JP2887858B2 - 自動車用エレベーターのドア - Google Patents
自動車用エレベーターのドアInfo
- Publication number
- JP2887858B2 JP2887858B2 JP22604992A JP22604992A JP2887858B2 JP 2887858 B2 JP2887858 B2 JP 2887858B2 JP 22604992 A JP22604992 A JP 22604992A JP 22604992 A JP22604992 A JP 22604992A JP 2887858 B2 JP2887858 B2 JP 2887858B2
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- JP
- Japan
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- car
- door
- panel
- bumper
- elevator
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エレベーター
のドアに関する。
のドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用エレベーターのドアは、
自動車の昇降路への落下を防止するために、公開技報8
2−7185号に記載のように、ドアの裏側に補強部材
を配置したものがあった。
自動車の昇降路への落下を防止するために、公開技報8
2−7185号に記載のように、ドアの裏側に補強部材
を配置したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、自動
車が昇降路から転落することを防止するものであり、特
に乗場ドアに有効であるが、自動車がかご内に乗り込む
時に、前方のかごドア位置の距離感が把握できず、自動
車のバンパがかごドアに当って、かごドアが昇降路側に
曲損してドアが開かなくなったり、また、かごドアが外
れてしまったりする。
車が昇降路から転落することを防止するものであり、特
に乗場ドアに有効であるが、自動車がかご内に乗り込む
時に、前方のかごドア位置の距離感が把握できず、自動
車のバンパがかごドアに当って、かごドアが昇降路側に
曲損してドアが開かなくなったり、また、かごドアが外
れてしまったりする。
【0004】これを防止するために上記従来技術のよう
に、かごドアを補強しても、ドアの曲損やドアの外れは
防止できず、また、バンパを破損してしまうなどの不具
合があった。
に、かごドアを補強しても、ドアの曲損やドアの外れは
防止できず、また、バンパを破損してしまうなどの不具
合があった。
【0005】本発明の目的は、ドアの曲損やドアの外
れ、および自動車のバンパが破損するのを防止すること
ができる自動車用エレベーターのドアを提供することに
ある。
れ、および自動車のバンパが破損するのを防止すること
ができる自動車用エレベーターのドアを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車がかごから昇降路へ飛び出すこと
を防止するかごドアを有する自動車用エレベーターのド
アにおいて、前記かごドアにおける前記自動車のバンパ
と対向する位置にパネルが配置され、当該パネルは、ド
ア枠とパネルとの間に介在され、かつ、パネルの周囲に
間隔をおいて配置された複数個のスプリングによつてド
ア枠に支持されている構成としたものである。
に、本発明は、自動車がかごから昇降路へ飛び出すこと
を防止するかごドアを有する自動車用エレベーターのド
アにおいて、前記かごドアにおける前記自動車のバンパ
と対向する位置にパネルが配置され、当該パネルは、ド
ア枠とパネルとの間に介在され、かつ、パネルの周囲に
間隔をおいて配置された複数個のスプリングによつてド
ア枠に支持されている構成としたものである。
【0007】
【作用】このように構成されているので、パネルに自動
車のバンパが接触すると、パネルが振動して運転者に接
触したことを認識させることができ、これにより自動車
の移動を停止させることが可能となるとともに、パネル
にバンパが接触したとき、スプリングが伸びてパネルが
変位するので、パネル自身すなわちドアは曲損すること
がなく、しかもバンパが破損するのを防止できる。
車のバンパが接触すると、パネルが振動して運転者に接
触したことを認識させることができ、これにより自動車
の移動を停止させることが可能となるとともに、パネル
にバンパが接触したとき、スプリングが伸びてパネルが
変位するので、パネル自身すなわちドアは曲損すること
がなく、しかもバンパが破損するのを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。
する。
【0009】図において、エレベーターの乗かご1に自
動車2が乗り込み、自動車2の前方にはかごドア3がチ
ェーン4によって吊られている。また、乗かご1の床5
には前後に車止め5aが付いて、自動車2の乗り込み時
の進行を防止している。
動車2が乗り込み、自動車2の前方にはかごドア3がチ
ェーン4によって吊られている。また、乗かご1の床5
には前後に車止め5aが付いて、自動車2の乗り込み時
の進行を防止している。
【0010】また、かごドア3はドア枠3aとパネル3
bと複数個のスプリング3cとから構成され、ドア枠3
aに取付けた複数個のスプリング3cを介在してパネル
3bがドア枠3aの中央部に取付けられている。
bと複数個のスプリング3cとから構成され、ドア枠3
aに取付けた複数個のスプリング3cを介在してパネル
3bがドア枠3aの中央部に取付けられている。
【0011】次に、実施例の動作の説明を行なう。
【0012】今、乗かご1に、自動車2が乗り込んだ場
合、この自動車2は、前輪2aが車止め5aで進行を阻
止された位置でも、バンパ2bがかごドア3aに当って
しまう大型車であり、運転者が自動車を乗かご1の奥へ
ゆっくり矢印2cの方向へ前進させると、パネル3bに
バンパー2bが接触して、スプリング3cによってパネ
ル3bに振動が与えられ、運転者は自動車の行き過ぎを
把握でき、適正な位置に停止させることができる。
合、この自動車2は、前輪2aが車止め5aで進行を阻
止された位置でも、バンパ2bがかごドア3aに当って
しまう大型車であり、運転者が自動車を乗かご1の奥へ
ゆっくり矢印2cの方向へ前進させると、パネル3bに
バンパー2bが接触して、スプリング3cによってパネ
ル3bに振動が与えられ、運転者は自動車の行き過ぎを
把握でき、適正な位置に停止させることができる。
【0013】このようにして、バンパ2bがパネル3b
に接触しても、スプリング3cによって前後に振動する
だけでかごドア3の曲損やバンパ2bの破損も発生せず
自動車2は目的階6Fに到着し、かごドア3および乗場
ドア6aが開き、目的階6Fに無事に降りることができ
る。
に接触しても、スプリング3cによって前後に振動する
だけでかごドア3の曲損やバンパ2bの破損も発生せず
自動車2は目的階6Fに到着し、かごドア3および乗場
ドア6aが開き、目的階6Fに無事に降りることができ
る。
【0014】本実施例は、自動車2が乗り込んだ前方の
かごドア3について説明したが、後方のかごドアについ
ても同様である。
かごドア3について説明したが、後方のかごドアについ
ても同様である。
【0015】
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、このように構成されて
いるので、パネルに自動車のバンパが接触すると、パネ
ルが振動して運転者に接触したことを認識させることが
でき、これにより自動車の移動を停止させることが可能
となるとともに、パネルにバンパが接触したとき、スプ
リングが伸びてパネルが変位するので、パネル自身すな
わちドアは曲損することがなく、しかもバンパが破損す
るのを防止できる。
いるので、パネルに自動車のバンパが接触すると、パネ
ルが振動して運転者に接触したことを認識させることが
でき、これにより自動車の移動を停止させることが可能
となるとともに、パネルにバンパが接触したとき、スプ
リングが伸びてパネルが変位するので、パネル自身すな
わちドアは曲損することがなく、しかもバンパが破損す
るのを防止できる。
【図1】本発明の一実施例の構成を説明する自動車用エ
レベーターの乗かご要部斜視図である。
レベーターの乗かご要部斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する自動車用エレベー
ターの縦断面図である。
ターの縦断面図である。
3 かごドア 3a ドア枠 3b パネル 3c スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車がかごから昇降路へ飛び出すこと
を防止するかごドアを有する自動車用エレベーターのド
アにおいて、前記かごドアにおける前記自動車のバンパ
と対向する位置にパネルが配置され、当該パネルは、ド
ア枠とパネルとの間に介在され、かつ、パネルの周囲に
間隔をおいて配置された複数個のスプリングによつてド
ア枠に支持されていることを特徴とする自動車用エレベ
ーターのドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22604992A JP2887858B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動車用エレベーターのドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22604992A JP2887858B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動車用エレベーターのドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672677A JPH0672677A (ja) | 1994-03-15 |
JP2887858B2 true JP2887858B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=16838994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22604992A Expired - Fee Related JP2887858B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動車用エレベーターのドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887858B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22604992A patent/JP2887858B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672677A (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |