JP2889110B2 - 光電式フィンガ操作形キーボード装置 - Google Patents

光電式フィンガ操作形キーボード装置

Info

Publication number
JP2889110B2
JP2889110B2 JP6065033A JP6503394A JP2889110B2 JP 2889110 B2 JP2889110 B2 JP 2889110B2 JP 6065033 A JP6065033 A JP 6065033A JP 6503394 A JP6503394 A JP 6503394A JP 2889110 B2 JP2889110 B2 JP 2889110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
circuit
time window
pulse
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6065033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0774609A (ja
Inventor
ギレン トーマス
ブロバイル ヴォルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endress and Hauser Flowtec AG
Original Assignee
Endress and Hauser Flowtec AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endress and Hauser Flowtec AG filed Critical Endress and Hauser Flowtec AG
Publication of JPH0774609A publication Critical patent/JPH0774609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2889110B2 publication Critical patent/JP2889110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/96Touch switches
    • H03K17/9627Optical touch switches
    • H03K17/9629Optical touch switches using a plurality of detectors, e.g. keyboard

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2つの赤外
線送光器と、少なくとも2つの赤外線受光器と1つのカ
バーとを備えた、工業用測定装置に使用すべき光電式フ
ィンガ操作形キーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイス国特許出願公開第676177号
公報に、次の光電式フィンガ操作形キーボード装置が記
載されている。
【0003】該キーボード装置は、文字板を備えた、の
ぞき窓またはバンクカウンタの合わせガラス板の後に配
設されており、その都度1つの対応する操作有効信号を
発生するためのキーを備え、前記合わせガラス板の内面
においてキー毎に配設されていて、前記内面に対して実
質的に垂直でかつ絞りを用いて密に集束されて放射する
赤外線送光器を備え、かつ前記それぞれの赤外線送光器
に並んで配設されていて、前記合わせガラス板に対して
配向された赤外線受光器を備え、該赤外線受光器は、対
応している赤外線送光器から放射されかつ指において散
乱される赤外線光の主ビーム領域内にあるが、前記合わ
せガラス板の外面および/または内面によって反射され
る赤外線光外にあり、かつ作動回路を備え、該作動回路
は、それぞれのキーに対して固有の増幅器およびしきい
値スイッチを有し、前記赤外線送光器の給電のための電
流パルスに対する発生器を有する。
【0004】作動回路に関して、この公知技術からは単
に、電流節減のために電流パルスによる給電が行われる
ことが読み取れるにすぎない。
【0005】確かに上述のキーボードは、赤外線送光器
および赤外線受光器の空間的な配置によって良好なSN
比を実現するが、比較的長い作動後にますます不利にな
って現れる、赤外線送光器の重要な特性を考慮していな
い。すなわちそれは、電流強度を同じとした場合、赤外
線送光器のそれ自体公知の、比較的長い作動時間を経て
発生する、放射される赤外線光の強度低下である。この
関係において、赤外線送光器の送光出力を高めても長時
間のSN比が改善されなくなることは明らかである。
【0006】独自の研究の結果明らかになったように、
出来るだけ最適なSN比を実現するために、カバーの厚
さが2mmないし3mmを上回るべきときでも、また赤外線
送光器並びに赤外線受光器がコンパクトな構造のために
相互に近接配置されるべき時も、殊に厚いカバーの場合
重要になる、赤外線送光器および赤外線受光器の出来る
だけ最適な空間配置のほかに付加的に、上述の強度低下
に対する回路技術的な方策を講ずることが必要である。
【0007】さらに、工業用測定装置に対する種々の防
爆クラスを満足するために必要になるような厚いカバー
のために、指と赤外線受光器との間の距離が大きくな
