JPH07159339A - 印刷物の欠点画像検出装置 - Google Patents

印刷物の欠点画像検出装置

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JPH07159339A
JPH07159339A JP5311383A JP31138393A JPH07159339A JP H07159339 A JPH07159339 A JP H07159339A JP 5311383 A JP5311383 A JP 5311383A JP 31138393 A JP31138393 A JP 31138393A JP H07159339 A JPH07159339 A JP H07159339A
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JP
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image
defect
signal
printed matter
label
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Application number
JP5311383A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Matsumoto
保 松本
Yozo Nakamura
洋三 中村
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Nireco Corp
Original Assignee
Nireco Corp
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Publication date
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続して欠点画像が発生した場合もこれらを
追跡して検討できるようにする。 【構成】 版胴1の下流に一次元カメラ4、ラベラ5、
テレビカメラ6を所定の距離をおいて設け、版胴1の回
転位置をエンコーダ3で検出し、エンコーダ3のパルス
に同期して一次元カメラ4で印刷物2を走査してゆき、
この画像信号より欠点検出部10は印刷物2の欠点画像
を検出する。この欠点画像の通過に合わせてラベラ5に
ラベル貼信号が出力され、遅延回路11からテレビカメ
ラ6のストロボ7に作動信号が出力され、ラベルカウン
タ13はラベル貼信号を計数しラベル番号を出力する。
テレビカメラ6の撮像した欠点画像を画像静止用メモリ
16に一旦格納し、画像格納用メモリ17に蓄積し、制
御部15により各メモリ16、17の欠点画像を対応す
るラベル番号と共にテレビモニタ19に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続して検出された複
数の欠点を有する画像データを蓄積し、表示することの
できる印刷物の欠点画像検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速で走行中の印刷物にストロボスコー
プなどの瞬間的閃光照明を照射し、それによって得られ
る瞬間像をテレビジョンカメラの撮像面に蓄積し、その
一走査分の撮像信号を記憶装置に記憶させて、記憶装置
から逐次読み出しながらテレビモニタなどの表示装置に
表示することにより、印刷物の画像を静止画像として監
視する方法は従来行われている。特開昭54−1389
54号、特開平4−71771号にはこれらの技術が開
示されている。
【0003】また、走行する印刷物の欠点を検出する装
置も従来から提案されており、特開昭63−13525
2号などに開示されている。このような走行する印刷物
の欠点を検出する装置による欠点検出の結果を処理し、
印刷物を静止画像化して監視する装置に欠点の位置情報
を与えて、この欠点を追跡して表示させるようにした組
み合わせも従来から実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
装置では、連続して複数の欠点が検出された場合、最初
に表示された欠点の原因を画面を見ながら検討している
最中に、次の欠点が発生するとその画面に切り替わって
しまうという問題点があった。本発明は上述の問題点に
鑑みてなされたもので、連続して複数の欠点が検出され
た場合欠点画像を記憶し、欠点位置にラベルを貼ると共
にラベルと対応してこれらの欠点画像を再現できるよう
にした印刷物の欠点画像検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、版胴の回転位置を検出するエンコーダと、版胴によ
り印刷されて走行する印刷物を前記エンコーダのパルス
