JP2886285B2 - 飼料中のカビ制御 - Google Patents

飼料中のカビ制御

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、抗真菌バクテリア株に関するものであり、
より詳細には貯蔵飼料(サイレージ)および干し草を含
む動物飼料組成物の保存に使用するためのバチルス ズ
ブチルス(Bacillus subtilis)およびセラチア(Serr
atia)の抗菌株バクテリア株に関する。
(従来の技術) 動物飼料には穀粒、全作物、牧草、豆類、米、アルフ
ァルファ、ルサーン(lucerne)、モロコシ、および干
し草のような飼料が含まれる。この飼料は、乾燥物また
は発酵工程により生産したこれら物質の貯蔵飼料(サイ
レージ)の形態で通常保存される。貯蔵飼料(サイレー
ジ)を生産するための発酵は一般的に無酸素状態で酸生
産バクテリアの存在下で行われる。この乾燥物またはサ
イレージが必要に応じて飼料として採用される。
飼料を乾燥状態で保存しようとする時、自然に存在す
る有害な微生物の集落化を最小にするために、保存の前
にさまざまな程度に乾燥する。例えば、畑の干し草に
は、保存中に集落化し極端な場合には自発的酸化をひき
おこす真菌、酵母、アクチノミセス、およびバクテリア
の複雑な混系が含まれている。またカビや真菌の成長は
動物および人間の双方にとって、味覚や健康上の問題を
引き起こす。微生物の成長の割合は湿度の程度に依存
し、俵状に束ねた干し草は湿度の含量として約15%が微
生物の活性が許容できる程度まで押さえられる上限とし
て一般的に好まれている。北アメリカではこの低い湿度
含量限界を達成するため、通常刈り入れ前に一定期間萎
れさせたり、俵状にする前に乾燥することが行われる。
サイレージとは、すでにここに述べた作物の発酵産物
であるが、収穫の際に存在する自然の乳酸生産菌により
もたらされる。乳酸発酵は選択された乳酸生産バクテリ
アを加えることにより改善される。そのようなバクテリ
アは、ラクトバチルス(Lactobatillus)属、ストレプ
トコッカス(Streptococcus)属、エンテロコッカス(E
nterococcus)属、ラクトコッカス(Lactococcus)属、
およびペディオコッカス(Pediococcus)属の中から選
択された乳酸生産株を含む。
良いサイレージを得るためには、嫌気的状態が重要で
あり、故に作物は通常保存され密閉された容器またはサ
イロ中で発酵される。しかしながら嫌気的状態は迅速に
達成することが困難であり、またサイロ中の貯蔵物質に
接触する空気の程度に支配される。サイレージが空気、
特に空気中の酸素に晒されることは、結果としてサイレ
ージの劣化を引き起こし、この劣化の程度はサイレージ
の好気耐性の程度に依存するであろう。また、サイレー
ジはサイロから取り出した後、動物に与える間に要する
時間にも依存して劣化する。このような実例は、劣化は
主にサイロ中に貯蔵した生牧草等の中の酵母またはカビ
の混入によるものである。
飼料中の真菌類の増殖は、アンモニアまたは有機酸お
よびその塩のような化学的殺真菌剤を保存前に添加し
て、または畑で萎れさせる期間を延長したり、ドライヤ
ーの使用、酸素含量の縮小、および/またはpHを変化さ
せる等のさまざまな物理的手段により改良または避ける
ことができる。
バチルス ズブチルス(Bacillus subtilis)種のバ
クテリア株は、米国特許第751382号(1980年7月30日発
行)において、かいば中のスタチボトリス オルタナス
Stachybotris alternans)およびデンドロドチウム
トキシクム(Dendrodochium toxicum)に対し特異的
な殺菌活性を持つことが開示された。
米国特許第4266028号(1981年5月5日発行)は、バ
クテリア性セラチア マーセンスセンス(Seratia mar
cescens)R−2の培養による抗真菌抗生物質プロジギ
オシン(prodigiosin)調製について示している。
(発明が解決しようとする課題) サイレージまたは乾燥飼料中にて使用される生物学的
制御剤に対しては、複雑な状況変化にさいしても作用
し、および自然の微生物群と競合する能力が要求されて
いる。
驚くべきことには、飼料中 込の真菌、アクチノミセ
スおよびバクテリアの成長を効果的に制御するために使
用できるバクテリア株を発見した。これらのバクテリア
株はサイレージを生産および保存するために使用する乳
酸生産バクテリア株と混合して用いられる。特にバチル
ス ズブチルス(Bacillus subtilis)種およびセラチ
ア(Serratia)属のバクテリア株が飼料中の数種のカビ
およびバクテリアの生物学的制御ができる抗真菌および
抗バクテリアの双方の性質を示すことが分かった。
それ故に本発明の目的のひとつは適当な材料を抗真菌
バクテリア株および乳酸生産バクテリア株の混合物とと
もにサイロにいれて処理をすることにより、より良いサ
イレージを調整し保存することである。
さらに本発明の目的は、通常よりもかなり湿度含量が
高い状態で、干し草または他の乾燥飼料を俵状にしたり
貯蔵(保存)するために使用できる抗真菌バクテリアを
提供することである。
さらに本発明の目的は、飼料を処理する際に使用する
組成物に形成しうるバクテリア株を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) 故に、本発明のひとつの観点は、飼料、バチルス ズ
ブチルス(Bacillus subtilis)FB260およびセラチア
Serratia)属の抗真菌株よりなる群から選択された抗
真菌バクテリア株の抗真菌有効量よりなる動物飼料組成
物を提供することである。
好ましくは、抗真菌バクテリア株は、セラチア ルビ
ダエア(Serratia rubidaea)、セラチア プリムチカ
Serratia plymutica)、およびセタリア リクエフ
ァシエンス(Serratia liquefaciens)よりなる群から
選択された種である。より好ましくは、抗真菌株は、セ
タリア ルビダエア(Serratia rubidaea)FB299のよ
うなセラチア ルビダエア(Serratia rubidaea)種で
ある。, 好ましくは飼料の動物用飼料材料組成物は干し草であ
る。
本発明の好ましい実施態様として、動物飼料組成物
は、さらにラクトバチルス(Lactobatillus)、ストレ
プトコッカス(Streptococcus)、エンテロコッカス(E
nterococcus)、ラクトコッカス(Lactococcus)、およ
びペディオコッカス(Pediococcus)よりなる群から選
択された属の乳酸生産バクテリア株を含んでいる。動物
飼料組成物はサイレージであることが望まれる場合は、
サイレージを生産するために効果を与えるために乳酸生
産有効量の乳酸生産バクテリア株を存在させる。好まし
くは、乳酸生産株はラクトバチルス(Lactobacillus
属のものである。より好ましくは乳酸生産株はラクトバ
チルス プランタルム(Lactobacillus plantarum)で
ある。さらに好ましくは、乳酸生産株はラクトバチルス
プランタルム(Lactobacillus plantarum)MTD1であ
り、その培養物はNational Collections of Industrial
and Marine Bacteria(NCIMB),Aberdeen,Scotlandに
寄託番号NCIMB 40027で寄託されている。
本発明のさらなる観点は、サイレージおよびバチルス
ズブチルス(Bacillus subtilis)FB260およびセラ
チア(Serratia)属の抗真菌株よりなる群から選択され
た抗真菌バクテリア株の抗真菌有効量よりなるサイレー
ジ組成物を提供することにある。好ましくは、抗真菌バ
クテリア株は、セラチア ルビダエア(Serratia rubi
daea)、セラチア プリムチカ(Serratia plymutic
a)、およびセラチア リクエファシエンス(Serratia
liquefaciens)よりなる群から選択された種である。
より好ましくは、抗真菌株は、セラチア ルビダエア
Serratia rubidaea)FB299のようなセラチア ルビ
ダエア(Serratia rubidaea)種である。
このサイレージ組成物はさらに、該組成物の調整に、
すでにここで定義した乳酸生産株のバクテリアが使用さ
れる場合には、そのようなバクテリアも含むことが理解
されるであろう。
本発明のさらなる観点のひとつは、サイレージを調製
および保存する際に使用するバクテリア組成物を提供す
ることであり、上記組成物は、バチルス ズブチルス
Bacillus subtilis)FB260およびセラチア(Serrati
a)属の抗真菌よりなる群から選択された抗真菌バクテ
リア株;およびラクトバチルス(Lactobatillus)、ス
トレプトコッカス(Streptococcus)、エンテロコッカ
ス(Enterococcus)、ラクトコッカス(Lactococcu
s)、およびペディオコッカス(Pediococcus)よりなる
群から選択された属の乳酸生産バクテリアの株より成
る。好ましくは、抗真菌バクテリア株は、セラチア ル
ビダエア(Serratia rubidaea)、セラチア プリムチ
カ(Serratia plymutica)、およびセラチア リクエ
ファシエンス(Serratia liquefaciens)よりなる群か
ら選択された種;および乳酸生産株はラクトバチルス
プランタルム(Lactobacillus plantarum)種である。
より好ましくは、抗真菌バクテリア株は、バチルス ズ
ブチルス(Bacillus subtilis)FB260およびセラチア
ルビダエア(Serratia rubidaeaFB299より成る群か
ら選択される。さらに好ましくは、乳酸静観株はラクト
バチルス プランタルム(Lactobacillus plantarum
MTD 1であり、その培養物はNational Collections of I
ndustrial and Marine Bacteria(NCIMB),Aberdeen,Sc
otlondに寄託番号NCIMB 40027で寄託されている。
本発明の動物飼料組成物中に使用される抗真菌バクテ
リア株、サイレージ組成物、およびバクテリア組成物の
好ましい性質には、抗真菌活性(“抗菌活性”とはカビ
および酵母に対する活性も含む)を有することに加え
て、:pH約4.0から約8.0の間で成長する能力;約15℃か
ら約50℃,好ましくは約25℃から約50℃の間で成長する
能力;炭素源として炭水化物グルコース、シュクロー
ス、メチビオース、ラフィノース、セルビオース、およ
びキシロースを使用する能力;プロテアーゼの微量生
産;セルラーゼおよび/またはヘミセルラーゼ(キシラ
ナーゼを含む)を生産する能力;好気性かつ胞子形成性
のグラム陽性バクテリア細胞;条件的嫌気性かつ非胞子
形成性のグラム陰性バクテリア細胞;および塩化ナトリ
ウムの濃度約1%から15%で成長できる能力により示さ
れる浸透耐性(osmo−tolerance)、が含まれる。
サイレージを生産するのに適当なラクトバチルス(La
ctobatillus)属、ストレプトコッカス(Streptococcu
s)属、エンテロコッカス(Enterococcus)属、ラクト
コッカス(Lactococcus)属、およびペディオコッカス
Pediococcus)属のどのような乳酸生産株もここに定
義した動物飼料組成物およびサイレージ組成物に使用さ
れ得る。適当なバクテリア株は、ラクトバチルス プラ
ンタルム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチル
ス アミロフィルス(Lactobacillus amylophilus)、
ラクトバチルス カサイ(Lactobacillus casei)、ラ
クトバチルス アシドフィルス(Lactobacillus acido
philus)、ラクトバチルス カーバトス(Lactobacillu
s curvatus)、ラクトバチルス ブレビス(Lactobaci
llus brevis)、ラクトコッカス ラクティス(Lactoc
occus lactis)、ストレプトコッカス サーモフィル
ス(Streptococcus thermophilus)、エンテロコッカ
ス ファエシウム(Enterococcus faecium)、および
エンテロコッカス ファエカリス(Enterococcus faec
alis)種の乳酸生産株を含む。
すでに定義した、動物飼料、サイレージおよびバクテ
リア組成物に加えて、他の乳酸生産株でサイレージに適
する、すでに定義した組成物のバクテリアとは異なるラ
クトバチルス(Lactobatillus)属、ストレプトコッカ
ス(Streptococcus)属のバクテリアも存在すると思わ
れる。
さらに本発明の観点は、バチルス ズブチルス(Baci
llus subtilis)の新規のバクテリア株FB260、(その
培養物はブタペスト条約のもと、National Collections
of Industrial and Marine Bacteria(NCIMB),Aberde
en,Scotlandに寄託番号NCIMB 40286(1990年5月31日)
で寄託されている)および、セラチア ルビダエア(Se
rratia rubidaea)の新規のバクテリア株FB299(その
培養物は、ブタペスト条約のもと、National Collectio
ns of Industrial and Marine Bacteria(NCIMB),Aber
deen,Scotlandに寄託番号NCIMB 40285(1990年5月23
日)で寄託されている)を提供する。
さらに本発明の観点は、飼料(好ましくは干し草また
はサイレージ)の保存またはすでに定義した飼料材料ま
たはサイレージ組成物の調製に使用される抗真菌組成物
であり、該真抗菌組成物が、バチルス ズブチルス(Ba
cillus subtilis)FB260およびセラチア ルビダエア
Serratia rubidaea)FB299;およびその受容されるキ
ャリアーより成る組成物を提供することである。
さらに本発明の観点はすでに定義したバチルス ズブ
チルス(Bacillus subtilis)FB260、およびセラチア
Serratia)属の抗真菌株よりなる群から選択した抗真
菌バクテリア株のバクテリア細胞の有効量で飼料を処理
することにより、すでに定義した動物飼料の調製および
保存の方法を提供することである。好ましくは、抗真菌
バクテリア株は、セラチア ルビダエア(Serratia ru
bidaea)、セラチア プリムチカ(Serratia plymutic
a)、およびセラチア リクエファシエンス(Serratia
liquefaciens)よりなる群から選択された種である。
より好ましくは、抗真菌株は、すでに定義したセラチア
ルビダエア(Serratia rubidaea)FB299である。場
合により、この方法は、該飼料をラクトバチルス(Lact
obatillus)、ストレプトコッカス(Streptococcus)、
エンテロコッカス(Enterococcus)、ラクトコッカス
Lactococcus)、およびペディオコッカス(Pediococc
us)よりなる群から選択された属の乳酸生産株のバクテ
リアの有効量で処理することをさらに含む。好ましくは
乳酸生産株はラクトバチルス プランタルム(Lactobac
illus plantarum)種であり、より好ましくはすでに定
義したラクトバチルス プランタルムLactobacillus p
lantarum)MTD 1である。また場合により、この方法は
飼料をすでに定義したバクテリア組成物の有効量で処理
することにより成る。好ましくは飼料は干し草である。
さらに本発明の観点はすでに定義したバチルス ズブ
チルス(Bacillus subtilis)FB260、およびセラチア
Serratia)属の抗真菌株よりなる群から選択した抗真
菌バクテリア株のバクテリア細胞の有効量;およびラク
トバチルス(Lactobatillus)、ストレプトコッカス(S
treptococcus)、エンテロコッカス(Enterococcus)、
ラクトコッカス(Lactococcus)、およびペディオコッ
カス(Pediococcus)よりなる群から選択された属の乳
酸生産株のバクテリアの有効量で適当な飼料を処理する
ことにより成るすでに定義したサイレージ組成物の調製
および保存に関する方法を提供するものである。好まし
くは、抗真菌バクテリア株は、セラチア ルビダエア
Serratia rubidaea)、セタリア プリムチカ(Serr
atia plymutica)、およびセラチア リクエファシエ
ンス(Serratia liquefaciens)よりなる群から選択さ
れた種;乳酸生産株はラクトバチルス プランタルム
Lactobacillus plantarum)種である。より好ましく
は抗真菌バクテリア株はバチルス ズブチルス(Bacill
us subtilis)FB260およびセラチア ルビダエア(Ser
ratia rubidaea)FB299より成る群から選択される。さ
らに好ましくは、乳酸生産株はすでに定義したようにラ
クトバチルス プランタルム(Lactobacillus plantar
um)MTD 1である。場合によりこの方法は飼料をすでに
定義したバクテリア組成物の有効量で処理することより
成る。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の組成物の中の抗真菌株および乳酸生産株の適
当なバクテリア細胞は、相対的な割合として1:9と9:1の
範囲に適当に存在する。好ましくはそれらは実質的に等
しい割合で存在する。
この抗真菌バクテリア株は、本発明によれば、適当な
培地および条件の下で該株のサンプルを発酵させること
により、要求されるどのような量でも調製されるであろ
う。この条件および培地は当業者には周知である。培地
は、例えば一般的に窒素源(例えば魚肉またはトリプト
ファン)およびでんぷんやグルコース等の炭水化物源を
含む。適当な条件は約20℃から約40℃の間の温度で中性
pHである。発酵はバッチ法で、典型的には1−2日でま
たは連続培養にて簡便に行えるであろう。生存している
バクテリア株は、発酵液を、例えば遠心、ミクロまたは
限外濾過をして濃縮し、次に所望される適当な加工剤を
加える。加工剤としては、例えば湿潤剤のような界面活
性剤、固形希釈剤、分散剤およびUV安定化剤が含まれ得
る。所望すれば、既知の方法で固形加工を施すことも可
能であろう。
本発明の実際的な方法としては、バクテリア組成物
は、溶液状または固形の粒子状にて適用される。溶液状
で適用される時は、キャリアーは水であり、一方固形状
で適用される時は、キャリアーは固形物である。一般的
に固形として適用される組成物は、使用者にキャリアー
を含む完全な形で供給されるであろう。しかし組成物が
液状で適用される時は、一般的に使用者が使用前に適当
な量の水と懸濁するために適するバクテリア細胞として
供給される。
本発明のバクテリア組成物が固形で適用される時、該
組成物中のキャリアーとしては適当などのような物質も
使用され得る。例えば適当なキャリアーとしては、粉砕
のトウモロコシの穂軸、オオムギ、コムギなどの穀物お
よび粘土、白亜(チョーク)、マグネサイト、石灰石、
および滑石(タルク)等の他の物質を含む。
キャリアーおよびバクテリアに加えて、本組成物は、
さまざまな理由からサイレージの調製に使用するための
一般的な物質をさらに含むであろう。さらに加えられる
どのような物質も本発明のバクテリア組成物とは別の成
分として添加される。さらに加える物質としては、栄養
素(例えばシュークロース、ラクトースなどの糖);あ
る種のバクテリアの成長に必要な成長因子(酵母エキ
ス、コーンスティープリカー(Corn steep liquor),
ビタミン、およびアミノ酸を含む);バクテリアの生存
能力を保護するための添加物;抗酸化剤;酸素吸収を補
助するための物質;添加物の粉塵化を減らしたり、作物
との接着を向上させるためのオイルその他の物質、を含
む。
サイレージの調製に使用する組成物に含まれるキャリ
アーおよびバクテリアの相対的な割合は、その使用する
各バクテリア株の性質および生存能力に依存する。固形
物として適用される特に適当なバクテリア組成物は、粉
砕トウモロコシ穂軸(メイズグリッツ)のような固形キ
ャリアー869gを含む。バクテリア細胞が液体添加物の一
部として形成され適用される時、それらは使用者により
十分量の水に懸濁される。コロニー形成単位(CFU;Colo
ny Forming Units)にて定義される生細胞の濃度が、適
用する割合を決定する指標として用いられ得る。ひとつ
の目安として、飼料の性質および状態によって、バクテ
リア細胞は、処理される飼料1gあたり約1×105 CFUか
ら約1×108 CFUの濃度で懸濁液または固形添加物中に
含まれて適用され得る。好ましくはこの濃度、1gの飼料
あたり約1×105から約1×106の範囲である。
本発明の動物飼料、サイレージ組成物およびバクテリ
ア組成物の調製においては、バクテリアは例えば凍結乾
燥またはスプレー乾燥のような手段で通常乾燥され、も
しくは生細胞は水に再懸濁されて、その後通常の混合/
調合工程により他の成分と混合される。
本発明による動物飼料およびサイレージ組成物の調製
は、適当なバクテリア株のバクテリア細胞またはすでに
定義したバクテリア組成物をスプレーなどにより、さま
ざまな微生物に自然に侵入されるまたはされ易い高湿度
の穀物飼料に適用される。
生存微生物材料(バクテリア細胞)は、損傷防止を必
要とされる抗真菌および抗バクテリア活性を与えつつ、