り、その結果赤外線受光器において発生する信号レベル
は薄いカバーの場合よりも低減される。また、このよう
な厚いカバーの場合には、赤外線送光器の送光出力を高
めても、SN比は改善されない。
【0008】
【発明の課題】特許請求の範囲に記載の本発明は、これ
らの目的を出来るだけ最適な方法において達成するため
に用いられる。すなわちまず、最適な相互配置によっ
て、赤外線受光器における障害信号レベルを低減しなけ
ればならずかつ同時に、その有効信号レベルを出来るだ
け大きくしなければならず、かつ同時に、赤外線送光器
の作動持続時間の期間に発生する、放射された赤外線光
の強度低下を、回路技術的な手段によって操作性を考慮
して、すなわち指操作の十分に迅速および確実な“検
出”によって低減して、その結果初期の強度が出来るだ
け長期にわたって保証されるようにしなければならな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、夫
々1つの所属の操作有効信号を発生するための少なくと
も2つのキーを備え、かつ赤外線透過性のカバーを備
え、かつ前記カバーの内面においてキー毎に配置されて
おりかつ前記内面に対して実質的に垂直および密に集束
されたビームを放射する赤外線送光器を備え、ここにお
いて前記赤外線送光器は、個別操作のために十分な最小
間隔を置いて相並んで配置されており、かつ前記それぞ
れの赤外線送光器に並んで、該赤外線送光器とはそれぞ
れ1つの赤外線不透過性シールドによって隔離されて配
置されている、前記カバーの方に向かって配向されてい
る赤外線受光器を備え、該赤外線受光器は、当該所属の
赤外線送光器から放射されかつ指において散乱される赤
外線光の主ビーム領域内にあるが、前記カバーの外面お
よび/または内面によって反射される赤外線光外にあ
り、かつ作動回路を備え、該作動回路は、それぞれのキ
ーに対して固有の制御および検出回路を有し、該制御お
よび検出回路は、それぞれの赤外線送光器の給電のため
に、1:1より小さなオンオフ比を有する電流制御パル
スを発生し、ここにおいて前記個々の制御および検出回
路の電流制御パルスの周波数は同じオーダにあり、前記
制御および検出回路はさらに、2進信号を送出し、該2
進信号のレベルは、指による非操作状態に対応しており
かつ前記2進信号の別のレベルは、操作の際検出時間後
でのみ発生し、かつ前記作動回路はすべてのキーに対し
て1つの共通なスキャニング・サンプル回路を有し、該
スキャニング・サンプル回路は、周期的な時間ウィンド
ウパルスを発生し、該時間ウィンドウパルスのオンオフ
比は1:1より小さく、前記時間ウィンドウパルスの持
続時間は前記検出時間より大きく、前記時間ウィンドウ
パルスによって、すべての制御および検出回路を作動電
圧源の一方の極に接続する電流スイッチが導通制御さ
れ、かつ前記スキャニング・サンプル回路は、前記時間
ウィンドウパルスと同じ周波数のサンプリングパルスを
発生し、該サンプリングパルスによって、それぞれの時
間ウィンドウパルス内で、前記検出時間後に存在する、
その都度の2進信号の信号レベルから、その都度の操作
有効信号が形成される工業用測定装置に使用すべき光電
式フィンガ操作形キーボードにある。
【0010】本発明の有利な実施例によれば、時間ウィ
ンドウパルスのオンオフ比は最高で1:10である。本
発明の別な有利な実施例によれば、電流パルスのオンオ
フ比は同様に最高で1:10である。本発明の別の有利
な実施例によれば、キーボードは3つのキーを有する。
【0011】
【発明の効果】本発明は特に次の利点を有する:上述の
装置に比して、SN比の一層の改善が、赤外線送光器と
赤外線受光器との間のシールドによって得られる。
【0012】カバーの外面における反射によりキーボー
ドは操作されない。よって、外面の露結および汚れを許
容することができる。上述の装置では露結や汚れは誤操
作を来しかねない。
【0013】また、カバーの厚さは、殊に、種々の防爆
規定を守ることができるように選択することができる。
それ故にガラス製のカバーは、5mmの厚さとすることが
できるが、それ以上の厚さであってもよい。
【0014】赤外線送光器の垂直な配置およびシールド
に基づいて、赤外線受光器は、上述の装置の場合におけ
るよりも、送光器に遥かに一層近付けて配設することが
でき、その結果赤外線送光器は、個々の操作のためにち
ょうどなお十分である最小間隔において相並んで配置す
ることができる。
【0015】それ故に、コンパクトなキーボードを実現
することができる。
【0016】赤外線送光器から放射される赤外線光の強
度低下は、通用の赤外線送光器を工業用測定装置の使用
期間の間には取り替える必要がない程度に低減される。
【0017】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0018】図1には、本発明の機械的な部分が基礎と
しているところの解決原理が極めて簡略化されて示され
ている。光電式キーボード装置の重要な構成部分は、赤
外線透過性カバー1、赤外線送光器3、赤外線受光器4
および赤外線不透過性シールド5である。この光電式キ
ーボード装置の機能のためにさらに、カバー1の外側1
1の近傍に移動可能であってかつ光電式キーボード装置
を操作する指2が散乱体として必要である。
【0019】赤外線送光器3、赤外線受光器4およびシ
ールド5はカバー1の内側に配置されている。カバーの
厚みは図1にはわかりやすくする理由から、縮尺通りに
は図示されていない。赤外線送光器3のビーム方向は実
際にはカバー1の内側12に対して垂直であるかまたは
この垂線から僅かに偏差している。その際ビームはこの
方向を中心に密に集束されている。
【0020】赤外線受光器4の光軸は、カバー1でのお
よびカバー1内での屈折を考慮して指2の散乱中心21
に向けて配向されている。散乱中心21として、その都
度カバー1を介する光屈折を考慮した、赤外線送光器3
および赤外線受光器4の光軸の交点が規定される。カバ
ー1に対する赤外線送光器3の正確に垂直な配向のため
に、この構造設計では勿論、指2において散乱された光
の屈折のみを考慮する必要があるだけである。
【0021】絞りおよび/またはシールドの役割を果た
す光ガイド7によって、指21の近傍の周囲からの赤外
線光のみが赤外線受光器4に達するようにすることがで
きる。
【0022】赤外線受光器4は、赤外線送光器3に並ん
で配設されておりかつ赤外線送光器とは赤外線不透過性
シールド5によって分離されている。赤外線受光器4
は、赤外線送光器3から指2に放射されかつ指において
散乱される赤外線光の内部であって、カバー1の外側お
よび/またはカバー1の内側から反射される赤外線光の
外側にある。
【0023】このことは図1に示されている:赤外線送
光器3から放射され、シールド5をちょうどなお通過す
ることができる赤外線光のビームS3は、カバー1の内
面12および/または外面11において反射された後に
赤外線受光器4に達しずかつしたがってそこで障害信号
を惹き起こさない。このことは、例えばビームS2のよ
うな、−主ビームS1に関連して−ビームS3の角度よ
り小さい角度で放射されるすべてのビームに対しても当
てはまる。
【0024】さらにビームS4が示すように、シールド
5のために、赤外線送光器3から大きな角度で放射され
るすべてのビームはそもそもカバー1に全く達すること
ができない。カバー1に対して実際に垂直に放射され
る、赤外線ビームの主成分は、その散乱中心21の領域
において指2に到達しかつ散乱ビームS5として赤外線
受光器4の赤外線感応部分に達する。この散乱ビーム
は、光有効信号である。
【0025】障害信号は主として、カバー1の材料内で
の散乱およびカバー1の材料でのマルチ反射によって生
じるビーム成分に起因する。障害信号の強度は、上述の
公知技術による装置の場合より小さいが、殊に、赤外線
送光器および赤外線受光器の光軸の入射角度および射出
角度が同じである装置の場合より著しく小さい。
【0026】図2には、3重キーボード装置の赤外線送
光器、赤外線受光器およびシールドに対する保持体6
が、平面図(上中央)、下面図(下)および左断面図並
びに右断面図(切断線として平面図の対称線)において
図示されている。保持体6は有利には、シールドが共通
のウェブ61として成形されている合成樹脂部分であ
る。
【0027】図2において、赤外線送光器および赤外線
受光器は保持体6内に装着されていないので、その収容
部31(赤外線送光器に対して)ないし42(赤外線受
光器に対して)はよくわかるようになっている。図2に
おいて、平面図には図示できない、保持体6の平坦な上
面に載着されかつそれと、例えばその縁において固定さ
れる、例えばねじ止めされる、殊に防爆−密に固定され
るカバー1も同様に省略されている。
【0028】図3には、簡略化されたブロック図の形に
おいて、3重キーボード装置に対する作動回路8に基づ
いた、本発明の回路技術部分が基礎としている解決原理
が示されている。
【0029】図3の作動回路8は、それぞれの赤外線送
光器/赤外線受光器13/14,23/24,33/3
4を有する3つの光電式キーのそれぞれに対して、固有
の制御および検出回路15,25,35を含んでいる。
これら制御および検出回路は2つの極UとSNとの間に
接続されており、電圧が供給されている。これらは、そ
れぞれの赤外線送光器の給電のために必要な、1:1よ
り小さい、有利には1:10より小さいオンオフ比を有
する電流制御パルスsi1,si2,si3を発生す
る。
【0030】電流制御パルスsi1,si2,si3
は、図3に示されているように、それぞれの赤外線送光
器13,23,33に直列に接続されているそれぞれの
電子スイッチ16,26,36に加えられる。一方、赤
外線送光器は通例の電流制限抵抗17,27,37を介
して作動電圧源の電圧を導く極Uに接続されている。
【0031】個々の制御および検出回路15,25,3
5の電流制御パルスsi1,si2,si3の周波数
は、同一のオーダ、例えば5kHzと15kHzとの間にあ
る。すなわち換言すれば、電流制御パルスsi1,si
2,si3は同一の周波数を有する必要はなく、したが
って相応の手段を省略することができる。
【0032】制御および検出回路15,25,35はさ
らにそれぞれ、2進信号bs1,bs2,bs3(図5
のe参照)を発生する。これら2進信号のその都度のレ
ベルLは、指2による非操作時に相応しかつその都度別
のレベルHは、操作の際検出時間dt後にようやく発生
する(図5のe参照)。
【0033】上に説明した機能を有する制御および検出
回路15,25,35として、型名IS471Fのシャ
ープ社製の所謂OPICs(Light Detector with Buil
t-inSignal Processing Circuit for Light Modulation
