JP2884815B2 - 効率的な映像分析処理メモリシステム - Google Patents
効率的な映像分析処理メモリシステムInfo
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- JP2884815B2 JP2884815B2 JP3099115A JP9911591A JP2884815B2 JP 2884815 B2 JP2884815 B2 JP 2884815B2 JP 3099115 A JP3099115 A JP 3099115A JP 9911591 A JP9911591 A JP 9911591A JP 2884815 B2 JP2884815 B2 JP 2884815B2
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- Image Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元映像点(画素)
などに対するデーターを複数メモリモジュー−ルに貯蔵
し、入力条件に依って画像データーを分析処理する時に
これをブロック、行、列単位で定義し、この定義された
データーと関連してメモリアドレスを計算処理し、画像
の映像点などを同時に接近させる映像分析処理システム
と関連されたものとして、これは特に上記同時近接の類
型がブロック(bl;block)、行(hs),列
(vs)単位だけでなく、対角線(fd)、逆対角線
(bd)、八方[例えば、北(n;north)、北東
(ne;north−east)、東(e;eas
t)、南東(se;south−east)、南(so
uth)、南西(sw;south−west)、西
(west)、北西(nw;north−west)]
単位で定義し、八方向内の映像点などと、任意の角度内
の線分点などとをメモリアドレス計算などで同時に接近
させる技術的手段を提供することで、このようなシステ
ムの映像処理の迅速性と高効率(例えば、信号処理フィ
ルター、文字認識、直線抽出などで)を保障可能にした
映像分析処理システムに関する。
などに対するデーターを複数メモリモジュー−ルに貯蔵
し、入力条件に依って画像データーを分析処理する時に
これをブロック、行、列単位で定義し、この定義された
データーと関連してメモリアドレスを計算処理し、画像
の映像点などを同時に接近させる映像分析処理システム
と関連されたものとして、これは特に上記同時近接の類
型がブロック(bl;block)、行(hs),列
(vs)単位だけでなく、対角線(fd)、逆対角線
(bd)、八方[例えば、北(n;north)、北東
(ne;north−east)、東(e;eas
t)、南東(se;south−east)、南(so
uth)、南西(sw;south−west)、西
(west)、北西(nw;north−west)]
単位で定義し、八方向内の映像点などと、任意の角度内
の線分点などとをメモリアドレス計算などで同時に接近
させる技術的手段を提供することで、このようなシステ
ムの映像処理の迅速性と高効率(例えば、信号処理フィ
ルター、文字認識、直線抽出などで)を保障可能にした
映像分析処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にTVカメラや映像信号源にて入
力されたアナログ情報は、ディジタル処理されるために
ADコンバータを経由して映像点などまたは画素情報と
して複数のメモリモジュールに貯蔵されるか、又はコン
ピューターモニターなどの画像情報として処理しその画
像表出を行うようになっている。また、上記画像に関連
された映像はその明度や色相などの情報と対応された定
数の集合として映像点に対する二次元マトリクスにて現
すことが普通である。上記のような処理されるための映
像データーは多くの映像点などに包含されているため、
特別なメモリシステムでその全体的な呼出し時間などを
減少させることが要求されるし、このような理由で、提
案された先行技術では二次元配列の映像に対するブロッ
ク(bl)、列(vs)、或いは行(hs)単位の資料
データを算出し一括処理するいくつかの手段が知られて
いる。
力されたアナログ情報は、ディジタル処理されるために
ADコンバータを経由して映像点などまたは画素情報と
して複数のメモリモジュールに貯蔵されるか、又はコン
ピューターモニターなどの画像情報として処理しその画
像表出を行うようになっている。また、上記画像に関連
された映像はその明度や色相などの情報と対応された定
数の集合として映像点に対する二次元マトリクスにて現
すことが普通である。上記のような処理されるための映
像データーは多くの映像点などに包含されているため、
特別なメモリシステムでその全体的な呼出し時間などを
減少させることが要求されるし、このような理由で、提
案された先行技術では二次元配列の映像に対するブロッ
ク(bl)、列(vs)、或いは行(hs)単位の資料
データを算出し一括処理するいくつかの手段が知られて
いる。
【0003】この中において、特に本発明の主旨と密接
な技術としては、米国IEEE Trans.Comp
ut.Vol.C−27,pp.117-125 ,Feb.19
78より発表された、ディー.シー.バンブリス(D.
C.Van Vooris)とティー.エッチ.モリン
(T.H.Morrin)の”映像処理をするためのメ
モリシステム”が紹介されている。また、このような技
術をより効率的に改善するための方式が本出願人によっ
て、1986年先に特許出願されて公開された”映像処
理用メモリシステム”(大韓民国 公開特許番号 第8
8−8631)によって知られているし、ここにはその
映像分析のためにメモリシステムがアドレス計算回路、
アドレス移動回路、メモリモジュール選択回路、(pq
+1)個のメモリモジュールを含む構成として映像点な
どに対する記憶データーをブロック、行、列にのみ効率
的かつ迅速に計算処理する手段として現されていた。
な技術としては、米国IEEE Trans.Comp
ut.Vol.C−27,pp.117-125 ,Feb.19
78より発表された、ディー.シー.バンブリス(D.
