JP2887532B2 - 壁材ハンドリング機 - Google Patents

壁材ハンドリング機

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JP2887532B2
JP2887532B2 JP3045467A JP4546791A JP2887532B2 JP 2887532 B2 JP2887532 B2 JP 2887532B2 JP 3045467 A JP3045467 A JP 3045467A JP 4546791 A JP4546791 A JP 4546791A JP 2887532 B2 JP2887532 B2 JP 2887532B2
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JP
Japan
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wall material
fork
clamp
cylinder
handling machine
Prior art date
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JP3045467A
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JPH04266400A (ja
Inventor
久統 近藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物建築現場での壁材
取付作業などに重量物である壁材を運搬、反転等する壁
材ハンドリング機に関する。
【0002】
【従来の技術】建物建築現場においての壁材取付作業に
おいては、床上に積層したALC板等1枚150〜30
0kgの大重量の壁材を一枚ごとに通常2人〜4人の作業
者が人力で台車に載置して取付場所まで運搬している。
また、走行車の車体にクランプ部材を取付け、このクラ
ンプ部材で壁材をクランプして取付場所まで運搬する壁
材運搬機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】壁材は一般に裏表があ
り、通常ALC板では製造メーカからの出荷は表を上と
して5〜8枚の複数枚を一山として積層して出荷され、
建築現場内にそのままの状態で搬入されて複数枚を積層
して一山毎に床上に置かれる。また、取付作業工程など
の理由で壁材を上下反転して表を下として台車上に載せ
る必要があるから、従来のように入力で大重量である壁
材を反転して台車上に載せる作業は大変であり、壁材運
搬機ではクランプした壁材を上下反転して台車上に載せ
ることができない。また、壁材の取付け場所は作業に応
じて順次移動するが、複数枚積層した壁材は床の隅等の
作業の邪魔にならない所に置いてあるから、人力による
場合には台車による運搬距離が順次長くなってしまう
し、壁材運搬機を用いた場合には積層した複数の壁材全
体を一度に運搬できず1枚ずつ運搬することになるから
壁材運搬機による壁材運搬距離及び空荷走行距離が順次
長くなり、作業効率が低下する。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした壁材ハンドリング機を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】フォークを上下動自在に
備えた機体にフレームを前方に突出して昇降自在に設
け、そのフレームの先端にクランプ機構を機体側水平姿
勢と機体と反対側水平姿勢とに亘って回動自在に設けた
もの。
【作 用】フォーク2上に複数枚積層した壁材を支持
して運搬できるし、そのフォーク2上の壁材を一枚毎に
把持して上下反転できるから、床上に置かれた複数枚積
層した壁材を壁材取付け場所の近くまで運搬して台車上
に上下反転して載せることができる。
【0005】
【実 施 例】機体1には左右一対のフォーク2,2が
前方に向けて取付けられ、このフォーク2の先端部に前
輪3が上下動自在に設けてあり、前記機体1には操舵後
輪4が設けられ、前輪3を上下することでフォーク2が
上下動するパレットフォーク又はローリウトを構成して
いる。前記機体1の前部には左右一対のマスト5,5が
平行に配設され、各マスト5の下部に固着した下向コ字
状の取付片6がフォーク2の基部に嵌合されてボルト7
で固着され、各マスト5の下部はフォーク2に強固に連
結してある。前記各マスト5に沿って可動杆8がローラ
9を介して上下摺動自在に支承され、図2に示すように
左右の可動杆8,8間に横架した横材10と機体1とに
亘ってリフトシリンダ11が連結されていると共に、左
右の可動杆8,8の上端部間に亘って先細板状の横材1
2が一体的に設けられ、その横材12の先端部に下向杆
13が一体的に設けられて下向コ字状のフレーム14を
構成している。前記フレーム14の先端下部にピン16
を介してクランプ機構17がシリンダ18で上下回動自
在に取付けてあり、該クランプ機構17は図3に示すよ
うに第1クランプ片19と第2クランプ片20をガイド
21とガイドロッド22で相対移動自在に連結し、その
第1クランプ片19と第2クランプ片20にクランプシ
リンダ23が連結してあり、前記第1クランプ片19の
前面に図4に示すように上下一対の鉤片24,24を設
けてガイド部25とし、そのガイド部25がガイドレー
ル26に沿って摺動自在となり、かつロックボルト27
で任意の位置にロックできるようになり、そのガイドレ
ール26に設けた一対のブラケット28が前記下向杆1
3の下部にピン16で上下揺動自在に支承され、一方の
ブラケット28に設けたレバー29にシリンダ18が連
結され、他方のブラケット28にカウンタウエイト30
が前方に向けて取付けてある。前記一対のガイド21間
に亘って取付板31が横架され、この取付板31にゴム
パッド32が設けてある。
【0006】次に動作を説明する。フォーク2を下方に
移動して複数枚積層した壁材の下部と床との間の空間に
挿入し、その状態でフォーク2を上昇することで複数枚
積層した壁材をフォーク2上に支持し、この状態で走行
することで壁材取付け場所近くまで運搬する。リフトシ
リンダ11を縮小してフレーム14を下降させることで
第1・第2クランプ片19,20を最上部の壁材Cの幅
方向両側に位置させ、クランプシリンダ23を縮小して
第1・第2クランプ片19,20で最上部の壁材Cを把
持する。この時、クランプ機構17の中心はフレーム1
4の中心からオフセットしているので長尺の壁材Cの長
手方向中心からオフセットした位置を把持することにな
る。この状態が図1である。リフトシリンダ11を伸長
してフレーム14を上方に移動して図5のようにクラン
プ機構17を上方に移動して下方に回動してもフォーク
2上の壁材と干渉しないようにする。この時、クランプ
機構17はシリンダ18で水平姿勢に保持される。シリ
ンダ18の伸長室と縮小室を連通させて自由に伸縮する
状態とし、これによりクランプ機構17は自重と壁材C
の重量で図6のように垂直姿勢に回動し、レバー29が
ピン16とシリンダ支持ピン33を結ぶ直線よりも右側
となってシリンダ18は前記直線つまり垂直姿勢よりも
右側に振れた状態となる。シリンダ18を伸長するとク
ランプ機構17は図7、図8のように前方に向けて回動
して水平姿勢となるから壁材Cを上下反転できる。この
状態でフレーム14を下降することで図8に示す台車D
上に壁材Cの長手方向中央部を載置し、クランプシリン
ダ23を伸長して第1・第2クランプ片19,20をア
ンクランプ方向に移動して壁材Cの把持を解放し、フレ
ーム14を上方に移動することで壁材Cを台車D上に上
下反転して載せることができる。フレーム14が上昇エ
ンドまで移動したらシリンダ18を前述と同様に自由に
伸縮する状態とし、クランプ機構17を自重で下方に回
動する。この時、カウンターウエイト30の重量によっ
てクランプ機構17は図19に示すように垂直姿勢より
もマスト側に傾斜した姿勢となり、シリンダ18が垂直
姿勢よりも左側に傾斜した姿勢となるので、シリンダ1
8を伸長することでクランプ機構17を右側で水平姿勢
となった前述の図1の位置に回動できる。
【0007】
【発明の効果】フォーク2上に複数枚積層した壁材を支
持して運搬できるし、そのフォーク2上の壁材を一枚毎
に把持して上下反転できるから、床上に置かれた複数枚
積層した壁材を壁材取付け場所の近くまで運搬して台車
上に上下反転して載せることができ、壁材の運搬及び上
下反転作業を機械的に実施できるので壁材取付け作業を
効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁材ハンドリング機の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】壁材ハンドリング機のクランプ機構部分の平面
図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】動作説明図である。
【図6】動作説明図である。
【図7】動作説明図である。
【図8】動作説明図である。
【図9】動作説明図である。
【符号の説明】
1 機体、2 フォーク、14 フレーム、17 クラ
ンプ機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 61/00 B65G 61/00 B66F 9/16 B66F 9/16 B E04G 21/16 E04G 21/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体1にフォーク2を上下動自在に設
    け、この機体1に前方に突出したフレーム14の基部を
    上下動自在に取付け、そのフレーム14の先部にクラン
    プ機構17を機体側の水平姿勢と機体と反対側の水平姿
    勢とに亘って180度回動自在に取付けたことを特徴と
    する壁材ハンドリング機。
JP3045467A 1991-02-19 1991-02-19 壁材ハンドリング機 Expired - Lifetime JP2887532B2 (ja)

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JP3045467A JP2887532B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 壁材ハンドリング機

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JPH04266400A JPH04266400A (ja) 1992-09-22
JP2887532B2 true JP2887532B2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=12720185

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007169054A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Kiyoshi Kamei 昇降装置

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JPH04266400A (ja) 1992-09-22

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