JP2884924B2 - 両面印刷物の監視装置 - Google Patents
両面印刷物の監視装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、両面に印刷された特徴
体を監視する両面印刷物の監視装置に関する。
体を監視する両面印刷物の監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】伝票などのビジネスフォームには表裏両
面に印刷したものが多く、しかも、表裏の関係を重要視
したものが多く、表裏の印刷がズレると使えなくなり損
紙として処分されることが多い。このため走行状態で表
裏のズレを検出する必要がある。
面に印刷したものが多く、しかも、表裏の関係を重要視
したものが多く、表裏の印刷がズレると使えなくなり損
紙として処分されることが多い。このため走行状態で表
裏のズレを検出する必要がある。
【０００３】高速で移動する対象物の検査方法として、
対象物にストロボスコープなどの瞬間的閃光照明を照射
し、それによって得られた瞬間像を撮像素子の撮像面に
蓄積し、その一走査分の映像信号を記憶装置に記憶させ
た後、この記憶装置から逐次読み出しながらテレビモニ
タなどの表示装置に表示することにより、その対象物の
画像を静止画像として監視する方法が採用されている。
特開昭54-138954 号公報および特開昭56-51181号公報に
はこのような技術が開示されている。
対象物にストロボスコープなどの瞬間的閃光照明を照射
し、それによって得られた瞬間像を撮像素子の撮像面に
蓄積し、その一走査分の映像信号を記憶装置に記憶させ
た後、この記憶装置から逐次読み出しながらテレビモニ
タなどの表示装置に表示することにより、その対象物の
画像を静止画像として監視する方法が採用されている。
特開昭54-138954 号公報および特開昭56-51181号公報に
はこのような技術が開示されている。
【０００４】両面に印刷された印刷物の表裏のズレを監
視する方法としては、表面、裏面に印刷時一定ピッチで
見当マークを絵柄と一緒に印刷し、この表裏の見当マー
クを検出する。このため両面印刷物の表裏に閃光光源と
テレビカメラをそれぞれ配置し、それらによって得られ
た各々の画像をビデオ信号や画像メモリの操作によって
同一画面上に表示する方法が行われている。
視する方法としては、表面、裏面に印刷時一定ピッチで
見当マークを絵柄と一緒に印刷し、この表裏の見当マー
クを検出する。このため両面印刷物の表裏に閃光光源と
テレビカメラをそれぞれ配置し、それらによって得られ
た各々の画像をビデオ信号や画像メモリの操作によって
同一画面上に表示する方法が行われている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように両
面印刷物の両側にそれぞれ閃光光源とテレビカメラが必
要であること、およびこのテレビカメラの取付け位置や
光学的条件を合わせることが困難なため、表裏の同じ位
置を認識することは難しいという問題があった。
面印刷物の両側にそれぞれ閃光光源とテレビカメラが必
要であること、およびこのテレビカメラの取付け位置や
光学的条件を合わせることが困難なため、表裏の同じ位
置を認識することは難しいという問題があった。
【０００６】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、１組の閃光光源と撮像手段により表裏両面の特
徴体を認識する両面印刷物の監視装置を提供することを
目的とする。
もので、１組の閃光光源と撮像手段により表裏両面の特
徴体を認識する両面印刷物の監視装置を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、両面のほぼ同位置に所定の間隔で印刷された特徴体
を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特徴体を撮像
する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対
向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像手段に同期
信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃光発光手段
の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号より書込み信
号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像手段の映像
信号を前記書込み信号により書込む画像メモリと、この
画像メモリの映像信号を表示する画像表示部とを備え、
前記閃光発光手段が、前記印刷物を印刷する版胴または
この版胴と同期して回転する回転体の所定の回転位置を
検出すると回転位置信号を出力する回転位置検出手段
と、この回転位置信号を所定時間遅延させた回転位置遅
延信号を発生する回転位置遅延手段を有し、この回転位
置遅延信号を前記発光信号として閃光を発光するように
したものである。
め、両面のほぼ同位置に所定の間隔で印刷された特徴体
を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特徴体を撮像
する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対
向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像手段に同期
信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃光発光手段
の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号より書込み信
号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像手段の映像
信号を前記書込み信号により書込む画像メモリと、この
画像メモリの映像信号を表示する画像表示部とを備え、
前記閃光発光手段が、前記印刷物を印刷する版胴または
この版胴と同期して回転する回転体の所定の回転位置を
検出すると回転位置信号を出力する回転位置検出手段
と、この回転位置信号を所定時間遅延させた回転位置遅
延信号を発生する回転位置遅延手段を有し、この回転位
置遅延信号を前記発光信号として閃光を発光するように
したものである。
【０００８】
【０００９】両面のほぼ同位置に所定の間隔で印刷され
た特徴体を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特徴
体を撮像する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像
手段と対向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像手
段に同期信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃光
発光手段の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号より
書込み信号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像手
段の映像信号を前記書込み信号により書込む画像メモリ
と、この画像メモリの映像信号を表示する画像表示部と
を備え、前記閃光発光手段が、特徴体を検出すると特徴
体検出信号を出力する特徴体検出手段と、この特徴体検
出信号を所定時間遅延させた特徴体遅延信号を発生する
特徴体遅延手段を有し、この特徴体遅延信号を前記発光
信号として閃光を発光するようにしたものである。
た特徴体を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特徴
体を撮像する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像
手段と対向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像手
段に同期信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃光
発光手段の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号より
書込み信号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像手
段の映像信号を前記書込み信号により書込む画像メモリ
と、この画像メモリの映像信号を表示する画像表示部と
を備え、前記閃光発光手段が、特徴体を検出すると特徴
体検出信号を出力する特徴体検出手段と、この特徴体検
出信号を所定時間遅延させた特徴体遅延信号を発生する
特徴体遅延手段を有し、この特徴体遅延信号を前記発光
信号として閃光を発光するようにしたものである。
【００１０】また、両面のほぼ同じ位置に所定の間隔で
印刷された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物
の前記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する
撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向し
て設けられた照明手段と、前記１次元イメージセンサを
駆動する駆動パルスを出力するイメージセンサ駆動回路
と、前記印刷物の特徴体の位置を表すパルスを含んで前
記印刷物の走行距離に応じた数のエンコーダパルスを発
生するエンコーダと、このエンコーダの出力を特徴体の
位置を表すパルスの発生時から特徴体の１つが前記撮像
手段の位置まで走行する時間遅らせた遅延パルスを発生
するエンコーダパルス遅延手段と、特徴体の位置に対応
する遅延パルスの入力以降の前記駆動パルスを書込み信
号として出力する書込信号発生回路と、前記１次元イメ
ージセンサの映像信号を前記書込み信号に同期して書込
む画像メモリと、この画像メモリの映像信号を表示する
画像表示部とを備えたものである。
印刷された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物
の前記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する
撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向し
て設けられた照明手段と、前記１次元イメージセンサを
駆動する駆動パルスを出力するイメージセンサ駆動回路
と、前記印刷物の特徴体の位置を表すパルスを含んで前
記印刷物の走行距離に応じた数のエンコーダパルスを発
生するエンコーダと、このエンコーダの出力を特徴体の
位置を表すパルスの発生時から特徴体の１つが前記撮像
手段の位置まで走行する時間遅らせた遅延パルスを発生
するエンコーダパルス遅延手段と、特徴体の位置に対応
する遅延パルスの入力以降の前記駆動パルスを書込み信
号として出力する書込信号発生回路と、前記１次元イメ
ージセンサの映像信号を前記書込み信号に同期して書込
む画像メモリと、この画像メモリの映像信号を表示する
画像表示部とを備えたものである。
【００１１】また、両面のほぼ同じ位置に所定の間隔で
印刷された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物
の前記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する
撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向し
て設けられた照明手段と、前記印刷物の特徴体を検出し
特徴体検出信号を出力する特徴体検出手段と、前記１次
元イメージセンサを駆動する駆動パルスを出力するイメ
ージセンサ駆動回路と、前記特徴体検出手段が特徴体を
検出してからこの特徴体の１つが前記撮像手段の位置に
くるまでの時間前記特徴体検出信号を遅らせた遅延パル
スを出力する検出パルス遅延回路と、この遅延パルス入
力以降の前記駆動パルスを書込み信号として出力する書
込信号発生回路と、前記１次元イメージセンサの映像信
号を前記書込み信号に同期して書込む画像メモリと、こ
の画像メモリの映像信号を表示する画像表示部とを備え
たものである。
印刷された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物
の前記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する
撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向し
て設けられた照明手段と、前記印刷物の特徴体を検出し
特徴体検出信号を出力する特徴体検出手段と、前記１次
元イメージセンサを駆動する駆動パルスを出力するイメ
ージセンサ駆動回路と、前記特徴体検出手段が特徴体を
検出してからこの特徴体の１つが前記撮像手段の位置に
くるまでの時間前記特徴体検出信号を遅らせた遅延パル
スを出力する検出パルス遅延回路と、この遅延パルス入
力以降の前記駆動パルスを書込み信号として出力する書
込信号発生回路と、前記１次元イメージセンサの映像信
号を前記書込み信号に同期して書込む画像メモリと、こ
の画像メモリの映像信号を表示する画像表示部とを備え
たものである。
【００１２】
【作用】両面のほぼ同じ位置に所定の間隔で特徴体が印
刷されている。この特徴体としては、見当マークでも絵
柄の一部でもよく、また絵柄全体でもよい。この両面の
特徴体が完全に一致するよう印刷するが、ズレを生じる
ことがあるので、このズレを検出する。撮像手段と閃光
発光手段は印刷物の特徴体が通過する位置をはさんで対
向して設置されている。書込信号発生回路は閃光発光手
段の発光信号と同期信号発生手段からの同期信号の内の
垂直同期信号により書込み信号を発生し、画像メモリ
は、この書込み信号により撮像手段からの映像信号を取
り込む。この取り込まれた映像信号を画像表示部に表示
する。
刷されている。この特徴体としては、見当マークでも絵
柄の一部でもよく、また絵柄全体でもよい。この両面の
特徴体が完全に一致するよう印刷するが、ズレを生じる
ことがあるので、このズレを検出する。撮像手段と閃光
発光手段は印刷物の特徴体が通過する位置をはさんで対
向して設置されている。書込信号発生回路は閃光発光手
段の発光信号と同期信号発生手段からの同期信号の内の
垂直同期信号により書込み信号を発生し、画像メモリ
は、この書込み信号により撮像手段からの映像信号を取
り込む。この取り込まれた映像信号を画像表示部に表示
する。
【００１３】表裏両面に印刷された特徴体を一方の面か
ら照射し、他方の面で撮像すると、閃光は印刷用紙を透
過して両面に印刷された特徴体が撮像手段に入射され
る。この場合、閃光面の特徴体は印刷紙を透過してくる
ので、撮像面の特徴体より不鮮明な映像となる。これに
より両面の特徴体を画像表示画面上で判別できる。な
お、特徴体は版胴により印刷されるので一定ピッチで印
刷されている。この特徴体に合わせて閃光して撮像する
ので静止画像が得られる。
ら照射し、他方の面で撮像すると、閃光は印刷用紙を透
過して両面に印刷された特徴体が撮像手段に入射され
る。この場合、閃光面の特徴体は印刷紙を透過してくる
ので、撮像面の特徴体より不鮮明な映像となる。これに
より両面の特徴体を画像表示画面上で判別できる。な
お、特徴体は版胴により印刷されるので一定ピッチで印
刷されている。この特徴体に合わせて閃光して撮像する
ので静止画像が得られる。
【００１４】閃光発生手段が発光するタイミングは、印
刷物上の検出したい領域、つまり特徴体が印刷されてい
る領域が撮像手段の位置にきたときである。版胴は印刷
物に特徴体を含む同じ絵柄を連続して印刷している。そ
こで版胴またはこれと同期して回転する回転体より特徴
体の位置を検出し、この特徴体の１つが撮像手段の位置
まで走行する時間を遅延時間として求め、回転位置検出
手段が特徴体の位置を検出してからこの遅延時間経過後
に閃光を発光すれば所望の領域を閃光で照射できる。な
お、位置を検出された特徴体と撮像手段で撮像される特
徴体は必ずしも同じものでなくてもよい。つまり特徴体
は一定ピッチで印刷されているので１つの特徴体の位置
がわかれば、他の特徴体の位置もわかるからである。
刷物上の検出したい領域、つまり特徴体が印刷されてい
る領域が撮像手段の位置にきたときである。版胴は印刷
物に特徴体を含む同じ絵柄を連続して印刷している。そ
こで版胴またはこれと同期して回転する回転体より特徴
体の位置を検出し、この特徴体の１つが撮像手段の位置
まで走行する時間を遅延時間として求め、回転位置検出
手段が特徴体の位置を検出してからこの遅延時間経過後
に閃光を発光すれば所望の領域を閃光で照射できる。な
お、位置を検出された特徴体と撮像手段で撮像される特
徴体は必ずしも同じものでなくてもよい。つまり特徴体
は一定ピッチで印刷されているので１つの特徴体の位置
がわかれば、他の特徴体の位置もわかるからである。