に同期して撮像する一次元撮像部と、この一次元撮像部
より印刷物の下流側距離aの位置に設けられ印刷物にラ
ベルを貼るラベラと、前記一次元撮像部より印刷物の下
流側距離bの位置に設けられ印刷物を撮像する二次元撮
像部と、前記一次元撮像部の画像信号より印刷物の欠点
を検出して欠点検出パルスを出力する欠点検出部と、こ
の欠点検出パルスとエンコーダのパルスを入力し、欠点
検出パルス入力時より前記距離aに対応したエンコーダ
のパルス数経過後、前記ラベラへラベル貼信号を出力す
るラベル信号発生部と、前記欠点検出パルスとエンコー
ダのパルスを入力し、欠点検出パルス入力時より前記距
離bに対応したエンコーダのパルス数経過後前記二次元
撮像部へ撮像信号を出力する撮像信号発生部と、前記ラ
ベル貼信号を計数するラベルカウンタと、前記二次元撮
像部の画像信号を格納する画像静止用メモリと、この画
像静止用メモリのデータを格納する画像格納用メモリ
と、前記画像静止用メモリまたは前記画像格納用メモリ
のデータを表示する表示部と、前記ラベルカウンタの計
数値を前記画像信号と対応して記憶し、前記画像静止用
メモリまたは前記画像格納用メモリに格納された画像信
号を対応するラベルカウンタの計数値と共に前記表示部
に表示する制御部とを備えたものである。
【0006】また、前記エンコーダのパルスを計数して
印刷物の走行距離を計数する走行距離カウンタを設け、
前記制御部で走行距離の計数値を前記画像信号と対応し
て記憶し、前記画像静止用メモリまたは前記画像格納用
メモリに格納された画像信号を前記表示部に表示する
際、これに対応する走行距離の計数値を共に表示するよ
うにしたものである。
【0007】また、前記欠点検出部は前記一次元撮像部
の欠点を撮像した一次元撮像素子の位置から印刷物の幅
方向の欠点位置を算出する座標測定回路を有し、前記二
次元撮像部は印刷物の幅方向に移動する横移動機構を有
し、前記座標測定回路より出力された欠点位置に前記二
次元撮像部を横移動させる移動機構駆動回路を備えたも
のである。
【0008】
【作用】版胴の回転に同期させて走行する印刷物を一次
元撮像部で撮像する。欠点検出部はこの一次元撮像部の
画像信号を正常な画像信号と比較し、変化していれば欠
点であるとして欠点検出パルスを発生する。エンコーダ
のパルスは版胴の回転位置を表し、印刷物は版胴の回転
により印刷されてゆくので、エンコーダのパルス数の積
算値は印刷物の長さを表す。一次元撮像部とラベラの距
離aはパルス数により表すことができるので、ラベル信
号発生部は欠点検出パルス入力後、距離aに対応するエ
ンコーダのパルス数経過後、ラベラへラベル貼信号を出
力すれば印刷物の欠点位置にラベルを貼ることができ
る。同様に撮像信号発生部は欠点検出パルス入力後、一
次元撮像部と二次元撮像部の距離bに対応するパルス数
経過後、二次元撮像部へ撮像信号を出力することにより
欠点画像を二次元撮像部で撮像することができる。
【0009】二次元撮像部は欠点検出パルス毎に欠点画
像を撮像し、画像静止用メモリに格納する。この画像静
止用メモリのデータを画像格納用メモリに格納してゆく
ことにより、連続して発生する欠点画像を全て記憶する
ことができる。ラベラはラベル貼信号を受信するとラベ
ルを欠点が検出された印刷位置に貼る。ラベルカウンタ
はラベル貼信号の回数を計数するので、この計数値は貼
ったラベルの数と対応できる。制御部は画像静止用メモ
リまたは画像格納用メモリのデータを表示部へ表示する
際、表示される画像に対応するラベルカウンタの計数値
を共に表示する。これにより、欠点画像をラベルカウン
タの計数値をキーとして表示部に呼び出して検討した
り、また欠点画像として表示される印刷物の該当個所を
貼られたラベルを追跡することにより容易に見出すこと
ができる。
【0010】エンコーダのパルスの積算値は版胴の回転
量を表すので版胴によって印刷された印刷物の先端が版
胴から走行した距離に比例した値を表す。欠点検出パル
スが出力されたときのエンコーダパルスの積算値は、欠
点印刷位置が一次元撮像部を通過した時の印刷物の先端
と版胴との長さを表す。版胴と一次元撮像部の距離は一
定なので、この距離を印刷物先端の走行距離から差し引
くことにより、欠点検出パルス出力時のエンコーダパル
スの積算値に基づき印刷物先端から欠点印刷位置までの
距離を算出することができる。また、欠点検出パルス間
のエンコーダパルスの積算値を求めれば、欠点印刷間の
距離を算出することができる。走行距離カウンタはこの
ような演算を行うことにより、エンコーダパルスの積算
値から欠点印刷位置を算出し、この距離を対応する欠点
画像を表示部に表示するとき、ラベルカウンタの計数値
と共に表示する。これにより欠点印刷の位置を特定する
ことができる。
【0011】一次元撮像部は印刷物の幅方向に一次元撮
