JP2891399B2 - 木材破砕機 - Google Patents

木材破砕機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送りローラによって、
一側面に鉋刃を備えた回転台板に向って木材を送り込ん
で破砕する木材破砕機に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の木材破砕機では、回転台
板に向って木材を送り込むための送り装置は、たとえば
図13に示すような構成となっている。すなわち、鉋刃
1を備え、エンジンの駆動で回転する回転台板3に対面
して設けたホッパー5上に、回転台板3に近接した位置
に、油圧モータ7で駆動する水平方向の軸9に送りロー
ラ11が設けられ、送りローラ11と対面して木材13
を挾持する送りローラ15が油圧モータ17によって駆
動される軸19に固着され、軸19は長孔21,21を
介して側方向に移動自在に支持されて弾機23によって
送りローラ11の方向に付勢されている。送りローラ1
1,15の外周面には、多数の軸方向の突起部25,2
5,…が形成されている。
【0003】ホッパー5上に置かれた木材13を回転台
板3の方向に押し込むと、送りローラ15が弾機23に
抗して押し拡げられ、木材13は油圧モータ7,17に
よって回転する送りローラ11,15の間に挾持されて
回転台板3に押し込まれ、鉋刃1によって細片に切削さ
れるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の木材破砕機で
は、木材13が送りローラ11,15によって押し込み
終わったとき、送りローラ11,15と鉋刃を備えた回
転台板3との間に形成される空間部27(図13の斜線
で示す部分)内に押し込まれた木材片は挾持から解放さ
れて自由に運動する状態となり、つぎの木材で押された
ときに姿勢が変わって破砕片が異った形状となり、ある
いは送りローラに引き込まれて噛み込んで運転が停止す
るような問題を生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送りローラと
回転台板との間に形成された空間部に搬送用の小ローラ
を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明では、送りローラによって送り込まれた
木材が送り終わったとき、さらに小ローラによって送ら
れ、小ローラで回転台板に送り終わった木材片は、小ロ
ーラと回転台板との間の空間部が小さいので、ほとんど
細片となり、送りローラへの噛み込みによる運転停止の
ような事態に至らない。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本発明の一実施例につい
て説明する。図1〜図10において、破砕機29はつぎ
のように構成されている。すなわち、エンジン31によ
りベルト33を介して駆動される破砕装置35に、油圧
モータ37,37によって駆動される送り装置39が連
結し、ホッパー41から押し込まれた木材を、送り装置
39によって破砕装置35に送り込んで破砕し、排出シ
ューター43から排出するよう設けられている。
【0008】ホッパー41の開口部には、支持脚45を
備えた台板47が揺動自在に枢着され、開口部を覆う蓋
を兼ねている。
【0009】送り装置39はつぎのように構成されてい
る。すなわち、図4〜図7に示すように、送りケース4
9には、油圧モータ37,37によって駆動される2個
の垂直の回転軸51,53が並設されている。一方の回
転軸51は、送りケース49の上面、下面に固着する補
強板55,57に台板56,58を介して固定されたベ
アリングケース63,65にベアリング67,67によ
って軸支され、外周に軸方向の突起部69を備えた円筒
状の送りローラ71が放射状の支持板73,73を介し
て固着している。
【0010】送りローラ71の破砕装置35側の内方の
空間部72には、外周に軸方向の突起部74を備えた小
ローラ75を固着する軸77がベアリング79,79を
介してベアリングケース63,65に軸支され、軸77
に固着する小スプロケット81は回転軸51に固着する
大スプロケット83にチエン84を介して連動してい
る。
【0011】他方の回転軸53は、補強板55,57に
それぞれ設けた案内レール85,87に係合して回転軸
51の方向に揺動自在の台板89,91に固着されたベ
アリングケース90,92にベアリング93,93によ
って軸支され、外周に軸方向の突起部95を備えた円筒
状の送りローラ97が放射状の支持板99,99…を介
して固着している。回転軸53は、補強板55,57に
固着するブラケット101と台板89,91に固着する
ブラケット103との間に設けた弾機105,105に
よって、補強板55,57と送りケース49とに設けた
長孔107を貫通して回転軸51の方向に付勢されてい
る。
【0012】送りローラの破砕装置35側の内方の空間
部108には、外周に軸方向の突起部109を備えた小
ローラ111を固着し、補強板55,57と送りケース
49とに設けた長孔112を貫通する軸113がベアリ
ング115,115を介してベアリングケース90,9
2に軸支され、軸113に固着する小スプロケット11
7は回転軸53に固着する大スプロケット119にチエ
ン121を介して連動している。
【0013】破砕装置35はつぎのように構成されてい
る。破砕ケース123には、ベルト33を介してエンジ
ン31によって駆動される回転軸125がベアリング1
27によって軸支され、送り装置39に対面して回転台
板129が固着している。回転台板129には半径方向
の長孔131に沿って鉋刃133が固着している。回転
軸125の破砕ケース123内の反対側の位置にはフア
ン135を備えた放射状の支持板137が固着し、フア
ン135と対面する破砕ケース123の外周には排出シ
ューター43が設けられている。
【0014】回転台板129と支持板137との間に
は、軸方向に複数のロッド141が円周方向に並設さ
れ、ロッド141には矩形状の多数の破砕刃143が回
動自在に嵌合している。
【0015】以上の構成において、破砕作業を行うに際
しては、木材をホッパー41から押し込むと油圧モータ
37,37によって駆動される送りローラ71と送りロ
ーラ97との間に弾機105によって木材は押圧挾持さ
れて、エンジン31の駆動で回転する回転台板129に
向かって送り込まれ、鉋刃133によって削られて細片
となり、さらに、回転する破砕刃143によって破砕さ
れて、フアン135によって排出シューター43から排
出される。送りローラ71,97によって送り終わった
木材片は小ローラ75,111によって挾持されて送り
込まれる。
【0016】図11は、チエン84にかえるギヤ一式の
伝動機構を示す他の実施例で、回転軸51に固着する大
ギヤ145と軸77に固着する小ギヤ147の間に、中
間軸145に支持された中間ギヤ151を介在させたも
のである。
【0017】図12は本発明の他の実施例を示すもの
で、ホッパー41の床面を傾斜させ、送りローラ71の
回転軸51,送りローラ97の回転軸53を水平とし、
送りローラ97を送りローラ71の斜め上方で、垂直方
向に昇降自在とし、送りローラ97の小ローラは廃止し
たものである。
【0018】なお、本発明においては、送りローラ方式
は、実施例に限定されるものではなく、送りローラを1
個とした方式、送りローラ2個で両方が移動する方式等
にも実施できるもので、さらに送りローラは垂直軸、水
平軸のいずれの方式でもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、送りローラによって押
し込み終わった時、さらに小ローラによって押し込まれ
るので、木材片が送りローラと回転台板との間で姿勢が
変わることがなく、同じ形状に破砕することができ、し
かも送りローラ等に噛み込むことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】本発明の一実施例の正面図である。
【図4】本発明の送り装置の平面図である。
【図5】本発明の正断面図である。
【図6】図4のVI−VI線の正断面図である。
【図7】図4のVII−VII線の正断面図である。
【図8】本発明の破砕装置の側断面図である。
【図9】本発明の正断面図である。
【図10】本発明の要部の拡大側断面図である。
【図11】本発明の小ローラの伝動機構の他の実施例の
平面図である。
【図12】本発明の他の実施例の送りローラの配置を示
す側断面図である。
【図13】従来例の送りローラの配置を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
71,97 送りローラ 72,108 空間部 75,111 小ローラ 129 回転台板 133 鉋刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送りローラ71,97の駆動によって、
    一側面に鉋刃133を備えた回転台板129の前記一側
    面に向って木材を送り込んで切削し、更に破砕刃にて破
    砕する木材破砕機であって、前記送りローラ71,97
    と前記回転台板129の一側面との間に形成された空間
    部72,108に前記ローラ71,97と同方向の駆動
    にて前記木材を送る搬送用の小ローラ75,111を設
    けたことを特徴とする木材破砕機。
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