JP2887452B2 - プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置 - Google Patents
プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置Info
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- JP2887452B2 JP2887452B2 JP7209231A JP20923195A JP2887452B2 JP 2887452 B2 JP2887452 B2 JP 2887452B2 JP 7209231 A JP7209231 A JP 7209231A JP 20923195 A JP20923195 A JP 20923195A JP 2887452 B2 JP2887452 B2 JP 2887452B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板設計
装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置に
関し、さらに詳細には、コンピュータにより支援された
CADシステムたるプリント基板設計装置の使用者が、
部品の配置設計を行う際に利用したり、部品の配置設計
を終了して配線設計を始める前のビア・コスト見積もり
(配置評価)のために利用したりすることのできる、プ
リント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト
情報表示装置に関する。
装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置に
関し、さらに詳細には、コンピュータにより支援された
CADシステムたるプリント基板設計装置の使用者が、
部品の配置設計を行う際に利用したり、部品の配置設計
を終了して配線設計を始める前のビア・コスト見積もり
(配置評価)のために利用したりすることのできる、プ
リント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト
情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、コンピュータにより支援されたCADシステムたる
プリント基板設計装置において、部品間の論理的な接続
(この「部品間の論理的な接続」が「ネット」であり、
従って以下においては、この「部品間の論理的な接続」
を適宜「ネット」と称する。)を示す接続情報を表示す
るにあたっては、表示手段たるCRTなどの画面上に部
品間のネットの接続関係を2次元的に表示していた。
来、コンピュータにより支援されたCADシステムたる
プリント基板設計装置において、部品間の論理的な接続
(この「部品間の論理的な接続」が「ネット」であり、
従って以下においては、この「部品間の論理的な接続」
を適宜「ネット」と称する。)を示す接続情報を表示す
るにあたっては、表示手段たるCRTなどの画面上に部
品間のネットの接続関係を2次元的に表示していた。
【0003】即ち、プリント基板設計装置の画面上に、
部品間を結ぶネットを全て線分(実線)により表示する
ようにしていた。
部品間を結ぶネットを全て線分(実線)により表示する
ようにしていた。
【0004】こうした、従来の表示方式によれば、部品
間に配線が必要であるか否かを容易に知ることはできる
が、こうした配線を行う際に、プリント基板にビア(v
ia)を形成する必要があるか否かは不明であり、当該
配線がビア・コスト(viaコスト:ビアを介して部品
間を配線する必要がある場合における当該配線を行うた
めのネットの数や、ネット単位の重み付けを行った合計
などのように、ビアの状態を示す値である。)を生じさ
せるものであるか否か不明であった。
間に配線が必要であるか否かを容易に知ることはできる
が、こうした配線を行う際に、プリント基板にビア(v
ia)を形成する必要があるか否かは不明であり、当該
配線がビア・コスト(viaコスト:ビアを介して部品
間を配線する必要がある場合における当該配線を行うた
めのネットの数や、ネット単位の重み付けを行った合計
などのように、ビアの状態を示す値である。)を生じさ
せるものであるか否か不明であった。
【0005】即ち、プリント基板にビアを形成するため
には製造コストが増大することになるが、こうしたビア
を形成するための製造コストの増大が、部品間の接続に
おいて発生するか否か、また発生する場合にはどの程度
発生するかを表示することが全くできなかった。
には製造コストが増大することになるが、こうしたビア
を形成するための製造コストの増大が、部品間の接続に
おいて発生するか否か、また発生する場合にはどの程度
発生するかを表示することが全くできなかった。
【0006】このため、従来においては、部品間を配線
する際に必要とされるビア・コストを確認するために、
専用のコマンドを設けて別途ビアの検出処理などを行っ
たりしていたが、プリント基板設計装置の使用者にとっ
ては、こうした専用コマンドによる処理を行う操作が煩
雑となり、操作性に劣るなどの問題点があった。
する際に必要とされるビア・コストを確認するために、
専用のコマンドを設けて別途ビアの検出処理などを行っ
たりしていたが、プリント基板設計装置の使用者にとっ
ては、こうした専用コマンドによる処理を行う操作が煩
雑となり、操作性に劣るなどの問題点があった。
【0007】また、配線設計時にビア・コストを得てい
ない場合には、実際に配線した場合の配線率の低下を招
来したり、不測のビアの増加による製造コストの増大を
もたらす恐れがあるなどの問題点があった。
ない場合には、実際に配線した場合の配線率の低下を招
来したり、不測のビアの増加による製造コストの増大を
もたらす恐れがあるなどの問題点があった。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、プリント基板設計装置の表示手段に部品
間の接続を表示する際に、ビア・コストに関する情報
(ビア・コスト情報)を合わせて表示することができる
ようにして、部品間の接続に対してビアが発生するか否
かを視覚的または数値的に容易に理解できるようにした
プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コス
ト情報表示装置を提供しようとするものである。
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、プリント基板設計装置の表示手段に部品
間の接続を表示する際に、ビア・コストに関する情報
(ビア・コスト情報)を合わせて表示することができる
ようにして、部品間の接続に対してビアが発生するか否
かを視覚的または数値的に容易に理解できるようにした
プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コス
ト情報表示装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるプリント基板設計装置における部品
間接続のビア・コスト情報表示装置においては、部品間
のネットを示す接続情報に基づいて、上記部品間のネッ
トを表示する表示手段を有するプリント基板設計装置に
おいて、上記部品間のネットに基づく配線の際にビアが
発生するか否かを判断する判断手段と、上記判断手段の
判断結果に基づいて、上記表示手段に発生したビアに基
づくビア・コスト情報に基づいた表示を行わせる表示制
御手段とを有するようにしたものである。
に、本発明におけるプリント基板設計装置における部品
間接続のビア・コスト情報表示装置においては、部品間
のネットを示す接続情報に基づいて、上記部品間のネッ
トを表示する表示手段を有するプリント基板設計装置に
おいて、上記部品間のネットに基づく配線の際にビアが
発生するか否かを判断する判断手段と、上記判断手段の
判断結果に基づいて、上記表示手段に発生したビアに基
づくビア・コスト情報に基づいた表示を行わせる表示制
御手段とを有するようにしたものである。
【0010】従って、判断手段によってビアが発生する
と判断された場合には、表示制御手段によって表示手段
に当該ビアに基づくビア・コスト情報に基づいた表示が
行われるので、部品間の接続に対してビア・コストが発
生するか否かを視覚的または数値的に容易に理解できる
ようになる。
と判断された場合には、表示制御手段によって表示手段
に当該ビアに基づくビア・コスト情報に基づいた表示が
行われるので、部品間の接続に対してビア・コストが発
生するか否かを視覚的または数値的に容易に理解できる
ようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明によるプリント基板設計装置における部品間接続の
ビア・コスト情報表示装置を詳細に説明する。
発明によるプリント基板設計装置における部品間接続の
ビア・コスト情報表示装置を詳細に説明する。
【0012】図1には、本発明によるプリント基板設計
装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置の
一つの実施形態のブロック構成図が示されている。
装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置の
一つの実施形態のブロック構成図が示されている。
【0013】なお、以下に示す実施の形態においては、
ビア・コストとして、ビアが発生するネットの本数(個
数)を採用している。
ビア・コストとして、ビアが発生するネットの本数(個
数)を採用している。
【0014】このビア・コスト情報表示装置10は、コ
ンピュータにより支援されたCADシステムたるプリン
ト基板設計装置を構成する一つのシステムとして、プリ
ント基板設計装置内に組み込まれるものであり、コンピ
ューターによって動作の制御が行われるものであって、
ビア判断部12と、CRTなどの表示手段の画面上に図
形や文字などを表示するための指示を与える表示制御部
14とを有して構成されている。
ンピュータにより支援されたCADシステムたるプリン
ト基板設計装置を構成する一つのシステムとして、プリ
ント基板設計装置内に組み込まれるものであり、コンピ
ューターによって動作の制御が行われるものであって、
ビア判断部12と、CRTなどの表示手段の画面上に図
形や文字などを表示するための指示を与える表示制御部
14とを有して構成されている。
【0015】ビア判断部12は、データベース16に格
納された部品の部品端子データと、部品端子間の接続状
態を示すネットリストとに基づいて、各部品の部品端子
間をネットリストに基づいて配線する際に、ビアが必要
となりビア・コストを発生するものであるか否かを判断
する。
納された部品の部品端子データと、部品端子間の接続状
態を示すネットリストとに基づいて、各部品の部品端子
間をネットリストに基づいて配線する際に、ビアが必要
となりビア・コストを発生するものであるか否かを判断
する。
【0016】そして、表示制御部14は、ビア判断部1
2の判断結果に応じて、表示手段としてのCRTなどの
画面上にビア・コスト情報を表示するための制御を行
う。
2の判断結果に応じて、表示手段としてのCRTなどの
画面上にビア・コスト情報を表示するための制御を行
う。
【0017】ここで、ビア判断部12において判断の際
に参照する部品端子データは、部品端子のタイプが表面
であるか貫通であるかを示すタイプ情報と、部品端子の
配置面が部品面であるか半田面であるかを示す配置面情
報とである。
に参照する部品端子データは、部品端子のタイプが表面
であるか貫通であるかを示すタイプ情報と、部品端子の
配置面が部品面であるか半田面であるかを示す配置面情
報とである。
【0018】なお、部品面とは、プリント基板の片側の
表面を示し、半田面とは、部品面とは反対側の表面を示
す。
表面を示し、半田面とは、部品面とは反対側の表面を示
す。
【0019】次に、ビア・コストを発生する部品間の部
品端子同士の取得と、ビア・コストの発生本数の取得と
の処理手順を、図2のフローチャートを参照しながら説
明する。
品端子同士の取得と、ビア・コストの発生本数の取得と
の処理手順を、図2のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0020】まず、このフローチャートが起動される
と、ビア・コスト(viaコスト)発生本数を示す変数
Nを0に初期化する(ステップS202)。
と、ビア・コスト(viaコスト)発生本数を示す変数
Nを0に初期化する(ステップS202)。
【0021】それから、データ・ベース16に記憶され
たネットリストに基づいて、部品間において部品端子同
士が接続される対象となる全ての部品端子ペアを検出
し、各部品端子ペア(部品間を接続する部品端子ペアの
一方の部品端子を端子Aとし、他方の部品端子を端子B
とする。)に関してステップS204乃至ステップS2
14のループ処理を行う。
たネットリストに基づいて、部品間において部品端子同
士が接続される対象となる全ての部品端子ペアを検出
し、各部品端子ペア(部品間を接続する部品端子ペアの
一方の部品端子を端子Aとし、他方の部品端子を端子B
とする。)に関してステップS204乃至ステップS2
14のループ処理を行う。
【0022】即ち、まず端子Aのタイプを、データベー
ス16の部品端子データを参照して判断する(ステップ
S206)。
ス16の部品端子データを参照して判断する(ステップ
S206)。
【0023】ステップS206の判断結果より、端子A
のタイプが貫通である場合には、ビアが発生しないので
以降の処理を行わずに、他の部品端子ペアに関する処理
を行うようにする。
のタイプが貫通である場合には、ビアが発生しないので
以降の処理を行わずに、他の部品端子ペアに関する処理
を行うようにする。
【0024】一方、ステップS206の判断結果より、
端子Aのタイプが表面である場合には、ビアが発生する
か否かをさらに判断するためにステップS208へ進
む。
端子Aのタイプが表面である場合には、ビアが発生する
か否かをさらに判断するためにステップS208へ進
む。
【0025】ステップS208では、端子Bのタイプ
を、データベース16の部品端子データを参照して判断
する。
を、データベース16の部品端子データを参照して判断
する。
【0026】ステップS208の判断結果より、端子B
のタイプが貫通である場合には、ビアが発生しないので
以降の処理を行わずに、他の部品端子ペアに関する処理
を行うようにする。
のタイプが貫通である場合には、ビアが発生しないので
以降の処理を行わずに、他の部品端子ペアに関する処理
を行うようにする。
【0027】一方、ステップS208の判断結果より、
端子Bのタイプが表面である場合には、ビアが発生する
か否かをさらに判断するためにステップS210へ進
む。
端子Bのタイプが表面である場合には、ビアが発生する
か否かをさらに判断するためにステップS210へ進
む。
【0028】ステップS210では、端子Aと端子Bと
の両端子の配置面は同じであるか判断する。
の両端子の配置面は同じであるか判断する。
【0029】ステップS210の判断結果が肯定(ye
s)、即ち、端子Aと端子Bとの両端子の配置面が同じ
である場合には、ビアが発生しないので以降の処理を行
わずに、他の部品端子ペアに関する処理を行うようにす
る。
s)、即ち、端子Aと端子Bとの両端子の配置面が同じ
である場合には、ビアが発生しないので以降の処理を行
わずに、他の部品端子ペアに関する処理を行うようにす
る。
【0030】一方、ステップS210の判断結果が否定
(no)、即ち、端子Aと端子Bとの両端子の配置面が
異なる場合には、ビアが発生することになるので、処理
対象の部品端子ペアにビア・コスト発生フラグを設定す
るとともに、ビア・コスト発生本数を示す変数Nを1イ
ンクリメントする。
(no)、即ち、端子Aと端子Bとの両端子の配置面が
異なる場合には、ビアが発生することになるので、処理
対象の部品端子ペアにビア・コスト発生フラグを設定す
るとともに、ビア・コスト発生本数を示す変数Nを1イ
ンクリメントする。
【0031】そして、すべての部品端子ペアについて、
ステップS206乃至ステップS214の処理を終了す
ると、このフローチャートの処理を終了する。
ステップS206乃至ステップS214の処理を終了す
ると、このフローチャートの処理を終了する。
【0032】上記のようにしてステップS212で得ら
れた結果に基づいて、表示制御部14は、プリント基板
設計装置の表示手段たるCRTなどの画面上にビア・コ
スト情報の表示を行う。
れた結果に基づいて、表示制御部14は、プリント基板
設計装置の表示手段たるCRTなどの画面上にビア・コ
スト情報の表示を行う。
【0033】図3は、プリント基板設計装置の画面上に
おけるビア・コスト情報の表示の一例が示されており、
部品間の部品端子同士のネットの接続の中で、ビアを発
生させる接続が特殊表示(点線表示)により示されてい
るとともに、部品間の部品端子同士のネットの接続の中
で、ビアを発生させない接続は一般表示(実線表示)に
より示されている。
おけるビア・コスト情報の表示の一例が示されており、
部品間の部品端子同士のネットの接続の中で、ビアを発
生させる接続が特殊表示(点線表示)により示されてい
るとともに、部品間の部品端子同士のネットの接続の中
で、ビアを発生させない接続は一般表示(実線表示)に
より示されている。
【0034】即ち、プリント基板設計装置の画面上に部
品およびそれらの間のネットを表示する際に、ステップ
S212で得られたビア・コスト発生フラグが設定され
た部品端子間の情報に基づいて、ビア・コスト発生フラ
グが設定された部品端子間を接続するネットは特殊表示
で示し、ビア・コスト発生フラグが設定されていない部
品端子間を接続するネットは一般表示で示すものとす
る。
品およびそれらの間のネットを表示する際に、ステップ
S212で得られたビア・コスト発生フラグが設定され
た部品端子間の情報に基づいて、ビア・コスト発生フラ
グが設定された部品端子間を接続するネットは特殊表示
で示し、ビア・コスト発生フラグが設定されていない部
品端子間を接続するネットは一般表示で示すものとす
る。
【0035】なお、図3においては、上記したように一
般表示を実線により表し、特殊表示を点線により表すよ
うにしたが、一般表示と特殊表示とを色分けにより表し
たり、特殊表示をブリンクさせるなどの強調表示により
表すようにしてもよいことは勿論である。
般表示を実線により表し、特殊表示を点線により表すよ
うにしたが、一般表示と特殊表示とを色分けにより表し
たり、特殊表示をブリンクさせるなどの強調表示により
表すようにしてもよいことは勿論である。
【0036】また、図3において、実線白抜きの部品は
配置面が部品面である表面実装部品を示し、破線白抜き
の部品は配置面が部品面でドラッグ中である表面実装部
品を示し、黒色で塗りつぶした部品は配置面が半田面で
ある表面実装部品であることを示している。なお、この
表示の仕方は、図4においても同様である。
配置面が部品面である表面実装部品を示し、破線白抜き
の部品は配置面が部品面でドラッグ中である表面実装部
品を示し、黒色で塗りつぶした部品は配置面が半田面で
ある表面実装部品であることを示している。なお、この
表示の仕方は、図4においても同様である。
【0037】従って、図3の表示例によれば、部品の配
置位置決定時にビア・コスト情報を視覚的に得ることが
できるようになる。
置位置決定時にビア・コスト情報を視覚的に得ることが
できるようになる。
【0038】また、図4はプリント基板設計装置の画面
上におけるビア・コスト情報の表示の他の表示例を示し
ており、画面上に表示されている全てのビア・コストの
発生本数を、ステップS212で得られたビア・コスト
発生本数の情報に基づいて、総ビア・コスト数として画
面上に表示するようになされている。
上におけるビア・コスト情報の表示の他の表示例を示し
ており、画面上に表示されている全てのビア・コストの
発生本数を、ステップS212で得られたビア・コスト
発生本数の情報に基づいて、総ビア・コスト数として画
面上に表示するようになされている。
【0039】そして、こうして表示された総ビア・コス
ト数を参照することにより、ビア・コスト見積もり(配
置評価)を正確に行うことができるようになる。
ト数を参照することにより、ビア・コスト見積もり(配
置評価)を正確に行うことができるようになる。
【0040】なお、上記した実施の形態においては、ビ
ア・コストとしてビアが発生するネットの本数を採用し
たが、各ネット単位でビアの発生にともなうコスト係数
αkを持っている場合は、ビア・コストとして、 Σαk×(同一ネット内でビアが発生した本数) ただし、 0≦k≦ネットの種類数 とする。を採用してもよい。
ア・コストとしてビアが発生するネットの本数を採用し
たが、各ネット単位でビアの発生にともなうコスト係数
αkを持っている場合は、ビア・コストとして、 Σαk×(同一ネット内でビアが発生した本数) ただし、 0≦k≦ネットの種類数 とする。を採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、プリント基板設計装置の表示手段に部品間
の接続を表示する際に、ビア・コスト情報を合わせて表
示することができるようになり、部品間の接続に対して
ビアが発生するか否かを視覚的または数値的に容易に理
解することができるという、優れた効果を奏するもので
ある。
ているので、プリント基板設計装置の表示手段に部品間
の接続を表示する際に、ビア・コスト情報を合わせて表
示することができるようになり、部品間の接続に対して
ビアが発生するか否かを視覚的または数値的に容易に理
解することができるという、優れた効果を奏するもので
ある。
【図1】本発明によるプリント基板設計装置における部
品間接続のビア・コスト情報表示装置の一つの実施形態
を示すブロック構成図である。
品間接続のビア・コスト情報表示装置の一つの実施形態
を示すブロック構成図である。
【図2】ビア・コストを発生する部品間の部品端子同士
の取得と、ビア・コストの発生本数の取得との処理手順
を示すフローチャートである。
の取得と、ビア・コストの発生本数の取得との処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】プリント基板設計装置の画面上におけるビア・
コスト情報の表示の一例を示す説明図である。
コスト情報の表示の一例を示す説明図である。
【図4】プリント基板設計装置の画面上におけるビア・
コスト情報の表示の他の例を示す説明図である。
コスト情報の表示の他の例を示す説明図である。
10 ビア・コスト情報表示装置10 12 ビア判断部 14 表示制御部 16 データベース
Claims (4)
- 【請求項1】 部品間のネットを示す接続情報に基づい
て、前記部品間のネットを表示する表示手段を有するプ
リント基板設計装置において、 前記部品間のネットに基づく配線の際にビアが発生する
か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に基づいて、前記表示手段に発
生したビアに基づくビア・コスト情報に基づいた表示を
行わせる表示制御手段とを有することを特徴とするプリ
ント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情
報表示装置。 - 【請求項2】 前記判断手段は、前記部品の部品端子の
タイプが表面であるか貫通であるかを示すタイプ情報
と、前記部品の部品端子の配置面が部品面であるか半田
面であるかを示す配置面情報とよりなる前記部品の部品
端子データと、前記部品の部品端子間の接続状態を示す
ネットリストとに基づいて、前記部品の部品端子間を前
記ネットリストに基づいて配線する際に、前記部品間に
おいて互い配線される部品端子間のタイプが表面である
とともに、互いに配線される部品端子の配置面が同一で
ないときにビアが発生すると判断する請求項1記載のプ
リント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト
情報表示装置。 - 【請求項3】 前記表示制御手段は、発生したビアに基
づくビア・コスト情報に基づいて、ビアを発生させるネ
ットをビアを発生さないネットとは異なる表示態様で表
示させる請求項1記載のプリント基板設計装置における
部品間接続のビア・コスト情報表示装置。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、発生したビアに基
づくビア・コスト情報に基づいて、プリント基板全体の
ビア・コストの状態を表示させる請求項1記載のプリン
ト基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7209231A JP2887452B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7209231A JP2887452B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0944536A JPH0944536A (ja) | 1997-02-14 |
JP2887452B2 true JP2887452B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=16569535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7209231A Expired - Fee Related JP2887452B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | プリント基板設計装置における部品間接続のビア・コスト情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887452B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP7209231A patent/JP2887452B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0944536A (ja) | 1997-02-14 |
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Date | Code | Title | Description |
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