像素子を配置して撮像してゆくものであり、印刷物の幅
を一次元撮像素子の数で分割し、各撮像素子の分担する
幅方向の長さが決められている。これにより、欠点を検
出した撮像素子の位置から、欠点の幅方向の位置がわか
る。座標測定回路からこの幅方向の欠点位置が出力され
る。移動機構駆動回路はこの欠点の位置まで二次元撮像
部を移動させる信号を出力し、横移動機構はこの信号に
より、二次元撮像部を欠点の位置まで移動させる。この
ように欠点の位置まで二次元撮像部を移動させることに
より、欠点を画像を拡大するなどの手段により明確に撮
像した欠点画像が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。版胴1によって印刷された印刷物2は高速で、矢
印方向に走行する。版胴1の回転軸または回転軸と歯車
を介してエンコーダ3が取り付けられ、版胴1の回転位
置をパルスとして出力する。版胴1の回転軸から一定距
離下流に一次元撮像カメラ4が設けられている。一次元
カメラ4は印刷物2をレンズにより一次元撮像素子上に
結像する。各撮像素子はクロック信号に応じて一方の端
より順次動作し、結像を電気信号に変換してゆく。この
ようにして印刷物2の幅方向を一方の端から他方の端ま
で走査することにより一次元画像データが得られる。一
次元撮像素子の構成素子数には限りがあり、また撮影レ
ンズの光学歪みなどの影響を避けるため、幅の広い印刷
物2の場合は、複数の一次元カメラ4を並べ印刷物2の
全幅をカバーする。一次元カメラ4は広い視野の全体を
幅方向に1走査でカバーし、印刷物2の走行方向には幅
方向の走査を連続して繰り返すことにより全エリアの走
査を行うことができる。一次元撮像素子としては光導電
セル、フォトダイオード、フォトトランジスタ、CCD
イメージセンサなどのラインイメージセンサが用いられ
る。
【0013】一次元カメラ4より下流の距離aの位置に
印刷物2の縁にラベルを貼るラベラ5が設けられ、欠点
印刷の位置にラベルを貼り、欠点位置を明示する。一次
元カメラ4より下流の距離bの位置にテレビカメラ6を
設ける。テレビカメラ6には二次元CCDイメージセン
サなどの二次元撮像素子が用いられる。テレビカメラ6
にはストロボ7が取り付けられ、撮影エリアに閃光を照
射する。テレビカメラ6とストロボ7は印刷物2の幅方
向に移動する横移動機構8によって支持され、欠点の真
上より欠点の画像を撮影する。テレビカメラ6を用いる
ことにより欠点の画像を狭い視野で拡大して観察するこ
とができる。9は欠点の位置を表し、縁端よりの距離X
で表す。横移動機構8は距離Xの位置にテレビカメラ6
がくるよう移動する。
【0014】欠点検出部10は一次元カメラ4の画像信
号dから画像の欠点9を検出する。一次元カメラ4の走
査速度を印刷物2の走行速度に対応して制御するため、
版胴1の回転をエンコーダ3により取り出し、走行速度
に比例した周波数のパルスを得て同期信号を作成し一次
元カメラ4に加える。欠点を検出すると、欠点検出パル
スgとして出力すると共に欠点9の位置Xを表す位置デ
ータ信号hを出力し、さらに、欠点9がラベラ5の位置
を通過するタイミングをラベル貼信号fとして出力す
る。欠点検出部10の詳細については後述する。
【0015】遅延回路11は欠点検出パルスgを一次元
カメラ4とテレビカメラ6の距離bに相当するエンコー
ダ3のパルス数分遅延させ、欠点9のある印刷物2がテ
レビカメラ6の位置に走行してきたときストロボ7を閃
光させる撮像信号(遅延パルスi)を出力する。遅延回
路11は撮像信号発生部に該当する。
【0016】移動機構駆動回路12は欠点9の位置デー
タ信号hを入力して横移動機構8を欠点9の位置Xに移
動させる駆動信号を出力する。ラベルカウンタ13はラ
ベル貼信号fの回数を計数し、これをラベル番号jとし
て出力する。ラベル貼信号fはラベラ5に対してラベル
を印刷物2の欠点9が生じた位置に貼らせる信号である
が、ラベラ5はラベル貼信号fの発生順に番号を記載し
たラベルを貼るようにしておき、この番号をラベル番号
とすると、ラベル貼信号fの計数値と一致する。なお、
同一のラベルを貼る場合は、ラベル番号は、何番目のラ
ベルかを表す。
【0017】走行距離カウンタ14は版胴1の印刷開始
から欠点9が検出された位置までの印刷物2の長さ、つ
まり、一次元カメラの下を走行して行った印刷物2の長
さを算出する。版胴1の1回転当たりエンコーダ3がN
パルス発生するとすれば、版胴1の直径をDとすると1
パルス当たりの走行距離はπD/Nで表される。これに
よりエンコーダ3のパルス数を計数すれば、版胴1と印
刷開始した印刷物2の先端との距離を計算できる。版胴
1と一次元カメラとの距離は既知なのでこの値を差し引
けば、欠点9の位置から印刷物2の先端までの長さは算
出できる。なお、欠点検出パルスgを検出するごとにリ
セットすれば欠点9と欠点9との距離を算出することが
できる。この印刷物2の先端から欠点9まで距離、また
は欠点9間の距離を走行距離信号kとして出力する。
【0018】画像静止用メモリ16はストロボ7の照射
によりテレビカメラ6が撮像した欠点画像を格納する。
画像格納用メモリ17は画像静止用メモリ16が記憶し
た欠点画像を格納し、次の欠点画像を画像静止用メモリ
16が記憶できるようにする。記憶媒体18は磁気ディ
スクや光ディスクなどよりなり、画像格納用メモリ17
に格納された欠点画像を格納する。テレビモニタ19は
画像静止用メモリ16、画像格納用メモリ17の内容を
表示し、プリンタ20は画像格納用メモリ17の内容を
ハードコピーとして出力する。
【0019】制御部15は計算機よりなり、テレビカメ
ラ6が撮像した欠点画像の画像静止用メモリへの格納、
画像静止用メモリ16から画像格納用メモリ17への転
送、画像格納用メモリ17と記憶媒体18とのデータの
転送、画像静止用メモリ16や画像格納用メモリ17の
内容をテレビモニタ19へ表示したり、画像格納用メモ
リ17の内容をプリンタ20で印刷するなどの処理の管
理を行う。また、ラベルカウンタ13のラベル信号jや
走行距離カウンタ14の走行距離信号kを欠点画像と対
応させて記憶しておき、テレビモニタ19に欠点画像を
表示する際ラベル番号と走行距離を一緒に表示する。ま
たプリンタ20で欠点画像を印刷する場合も一緒に印刷
する。
【0020】図2は欠点画像とラベル番号、走行距離を
テレビモニタ19に表示した例を示す。欠点として縦線
が入った欠点画像は印刷開始後1230mのところにあ
り、35番目のラベルに対応していることを示してい
る。走行距離カウンタ14が欠点間の距離を計数してい
る場合は、1230mは欠点間の距離を表す。
【0021】図3は欠点検出部10の構成を示すブロッ
ク図である。同期信号発生回路101は版胴1の回転速
度をエンコーダ3から取り出し印刷物2の走行速度に比
例した周波数のパルスを得て、同期信号を発生し、一次
元カメラ4の走査速度や画像信号処理のタイミングをと
る。A/D変換器102は画像信号のアナログデータを
ディジタル信号に変換し、基準画像メモリ103は正常
な画像信号を基準画像として記憶しておく。比較回路1
04は一次元カメラ4の撮像した画像信号を基準画像と
比較して欠点画像gを検出する。座標測定回路105は
比較回路104より欠点画素の検出を示す欠点検出パル
スを入力すると、その画素に対応する一次元イメージセ
ンサ素子の位置から、図1に示す欠点位置Xの座標デー
タhを算出する。遅延回路106は欠点検出パルスを印
刷物2がラベラ5の位置まで距離aを走行する時間だけ
遅延させラベル貼信号fとして出力する。
【0022】図4は座標測定回路105の構成と動作を
示す図である。一次元カメラ4の一次元イメージセンサ
の各素子は入力するクロックによって順次作動し、同期
信号の周期で全ての撮像素子が1回作動する。カウンタ
は入力するクロックを計数してゆくが、この計数値がX
方向のアドレスデータとなる。カウンタは同期信号によ
りリセットされる。欠点検出パルスが入力するとその時
のX方向アドレスデータをラッチする。このラッチデー
タが欠点位置Xを表す。
【0023】図5は図3の遅延回路106の構成と動作
を示す図である。欠点検出パルスを入力すると、カウン
タはエンコーダ3のパルスを計数する。エンコーダ3の
パルス数は印刷物2の走行距離を表しており、一次元カ
メラ4とラベラ5との距離aに相当するパルス数(遅延
量)をコンパレータに記憶させておき、カウンタの計数
値がこのパルス数となったときラベル貼信号fを出力す
る。
【0024】図6は欠点検出パルスからラベル貼信号の
発生、テレビカメラ6の画像信号の記憶までを表すタイ
ミングチャートである。欠点検出パルスが図3に示す比
較回路104より出力されると、図3で説明したよう
に、遅延回路106から、一次元カメラ4とラベラ5の
距離aに相当するエンコーダ3のパルス数計数後、ラベ
ル貼信号fが出力される。また、図1に示す遅延回路1
1において、一次元カメラ4とテレビカメラ6との距離
bに相当するエンコーダ3のパルス数計数後、遅延パル
スiがストロボ7に出力され、フラッシュ発光する。テ
レビカメラ6はフラッシュ発光後内蔵する同期信号発生
回路の最初の垂直同期信号により、欠点画像を1画面に
つき1フレームすなわち2フィールドとして出力する。
画像静止用メモリ16は上述の最初の垂直同期信号によ
り欠点画像の読み込みを開始する。走行距離カウンタ1
4は欠点検出パルスgを入力するごとにリセットし、欠
点検出パルスg間のエンコーダ3のパルスを計数して、
欠点間の印刷物2の距離を走行距離データkとして出力
する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、印刷物の欠点を検出すると、その欠点画像を記憶す
ると共に欠点位置にラベルを貼り、欠点画像を表示する
際対応するラベル番号を表示するので、検出された複数
の欠点画像を表示することができ、また印刷が終了した
際、当該印刷物中の欠点をまとめて画像で見ることがで
きる。またラベル番号を欠点画像と共に表示することに
より、印刷物の欠点位置の追跡が容易にできる。またラ
ベル番号に加えて、印刷開始からの距離や欠点印刷間の
距離も表示することにより欠点位置の追跡がさらに容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】欠点画像の表示例を示す図である。
【図3】欠点検出部の構成を示すブロック図である。
【図4】座標測定回路の構成と動作を示す図である。
【図5】ラベル貼信号発生用遅延回路の構成と動作を示
す図である。
【図6】欠点検出パルスに基づき、ラベル貼信号発生、
ストロボを閃光させる遅延信号発生、欠点画像信号出
力、欠点画像読み込み、欠点印刷間距離計測を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 版胴 2 印刷物 3 エンコーダ 4 一次元カメラ 5 ラベラ 6 テレビカメラ 7 ストロボ 8 横移動機構 9 欠点 10 欠点検出部 11 遅延回路 12 移動機構駆動回路 13 ラベルカウンタ 14 走行距離カウンタ 15 制御部 16 画像静止用メモリ 17 画像格納用メモリ 18 記憶媒体 19 テレビモニタ 20 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴の回転位置を検出するエンコーダ
    と、版胴により印刷されて走行する印刷物を前記エンコ
    ーダのパルスに同期して撮像する一次元撮像部と、この
    一次元撮像部より印刷物の下流側距離aの位置に設けら
    れ印刷物にラベルを貼るラベラと、前記一次元撮像部よ
    り印刷物の下流側距離bの位置に設けられ印刷物を撮像
    する二次元撮像部と、前記一次元撮像部の画像信号より
    印刷物の欠点を検出して欠点検出パルスを出力する欠点
    検出部と、この欠点検出パルスとエンコーダのパルスを
    入力し、欠点検出パルス入力時より前記距離aに対応し
    たエンコーダのパルス数経過後、前記ラベラへラベル貼
    信号を出力するラベル信号発生部と、前記欠点検出パル
    スとエンコーダのパルスを入力し、欠点検出パルス入力
    時より前記距離bに対応したエンコーダのパルス数経過
    後前記二次元撮像部へ撮像信号を出力する撮像信号発生
    部と、前記ラベル貼信号を計数するラベルカウンタと、
    前記二次元撮像部の画像信号を格納する画像静止用メモ
    リと、この画像静止用メモリのデータを格納する画像格
    納用メモリと、前記画像静止用メモリまたは前記画像格
    納用メモリのデータを表示する表示部と、前記ラベルカ
    ウンタの計数値を前記画像信号と対応して記憶し、前記
    画像静止用メモリまたは前記画像格納用メモリに格納さ
    れた画像信号を対応するラベルカウンタの計数値と共に
    前記表示部に表示する制御部とを備えたことを特徴とす
    る印刷物の欠点画像検出装置。
  2. 【請求項2】 前記エンコーダのパルスを計数して印刷
    物の走行距離を計数する走行距離カウンタを設け、前記
    制御部で走行距離の計数値を前記画像信号と対応して記
    憶し、前記画像静止用メモリまたは前記画像格納用メモ
    リに格納された画像信号を前記表示部に表示する際、こ
    れに対応する走行距離の計数値を共に表示するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の印刷物の欠点画像検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記欠点検出部は前記一次元撮像部の欠
    点を撮像した一次元撮像素子の位置から印刷物の幅方向
    の欠点位置を算出する座標測定回路を有し、前記二次元
    撮像部は印刷物の幅方向に移動する横移動機構を有し、
    前記座標測定回路より出力された欠点位置に前記二次元
    撮像部を横移動させる移動機構駆動回路を備えたことを
    特徴とする請求項1または2記載の印刷物の欠点画像検
    出装置。
JP5311383A 1993-12-13 1993-12-13 印刷物の欠点画像検出装置 Pending JPH07159339A (ja)

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