JP2885308B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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Description
補助力としてステアリング系に直接作用させ、ドライバ
の操舵力の軽減を図る電動パワーステアリング装置に関
する。
いて、操舵トルク検出手段が検出した操舵トルク信号を
対応する目標電流信号に変換し、一方、電動機電流検出
手段が検出した電動機電流検出信号を負帰還させ、目標
電流信号と電動機電流検出信号との偏差信号に基づいて
電動機を制御し、この偏差信号を速やかに0に収束させ
て電動機を目標電流に等しい電動機電流で駆動させ、電
動機の動力により所望の補助操舵力をステアリング系に
作用するよう構成されたものは知られている。
および動作の概要を説明する。図5に従来の電動パワー
ステアリング装置の全体構成図、図6に従来の電動パワ
ーステアリング装置の要部ブロック構成図を示す。
ング装置1は、ステアリングホイール2、ステアリング
軸3、ハイポイドギア4、ピニオン5aおよびラック軸
5bなどからなるラック&ピニオン機構5、タイロッド
6、操向車輪の前輪7、操舵補助力を発生する電動機
8、ステアリングホイール2に作用する操舵トルクを検
出して操舵トルクに対応した電気的なディジタル信号に
変換された操舵トルク信号TDを出力する操舵トルク検
出手段(センサ)10、操舵トルク信号TDに基づいて
電動機8を駆動、制御する制御手段12、電動機駆動手
段13、電動機電流検出手段14等を備える。
テアリング軸3に設けられた操舵トルク検出手段(セン
サ)10が操舵トルクを検出して対応する電気的なディ
ジタル信号に変換し、操舵トルク信号TDを制御手段1
2に送る。また、ステアリング軸3に加えられる回転
は、ラック&ピニオン機構5を介してピニオン5aの回
転力がラック軸5bの軸方向の直線運動に変換され、タ
イロッド6を介して前輪7の操向を変化させる。
いて電動機駆動手段13に駆動制御電圧信号VOを供給
し、電動機駆動手段13は駆動制御電圧信号VOに対応
した電動機電圧VMを供給して電動機8を駆動する。
は、ハイポイドギア4を介して電動機電圧VMのレベル
および符号に対応した操舵補助力をステアリング系に作
用させ、ステアリングホイール2に加えられる操舵力の
軽減を図るよう構成されている。
ング装置1の制御手段12は、操舵トルク検出手段10
が検出した操舵トルクTをディジタル信号に変換した操
舵トルク信号TDと、車速検出手段15が検出した車速
Vをディジタル信号に変換した車速信号VDに基づいて
図8に示す車速信号VD(VL、VM、VH)をパラメータ
とした操舵トルク信号(TD)―目標電流信号(ISD)
特性図の目標電流信号ISDに変換する目標電流設定手段
16、目標電流信号ISDと、電動機電流検出手段14が
検出した電動機電流IMのディジタル信号に変換された
電動機電流検出信号IDとの偏差信号ΔI(=ISD−
ID)を演算する偏差決定手段17、偏差信号ΔIを電
圧に変換し、電動機駆動手段13をPWM制御して偏差
信号ΔIを速やかに0に収束させるような駆動制御電圧
信号VOを発生する駆動制御手段18を備える。
を基本とし、ソフトプログラム制御のシーケンス機能お
よびディジタル処理・演算機能を備え、操舵トルク信号
TD、電動機電流検出信号IDを所定のタイミングで読み
込み、予め設定された順序で偏差信号ΔI(=ISD−I
D)の演算と制御、ΔIの演算結果に基づいた駆動制御
電圧信号VOの演算や処理を実行し、電動機駆動手段1
3を介して電動機8に電動機電圧VMを供給し、電動機
8の電動機電流IMを操舵トルクTに対応した目標電流
ISに等しくするよう制御する。
の制御手段の動作シーケンス説明図を示す。図7には、
操舵トルク信号TD、電動機電流検出信号IDおよび車速
信号VDの読み込みタイミングと、駆動制御電圧信号VO
の演算・処理のタイミングの順序関係を示す。
ルク信号TD出力されると制御手段12は所定のタイミ
ングで操舵トルク信号TDを読み込んで操舵トルク信号
(TD)データとして記憶する。
ーケンス内に電動機電流検出手段14から出力される電
動機電流検出信号IDを所定のタイミングで読み込んで
