JP2893060B2 - 磁気近接スイッチ - Google Patents
磁気近接スイッチInfo
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- JP2893060B2 JP2893060B2 JP13946490A JP13946490A JP2893060B2 JP 2893060 B2 JP2893060 B2 JP 2893060B2 JP 13946490 A JP13946490 A JP 13946490A JP 13946490 A JP13946490 A JP 13946490A JP 2893060 B2 JP2893060 B2 JP 2893060B2
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- circuit board
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明は、リードスイツチを内蔵した磁気近接スイ
ツチに関する。
ツチに関する。
〈従来技術と課題〉 従来、この種の磁気近接スイツチとして、たとえば第
4図で示す磁性体からなるリード端子2,2をもつたリー
ドスイツチ1に、第5図で示すように永久磁石3を近接
させ、その磁力により両リード端子2,2を接触させて、
電気的に導通させるものが知られている。(特公昭44−
32532号公報参照) 一般に、リードスイツチ1は、互いに所定間隔を存し
て配設されたリード端子2,2を磁化させて、異極に磁化
されたリード端子2、2の磁気吸引力によつて接触させ
る構成であるから、わずかな磁力に感応して上記リード
端子2,2を接触させるためには、リード端子2,2自体の質
量を小さくすることが望ましい。
4図で示す磁性体からなるリード端子2,2をもつたリー
ドスイツチ1に、第5図で示すように永久磁石3を近接
させ、その磁力により両リード端子2,2を接触させて、
電気的に導通させるものが知られている。(特公昭44−
32532号公報参照) 一般に、リードスイツチ1は、互いに所定間隔を存し
て配設されたリード端子2,2を磁化させて、異極に磁化
されたリード端子2、2の磁気吸引力によつて接触させ
る構成であるから、わずかな磁力に感応して上記リード
端子2,2を接触させるためには、リード端子2,2自体の質
量を小さくすることが望ましい。
ところが、リード端子2,2自体の質量を小さくする
と、磁力線を集める能力が低下するため、これを高めよ
うとすれば、リード端子2,2自体が大型化し、その感度
向上には限界があった。
と、磁力線を集める能力が低下するため、これを高めよ
うとすれば、リード端子2,2自体が大型化し、その感度
向上には限界があった。
従来、これを改善するために、実開昭56−32346号公
報で開示されているように、リードスイッチを構成する
リード端子の外端部に磁性部材をスポット溶接にて溶着
してなるリードスイッチが知られているが、このリード
スイッチをたとえばプリント基板に載置してプリント配
線に電気的に接続固定した場合、上記リードスイッチが
プリント基板の板面に盛り上って載置され、厚型となる
ばかりでなく、上記磁性部材はスポット溶接にてリード
端子に溶着されたのち、プリント配線にろう付けにて電
気的に接続固定しなければならず、その製造組立および
接続作業がきわめて面倒である。
報で開示されているように、リードスイッチを構成する
リード端子の外端部に磁性部材をスポット溶接にて溶着
してなるリードスイッチが知られているが、このリード
スイッチをたとえばプリント基板に載置してプリント配
線に電気的に接続固定した場合、上記リードスイッチが
プリント基板の板面に盛り上って載置され、厚型となる
ばかりでなく、上記磁性部材はスポット溶接にてリード
端子に溶着されたのち、プリント配線にろう付けにて電
気的に接続固定しなければならず、その製造組立および
接続作業がきわめて面倒である。
〈発明の目的〉 この発明は上記課題を解消するためになされたもの
で、薄型で製造組立および接続作業が容易な磁気近接ス
イッチを提供することを目的とする。
で、薄型で製造組立および接続作業が容易な磁気近接ス
イッチを提供することを目的とする。
〈発明の構成と効果〉 この発明による磁気近接スイッチは、リードスイッチ
を収納する開口部を形成したプリント基板と、上記開口
部に収納されかつリード端子の外端部を上記開口部に露
出させて上記プリント基板の配線に電気的に接続固定し
てなるリードスイッチと、上記プリント基板に載置され
て上記リード端子の露出した外端部に嵌入された切欠部
を有する板状の集磁板とを具備し、上記プリント基板に
載置された集磁板を通して上記リードスイッチのリード
端子に磁力線を集めるように構成したことを特徴とす
る。
を収納する開口部を形成したプリント基板と、上記開口
部に収納されかつリード端子の外端部を上記開口部に露
出させて上記プリント基板の配線に電気的に接続固定し
てなるリードスイッチと、上記プリント基板に載置され
て上記リード端子の露出した外端部に嵌入された切欠部
を有する板状の集磁板とを具備し、上記プリント基板に
載置された集磁板を通して上記リードスイッチのリード
端子に磁力線を集めるように構成したことを特徴とす
る。
上記構成によれば、リードスイッチをプリント基板の
開口部に収納するとともに、板状の集磁板を上記プリン
ト基板に載置したから、上記リードスイッチおよび集磁
板がプリント基板の板面に盛り上るのを極力抑制して薄
型に構成することができる。
開口部に収納するとともに、板状の集磁板を上記プリン
ト基板に載置したから、上記リードスイッチおよび集磁
板がプリント基板の板面に盛り上るのを極力抑制して薄
型に構成することができる。
また、上記集磁板はリード端子の外端部をプリント基
板の配線に電気的に接続固定したのち、リード端子の露
出した外端部に切欠部を嵌入することにより装着される
から、その製造組立および接続作業がきわめて容易であ
る。
板の配線に電気的に接続固定したのち、リード端子の露
出した外端部に切欠部を嵌入することにより装着される
から、その製造組立および接続作業がきわめて容易であ
る。
〈実施例の説明〉 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図はこの発明による磁気近接スイツチの一例を示
す断面図である。
す断面図である。
同図で示すように、リードスイツチ1はガラス管10に
封入されたリード端子2,2の端部をその両端より突出さ
せて構成され、基本的には第5図で示した従来例と同様
である。
封入されたリード端子2,2の端部をその両端より突出さ
せて構成され、基本的には第5図で示した従来例と同様
である。
上記リードスイツチ1はそのガラス管10が第2図で示
すプリント基板4の開口部4aに収納され、上記リード端
子2,2の外端部が第3図で示すように上記プリント基板
4の裏面に形成された外部端子5,5にろう付けされて、
電気的に接続されている。さらに、上記プリント基板4
の表裏面には、鉄板などの磁性体からなるL字状に折曲
された集磁板6,7が上記リード端子2,2の各外端部に対応
させて配設され、そのL字状の先端部に形成されたほぼ
V字状の切欠部8,9で、上記リードスイツチ1のガラス
管10に近い部分において上記リード端子2,2の各外端部
を挟み込み、これをプラスチツク製の箱状ベース11に収
納し、その開放部にカバー12を取付ける。
すプリント基板4の開口部4aに収納され、上記リード端
子2,2の外端部が第3図で示すように上記プリント基板
4の裏面に形成された外部端子5,5にろう付けされて、
電気的に接続されている。さらに、上記プリント基板4
の表裏面には、鉄板などの磁性体からなるL字状に折曲
された集磁板6,7が上記リード端子2,2の各外端部に対応
させて配設され、そのL字状の先端部に形成されたほぼ
V字状の切欠部8,9で、上記リードスイツチ1のガラス
管10に近い部分において上記リード端子2,2の各外端部
を挟み込み、これをプラスチツク製の箱状ベース11に収
納し、その開放部にカバー12を取付ける。
この取付手段は、たとえばベース11に突設された2対
の螺筒13に裏側の集磁板7の両側の凹所14,14を嵌合
し、表側からボルト15をカバー12の透孔16、表側の集磁
板6の透孔17、さらにプリント基板4の透孔18を通して
上記螺筒13に螺締して取付ける構成である。
の螺筒13に裏側の集磁板7の両側の凹所14,14を嵌合
し、表側からボルト15をカバー12の透孔16、表側の集磁
板6の透孔17、さらにプリント基板4の透孔18を通して
上記螺筒13に螺締して取付ける構成である。
上記構成において、永久磁石(図示せず)を近接させ
ると、この永久磁石からの磁束が表裏面の集磁板6,7を
通つて上記リード端子2,2間に流れ、その磁力により異
極に磁化されたリード端子2,2の磁気吸引力によつて接
触し、両リード端子2,2が接触して電気的に導通する。
ると、この永久磁石からの磁束が表裏面の集磁板6,7を
通つて上記リード端子2,2間に流れ、その磁力により異
極に磁化されたリード端子2,2の磁気吸引力によつて接
触し、両リード端子2,2が接触して電気的に導通する。
上記構成によれば、リードスイツチ1より突設したリ
ード端子2,2に集磁板6,7を固定して磁力線を集めるよう
に構成したから、わずかな磁力線でもリードスイツチ1
が作動し、高感度で、小型の磁気近接スイツチを提供す
ることができる。すなわち、上記集磁板6,7がアンテナ
の役割を果して、磁力線をリードスイツチ1に集めるこ
とができるから、わずかな磁力線でもリードスイツチ1
を高感度に作動させることができる。
ード端子2,2に集磁板6,7を固定して磁力線を集めるよう
に構成したから、わずかな磁力線でもリードスイツチ1
が作動し、高感度で、小型の磁気近接スイツチを提供す
ることができる。すなわち、上記集磁板6,7がアンテナ
の役割を果して、磁力線をリードスイツチ1に集めるこ
とができるから、わずかな磁力線でもリードスイツチ1
を高感度に作動させることができる。
また、上記構成によれば、リードスイッチ1をプリン
ト基板4の開口部4aに収納するとともに、板状の集磁板
6,7を上記プリント基板4に載置したから、上記リード
スイッチ1および集磁板6,7がプリント基板4の板面に
盛り上るのを極力抑制して薄型に構成することができ
る。
ト基板4の開口部4aに収納するとともに、板状の集磁板
6,7を上記プリント基板4に載置したから、上記リード
スイッチ1および集磁板6,7がプリント基板4の板面に
盛り上るのを極力抑制して薄型に構成することができ
る。
また、上記集磁板6,7はリード端子2,2の外端部をプリ
ント基板4の配線である外部端子5,5に電気的に接続固
定したのち、リード端子2,2の露出した外端部に切欠部
8,9を嵌入することにより装着されるから、その製造組
立および接続作業がきわめて容易である。
ント基板4の配線である外部端子5,5に電気的に接続固
定したのち、リード端子2,2の露出した外端部に切欠部
8,9を嵌入することにより装着されるから、その製造組
立および接続作業がきわめて容易である。
なお、上記実施例において、集磁板6,7は少なくとも
1個設ければよい。
1個設ければよい。
第1図はこの発明による磁気近接スイツチの一実施例を
示す断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は上記近
接スイツチに組込まれたプリント基板の一例を示す裏面
図、第4図および第5図は従来例を示す説明図である。 1……リードスイツチ、2……リード端子、4……プリ
ント基板、4a……開口部、6(7)……集磁板、8
(9)……切欠部。
示す断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は上記近
接スイツチに組込まれたプリント基板の一例を示す裏面
図、第4図および第5図は従来例を示す説明図である。 1……リードスイツチ、2……リード端子、4……プリ
ント基板、4a……開口部、6(7)……集磁板、8
(9)……切欠部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 36/00
Claims (1)
- 【請求項1】リードスイッチを収納する開口部を形成し
たプリント基板と、上記開口部に収納されかつリード端
子の外端部を上記開口部に露出させて上記プリント基板
の配線に電気的に接続固定してなるリードスイッチと、
上記プリント基板に載置されて上記リード端子の露出し
た外端部に嵌入された切欠部を有する板状の集磁板とを
具備し、上記プリント基板に載置された集磁板を通して
上記リードスイッチのリード端子に磁力線を集めるよう
に構成したことを特徴とする磁気近接スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946490A JP2893060B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 磁気近接スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946490A JP2893060B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 磁気近接スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434815A JPH0434815A (ja) | 1992-02-05 |
JP2893060B2 true JP2893060B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15245844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13946490A Expired - Fee Related JP2893060B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 磁気近接スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893060B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103219198B (zh) * | 2013-04-24 | 2015-05-20 | 赵德连 | 磁电动能电控开关 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13946490A patent/JP2893060B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434815A (ja) | 1992-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |