
ことを前提とし、信号の周期を計測して、計測機会中に
所定回数以上の信号の周期をカウントした場合に、すな
わち一定の周期の話中音の信号についての周期性が確認
された場合に、公衆回線の交換器の発する一定の周期の
話中音と判断することにより、音声を話中音と誤認して
しまうのを低減するようにしている。
【0006】また、特開平1−231561号公報に記
載されている話中音検出方式のように、話中音が検出さ
れた場合に、話中音の連続時間および中断時間をそれぞ
れ10回分ずつRAMに記憶し、これら連続時間と中断
時間との平均値をそれぞれ計算し、これら連続時間およ
び中断時間の平均値とRAMに記憶された各連続時間お
よび各中断時間との差が予め定められた範囲内(±20
%)にあるものを有効とし、この有効が7回以上あれば
話中音と判断するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭59−
127461号公報に記載された情報通信機器では、例
えば公衆回線の交換器の発する一定の周期の話中音の信
号にしか対応できず、例えば内線交換器のように公衆回
線の交換器の発する話中音の信号と異なる周期の話中音
の信号については、話中音ではないと誤認しやすい問題
がある。
【0008】また、特開平1−231561号公報に記
載された話中音検出方式では、10回分の連続時間およ
び中断時間の平均値を基準として話中音かどうか判断す
るが、特に諸外国においては話中音の信号レベル、周波
数、連続時間および中断時間 などが時間経過とともに変
わっていく場合があり、このような場合には話中音でな
いと誤認しやすい問題がある。これに対応するためには
許容値を広くとらなければならないが、話中音を正確に
判断できなくなる問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、異なる周期の話中音の信号に対応可能とすると
ともに、話中音の判断を正確に行える情報通信機器を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼出時の話中
音の検出機能を有する情報通信機器において、呼出時の
受信信号が話中音の範囲内にあるか検出する話中音検出
手段と、この話中音検出手段により話中音の範囲内にあ
ることが検出されたとき、この信号の受信毎に信号の連
続時間を順次記憶する連続時間記憶手段と、今回受信の
信号の連続時間と前記連続時間記憶手段に記憶された前
回受信の信号の連続時間とを比較する比較手段と、この
比較手段による比較結果から信号に周期性があれば話中
音であると判断し、周期性がなければ話中音でないと判
断する話中音判断手段とを具備したものである。
【0011】
【作用】本発明では、呼出時において、話中音の範囲内
の信号を検出した場合、この信号の受信毎に信号の連続
時間を連続時間記憶手段に順次記憶し、今回受信の信号
の連続時間と連続時間記憶手段に記憶された前回受信の
信号すなわち1つ前の信号の連続時間とを比較し、信号
に周期性があれば話中音と判断し、周期性がなければ話
中音以外と判断する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】図1において、1は情報通信機器としての
ファクシミリ本体で、装置全体を制御するCPU2を有
し、このCPU2により制御される回線制御部3を通じ
て電話回線等に接続されている。
【0014】CPU2のバスライン4には、制御プログ
ラム等を記憶したROM5と、各種データを記憶読出可
能とし連続時間記憶手段の機能を有するRAM6と、回
線制御部3に接続されてデータ通信を行うモデム7と、
回線制御部3に接続されファクシミリ通信用の各種信号
を検出するものであり話中音検出手段の機能を有する回
線信号検出部8と、送信原稿を読み取って画像データを
得る読取部9と、画像データを印字出力する印字部10
と、送信画像データの符号化および受信画像データの複
合化を行う符号化複合化回路部11と、数字および文字等
を含む記号を作るキャラクタジェネレータ12と、図2に
示すダイヤルキー13、自動送信キー14および中止キー15
等を備えたキーボード部16と、送受信状況等を表示する
表示部17とが接続されている。
【0015】なお、回線信号検出部8の話中音検出手段
の機能は、呼出時の信号が、図3(a) に示す話中音の例
に示すように、予め規定された周波数、音量、連続時間
tおよび信号間の中断時間sが話中音の範囲内にあるか
検出する。
【0016】また、RAM6は、話中音の範囲内にある
信号が検出されたとき、この信号の受信毎に連続時間t
を順次記憶する連続時間記憶エリアを有するとともに、
話中音カウンタを有する。
【0017】さらに、CPU2は、今回受信の信号の連
続時間とRAM6の連続時間記憶エリアに記憶された前
回受信の信号の連続時間とを比較する比較手段18の機能
と、この比較手段18による比較結果から信号に周期性が
あれば話中音であると判断し、周期性がなければ話中音
でないと判断する話中音判断手段19の機能とを有してい
る。
【0018】回線制御部3には電話機制御部20を介して
電話機21が接続されており、この回線制御部3により、
回線に対して、モデム7または電話機21が選択的に切換
接続される。
【0019】次に、送信時の作用を図4のフローチャー
トを参照して説明する。
【0020】送信原稿の読取部9へのセット、相手方の
ダイヤル入力あるいは短縮キー、ワンタッチキー等の操
作後、自動送信キーが押されると(ステップ1)、回線
制御部3により回線を接続し、ダイヤルする(ステップ
2)。
【0021】RAM6の連続時間記憶内容を消去すると
ともに、話中音カウンタを0にリセットする(ステップ
3)。
【0022】相手方のファクシミリ装置との回線が開か
れ、相手方から送信されたCED信号を受信して回線信
号検出部8で検出すると(ステップ4)、送信処理を開
始する。
【0023】また、相手方の呼出時において、相手方の
