JP2885303B2 - ファンコンベクタ - Google Patents

ファンコンベクタ

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JP2885303B2
JP2885303B2 JP29041393A JP29041393A JP2885303B2 JP 2885303 B2 JP2885303 B2 JP 2885303B2 JP 29041393 A JP29041393 A JP 29041393A JP 29041393 A JP29041393 A JP 29041393A JP 2885303 B2 JP2885303 B2 JP 2885303B2
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heat exchanger
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auxiliary
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元明 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は暖房機に係り、更に詳し
くは分離形温水暖房機を自然対流による暖房機として利
用するためのファンコンベクタの熱交換器と筐体の形状
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温水暖房機では、室内に熱交換器
と送風機を備えたファンコンベクタを配設し、室外にポ
ンプと燃焼制御装置を備えた温水ボイラ等の熱源器を配
設し、熱の移動媒体である温水を循環させる配管と制御
装置間の信号線を壁を貫通して壁面に接続部を設けて連
設する構成に成っている。ファンコンベクタは、図4に
示すように、筐体1の背面上部に吸込口2を、前面下部
に吹出口3を設け、吸込口2と吹出口3を結ぶ空気流路
4の上部に並列に配列したフィンを有する熱交換器5を
立設し、下部に送風機6を配設している。熱交換器5に
は室外の熱源器から熱の移動媒体である温水を循環する
ための配管9を接続している。この温水暖房機の動作を
説明すると、室外の熱源器が動作を開始し、熱交換器5
に温水ボイラ等から温水が循環され、所定の温度になっ
た時送風機6が回転して、吸込口2から吸い込まれた室
内空気は熱交換器5で温められ吹出口3より温風を室内
に吹き出す。温度制御装置により室内空気の吸込口温度
が設定温度以上になれば送風機6を停止し、下がれば送
風機6を運転して室温を快適に維持している。しかしな
がら、最近では快適生活志向が進み機器の静音化が望ま
れていることから、比較的静かなファンコンベクタも送
風機の回転音や風切り音が発生しており、特に就寝時や
早朝時の周囲の騒音レベルの低い時には送風機騒音が気
になる。従って、この時期には比較的暖房能力を必要と
しないことから、ファンコンベクタの送風機を停止して
自然対流による補助暖房に切り換えることにしたが、空
気の流通経路に抵抗が多く暖房能力が不足して使用でき
ない状態であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題点に
鑑み、本発明は就寝時や早朝時の周囲の騒音レベルの低
い時に、ファンコンベクタの送風機を停止しても自然対
流による補助暖房ができる構造のファンコンベクタを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の背面上
部に吸込口を、前面下部に吹出口を設け、同吸込口と吹
出口を結ぶ空気流路に、並行に配列したフィンを有する
熱交換器と送風機を配設してなるファンコンベクタにお
いて、前記熱交換器の上部を前方に傾斜させ、前記筐体
内の上方後部に前記熱交換器と直列に配管した補助熱交
換器を並行して水平に設け、前記筐体の上面後部に開口
部を形成したことを特徴とする。また、前記筐体内の上
部に設けてなる前記補助熱交換器のフィンピッチは前記
熱交換器のフィンピッチに比較して数倍大きく形成した
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、温水暖房機のファンコンベク
タの筐体内で、温水を循環しながら送風機を停止して自
然対流による補助暖房を行うために、垂直に立設してい
た熱交換器を傾斜して設置することによって、空気の通
過経路が短くなって流路抵抗が減り、熱交換器のフィン
内を空気が通り易くなる。熱交換器を傾斜して設置する
ことによってできた筐体上部の隙間に、補助熱交換器を
追加して設置することによって、温度上昇した空気をさ
らに加熱して上昇速度を上げることができる。また、追
加して設置した補助熱交換器のフィンピッチを大きくし
たことにより、送風機による強制通気運転の際に熱交換
器への流路障害にならない。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3に基づいて説
明する。図2と図3に示すように、ファンコンベクタ
は、筐体1内に熱交換機5の上部を前方に傾斜させて設
置している。熱交換機5を傾斜させて設置することによ
ってできた隙間に、図1に示すように、熱交換器5の上
部に熱交換器5と直列に配管して補助熱交換器7を並行
して水平に設置している。一方、補助熱交換器7の上方
に対応する個所に通気口となる開口部8を設け、上方へ
の空気の上昇を容易にしている。また、補助熱交換器7
のフィンピッチは熱交換機2のフィンピッチより数倍大
きく形成している。
【0007】このような構成において、ファンコンベク
タの筐体1内で、温水を循環しながら送風機6を停止し
て自然対流による補助暖房を行うために、熱交換器5を
傾斜して設置することによって、空気の通過経路が短く
なって流路抵抗が減り、熱交換器5のフィン5a内を空
気が通り易くなる。熱交換器5を傾斜してできた筐体1
の上部の隙間に、補助熱交換器7を設置し、対向する筐
体上部に開口部8を設けることによって、筐体1内に熱
が滞留することなく温度上昇した空気をさらに加熱して
上昇速度を上げることができる。また、追加して設置し
た補助熱交換器7のフィン7aのフィンピッチを大きく
したことにより、送風機による強制通気運転の際に熱交
換器への流路障害になることなく運転できる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、ファンコンベクタの送
風機による強制通気の通常運転に加えて、ファンコンベ
クタの送風機を停止し、自然対流による騒音のない静か
な補助暖房を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のフィンピッチを広げた
補助熱交換器を直結した熱交換器を示す斜視図である。
【図2】本発明による一実施例の概要を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明による一実施例の構成を示す断面図であ
り、(A)図は通常運転時、(B)図は送風機停止時の
自然対流による空気の流れを示す。
【図4】図(A)は従来例の概要を示す斜視図、(B)
は構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 吸込口 3 吹出口 4 空気流路 5 熱交換器 5a 熱交換器のフィン 6 送風機 7 補助熱交換器 7a 補助熱交換器のフィン 8 開口部 9 配管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の背面上部に吸込口を、前面下部に
    吹出口を設け、同吸込口と吹出口を結ぶ空気流路に、並
    行に配列したフィンを有する熱交換器と送風機を配設し
    てなるファンコンベクタにおいて、前記熱交換器の上部
    を前方に傾斜させ、前記筐体内の上方後部に前記熱交換
    器と直列に配管した補助熱交換器を並行して水平に設け
    てなることを特徴とするファンコンベクタ。
  2. 【請求項2】 前記補助熱交換器を設けてなる前記筐体
    の上面後部に開口部を形成したことを特徴とする請求項
    1記載のファンコンベクタ。
  3. 【請求項3】 前記補助熱交換器のフィンピッチは前記
    熱交換器のフィンピッチに比較して数倍大きく形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のファンコンベクタ。
JP29041393A 1993-11-19 1993-11-19 ファンコンベクタ Expired - Fee Related JP2885303B2 (ja)

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