JP2889839B2 - 足場鉄板の変形修正装置 - Google Patents
足場鉄板の変形修正装置Info
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- JP2889839B2 JP2889839B2 JP13132395A JP13132395A JP2889839B2 JP 2889839 B2 JP2889839 B2 JP 2889839B2 JP 13132395 A JP13132395 A JP 13132395A JP 13132395 A JP13132395 A JP 13132395A JP 2889839 B2 JP2889839 B2 JP 2889839B2
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- Japan
- Prior art keywords
- iron plate
- deformation
- correcting
- scaffolding
- hoist
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、厚手鉄板で構成された
足場鉄板の変形を修正する変形修正装置に関する。
足場鉄板の変形を修正する変形修正装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】建設現場等で使用する足場鉄板は、殆ど
がリース業者から借用して使用しており、返却されたリ
ース業者は土砂等を取除き、変形したものは修正しない
と再リースできない。そこで、返却された足場鉄板は洗
浄後に一枚ずつフォークリフトでプレス機台上にのせ
て、プレス機で変形を修正する技術は知られている。
がリース業者から借用して使用しており、返却されたリ
ース業者は土砂等を取除き、変形したものは修正しない
と再リースできない。そこで、返却された足場鉄板は洗
浄後に一枚ずつフォークリフトでプレス機台上にのせ
て、プレス機で変形を修正する技術は知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術は一枚ずつ修正し、かつ反対面は鉄板を裏返して修
正するので、非常に手間が掛かる危険な作業であっ
た。。
技術は一枚ずつ修正し、かつ反対面は鉄板を裏返して修
正するので、非常に手間が掛かる危険な作業であっ
た。。
【０００４】したがって、本発明は、一名の作業員が足
場鉄板を連続して短時間に容易に洗浄、修正できる足場
鉄板の変形修正装置を提供することを目的としている。
場鉄板を連続して短時間に容易に洗浄、修正できる足場
鉄板の変形修正装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、厚手鉄
板で構成された足場鉄板の変形を修正する変形修正装置
において、ホイストが走行する走行レールを設け、その
走行レールに走行自在にホイストを取付け、そのホイス
トは吊りワイヤの端部に鉄板を縦吊りに把持する把持装
置を有しており、前記レールの下方に縦吊りされた足場
鉄板を洗浄する鉄板洗浄装置と縦吊りされた足場鉄板の
変形を修正する鉄板修正装置とを設けている。
板で構成された足場鉄板の変形を修正する変形修正装置
において、ホイストが走行する走行レールを設け、その
走行レールに走行自在にホイストを取付け、そのホイス
トは吊りワイヤの端部に鉄板を縦吊りに把持する把持装
置を有しており、前記レールの下方に縦吊りされた足場
鉄板を洗浄する鉄板洗浄装置と縦吊りされた足場鉄板の
変形を修正する鉄板修正装置とを設けている。
【０００６】また、本発明によれば、前記鉄板修正装置
は基盤上に向合うように立設された一対のシリンダベー
スとそのシリンダベースにそれぞれプランジャが向合う
ように取付けられた複数の油圧シリンダと前記一対のシ
リンダベースの向合う面にそれぞれ移動自在に設けられ
た修正型枠と前記油圧シリンダを操作するコントロール
ボックスとで構成されている。
は基盤上に向合うように立設された一対のシリンダベー
スとそのシリンダベースにそれぞれプランジャが向合う
ように取付けられた複数の油圧シリンダと前記一対のシ
リンダベースの向合う面にそれぞれ移動自在に設けられ
た修正型枠と前記油圧シリンダを操作するコントロール
ボックスとで構成されている。
【０００７】また、本発明によれば、前記鉄板洗浄装置
は基盤上に垂直に回転自在に設けられた複数対の回転ブ
ラシとノズルと水ポンプとブラシを回転するモータとケ
ーシングとで構成されている。
は基盤上に垂直に回転自在に設けられた複数対の回転ブ
ラシとノズルと水ポンプとブラシを回転するモータとケ
ーシングとで構成されている。
【０００８】また、本発明によれば、前記走行レールは
エンドレスに構成されている。
エンドレスに構成されている。
【０００９】また、本発明によれば、前記走行レールに
複数個のホイストが設けられている。
複数個のホイストが設けられている。
【００１０】さらに、本発明によれば、前記油圧シリン
ダのプランジャの先端部に着脱自在に頭部を設けてい
る。
ダのプランジャの先端部に着脱自在に頭部を設けてい
る。
【００１１】
【作用効果の説明】本発明は上記のように構成されてお
り、返却された足場鉄板を変形修正装置のレールの下に
搬入し、ホイストのワイヤを降下させて把持装置で鉄板
の端部を把持し、ホイストのワイヤを巻上げて鉄板を縦
に吊してレールに沿って移動し、洗浄装置を駆動して垂
直に回転する複数のブラシの間を通しながらノズルから
水を噴射して鉄板の両面を同時に洗浄する。一回で洗浄
できない場合は往復して洗浄することができる。
り、返却された足場鉄板を変形修正装置のレールの下に
搬入し、ホイストのワイヤを降下させて把持装置で鉄板
の端部を把持し、ホイストのワイヤを巻上げて鉄板を縦
に吊してレールに沿って移動し、洗浄装置を駆動して垂
直に回転する複数のブラシの間を通しながらノズルから
水を噴射して鉄板の両面を同時に洗浄する。一回で洗浄
できない場合は往復して洗浄することができる。
【００１２】ついで、鉄板修正装置のシリンダベースの
間に縦吊りされた鉄板を移動し、変形部分に修正型枠を
移動し、その反対側の油圧シリンダをコントロールボッ
クスを操作して駆動してプレスして修正する。同様の操
作で鉄板の両面から修正作業し、修正が終了したらレー
ルに沿って搬出場所に移動し、ホイストを操作し鉄板を
降下させ、把持装置を解除すれば鉄板は洗浄され、修正
されて再リースできる状態になっている。
間に縦吊りされた鉄板を移動し、変形部分に修正型枠を
移動し、その反対側の油圧シリンダをコントロールボッ
クスを操作して駆動してプレスして修正する。同様の操
作で鉄板の両面から修正作業し、修正が終了したらレー
ルに沿って搬出場所に移動し、ホイストを操作し鉄板を
降下させ、把持装置を解除すれば鉄板は洗浄され、修正
されて再リースできる状態になっている。
【００１３】そして、レール上に複数のホイストを設置
すれば、連続して作業することができるので、作業効率
が向上し、シリンダのプランジャの頭部を修正する箇所
の形状に応じて交換すれば作業が容易になる。
すれば、連続して作業することができるので、作業効率
が向上し、シリンダのプランジャの頭部を修正する箇所
の形状に応じて交換すれば作業が容易になる。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【００１５】図１は本発明の足場鉄板の変形修正装置の
構成を示す平面図で、長楕円形状に形成されたレール１
の一方の直線部１ａの下方には鉄板洗浄装置２と鉄板修
正装置３とが設けられ、他方の直線部１ｂは鉄板の搬
入、搬出場所となっている。
構成を示す平面図で、長楕円形状に形成されたレール１
の一方の直線部１ａの下方には鉄板洗浄装置２と鉄板修
正装置３とが設けられ、他方の直線部１ｂは鉄板の搬
入、搬出場所となっている。
【００１６】図２は全体を符号３で示す鉄板修正装置の
斜視図を示し、レール１にはホイスト４が走行自在に設
けられ、そのホイスト４の吊り輪５には複数（図示の例
は２個）の把示装置６、６が設けられ、その把持装置
６、６には鉄板７が把持され、縦吊りされている。
斜視図を示し、レール１にはホイスト４が走行自在に設
けられ、そのホイスト４の吊り輪５には複数（図示の例
は２個）の把示装置６、６が設けられ、その把持装置
６、６には鉄板７が把持され、縦吊りされている。
【００１７】また、その下方には、鉄板修正装置３が位
置し、その鉄板修正装置３は基盤８に鉄板の両側に向合
うようにシリンダベース９、９が設けられ、そのシリン
ダベース９には複数個（図示の例は５個）の油圧シリン
ダ１０がそれぞれが水平に、向合うように取付けられて
いる。
置し、その鉄板修正装置３は基盤８に鉄板の両側に向合
うようにシリンダベース９、９が設けられ、そのシリン
ダベース９には複数個（図示の例は５個）の油圧シリン
ダ１０がそれぞれが水平に、向合うように取付けられて
いる。
【００１８】そして、シリンダベースが向合う面９ａに
は修正型枠１１がスライドレール１２に沿って移動自在
に設けられ、油圧シリンダ１０はコントロールボックス
１５に設けられたボタン１５ａの操作により、図示しな
