JP2890188B2 - 流体速度演算方法およびその装置 - Google Patents
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Description
の平均流速を求めるための演算方法およびその装置に関
する。
ドップラ効果を利用して求めることができ、例えば特開
昭61−7417号公報には、その装置の一例が開示さ
れている。この装置は、図4に示すように、特定周波数
の電気信号を発生させる信号発生手段51と、この信号
発生手段51からの電気信号を超音波に変換して管路5
2内を流れる流体53中に送信する送信用トランスデュ
ーサ54と、前記流体53中に存在する固体粒子55に
よって反射される反射波を受信して電気信号に変換して
出力する受信用トランスデューサ56と、信号発生手段
51からの送信信号の周波数と受信用トランスデューサ
56からの受信信号の周波数との差を検出してドップラ
ーシフト信号を出力するドップラーシフト検出手段5
7,58,59および補正器60とによって構成されて
いる。
デューサ54から発信される超音波ビームの軸61が管
路52の中心軸62に対して斜交するように、送信用ト
ランスデューサ54を管路52の上壁部に設けると共
に、受信用トランスデューサ56をその送信用トランス
デューサ54に隣接させて配設することにより、その受
信用トランスデューサ56で受信される反射波が前記超
音波ビームの軸61に沿うようにして、管路52の内壁
面上部に近接する部位の固体粒子55からの反射波のみ
を測定の対象としている。
体の流速を求めることはできるが、開水路(非満管の状
態)における流体の流速を求めることは難しい。また、
満管状態であっても管路52を流れる液体53の一点に
おける流速しか求められないため管路52内の平均流速
を精度よく求めることも困難である。
7−3350号公報にて、満管・非満管を問わず流路を
流れる流体の平均流速を精度よく測定できる流体速度測
定方法およびその装置を提案している。これは、発信用
トランスデューサと受信用トランスデューサを互いに近
接させて流路の底部に配置し、加重平均法によって流体
の平均流速を求めるようにしたものである。
方法およびその装置では、超音波を水路底から斜め上方
に向けて発信するので、流体中のさまざまな深さにある
物体からの反射波を受信することができ、各物体は流れ
の流速分布に従ってさまざまな速度で移動しているため
広い範囲の周波数が合成されて受信され、その信号のス
ペクトルを解析することによって平均流速を求めること
ができる。
部位によって異なるが、ドップラ周波数(発信用周波数
と受信用周波数の差)は流速に比例するため、流速分布
の違いがドップラ周波数の分布にそのまま反映される。
従って、広い範囲のスペクトルからドップラ波の各周波
数における強度を求め、加重平均法を用いることにより
平均周波数つまり平均流速を求めることができる。
ば水路の落ち込みや分流、合流、曲がり等々の測定条件
の相違により発生するノイズとなる乱流や機械的な振動
によるノイズ、電気的ノイズ等々のノイズ成分が含まれ
ており、これらが計測誤差となる。従って、より精度の
高い平均流速を得るためには、このようなノイズ成分を
効果的に除去できる演算方法およびその装置の提案が望
まれる。
測定条件の如何にかかわらず高い信頼性を得られる高精
度な流体速度演算方法およびその装置を提供することを
目的としている。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載の方法の発明では、発信用トランス
デューサと受信用トランスデューサを互いに近接させて
流路の底部に配置し、信号発生器によって発生させた特
定周波数の電気信号を前記発信用トランスデューサによ
って超音波に変換して前記流路を流れる流体に発信さ
せ、その流体中の物体によって反射された反射波を前記
受信用トランスデューサで受信し、まず、前記発信用ト
ランスデューサから発信された超音波の周波数と前記受
信用トランスデューサで受信された受信信号の周波数と
の差すなわち前記特定周波数と同相の差信号と、前記特
定周波数の電気信号を90°移相させて得られる90°
移相信号の周波数と前記受信信号の周波数との差すなわ
ち直角移相の差信号とをそれぞれ求め、次いで、その両
差信号をそれぞれA/D変換した後高速フーリエ変換プ
ログラムに取り込み、前記同相の差信号の強度成分IA
(fi)と位相成分IP (fi)および前記直角位相の差信号の
