JP2890061B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料の処理装置における搬送時の感光材
料の損傷や処理むら、搬送不良を防止するための改良に
関する。
〔従来の技術〕
現像、漂白、定着、安定化等の処理液に入った処理槽
中を感光材料(以下、単に感材ということもある)Fを
液浸搬送させて、現像処理する感光材料処理装置は、第
3図(a)に示すように各処理槽間にローラとガイドで
構成された渡りラック61の位置決めピン61A,61Bを搬送
ラック11,21の切欠き部11A,21Aに上から落としこんで固
定してある。そして感材Fは上流側の処理槽2Aから下流
側の処理槽2Bに移るには上流側の処理槽の出口付近に設
けられた搬送スクィーズ用の出口ローラ18,19で上流側
の処理液をできるだけぬぐいさって両処理槽間に設けら
れた渡り部を通り下流側の槽に搬送されるようにしてあ
る。
渡り部はローラ対62,63とガイド64,65とを有する渡り
ラック61で構成されていたが迅速処理が進められるに際
して、渡り部の搬送時間や搬送距離を短くしてその目的
を達成するようにしている。即ち、感材の渡り部にある
時間、従って液外にある時間が長いと迅速処理に際して
は液中時間と液外時間比が小さくなり処理むらの起こる
原因となり好ましくない。したがって搬送ローラを除去
して第3図(b)に示すように渡り部を渡りガイド51だ
けにして渡り部の搬送距離即ち、搬送時間を短くする必
要性が生じてきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、渡りガイド51を、第3図(b)に示すように
相隣る処理槽2A,2Bにあるラック11,21の両方に、締結手
段11aおよび21aで強固に止めているが、自現機の運転
中、ラックのずれ等の不規則な動きが伴うと当然渡りガ
イド51の位置がずれたり変形したりする。このように2
つのラック11,21の搬送ラインを結ぶ渡り部が、ラック1
1,21に取りつけられる渡りガイド51である場合、各ラッ
ク11,21の影響を受け搬送ラインが動いてしまう。
そして、搬送ローラと渡りガイド51の位置がずれると
搬送不良や感材に対するすり傷や処理むらをひき起す。
しかし、このずれに対しても第3図(b)に示すように
渡りガイド51の上流側のA位置は下流側のB位置よりも
余裕度がある。即ち、渡りガイド51は、感材の搬送に影
響する要素としてA,B位置と円弧Cの3つがあり、感材
は、出口ローラ18の接線に沿って送り出されるが、その
搬送速度や感材の厚みや腰の強さやカール度等によって
A位置が多少位置を変えてもまず、感材にトラブルを起
すダメージを与えることは少ない。このようにA位置に
ついては余裕があり、むしろ、感材がB位置に近接した
入口ローラ22に送りこまれ、小円弧を形成したときに、
前記渡りガイド51が前記感材に接触しないように設計を
行うことが望ましい。また、感材が最初に渡りガイド51
に接触する位置はA位置でなくA,Bの中間位置でありA
位置は出口ローラ18に直近させる必要は全くない状態で
ある。また、逆にA位置が感光材料の搬送ラインに近い
と感光材料のすり傷発生や搬送不良の原因となってしま
う。
一方B位置は感光材料を入口ローラ22に円滑に送り込
むため、入口ローラ22に直近している必要がある。
しかも、この直近した状態が常に保たれている必要が
ある。
また、感材先端が入口ローラ22によって処理槽2B内に
搬送され始めると、感材のカール度、厚み搬送速度に関
係なく、感材面が前記円弧Cに直接接することがないよ
うにすることが望ましい。
このように、上流側における渡りガイド51のガイド面
の後端部のA位置は搬送スクィーズ用の出口ローラ18,1
9に対してかなりラフで差支えないが、下流側の渡りガ
イド51の端部のB位置は、入口ローラ22に対して厳しい
ことが実験的にも本出願人によって確かめられてきた。
本発明はこのような渡り部を改良し円滑な搬送ができ、
処理むらのない高品質の現像仕上がりのできる感光材料
処理装置を提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、処理液を入れる処理槽が複数並設され、
感光材料を搬送する複数のローラを有するラックが各処
理槽毎に設けられた感光材料処理装置において、互いに
隣接する2つの前記処理槽の組の中の少なくとも1組の
処理槽間に、上流側の処理槽のラックの出口ローラから
下流側の処理槽のラックの入口ローラまで感光材料を案
内する渡りガイドが設けられ、前記渡りガイドが、前記
上流側の処理槽のラックに対してフリーで前記下流側の
処理槽のラックに固定されていることを特徴とする感光
材料処理装置によって達成される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図および第2図を用いて説明す
る。しかし本発明は本実施例に限定されるものではな
い。また、従来例と同じ機能をもつ部材は同じ記号で表
す。
第1図は、搬送ローラや搬送ガイドを装着したラック
がそれぞれ各処理槽にセットされ各処理槽間の渡り部に
渡りガイドを配設した感光材料処理装置の側断面図であ
り、第2図は第1図における渡り部の渡りガイド近辺の
部分拡大図である。
感光材料処理装置1は各処理液を入れる処理槽2A,2B,
2C等より構成される全体処理槽2に各処理槽内で感材を
搬送誘導する搬送ローラや搬送ガイドを取りつけたラッ
ク11,21,31が嵌めこまれそれぞれの処理工程、例えば現
像工程10、定着工程20、水洗工程30と乾燥工程40とで構
成されている。
入口の載置台4上の感材Fは入口の挿入ローラ3によ
り、第1の処理槽である現像槽2Aに送りこまれ搬送ガイ
ド13、搬送ローラ12および途中の複数の搬送ローラ16お
よび出口の搬送スクィーズ用の出口ローラ18,19に誘導
され駆動されまたはガイドされて渡り部150の渡りガイ
ド151に案内され第2の処理槽である定着槽2Bに入って
行き、搬送用の入口ローラ22、搬送ガイド23、途中の搬
送ローラ26を通り出口の搬送スクィーズ用の出口ローラ
28,29に誘導,駆動またはガイドされて前述のものとお
なじ渡り部150の渡りガイド151に案内され、第3の処理
槽である水洗槽2Cに入って行き搬送用の入口ローラ32、
搬送ガイド33、途中の搬送ローラ36を通り出口の搬送ス
クィーズ用の出口ローラ38,37に誘導,駆動またはガイ
ドされ、出口ローラ39より乾燥工程40に入るようにして
ある。
そして迅速処理においても液中に対する液外の搬送時
間比ができるだけ小さくなるように、即ち、渡り部の搬
送距離ができるだけ小さくなるようにそして処理むら等
が惹起されないように渡り部150の渡りガイド151を設
け、その渡りガイド151は下流側処理槽のラックにステ
ー152,153の両端で強固にしっかりと固定してある。し
たがって第2図に示すように渡りガイド151のガイド面
は搬送用の入口ローラ22の周面になだらかに近接してゆ
き、前記ガイド面の先端部と搬送ローラ面間距離dは1.
5mm近傍に設定してあり、ローラ面に対する進入角度θ
も法線方向とならないように90度未満にしてある。そし
て、これ等の設定値は渡りガイド151が下流側の処理槽
のラックに前記ステーボルト152,153とナット等の締結
手段154,155とによって強固に固定してあり、上流側の
処理槽のラックとはフリーにしてあることにより保持さ
れる。
上流側の処理槽例えば現像槽2Aのラック11の搬送スク
ィーズ用の出口ローラ18,19より送り出された感材Fの
先端は渡り部150の渡りガイド151の上流側のガイド面15
1Aに当たり、そのままガイド面に沿って円滑に搬送され
渡りガイド151の先端を離れ確実に下流の処理槽、ここ
では定着槽2Bのラック21の搬送用の入口ローラ22にだき
こまれて、下流処理槽での搬送が始まる。
ここで感材Fの先端が渡りガイド151のガイド面の上
流側への当たり方はまちまちであっても、即ち、その当
たり面が少しずれても該感材は何ら問題なく円滑にガイ
ド面を進むことが実験的に本出願人によって確認され
た。
該渡り部150の渡りガイド151はその下流側先端と下流
側処理槽入口の搬送用の入口ローラとの位置が厳密に規
制されることが大切であり、これとは反対に上流側のガ
イド面に対する搬送スクィーズ用の出口ローラとの位置
関係は規制しないでおいても全く支障を来たさない。従
って、感光材料処理装置1が稼動中各ラックは各処理槽
との間のがた量だけフリーに動ける状態にしてあるが渡
り部150の渡りガイド151を下流側のラックに固定してお
き上流側ラックに対してフリーにしておけば感材の渡り
搬送を何ら支障なく行わせることが可能になった。
従って、第3図(b)に示す従来のように渡りガイド
51を両ラックに固定した場合、上流,下流の各ラックが
稼動のたびに機械振動や外力の影響を受けお互いに不規
則運動を行い、無理な力を受け合いラックや渡り部の渡
りガイド51が変形を受けつづけ、ときには破壊にもつな
がり位置も定まらない状態は回避されるようになった。
そして、円滑な稼動運転と安定した短距離の渡り部搬送
が実現できた。
〔発明の効果〕
本発明により、上流,下流の両方のラックに固定され
ていることによる渡りガイドの変形や破壊等を防止しつ
つ、円滑に感光材料を上流側ラックから下流側ラックに
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の感光材料処理装置の一部側
断面図。 第2図はその渡り部の部分拡大図。 第3図(a)は従来例の渡り部の部分拡大図。 第3図(b)は他の従来例の渡り部の部分拡大図。 1…感光材料処理装置 2…全体処理槽、2A…現像槽 2B…定着槽、2C…水洗槽 3…入口挿入ローラ、10…現像工程 11,21,31…ラック 22,32…入口ローラ 18,19,28,29…出口ローラ 20…定着槽、30…水洗槽 40…乾燥部、150…渡り部 51,151…渡りガイド、152,153…ステーボルト 154,155…ナット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−35535(JP,A) 特開 平1−156267(JP,A) 実開 昭60−65749(JP,U) 実開 昭63−26843(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理液を入れる処理槽が複数並設され、感
    光材料を搬送する複数のローラを有するラックが各処理
    槽毎に設けられた感光材料処理装置において、互いに隣
    接する2つの前記処理槽の組の中の少なくとも1組の処
    理槽間に、上流側の処理槽のラックの出口ローラから下
    流側の処理槽のラックの入口ローラまで感光材料を案内
    する渡りガイドが設けられ、前記渡りガイドが、前記上
    流側の処理槽のラックに対してフリーで前記下流側の処
    理槽のラックに固定されていることを特徴とする感光材
    料処理装置。
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