JP2889777B2 - スキャニングソナー - Google Patents
スキャニングソナーInfo
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- JP2889777B2 JP2889777B2 JP31125792A JP31125792A JP2889777B2 JP 2889777 B2 JP2889777 B2 JP 2889777B2 JP 31125792 A JP31125792 A JP 31125792A JP 31125792 A JP31125792 A JP 31125792A JP 2889777 B2 JP2889777 B2 JP 2889777B2
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
係り、特に障害物探知方式の改良に関する。
が、例えば図2に示すように、船底に取り付けた送受波
器1の送受波ビーム方向を俯角θを変更しながら全周(3
60°)方向に変更して自船から距離(レンジ)Rの範囲
内の水中を探索できる装置であり、例えば図3に示すよ
うに構成される。
送信信号に従って所定方向へ超音波を送波し、超音波エ
コーを受波し電気変換した受信信号を形成する。この受
信信号は送受信器2で受信処理され、A/D変換器3で
ディジタル化され、画像処理部14で各種の信号処理を
受け、その処理結果が表示器5に出力される。表示器5
には、取得されたソナー画像が受信信号の強度に比例し
た色または階調で表示される。
ナーは、上述したようにソナー画像を表示するが、目標
も障害物も区別することなく一様に表示する形式である
ので、障害物を見逃さないために操業中絶えず画面を監
視している必要があり、また障害物との距離及びその障
害物が目的のエコー強度を持つ障害物であるかを画面を
見て判断せざるを得ず、作業効率が非常に悪いという問
題がある。
なされたもので、その目的は、対象とする障害物を自動
的に検出し係員に通知できる手段を備えたスキャニング
ソナーを提供することにある。
に、本発明のスキャニングソナーは次の如き構成を有す
る。即ち、本発明のスキャニングソナーは、送受波器
と; 前記送受波器にその送受波ビーム方向を変更制御
しながら超音波の送受波を行わせ受波された超音波エコ
ーの電気変換信号(受信信号)について受信処理をする
送受信器と; 前記送受信器の受信出力をディジタル化
するA/D変換器と; 障害物検知の条件を、受信エコ
ーの強度、自船からエコーまでの水平距離及び深度のそ
れぞれを対象として予め設定する条件設定部と; 前記
A/D変換器の出力を受けて各受信エコーの強度、自船
からの水平距離及び深度を検出し、それと前記条件設定
部で設定した設定値と比較し、検出受信エコー強度が設
定値よりも大で、検出水平距離が設定値よりも短く、か
つ、検出深度が設定値よりも浅いとき障害物検知の表示
を指令する表示指令及び障害物検知を告知する警報音の
送出を指令するアラーム指令を出力する比較器と; 前
記アラーム指令を受けて警報音を発するとともに、前記
表示指令を受けて警報表示用のキャラクタを発生するア
ラーム・キャラクタ発生部と; 前記A/D変換部の出
力を受けて画像処理をし、その際に前記表示指令を受け
て前記キャラクタを画像処理データの一部として出力す
る画像処理部と; 前記画像処理部の出力を表示する表
示部と; を備えたことを特徴とするものである。
グソナーの作用を説明する。本発明では、予め探知目標
障害物について障害物探知の条件(エコー強度、自船か
らの水平距離及び深度)を設定してあり、受信処理され
た信号(ディジタル信号)が入力する度に、受信エコー
の強度、自船からの水平距離及び深度を検出し、それら
と設定値と比較し、設定エコー強度よりも大で自船から
の設定水平距離よりも短く、かつ、設定深度よりも浅い
受信エコーを検出すると、警報音を発すると共に、障害
物探知を示すキャラクタを表示する。
も障害物探知を警報音により知ることができ、また表示
画面に表示されたキャラクタにより容易かつ確実に目標
障害物か否かを判断でき、船上での作業効率を向上させ
ることができる。
する。図1は、本発明の一実施例に係るスキャニングソ
ナーを示す。本発明では、画像処理部4に若干の機能追
加をしてあると共に、比較回路6と条件設定部7とアラ
ーム・キャラクタ発生部8とを追加してある。以下、本
発明に係る部分を中心に説明する。
較回路6に並列的に与えられる。つまり、表示器5には
従来と同様の表示がなされる他、本発明に係る表示がな
される。また、図示省略したが、送受信器2が行う送受
波ビーム方向の変更制御の内容は比較回路6に与えるよ
うになっている。
ついて障害物探知の条件として、エコー強度、自船から
の水平距離及び深度が設定してあり、その設定値(ディ
ジタル値)が比較回路6に与えられる。
けて各受信エコーの強度を検出すると共に、その検出受
信エコーの発生源を特定する自船からの水平距離及び深
度を送受信器2から得た送受波ビーム方向の変更制御の
内容に基づき検出する。そして、それらの検出値と条件
設定部7で設定した設定値とを比較し、検出受信エコー
強度が設定値よりも大で、検出水平距離が設定値よりも
短く、かつ、検出深度が設定値よりも浅いとき、表示指
令を画像処理部4に出力し、アラーム指令をアラーム・
キャラクタ発生部8に出力する。その他の場合は、比較
回路6は何も出力しない。
路6からアラーム指令を受けて、警報音を発生するとと
もに、所定のキャラクタを発生し、そのキャラクタを画
像処理部4に与える。
受けて従来と同様の各種の信号処理をし、それを表示器
5に表示させるが、その過程で比較回路6から表示指令
が入力すると、アラーム・キャラクタ発生部8が出力し
ているキャラクタを取り込み、それを画像処理データの
一部として表示器5に与える。その結果、表示器5に
は、通常のエコー表示に加えて所定のキャラクタが障害
物探知位置に警報表示される。
ングソナーによれば、予め探知目標障害物について障害
物探知の条件(エコー強度、自船からの水平距離及び深
度)を設定してあり、受信処理された信号(ディジタル
信号)が入力する度に、受信エコーの強度、自船からの
水平距離及び深度を検出し、それらと設定値と比較し、
設定エコー強度よりも大で自船からの設定水平距離より
も短く、かつ、設定深度よりも浅い受信エコーを検出す
ると、警報音を発すると共に、障害物探知を示すキャラ
クタを表示するようにしたので、係員は常時表示画面を
監視せずとも障害物探知を警報音により知ることがで
き、また表示画面に表示されたキャラクタにより容易か
つ確実に目標障害物か否かを判断でき、船上での作業効
率を向上させることができる効果がある。
構成ブロック図である。
り、(a)は側方から見た場合の概念図、(b)は船上
から見た場合の概念図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 送受波器と; 前記送受波器にその送受
波ビーム方向を変更制御しながら超音波の送受波を行わ
せ受波された超音波エコーの電気変換信号(受信信号)
について受信処理をする送受信器と; 前記送受信器の
受信出力をディジタル化するA/D変換器と; 障害物
検知の条件を、受信エコーの強度、自船からエコーまで
の水平距離及び深度のそれぞれを対象として予め設定す
る条件設定部と; 前記A/D変換器の出力を受けて各
受信エコーの強度、自船からの水平距離及び深度を検出
し、それと前記条件設定部で設定した設定値と比較し、
検出受信エコー強度が設定値よりも大で、検出水平距離
が設定値よりも短く、かつ、検出深度が設定値よりも浅
いとき障害物検知の表示を指令する表示指令及び障害物
検知を告知する警報音の送出を指令するアラーム指令を
出力する比較回路と; 前記アラーム指令を受けて警報
音を発するとともに、前記表示指令を受けて警報表示用
のキャラクタを発生するアラーム・キャラクタ発生部
と; 前記A/D変換部の出力を受けて画像処理をし、
その際に前記表示指令を受けて前記キャラクタを画像処
理データの一部として出力する画像処理部と; 前記画
像処理部の出力を表示する表示部と; を備えたことを
特徴とするスキャニングソナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31125792A JP2889777B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | スキャニングソナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31125792A JP2889777B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | スキャニングソナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06138227A JPH06138227A (ja) | 1994-05-20 |
JP2889777B2 true JP2889777B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=18014972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31125792A Expired - Fee Related JP2889777B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | スキャニングソナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889777B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP31125792A patent/JP2889777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06138227A (ja) | 1994-05-20 |
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