C.Van Vooris)とティー.エッチ.モリン
(T.H.Morrin)の”映像処理をするためのメ
モリシステム”が紹介されている。また、このような技
術をより効率的に改善するための方式が本出願人によっ
て、1986年先に特許出願されて公開された”映像処
理用メモリシステム”(大韓民国 公開特許番号 第8
8−8631)によって知られているし、ここにはその
映像分析のためにメモリシステムがアドレス計算回路、
アドレス移動回路、メモリモジュール選択回路、(pq
+1)個のメモリモジュールを含む構成として映像点な
どに対する記憶データーをブロック、行、列にのみ効率
的かつ迅速に計算処理する手段として現されていた。
【0004】しかし、これは単にブロック、行、列から
なる要所の3個の条件で定義された内容により、アドレ
ス計算によった画像データーの同時接近が成り立つよう
に設計されているため、その制御手段の複雑性を惹起し
ながらその効率性が未だに改善なされる問題点として残
っている。
なる要所の3個の条件で定義された内容により、アドレ
ス計算によった画像データーの同時接近が成り立つよう
に設計されているため、その制御手段の複雑性を惹起し
ながらその効率性が未だに改善なされる問題点として残
っている。
【0005】一般に上記技術では、映像点データーの処
理のためのアドレス計算回路は全体論理、行論理、列論
理又はpq個の加算器のみによって具現されているし、
その全体論理から左側上端のアドレスとしてα(i,
j)を計算し、行と列との論理ではα(i,j)と余り
アドレスなどとの差異を計算した後、pq個の加算器で
加算することによってpq個のアドレスを同時に計算す
るように処理されているが、これは、ブロックと行との
為にする加算として1回、列との為にする加算としては
2回必要になるため、このような不一致がシステム制御
を複雑にして処理速度を遅くするという避けられない問
題点を生じていた。
理のためのアドレス計算回路は全体論理、行論理、列論
理又はpq個の加算器のみによって具現されているし、
その全体論理から左側上端のアドレスとしてα(i,
j)を計算し、行と列との論理ではα(i,j)と余り
アドレスなどとの差異を計算した後、pq個の加算器で
加算することによってpq個のアドレスを同時に計算す
るように処理されているが、これは、ブロックと行との
為にする加算として1回、列との為にする加算としては
2回必要になるため、このような不一致がシステム制御
を複雑にして処理速度を遅くするという避けられない問
題点を生じていた。
【0006】一方、上記の公知の先行技術の内には
(1)ピー.ブトニク氏及びディー.ジェイ.キク氏
(P.Buduik and D.J.Kuch)の並
列メモリ使用及びその組織(IEEE Trans.C
omput,Vol.C−201 ,pp.1566−1569,1
971年12月)と、(2)ディ−.エッチ.ロリ氏
(D.H.Lawrie)の”アレイプロセスでデータ
ー配置及びアクセス”(IEEE Trans.Com
put,Vol.C−24,pp.1145−1155,1976
年12月)及びディ−.エッチ.ロリ氏(D.H.La
wrie)とシー.アール.ボラ氏(C.R.Vor
a)の”アレイアクセスに対する素数メモリシステム”
(IEEE Trans.Comput,Vol.C−
31,pp. 435−442 ,1982年5月)などで、同時
接近映像点などの数により記憶モジュールが大きい素数
の場合、ブロック、行、列、対角線、逆対角線の同時接
近ができる理論が知られている。また、線分認識に関連
した技術はホフ(Hough)変換の線分認識、回転、
傾いた映像の補正などに関連された理論が知られてい
る。
(1)ピー.ブトニク氏及びディー.ジェイ.キク氏
(P.Buduik and D.J.Kuch)の並
列メモリ使用及びその組織(IEEE Trans.C
omput,Vol.C−201 ,pp.1566−1569,1
971年12月)と、(2)ディ−.エッチ.ロリ氏
(D.H.Lawrie)の”アレイプロセスでデータ
ー配置及びアクセス”(IEEE Trans.Com
put,Vol.C−24,pp.1145−1155,1976
年12月)及びディ−.エッチ.ロリ氏(D.H.La
wrie)とシー.アール.ボラ氏(C.R.Vor
a)の”アレイアクセスに対する素数メモリシステム”
(IEEE Trans.Comput,Vol.C−
31,pp. 435−442 ,1982年5月)などで、同時
接近映像点などの数により記憶モジュールが大きい素数
の場合、ブロック、行、列、対角線、逆対角線の同時接
近ができる理論が知られている。また、線分認識に関連
した技術はホフ(Hough)変換の線分認識、回転、
傾いた映像の補正などに関連された理論が知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
ような本出願人の先出願発明の問題点を改善するために
発明されたものである。
ような本出願人の先出願発明の問題点を改善するために
発明されたものである。
【0008】本発明のまた異なる目的は上記の通り
(1),(2),(3)の文献にて定義されたブロッ
ク、行、列、対角線、逆対角線にての映像点の同時接近
理論を根拠としたブロック、行、列、対角線、逆対角線
の接近形態と八方向接近及び任意の角度に対する接近処
理での画像点接近処理ができるため、このようなシステ
ムの画像点アドレス計算処理の迅速性と効率性を極大化
するようにした映像分析処理システムを提供しようとす
る。
(1),(2),(3)の文献にて定義されたブロッ
ク、行、列、対角線、逆対角線にての映像点の同時接近
理論を根拠としたブロック、行、列、対角線、逆対角線
の接近形態と八方向接近及び任意の角度に対する接近処
理での画像点接近処理ができるため、このようなシステ
ムの画像点アドレス計算処理の迅速性と効率性を極大化
するようにした映像分析処理システムを提供しようとす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に上記先行
技術にて具備されたアドレス計算回路では画像点データ
ーに対するブロック、行、列のアドレス計算をするため
にはそれぞれ異なる時間が所用されたが、本発明ではブ
ロック、行、列、対角線、逆対角線及び八方向接近に根
拠したアドレス差選択方法と、そのアドレス計算回路に
よりこれらが同時処理時間となり、しかも任意角度の線
分に対する同時接近処理も可能な映像分析処理システム
を特徴とする。
技術にて具備されたアドレス計算回路では画像点データ
ーに対するブロック、行、列のアドレス計算をするため
にはそれぞれ異なる時間が所用されたが、本発明ではブ
ロック、行、列、対角線、逆対角線及び八方向接近に根
拠したアドレス差選択方法と、そのアドレス計算回路に