い油圧ユニットから供給される圧油で駆動される。ここ
で、符号４ａはホイストの操作盤を示している。
は修正型枠１１がスライドレール１２に沿って移動自在
に設けられ、油圧シリンダ１０はコントロールボックス
１５に設けられたボタン１５ａの操作により、図示しな
い油圧ユニットから供給される圧油で駆動される。ここ
で、符号４ａはホイストの操作盤を示している。
【００１９】なお、符号１４は型枠１１を固定するピン
穴を示す。
穴を示す。
【００２０】以下、図２のＡ矢視図である図３を参照し
て、鉄板修正装置３の作用に付いて説明する。
て、鉄板修正装置３の作用に付いて説明する。
【００２１】鉄板のＢ面に凸部がある場合は図示のよう
に左側の型枠１１をスライドレール上を型枠に設けられ
たスライドベアリングで移動し、右側の油圧シリンダ１
０のプランジャ１０ａの頭部１３で鉄板をプレスして修
正する。Ｂ面の修正が終われば、同様に図の右側の型枠
１１と左側の油圧シリンダ１０とを使用してＣ面を修正
する。この場合、鉄板の変形の状態により、頭部１３を
その変形に対応する形状のものに交換でき、作業が容易
になるよう構成されている。
に左側の型枠１１をスライドレール上を型枠に設けられ
たスライドベアリングで移動し、右側の油圧シリンダ１
０のプランジャ１０ａの頭部１３で鉄板をプレスして修
正する。Ｂ面の修正が終われば、同様に図の右側の型枠
１１と左側の油圧シリンダ１０とを使用してＣ面を修正
する。この場合、鉄板の変形の状態により、頭部１３を
その変形に対応する形状のものに交換でき、作業が容易
になるよう構成されている。
【００２２】図４は鉄板洗浄装置２の斜視図を示し、基
盤２１の上部には一対のケーシング２２、２２が設けら
れ、そのケーシング２２にはそれぞれ回転ブラシ２３が
垂直に設けられた軸２４の回りに回転し、ブラシ同志は
向合って回転するよう構成されている。
盤２１の上部には一対のケーシング２２、２２が設けら
れ、そのケーシング２２にはそれぞれ回転ブラシ２３が
垂直に設けられた軸２４の回りに回転し、ブラシ同志は
向合って回転するよう構成されている。
【００２３】また、ケーシング２２の上部にはブラシ２
３を駆動するモータ２５とノズル２９（図５参照）に水
を供給するポンプ２６とが設けられ、縦吊りされた鉄板
の通路２７にはガイドパイプ２４が設けられている。
３を駆動するモータ２５とノズル２９（図５参照）に水
を供給するポンプ２６とが設けられ、縦吊りされた鉄板
の通路２７にはガイドパイプ２４が設けられている。
【００２４】図５は図４のケーシングの上部を取除いた
状態を示し、複数個（図示の例は６個）の回転ブラシ２
３はモータ２５によりチェーン３０、３１を介して駆動
され、ノズル２９はポンプ２６と図示しない水回路によ
り連結されている。そして、鉄板７の通路２７の両側は
ゴムカバー２８が設けられている。
状態を示し、複数個（図示の例は６個）の回転ブラシ２
３はモータ２５によりチェーン３０、３１を介して駆動
され、ノズル２９はポンプ２６と図示しない水回路によ
り連結されている。そして、鉄板７の通路２７の両側は
ゴムカバー２８が設けられている。
【００２５】したがって、モータ２５によりブラシ２３
を回転し、ポンプ２６でノズル２９に給水しながら鉄板
を通路２７を通過させれば鉄板の両面を同時に洗浄する
ことができ、一度で不十分な場合は往復させればよい。
を回転し、ポンプ２６でノズル２９に給水しながら鉄板
を通路２７を通過させれば鉄板の両面を同時に洗浄する
ことができ、一度で不十分な場合は往復させればよい。
【００２６】また、洗浄、修正を終わった鉄板は搬出場
所で、例えばフォークリフトのフォーク上に下ろせば、
容易に搬出でき、複数のホイストをレール上に設ければ
連続して洗浄、修正作業ができる。
所で、例えばフォークリフトのフォーク上に下ろせば、
容易に搬出でき、複数のホイストをレール上に設ければ
連続して洗浄、修正作業ができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、以下の優れた効果を奏することができる。 （１） 鉄板の変形修正前に鉄板を洗浄するので、修正
作業が精度よく容易にできる。 （２） 鉄板を縱吊りのまま両面の洗浄・修正ができ、
作業効率がよく安全であり、連続作業も可能である。 （３） したがって、再リースまでの費用が安い。
ので、以下の優れた効果を奏することができる。 （１） 鉄板の変形修正前に鉄板を洗浄するので、修正
作業が精度よく容易にできる。 （２） 鉄板を縱吊りのまま両面の洗浄・修正ができ、
作業効率がよく安全であり、連続作業も可能である。 （３） したがって、再リースまでの費用が安い。
【図１】本発明の一実施例を示す足場鉄板の変形修正装
置の全体構成を示す平面図。
置の全体構成を示す平面図。
【図２】図１の鉄板修正装置を示す斜視図。
【図３】鉄板修正装置の要部を示す図。
【図４】図１の鉄板洗浄装置を示す斜視図。
【図５】鉄板洗浄装置の要部を示す図。
１…レール ２…鉄板洗浄装置 ３…鉄板修正装置 ４…ホイスト ６…把持装置 ９…シリンダベース １０…油圧シリンダ １１…修正型枠 １２…スライドレール １５…コントロールボックス ２２…ケーシング ２３…回転ブラシ ２５…モータ ２６…ポンプ ２９…ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04G 21/00 E04G 5/08
Claims (6)
- 【請求項１】 厚手鉄板で構成された足場鉄板の変形を
修正する変形修正装置において、ホイストが走行する走
行レールを設け、その走行レールに走行自在にホイスト
を取付け、そのホイストは吊りワイヤの端部に鉄板を縦
吊りに把持する把持装置を有しており、前記レールの下
方に縦吊りされた足場鉄板を洗浄する鉄板洗浄装置と縦
吊りされた足場鉄板の変形を修正する鉄板修正装置とを
設けたことを特徴とする足場鉄板の変形修正装置。 - 【請求項２】 前記鉄板修正装置は基盤上に向合うよう
に立設された一対のシリンダベースとそのシリンダベー
スにそれぞれプランジャが向合うように取付けられた複
数の油圧シリンダと前記一対のシリンダベースの向合う
面にそれぞれ移動自在に設けられた修正型枠と前記油圧
シリンダを操作するコントロールボックスとで構成され
た請求項１に記載の足場鉄板の変形修正装置。 - 【請求項３】 前記鉄板洗浄装置は基盤上に垂直に回転
自在に設けられた複数対の回転ブラシとノズルと水ポン
プとブラシを回転するモータとケーシングとで構成され
た請求項１に記載の足場鉄板の変形修正装置。 - 【請求項４】 前記走行レールはエンドレスに構成され
た請求項１に記載の足場鉄板の変形修正装置。 - 【請求項５】 前記走行レールに複数個のホイストが設
けられた請求項１に記載の足場鉄板の変形修正装置。 - 【請求項６】 前記油圧シリンダのプランジャの先端部
に着脱自在に頭部を設けた請求項２に記載の足場鉄板の
変形修正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13132395A JP2889839B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 足場鉄板の変形修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13132395A JP2889839B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 足場鉄板の変形修正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08326302A JPH08326302A (ja) | 1996-12-10 |
| JP2889839B2 true JP2889839B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15055274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13132395A Expired - Lifetime JP2889839B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 足場鉄板の変形修正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889839B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108797986B (zh) * | 2018-06-07 | 2021-06-08 | 永嘉县中宏建设有限公司 | 混凝土浇筑工作台 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13132395A patent/JP2889839B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08326302A (ja) | 1996-12-10 |
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