JP2889179B2 - 飲食品用断熱紙カップ - Google Patents

飲食品用断熱紙カップ

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JP2889179B2
JP2889179B2 JP8094265A JP9426596A JP2889179B2 JP 2889179 B2 JP2889179 B2 JP 2889179B2 JP 8094265 A JP8094265 A JP 8094265A JP 9426596 A JP9426596 A JP 9426596A JP 2889179 B2 JP2889179 B2 JP 2889179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飲食品を収容する
紙製カップの保温又は保冷を適正にする紙製断熱カップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平6−39717号においては、紙
製カップの外周面に紙製のエンボスシートを巻き付け、
このエンボスシートの外周面に紙製カバーシートを巻き
付けて、断熱性を付与する提案をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例におけるエ
ンボスシートは該シートを形成する紙層自身が断熱構造
を持つものではなく、エンボス相互間の空気溜り(エン
ボス間の谷)によって断熱効果を得んとするものであ
り、比較的大きなエンボス間には比較的大きな空気溜り
が形成され、全体としての空気溜りの密度は粗密度とな
る。
【0004】加えて個々の空気溜りは互いに連通しつ
つ、紙製カップの底端、即ちエンボスシートの底端にお
いて外部に開放されるので、断熱効果に劣る問題点を有
している。
【0005】又個々のエンボスが外力により変形して
(潰されて)、カバーシートの外表面に表われる外観を
損なう問題を有している。
【0006】更にカバーシートはエンボスシートに対し
多点付けとならざるを得ないから、カバーシートの突き
合せ線上における点付けされていない部分と点付けされ
ている部分の出入り生成や、同所におけるまくれ、切裂
けの問題を招来し易く商品価値を損なう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を改
善せんとするものである。本発明は飲料や食品用の断熱
紙カップであり、この断熱紙カップはその外周面を紙製
不織布で覆い、該紙製不織布の外周面を板紙から成るパ
ルプ繊維密度の高い紙製カバーシートで覆う断熱構造を
有する。
【0008】この断熱構造は紙製不織布の紙層内部の微
細な無数の空気保有間隔が重層して形成されることによ
って保全され、極めて高い断熱効果を得ることができ
る。加えて外部との空気の流通性が非常に少なく断熱効
果を助長する。
【0009】又エンボスの如き外力による潰れ、これに
よるカバーシート外表面に表われる外観低下の問題を払
拭でき、むしろ紙製不織布は紙製カップと紙製カバーシ
ート間に介在されて適度な弾力と復元性を発揮し、外観
を良好に保ち且つ手指による把持感を良好にする。
【0010】上記紙製不織布と紙製カバーシートは互い
に接着剤を介して貼り合せシートを形成しており、この
貼り合せシートを紙製不織布を以って紙カップの外周面
に巻き付ける。そしてこの貼り合せシートの巻き付け端
を紙製カップの開口端から底端に亘る線上において突き
合せ、この突き合せ線上において紙製不織布の突き合せ
端内面を紙製カップ外面に帯状に接着剤付けすると共
に、同紙製不織布の底端内周面を紙製カップ底端の環状
スタンドの外周面に帯状に接着剤付けする。
【0011】上記紙製不織布はそれ自身空気流通性を抑
止する効果を有し、加えて上記突き合せ線上と底端内周
面において接着剤付けすることにより、接着剤が紙製不
織布の重層空隙内に良好に滲潤し、同帯域に空気の流通
を遮断する封止帯を形成する。
【0012】この結果、この封止帯の内側に紙製不織布
の略全領域に亘って紙製カップの外周面を包囲する遮閉
された環状空気層を形成することができる。これによっ
て飲食品用紙カップに良好な断熱効果を付与することが
できる。
【0013】又この断熱構造によれば前記潰れの問題を
招来しないばかりか、突き合せ線上におけるカバーシー
トの出入りや、まくれ、切裂け等の問題を有効に改善す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図1
乃至図6に基いて詳述する。1は既知の紙製カップであ
り、この紙製カップ1は湯を注いで食用する即席麺や粥
やみそ汁等の紙製食品用カップ、或いはビールやジュー
ス等の飲料品用カップであり、前者においては紙製カッ
プの保温、後者においては保冷に供される断熱紙カップ
である。
【0015】図1乃至図3に示すように、上記紙製カッ
プ1の外周面は紙製不織布2で覆うと共に、該紙製不織
布2の外周面をパルプ繊維の絡み合いを有する平板紙か
ら成る紙製カバーシート3で覆う。これにより紙製カッ
プ1の外周面に紙製不織布2の組織自身に内在する無数
の重層空隙を紙製カバーシート3で覆った断熱構造を形
成する。
【0016】上記紙製不織布はペーパータオルや天ぷら
の吸油紙、おしぼり等の原紙として既知であり、これを
上記飲食品用断熱紙カップの断熱紙として応用する。
【0017】又上記カバーシート3はパルプ繊維が絡み
合った平板紙であり、外表面に塗工材によるコーティン
グを施して光沢面を有し、内表面は非コーティングにし
パルプ繊維面を露呈する。コーティングを施した外表面
は宣伝媒体となる印刷面とする。4はこの印刷を示す。
【0018】図4、図5に示すように、上記紙製不織布
2と紙製カバーシート3とは接着剤5を介し貼り付け貼
り合せシート6を形成し、これを予じめ準備する。即ち
貼り合せシート6は紙製不織布2の片面(外表面)に紙
製カバーシート3を接着剤5を介し貼り付け、弧形板に
打ち抜かれたものである。紙製カップ1は横断面が円形
で、底端に向け収劍した形状を有し、これに適合するよ
うに上記貼り合せシート6を同貼り合せ帯紙より弧形板
に打抜く。
【0019】上記貼り合せシート6は全面接着が望まし
く、又全面接着が可能である。紙製カバーシート3の非
コーティング面に接着剤5を塗布し、上記紙製不織布2
を貼り付ける。紙製カバーシート3の非コーティング面
(内面)は含浸性が良好であり、接着剤5を吸収して紙
製カバーシート3の非コーティング面に薄く均一な接着
剤層を形成し、紙製不織布2の貼り付け時に、同不織布
2の層内(空隙内)への接着剤5の過度の滲潤を抑止
し、紙製不織布2の繊維組織内部の重層空隙を良好に維
持する。
【0020】上記貼り合せシート6を上記紙製不織布2
の内面を以って紙製カップ1の外周面に周方向に巻き付
けて接着剤を介し貼り付け、紙製カップ1の外周面と紙
製カバーシート3の内周面間に上記紙製不織布シート3
を介在し封止した断熱構造とする。
【0021】上記紙製貼り合せシート6は好ましくは次
に述べる貼り付け構造を有し、これによって形成された
断熱構造を有する。即ち、図1に示すように貼り合せシ
ート6の上記巻き付け端を上記紙製カップ1の外周面の
開口端から底端に亘る線上において突き合せ、図1、図
6A、Bに示すように該突き合せ線7(母線)に沿う上
記紙製不織布2の巻き付け端内面を紙製カップに接着剤
8を介し帯状に貼り付けると共に、同紙製不織布2の底
端内周面を紙製カップに接着剤9を介し帯状に貼り付け
る。図中10,11は上記接着剤8,9による貼り付け
帯域を示す。
【0022】上記接着剤8,9は上記貼り付け帯域1
0,11において紙製不織布3の重層空隙内への滲潤が
促され、この貼り付け帯域10,11により空気の流通
を遮断する封止帯を形成する。この結果、封止帯の内域
に紙製不織布の略全領域に亘って紙製カップ1の略全外
周面を包囲する遮閉された環状空気層を形成する。この
環状空気層と紙製不織布の組織自身が持つ重層空隙とが
相乗して極めて良好な断熱効果を紙製カップ1に与え
る。
【0023】換言すると、上記紙製不織布2の内周面は
上記貼り付け帯域10,11以外の領域で紙製カップ1
の外周面に対し自由接触面13となし、上記封鎖された
環状空気層を形成する。上記紙製カップ1は既知の通
り、開口端に外方へ突出する環状リブ12を有し、上記
貼り合せシート6の開口端はこの環状リブ12の下端に
環状に突き合せるように巻き付け、上記貼り付け帯域1
0,11により貼り付ける。従って紙製不織布3はその
突き合せ端と開口端と底端において略完全に封止された
状態となる。
【0024】上記貼り付け帯域10,11(封止帯)は
これによって画成される空気層の形成を可能にする手段
であり、この空気層を形成する環状領域内において紙製
不織布を極部的に点付け又は帯付けすることを妨げな
い。
【0025】又上記貼り付け帯域11は紙製カップ1底
端の環状スタンド14の外周面に形成することが好まし
い。紙製カップ1はカップ底を浮かし支持するため、底
板の周縁部に環状スタンド14を有している。この環状
スタンドは内容物を収容するカップ内空間を形成するも
のではなく、従ってこのスタンド14の外周面に接着剤
9を介して紙製不織布2の底端を環状に貼り付け、同所
に貼り付け帯域11を形成することによって接着剤9の
固化による断熱効果の減殺が防止でき、又スタンド14
はリブ状に突出するから接着作業も有利に行なえる。
【0026】上記断熱紙カップは高温飲食品の保温カッ
プとして供される他、ビールやジュース等の低温飲食品
の保冷カップ及び結露防止カップとして供される。
【0027】尚上記紙製カップ、紙製不織布、紙製カバ
ーシートは合成樹脂繊維や無機質繊維の貧配合、無機物
の充填、各種添加剤の内填を除外しない。
【0028】
【発明の効果】上記断熱構造は飲食品用断熱カップに極
めて良好な断熱効果と結露防止効果を与え、又カバーシ
ートの外観にエンボス紙の潰れ等による凹凸を形成せ
ず、良好な復元効果を発揮して手指による把持性とカバ
ーシートへの印刷効果を向上する。
【0029】又断熱手段となる紙製不織布の突き合せ端
と、底端における外気との流通を適切に抑止して上記断
熱効果を増長することができる。
【0030】又上記断熱紙カップはビールや氷、ジュー
ス等の低温飲食品用カップとした場合には、保冷効果と
併せ、カップ外周面における結露を確実に防止する。
【0031】本発明は上記飲食品用紙カップにおいて課
題となっている断熱効果を適正に発揮しながら、廃棄さ
れた後の焼却処理対策としても満足し得るものを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲食品用紙カップを一部切欠して示す側面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線半截断面図。
【図4】貼り合せシートを一部切欠して示す平面図。
【図5】図4のC−C線拡大断面図。
【図6】Aは図2のD部の拡大断面図、Bは図3のE部
の拡大断面図。
【符号の説明】
1 紙製カップ 2 紙製不織布 3 紙製カバーシート 4 印刷 5 接着剤 6 貼り合せシート 7 突き合せ線 8,9 接着剤 10,11 貼り付け帯域(封止帯) 12 環状リブ 13 自由接触面 14 環状スタンド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 3/00 - 3/30 B32B 5/26 B65D 81/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙製不織布に板紙から成る紙製カバーシー
    トを接着剤を介し貼り付けた貼り合せシートを紙製カッ
    プの外周面に巻き付けて上記紙製カップと上記紙製カバ
    ーシート間に上記紙製不織布を介在し、上記貼り合せシ
    ートの巻き付け端を上記紙製カップ外周面の開口端から
    底端に亘る線上において突き合せ、該突き合せ線に沿う
    上記紙製不織布の巻き付け端内面を紙製カップに接着剤
    を介し帯状に貼り付けると共に、同紙製不織布の底端内
    周面を紙製カップ底端の環状スタンドの外周面に接着剤
    を介し帯状に貼り付けたことを特徴とする飲食品用断熱
    紙カップ。
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