JP2893526B1 - 吐出口ブッシュ及び遠心分離機 - Google Patents
吐出口ブッシュ及び遠心分離機Info
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- JP2893526B1 JP2893526B1 JP7410398A JP7410398A JP2893526B1 JP 2893526 B1 JP2893526 B1 JP 2893526B1 JP 7410398 A JP7410398 A JP 7410398A JP 7410398 A JP7410398 A JP 7410398A JP 2893526 B1 JP2893526 B1 JP 2893526B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge port
- casing
- bush
- port bush
- centrifuge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B2001/2091—Configuration of solids outlets
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 遠心分離機に装着される吐出口ブッシュの交
換を容易且つ短時間で行えるようにする。 【解決手段】 吐出口ブッシュ2のセラミックや超硬合
金類あるいはウレタンエラストマー等の耐摩耗性材料の
円筒部3の側部に、外周囲にねじ部5を有した取付金具
4を一体的に設ける。そして、この吐出口ブッシュ2を
遠心分離機のケーシング1に設けた貫通孔にケーシング
1の外側から螺合結合させ、回り止めピン6を取り付け
る。
換を容易且つ短時間で行えるようにする。 【解決手段】 吐出口ブッシュ2のセラミックや超硬合
金類あるいはウレタンエラストマー等の耐摩耗性材料の
円筒部3の側部に、外周囲にねじ部5を有した取付金具
4を一体的に設ける。そして、この吐出口ブッシュ2を
遠心分離機のケーシング1に設けた貫通孔にケーシング
1の外側から螺合結合させ、回り止めピン6を取り付け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラリーや固形流
動物などの吐出口に設けられる吐出口ブッシュ及びこの
吐出口ブッシュが取り付けられる遠心分離機に関するも
のである。
動物などの吐出口に設けられる吐出口ブッシュ及びこの
吐出口ブッシュが取り付けられる遠心分離機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】遠心分離機は、一般的には固液間の比重
差を利用して遠心力を与えることにより固液分離を行う
もので、通常横軸型のドラムを高速回転させたときに円
周部に集まる固形物をスクリューで連続的に吐出ブッシ
ュを通して外部に排出するような構成となっている。こ
の固形物はスラリー等を含む固形流動物であり、吐出口
ブッシュには耐摩耗性の高い材質のものが使用されてい
る。
差を利用して遠心力を与えることにより固液分離を行う
もので、通常横軸型のドラムを高速回転させたときに円
周部に集まる固形物をスクリューで連続的に吐出ブッシ
ュを通して外部に排出するような構成となっている。こ
の固形物はスラリー等を含む固形流動物であり、吐出口
ブッシュには耐摩耗性の高い材質のものが使用されてい
る。
【0003】従来、このような遠心分離機の吐出口に摩
耗防止用リングとして装着される吐出口ブッシュは、通
常円筒状の形状となっており、ケーシングの内側から該
ケーシングに設けられた貫通穴に嵌合されて取り付けら
れる。そして、ブッシュ本体のフランジ部分でケーシン
グの外側に抜けないように固定されている。
耗防止用リングとして装着される吐出口ブッシュは、通
常円筒状の形状となっており、ケーシングの内側から該
ケーシングに設けられた貫通穴に嵌合されて取り付けら
れる。そして、ブッシュ本体のフランジ部分でケーシン
グの外側に抜けないように固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の吐出口ブッシュ
は、上記のように遠心分離機のケーシングの内側から挿
入して取り付けるので、交換作業が容易でなく、また時
間がかかり、メンテナンス費用を含めるとコスト高にな
ってしまうという問題点があった。
は、上記のように遠心分離機のケーシングの内側から挿
入して取り付けるので、交換作業が容易でなく、また時
間がかかり、メンテナンス費用を含めるとコスト高にな
ってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、交換作業が容易且つ短時間で済み、メ
ンテナンスコストの低減が可能な吐出口ブッシュ及びこ
れを有した遠心分離機を提供することを目的としてい
る。
なされたもので、交換作業が容易且つ短時間で済み、メ
ンテナンスコストの低減が可能な吐出口ブッシュ及びこ
れを有した遠心分離機を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吐出口ブッ
シュ及び遠心分離機は、次のように構成したものであ
る。
シュ及び遠心分離機は、次のように構成したものであ
る。
【0007】(1)遠心分離機のケーシングに取り付け
られる吐出口ブッシュであって、円筒部の側部に、外周
囲にねじ部を有した取付部材を一体的に設けて、ケーシ
ングの外側から該ケーシングに螺合取付可能に形成し
た。
られる吐出口ブッシュであって、円筒部の側部に、外周
囲にねじ部を有した取付部材を一体的に設けて、ケーシ
ングの外側から該ケーシングに螺合取付可能に形成し
た。
【0008】(2)上記(1)の構成において、取付部
材の回転止め手段を設けた。
材の回転止め手段を設けた。
【0009】(3)ケーシングに吐出口ブッシュが取り
付けられる遠心分離機であって、前記吐出口ブッシュ
は、円筒部の側部に外周囲にねじ部を有した取付部材を
