JP2886465B2 - エアーチューブ式テント - Google Patents
エアーチューブ式テントInfo
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Description
ブを連通状に接続して骨組みを構成するエアーチューブ
式テントに関し、特にその支柱の接地部分の構造を改良
した前記エアーチューブ式テントに関する。
の支柱用エアーチューブと梁用エアーチューブとを連通
状に接続して構成され、その内部に充填された空気によ
って各エアーチューブが構成部材としての強度を得て、
起立した状態を維持できるようになる。このエアーチュ
ーブ式テントの骨組みとなる各チューブは、長尺状の引
布を筒状にしその開口端面に引布を設けて構成される。
そして、その接合部分には支柱の内側や外側から気密性
のある接着テープを貼着して空気洩れを防ぐような構造
となっている。
て注意しなければならないのは、エアーチューブが破
損、亀裂して空気洩れが生じないようにすることであ
り、特に接地面となる支柱用チューブの端部は、接地
面、すなわちコンクリートや砂利等との接触・衝突によ
って磨耗・破損しやすいことから特に注意を要する。こ
のため、従来においては支柱の接地端にゴム板等からな
る床布を設け、支柱端縁が直接地面に接触しないように
していた。
を設けたエアーチューブ式テントでは、接地面における
エアーチューブの磨耗・破損は防止されるものの、依然
として以下のような問題があった。
ためには、図9に示すような加工治具を必要とする。ま
た、該エアーチューブの形成作業にはかなりの手間がか
かる。すなわち、従来では、図9(A)に示すように円
盤状加工治具Aの外周に接着テープ5を仮止めし、この
接着テープ5に対し外側から側面布3および端面布4を
貼着する。そして、図9(B)に示すように、さらに外
側から接着テープ6をその接合部分に貼着し、接着剤硬
化後加工治具Aを引き抜くようにしている(図9
(B))。このため、接着剤硬化までに時間を要し、ま
た支柱内に密着状に収まった加工治具Aを引き抜くのに
手間がかかる。
膨張した際に曲率をもって膨らみ、球面形状となる。こ
のため、支柱端面が小さな面積でしか地面に接地できな
くなり、テントの安定性が悪くなる。また、支柱端面の
外周部分にしわが寄って外観の体裁を損なう。
なされたもので、支柱用エアーチューブの接地端面の形
成加工を極めて簡単にできるようにすると共に、安定性
が高くしかも外観体裁がよいエアーチューブ式テントを
提供するものである。
に、本発明のエアーチューブ式テントは、支柱用エアー
チューブの断面に沿う外形を有する剛体板の周面に、支
柱用エアーチューブの側面布の端縁を、当該端縁が該剛
体板を囲むように接着し、前記側面布の接地端面に補強
布または端面布を接着したことを特徴とする。ここで、
上記剛体板は、通常、円形または楕円形の輪郭を持つ
が、四角形等の多角とすることもできる。また、剛体板
は、通常、平板状をなしているが、ドーナツ形状をなし
ていてもよい。
しての引布を筒状にして、該側面布の接地端側に端面布
を取り付けて構成される。接地端面は、支柱用エアーチ
ューブの水平断面形状(円形,楕円形等)と同様の輪郭
を持ち、この端面に上記剛体板が設けられる。
えば、木材,FRP,硬質ウレタン,金属等を使用する
ことができる。加工性,接着性,軽量,経済性の点から
木材が好ましく使用される。
引布と前記剛体板との接触面または支柱用エアーチュー
ブの接地端外周等に、緩衝材を設けることもできる。こ
れによって剛体板が各引布を傷つけるようなことが防止
される。緩衝材の材質としてもその目的を達成しうるも
のであれば種々のもの、たとえばPEフォーム,ウレタ
ンフォーム,ゴム板等が採用可能であるし、これら異な
る素材のものを混在して使用してもよい。
製造に際し、支柱用エアーチューブの接地端部を形成を
する場合には、たとえば以下の工程を採用することがで
きる。 (a)支柱用エアーチューブの断面に沿う外形を有する
剛体板の周面に、前記側面布の端縁を該剛体板を囲むよ
う接着する。 (b)剛体板の支柱用エアーチューブ内部側に位置する
面に、前記端面布を配置し、該端面布と支柱用エアーチ
ューブの側面布とをテープ等により気密状態で接着する
一方、前記剛体板の接地面側に補強用の引布を接合す
る。 (c)前記支柱用エアーチューブ内で前記側面布と前記
端面布との接合縁を接着し、前記側面布と前記補強用の
引布との接合縁を接着する。これにより、従来のような
加工治具が不要となりエアーチューブ式テントが、効率
よく製造される。
を以下に説明する。本発明のエアーチューブ式テントの
骨組みは、複数本のエアーチューブを連通状に接続して
構成してなるものである。たとえば、図1に示すように
複数本の支柱用エアーチューブ1を複数本の梁用エアー
チューブ2で相互に連結し構成され、その内部に充填さ
れた空気によって構造材としての強度を得て自立する。
各エアーチューブは、長尺の側面布を筒状にしその開口
端面に端面布を接着して構成される。これら側面布、端
面布の材質としては、ゴム引布,PVCターポリン,ポ
リウレタン引布等の柔軟な気密布が使用できる。本発明
は、このようなエアーチューブ式テントの各支柱用エア
ーチューブの接地端面の構造に係るものであるが、図1
に示したような形態のエアーチューブ式テントに限らず
種々の形態のエアーチューブ式テントに適用しうるもの
である。以下、幾つかの実施例を図面に基づいて説明す
る。
の拡大断面図である。同図において、支柱用エアーチュ
ーブ1の接地端は、長尺状の引布からなる側面布3の接
地端面部に円形状の端面布4が接合されて形成されてい
る。この実施例において端面布4は、支柱用エアーチュ
ーブ1の接地端面よりやや上方側(内部側)に設けてあ
り、後述する剛体板10がその外部側、すなわち支柱用
エアーチューブ1の接地端面の下方側に収められるよう
になっている。端面布4は、側面布3との接合縁に沿っ
て設けられる内側接着テープ5によって側面布3の内面
に接着されると共に、この内側接着テープ5によって支
柱用エアーチューブ1の接地端部の気密性が確保され、
内部に充填される空気が側面布3と端面布4との隙間か
ら洩れ出ることが防止される。
状、すなわち、支柱用エアーチューブ1の断面形状に沿
った円形の輪郭を有すると共に、その両面10aおよび
10bが平行な平面に形成されている。剛体板10は、
図2に示すように端面布4の外側の空間部分に収めら
れ、側面布3、端面布4および後述の補強布7に対し接
着固定されている。本実施例においては、ラワン合板を
用いて剛体板10を形成してあり、その厚さは9mmの
ものを使用した。この場合において、支柱用エアーチュ
ーブ1の径を約390mmまで広げても実用上問題が無
いことが確認されている。もっとも剛体板の材質等は、
前述の如く種々選択することができ、上記実施例のもの
に限定されない。
からなる補強布7が設けられており、この補強布7は外
側接着テープ6によって側面布3の端縁に固着される。
補強布7によって支柱接地端部は二重の気密性が担保さ
れると共に、剛体板10が外側に露出することが防止さ
れる。もっともこの補強布7は本発明の目的を達成する
ためには必ずしも必要でなく、これを設けずに剛体板1
0を直接接地させるような構造としてもよい。この場合
剛体板10は、前述のように側面布3および端面布4に
対し接着されている必要があるが、実施例のように補強
布7を設けた場合には、剛体板10が覆われることとな
るので、必ずしも接着は必要ではない。
ブ1の接地端面にはフラットな面が形成され、このフラ
ットな面は支柱内に空気を充填しても維持されるので、
接地が安定的に行われる。
ついて説明する。その手順は以下の通りである。 (1)剛体板10の支柱内側の面10aに端面布4を接
着する。 (2)剛体板10の支柱外側の面10bに補強布7を接
着する。 (3)支柱用エアーチューブ1内で側面布3と端面布4
との接合縁に内側接着テープ5を貼着する。この場合
に、剛体板10が接合縁の裏側に位置してテープ貼着の
際の土台となって作業性がよい。 (4)剛体板10の周面に側面布3の端縁を剛体板10
を囲むように接着する。 (5)側面布3と補強布7との接合縁に外側接着テープ
6を貼着する。この場合も前記同様、剛体板10がその
土台となって作業性がよい。 (6)最後に、側面布3の長手方向を接着して円筒状に
し、支柱用エアーチューブ1を形成する。
部の形成法により、該剛体板10の外形が支柱端部の輪
郭をなし、剛体板10が端面布4、補強布7ないしは接
着テープ5,6の配置・接着の際の土台となって、作業
性の向上が図られる。
て説明する。本実施例において端面布4は支柱用エアー
チューブ1の端縁に接着され、その内側に剛体板10が
設けられている。端面布4と側面布3との接合縁は、内
側接着テープ5および外側接着テープ6で固着されその
気密性が保たれている。内側接着テープ5はその両面が
接着面とされており、その内側に剛体板10が固着され
ている。この実施例における支柱接地端部の形成手順
は、まず、剛体板10の外周に内側接着テープ5を貼着
し、この内側接着テープ5を挟んで剛体板10の周囲に
支柱用エアーチューブ1の側面布3の端縁を貼着する。
そして、剛体板10の下面側に内側接着テープ5の残り
の部分を挟んで支柱用エアーチューブ1の端面布4を貼
着し、側面布3と端面布4の接合縁に沿って外側から外
側接着テープ6を貼着して完了する。
様を示すものであり、剛体板10を中央部分で二つに分
割し、その端面布4側を柔軟性のある連結片10cで連
結してなるものである。このような構成を採ることによ
り、エアーチューブ式テントの収納時等、エアーチュー
ブの収縮時には、同図(B)に示すように剛体板10が
連結点より二つに折れてコンパクトになり、嵩張ること
がなくなる。前記連結片10cはここで示されたものの
他、ヒンジその他の連結手段が採用可能である。
第五の実施例を示す図であり、何れも剛体板10に近接
して緩衝材を設けた例を示すものである。何れの実施例
においても支柱用エアーチューブの構成(側面布3,端
面布4,補強布7等)は、図2に示された第一の実施例
と同様のものでありその説明は省略する。
衝材は剛体板10と略同形の発泡フォーム11と、剛体
板10および発泡フォーム11の外周に設けられる断面
コの字のリング状ゴム材12からなる。図に示されるよ
うに発泡フォーム11は、剛体板10の下面側に重ね合
わされ、剛体板10と共にリング状ゴム材12内に収め
られた形で、側面布3、端面布4および補強布7とで形
成されるエアーチューブの空間部に収納される。これに
より剛体板10は側面布3、端面布4および補強布7に
対し直接接触することなく緩衝材を介在して収められる
ので、剛体板10がこれらエアーチューブを構成する引
布を傷つけることがなくなる。特に、剛体板10の下面
側、すなわち接地面側は接地の際等に外部から衝撃を受
けやすく剛体板10が直接補強布7に接触している場合
には、補強布7に亀裂が起こりやすいが、実施例のよう
に発泡フォーム11を介在させることによって衝撃が緩
和され補強布7が傷つきにくくなる。
字のリング状ゴム材12に替えて、支柱用エアーチュー
ブ1の端部外周に断面L字型のリング状ゴム材13を設
けたものを示している。前記第三の実施例に比べ、剛体
板10がエアーチューブを傷つける可能性は高くなる
が、その製造が容易である利点がある。
ームを用いない例を示しており、剛体板10をゴム材1
4で覆った例を示している。これにより剛体板10はエ
アーチューブの各引布に直接接触せず、剛体板10によ
る損傷が防止される。
ムおよびゴム材を用いた例を示したが、その材質として
はエアーチューブの各引布と剛体板との間に介在し、ま
たは支柱接地端部外周に設けて緩衝効果を発揮できるも
のであれば、種々のものが採用でき、PEウレタンフォ
ーム,ウレタンフォーム等も緩衝材として好適である。
してきたが、本発明の範囲は上記実施例に示された事項
に限定されることなく種々の変更・態様が可能である。
たとえば、上記実施例では円板状の剛体板を用いたが、
これを四角形等の多角形状とし、これに沿わせてエアー
チューブの側面布を貼着することにより、支柱の接地端
部を断面方形状に構成してもよい。これにより接地場所
等の諸条件に適合した支柱端部を容易に構成でき、また
その加工形成も容易であるといった利点がある。
な効果が得られる。 (1)支柱接地端部形成のための専用の加工治具が不必
要となり、加工治具引き抜きのための待ち時間や手間を
省くことができると共に、剛体板によって接着テープの
張り付け作業性も向上する。
ト展張時に支柱の接地端部が膨らんで突出することなく
平坦に維持されるのでエアーチューブ式テントが安定的
に支持でき、また外観体裁も向上する。
の断面形状が決まることから、エアーチューブ式テント
の接地条件に合わせて剛体板を加工するだけで、エアー
チューブ式テントの接地端部の形状を接地条件に適合さ
せることができる。
体板によってエアーチューブを構成する側面布、端面布
ないしは補強布が傷つけられることが防止される。
図である。
大断面図である。
大断面図である。
成した他の態様を示す図である。
柱接地端面の拡大断面図である。
柱接地端面の拡大断面図である。
柱接地端面の拡大断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 支柱用エアーチューブの断面に沿う外形
を有する剛体板の周面に、支柱用エアーチューブの側面
布の端縁を、当該端縁が該剛体板を囲むように接着し、 前記側面布の接地端面に補強布または端面布を接着し
た、 ことを特徴とするエアーチューブ式テント。 - 【請求項2】 前記剛体板は、輪郭が円形または楕円形
であることを特徴とする請求項1に記載のエアーチュー
ブ式テント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6275770A JP2886465B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | エアーチューブ式テント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6275770A JP2886465B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | エアーチューブ式テント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08114046A JPH08114046A (ja) | 1996-05-07 |
| JP2886465B2 true JP2886465B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17560157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6275770A Expired - Fee Related JP2886465B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | エアーチューブ式テント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2886465B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05263553A (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | Hairando:Kk | 航空機等整備所天幕 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP6275770A patent/JP2886465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08114046A (ja) | 1996-05-07 |
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