よりこれらが同時処理時間となり、しかも任意角度の線
分に対する同時接近処理も可能な映像分析処理システム
を特徴とする。
【0010】本発明のまた異なる特徴とは、ブロック、
行、列、対角線、逆対角線及び八方向接近形態と基準座
標が入力され、これを本発明で定義された接近形態と変
換座標で変換させる接近形態座標変換部と;これから提
供された接近形態及び変換座標によりアドレス差を計算
処理するために、アドレス差入力を接近形態別に発生さ
せるデコーダー配列回路及び入力発生組織を包含するア
ドレス差入力組織と、アドレス差加算器第1レジスタを
包含し、アドレス差を所定のメモリモジュール部と関連
し定義された形態に計算処理するアドレス計算部と;こ
のアドレス計算部の出力から提供されたアドレスデータ
ーを接近方向へ循環させるアドレス移動回路及び第2レ
ジスタによるアドレス移動部と;このアドレス移動部で
提供されたアドレスデーターをメモリモジュール部に貯
蔵する時、そのメモリモジュールを選択するメモリモジ
ュール選択部と;メモリモジュール部から所定のデータ
ーを読み出しする時、これを上記アドレス移動部と逆順
に回転させるデーター移動部と;このデーター移動部出
力データーをしばらく貯蔵するデーターレジスタなどの
関連で構成される。
行、列、対角線、逆対角線及び八方向接近形態と基準座
標が入力され、これを本発明で定義された接近形態と変
換座標で変換させる接近形態座標変換部と;これから提
供された接近形態及び変換座標によりアドレス差を計算
処理するために、アドレス差入力を接近形態別に発生さ
せるデコーダー配列回路及び入力発生組織を包含するア
ドレス差入力組織と、アドレス差加算器第1レジスタを
包含し、アドレス差を所定のメモリモジュール部と関連
し定義された形態に計算処理するアドレス計算部と;こ
のアドレス計算部の出力から提供されたアドレスデータ
ーを接近方向へ循環させるアドレス移動回路及び第2レ
ジスタによるアドレス移動部と;このアドレス移動部で
提供されたアドレスデーターをメモリモジュール部に貯
蔵する時、そのメモリモジュールを選択するメモリモジ
ュール選択部と;メモリモジュール部から所定のデータ
ーを読み出しする時、これを上記アドレス移動部と逆順
に回転させるデーター移動部と;このデーター移動部出
力データーをしばらく貯蔵するデーターレジスタなどの
関連で構成される。
【0011】本発明のまた異なる特徴は、基準座標と任
意角度を線分に変換制御する制御角度変換回路、及びこ
れから方向入力が提供されデーターレジスタを選択する
八方接近メモリ処理部と、上記制御角度変換回路から提
供された変換角度データーを入力して上記八方接近メモ
リ処理部の選択に基づいて定義された入力選択長さ用ロ
ムからデーターレジスタより線分データーを提供する線
分変換器との関連で構成される。
意角度を線分に変換制御する制御角度変換回路、及びこ
れから方向入力が提供されデーターレジスタを選択する
八方接近メモリ処理部と、上記制御角度変換回路から提
供された変換角度データーを入力して上記八方接近メモ
リ処理部の選択に基づいて定義された入力選択長さ用ロ
ムからデーターレジスタより線分データーを提供する線
分変換器との関連で構成される。
【0012】本発明によるそれ以外の異なる特徴などは
その請求範囲と以下の詳細な説明を通じてより明確に理
解される。
その請求範囲と以下の詳細な説明を通じてより明確に理
解される。
【0013】
【実施例】本発明による映像分析処理メモリシステム1
の概念的ブロック図を図2に表わす。
の概念的ブロック図を図2に表わす。
【0014】ここでは本発明によって定義された接近形
態(bl,hs,vs,fd,bd,八方)と基準座標
(i,j)が各自入力された接近形態座標変換部2と、
メモリモジュール選択部6が具備されており、上記接近
形態座標変換部2の変換出力はアドレス計算部3を経由
しアドレス移動部4に引き続いて、このアドレス移動部
4の出力をメモリモジュール部5に連結している。ま
た、このメモリモジュール部5は外部からリード/ライ
ト団(R/W)が連結されており、リード(Read;
R)の時はメモリモジュール部5からデータ移動部7に
貯蔵されたアドレスデーターを出力するし、ライト(W
rite;W)の時にはデーターレジスタ8の内容が上
記データー移動部7を経由して、メモリモジュール選択
部6によって選択されたメモリモジュール部5に貯蔵さ
れる構成である。
態(bl,hs,vs,fd,bd,八方)と基準座標
(i,j)が各自入力された接近形態座標変換部2と、
メモリモジュール選択部6が具備されており、上記接近
形態座標変換部2の変換出力はアドレス計算部3を経由
しアドレス移動部4に引き続いて、このアドレス移動部
4の出力をメモリモジュール部5に連結している。ま
た、このメモリモジュール部5は外部からリード/ライ
ト団(R/W)が連結されており、リード(Read;
R)の時はメモリモジュール部5からデータ移動部7に
貯蔵されたアドレスデーターを出力するし、ライト(W
rite;W)の時にはデーターレジスタ8の内容が上
記データー移動部7を経由して、メモリモジュール選択
部6によって選択されたメモリモジュール部5に貯蔵さ
れる構成である。
【0015】一方、上記接近形態座標変換部2は本発明
で定義されたブロック(bl),行(hs),列(v
s),対角線(fd),逆対角線(bd)と八方向
(n,ne,e,se,s,sw,w,nw)の同時接
近形態入力で、接近形態(bl,hs,vs,bd,f
d)と変換座標(i´,j´)に変換され、同時接近形
態(bl,hs,vs,bd,fd,八方)は次の式と
同じに定義される。
で定義されたブロック(bl),行(hs),列(v
s),対角線(fd),逆対角線(bd)と八方向
(n,ne,e,se,s,sw,w,nw)の同時接
近形態入力で、接近形態(bl,hs,vs,bd,f
d)と変換座標(i´,j´)に変換され、同時接近形
態(bl,hs,vs,bd,fd,八方)は次の式と
同じに定義される。
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】
【0018】また、上記接近形態座標変換部2にて変換
される変換座標と接近形態は次の通り定義されることが
できる。即ち、ここでは入力された八方位接近形態と基
準座標(i,j)から接近形態(bl,vs,hs,b
d,fd)及び変換座標(i´,j´)を次の式の通り
発生するし、これは一例で、
される変換座標と接近形態は次の通り定義されることが
できる。即ち、ここでは入力された八方位接近形態と基
準座標(i,j)から接近形態(bl,vs,hs,b
d,fd)及び変換座標(i´,j´)を次の式の通り
発生するし、これは一例で、
【0019】
【数7】
【0020】になる。従って、接近形態座標変換部2
は、(n,i,j)…(nw,i,j)をそれぞれ(v
s,i´,j´)…(fd,i,j)に変換する関数組
織の構成でなっている。また、図2におけるアドレス計
算部3は、接近形態座標変換部2から提供された接近形
態(bl,hs,vs,bd,fd)と変換座標(i
´,j´)とを入力してアドレス差に変換するデコーダ
配列回路DK1と、このデコーダー配列回路DK1から
の出力をアドレス差入力に提供する入力発生組織DK2
とによるアドレス差入力変換部DKと、上記入力発生組
織DK2から提供されたアドレス差を加算するアドレス
加算器DKAと、このアドレス加算器DKAで計算され
たアドレスデーターをしばらく貯蔵する第1レジスタA
1を含む構成となっている。また、上記デコーダ配列回
路DK1は図4の通り、入力がデコーダDEを経由しD
1の出力となり、この出力がゲート回路を経由してアド
レス差D2を出力する形態となる。そして、これは次の
数8〜数17に示す通り、ブロック内のアドレス差DB
(a,b),行内のアドレス差DH(b),列内のアド
レス差DV(a),対角線内のアドレス差DFD
(a),逆対角線内のアドレス差DBD(a),などで
定義された形態にてそのアドレス差入力を発生させる構
成となっている。
は、(n,i,j)…(nw,i,j)をそれぞれ(v
s,i´,j´)…(fd,i,j)に変換する関数組
織の構成でなっている。また、図2におけるアドレス計
算部3は、接近形態座標変換部2から提供された接近形
態(bl,hs,vs,bd,fd)と変換座標(i
´,j´)とを入力してアドレス差に変換するデコーダ
配列回路DK1と、このデコーダー配列回路DK1から
の出力をアドレス差入力に提供する入力発生組織DK2
とによるアドレス差入力変換部DKと、上記入力発生組
織DK2から提供されたアドレス差を加算するアドレス
加算器DKAと、このアドレス加算器DKAで計算され
たアドレスデーターをしばらく貯蔵する第1レジスタA
1を含む構成となっている。また、上記デコーダ配列回
路DK1は図4の通り、入力がデコーダDEを経由しD
1の出力となり、この出力がゲート回路を経由してアド
レス差D2を出力する形態となる。そして、これは次の
数8〜数17に示す通り、ブロック内のアドレス差DB
(a,b),行内のアドレス差DH(b),列内のアド
レス差DV(a),対角線内のアドレス差DFD
(a),逆対角線内のアドレス差DBD(a),などで
定義された形態にてそのアドレス差入力を発生させる構
成となっている。
【0021】即ち、ブロック内のα(i,j)とα(i
+a,j+b)とのアドレス差をDB(a,b)と仮定
すると、
+a,j+b)とのアドレス差をDB(a,b)と仮定
すると、
【0022】
【数8】
【0023】さらに、上記DB(a,b)は次の通り表
わすことができる。
わすことができる。
【0024】
【数9】
【0025】行内のα(i,j)とα(i,j+b)と
のアドレス差をDH(b)と仮定すると、
のアドレス差をDH(b)と仮定すると、
【0026】
【数10】
【0027】さらに、上記DH(b)は次の通り表わす
ことができる。
ことができる。
【0028】
【数11】
【0029】列内のα(i,j)とα(i+a,j)と
のアドレス差をDV(a)と仮定すると、
のアドレス差をDV(a)と仮定すると、
【0030】
【数12】
【0031】また、上記DV(a)は次の通り表わすこ
とができる。
とができる。
【0032】
【数13】
【0033】対角線内のα(i,j)とα(i+a,j
+a)とのアドレス差をDFD(a)と仮定すると、
+a)とのアドレス差をDFD(a)と仮定すると、
【0034】
【数14】
【0035】上記DFD(a)は次の通り表わすことが
できる。
できる。
【0036】
【数15】
【0037】逆対角線内のα(i,j)とα(i+a,
j−a)とのアドレス差をDBD(a)と仮定すると、
j−a)とのアドレス差をDBD(a)と仮定すると、
【0038】
【数16】
【0039】上記DBD(a)は次の通り表わすことが
できる。
できる。
【0040】
【数17】
【0041】上記の結果を利用することにより、アドレ
ス差とα(i,j)とを加えてpq個のアドレスを同時
に計算することができ、また、上記の式によりaの値
が”p−i//p”より小さいとアドレス差は0、aの
値が”p−i//p”と等しいか大きいとアドレス差は
1となり、aの値が”q−j//q”より小さいとアド
レス差は0、aの値が”q−j//q”と等しいか大き
いとアドレス差は1となとなる。従って、上記デコーダ
配列回路DK1の一次出力値D1に対してそのアドレス
差出力がD2になると仮定すると、このD2はアドレス
が1又はS程度の差異を生じる位置に表されるため、D
1をD2に変換するD1D2変換組織の構成は図4に示
すようになる。また上記D1D2変換組織のデコーダ配
列回路DK1出力は、pq個の足し算DKA0 〜DKA
pq-1によって構成されたその最終のアドレス差出力が発
生する以前に、入力発生組織DK2を経由して提供され
るとともに、この入力発生組織DK2は、それぞれの接
近形態ブロックから0又は1のアドレス差を発生するブ
ロックC入力発生組織KCと、接近形態ブロックから余
りのアドレス差Aを発生するブロックA入力発生組織K
bAと、接近形態列からの余りのアドレス差Aを発生す
る列A入力発生組織KVAと、接近形態行からの余りの
アドレス差Aを発生する行A入力発生組織KhAと、接
近形態対角線からの余りのアドレス差Aを発生する対角
線A入力発生組織KfAと、接近形態逆対角線からの余
りのアドレス差Aを発生する逆対角線A入力発生組織K
bAとを含む構成になっている。
ス差とα(i,j)とを加えてpq個のアドレスを同時
に計算することができ、また、上記の式によりaの値
が”p−i//p”より小さいとアドレス差は0、aの
値が”p−i//p”と等しいか大きいとアドレス差は
1となり、aの値が”q−j//q”より小さいとアド
レス差は0、aの値が”q−j//q”と等しいか大き
いとアドレス差は1となとなる。従って、上記デコーダ
配列回路DK1の一次出力値D1に対してそのアドレス
差出力がD2になると仮定すると、このD2はアドレス
が1又はS程度の差異を生じる位置に表されるため、D
1をD2に変換するD1D2変換組織の構成は図4に示
すようになる。また上記D1D2変換組織のデコーダ配
列回路DK1出力は、pq個の足し算DKA0 〜DKA
pq-1によって構成されたその最終のアドレス差出力が発
生する以前に、入力発生組織DK2を経由して提供され
るとともに、この入力発生組織DK2は、それぞれの接
近形態ブロックから0又は1のアドレス差を発生するブ
ロックC入力発生組織KCと、接近形態ブロックから余
りのアドレス差Aを発生するブロックA入力発生組織K
bAと、接近形態列からの余りのアドレス差Aを発生す
る列A入力発生組織KVAと、接近形態行からの余りの