一体的に設けて、ケーシングの外側から該ケーシングに
螺合取付可能に形成した。
付けられる遠心分離機であって、前記吐出口ブッシュ
は、円筒部の側部に外周囲にねじ部を有した取付部材を
一体的に設けて、ケーシングの外側から該ケーシングに
螺合取付可能に形成した。
【0010】(4)上記(3)の構成において、吐出口
ブッシュの回転止め手段を設けた。
ブッシュの回転止め手段を設けた。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る遠心分離機用
吐出口ブッシュの構成を示す断面図であり、遠心分離機
のケーシングに取り付けた状態を示している。
吐出口ブッシュの構成を示す断面図であり、遠心分離機
のケーシングに取り付けた状態を示している。
【0012】同図において、1は遠心分離機の外胴やス
クリューを収容した内胴である金属製のケーシングで、
例えばステンレスにより形成されている。2はケーシン
グ1に設けた貫通孔に装着された吐出口ブッシュで、フ
ランジの付いた円筒状の、セラミック,超硬合金類やウ
レタンエラストマーなどの耐摩耗性材料からなる円筒部
3と、この円筒部3の側部に一体的に設けられた取付金
具(取付部材)4とで構成され、取付金具4の外周囲に
は上記ケーシング1の貫通孔の内壁のねじ部と螺合結合
するためのねじ部5が設けられている。6は吐出口ブッ
シュ2の回転を防止するための回り止めピン(回転止め
手段)で、ケーシング1に点溶接されている。
クリューを収容した内胴である金属製のケーシングで、
例えばステンレスにより形成されている。2はケーシン
グ1に設けた貫通孔に装着された吐出口ブッシュで、フ
ランジの付いた円筒状の、セラミック,超硬合金類やウ
レタンエラストマーなどの耐摩耗性材料からなる円筒部
3と、この円筒部3の側部に一体的に設けられた取付金
具(取付部材)4とで構成され、取付金具4の外周囲に
は上記ケーシング1の貫通孔の内壁のねじ部と螺合結合
するためのねじ部5が設けられている。6は吐出口ブッ
シュ2の回転を防止するための回り止めピン(回転止め
手段)で、ケーシング1に点溶接されている。
【0013】上記のように構成された遠心分離機の吐出
口ブッシュ2は、その内部を図1の矢印方向にスラリー
や固形流動物等が流れるため、耐摩耗性などの点で優れ
た材料を用いている。しかし、ある程度使用すると交換
の必要が生じてくる。その際、本実施例の吐出ブッシュ
2はケーシング1に螺合取付可能であり、ケーシング1
の外側から取り付け及び取り外しができるので、遠心分
離機の内部を分解することなく交換作業を行うことがで
きる。
口ブッシュ2は、その内部を図1の矢印方向にスラリー
や固形流動物等が流れるため、耐摩耗性などの点で優れ
た材料を用いている。しかし、ある程度使用すると交換
の必要が生じてくる。その際、本実施例の吐出ブッシュ
2はケーシング1に螺合取付可能であり、ケーシング1
の外側から取り付け及び取り外しができるので、遠心分
離機の内部を分解することなく交換作業を行うことがで
きる。
【0014】したがって、吐出口ブッシュ2の交換作業
が容易且つ短時間ででき、コストダウンが可能となる。
また吐出口ブッシュ2には回り止めピン6が設けられて
いるので、振動等で回転してケーシング1から外れるこ
ともなく、信頼性の高いものとなっている。
が容易且つ短時間ででき、コストダウンが可能となる。
また吐出口ブッシュ2には回り止めピン6が設けられて
いるので、振動等で回転してケーシング1から外れるこ
ともなく、信頼性の高いものとなっている。
【0015】図2は遠心分離機における吐出口ブッシュ
2の装着部の一例を示したものである。同図中、11は
外胴(ボウル)で、内部にスクリューが配設されてお
り、このスクリューを有したドラムの回転によってスラ
リーや固形流動物等が図の右方向に運ばれて吐出口ブッ
シュ2から外部に排出されるようになっている。12は
摩耗防止用のリングである。
2の装着部の一例を示したものである。同図中、11は
外胴(ボウル)で、内部にスクリューが配設されてお
り、このスクリューを有したドラムの回転によってスラ
リーや固形流動物等が図の右方向に運ばれて吐出口ブッ
シュ2から外部に排出されるようになっている。12は
摩耗防止用のリングである。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、吐出口
ブッシュの交換作業が容易且つ短時間で済むようにな
り、メンテナンスコストの低減が可能になるという効果
がある。
ブッシュの交換作業が容易且つ短時間で済むようにな
り、メンテナンスコストの低減が可能になるという効果
がある。
【図1】 本発明に係る吐出口ブッシュの構成を示す断
面図
面図
【図2】 吐出口ブッシュの装着部の一例を示す説明図
1 ケーシング 2 吐出口ブッシュ 3 円筒部 4 取付金具 5 ねじ部 6 回り止めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B04B 1/00,1/20 B04B 11/00,11/02 B01J 4/00
Claims (4)
- 【請求項1】 遠心分離機のケーシングに取り付けられ
る吐出口ブッシュであって、円筒部の側部に、外周囲に
ねじ部を有した取付部材を一体的に設けて、ケーシング
の外側から該ケーシングに螺合取付可能に形成したこと
を特徴とする吐出口ブッシュ。 - 【請求項2】 取付部材の回転止め手段を設けたことを
特徴とする請求項1記載の吐出口ブッシュ。 - 【請求項3】 ケーシングに吐出口ブッシュが取り付け
られる遠心分離機であって、前記吐出口ブッシュは、円
筒部の側部に外周囲にねじ部を有した取付部材を一体的
に設けて、ケーシングの外側から該ケーシングに螺合取
付可能に形成したことを特徴とする遠心分離機。 - 【請求項4】 吐出口ブッシュの回転止め手段を設けた
ことを特徴とする請求項3記載の遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7410398A JP2893526B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吐出口ブッシュ及び遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7410398A JP2893526B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吐出口ブッシュ及び遠心分離機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2893526B1 true JP2893526B1 (ja) | 1999-05-24 |
JPH11267549A JPH11267549A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13537529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7410398A Expired - Lifetime JP2893526B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吐出口ブッシュ及び遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893526B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9333515B2 (en) | 2010-12-30 | 2016-05-10 | Alfa Laval Corporate Ab | Centrifugal separator having an inlet with wear resistance members, and a feed zone element with wear resistance members |
US9943862B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-04-17 | Alfa Laval Corporate Ab | Centrifugal separator, wear resistance member and set of wear resistance members for a centrifugal separator |
CN111495611A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-08-07 | 巴工业株式会社 | 离心分离装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK175539B1 (da) * | 2002-03-14 | 2004-11-29 | Alfa Laval Copenhagen As | Dekantercentrifuge med slidforstærkning i indlöb |
DE20219551U1 (de) * | 2002-12-16 | 2004-04-29 | Westfalia Separator Ag | Zentrifuge, insbesondere Separator, mit Feststoff-Austrittsdüsen |
CN102172567A (zh) * | 2011-01-28 | 2011-09-07 | 浙江青田瓯鹏机械制造有限公司 | 卧螺离心机 |
KR101321078B1 (ko) * | 2013-07-19 | 2013-10-23 | (주)이화에코시스템 | 마찰력 저감 및 토출 구경 가변형 다중부시를 가진 원심분리기 |
CN103567083A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-12 | 绿水分离设备有限公司 | 一种具有可更换耐磨陶瓷套防磨装置的卧螺离心机 |
CN105413892A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-23 | 宜兴市华鼎粮食机械有限公司 | 一种带耐磨衬的碟式离心机转鼓 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7410398A patent/JP2893526B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9943862B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-04-17 | Alfa Laval Corporate Ab | Centrifugal separator, wear resistance member and set of wear resistance members for a centrifugal separator |
US9333515B2 (en) | 2010-12-30 | 2016-05-10 | Alfa Laval Corporate Ab | Centrifugal separator having an inlet with wear resistance members, and a feed zone element with wear resistance members |
CN111495611A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-08-07 | 巴工业株式会社 | 离心分离装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11267549A (ja) | 1999-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990105 |