電動機電流検出信号(ID)データとして記憶する。な
お、電動機電流検出信号IDの読み込みは、このシーケ
ンス実行中に時間が空いている限り複数回の読み込み動
作を行い、電動機電流検出信号(ID)データを書き替
え、このシーケンス終了時に最新のデータを記憶するよ
うに構成する。
らのステアリング系以外の演算・処理シーケンス内に車
速信号VDを所定のタイミングで読み込んで車速信号
(VD)データとして記憶する。
理シーケンスにおいて、読み込んで記憶されている操舵
トルク信号(TD)データを車速信号(VD)データをパ
ラメータとし、図8のデータテーブルから目標電流信号
(ISD)データに変換し、この目標電流信号(ISD)デ
ータと読み込んで記憶されている電動機電流検出信号
(ID)データから偏差信号ΔI(=ISD−ID)データ
を演算し、演算した偏差信号ΔIに基づいて駆動制御電
圧信号VOを演算して出力処理を実行する。なお、一連
のシーケンス制御はシリアルの所定の周期(例えば、
0.5ms)で実行するよう構成されている。
グ装置1は、制御手段12にマイクロプロセッサを基本
とし、ソフトプログラム制御のシーケンス機能およびデ
ィジタル処理・演算機能を備え、予め設定されたシーケ
ンスに従って操舵トルク信号TD、電動機電流検出信号
IDおよび車速信号VDをそれぞれ所定のタイミングで読
み込み、駆動制御電圧信号VOを所定周期(例えば0.5
ms)毎に演算して出力するよう構成したので、刻々と
変化するステアリングに対応した適切な操舵補助力が得
られるとされている。
アリング装置1は制御手段12の一連のシーケンス動作
において、電動機電流検出信号IDの読み込みをステア
リング系以外の演算・処理シーケンス内で実行するよう
構成したので、駆動制御電圧信号VOの演算・処理シー
ケンスで操舵トルク信号TDから変換した目標電流信号
ISDおよび電動機電流検出信号IDに基づいて駆動制御
電圧信号VOを演算して出力する際、電動機電流検出信
号ID読み込みから駆動制御電圧信号VOの出力までの時
間遅れ(図7に示すディレータイムTd)が発生し、駆
動制御電圧信号VO出力時点の電動機電流検出信号IDが
読み込み時の値から変化したり、ディレータイムTdに
伴う電動機電流IMの位相遅れによりステアリング領域
外の高周波数で寄生発振してステアリング系に不快な音
(磁歪音)や振動が生じる課題がある。
防止するため、電動機電流検出信号IDのフィードバッ
クループ内にローパスフィルタや位相補償手段を設けて
寄生発振防止を行うと、ステアリング領域外の周波数帯
域のゲインは低下して発振を防止できるが、ステアリン
グ領域内の周波数帯域のゲインも低下してしまい、所望
の操舵補助力が得られない課題がある。
なされたもので、その目的は駆動制御電圧信号VO演算
時の直前に電動機電流検出信号ID読み込み、駆動制御
電圧信号VO出力時の電動機電流検出信号IDのディレー
タイムTdを小さくすることにより、ステアリング系の
寄生発振に伴う音(磁歪音)や振動を防止して応答性が
良く、操舵フィーリングに優れた電動パワーステアリン
グ装置を提供することにある。
この発明に係る電動パワーステアリング装置の制御手段
は、電動機電流検出手段からの信号の読み込みタイミン
グを制御信号を決定する演算処理の直前に設定するディ
ジタル制御手段を備えたことを特徴とする。
は、電動機の駆動制御信号を決定する制御手段に、電動
機電流検出手段からの信号の読み込みタイミングを制御
信号を決定する演算処理の直前に設定するディジタル制
御手段を備えたので、駆動制御電圧信号VO演算時に電
動機電流検出信号ID検出のディレータイムTdを短く
することができ、ステアリング系の寄生発振を防止し、
応答の速い操舵補助力を発生することができる。
て説明する。図1はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の要部ブロック構成図である。図1において、
電動パワーステアリング装置は、操舵トルク検出手段1
0、車速検出手段15、制御手段20、電動機駆動手段
13、電動機電流検出手段14、電動機8を備える。
段15は、それぞれ操舵トルクTを検出する差動トラン
ス、車輪またはエンジンのミッション回転数(車速V)
を検出する回転数センサ、差動トランスおよび回転数セ
ンサが検出したアナログの操舵トルク信号Tおよび車速
信号Vをディジタル信号の操舵トルク信号TD、車速信
号VDに変換するA/D変換器を備え、操舵トルク信号
TDおよび車速信号VDを制御手段20のディジタル制御
手段21に供給する。
13と制御手段20との間の帰還ループに配置し、電動
機電流IMを電圧で検出する抵抗、差動増幅器、A/D
変換器等を備え、アナログの電動機電流IMをディジタ
ルの電動機電流検出信号IDとして検出し、制御手段2
0のディジタル制御手段21に供給する。
に、ソフトプログラムの命令実行プログラムにより動作
する各種演算機能、メモリ、処理機能から構成され、デ
ィジタル制御手段21、タイミング設定手段22、基準
クロック発生手段23、制御手段20全体の動作シーケ
ンスを制御する図示しないシーケンス手段等を備える。
定手段22から提供される複数のタイミング信号TKIに
より、それぞれディジタル値の操舵トルク信号TD、車
速信号VDおよび電動機電流検出信号IDを読み込み、記
憶、演算処理およびPID制御を行い、オン信号および
PWM(パルス幅変調)信号を組合せた駆動制御電圧信
号VOを演算して電動機駆動手段13に供給するよう構
成する。なお、ディジタル制御手段21は、電動機電流
検出信号IDの読み込みを駆動制御電圧信号VOを演算し
て出力する直前のタイミングに設定し、電動機8に実際
に流れる電動機電流IMに対して電動機電流検出信号ID
の読み込みのディレータイムが小さくなるようにする。
路からなる複数のタイマ手段から構成し、基準クロック
発生手段23からの基準クロックCLを所定周波数に分
周して図示しないシーケンス手段の制御により、複数の
タイミング信号TKIをディジタル制御手段21に供給す
る。
安定な水晶振動子等の発振子と発振回路で構成し、基準
クロックCLを発生してタイミング設定手段22および
制御手段20全体に供給する。
ング装置のディジタル制御手段の要部ブロック構成図を
示す。図2において、ディジタル制御手段21は、目標
電流設定手段24、偏差演算手段25、駆動電流設定手
段26、駆動電流記憶手段27、駆動制御手段28を備
える。
を備え、タイミング設定手段22から供給されるタイミ
ング信号TKI(TK1、TK3、TK5)に同期し、操舵トル
ク信号TDおよび車速信号VDを読み込み、予めROMに
設定した図8の車速信号VD(VL、VM、VH)をパラメ
ータとした操舵トルク信号TDに対応する目標電流信号
ISDのデータを選定し、目標電流信号ISDを偏差演算手
段25に出力する。例えば、タイミング信号TK1で操舵
トルク信号TDを読み込み、タイミング信号TK5では車
速信号VDを読み込み、タイミング信号TK3には目標電
流信号ISDの選定および目標電流信号ISDの出力を実行
するよう構成する。
ミング信号TK3に同期して目標電流信号ISDを読み込
み、一方、タイミング信号TK3期間中のタイミング信号
TK4に同期して電動機電流検出信号IDを読み込み、タ
イミング信号TK4終了後のタイミング信号TK3に同期し
て目標電流信号ISDと電動機電流検出信号IDの偏差
(ISD−ID)を演算し、偏差信号ΔIn(nは現在の回
数)を駆動電流設定手段26に出力する。
モリ駆動機能を備え、タイミング信号TK3により偏差信
号ΔInを取込むとともに、駆動電流記憶手段27を駆
動して前回(n−1)の駆動電流信号IOn-1を読み出
し、偏差信号ΔInに加算して今回(n回目)の駆動電
流信号IOn(IOn-1+ΔIn)を駆動制御手段28に供
給するとともに、駆動電流記憶手段27に書込まれてい
る前回(n−1)の駆動電流信号IOn-1を最新(n回
目)の駆動電流信号IOnに書替える。
M等のメモリで構成し、駆動電流設定手段26からの制
御によりメモリに記憶してある前回の駆動電流信号I
On-1を出力し、駆動電流信号IOn-1に代えて今回の駆動
電流信号IOnを記憶する。
A、駆動制御電圧発生手段28Bを備え、タイミング信
号TK3に同期して駆動電流信号IOnをPID演算して駆
動制御電流信号IPnとし、この駆動制御電流信号IPnを
電圧に変換した後、オン信号およびPWMを組合した駆
動制御電圧信号VOを生成し、この駆動制御電圧信号VO
で電動機駆動手段13を制御するよう構成する。
(P)、積分(I)および微分(D)の演算機能を備
え、予めROM等のメモリに設定した比例係数KP、積
分係数KIおよび微分係数KDを用いて比例成分(KP×
ΔIn)、積分成分(KI×IOn)および微分成分{KD
×(ΔIn−ΔIn-1)}を演算した後、各成分を加算し
た駆動制御電流信号IPnを駆動制御電圧発生手段28B
に出力する。なお、駆動制御電流信号IPnは数1で表さ
れる。
能および駆動制御電圧信号生成機能を備え、駆動制御電
流信号IPnを電圧信号に変換した後、オン信号およびP
WM信号を混成した駆動制御電圧信号VOを図1の電動
機駆動手段13に出力する。
ング装置のディジタル制御手段の動作シーケンス説明図
を示す。図3には、タイミング信号TKIに対応した操舵
トルク信号TD、電動機電流検出信号IDおよび車速信号
VDの読み込みと、駆動制御電圧信号VOの演算・処理の
順序関係を示す。
トルク信号TDが読み込まれる。次に、タイミング信号
TK3に同期し、タイミング信号TK3の最初にタイミング
信号TK1に読み込んだ操舵トルク信号TDと前回のタイ
ミング信号TK5に読み込んだ車速信号VDに基づいて車
速信号VD(VL、VM、VH)をパラメータとした操舵ト
ルク信号TDに対応する目標電流信号ISDを選定する。
タイミング信号TK3期間に、タイミング信号TK4に同期
して電動機電流検出信号IDを読み込む。電動機電流検
出信号IDを読み込んだ後、再びタイミング信号TK3に
同期して目標電流信号ISDと電動機電流検出信号IDか
ら偏差信号ΔInを演算し、前回(n−1)の駆動電流
信号IOn-1と偏差信号ΔInから今回(n)の駆動電流
信号IOnを演算する。
信号ΔIn、駆動電流信号IOnおよび今回(n)と前回
(n−1)の偏差信号の偏差(ΔIn−ΔIn-1)に基づ
いてPID(比例、積分、微分)演算を施した駆動制御
電流信号IPnを演算した後、この駆動制御電流信号IPn
に電圧変換を施し、さらに電圧変換した信号からオン信
号およびPWM信号の混成した駆動制御電圧信号VOを
演算して出力する。
期毎にタイミング信号TK5に同期して行い、新しい車速
信号VDが読み込まれるまでは前回の車速信号VDに基づ
いて目標電流信号ISDの選定が実行される。
イミング信号TK3の終了までを1周期(例えば、周期
0.5ms)としてシーケンス動作を繰返して実行する
よう構成する。
み込みを駆動制御電圧信号VOの演算および出力の直前
に行い、しかも一連のシーケンスを、例えば0.5ms
の短い周期で繰返して行うので、電動機電流検出信号I
Dのタイムデレーが少なく電動機8を流れる電動機電流
IMの位相遅れを少なくすることができる。なお、操舵
トルク信号TD読み込みから駆動制御電圧信号VOの演算
まではタイムデレーがあるが、0.5msの周期に対し
て操舵トルク信号TDの変化は緩やかなので無視するこ
とができる。
ング装置のディジタル制御手段の動作フロー図である。
車両が始動して制御手段20が待機状態(スタート状
態)になると、ステップS1で操舵トルク信号TDが読
み込まれる。
速信号VD応動(車速信号VDをパラメータとした)の目
標電流信号ISDに変換される。続いて、ステップS3で
電動機電流検出信号IDが読み込まれ、ステップS4で
目標電流信号ISDと電動機電流検出信号IDの偏差が演
算されて偏差信号ΔInが演算される。
電流信号IOn-1と偏差信号ΔInから今回(n)の駆動
電流信号IOnが演算され、ステップS6では偏差信号Δ
In、駆動電流信号IOnおよび今回(n)と前回(n−
1)の偏差信号の偏差(ΔIn−ΔIn-1)に基づいてP
ID演算がなされ、数1で表される駆動制御電流信号I
Pnが求められる。
電流信号IPnから駆動制御電圧信号VOが演算されてシ
ーケンスの1周期が完了し、再度ステップS1からステ
ップS7の動作が繰返される。
ップS1からステップS7までの周期よりも比較的長い
周期で読み込まれ、読み込まれた車速信号VDはステッ
プS2で車速信号VDをパラメータとする目標電流信号
ISDに更新される。
パワーステアリング装置は、電動機の駆動制御電圧信号
を決定する制御手段に、電動機電流検出手段からの信号
の読み込みタイミングを制御信号を決定する演算処理の
直前に設定するディジタル制御手段を備え、駆動制御電
圧信号の演算時に電動機電流検出信号のディレータイム
を短くすることができ、ステアリング系の寄生発振を防
止し、電動機電流を速やかに目標電流信号に収束するこ
とができるので、操舵補助力の応答性を改善することが
できる。
ので、フィードバックループのゲインを高く設定して操
舵補助力の応答性をより改善することができる。
ワーステアリング装置を提供することができる。
要部ブロック構成図
ディジタル制御手段の要部ブロック構成図
ディジタル制御手段の動作シーケンス説明図
ディジタル制御手段の動作フロー図
図
ック構成図
の動作シーケンス説明図
(TD)―目標電流信号(ISD)特性図
イール、3…ステアリング軸、4…ハイポイドギア、5
…ラック&ピニオン機構、5a…ピニオン、5b…ラッ
ク軸、6…タイロッド、7…前輪、8…電動機、10…
操舵トルク検出手段(センサ)、12,20…制御手
段、13…電動機駆動手段、14…電動機電流検出手
段、15…車速検出手段、16,24…目標電流設定手
段、17…偏差決定手段、18,28…駆動制御手段、
21…ディジタル制御手段、22…タイミング設定手
段、23…基準クロック発生手段、25…偏差演算手
段、26…駆動電流設定手段、27…駆動電流記憶手
段、28A…PID演算手段、28B…駆動制御電圧発
生手段、CL…基準クロック、ID…電動機電流検出信
号、IM…電動機電流、ΔIn…偏差信号、IOn…駆動電
流信号、IPn…駆動制御電流信号、ISD…目標電流信
号、TD…操舵トルク信号、KD…微分係数、KI…積分
係数、KP…比例係数、TKI(TK1、TK3、TK4、
TK5)…タイミング信号、VD…車速信号、VM…電動機
電圧、VO…駆動制御電圧信号。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のステアリング系に作用する操舵ト
ルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記ステアリン
グ系に操舵補助力を与える電動機と、この電動機の電動
機電流を検出する電動機電流検出手段と、少なくとも前
記操舵トルク検出手段からの信号と前記電動機電流検出
手段からの信号を取込み、両信号の偏差信号に基づいて
前記電動機を制御する制御信号を決定する制御手段とを
備えた電動パワーステアリング装置において、 前記制御手段は、前記電動機電流検出手段からの信号の
読み込みタイミングを前記制御信号を決定する演算処理
の直前に設定するディジタル制御手段を備えたことを特
徴とする電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23177494A JP2885308B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23177494A JP2885308B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891237A JPH0891237A (ja) | 1996-04-09 |
JP2885308B2 true JP2885308B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16928828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23177494A Expired - Lifetime JP2885308B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885308B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4762325B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2011-08-31 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23177494A patent/JP2885308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0891237A (ja) | 1996-04-09 |
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