【００１５】特徴体は版胴によってそのピッチ（版胴が
印刷する絵柄の長さ）ごとに印刷されている。この特徴
体を検出し、この特徴体検出時から撮像手段の位置まで
特徴体の１つが走行する走行時間を遅延時間として求
め、特徴体を検出してからこの遅延時間後に閃光を発光
させるようにしてもよい。この場合も検出された特徴体
と撮像される特徴体は必ずしも同じでなくてもよい。
印刷する絵柄の長さ）ごとに印刷されている。この特徴
体を検出し、この特徴体検出時から撮像手段の位置まで
特徴体の１つが走行する走行時間を遅延時間として求
め、特徴体を検出してからこの遅延時間後に閃光を発光
させるようにしてもよい。この場合も検出された特徴体
と撮像される特徴体は必ずしも同じでなくてもよい。
【００１６】照明手段と撮像手段との間を両面印刷され
た印刷物が走行してゆく。エンコーダが、印刷物の走行
距離に応じた数のエンコーダパルスを発生してゆく。こ
のエンコーダパルスの内、特徴体の位置を表すパルスを
その発生時から、特徴体の１つが撮像手段の位置まで走
行するに要する時間遅延させた遅延パルスをエンコーダ
パルス発生手段は発生させる。書込信号発生回路は、特
徴体の位置に対応した遅延パルス入力以降の駆動パルス
を書込み信号として出力し、１次元イメージセンサから
の映像信号を画像メモリに書込み、この書込んだ映像信
号を画像表示部に表示する。
た印刷物が走行してゆく。エンコーダが、印刷物の走行
距離に応じた数のエンコーダパルスを発生してゆく。こ
のエンコーダパルスの内、特徴体の位置を表すパルスを
その発生時から、特徴体の１つが撮像手段の位置まで走
行するに要する時間遅延させた遅延パルスをエンコーダ
パルス発生手段は発生させる。書込信号発生回路は、特
徴体の位置に対応した遅延パルス入力以降の駆動パルス
を書込み信号として出力し、１次元イメージセンサから
の映像信号を画像メモリに書込み、この書込んだ映像信
号を画像表示部に表示する。
【００１７】照明手段と撮像手段との間を両面印刷され
た印刷物が走行してゆく。特徴体検出手段は特徴体を検
出して特徴体検出信号を出力する。イメージセンサ駆動
回路は１次元イメージセンサを駆動する駆動パルスを出
力する。検出パルス遅延回路は、特徴体検出信号が出力
されてから特徴体の１つが撮像手段の位置まで走行する
時間、特徴体検出信号を遅らせた遅延パルスを発生す
る。書込信号発生回路はこの遅延パルス入力以降の駆動
パルスを書込み信号として出力する。画像メモリはこの
書込信号に同期して１次元イメージセンサの映像信号を
書込み、画像表示部は画像メモリよりこの映像信号を読
み出して表示する。
た印刷物が走行してゆく。特徴体検出手段は特徴体を検
出して特徴体検出信号を出力する。イメージセンサ駆動
回路は１次元イメージセンサを駆動する駆動パルスを出
力する。検出パルス遅延回路は、特徴体検出信号が出力
されてから特徴体の１つが撮像手段の位置まで走行する
時間、特徴体検出信号を遅らせた遅延パルスを発生す
る。書込信号発生回路はこの遅延パルス入力以降の駆動
パルスを書込み信号として出力する。画像メモリはこの
書込信号に同期して１次元イメージセンサの映像信号を
書込み、画像表示部は画像メモリよりこの映像信号を読
み出して表示する。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の第１実施例の構成を示すブロック
図である。１は両面に印刷された印刷物で、両面の同じ
位置に特徴体としての見当マーク２（図では十字形のマ
ーク）が印刷されており、高速で走行している。３はス
トロボで印刷物１の裏面側に設置され、発光パルスによ
り閃光を発光する。４は撮像手段としてのテレビカメラ
で撮像素子としては２次元ＣＣＤ固体撮像素子を用い
る。５は回転位置検出手段としてのエンコーダで、図示
しない輪転機の版胴またはこれと同期して回転する回転
体に設けられ、印刷物１上に印刷された見当マーク２の
位置を検出する。６は回転位置遅延手段としてのエンコ
ーダパルス遅延回路でエンコーダ５の出力を、見当マー
ク２の１つがテレビカメラ４の位置にきたとき閃光を発
光するよう遅延させ、この遅延したエンコーダの出力を
発光パルスとしてストロボ３を閃光させる。７はテレビ
カメラ４に内蔵の同期信号発生回路で２次元ＣＣＤ固体
撮像素子を同期信号により駆動する。８は書込信号発生
回路でエンコーダパルス遅延回路６からの発光パルス
と、この発光パルスの直後に入力した同期信号発生回路
７からの垂直同期信号により書込み信号を発生する。９
は画像メモリでテレビカメラ４からの映像信号を書込み
信号により書込み記憶する。10は画像表示部で画像メモ
リ９の内容を表示する。
する。図１は本発明の第１実施例の構成を示すブロック
図である。１は両面に印刷された印刷物で、両面の同じ
位置に特徴体としての見当マーク２（図では十字形のマ
ーク）が印刷されており、高速で走行している。３はス
トロボで印刷物１の裏面側に設置され、発光パルスによ
り閃光を発光する。４は撮像手段としてのテレビカメラ
で撮像素子としては２次元ＣＣＤ固体撮像素子を用い
る。５は回転位置検出手段としてのエンコーダで、図示
しない輪転機の版胴またはこれと同期して回転する回転
体に設けられ、印刷物１上に印刷された見当マーク２の
位置を検出する。６は回転位置遅延手段としてのエンコ
ーダパルス遅延回路でエンコーダ５の出力を、見当マー
ク２の１つがテレビカメラ４の位置にきたとき閃光を発
光するよう遅延させ、この遅延したエンコーダの出力を
発光パルスとしてストロボ３を閃光させる。７はテレビ
カメラ４に内蔵の同期信号発生回路で２次元ＣＣＤ固体
撮像素子を同期信号により駆動する。８は書込信号発生
回路でエンコーダパルス遅延回路６からの発光パルス
と、この発光パルスの直後に入力した同期信号発生回路
７からの垂直同期信号により書込み信号を発生する。９
は画像メモリでテレビカメラ４からの映像信号を書込み
信号により書込み記憶する。10は画像表示部で画像メモ
リ９の内容を表示する。
【００１９】図２は書込信号発生回路の構成とタイミン
グを示す図である。（ａ）は回路構成と周囲回路との関
係を示し、（ｂ）はタイミングチャートを示す。フリッ
プフロップ11は発光パルスが入力すると低レベルにな
り、この状態で最初の垂直同期信号を入力すると立ち上
がって高レベルとなる。この立ち上がりを書込み信号と
する。
グを示す図である。（ａ）は回路構成と周囲回路との関
係を示し、（ｂ）はタイミングチャートを示す。フリッ
プフロップ11は発光パルスが入力すると低レベルにな
り、この状態で最初の垂直同期信号を入力すると立ち上
がって高レベルとなる。この立ち上がりを書込み信号と
する。
【００２０】次に動作について説明する。図示しない輪
転機の版胴では、版胴１回転で１枚の絵柄を印刷してお
り、この絵柄の中には見当マークも含まれ、同じ絵柄が
同一のピッチで印刷され高速で走行している。ストロボ
３の閃光はこの絵柄が10個ないし20個通過する度に発光
するが、絵柄の内見当マークが印刷された位置にきたと
き発光しないと見当マーク２の静止画像は得られない。
エンコーダ５は版胴と機械的に連動する回転機構に取り
付けてあり、版胴上の見当マーク２の位置を含むパルス
を発生するが、エンコーダ５が見当マーク２の位置を検
出してから見当マークの１つがテレビカメラ４の位置ま
で走行する時間を遅延時間として表し、エンコーダ５が
見当マーク２の位置を検出して発生したパルスをこの遅
延時間遅らせて発光パルスとしてエンコーダ遅延回路６
より出力する。なお、見当マークは一定ピッチで印刷さ
れているので、エンコーダ５で検出した見当マーク２で
なく、これと一定ピッチで印刷されたマーク又は図柄が
テレビカメラ４の位置にきてもよい。
転機の版胴では、版胴１回転で１枚の絵柄を印刷してお
り、この絵柄の中には見当マークも含まれ、同じ絵柄が
同一のピッチで印刷され高速で走行している。ストロボ
３の閃光はこの絵柄が10個ないし20個通過する度に発光
するが、絵柄の内見当マークが印刷された位置にきたと
き発光しないと見当マーク２の静止画像は得られない。
エンコーダ５は版胴と機械的に連動する回転機構に取り
付けてあり、版胴上の見当マーク２の位置を含むパルス
を発生するが、エンコーダ５が見当マーク２の位置を検
出してから見当マークの１つがテレビカメラ４の位置ま
で走行する時間を遅延時間として表し、エンコーダ５が
見当マーク２の位置を検出して発生したパルスをこの遅
延時間遅らせて発光パルスとしてエンコーダ遅延回路６
より出力する。なお、見当マークは一定ピッチで印刷さ
れているので、エンコーダ５で検出した見当マーク２で
なく、これと一定ピッチで印刷されたマーク又は図柄が
テレビカメラ４の位置にきてもよい。
【００２１】ストロボ３はこの発光パルスによって発光
し、テレビカメラ４はこのとき印刷物１の表裏に印刷さ
れた見当マークを撮像する。書込信号発生回路８は図２
で説明したようにこの発光パルスと垂直同期信号から書
込み信号を発生し、画像メモリ９はテレビカメラ４から
の映像信号をこの書込み信号で書き込む。画像表示部10
はこの画像メモリ９の内容を表示することにより、表裏
に印刷された見当マーク２を、ストロボ３側は不鮮明
に、テレビカメラ４側は鮮明な映像として表示する。こ
の両見当マークにズレが生じているときはこのように両
方見えるが、一致している時は一致して一体となった見
当マークが表示される。なお、見当マークの代わりに絵
柄の一部でも、絵柄の全部でもよい。絵柄全部の時は絵
柄の中の基準位置を決めて、その位置を見当マークの代
わりとする。
し、テレビカメラ４はこのとき印刷物１の表裏に印刷さ
れた見当マークを撮像する。書込信号発生回路８は図２
で説明したようにこの発光パルスと垂直同期信号から書
込み信号を発生し、画像メモリ９はテレビカメラ４から
の映像信号をこの書込み信号で書き込む。画像表示部10
はこの画像メモリ９の内容を表示することにより、表裏
に印刷された見当マーク２を、ストロボ３側は不鮮明
に、テレビカメラ４側は鮮明な映像として表示する。こ
の両見当マークにズレが生じているときはこのように両
方見えるが、一致している時は一致して一体となった見
当マークが表示される。なお、見当マークの代わりに絵
柄の一部でも、絵柄の全部でもよい。絵柄全部の時は絵
柄の中の基準位置を決めて、その位置を見当マークの代
わりとする。
【００２２】図３は本発明の第２実施例を示す図であ
る。本実施例は、第１実施例のエンコーダ５の代わりに
見当マーク２を検出する見当マーク検出器12を設け、こ
の見当マーク検出器12が見当マーク２を検出してから、
見当マークの１つがテレビカメラ４の位置まで走行する
時間を遅延時間として、見当マーク検出パルスをこの遅
延時間遅らせて、これを発光パルスとして出力する検出
パルス遅延回路13を特徴体遅延手段として設けたもの
で、他は図１に示す第１実施例と同じである。
る。本実施例は、第１実施例のエンコーダ５の代わりに
見当マーク２を検出する見当マーク検出器12を設け、こ
の見当マーク検出器12が見当マーク２を検出してから、
見当マークの１つがテレビカメラ４の位置まで走行する
時間を遅延時間として、見当マーク検出パルスをこの遅
延時間遅らせて、これを発光パルスとして出力する検出
パルス遅延回路13を特徴体遅延手段として設けたもの
で、他は図１に示す第１実施例と同じである。
【００２３】図４は本発明の第３実施例を示す図であ
る。本実施例および次に述べる第４実施例は、照明装置
14として、印刷物１の走行方向と直角方向に棒状で連続
光を発光する光源を有し、撮像器15には１次元イメージ
センサを撮像素子として用いる。エンコーダ５は図示し
ない版胴の見当マーク２の位置を含むパルスを発生する
が、この見当マーク２の位置を検出した時から、見当マ
ークの１つが撮像器15の位置まで走行する時間を遅延時
間とし、エンコーダ５の発生パルスをエンコーダパルス
遅延回路６でこの遅延時間遅らせた遅延パルスを発生さ
せる。イメージセンサ駆動回路16は撮像器15の１次元イ
メージセンサを駆動する駆動パルスを発生し、書込信号
発生回路８は見当マーク２の位置に対応する遅延パルス
入力以降の駆動パルスを書込み信号として発生し、１次
元イメージセンサからの映像信号を画像メモリ９に書込
ませる。他は第１実施例と同じである。
る。本実施例および次に述べる第４実施例は、照明装置
14として、印刷物１の走行方向と直角方向に棒状で連続
光を発光する光源を有し、撮像器15には１次元イメージ
センサを撮像素子として用いる。エンコーダ５は図示し
ない版胴の見当マーク２の位置を含むパルスを発生する
が、この見当マーク２の位置を検出した時から、見当マ
ークの１つが撮像器15の位置まで走行する時間を遅延時
間とし、エンコーダ５の発生パルスをエンコーダパルス
遅延回路６でこの遅延時間遅らせた遅延パルスを発生さ
せる。イメージセンサ駆動回路16は撮像器15の１次元イ
メージセンサを駆動する駆動パルスを発生し、書込信号
発生回路８は見当マーク２の位置に対応する遅延パルス
入力以降の駆動パルスを書込み信号として発生し、１次
元イメージセンサからの映像信号を画像メモリ９に書込
ませる。他は第１実施例と同じである。
【００２４】図５は版胴17とエンコーダ５、撮像器15、
見当マーク２の関係を示す図である。版胴17が１回転す
ると１絵柄を印刷し、この絵柄の中に見当マーク２が含
まれる。エンコーダ５は版胴17と同軸で回転し、１回転
で1000パルス発生するものとする。図では版胴17の基準
位置とエンコーダ５の最初のパルス発生位置を合わせた
ものとし、このパルス数をカウントすれば、見当マーク
２がどの位置にあるか分かることを説明している。図で
は基準位置をエンコーダで検出してから200 パルス目に
見当マーク2 が１次元イメージセンサに撮像され、400
パルス目で見当マーク２の撮像が終了することを表す。
見当マーク２の関係を示す図である。版胴17が１回転す
ると１絵柄を印刷し、この絵柄の中に見当マーク２が含
まれる。エンコーダ５は版胴17と同軸で回転し、１回転
で1000パルス発生するものとする。図では版胴17の基準
位置とエンコーダ５の最初のパルス発生位置を合わせた
ものとし、このパルス数をカウントすれば、見当マーク
２がどの位置にあるか分かることを説明している。図で
は基準位置をエンコーダで検出してから200 パルス目に
見当マーク2 が１次元イメージセンサに撮像され、400
パルス目で見当マーク２の撮像が終了することを表す。
【００２５】図６は１次元イメージセンサの駆動パルス
ごとの映像信号を示す。200 パルスより見当マーク２が
表れ、400 パルスで終了する様子が示されている。
ごとの映像信号を示す。200 パルスより見当マーク２が
表れ、400 パルスで終了する様子が示されている。
【００２６】図７は図６の映像信号を画面に表示したも
ので、（ａ）〜（ｄ）は各駆動パルス（エンコーダパル
ス）の数と映像との関係を示す。駆動パルスの数を選択
して（ｃ）となるよう画像表示部を調整する。
ので、（ａ）〜（ｄ）は各駆動パルス（エンコーダパル
ス）の数と映像との関係を示す。駆動パルスの数を選択
して（ｃ）となるよう画像表示部を調整する。
【００２７】図８は本発明の第４実施例である。本実施
例は第３実施例のエンコーダ５の代わりに見当マーク検
出器12を設け、検出パルス遅延回路13と、１次元イメー
ジセンサを駆動するイメージセンサ駆動回路16と、画像
メモリ９に書込む書込信号発生回路８を設けたものであ
る。見当マーク検出器12は見当マーク２を検出すると見
当マーク検出パルスを出力する。検出パルス遅延回路13
は見当マーク検出パルスが出力されてから見当マーク２
の１つが撮像器15の位置にくるまでの時間見当マーク検
出パルスを遅延させた遅延パルスを発生する。書込信号
発生回路８は、この遅延パルスの入力以降の駆動パルス
を書込み信号として出力し、画像メモリ９は、この書込
み信号に同期して１次元イメージセンサの映像信号を書
込んでゆく。画像表示部10は画像メモリ９の内容を表示
する。
例は第３実施例のエンコーダ５の代わりに見当マーク検
出器12を設け、検出パルス遅延回路13と、１次元イメー
ジセンサを駆動するイメージセンサ駆動回路16と、画像
メモリ９に書込む書込信号発生回路８を設けたものであ
る。見当マーク検出器12は見当マーク２を検出すると見
当マーク検出パルスを出力する。検出パルス遅延回路13
は見当マーク検出パルスが出力されてから見当マーク２
の１つが撮像器15の位置にくるまでの時間見当マーク検
出パルスを遅延させた遅延パルスを発生する。書込信号
発生回路８は、この遅延パルスの入力以降の駆動パルス
を書込み信号として出力し、画像メモリ９は、この書込
み信号に同期して１次元イメージセンサの映像信号を書
込んでゆく。画像表示部10は画像メモリ９の内容を表示
する。
【００２８】図９は十字以外の見当マーク２の例を示し
たものである。なお、十字マークについては実開昭63-5
6629号公報に記載されている。矢印は印刷物の走行方向
を示す。（ａ）は２等辺直角三角形であり、黄、赤、
青、黒の４色の見当マークを示し、各色別の見当マーク
を表裏に印刷し、各色のずれ（表面，裏面それぞれの色
のずれ及び表裏間のずれ）を検出する。（ｂ）は「ハ」
の字形のものである。（ｃ）は特開昭58-20457号公報記
載のもの、（ｄ）は公表特許公報昭62-502601 号記載の
ものである。これらいずれの見当マークに対しても本発
明は適用できる。
たものである。なお、十字マークについては実開昭63-5
6629号公報に記載されている。矢印は印刷物の走行方向
を示す。（ａ）は２等辺直角三角形であり、黄、赤、
青、黒の４色の見当マークを示し、各色別の見当マーク
を表裏に印刷し、各色のずれ（表面，裏面それぞれの色
のずれ及び表裏間のずれ）を検出する。（ｂ）は「ハ」
の字形のものである。（ｃ）は特開昭58-20457号公報記
載のもの、（ｄ）は公表特許公報昭62-502601 号記載の
ものである。これらいずれの見当マークに対しても本発
明は適用できる。
【００２９】図10は図９の（ａ）に示した各色別の見当
マーク２の表面と裏面のズレを検出する説明図である。
実線が表面（撮像側）の見当マーク、破線が裏面（光源
側）の見当マークを示す。（ａ）は表裏の各色の見当マ
ークが一致している場合を示し、（ｂ）は裏面の青の見
当マーク２が図上で右上にズレた状態を示す。（ｃ）は
表面の赤が図上で左下にズレた状態を示す。このように
表裏の色別見当マーク２のズレも監視できる。
マーク２の表面と裏面のズレを検出する説明図である。
実線が表面（撮像側）の見当マーク、破線が裏面（光源
側）の見当マークを示す。（ａ）は表裏の各色の見当マ
ークが一致している場合を示し、（ｂ）は裏面の青の見
当マーク２が図上で右上にズレた状態を示す。（ｃ）は
表面の赤が図上で左下にズレた状態を示す。このように
表裏の色別見当マーク２のズレも監視できる。
【００３０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、印刷物の両面を透過により同時に監視しているので
両面に閃光器やテレビカメラをそれぞれ設ける場合に比
べ、光学的、機械的、電気的な要因によるズレが発生せ
ず表裏の見当マークを正確に検出することができる。ま
たテレビカメラ、検出装置、光学系および電子回路につ
いても１系統なので安価なシステムを構成することがで
きる。
は、印刷物の両面を透過により同時に監視しているので
両面に閃光器やテレビカメラをそれぞれ設ける場合に比
べ、光学的、機械的、電気的な要因によるズレが発生せ
ず表裏の見当マークを正確に検出することができる。ま
たテレビカメラ、検出装置、光学系および電子回路につ
いても１系統なので安価なシステムを構成することがで
きる。
【図１】第１実施例の構成を示すブロック図である。
【図２】書込信号発生回路の構成と動作を示す図であ
る。
る。
【図３】第２実施例の構成を示すブロック図である。
【図４】第３実施例の構成を示すブロック図である。
【図５】エンコーダパルスと見当マークとの関係を示す
図である。
図である。
【図６】１次元イメージセンサの映像信号とエンコーダ
パルスとの関係を示す図である。
パルスとの関係を示す図である。
【図７】図６に示す映像信号と画面表示との関係を示す
図である。
図である。
【図８】第４実施例の構成を示すブロック図である。
【図９】見当マークの具体例を示す図である。
【図１０】表裏の色別見当マークのズレを説明する図で
ある。
ある。
１ 印刷物 ２ 見当マーク ３ ストロボ ４ テレビカメラ ５ エンコーダ ６ エンコーダパルス遅延回路 ７ 同期信号発生回路 ８ 書込信号発生回路 ９ 画像メモリ 10 画像表示部 12 見当マーク検出器 13 検出パルス遅延回路 14 照明装置 15 撮像器 16 イメージセンサ駆動回路 17 版胴
Claims (4)
- 【請求項１】 両面のほぼ同位置に所定の間隔で印刷さ
れた特徴体を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特
徴体を撮像する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮
像手段と対向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像
手段に同期信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃
光発光手段の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号よ
り書込み信号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像
手段の映像信号を前記書込み信号により書込む画像メモ
リと、この画像メモリの映像信号を表示する画像表示部
とを備え、前記閃光発光手段が、前記印刷物を印刷する
版胴またはこの版胴と同期して回転する回転体の所定の
回転位置を検出すると回転位置信号を出力する回転位置
検出手段と、この回転位置信号を所定時間遅延させた回
転位置遅延信号を発生する回転位置遅延手段を有し、こ
の回転位置遅延信号を前記発光信号として閃光を発光す
るようにしたことを特徴とする両面印刷物の監視装置。 - 【請求項２】 両面のほぼ同位置に所定の間隔で印刷さ
れた特徴体を有し所定の速度で走行する印刷物の前記特
徴体を撮像する撮像手段と、前記印刷物を挟んで前記撮
像手段と対向して設けられた閃光発光手段と、前記撮像
手段に同期信号を出力する同期信号発生手段と、前記閃
光発光手段の発光信号と前記同期信号の垂直同期信号よ
り書込み信号を出力する書込信号発生回路と、前記撮像
手段の映像信号を前記書込み信号により書込む画像メモ
リと、この画像メモリの映像信号を表示する画像表示部
とを備え、前記閃光発光手段が、特徴体を検出すると特
徴体検出信号を出力する特徴体検出手段と、この特徴体
検出信号を所定時間遅延させた特徴体遅延信号を発生す
る特徴体遅延手段を有し、この特徴体遅延信号を前記発
光信号として閃光を発光するようにしたことを特徴とす
る両面印刷物の監視装置。 - 【請求項３】 両面のほぼ同じ位置に所定の間隔で印刷
された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物の前
記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する撮像
手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向して設
けられた照明手段と、前記１次元イメージセンサを駆動
する駆動パルスを出力するイメージセンサ駆動回路と、
前記印刷物の特徴体の位置を表すパルスを含んで前記印
刷物の走行距離に応じた数のエンコーダパルスを発生す
るエンコーダと、このエンコーダの出力を特徴体の位置
を表すパルスの発生時から特徴体の１つが前記撮像手段
の位置まで走行する時間遅らせた遅延パルスを発生する
エンコーダパルス遅延手段と、特徴体の位置に対応する
遅延パルスの入力以降の前記駆動パルスを書込み信号と
して出力する書込信号発生回路と、前記１次元イメージ
センサの映像信号を前記書込み信号に同期して書込む画
像メモリと、この画像メモリの映像信号を表示する画像
表示部とを備えたことを特徴とする両面印刷物の監視装
置。 - 【請求項４】 両面のほぼ同じ位置に所定の間隔で印刷
された特徴体を有し、所定の速度で走行する印刷物の前
記特徴体を撮像する１次元イメージセンサを有する撮像
手段と、前記印刷物を挟んで前記撮像手段と対向して設
けられた照明手段と、前記印刷物の特徴体を検出し特徴
体検出信号を出力する特徴体検出手段と、前記１次元イ
メージセンサを駆動する駆動パルスを出力するイメージ
センサ駆動回路と、前記特徴体検出手段が特徴体を検出
してからこの特徴体の１つが前記撮像手段の位置にくる
までの時間前記特徴体検出信号を遅らせた遅延パルスを
出力する検出パルス遅延回路と、この遅延パルス入力以
降の前記駆動パルスを書込み信号として出力する書込信
号発生回路と、前記１次元イメージセンサの映像信号を
前記書込み信号に同期して書込む画像メモリと、この画
像メモリの映像信号を表示する画像表示部とを備えたこ
とを特徴とする両面印刷物の監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184183A JP2884924B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 両面印刷物の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184183A JP2884924B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 両面印刷物の監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623969A JPH0623969A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2884924B2 true JP2884924B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16148816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184183A Expired - Fee Related JP2884924B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 両面印刷物の監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884924B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100462793B1 (ko) * | 2002-05-15 | 2004-12-17 | 세크론 주식회사 | 스크린 프린터에서의 패턴 얼라인을 위한 자재 세팅장치및 그 방법 |
| CN103029429B (zh) * | 2011-09-30 | 2015-11-25 | 北大方正集团有限公司 | 印刷系统及其色标控制方法 |
| JP2019117104A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社マイクロ・テクニカ | 検査装置 |
| CN114654882B (zh) * | 2022-03-30 | 2024-02-13 | 上海紫泉标签有限公司 | 一种黑白膜印刷的横向套准方法 |
| JP2024083920A (ja) * | 2022-12-12 | 2024-06-24 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 表裏見当ズレ評価方法および評価装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59200927A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | Nippon Univac Supply Kk | カラ−印刷監視装置 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4184183A patent/JP2884924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623969A (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |