JP2891414B1 - 電線接続器のジャック板 - Google Patents

電線接続器のジャック板

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Abstract

【要約】 【課題】 この発明の目的は、電線端子とジャック端子
との接続および取外しの作業性が良好で、電線端子を取
り外す際に隣接の端子と電気的に接触してしまうことの
ない電気接続器のジャック板を提供することである。 【解決手段】 電線接続用のジャック端子7a…を複数
ほぼ同一面上に配列してなる電線接続器のジャック板1
00である。そして、このジャック端子7aが、電線端
子50とそれぞれ接続可能な一対の接続片を有すと共
に、これら一対の接続片を互いに間隔を開けた状態に形
成され、これらジャック端子7aの接続片に電線端子5
0の鎖錠機構に対応した係止部が設けられ、且つ、これ
らジャック端子7aの一対の接続片が、該一対の接続片
間に電線端子50の解錠用のレバー22が介入可能な間
隔を開けている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、鉄道信
号踏切設備等に使用される継電器において、その配線接
続に使用されるもので、互いに絶縁される電線接続用の
ジャック端子を複数ほぼ同一面上に配列してなる電線接
続器のジャック板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鉄道信号踏切設備等の継電
器において、その配線接続用の電線接続器には、図6に
示すようなジャック端子7b…と電線2の接合部である
ファストン端子(電線端子)1b…とを用いたものが使
用されている。図6中、2は電線、4は絶縁チューブ、
8bはジャック板端子台を示している。ファストン端子
1b…は、図7に示すように、電線2と固着される一
方、絶縁チューブ4に通されて構成される。ジャック端
子7bは、図8に示すように、2枚の接続片4bを介在
部材5bを介した上でリベット6bで固着してなるもの
で、ジャック板端子台8b上に配列されている。また、
ジャック端子7bの先端部には、鎖錠機構としてのスト
ッパー11bが設けられている。
【0003】ジャック端子7bとファストン端子1bの
鎖錠方法には、セルフロック方法(実願平4−8372
9)がある。この方法は、ファストン端子1bを専用工
具でつまみ、ストッパー11bの付いているジャック端
子7bに挿入し、ストッパー11bでファストン端子1
bを鎖錠する。また、解錠する場合は、ファストン端子
1bを専用工具でつまみ、ストッパー11bの付いてい
るジャック端子7bを捻りながら引き抜き、ファストン
端子1bを解錠する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な電線接続器のジャック板では、ジャック端子7bの間
隔が少なく、且つ、ファストン端子1bの絶縁チューブ
4が抜けた場合、リセプタクル端子を引き抜くため(フ
ァストン端子1bを解錠するため)ジャック端子7bを
捻る際に、隣接するファストン端子1b同士が接触して
しまうという問題があった。また、ファストン端子1b
の挿入(鎖錠)と引き抜き(解錠)の作業性が悪かっ
た。
【0005】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、電線端子とジャック端子との接続および
取外しの作業性が良好で、電線端子を取り外す際に隣接
の端子と電気的に接触してしまうことのない電気接続器
のジャック板を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、互いに絶縁される電線接続用のジャック
端子を複数ほぼ同一面上に配列してなる電線接続器のジ
ャック板であって、前記ジャック端子が、電線端子とぞ
れぞれ接続可能な一対の接続片を有すと共に、これら一
対の接続片を互いに間隔を開けた状態に形成され、前記
ジャック端子に接続される電線端子として、前記何れか
一方の接続片に係止して該接続片とジャック端子とを錠
止させる鎖錠機構と、電気端子の側方に突出して設けら
れたレバーを操作することで前記鎖錠機構の錠止を解く
解錠機構とを備えた所定の電線端子を接続すべく、前記
ジャック端子の接続片に、前記電線端子の鎖錠機構に対
応した係止部が設けられ、且つ、前記ジャック端子の一
対の接続片が、該一対の接続片間に前記電線端子のレバ
ーが介入可能な間隔を開けて設けられている構成とし
た。
【0007】この電気端子のジャック板によれば、電線
端子の鎖錠機構に対応してジャック端子の接続片に係止
部が設けられていることから、上記鎖錠機構とレバーに
よる解錠機構とを備えた電線端子をこのジャック端子に
接続し鎖錠することが出来ると共に、電線端子のレバー
を操作しながら引き抜いて解錠することが出来る。つま
り、電線端子とジャック端子との接続および取外しの作
業性が良好である。更に、ジャック端子の一対の接続片
間に上記レバーを挿入するスペースがあるため、このレ
バーを内側に向けて(接続片間の中央側に向けて)ジャ
ック端子に挿入し鎖錠することが出来る。すなわち、複
数の電線端子を接続した状態で、各電線端子のレバーが
ジャック端子の外側に突出しないので、隣接する電気端
子間の間隔を大きくすることが出来る。従って、電線端
子を取り外す際に隣接の端子と電気的に接触しにくくな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図5の図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の実施の形態のジャック板100を備えたリ
レーの分解側面図、図2は、ジャック端子7aとロック
付きファストン端子50との接合構造の詳細を示すもの
で、(a)はその平面図、(b)は側面図である。
【0009】この実施の形態のジャック板100は、図
1に示すように、複数のジャック端子7a…、および、
これらジャック端子7a…の取り付けられるジャック端
子取付台8a等から構成され、リレー本体9の一端部に
挿入・固定されると共に、リレー本体9内部の端子10
…に接続して、該端子10…と外部の電線2…とを電気
的に接続させるようになっている。即ち、図2に示すよ
うに、外部の電線2に接続された電線端子であるロック
付きファストン端子50を上記ジャック端子7aに接続
させることで、外部の電線2とリレー本体9内部の端子
10とが、ジャック端子7aの中継により電気的に接続
される。
【0010】図3には、ロック付きファストン端子50
と絶縁チューブ3との分解平面図を示す。ロック付きフ
ァストン端子50は、電線2に接続されるファストン端
子1a、このファストン端子1aに固着されている鎖錠
機構としてのストッパー20、および、絶縁チューブ3
等から構成される。ストッパー20には、ジャック端子
7aに係合される係止部としての係止突部21と、解錠
機構として機能するレバー22とが設けられている。こ
れら係止突部21とレバー22との動作作用は後述す
る。絶縁チューブ3は、例えば、可撓性を有する合成樹
脂などからなり、ファストン端子1aや電線2に沿って
移動可能に取り付けられ、例えばロック付きファストン
端子50をジャック端子7aに接続した後に、ファスト
ン端子1aを覆わせて絶縁するようになっている。
【0011】図4は、ジャック端子の詳細を示すもの
で、(a)はその平面図、(b)は側面図である。ジャ
ック端子7a…は、2個の接続片4a,4aを介在部材
5aを介して重ね合わせリベット6で固着して構成され
る。各接続片4a,4aは、ファストン端子1aに適応
した大きさをしており、その先端部にはロック付きファ
ストン端子50のストッパー20と係合する係合穴30
が設けられている。これら2個の接続片4a,4aは、
所定方向に所定間隔開かれて設けられており、この間隔
がロック付きファストン端子50のレバー22が挿入可
能な長さになっている。ここで、所定方向とは、ファス
トン端子1aが接続された状態でレバー22が突出され
る方向である。
【0012】図5は、ジャック端子とロック付きファス
トン端子との鎖錠・解錠機構の構造を説明するもので、
(a)は鎖錠される直前を示す側断面図、(b)は鎖錠
状態を示す側断面図、(c)は解錠された直後を示す側
断面図である。上述したように、ファストン端子1aに
は、レバー22と係止突部21とを有するストッパー2
0が設けられている。そして、図5(a),(b)に示
すように、ファストン端子1aをジャック端子7aの接
続片4aに差し込むと、係止突部21が接続片4aに押
されてレバー22が矢印の方向に下がる。そして、その
まま差し込んで挿入が完了すると、レバー22が元に戻
り、ロック用の係止突部21が接続片4aの係合穴30
の中に入り込み鎖錠される。また、図5(b),(c)
に示すように、鎖錠された状態から、例えば専用工具な
どを用いてレバー22を倒すと、このレバー22の動き
により、係止突部21が下がってジャック端子7aの係
合穴30から抜け、ファストン端子1aが解錠される。
【0013】以上のように、この実施の形態の電線接続
器のジャック板100によれば、ジャック端子7aの接
続片4aに鎖錠機構に対応した係止突部21が設けられ
ていることから、鎖錠機構とレバー22による解錠機構
とを備えたロック付きファストン端子50をジャック端
子7aに接続し鎖錠することが出来ると共に、ロック付
きファストン端子50のレバー22を操作しながら引き
抜いて解錠することが出来る。つまり、ロック付きファ
ストン端子50とジャック端子7aとの接続および取外
しの作業性が良好である。更に、ジャック端子7aの一
対の接続片4a,4a間に上記レバー22を挿入するス
ペースがあるため、このレバー22を内側に向けて(接
続片4a,4a間に向けて)ジャック端子7aに挿入し
鎖錠することが出来る。すなわち、複数のロック付きフ
ァストン端子50を接続した状態で、各ロック付きファ
ストン端子50のレバー22がジャック端子7aの外側
に突出しないので、隣接するロック付きファストン端子
50の間隔を大きくとることが出来る。従って、ロック
付きファストン端子50を取り外す際に隣接の端子と電
気的に接触しにくくなる。
【0014】なお、本発明の電線接続器のジャック板
は、この実施の形態で示したジャック板100に限られ
ず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、ジャック板に接続される電線端子は、上述
したロック付きファストン端子1aに限られず、その鎖
錠機構やレバーによる解錠機構の構成など、具体的に示
した細部構造はその一例に過ぎない。また、本発明のジ
ャック板が適用される電気装置は、継電器(リレー)に
限られることなく、種々の電気装置で適用可能なのはい
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】この電気端子のジャック板によれば、鎖
錠機構とレバーによる解錠機構とを備えた電線端子を接
続し鎖錠することが出来ると共に、上記レバーを操作し
ながら引き抜いて電気端子を解錠することが出来る。つ
まり、電線端子とジャック端子との接続および取外しの
作業性が良好である。更に、電気端子のレバーをジャッ
ク端子の内側に向けて挿入し鎖錠することが出来るの
で、複数の電線端子を接続した状態で、各電線端子のレ
バーがジャック端子の外側に突出せず、隣接する電気端
子間の間隔を大きくすることが出来る。従って、電線端
子を取り外す際に隣接の端子と電気的に接触しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のジャック板を備えた適用
リレーの分解側面図である。
【図2】図1のジャック端子とロック付きファストン端
子との接合構造の詳細を示すもので、(a)はその平面
図、(b)は側面図である。
【図3】図1のロック付きファストン端子の構成を示す
分解平面図である。
【図4】図1のジャック端子の詳細を示すもので、
(a)はその平面図、(b)は側面図である。
【図5】図1のジャック端子とロック付きファストン端
子との鎖錠・解錠機構の構造を説明するもので、(a)
は鎖錠される直前を示す側断面図、(b)は鎖錠状態を
示す側断面図、(c)は解錠された直後を示す側断面図
である。
【図6】鉄道信号踏切設備の継電器等に使用される従来
のジャック板の一例を示す側方図である。
【図7】図6のファストン端子の構成を示す分解平面図
である。
【図8】図6のロック付きジャック端子の詳細を示すも
ので、(a)はその平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1a ファストン端子 2 電線 3 絶縁チューブ 4a,4a 一対の接続片 5a 介在部材 6 リベット 7a… ジャック端子 8a ジャック板端子台 50 ロック付きファストン端子(電線端子) 100 ジャック板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに絶縁される電線接続用のジャック
    端子を複数ほぼ同一面上に配列してなる電線接続器のジ
    ャック板であって、 前記ジャック端子は、電線端子とそれぞれ接続可能な一
    対の接続片を有すと共に、これら一対の接続片を互いに
    間隔を開けた状態に形成され、 前記ジャック端子に接続される電線端子として、前記何
    れか一方の接続片に係止して該接続片とジャック端子と
    を錠止させる鎖錠機構と、電気端子の側方に突出して設
    けられたレバーを操作することで前記鎖錠機構の錠止を
    解く解錠機構とを備えた所定の電線端子を接続すべく、 前記ジャック端子の接続片には、前記電線端子の鎖錠機
    構に対応した係止部が設けられ、且つ、前記ジャック端
    子の一対の接続片が、該一対の接続片間に前記電線端子
    のレバーが介入可能な間隔を開けて設けられていること
    を特徴とする電線接続器のジャック板。
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