アドレス差Aを発生する行A入力発生組織KhAと、接
近形態対角線からの余りのアドレス差Aを発生する対角
線A入力発生組織KfAと、接近形態逆対角線からの余
りのアドレス差Aを発生する逆対角線A入力発生組織K
bAとを含む構成になっている。
【0042】アドレス移動器4は、各接近形態bl,v
s,hs,bd,fdに対して全てμ(i,j)に変換
することのできるアドレス配列用のメモリモジュール部
5の記憶モジュールであり、上記アドレス計算部3側の
第1レジスタA1からpq個のアドレスを受け、第2レ
ジスタA2を通じてこれを移動させる機能として次の数
18の通りに定義された移動組織を持っている。
s,hs,bd,fdに対して全てμ(i,j)に変換
することのできるアドレス配列用のメモリモジュール部
5の記憶モジュールであり、上記アドレス計算部3側の
第1レジスタA1からpq個のアドレスを受け、第2レ
ジスタA2を通じてこれを移動させる機能として次の数
18の通りに定義された移動組織を持っている。
【0043】
【数18】
【0044】また、メモリモジュール選択部6はm個の
記憶モジュールから次の数19の通りpq個の記憶モジ
ュールを選択する構成となっている。
記憶モジュールから次の数19の通りpq個の記憶モジ
ュールを選択する構成となっている。
【0045】
【数19】
【0046】一方、図13は上記システム1に制御角度
変換回路12と線分変換回路15とデーターレジスタ14とを
連結して構成される線分接近処理メモリシステムであ
る。上記制御角度変換回路12は任意の角度を八方向の接
近形態(n〜nw)に変換出力するように構成されてお
り、上記制御角度回転回路12から制御角度θは、上記映
像分析処理メモリシステム1の選択に従って、定義され
た入力選択長さ用ロム15aからデーターレジスト14に対
して線分データーを送る線分変換器15に提供される。こ
の線分変換器15は、変換された角度データーが入力され
るデコーダー15bと、このデコーダー15bによって指定
された入力選択長さのデーターを出力するための入力選
択長さ用ロム15aと、映像分析処理メモリシステム1か
ら出力されるデーターを一時貯蔵するためのレジスタ部
15cと、このレジスタ部15cから提供されるデーターを
選択して出力するマルチプレクサ部15dとの関連構成に
なっている。また、上記制御角度変換回路12は入力され
た任意の角度をθ(0゜≦θ≦360゜)と仮定する
時、この入力角度θを八方向の中の1つと変換角度θ´
(−22.5゜≦θ´≦22.5゜)に変換する組織構
成になっており、上記入力長さ用ロム15aは図14及び
図15と同様にそれぞれ5゜間隔で22.5゜,20
゜,15゜,10゜,5゜,0゜,−5゜,−10゜,
−15゜,−20゜,に区分し、これに依った10種の
線分点形態を入力ーデーターたる行0〜7及び列0〜1
5として仮定し、この定義された10種に対する入力選
択アドレス及び長さデーターのメモリマップとして構成
されている。
変換回路12と線分変換回路15とデーターレジスタ14とを
連結して構成される線分接近処理メモリシステムであ
る。上記制御角度変換回路12は任意の角度を八方向の接
近形態(n〜nw)に変換出力するように構成されてお
り、上記制御角度回転回路12から制御角度θは、上記映
像分析処理メモリシステム1の選択に従って、定義され
た入力選択長さ用ロム15aからデーターレジスト14に対
して線分データーを送る線分変換器15に提供される。こ
の線分変換器15は、変換された角度データーが入力され
るデコーダー15bと、このデコーダー15bによって指定
された入力選択長さのデーターを出力するための入力選
択長さ用ロム15aと、映像分析処理メモリシステム1か
ら出力されるデーターを一時貯蔵するためのレジスタ部
15cと、このレジスタ部15cから提供されるデーターを
選択して出力するマルチプレクサ部15dとの関連構成に
なっている。また、上記制御角度変換回路12は入力され
た任意の角度をθ(0゜≦θ≦360゜)と仮定する
時、この入力角度θを八方向の中の1つと変換角度θ´
(−22.5゜≦θ´≦22.5゜)に変換する組織構
成になっており、上記入力長さ用ロム15aは図14及び
図15と同様にそれぞれ5゜間隔で22.5゜,20
゜,15゜,10゜,5゜,0゜,−5゜,−10゜,
−15゜,−20゜,に区分し、これに依った10種の
線分点形態を入力ーデーターたる行0〜7及び列0〜1
5として仮定し、この定義された10種に対する入力選
択アドレス及び長さデーターのメモリマップとして構成
されている。
【0047】上記構成につき、その作用及び効果は次の
通りである。
通りである。
【0048】即ち、1つの映像において、映像点(*,
*)などのM×N配列中に示す各映像点などの各要素は
I(i,j),0≦i≦M−1,0≦j≦N−1として
定義されることから、本発明においては上記映像点など
をブロック単位、行単位、列単位だけでなく、図1
(ロ)と同様に対角線fd、逆対角線bd及び第1図
(ハ)と同様に八方向(n,ne,e,se,s,s
w,w,nw)単位に定義している。
*)などのM×N配列中に示す各映像点などの各要素は
I(i,j),0≦i≦M−1,0≦j≦N−1として
定義されることから、本発明においては上記映像点など
をブロック単位、行単位、列単位だけでなく、図1
(ロ)と同様に対角線fd、逆対角線bd及び第1図
(ハ)と同様に八方向(n,ne,e,se,s,s
w,w,nw)単位に定義している。
【0049】一例をあげれば、数5におけるブロックb
l((1)式)、行hs((2)式)、列vs((3)
式)、対角線fd((4)式)、逆対角線bd((5)
式)などはすでに先行技術などの理論にて定義された類
型として知られているが、この他に八方向接近類型
((6)式〜(13)式)を導入することにより、上記
bl,hs,vs,fd,bdと共に、これらを同時接
近させるシステムで画像処理分析の迅速性及び効率を高
めることかできる。即ち、上記のような八方向の接近類
型の定義より、この八方向の接近類型とblなどの接近
類型及び基準座標をもったpq個の映像点などに基づい
て、八方向の接近類型及び基準座標は近接形態座標変換
部2により上記bl,hs,vs,fd,bdの接近類
型として変換される基準変換座標(i´,j´)を持つ
ようにして構成され((数7)参照)、また、この接近
形態座標変換部2で決定されたbl,hs,vs,f
d,bdを含む変換座標(i´,j´)が入力されるこ
とによって、アドレス計算部3のアドレス差入力変換部
DKにおいて、bl接近類型である場合にはブロック内
のアドレス差集合入力、hs接近類型である場合には行
内のアドレス差集合入力、vs接近類型である場合には
列内のアドレス差集合入力、fd接近類型である場合に
は対角線のアドレス差集合入力、bd接近類型である場
合には逆対角線内のアドレス差集合入力に変換される。
この時、上記アドレス差入力変換部DKのデコーダー配
列回路DK1において、”p−i//p”と”q−j/
/q”はそのアドレス差が1又はsになる閾値となるか
ら、デコーダー配列回路DK1入力が上記”p−i//
p”と”q−j//q”となる場合には、出力D2はア
ドレスが0又はs程度の位置を表すことになる。
l((1)式)、行hs((2)式)、列vs((3)
式)、対角線fd((4)式)、逆対角線bd((5)
式)などはすでに先行技術などの理論にて定義された類
型として知られているが、この他に八方向接近類型
((6)式〜(13)式)を導入することにより、上記
bl,hs,vs,fd,bdと共に、これらを同時接
近させるシステムで画像処理分析の迅速性及び効率を高
めることかできる。即ち、上記のような八方向の接近類
型の定義より、この八方向の接近類型とblなどの接近
類型及び基準座標をもったpq個の映像点などに基づい
て、八方向の接近類型及び基準座標は近接形態座標変換
部2により上記bl,hs,vs,fd,bdの接近類
型として変換される基準変換座標(i´,j´)を持つ
ようにして構成され((数7)参照)、また、この接近
形態座標変換部2で決定されたbl,hs,vs,f
d,bdを含む変換座標(i´,j´)が入力されるこ
とによって、アドレス計算部3のアドレス差入力変換部
DKにおいて、bl接近類型である場合にはブロック内
のアドレス差集合入力、hs接近類型である場合には行
内のアドレス差集合入力、vs接近類型である場合には
列内のアドレス差集合入力、fd接近類型である場合に
は対角線のアドレス差集合入力、bd接近類型である場
合には逆対角線内のアドレス差集合入力に変換される。
この時、上記アドレス差入力変換部DKのデコーダー配
列回路DK1において、”p−i//p”と”q−j/
/q”はそのアドレス差が1又はsになる閾値となるか
ら、デコーダー配列回路DK1入力が上記”p−i//
p”と”q−j//q”となる場合には、出力D2はア
ドレスが0又はs程度の位置を表すことになる。
【0050】一例をあげれば、p=4,i=2であると
仮定すると、デコーダ−DKの入力が”p−i//p”
である場合には、その出力D1は0010になって、こ
の出力中の1はs程度の差が起こる初めての位置として
表わされ、また、デコーダー配列回路DK1はその出力
D2が0011になって、この出力中の1はs程度の差
が起こるあらゆる位置として表わされることになる。
仮定すると、デコーダ−DKの入力が”p−i//p”
である場合には、その出力D1は0010になって、こ
の出力中の1はs程度の差が起こる初めての位置として
表わされ、また、デコーダー配列回路DK1はその出力
D2が0011になって、この出力中の1はs程度の差
が起こるあらゆる位置として表わされることになる。
【0051】従って、アドレス加算器DKAの入力Bは
基準座標(i,j)におけるアドレスであるα(i,
j)によって入力C或いは1になるようなアドレス差が
できるとともに、入力Aは余りのアドレス差を引き受け
て処理されるため、そのあらゆる接近形態に対するアド
レス計算が1回の足し算によって完成される。
基準座標(i,j)におけるアドレスであるα(i,
j)によって入力C或いは1になるようなアドレス差が
できるとともに、入力Aは余りのアドレス差を引き受け
て処理されるため、そのあらゆる接近形態に対するアド
レス計算が1回の足し算によって完成される。
【0052】一方、各接近形態に対するpq個のアドレ
ス加算器DKAの入力Cと入力Aとの発生は図5乃至図
11と関連してより具体的に説明すると次の通りにな
る。
ス加算器DKAの入力Cと入力Aとの発生は図5乃至図
11と関連してより具体的に説明すると次の通りにな
る。
【0053】即ち、図6と同一のブロック入力発生回路
における入力q−j//q及びブロックbl制御信号が
デコーダー配列回路DK1に加えられると、接近形態ブ
ロックの0或いは1のアドレス差Cに対するブロック入
力発生組織KCを経由して、そのままの状態でデコーダ
ー配列回路DK1に出力D2が発生される。また、図7
の通りp−i//pがデコーダー配列回路DKIに入力
され、その制御信号がblであれば、C以外の余りのア
ドレス差Aに対する変数をある程度変位させるために、
ブロックA入力発生組織KbAを経由してブロックA入
力Aが発生される。また、図8の通りデコーダー配列回
路DK1にp−i//pが与えられ、列制御信号vsが
印加されると、余りのアドレス差Aは0≦k≦q−1に
対してks又は(k+1)sとなるとともに、入力Cは
常に0となるため、これに対する変数をある程度変位さ
せるために、列A入力発生組織KVAを経由して列A入
力が発生される。この時、上記DK1の出力が0であれ
ば、入力Aの値はksを選択し、DK1の出力が1であ
れば入力値Aの値を(k+1)sにて選択するアドレス
差の選択を行うようになっている。
における入力q−j//q及びブロックbl制御信号が
デコーダー配列回路DK1に加えられると、接近形態ブ
ロックの0或いは1のアドレス差Cに対するブロック入
力発生組織KCを経由して、そのままの状態でデコーダ
ー配列回路DK1に出力D2が発生される。また、図7
の通りp−i//pがデコーダー配列回路DKIに入力
され、その制御信号がblであれば、C以外の余りのア
ドレス差Aに対する変数をある程度変位させるために、
ブロックA入力発生組織KbAを経由してブロックA入
力Aが発生される。また、図8の通りデコーダー配列回
路DK1にp−i//pが与えられ、列制御信号vsが
印加されると、余りのアドレス差Aは0≦k≦q−1に
対してks又は(k+1)sとなるとともに、入力Cは
常に0となるため、これに対する変数をある程度変位さ
せるために、列A入力発生組織KVAを経由して列A入
力が発生される。この時、上記DK1の出力が0であれ
ば、入力Aの値はksを選択し、DK1の出力が1であ
れば入力値Aの値を(k+1)sにて選択するアドレス
差の選択を行うようになっている。
【0054】一例をあげれば、ここではD2(1)が0
であれば,A(vs,p+1)=s,A(vs,(q−
1)p+1)=(q−1)sとなる。即ち、p=q=4
であり、i=2である時、DK1の出力は0011にな
って列のための入力は0,0,s,s,s,s,2s,
2s,2s,2s,3s,3s,3s,3s,4s,4
sになる。
であれば,A(vs,p+1)=s,A(vs,(q−
1)p+1)=(q−1)sとなる。即ち、p=q=4
であり、i=2である時、DK1の出力は0011にな
って列のための入力は0,0,s,s,s,s,2s,
2s,2s,2s,3s,3s,3s,3s,4s,4
sになる。
【0055】このようなアドレス差選択方法は対角線f
dにおいては、入力Aはk1*s+k2あるいは(k1