回線が使用中であると、話中音の信号を受信する。この
受信信号が予め規定された話中音の周波数、音量の範囲
内にあるか、回線信号検出部8で検出する(ステップ
5)。
【0024】話中音の範囲内にあることが検出されれ
ば、話中音カウンタが0かどうか判断する(ステップ
6)。ここではステップ3で話中音カウンタを0にして
いるのでステップ8に進み、後述する0でない場合はス
テップ7に進む。
【0025】そして、話中音の範囲内の信号が続いてい
れば(ステップ8)、信号の連続時間が予め規定された
話中音の連続時間の範囲内にあるか、回線信号検出部8
で検出する(ステップ9)。ここで、信号が話中音では
なく、回線上のノイズ等を含んだ呼出音や音声であった
ならば、ステップ3に戻る。
【0026】信号の連続時間が話中音の範囲内にあると
検出されれば、CPU2の比較手段18の機能により、今
回の信号の連続時間とRAM6の連続時間記憶エリアに
記憶された前回の信号の連続時間とを比較する(ステッ
プ10)。
【0027】ここでは、ステップ3でRAM6の連続時
間記憶エリアの内容が消去されているので、規定外と判
断されるため、話中音カウンタを0にし(ステップ1
1)、今回の信号の連続時間を連続時間記憶エリアに記
憶し(ステップ12)、ステップ4に戻り、信号の監視を
続ける。
【0028】そして、話中音の範囲内の信号が続いてい
れば、再度ステップ10に進み、CPU2の比較手段18の
機能により、今回の信号の連続時間とRAM6の連続時
間記憶エリアに記憶された前回の信号の連続時間とを比
較する。規定内と判断されれば、今回の信号の連続時間
を連続時間記憶エリアに記憶し(ステップ13)、話中音
カウンタをカウントアップする(ステップ14)。
【0029】カウントアップされた話中音カウンタが規
定値に達したか判断し(ステップ15)、ここではまだ達
していないので、ステップ4に戻る。
【0030】そして、ステップ4に戻ると、ステップ6
で話中音カウンタは0でないので、ステップ7で今回の
信号と前回の信号との中断時間が予め規定された話中音
の範囲内か、回線信号検出部8で検出する。ここで、範
囲内から外れる場合には、話中音でないと判断し、ステ
ップ3に戻る。
【0031】そして、話中音の範囲内の信号が続いてい
れば、ステップ14で話中音カウンタをカウントアップし
ていき、ステップ15で話中音カウンタのカウント値が規
定値に達したら、話中音判断手段19の機能により信号は
周期性のある話中音であると判断し、回線制御部3によ
り回線を断つ(ステップ16)。
【0032】したがって、例えば図3(b) に話中音以外
の例に示しているように、信号中に話中音の周波数、音
量、連続時間の範囲内の信号が含まれており、話中音と
誤って検出してしまっても、図3(a) に話中音の例を示
すように、信号に周期性がなければ話中音と判断しない
ため、話中音を正確に判断することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、呼出時において、話中
音の範囲内の信号を検出した場合、この信号の受信毎に
信号の連続時間を連続時間記憶手段に順次記憶し、今回
受信の信号の連続時間と連続時間記憶手段に記憶された
前回受信の信号すなわち1つ前の信号の連続時間とを比
較し、信号に周期性がある場合にのみ話中音と判断する
ため、話中音の信号の周期が異なったり時間経過ととも
に変化しても対応できるとともに、音声などを話中音と
誤認することなく話中音を正確に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信機器の一実施例を示すファク
シミリ装置のブロック図である。
【図2】キーボード部の正面図である。
【図3】(a) は話中音の例、(b) 話中音以外の例を示す
波形図である。
【図4】呼出時のフローチャートである。
【符号の説明】 情報通信機器としてのファクシミリ本体 6 連続時間記憶手段の機能を有するRAM 8 話中音検出手段の機能を有する回線信号検出部 18 比較手段 19 話中音判断手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出時の話中音の検出機能を有する情報
    通信機器において、 呼出時の受信信号が話中音の範囲内にあるか検出する話
    中音検出手段と、 この話中音検出手段により話中音の範囲内にあることが
    検出されたとき、この信号の受信毎に信号の連続時間を
    順次記憶する連続時間記憶手段と、 今回受信の信号の連続時間と前記連続時間記憶手段に記
    憶された前回受信の信号の連続時間とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較結果から信号に周期性があれば
    話中音であると判断し、周期性がなければ話中音でない
    と判断する話中音判断手段とを具備したことを特徴とす
    る情報通信機器。
JP3286296A 1991-10-31 1991-10-31 情報通信機器 Expired - Lifetime JP2893665B2 (ja)

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JPH05130258A JPH05130258A (ja) 1993-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59127461A (ja) * 1983-01-12 1984-07-23 Nec Corp 断続信号受信回路
JPS61224567A (ja) * 1985-03-28 1986-10-06 Fujitsu Ltd 自動発呼時の相手応答確認方式
JPH01231561A (ja) * 1988-03-11 1989-09-14 Fujitsu Ltd 話中音検出方式

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