System)、すなわち市販の光電素子を使用することが
できる。相応のデータページが付録として添付されてお
り、そこには殊に上述の検出時間dtも、“レスポンス
時間”として述べられている。
【0034】OPICsは、それぞれの赤外線受光器1
4,24,34を含んでいる集積された半導体回路であ
る。この理由から、図3には、これら赤外線受光器も、
制御および検出回路15,25,35の内部に示されて
いる。
【0035】図3の作動回路8は、周期的な時間ウィン
ドウパルスzf(図5のb参照)を発生する、すべての
光電式キーに共通なスキャニング・サンプル回路18を
含んでいる。時間ウィンドウパルスのオンオフ比は1:
1より小さく、有利には1:10より小さく、かつその
持続時間は検出時間dtより大きい。
【0036】時間ウィンドウパルスzfは、電流スイッ
チ19を制御し、したがってこの電流スイッチは周期的
に導通ないし非導通状態になる。電流スイッチはその都
度の導通状態においてのみ、すべての赤外線送光器1
3,23,33を閉成するので、この導通状態は、電流
制御パルスsi…によって生じる、それぞれの電子スイ
ッチ16,26,36の周期的な導通状態にAND結合
のように重畳される。
【0037】したがって個々の赤外線送光器13,2
3,33には、電流パルスi1,i2,i3のみが流れ
る(図5のc参照)。このようにして、赤外線送光器の
電流負荷は先に述べた連続切換作動に比して著しく強く
低減され、これにより実際に、上述の強度低下を回避す
ることができる。
【0038】スキャニング・サンプル回路18はさら
に、時間ウィンドウパルスzfと同じ周波数のサンプリ
ング信号sを発生する(図5のf参照)。この信号によ
って、それぞれの時間ウィンドウzf内で検出時間dt
後に存在する、2進信号bs…の信号レベルHないしL
から、その都度の操作有効信号n1,n2,n3が形成
される。
【0039】このために有利には、図4においてブロッ
ク回路図として示されている、図3のスキャニング・サ
ンプル回路の構成が用いられる。矩形波発振器41は、
−電子スイッチ19の上述の制御に用いる他に−遅延回
路43にも供給される時間ウィンドウパルスzfを発生
する。遅延回路の遅延時間は、時間ウィンドウパルスz
fの持続時間より多少短いが、検出時間dtよりは長
い。遅延回路43の出力側には、短い、実際にはニード
ル状のサンプリングパルスsが送出される。
【0040】図4のスキャニング・サンプル回路におい
て、さらに3つのDフリップフロップ44,45,46
が設けられている。それらのそれぞれのクロック入力側
にはサンプリングパルスsが供給されかつそれらのそれ
ぞれのD入力側には、その都度の2進信号bs1,bs
2,bs3が供給される。それからそれぞれのQ出力側
には、その都度の操作信号n1,n2,n3が現れる。
【0041】スキャニング・サンプル回路の機能は、図
4に示された方法のみならず、必要の場合には、別の理
由から工業用測定装置に既存のマイクロプロセッサを用
いても実現することができる。
【0042】個々の信号が時間tに関して示されている
図5の既述の部分図からさらに、これら信号が図面表示
上の理由から、個々の信号の相互の上述の時間関係を考
慮せずに示されていることおよび図5のdは、指による
操作に相応する仮想の信号を表すものであることがわか
る。
【0043】図6には、時間縮尺が図5に比して圧縮し
て示されており、かつ図5のaに相応する、電流制御パ
ルスsi…を有する部分図は省略されている。その理由
は、これらパルスは図示される線分太さ内にあるからで
ある。
【0044】図6のaには、時間ウィンドウパルスzf
が示されており、図6のbには、赤外線送光器13,2
3,33の1つにおける電流パルスi…が示されてい
る。図6のcには、ここでも、操作に相応する仮想の信
号の1つが示されておりかつ図6のdには、2進信号b
s…の1つが示されている。図6のeには、サンプリン
グ信号sが示されておりかつ図6のfには、操作有効信
号n…の1つが示されている。図6のcおよびfから、
操作有効信号n…は、指2が光電式キーの1つを操作す
る間持続することが明らかである。
【0045】本発明の作動回路によって、送光器による
ビーム放射の期間に流れる電荷、すなわち電流時間積に
依存している既に繰り返し述べた強度低下は、次のよう
にして長い時間的な経過において抑圧される。すなわ
ち、瞬時的に見て広範な時間間隔において、僅か数個の
短い電流パルスが、単に時間ウィンドウパルスの期間、
すなわち操作の評価時間の間のみに送光器によって送出
される。このようにして、煩雑な、それ自体公知の強度
調整手段を省略することができる。
【0046】具体的に実現された測定装置において、上
述したように、電流制御パルスsiは、既述のモジュー
ルIS471Fに対して典型的な、5kHzおよび15kHz
の間の周波数を有し、それらは相互に同じ周波数ではな
くかつ1:15のオンオフ比を有していた。時間ウィン
ドウパルスzfは、約10Hzの周波数を有しかつ約1:
50のオンオフ比を有していた。したがって時間ウィン
ドウパルスzfの持続時間は約2msであり、これは、上
述のモジュールIS471Fに対して示された、670
μsの検出時間dtの最大値より大きい。したがって、
上述の電流時間積におけるファクタとしての時間に対し
て、約50倍の延長が得られる。
【0047】時間ウィンドウパルスのオンオフ比は、要
求される設定事項を考慮して、それがキーボード装置の
操作の期間にその非操作時におけるよりも大きいように
種々に決定することができる。これによって、ファクタ
である時間は上述の電流時間積においてさらに一層延長
することができる。このことは例えば、付加的なキー呼
び出しによって実現することができる。
【0048】図2の保持体を使用して形成されるキーボ
ード装置は、工業用測定装置、例えば流量測定装置、充
填状態測定装置または解析測定装置において使用するこ
とができ、かつカバー1の厚みの選択によって、防爆規
定にしたがった幅広のパレットにただちに整合すること
ができる。このような装置において、キーボード装置
は、信号の入力のために用いられる。これら信号によっ
て、有利にはコンピュータ支援されて、機器のパラメー
タの領域を選択し、設定し、調整しまたは変更すること
ができる。赤外線送光器における“2重の電流低減”に
基づいて、これら測定装置の作動時間全体の期間におい
て、顕著な強度低下は予測されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤外線送光器および赤外線受光器の配置に関す
る本発明が基礎としている原理を示す略図である。
【図2】本発明の光電式3重キーボードの赤外線送光器
および赤外線受光器に対する保持体の平面図、下面図お
よび2つの断面図である。
【図3】作動回路のブロック回路略図である。
【図4】図3の作動回路に含まれているスキャニング・
サンプル回路のブロック回路略図である。
【図5】図3の作動回路において発生する信号の種々の
パルス波形図である。
【図6】図5のパルス波形図の一部を時間圧縮した形に
おいて示すパルス波形図および別のパルス波形図であ
る。
【符号の説明】
1 カバー、 2 指、 3,13,23,33 赤外
線送光器、 4,14,24,34 赤外線受光器、
5 シールド、 14,24,34 制御および検出回
路、 18 スキャニング・サンプル回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−311616(JP,A) 特表 昭61−501422(JP,A) 欧州特許618680(EP,B1) スイス国特許出願公開676177(CH, A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 17/78 - 17/98

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々1つの所属の操作有効信号(n1,
    n2,n3)を発生するための少なくとも2つのキーを
    備え、かつ赤外線光透過性カバー(1)を備え、かつ前
    記カバーの内面(12)においてキー毎に配置されてお
    りかつ前記内面に対して実質的に垂直および密に集束さ
    れたビームを放射する赤外線送光器(3)を備え、 ここにおいて前記赤外線送光器は、個別操作のために十
    分な最小間隔を置いて相並んで配置されており、かつ前
    記それぞれの赤外線送光器に並んで、該赤外線送光器と
    はそれぞれ1つの赤外線不透過性シールド(5)によっ
    て隔離されて配置されている、前記カバーの方に向かっ
    て配向されている赤外線受光器(4)を備え、 該赤外線受光器は、当該所属の赤外線送光器から放射さ
    れかつ指(2)において散乱される赤外線光の主ビーム
    領域内にあるが、前記カバーの外面および/または内面
    によって反射される赤外線光外にあり、かつ作動回路
    (8)を備え、該作動回路は、 それぞれのキーに対して固有の制御および検出回路(1
    5,25,35)を有し、 該制御および検出回路は、作動電圧源UおよびSNの間
    に接続されており、かつそれぞれの赤外線送光器(1
    3,23,33)の給電のために、1:1より小さなオ
    ンオフ比を有する電流制御パルス(si1,si2,s
    i3)を発生し、該それぞれの電流制御パルスはそれぞ
    れの赤外線送光器に直列に接続されているスイッチ(1
    6,26,36)をオン・オフ制御し、 ここにおいて前記個々の制御および検出回路の電流制御
    パルスの周波数は同一のオーダにあり、 前記制御および検出回路はさらに、2進信号(bs1,
    bs2,bs3)を送出し、該2進信号のレベル(L)
    は、指(2)による非操作状態に対応しておりかつ前記
    2進信号の別のレベル(H)は、操作の際検出時間(d
    t)後でのみ発生し、 かつ前記作動回路はすべてのキーに対して1つの共通な
    スキャニング・サンプル回路(18)を有し、 該スキャニング・サンプル回路は、周期的な時間ウィン
    ドウパルス(zf)を発生し、 該時間ウィンドウパルスのオンオフ比は1:1より小さ
    く、 前記時間ウィンドウパルスの持続時間は前記検出時間
    (dt)より大きく、 前記時間ウィンドウパルスによって、前記スイッチ(1
    6,26,36)に直列に接続されている電流スイッチ
    (19)が導通制御され、従って前記赤外線送光器(1
    3,23,33)はそれぞれ前記電流スイッチ(19)
    および前記それぞれのスイッチ(16,26,36)が
    同時に導通制御されているときにのみ電流が流れるよう
    になっており、かつ前記スキャニング・サンプル回路
    は、前記時間ウィンドウパルス(zf)と同じ周波数の
    サンプリングパルス(s)を発生し、 該サンプリングパルスによって、それぞれの時間ウィン
    ドウパルス(zf)内で、前記検出時間(dt)後に存在
    する、その都度の2進信号(bs…)の信号レベル
    (H,L)から、その都度の操作有効信号(n1,n
    2,n3)が形成されることを特徴とする工業用測定装
    置に使用すべき光電式フィンガ操作形キーボード装置。
  2. 【請求項2】 前記時間ウィンドウパルス(zf)のオ
    ンオフ比は最高で1:10である請求項1記載の光電式
    フィンガ操作形キーボード装置。
  3. 【請求項3】 電流制御パルス(si…)のオンオフ比
    は最高で1:10である請求項1記載の光電式フィンガ
    操作形キーボード装置。
  4. 【請求項4】 3つのキーを備えている請求項1記載の
    光電式フィンガ操作形キーボード装置。
JP6065033A 1993-04-02 1994-04-01 光電式フィンガ操作形キーボード装置 Expired - Lifetime JP2889110B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP93105454 1993-04-02
EP93810865A EP0618680B1 (de) 1993-04-02 1993-12-09 Opto-elektronische Tastatur
DE93105454.8 1993-12-09
DE93810865.1 1993-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0774609A JPH0774609A (ja) 1995-03-17
JP2889110B2 true JP2889110B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=26133151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6065033A Expired - Lifetime JP2889110B2 (ja) 1993-04-02 1994-04-01 光電式フィンガ操作形キーボード装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5479007A (ja)
EP (1) EP0618680B1 (ja)
JP (1) JP2889110B2 (ja)
CN (1) CN1088862C (ja)
DE (1) DE59304053D1 (ja)
DK (1) DK0618680T3 (ja)
ES (1) ES2093393T3 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19501232C1 (de) * 1995-01-17 1996-06-05 Erich Dipl Ing Dickfeld Verfahren und Schaltungsanordnung für einen kapazitiven, digitalen Annäherungsschalter
DE29512899U1 (de) * 1995-08-10 1996-09-19 Siemens Ag Eingabevorrichtung für einen Meßumformer
AUPO525297A0 (en) * 1997-02-21 1997-03-20 Newtronics Pty. Ltd. Infra-red sensing device
DE19744791C2 (de) * 1997-10-10 2000-01-05 Erich Dickfeld Kapazitive Tastatur
US6744386B2 (en) * 2000-06-02 2004-06-01 Thomson Licensing, S.A. Prevention of incompatible keyboard selections from being entered during power initialization
GB0311177D0 (en) * 2003-05-15 2003-06-18 Qinetiq Ltd Non contact human-computer interface
CN1809848B (zh) * 2003-06-23 2010-06-09 迪布尔特有限公司 具有改进的抗诈骗性的自动银行机
DE102004024835B3 (de) * 2004-05-19 2005-10-13 Cherry Gmbh Sensoranordnung für eine Pseudokontinuierliche Betätigung
EP2068212A1 (fr) * 2007-12-06 2009-06-10 The Swatch Group Research and Development Ltd. Objet portable tel qu'une pièce d'horlogerie comprenant des moyens d'enclenchement d'une fonction de commande électronique
DE102011014747B4 (de) * 2011-03-22 2013-06-27 Joachim Becker Messsystem mit gepulstem aktivem Einseitenlichtsensor zum Empfang des von einem bewegten Objekt reflektierten gepulsten IR/UV-Lichtes
SG11201609368VA (en) * 2014-05-29 2016-12-29 Micro Motion Inc Adaptive reflected light touch sensor
US9771122B1 (en) * 2016-03-23 2017-09-26 Harley-Davidson Motor Company Group, LLC Motorcycle hand control with optical sensor
CN111312547B (zh) * 2019-06-18 2023-08-04 光宝电子(广州)有限公司 按键模块、应用其的键盘及电子装置
CN113225063A (zh) * 2020-01-21 2021-08-06 淮安达方电子有限公司 光轴键盘调整方法及应用此调整方法的光轴键盘
DE202020005590U1 (de) 2020-09-25 2021-10-04 Balluff Gmbh Kombinierte Anzeige- und Eingabevorrichtung

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3340401A (en) * 1963-12-26 1967-09-05 Xerox Corp Motionless data input key
DE2653365A1 (de) * 1975-11-28 1977-06-02 Xerox Corp Photoelektrische tastatur fuer eine dateneingabevorrichtung
US4207466A (en) * 1978-02-27 1980-06-10 Drage David J Infrared proximity detecting apparatus
US4254333A (en) * 1978-05-31 1981-03-03 Bergstroem Arne Optoelectronic circuit element
DE2936815A1 (de) * 1979-09-12 1981-04-02 Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen Schalttafel mit beruehrungsschaltern
US4442425A (en) * 1981-11-13 1984-04-10 Sperry Corporation Passive fiber optic keyboard
US4417824A (en) * 1982-03-29 1983-11-29 International Business Machines Corporation Optical keyboard with common light transmission members
SE440969B (sv) * 1984-03-12 1985-08-26 Np New Prod Nordinvent Invest Anordning vid tangentbord
DE3526459A1 (de) * 1985-07-24 1987-01-29 Grundig Emv Einrichtung zur impulsansteuerung von optokopplern
DE3611358A1 (de) * 1986-04-04 1987-10-08 Bosch Gmbh Robert Optoelektronische anzeigevorrichtung mit naeherungssensor
JPS63127324A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Hitachi Ltd タツチパネル入力装置
US4893120A (en) * 1986-11-26 1990-01-09 Digital Electronics Corporation Touch panel using modulated light
JPH01175411A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> リモコン受信装置
JP2928250B2 (ja) * 1988-06-09 1999-08-03 株式会社日立製作所 接点読取回路
CH676177A5 (en) * 1988-06-22 1990-12-14 Matrix Elektronik Ag Light pushbutton switch for microcomputer - uses reflection of emitted light onto photosensor by application of finger to surface of glass plate
US5126555A (en) * 1989-07-31 1992-06-30 Hawryluk Joseph C Apparatus for preventing accidental activations of opto-electronic switches due to extraneous light
DE3932508A1 (de) * 1989-09-26 1991-04-04 Pofa Technology Corp Optische eingabeeinrichtung und verfahren zum eingeben
DE3936570A1 (de) * 1989-11-03 1991-05-08 Licentia Gmbh Elektronische eingabeblende fuer optisch fernbedienbare haushalt- und andere geraete sowie anwendungs- bzw. bedienungsverfahren hierfuer
DE4007971A1 (de) * 1990-03-13 1991-09-19 Gaggenau Werke Vorrichtung zum schalten elektrischer einrichtungen
DE4013743A1 (de) * 1990-04-28 1991-11-07 Klaschka Ind Elektronik Optischer abstandsschalter
US5103085A (en) * 1990-09-05 1992-04-07 Zimmerman Thomas G Photoelectric proximity detector and switch

Also Published As

Publication number Publication date
DK0618680T3 (ja) 1997-03-17
DE59304053D1 (de) 1996-11-07
CN1088862C (zh) 2002-08-07
US5479007A (en) 1995-12-26
CN1098522A (zh) 1995-02-08
EP0618680A1 (de) 1994-10-05
EP0618680B1 (de) 1996-10-02
ES2093393T3 (es) 1996-12-16
JPH0774609A (ja) 1995-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2889110B2 (ja) 光電式フィンガ操作形キーボード装置
US4931794A (en) Optoelectronic keyboard
US5281808A (en) Device for the non-contact control of a sanitary fitting
JP2001194232A (ja) 光センサ装置及び表示装置
US20040080498A1 (en) Pen input display device
MY105369A (en) Arrangement for the waveguide-free bidirectional light or infrared transmission of electrical signal.
US3594768A (en) Motion detecting apparatus and intruder alarm
US6829042B1 (en) Distance measuring apparatus and method using a pulsed electromagnetic wave
GB2161266A (en) Switch device
US4797547A (en) Optical fibre monitoring device using a synchronization selector to channel optical signals
EP0759660B1 (de) Eingabevorrichtung für einen Messumformer
AU556838B2 (en) Smoke detector
JPH10303722A (ja) 光センシングタッチパネル装置
EP0481138A1 (en) Control apparatus
KR960003474A (ko) 원격제어신호송수신장치
JP2832683B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
CN113692615B (zh) 不带有用于音频的物理屏幕开口的移动通信设备
JPS6036983A (ja) 電子式時計における光インタフェ−ス部
SU1591976A1 (ru) Устройство для обнаружения препятствий слепыми
SU1168243A1 (ru) Зрительный протез дл слепых
FR2347032A1 (fr) Dispositif guide aveugle emetteur de lumiere a coincidence de faisceaux optiques
US5184163A (en) Remote trigger method and apparatus for a camera shutter
JPH053454A (ja) 光ワイヤレス受信器
KR200159971Y1 (ko) 반사경을 이용한 리모콘 신호 집속구조
JPS62133624A (ja) 光電スイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990112