+1)s+k2となるが、ここでk2は0≦a≦pq−
1に対してa/qとなり入力Cは0或いは1となる。し
たがって、図9の通りデコーダー配列回路DK1にp−
i//p入力とfd入力とが与えられる時、対角線A入
力発生組織KfAを経由して対角線A入力が発生し、ま
た、図10の通りデコーダー配列回路DK1にp−i/
/p入力とbd入力とが与えられる時、逆対角線A入力
発生組織KbAを経由して逆対角線A入力が発生する。
また、行入力C発生回路は本質的にブロックの入力回路
と同じであり、行入力A発生回路は図11と同じにな
る。
dにおいては、入力Aはk1*s+k2あるいは(k1
+1)s+k2となるが、ここでk2は0≦a≦pq−
1に対してa/qとなり入力Cは0或いは1となる。し
たがって、図9の通りデコーダー配列回路DK1にp−
i//p入力とfd入力とが与えられる時、対角線A入
力発生組織KfAを経由して対角線A入力が発生し、ま
た、図10の通りデコーダー配列回路DK1にp−i/
/p入力とbd入力とが与えられる時、逆対角線A入力
発生組織KbAを経由して逆対角線A入力が発生する。
また、行入力C発生回路は本質的にブロックの入力回路
と同じであり、行入力A発生回路は図11と同じにな
る。
【0056】一方、上記のような作用において、本発明
によりこれらの総合的な形態の同時接近の判読を行う場
合の動作を見ると、次の通りに表わされる。
によりこれらの総合的な形態の同時接近の判読を行う場
合の動作を見ると、次の通りに表わされる。
【0057】(1)八方向の接近形態を含む接近形態と
基準座標(i,j)とを決定する。
基準座標(i,j)とを決定する。
【0058】(2)接近形態座標変換部2を通じて変換
された接近形態と座標とを決定する。
された接近形態と座標とを決定する。
【0059】(3)アドレス計算部3でpq個のアドレ
スを計算する。
スを計算する。
【0060】(4)アドレス移動部4を経由し、pq個
のアドレスをm個のメモリアドレスレジスタである第2
レジスタA2へ移動する。
のアドレスをm個のメモリアドレスレジスタである第2
レジスタA2へ移動する。
【0061】(5)メモリモジュール部5に接近する
時、pq個の記憶モジュールをメモリモジュール選択部
6を通じて選択する。
時、pq個の記憶モジュールをメモリモジュール選択部
6を通じて選択する。
【0062】(6)外部のリードR命令にて、選択され
た記憶モジュールからpq個の資料を判読する。
た記憶モジュールからpq個の資料を判読する。
【0063】(7)データー移動部7を通じてpq個の
メモリバッファーレジスタにあるデーターをデーターレ
ジスタqに移動する。
メモリバッファーレジスタにあるデーターをデーターレ
ジスタqに移動する。
【0064】また、同時接近の記録時における順序は次
の通りである。
の通りである。
【0065】(1)記録するデーターをデーターレジス
タqに入力し、接近形態と基準座標(i,j)とを決定
する。
タqに入力し、接近形態と基準座標(i,j)とを決定
する。
【0066】(2)接近形態座標変換部2を経由し、変
換された接近形態と基準座標(i,j)とを決定する。
換された接近形態と基準座標(i,j)とを決定する。
【0067】(3)アドレス計算部3でpq個のアドレ
スを計算する。
スを計算する。
【0068】(4)アドレス移動部4を経由し、pq個
のアドレスをm個のメモリレジスタに移動させる。
のアドレスをm個のメモリレジスタに移動させる。
【0069】(5)メモリモジュール選択部6から近接
させる記憶モジュールを選択する。
させる記憶モジュールを選択する。
【0070】(6)データー移動部7を通じてデーター
レジストqにあるデーターをpq個のメモリバッファー
レジスタに移動する。
レジストqにあるデーターをpq個のメモリバッファー
レジスタに移動する。
【0071】(7)ライトR命令でpq個の記憶モジュ
ールにデーターを貯蔵する。
ールにデーターを貯蔵する。
【0072】というような処理手段となる。
【0073】また、上記の例でアドレス割当関数α
(i,j)は、座標(i,j)で映像点などのアドレス
を決定するようにしており、これはα(i,j)=(i
/p)s+j/qとなり、sはN/qと等しいかまたは
大きな整数であり、”/”は整数型割り算の商を意味す
る。そして、これらの関数式は初めに紹介されたバンブ
リスとモリンの参考文献により考慮されたものである。
また、記憶モジュール割当関数はμ(i,j)となり、
座標(i,j)での映像点などに対する記憶モジュール
を決定するように定義しており、これはμ(i,j)=
(iq+j)//mで、mは記憶モジュールの個数、x
//yはxをyで割った時の余りを表わすもので、この
ような関数は同じくバンブリスとモリンに依って、すで
に理論的に定義された形態となっている。
(i,j)は、座標(i,j)で映像点などのアドレス
を決定するようにしており、これはα(i,j)=(i
/p)s+j/qとなり、sはN/qと等しいかまたは
大きな整数であり、”/”は整数型割り算の商を意味す
る。そして、これらの関数式は初めに紹介されたバンブ
リスとモリンの参考文献により考慮されたものである。
また、記憶モジュール割当関数はμ(i,j)となり、
座標(i,j)での映像点などに対する記憶モジュール
を決定するように定義しており、これはμ(i,j)=
(iq+j)//mで、mは記憶モジュールの個数、x
//yはxをyで割った時の余りを表わすもので、この
ような関数は同じくバンブリスとモリンに依って、すで
に理論的に定義された形態となっている。
【0074】一方、図13に例示される線分接近映像分
析メモリシステム1は、上記映像分析処理メモリシステ
ム1に任意の角度を持つ線分を同時接近させて所定の映
像点などを抽出する形態であり、ここでは図12の通り
八方向のそれぞれ−22.5゜から+22.5゜の間に
ある線分を、連続的な八方向中の1つの線分に変換して
処理を行っている。即ち、ここでは制御角度変換回路12
により任意角度θ(0゜≦θ≦360゜)に該当する八
方向中のいずれか1つの方向の変換角度θ´(−22.
5゜≦θ≦+22.5゜)に変換する。このとき、通常
図5に示すように、各単位の線分を望んだと仮定する場
合、5゜間隔の線分接近を行わせるようにして、制御角
度変換回路12と線分変換器15とで処理される。
析メモリシステム1は、上記映像分析処理メモリシステ
ム1に任意の角度を持つ線分を同時接近させて所定の映
像点などを抽出する形態であり、ここでは図12の通り
八方向のそれぞれ−22.5゜から+22.5゜の間に
ある線分を、連続的な八方向中の1つの線分に変換して
処理を行っている。即ち、ここでは制御角度変換回路12
により任意角度θ(0゜≦θ≦360゜)に該当する八
方向中のいずれか1つの方向の変換角度θ´(−22.