ライフサイクルを経験する。
本発明による新規のバクテリア株およびバクテリア組
成物はカビの侵入を受けがちなサイレージおよび干し草
を含む広範な飼料の調製および保存に使用されうる。い
くつかの例では大腸菌群および酵母に対する活性も観察
され、特にバチルス ズブチルス(Bacillus subtili
s)FB 260において、その活性が顕著である。他の利点
には、本発明の動物飼料組成物またはサイレージ組成物
の調製および/または保存における、色調の保存および
加熱管理が含まれる。これは特に色調により等級される
干し草を保存する時に重要である。本発明により保護さ
れる、商業上特に重要な例はアルファルファ、ルサーン
を含む豆類、トウモロコシ、高湿度のトウモロコシ粒、
コーンサイレージ、穀粒のサイレージ、牧草のサイレー
ジ、野菜サイレージ、牧草および豆類の干し草である。
セラチア ルビダエア(Serratia rubidaea)FB 299
は乳酸を生産し、このような場合、必要であれば添加す
る乳酸生産菌バクテリアの存在は最小にできることが分
かった。
本発明のさらなる利点は、家畜およびその副産物に望
ましくない影響を与えず、そしてその副産物中に残留す
ることがない為に、各国の飼料に関する規則に適合する
バクテリア株、飼料組成物、サイレージ組成物およびバ
クテリア組成物を提供するものである。
本発明のさらなる利点は、使用者にとって安全であ
り、機械の腐食および損害を及ぼさないバクテリア株お
よび該組成物を提供することである。
以下の実施例は本発明をさらに説明するものである
が、本発明がここに示す実施例に限定されることは意図
していない。
実施例1. 以下の例は、セラチア ルビダエア(Serratia rubi
daea)株FB299およびバチルス ズブチルス(Bacillus
subtilis)株FB260の単離を説明する。
干し草のサンプルは、セントバレリアン ケベック
カナダ(St.Valerien Quebec Canada)より、サイレー
ジのサンプルは同じくケベックの“フェルメ ブリオニ
マン”(Ferme Brioniman)より入手した。FB299および
FB260の単離は0.1gの干し草またはサイレージ(1gの穀
物)をそれぞれ10mlの0.05%ペプトンに移し、どの程度
サンプルが濁るかによって、104から107倍までの連続希
釈系を作成し行った。(懸度)が一定以上の希釈物0.1m
lを分散プレート法により蒔いた。プレートの栄養素と
しては、酵母−モルト、サボーランド(Sabouraud)−
デキストロースおよびL−Sディファレンシャルメディ
ウム(Defferential Media)を用いた。このプレート
は、5日間室温にインキュベートされ検定された。コロ
ニーが選別され単離された培地で純化された。選別した
コロニーのスライドが作成され、グラム染色されてさら
に特徴ずけを行うために顕微鏡(油浸レンズを使用し10
00倍の倍率で)の下で観察された。バクテリアの単離物
は、使用するまで寒天の栄養斜面培養基に移され、4℃
で保存された。
表1ではバチルス ズブチルス(Bacillus subtili
s)FB260株およびセラチア ルビダエア(Serratia ru
bidaea)FB299株の形態学的および微生物学的特徴をあ
げる。
実施例2 この実施例ではバクテリア株FB260およびFB299をアル
ファルファの干し草に適応する例を説明する。
秤りの上に置いたプラスチック製バケツにて500gのア
ルファルファの干し草を計った。それぞれのサンプルを
プラスチックシート上に別個の堆積物として置いた。ひ
とつの処理について8つの反復を用い、すなわち一度に
8つの堆積物を調製した。各々の堆積物は、スポットガ
ン−ラーマーク(SpotGUN−Lurmark)スプレー銃を用
い、10mlの適当な処理株をスプレーした。干し草は再度
各堆積物に配置され、さらに10mlを各々のサンプルにス
プレーされた。この製作は、より良い処理がいき渡った
アルファルファを得るために行った。各サンプルは、そ
の後アルファルファをナイロンメッシュの袋にきつく詰
めた“俵”状にし、針金で袋を閉じてラベルをつけた。
この工程を3回行って湿度が40%および28%の“俵”を
24個得た。これらの俵は湿度含量に従って、26℃、相対
湿度70%の環境チャンバー内の床上に2つの堆積物とし
て積み重ねられた。2週間後、それぞれの湿度レベルか
ら俵1つが開けられ、電子レンジおよび秤りにて湿度含
量が測定された。実験を中止し、カビによる損傷評価を
行った。統計的な検査のために、視覚で確認できるカビ
の評価に使われた+/−の割合系は、以下に基づいて離
散値に転換された。(−)には、0%の値を与えた。
(+)は33%であり、(++)は66%であり、(++
+)には、99%の値を与えた。これらの割合は、サンプ
ルが次に高い割合に分類される前に受けたカビの成長の
最大量に基づく。
この結果は表2に示され、28%の干し草において、FB
299およびFB260ともカビの良い制御を提供した。40%の
干し草においては、FB299がカビの特に良い制御を示し
た。
実施例3 以下に示す実施例では、FB260またはFB299を単独でも
しくはラクトバチルス プランタルム(Lactobacillus
plantarum)(Ecoysl,商標)と組み合わせて密閉した
高湿のモロコシ粒に適用した時の比較を示す。
2Kgの高湿のモロコシ粒が各々のサンプルとして計ら
れ、酸素を通過させないポリエチレンの袋に入れられ
た。100mlの適当な処理液を各々のサンプル袋に注ぎ、
その後きつく袋を閉じて全体に処理液が行きわたるよう
10回反転させた。適用した生細胞の終濃度は、1gのモル
コシ粒あたり1×105から1×107の範囲(“Ecosyl"と
共に使用する場合FB260およびFB299は過剰であった)に
あった。4サンプル各々について3回の反復を行い、す
なわち処理用に12袋が用意された。各処理の12袋のうち
の9袋は別々に75−Lの亜鉛メッキした鉄製のゴミ箱に
入れ、20Kgの砂袋を乗せてサイロ圧力を真似た。最後に
10個の“サイロ”に蓋をした。1回の処理あたり残る3
袋のサンプルは0時間を表し、サンプルが視覚で分析で
きるようになる前にどのような活性も止めるように冷蔵
庫に置いて、次の日にそれらの上清を集めた。室温にて
7日後に、各処理の残りの反復系を25.2℃、相対湿度70
%の環境室に、残る8日間放置した。各サンプル回収時
に、適当なサンプルはカビの視覚的評価が行われ、揮発
酸、可溶性炭水化物、等の分析用に回収するために水で
洗われた。
処理は以下のように行った: 処理1:対照 処理2:FB260 処理3:FB299 処理4:ラクトバチルス プランタルム (Lactobacillus plantarum) 処理5:ラクトバチルス プランタルム +FB260 処理6:ラクトバチルス プランタルム +FB299 この結果を表3に掲げる。この結果は上述した条件で
はサイレージを15日後に検定した時、処理#5のカビの
混入は対照よりも少ないことを表している。好気耐性に
ついては、処理#3および#6が5日間空気にさらして
もカビの良い制御を示し、温度の上昇は少なかった。pH
については、対照と比較して#5および#6で良い値
(<4.2)が観察された。FB260およびFB299の各々につ
いて、ラクトバチルス プランタルム(Lactobacillus
plantarum)と組み合わせたほうが、ラクトバチルス
プランタルム(Lactobacillus plantarum)株単独よ
りもより良いサイレージを導いた。
*:15日後のサイレージについての検査 **:サイロにつめた材料を5日間室温で空気にさらし
た後、検査した。百分率の数字は、カビによる損傷を表
し、一方カッコ内の数字は平均温度である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C12N 1/20 C12R 1:425) (72)発明者 アンネマリー・マーガリート・ラポイン ト カナダ国エム6ジェイ・1シージー,オ ンタリオ州 トロント,リッチモンド・ ストリート・ウエスト 752,ユニット 2 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23K 3/02 A23K 1/00 C12N 1/20 BIOSIS(DIALOG) JICST(JOIS)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飼料(forage)、および NCIMB(National Collections of Industrial and Mari
    ne Bacteria,アバディーン、スコットランド)に寄託番
    号NCIMB 40286にて培養物が寄託されているバチルス
    ズブチルスFB260およびセラチア属の抗真菌株からなる
    群から選択される抗真菌有効量の抗真菌バクテリア株 からなる動物飼料組成物。
  2. 【請求項2】NCIMBに寄託番号NCIMB 40285にて培養物が
    寄託されているセラチア ルビダエアFB299が抗真菌バ
    クテリア株である請求項1記載の動物飼料組成物。
  3. 【請求項3】飼料が干し草である請求項1または2記載
    の動物飼料組成物。
  4. 【請求項4】サイレージを生産する発酵をもたらすため
    の乳酸を生産するために有効な量のラクトバチルス、ス
    トレプトコッカス、エンテロコッカスおよびペディオコ
    ッカスからなる群から選択される属の乳酸生産バクテリ
    ア株をさらに含む請求項1ないし3の何れかの1項記載
    の動物飼料組成物。
  5. 【請求項5】NCIMBに寄託番号NCIMB 40027にて培養物が
    寄託されているラクトバチルスプタンタルムMTD 1が乳
    酸生産株である請求項4記載の動物飼料組成物。
  6. 【請求項6】サイレージ、および NCIMBに寄託番号NCIMB 40286にて培養物が寄託されてい
    るバチルス ズブチルスFB260およびセラチア属の抗真
    菌株からなる群から選択される抗真菌有効量の抗真菌バ
    クテリア株 からなるサイレージ組成物。
  7. 【請求項7】NCIMBに寄託番号NCIMB 40285にて培養物が
    寄託されているセラチア ルビダエアFB299が抗真菌バ
    クテリア株である請求項6記載のサイレージ組成物。
  8. 【請求項8】ラクトバチルス、ストレプトコッカス、エ
    ンテロコッカスおよびペディオコッカスからなる群から
    選択される属の乳酸生産バクテリア株をさらに含む請求
    項6記載のサイレージ組成物。
  9. 【請求項9】NCIMBに寄託番号NCIMB 40286にて培養物が
    寄託されているバチルス ズブチルスFB260およびセラ
    チア属の抗真菌株からなる群から選択される抗真菌バク
    テリア株、および ラクトバチルス、ストレプトコッカス、エンテロコッカ
    スおよびペディオコッカスからなる群から選択される属
    の乳酸生産バクテリア株 からなる、サイレージの調製および保存に使用されるバ
    クテリア組成物。
  10. 【請求項10】NCIMBに寄託番号NCIMB 40286にて培養物
    が寄託されているバチルス ズブチルスFB260およびNCI
    MBに寄託番号NCIMB 40285にて培養物が寄託されている
    セラチア ルビダエアFB299からなる群から選択される
    バクテリア株の生物学的に純粋な培養物。
  11. 【請求項11】請求項10記載のバチルス ズブチルスFB
    260およびセラチア ルビダエアFB299からなる群から選
    択される有効量のバクテリア、および受容可能なキャリ
    アーからなる、請求項1または4記載の飼料組成物また
    は請求項6または8記載のサイレージ組成物の保存また
    は調製に使用する抗真菌組成物。
  12. 【請求項12】NCIMBに寄託番号NCIMB 40286にて培養物
    が寄託されているバチルス ズブチルスFB260およびセ
    ラチア属の抗真菌株からなる群から選択される抗真菌バ
    クテリア株の有効量のバクテリア細胞で飼料を処理する
    ことからなる、請求項1記載の動物飼料組成物の調製ま
    たは保存方法。
  13. 【請求項13】NCIMBに寄託番号NCIMB 40286にて培養物
    が寄託されているバチルス ズブチルスFB260およびセ
    ラチア属の抗真菌株からなる群から選択される抗真菌バ
    クテリア株の有効量のバクテリア細胞、およびラクトバ
    チルス、ストレプトコッカス、エンテロコッカスおよび
    ペディオコッカスからなる群から選択される属の乳酸生
    産バクテリア株の有効量のバクテリア細胞で飼料を処理
    することからなる、請求項8記載のサイレージ組成物の
    調製方法。
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