JP2892990B2 - 生物学的に活性な重合体の水性分散体 - Google Patents

生物学的に活性な重合体の水性分散体

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JP2892990B2
JP2892990B2 JP8219605A JP21960596A JP2892990B2 JP 2892990 B2 JP2892990 B2 JP 2892990B2 JP 8219605 A JP8219605 A JP 8219605A JP 21960596 A JP21960596 A JP 21960596A JP 2892990 B2 JP2892990 B2 JP 2892990B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は生物学的に活性な重
合体の水性分散体に関する。該分散体はラテックス粒子
からなるものであり、該ラテックスは種重合法によって
製造されたものであり、この種重合法の手順において、
使用される種重合体は未だ完全には重合していないモノ
マーを5〜50重量%の量で含有し、かつ種重合は、少
なくとも1種のモノマーがアセタール基含有化合物であ
るようなモノマー類を用いて遂行される。 【0002】自由アミノ基を有する生物学的に活性な物
質を、本発明の分散重合体粒子の表面に存在しているア
セタール基から誘導されるアルデヒド基に結合させるこ
とにより、生物学的に活性な分散重合体が得られる。こ
れらの生物学的に活性なラテックス結合物は、血清学上
または免疫学上の測定法に適している。 【0003】 【従来技術】血清学上または免疫学上の測定法の感度
は、指示薬または相応の免疫学上の試薬を負荷したキャ
リア粒子を用いることにより増大し得ることが知られて
いる。使用され得るキャリアの例は赤血球または細胞培
養の細胞である。0.02〜5μmの直径を有するラテ
ックス粒子もまたこの目的のために使用される。 【0004】酸アミド基を介して結合されたアセタール
基を含有するラテックス粒子は欧州特許出願EP−A8
2110273.8によって知られている。水性媒体中
で予め調製されたラテックス核は、酸アミド基を介して
結合されたアセタール基を含有するビニリデンモノマー
で膨潤され、そしてこれらのビニリデンモノマー─これ
らは十分に水不溶性でなければならない─は、次に本質
的に親水性またはイオン性でありうる他のモノマーと共
重合せしめられる。このような試薬はたん白質のネフェ
ロメトリー的およびタービジメトリー的測定のために使
用され得る。 【0005】この目的のために、測定すべきたん白質に
対する抗体がラテックスに結合される。抗体を負荷した
ラテックスを適当に希釈した後、このようにしてつくら
れた試薬を測定のために用いることができる。すなわ
ち、測定すべき抗原とインキュベーションした後に、ネ
フェロメトリー的またはタービジメトリー的に測定でき
る凝集体がつくられる。この先行技術によって得られる
散乱光のシグナルは極めて弱く、それ故に容易に再現性
のある測定ができない。先行技術による試薬と検出すべ
き抗原との反応期間中の試薬の検出感度の増大およびこ
れに関連する散乱光シグナルの増強は容易には達成でき
ない。 【0006】 【課題を解決するための手段】今驚くべきことに、使用
されるモノマーのかなりの部分がまだ重合しておらず、
すなわち高い残留モノマー含量を示す予め調製された、
完全には重合していないラテックス核を使用し、そして
この完全には重合していない、従ってモノマー、例えば
スチレン、中で膨潤したラテックス核を、酸アミド基を
介して結合したアセタール基を含有するアクリルまたは
メタクリルモノマーと場合によりアクリルまたはメタク
リル酸モノマーと一緒に水性媒体中で共重合させること
を特徴とする方法により製造されたキャリア粒子を使用
するならば従来法の前記欠点が克服されうることが見出
された。 【0007】このように、本発明は、以下のような種重
合法によって製造されたラテックスキャリア粒子を含有
する分散体に関するものである。すなわち、使用される
種ラテックスにおいて存在するモノマーの30〜90重
量%が、好ましくは40〜80重量%だけが完全に重合
しており、その表面上に、式I 【化3】 〔ただし上記式Iにおいて nは1〜6の整数であり、 R1はHまたはCH3であり、そして R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、R2およ
びR3は −(CH2)m−CH3 (ただしmは0〜7の整数である)であるか、または 【化4】 {ただし、式中X、YおよびZは同一でも異なっていて
もよくX、YおよびZは(CH2)p−CH3(ただしpは
1〜3の整数である)}であるかまたはR2およびR3
アリール基である〕で表されるモノマー、および場合に
よりクロトン−および/またはアクリル−および/また
はメタクリル酸、および場合により種重合体を形成する
モノマー、すなわち例えばスチレンからなるモノマー混
合物から重合された共重合体が存在していることを特徴
とするものである。 【0008】本発明はさらには分散体の製造方法に関す
るものである。この製造方法は、まず例えばスチレンの
ようなモノマーを使用されるモノマーの30〜90重量
%のみが完全に重合するように重合させることによって
ラテックス分散物の種を調製し、ついで、濾過によるか
または充分に透析することによって重合体に溶解しない
過剰モノマーを分離し、つぎにモノマー混合物を添加し
そしてこれに重合させることからなるものである。この
混合物は式Iで表される末端アセタール含有化合物およ
び場合によりクロトンおよび/またはアクリルおよび/
またはメタクリルモノマー、並びに種重合体を形成する
モノマー例えばスチレンを有している。種ラテックスは
好適には存在するモノマーの40〜80%(重量比)の
みが完全に重合するべく重合に付される。種ラテックス
の場合は存在するモノマーの50〜70%(重量比)の
みが完全に重合するような重合方法が望ましい。 【0009】このようにして本発明の方法により重合体
を基準として5〜50重量%のモノマーをまだ含有して
いるポリマー核が得られる。重合体を基準として10〜
40重量%のモノマーを含有している調製物が好まし
い。重合体を基準として20〜30重量%のモノマーを
含有しているような調製物が特に好ましい。 【0010】本発明の分散体製造用の種分散体として使
用されるラテックス粒子は、フィルム−非形成性の重合
体でなければならない。「フィルム−非形成性」とは、
使用条件下でフィルムを形成せず、また合着しない重合
体ラテックス粒子のことと解されるべきである。スチレ
ン、ビニルトルエンまたはビニルナフタレンを重合させ
て得られる重合体が好適である。特に好適な分散体はポ
リスチレンラテックスである。ポリスチレン種分散体は
それ自体既知の方法で製造される。 【0011】本発明による分散ポリマーを調製するため
に、原則として、ラテックス粒子表面の最大分子被覆に
必要とされるであろう乳化剤量の約20〜80%(重量
比)が、0.02ないし2μm、好適には0.05ないし
0.5μmの粒径を有する予め調製されたラテックスに
添加される。ラテックス表面の最大被覆をもたらす乳化
剤量を決定するための測定は、張力計(テンショメータ
ー)を用いて実施される。例えば、I. Phrma氏により
「Journal of Colloid and Interface Science」、第74
巻(1979年)、第90〜102頁に発表されたものおよび最
初のものでは、S.H. Maron氏等により「Journal of Col
loid and Interface Science」、第9巻(1954年)、第
89〜104頁に発表された測定法がある。 【0012】使用可能な乳化剤の例は、好ましくは10
〜20個の炭素原子を有する長鎖脂肪族アルコール、ま
たは好ましくは6〜12個の炭素原子を有するアルキル
基をもつアルキルフェノール、または好ましくはそれぞ
れ3〜12個の炭素原子を有する側鎖アルキル基をもつ
ジアルキルフェノールまたはトリアルキルフェノールの
ポリグリコールエーテル類である。これらの例は、ラウ
リルアルコール、ステアリルアルコール。オレイルアル
コール、ココナツ脂肪アルコール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノール、ジイソプロピルフェノール、ト
リイソプロピルフェノール、ジ−t−ブチルフェノー
ル、およびトリ−t−ブチルフェノールとエチレンオキ
シドとの反応生成物である。ポリプロピレングリコール
とエチレンオキシドとの反応生成物もまた好適である。 【0013】適当なイオン系乳化剤はとりわけアニオン
系乳化剤であり、特に、場合により特定の炭化水素基と
アニオン基との間にオキシエチレン単位を含んでいても
よいアルキルスルホン酸、アルキルアリールスルホン酸
および対応する硫酸、リン酸およびホスホン酸のアルカ
リ金属塩またはアンモニウム塩である。 【0014】これらの例としては、ドデシル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウム、オクチルフェノールグ
リコールエーテル−硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、ラウリルジグリコール−硫酸ナ
トリウム、トリ−t−ブチルフェノールペンタグリコー
ル−硫酸アンモニウム、およびトリ−t−ブチルフェノ
ールオクタグリコール−硫酸アンモニウムがある。ドデ
シル−硫酸ナトリウムが好適に使用される。 【0015】アセタール基を含有している式Iの化合物
の少なくとも1種を含むモノマー混合物を乳化剤の他に
フリーラジカルスターター(開始剤)を含む種分散体に
撹拌下に滴加する。分散体の温度は+10℃と+120
℃の間、好ましくは+50℃と90℃の間である。 【0016】重合は、フリーラジカルを生成する開始
剤、例えば過酸化物化合物または脂肪族アゾ化合物の存
在下にそれ自体既知の方法で実施される。開始剤は水溶
性であり、それは(モノマー全量を基準として)0.0
5〜10重量%の量で、好ましくは0.1〜3重量%の
量で使用される。フリーラジカルを形成する既知の開始
剤の例は、過酸化水素、ペルオキシジ硫酸またはペルオ
キシジリン酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩、
たとえばペルオキシジ硫酸ナトリウム、ペルオキシジ硫
酸カリウムおよびペルオキシジ硫酸アンモニウム、およ
びさらに、t−ブチルヒドロペルオキシドのようなアル
キルヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド
のようなジアルキルペルオキシド、ジアセチルペルオキ
シド、ジラウロイルペルオキシドおよびジベンゾイルペ
ルオキシドのようなジアシルペルオキシド、並びにアゾ
ジイソブチロニトリル、アゾジカルボキサミドおよびア
ゾ−γ,γ′−ビス(4−シアノバレリン酸)などであ
る。ペルオキシジ硫酸のアルカリ金属塩またはアンモニ
ウム塩、たとえばペルオキシジ硫酸−ナトリウム、カリ
ウムおよびアンモニウムが特に好適に用いられる。 【0017】もし適当ならば、開始剤は還元剤特に還元
性イオウ含有酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金
属塩と共に用いられる。特に好適である化合物の例とし
ては亜硫酸塩、重亜硫酸塩、ピロ亜硫酸塩、亜ジチオン
酸塩、チオ硫酸塩およびホルムアルデヒド−スルホキシ
ル酸塩がある。クルコースおよびアスコルビン酸もまた
同様に用いられ得る。式Iの化合物はアセタール基含有
モノマーとして使用され、そしてアルキルがC2〜C8
あるアクリル−またはメタクリルアミドアルキルアルデ
ヒドジ−アルキルアセタールが好適に使用される。アク
リル−またはメタクリルアミドアセトアルデヒドジ−n
−ペンチルアセタールが特に好ましい。 【0018】全混合物を基準として30重量%までのス
チレン、ビニルナフタレンまたはビニルトルエンが式I
の化合物を含有するモノマー混合物に添加される得る。
もし、好適ならば、モノマー混合物は全混合物を基準と
して30重量%までのメタアクリル酸、アクリル酸また
はクロトン酸を付加的に含有することができる。モノマ
ー混合物は、種分散体およびモノマー混合物の総量を基
準として90〜5重量%の量で、好適には40〜10重
量%の量で種分散体中に添加される。 【0019】種重合体の存在下に上首尾に重合を行うに
は、モノマー混合物を、重合条件下、すなわち+10℃
〜120℃の温度、好適には+50℃〜+90℃の温度
下にあるラテックス核の懸濁液に、連続撹拌下に滴加す
ることが重要でありうる。滴加の間、添加されたモノマ
ーは既にでき上がっている種ラテックス粒子に連続的に
引き寄せられ、そしてその上で重合してラテックス粒子
の周囲でさらに重合体を形成する。重合体はその後、既
知の方法によって、過剰のモノマー、開始剤および乳化
剤の残りが除去される。重合体は有利には、たとえばN
aHCO3緩衝液(0.01〜0.05重量%)ら対して
透析される。 【0020】本発明によって生物学的に活性な分散体
(以下にラテックス結合体とも称する)を製造するに
は、上記したような方法で種重合することによって得ら
れるラテックス粒子の懸濁液をpH5未満、好ましくは
pH3未満となし、そして結合されるべき免疫学的に活
性な物質、たとえば抗体、抗原またはハプテンとインキ
ュベートする。本発明によるラテックス粒子上のたん白
質のアミノ基と遊離されたアルデヒド基との間の不安定
な結合は、既知の方法で還元される。中性緩衝液中の水
素化硼素シアノナトリウムの溶液がこの目的に好適に使
用される。結合していない免疫学的に活性な物質および
他の不純物のすべてが反応混合物から除去される。これ
は遠心分離または適当な膜上での洗浄によって有利に実
施される。 【0021】本発明による種重合ラテックスは特に高い
安定性によって特徴づけられる。これらは高感度試薬の
製造に適している。本発明による試薬は凍結乾燥によっ
て乾燥されうる。従来法により製造された試薬は、ネフ
ェロメトリー的またはタービジメトリー的測定におい
て、検出すべき抗原反応して凝集して従って測定セル中
での散乱光シグナルまたは吸光の増加を示す。このよう
にして、例えば重要な炎症パラメーターであるC−反応
性たん白質測定用試薬は、C−反応性たん白質(CR
P)に対するウサギの抗体を用いて製造されてきた。も
しこの試薬を種々のCRP濃度で反応させそして散乱光
シグナルを30分のインキュベーション期間経過後にネ
フェロメーターで測定すれば、CRP濃度が増加するに
つれて散乱光シグナルがより高くなることを示す標準曲
線が得られる。このような標準曲線が図1に示される。
この図から、用いられたCRP濃度については低度の散
乱光シグナルが測定されるに過ぎないことが明瞭にわか
る。これは測定感度が低いこととに関連があり、試薬の
検出の下限は約288μg/リットルCRPである。す
なわち、36μg/リットルと288μg/リットルの
間の範囲にあるCRP濃度は検出されないということで
ある。 【0022】これに対し、抗体たとえばCRPに対する
抗体を残留モノマーを含有しかつまだ完全には重合して
いない重合体上での種重合によって得られるラテックス
粒子に結合させることによって製造される本発明による
試薬は、CRPとの反応後にはるかに強い凝集反応を示
す。もし、本発明によるこの試薬を種々の異なるCRP
濃度で反応させ、そして30分間のインキュベーション
期間経過後にネフェロメーターでその散乱光シグナルを
測定するならば、低いCRP濃度において既に高い散乱
光シグナルを示す標準曲線が得られる。このような標準
曲線を図2に示す。これによれば、試薬の感度が高いの
で、36μg/リットル以下の低いCRP濃度さえ測定
され得ることがわかる。さらには、36〜2,300μ
g/リットルのCRP濃度に対する散乱光シグナルが、
従来法による試薬に比べて極めて高い。このことは測定
の再現性が従来法によるものよりも極めて優れているこ
とを意味している。 【0023】もしも本発明によるラテックス粒子に、抗
体、たとえばアルファ−フェトプロテン(AFP)フェ
リチン、ヒト胎盤ラクトゲン(HPL)、チロキシン−
結合グロブリン(TBG)、免疫グロブリンE、β2
ミクログロブリン、妊娠特異性β1−糖たん白質および
ヒト絨毛ゴナドトロピン(BHCG)に対する抗体が負
荷されたならば、相応する有利性を有する本発明による
試薬が得られる。 【0024】モノクローナル抗体もまた本発明による試
薬の製造に好都合に使用される。ラテックス粒子は同様
に細菌性またはウイルス性のたん白質、たとえばストレ
プトリジンO、ストレプトコッカスB抗原、H−インフ
ルエンザ抗原、肺炎双球菌抗原、梅毒抗原、トキソプラ
ズマ抗原、HBsAg、風疹抗原、ヘルペス抗原および
破傷風抗原で負荷されることができ、そして、これらの
抗原を負荷された本発明による試薬によって対応する抗
体が検出される。 【0025】最後に、本発明によるラテックス粒子は同
様にして誘導体形成されたハプテン、たとえば、チロキ
シン(T4)、トリヨードチロニン(T3)、コルチゾー
ル、プロゲステロン、テストステロン、ゲンタマイシン
およびディゴキシンのようなホルモンや薬剤を負荷さ
れ、生物学的に活性な分散重合体にされる。上記したよ
うなハプテンの濃度を測定することができる本発明の試
薬は阻害試験、すなわち適当な抗体を同時に用いること
によっても使用される。本発明によるラテックス粒子は
容易に製造することができ、そして穏やかな条件下に感
度のよい免疫学的に活性な物質と結合して診断試薬が得
られる。ラテックス結合体は、粒子径の変化を測定する
すべての診断法、たとえば、視覚的なラテックス凝集テ
ストによる物質の定性的または半定量的測定、および直
接的または競合的凝集テストによるあるいはラテックス
−ハプテン阻害テストによる痕跡たん白質のネフェロメ
トリー的またはタービジメトリー的測定にしようされ得
る。 【0026】 【実施例】 1.種重合体の製造 窒素で飽和された2度蒸留された蒸留水310mlを、ガ
ス導入管とガス排出管および磁気撹拌棒を備えたシリン
ダー状ガラス容器内に導入した。ステアリン酸ナトリウ
ム500mgを添加し、撹拌して溶解した。25%アンモ
イア1.5mlも添加した。pHをチェックしたところ11.
09であった。真空なして窒素を充填することを数回行
うことにより重合容器から酸素を除いた。洗浄剤溶液
を、連続撹拌下に、水浴上+70℃に加温した。次いで
90mlの新たに蒸留したスチレンを窒素下に圧力調整を
しながら滴下漏斗を用いて、重合容器内に導入した。ス
チレンを乳化するため、混合物を+70℃で15分間撹
拌した。次いで温度を+90℃に高めそして混合物をさ
らに1時間撹拌した。次に窒素で飽和された蒸留水50
mlに溶解したペルオキシジ硫酸カリウム67.5mgを添
加した。混合物を80分間+90℃で撹拌した。ポリス
チレンをヒダ付き濾紙を通して添加した。状況によって
はここでフィルター上に数mlのスチレンが残る。過剰の
スチレンが幾分か存在していたため、このスチレンはポ
リスチレン中に完全には溶解させることができなかっ
た。 【0027】濾過されたポリスチレンを10リットルの
0.01%(重量比)炭酸水素アンモニウム溶液(0.0
1%(W/W)のNH4HCO3および0.01重量%のN
aN3を含有:10リットル中25重量%アンモニア1
0.5mlを用いてpH10.0に調整)に対して50時間透
析した。透析後、乾燥重量12.8g/dlを有する41
0mlの重合体が得られた。使用されたモノマーの約重量
60%がこうして重合せしめられた。重合時間を5〜1
0分間延長すれば重合スチレンの割合を高めることが可
能であったが、それと同時にポリスチレンに溶解したモ
ノマーは減少した。これと反対に、重合時間を5〜10
分間短縮すれば重合スチレンの割合を減少させることが
可能であったが、それと同時にスチレンに溶解したモノ
マーは増加した。 【0028】 2.実施例1によって製造された重合体を使用した種重
合 固形物含量12.8重量%のポリスチレンラテックス分
散体156.3ml、蒸留水238.7mlおよびドデシル硫
酸ナトリウム250mgを、ガス導入管とガス排出管およ
び磁気撹拌棒を備えたシリンダー状ガラス容器内に導入
し、撹拌により溶解した。重合容器を真空にして窒素を
充填することを何回か行うことによって容器から酸素を
除いた。ラテックス−洗浄剤混合物を連続撹拌下に、水
浴中+70℃に加熱した。 【0029】2mlのスチレン、2mlのメタクリルアミド
アセトアルデヒドジ−n−ペンチルアセタールおよび1
mlのメタクリル酸から調製したモノマー混合物を窒素下
に添加した。次いでこの混合物を約20℃で1時間、撹
拌して乳化させた。次に重合体バッチを水浴上+70℃
加温した。+70℃で15分間撹拌した後、共重合が開
始された。この目的には5mlのペルオキシジ硫酸カリウ
ム溶液(蒸留水中16mg/ml)を添加した。重合バッチ
の温度を+70℃に保持した。混合物を上記温度で5時
間撹拌した。重合はこうして終了し、分散体を室温まで
冷却し、そしてヒダ折り濾紙を通して濾過した。395
mlのラテックス懸濁液が得られた。このものを次に、N
aHCO3緩衝液(0.25g/リットル、pH8〜8.
2)に対して17時間透析した。6.8重量%の固形物
含量を有するラテックス分散体415mlが得られた。 【0030】 3.本発明による重合体への抗−CRP抗体の結合 実施例2によって製造された重合体に抗−CRP抗体を
結合させた。使用される重合体は蒸留水を用いて5.8
重量%の固体分含量になるまで希釈した。ウサギを精製
CRPで免疫することによって得られる抗血清を、既知
の方法でガンマ成分として単離した。次にこれをたん白
質含量が10mg/mlに達するまで濃縮した。0.5mlの
上記重合体を抗−CRP抗体溶液0.05mlと混合し
た。次いで20%のエイコサオキシエチレンソルビタン
ラウレート(Tween(R)20)水溶液0.025mlを添加
し、全体をもう一度混合した。これに1N HCl 0.
01mlを添加してpH値が約2に達するようにした。室温
で30分間のインキュベーションした後、0.125ml
の飽和リン酸水素ナトリウム水溶液(pH6.5)および
0.125mlの水素化硼素シアノナトリウム水溶液(2
5mg/ml)を添加し、そして各成分を十分に混合した。
次にこの混合物を室温で1時間インキュベートした。 【0031】この調製物を次いで50,000gで30
分間遠心分離し(ベックマン遠心分離機、20,000r
pm)、上清を捨てた。残留物を0.75mlのグリシン−
NaCl緩衝液〔0.1モルのグリシン、0.17モルの
NaCl、0.5%(W:W)のエイコサオキシエチレンソ
ルビタンラウレート(Tween(R)20)、pH8.2〕中に再
懸濁した。混合物は次いで2秒間の超音波処理〔ブロン
ソンソニーファイヤ(Bronson Sonyfier)B15〕した。
このようにして再分散した試薬を上記したようなグリシ
ン−NaCl緩衝液で1:80の容量比で希釈し、そし
て30秒間にわたり再び超音波処理した。 【0032】 4.血清サンプル中におけるCRP濃度の測定 本発明によるラテックス調製物に抗−CRP抗体を結合
することにより、実施例3によって製造されたCRP測
定用試薬を用いて、患者の血清中のCRPを測定した。
LN−CRPスタンダード(ヒト)(Behringwerke AG
製)を標準物として使用した。包装添付書によれば、こ
のCRPスタンダードは86mg/リットルのCRPを含
有した。この標準物をまずグリシン−塩化ナトリウム緩
衝液(0.1モルのグリシン、0.17モルのNaCl、
pH8.2)中で2.3mg/リットルになるまで希釈し、次
いで段階的に2倍ずつ希釈した。CRP濃度が減少した
標準系列物がこのようにして得られた。測定するには、
10μlの標準血清希釈度を、150μlの反応緩衝液
〔0.1モルのグリシン、0.17モルのNaCl、4%
(W:W)のポリエチレングリコール(PEG)6000、0.
5%(W:W)のエイコサオキシエチレンソルビタンラウ
レート(Tween(R)20)、pH8.2)および50μlの実施
例3による試薬とBLNセル(Behringwerke AG)中で
混合し、そしてこの混合物を30分間室温でインキュベ
ートした。セルを次いでレーザーネフェロメーター(Be
hringwerke AG製)内で測定した。標準血清の測定値に
ついての参照曲線を半対数紙上にプロットし、そして患
者の血清についての測定値をこの曲線上から求めた。代
表的な参照曲線を図2に示す。
【図面の簡単な説明】 【図1】先行技術による診断薬を用いての、CRP濃度
変化についての測定値(散乱光シグナル)の変化を示す
グラフである。 【図2】本発明による診断薬を用いての同様な変化を示
すグラフである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.存在するモノマーの30〜90%しか完全には重合
    しないような重合を行うことによって5〜50重量%の
    残留モノマー含量を有する種重合体を水性媒体中でまず
    製造し、続いて該種重合体に結合していないモノマーを
    分離除去し、下記式I 【化1】 〔ただし上記式Iにおいて nは1〜6の整数であり、 RはHまたはCHであり、そして RおよびRは同一でも異なっていてもよく、R
    よびRは −(CH−CH (ただしmは0〜7の整数である)であるか、または 【化2】 {ただし、式中X、YおよびZは同一でも異なっていて
    もよくX、YおよびZは(CH−CH(ただし
    pは1〜3の整数である)}であるかまたはRおよび
    はアリール基である〕で表されるアセタール基含有
    化合物の少なくとも1種、およびそれに加えて前記アセ
    タール基含有化合物とアクリルー、メタクリルーおよび
    /またはクロトン酸の混合物を基準として0〜30重量
    %のアクリルー、メタクリルーおよび/またはクロトン
    酸、および/または前記アセタール基含有化合物と、ア
    クリルー、メタクリルーおよび/またはクロトン酸と、
    スチレン、ビニルトルエンまたはビニルナフタレンモノ
    マーの混合物を基準としてさらに0〜30重量%のスチ
    レン、ビニルトルエンまたはビニルナフタレンモノマー
    を含有するモノマー混合物を、上記のようにして得られ
    た種重合体の水性分散体の存在下に重合させることによ
    り重合体分散体を製造し、該重合体分散体をpH5未満
    に調整した後、これに、自由アミノ基を有する抗体、抗
    原またはハプテンからなる生物学的に活性な物質を加
    え、前記重合体粒子の表面に存在しているアセタール基
    から誘導されるアルデヒド基に前記生物学的に活性な物
    質を結合させることにより得られる生物学的に活性な重
    合体の水性分散体。 2.請求項1に記載の生物学的に活性な重合体の水性分
    散体を使用する抗原、抗体またはハプテンの検出方法。 3.請求項1に記載の生物学的に活性な重合体の水性分
    散体からなる抗原、抗体またはハプテンの検出試薬。
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