強度成分QA (fi)と位相成分QP (fi)とをそれぞれ求め
て周波数f1 〜n 対応で記憶させ、その各周波数(fi)に
対応する直角位相の位相成分QP(fi)から前記同相の位
相成分IP (fi)を順次減算し、その位相差が、+90°
から予め設定した誤差値を差し引いた値よりも小さい場
合には+1の重み付けをし、−90°から前記誤差値を
差し引いた値よりも小さい場合には−1の重み付けをす
る一方、その位相差が、前記誤差値を見込んだ+90°
または−90°でない場合には0の重み付けをし、しか
る後に、前記同相の各強度成分IA (fi)にそれぞれに対
応する重み付け値を乗じて重み付けをされた強度(WA
i)を求め、次いで、その各強度WAi に各周波数(fi)を
乗じて強度の重み付けをされた周波数AWFi を求め、
前記各周波数AWFi (1〜n)の合計値ΣAWFを前記各
強度WAi (1〜n)の合計値ΣWAで除することにより、
前記流体の平均流速を求めることを特徴としている。
互いに近接させて配設される発信用トランスデューサお
よび受信用トランスデューサと、その発信用トランスデ
ューサに特定周波数の電気信号を送出する信号発生器
と、前記発信用トランスデューサから前記流路を流れる
流体中に発信された超音波の周波数と前記受信用トラン
スデューサで受信された受信信号の周波数との差すなわ
ち前記特定周波数と同相の差信号を求めるための第1ミ
キサーと、前記特定周波数の電気信号を90°移相させ
て得られる90°移相信号の周波数と前記受信信号との
差すなわち直角位相の差信号を求めるための第2ミキサ
ーと、前記両ミキサーからそれぞれ出力される両差信号
をそれぞれA/D変換した後高速フーリエ変換プログラ
ムに取り込み、前記同相の差信号の強度成分と位相成分
および前記直角位相の差信号の強度成分と位相成分とを
それぞれ求めて周波数対応で記憶させ、その各周波数に
対応する直角位相の差信号の位相成分から前記同相の差
信号の位相成分を順次減算し、その位相差が、所定の誤
差値を見込んだ+90°または−90°でない場合にお
いてはその強度成分を捨て去り、しかる後に、加重平均
法により、前記流体の平均流速を求める演算・記憶手段
とを具備してなることを特徴としている。
流体によって発生するドップラーシフト(効果)では、
同相の(差)信号は直角位相の(差)信号に対して+9
0°位相を異にする。一方、その反対方向へ流れる流体
の場合では、同相の信号と直角位相の信号とは−90°
位相を異にする。
での位相関係は全く特定できないという点であり、本発
明では、同相の信号と直角位相の信号との間の位相差
が、所定の誤差値を見込んだ+90°でも−90°でも
ない場合、これらのスペクトル成分はノイズであると見
做し、平均流速の演算に先立ってこれらを削除しておく
ことにより、信頼性の高い平均流速を求めることができ
る。
およびその装置の実施形態を詳細に説明する。図1は流
体速度演算方法を実施するためのシステム系統図、図2
は流体速度演算装置の構成図、図3はセンサープローブ
が配置された流路の断面図である。これらの図におい
て、符号1は超音波を発信する発信用トランスデュー
サ、2は受信用トランスデューサで、センサープローブ
3の先端部に近接させて装着され、流路4の底部に配設
される(図3参照)。
器で、この信号発生器5で発生させた特定周波数(周波
数a)の電気信号Aを増幅器6で増幅して発信用トラン
スデューサ1に送出し、超音波に変換して流路4を流れ
る流体7中に発信する。
物体8に当たって反射し、その反射波が受信用トランス
デューサ2によって受信される。その受信用トランスデ
ューサ2から出力される受信信号B(電気信号Aと同
相)は増幅器9で増幅されて差信号検出部10の第1ミ
キサー11と第2ミキサー12に送出される。
成される。すなわち、第1ミキサー(同相ミキサー)1
1と第2ミキサー(直角位相ミキサー)12、これらに
接続されるローパスフィルタ14,15、増幅器16,
17および第2ミキサー12に接続される90°移相回
路13よりなる。第1ミキサー11には、増幅器9から
の受信信号Bと、信号発生器5で発生させた電気信号A
が入力され、その第1ミキサー11から信号A+Bと信
号|A−B|が出力される。
いて発生された電気信号Aを90°移相して直角位相信
号A’を出力し、第2ミキサー12には、増幅器9から
の受信信号Bと直角位相信号A’が入力され、その第2
ミキサー12から信号A’+Bと信号|A’−B|が出
力される。
ぞれローパスフィルタ14,15および増幅器16,1
7が接続されており、信号A+Bと信号A’+Bはロー
パスフィルタ14,15によって除去され、信号|A−
B|と信号|A’−B|が増幅器16,17から出力さ
れる。
れる信号|A−B|と信号|A’−B|はA/D変換器
18,19によってA/D変換された後CPU21に入
力され、予め設定・記憶されている演算プログラムに従
い、加重平均法を用いた平均流速の演算がおこなわれ、
演算結果がD/A変換器22によってD/A変換され出
力される。なお、D/A変換器20はCPU21から出
力されるゲインコントロールデータ信号をゲインコント
ロール電圧に変換して両増幅器16,17のゲインを自
動調整するために設けられる。
すると(図1参照)、第1ミキサー11からローパスフ
ィルタ14および増幅器16を介して出力される信号|
A−B|すなわち同相の(差)信号(In-phase channel
signal)I(t) および第2ミキサー12からローパスフ
ィルタ15および増幅器17を介して出力される信号|
A’−B|すなわち直角位相の(差)信号(Quadrature
channel signal)Q(t) は、それぞれA/D変換器1
8,19でA/D変換された後、高速フーリエ変換プロ
グラム211,212に取り込まれる。前記同相の信号
I(t) は、その強度成分IA (fi)と位相成分IP (fi)
に、直角位相の信号Q(t) は、その強度成分QA (fi)と
位相成分QP (fi)にそれぞれ変換され、各周波数f1 〜
n 対応でメモリ部(RAM)に一時記憶される。
位相成分QP (fi)から同相の位相成分IP (fi)を順次減
算し、その位相差が+90°から予め設定した誤差値を
差し引いた値よりも小さい場合には+1の重み付け(We
ight) 31をし、−90°から前記誤差値を差し引いた
値よりも小さい場合には−1の重み付けをする。一方、
その位相差が前記誤差値を見込んだ+90°または−9
0°でもない場合には、これらのスペクトル成分をノイ
ズであると見做し、これらを除去するべく、0の重み付
けをする。
それぞれ対応する重み付け値を乗じて各重み付けをされ
た強度WAi32を求め、次いで、その各強度WAiに
各周波数fiを乗じて強度の重み付けをされた周波数AW
Fi 33を求め、その各AWFi (1〜n)の合計値ΣAW
Fを各WAi(1〜n)の合計値ΣWAで除算34すること
により、平均流速VE を得ることができる。
る理由等について説明すると、図3に示すように、流路
4の底部に配置したセンサープローブ3の受信用トラン
スデューサ2に向かって(矢印X方向)流れる流体7に
よって発生するドップラーシフトでは、同相の信号は直
角位相の信号に対して+90°位相を異にする一方、そ
の反対方向へ流れる流体の場合、同相の信号と直角位相
の信号とは−90°位相が異なることが確認されてい
る。
るノイズとなる乱流では、上述のような同相と直角位相
との位相関係が全く特定できない点に特徴があり、本発
明では、同相と直角位相との間の位相差が所定の誤差値
を見込んだ+90°でも−90°でもない場合、これら
のスペクトル成分をノイズであると見做し、前述のよう
に、0の重み付けをすることにより、以後の演算に先立
って除去している。従って、このような演算により求め
た前記平均流速VE はノイズ成分を含まない高い信頼性
を有する値となる。なお、流れの方向はVE の正負によ
って判別され、正の場合X方向,負の場合はXの逆方向
となる。
演算方法およびその装置によれば、受信用トランスデュ
ーサに向かって流れる流体によって発生するドップラー
シフトにおける同相の信号と直角位相の信号との間の位
相差が所定の誤差値を見込んだ+90°でも−90°で
ない場合、これらのスペクトル成分をノイズと見做して
加重平均法による平均流速の演算に先立って除去するの
で、測定条件の如何にかかわらず、信頼性の高い平均流
速値を高精度に求めることができる。
ステム系統図である。
ク系統図である。
ある。
である。
ーサ、4…流路、5…信号発生器、11…第1ミキサ
ー、12…第2ミキサー、21…演算・記憶手段(CP
U)、211,212…高速フーリエ変換プログラム。
Claims (2)
- 【請求項1】 発信用トランスデューサと受信用トラン
スデューサを互いに近接させて流路の底部に配置し、信
号発生器によって発生させた特定周波数の電気信号を前
記発信用トランスデューサによって超音波に変換して前
記流路を流れる流体に発信させ、その流体中の物体によ
って反射された反射波を前記受信用トランスデューサで
受信し、まず、前記発信用トランスデューサから発信さ
れた超音波の周波数と前記受信用トランスデューサで受
信された受信信号の周波数との差すなわち前記特定周波
数と同相の差信号と、前記特定周波数の電気信号を90
°移相させて得られる90°移相信号の周波数と前記受
信信号の周波数との差すなわち直角移相の差信号とをそ
れぞれ求め、次いで、その両差信号をそれぞれA/D変
換した後高速フーリエ変換プログラムに取り込み、前記
同相の差信号の強度成分IA (fi)と位相成分IP (fi)お
よび前記直角位相の差信号の強度成分QA(fi)と位相成
分QP (fi)とをそれぞれ求めて周波数f1 〜n 対応で記
憶させ、その各周波数(fi)に対応する直角位相の位相成
分QP (fi)から前記同相の位相成分IP (fi)を順次減算
し、その位相差が、+90°から予め設定した誤差値を
差し引いた値よりも小さい場合には+1の重み付けを
し、−90°から前記誤差値を差し引いた値よりも小さ
い場合には−1の重み付けをする一方、その位相差が、
前記誤差値を見込んだ+90°または−90°でない場
合には0の重み付けをし、しかる後に、前記同相の各強
度成分IA (fi)にそれぞれに対応する重み付け値を乗じ
て重み付けをされた強度(WAi)を求め、次いで、その
各強度WAi に各周波数(fi)を乗じて強度の重み付けを
された周波数AWFi を求め、前記各周波数AWFi (1
〜n)の合計値ΣAWFを前記各強度WAi (1〜n)の合計
値ΣWAで除することにより、前記流体の平均流速を求
めることを特徴とする流体速度演算方法。 - 【請求項2】 流路の底部に互いに近接させて配設され
る発信用トランスデューサおよび受信用トランスデュー
サと、その発信用トランスデューサに特定周波数の電気
信号を送出する信号発生器と、前記発信用トランスデュ
ーサから前記流路を流れる流体中に発信された超音波の
周波数と前記受信用トランスデューサで受信された受信
信号の周波数との差すなわち前記特定周波数と同相の差
信号を求めるための第1ミキサーと、前記特定周波数の
電気信号を90°移相させて得られる90°移相信号の
周波数と前記受信信号との差すなわち直角位相の差信号
を求めるための第2ミキサーと、前記両ミキサーからそ
れぞれ出力される両差信号をそれぞれA/D変換した後
高速フーリエ変換プログラムに取り込み、前記同相の差
信号の強度成分と位相成分および前記直角位相の差信号
の強度成分と位相成分とをそれぞれ求めて周波数対応で
記憶させ、その各周波数に対応する直角位相の差信号の
位相成分から前記同相の差信号の位相成分を順次減算
し、その位相差が、所定の誤差値を見込んだ+90°ま
たは−90°でない場合においてはその強度成分を捨て
去り、しかる後に、加重平均法により、前記流体の平均
流速を求める演算・記憶手段とを具備してなることを特
徴とする流体速度演算装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/810,068 | 1997-03-04 | ||
US08/810,068 US5844144A (en) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | Method for estimating flow velocity |
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JPH10246660A JPH10246660A (ja) | 1998-09-14 |
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Family
ID=25202916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9303651A Expired - Lifetime JP2890188B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-10-17 | 流体速度演算方法およびその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5844144A (ja) |
JP (1) | JP2890188B2 (ja) |
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