5゜≦θ≦+22.5゜)に変換する。このとき、通常
図5に示すように、各単位の線分を望んだと仮定する場
合、5゜間隔の線分接近を行わせるようにして、制御角
度変換回路12と線分変換器15とで処理される。
【0075】一例をあげれば、図14では各角度に従う
線分の模様を表しており、このような線分の模様は臨時
レジスタ15cに貯蔵され、連続的な八方向の線分中から
該当する線分を抽出するたびに移動される。また、図1
5は入力選択長さ用ロム15aのメモリ構造を表してい
る。ここでは、どのような映像においても−60゜に回
転する場合には、60゜の線分を連続的に読んだ後、基
準座標(i,j)を0゜に連続貯蔵しなければならな
い。すなわち、どの様な基準座標(i,j)でも1つの
線分を60゜に読むためには、制御角度変換回路12にお
いて60゜を八方向中の一方向としてneと+15゜に
変換され、また、線分変換器15によりne角度の連続的
な4線分を映像分析処理メモリ1で読み込んで臨時レジ
スタ部15cのワード7,6,5,4に順に貯蔵した後、
θ´(15゜)によってデコーダー15b出力を可能に
し、入力選択長さ用ロム15aから第3番目のワードを選
択させるようにしている。この第3番目のワードのカラ
ムはデータレジスト14の入力に連結されたマルチプレク
サー部15dの選択入力により作用する。したがって臨時
レジスタ部15cの*表示された部分がデーターレジスタ
部14に貯蔵されるし、このデーターレジスタ部14の映像
点などは0゜にて貯蔵される。その後、臨時レジスタ部
15cのワード5はワード4に、ワード6はワード5に、
ワード7はワード6に同時に移動され、新たな角度の1
つの線分が八方向処理システムとして映像分析処理メモ
リシステム1から読み込まれてワード7に貯蔵され、臨
時レジスタ部15cの*表示された部分がさらにデーター
レジスタ部14に貯蔵される作業を反復する。このとき、
連続的な線分の座標などと、貯蔵される映像点などの基
準座標なども、制御角度変換回路12により処理計算され
る。そして、入力選択長さ用ロム15aの長さ情報は、図
14において該当する線分が掛けている行数を表してい
ることで、八方向中の1つの方向を連続的にいくつかの
臨時レジスタ部15cに貯蔵した後で、初めてデーターレ
ジスタ部14に移ることを決定する。一例をあげれば、1
5゜の場合にはne方向を連続的に4個臨時レジスタ15
cに貯蔵した後、初めてデーターレジスタ部14に移る。
線分の模様を表しており、このような線分の模様は臨時
レジスタ15cに貯蔵され、連続的な八方向の線分中から
該当する線分を抽出するたびに移動される。また、図1
5は入力選択長さ用ロム15aのメモリ構造を表してい
る。ここでは、どのような映像においても−60゜に回
転する場合には、60゜の線分を連続的に読んだ後、基
準座標(i,j)を0゜に連続貯蔵しなければならな
い。すなわち、どの様な基準座標(i,j)でも1つの
線分を60゜に読むためには、制御角度変換回路12にお
いて60゜を八方向中の一方向としてneと+15゜に
変換され、また、線分変換器15によりne角度の連続的
な4線分を映像分析処理メモリ1で読み込んで臨時レジ
スタ部15cのワード7,6,5,4に順に貯蔵した後、
θ´(15゜)によってデコーダー15b出力を可能に
し、入力選択長さ用ロム15aから第3番目のワードを選
択させるようにしている。この第3番目のワードのカラ
ムはデータレジスト14の入力に連結されたマルチプレク
サー部15dの選択入力により作用する。したがって臨時
レジスタ部15cの*表示された部分がデーターレジスタ
部14に貯蔵されるし、このデーターレジスタ部14の映像
点などは0゜にて貯蔵される。その後、臨時レジスタ部
15cのワード5はワード4に、ワード6はワード5に、
ワード7はワード6に同時に移動され、新たな角度の1
つの線分が八方向処理システムとして映像分析処理メモ
リシステム1から読み込まれてワード7に貯蔵され、臨
時レジスタ部15cの*表示された部分がさらにデーター
レジスタ部14に貯蔵される作業を反復する。このとき、
連続的な線分の座標などと、貯蔵される映像点などの基
準座標なども、制御角度変換回路12により処理計算され
る。そして、入力選択長さ用ロム15aの長さ情報は、図
14において該当する線分が掛けている行数を表してい
ることで、八方向中の1つの方向を連続的にいくつかの
臨時レジスタ部15cに貯蔵した後で、初めてデーターレ
ジスタ部14に移ることを決定する。一例をあげれば、1
5゜の場合にはne方向を連続的に4個臨時レジスタ15
cに貯蔵した後、初めてデーターレジスタ部14に移る。
【0076】このような本発明の映像分析処理システム
から、メモリシステムにある八方向の内のあらゆる映像
点などを同時接近することが可能になる。即ち、ブロッ
ク内の多くの映像点などを同時に接近させることによっ
て、多くの処理器が同時に角探索、細線化、雑音除去な
どを行うことが可能となり、特定方向内の直線のと特性
或いは有無判断、または任意の角度に速く回転させるこ
とができる。
から、メモリシステムにある八方向の内のあらゆる映像
点などを同時接近することが可能になる。即ち、ブロッ
ク内の多くの映像点などを同時に接近させることによっ
て、多くの処理器が同時に角探索、細線化、雑音除去な
どを行うことが可能となり、特定方向内の直線のと特性
或いは有無判断、または任意の角度に速く回転させるこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】本発明は、本出願人による”映像処理用
メモリシステム”の先行技術においては、ブロック、
行、列、対角線、逆対角線の接近方向による処理回路に
該当するし、その制御上の複雑性を単純化した。
メモリシステム”の先行技術においては、ブロック、
行、列、対角線、逆対角線の接近方向による処理回路に
該当するし、その制御上の複雑性を単純化した。
【0078】また、上記技術においてはブロック、行、
列に対する効率的なアドレス計算回路を提示しており、
ここでは全体論理、行論理、列論理、そしてpq個の加
算器などが備えられて、全体論理で左側上端の住所とし
てα(i,j)を計算し、また、行及び列論理でα
(i,j)と余りアドレス差などの計算を行った後にp
q個の加算器に加えることによってpq個のアドレスを
同時に計算処理しているが、このような形態ではブロッ
クと行との足し算は一度必要となり、ブロックと列との
足し算は二度必要となるため、このような計算回数の不
一致によって起るシステム制御の複雑性と処理速度の遅
さを避けることがむずかしかった。
列に対する効率的なアドレス計算回路を提示しており、
ここでは全体論理、行論理、列論理、そしてpq個の加
算器などが備えられて、全体論理で左側上端の住所とし
てα(i,j)を計算し、また、行及び列論理でα
(i,j)と余りアドレス差などの計算を行った後にp
q個の加算器に加えることによってpq個のアドレスを
同時に計算処理しているが、このような形態ではブロッ
クと行との足し算は一度必要となり、ブロックと列との
足し算は二度必要となるため、このような計算回数の不
一致によって起るシステム制御の複雑性と処理速度の遅
さを避けることがむずかしかった。
【0079】本発明は上記のようなあらゆる短所を、
行、列、対角線、逆対角線及び八方接近方向を基礎にし
たアドレス計算同時処理手段を用いることにより、上記
のようなシステムによって起る制御論理の複雑性及びそ
の計算処理の迅速性などを大幅に向上することが可能に
なる。
行、列、対角線、逆対角線及び八方接近方向を基礎にし
たアドレス計算同時処理手段を用いることにより、上記
のようなシステムによって起る制御論理の複雑性及びそ
の計算処理の迅速性などを大幅に向上することが可能に
なる。
【0080】また、上記のような線分接近処理メモリシ
ステムにより、上記映像分析処理メモリシステムを利用
して任意角度の線分を同時接近させることができるた
め、ホフ変換の線分認識では二次元映像M×N内の各映
像点などの値が或る基準値よりも大きいならば該当角度
θは距離pで換算して増加させた後、より大きな角度を
持つ直線を有するように、T=MN(MR+#θ*P1
+#θ*MW)となる。(#θ:θの数,MR:一回の
リード所要時間,MW:一回のライト所要時間,P1:
該当角度及び距離計算時間,P2:一回の足し算所要時
間,pq:一つの線分上の映像関数) これに対し、本発明では、T=MN/pq*P2+M
W)になり、その処理速度を大幅に向上させることがで
きる。
ステムにより、上記映像分析処理メモリシステムを利用
して任意角度の線分を同時接近させることができるた
め、ホフ変換の線分認識では二次元映像M×N内の各映
像点などの値が或る基準値よりも大きいならば該当角度
θは距離pで換算して増加させた後、より大きな角度を
持つ直線を有するように、T=MN(MR+#θ*P1
+#θ*MW)となる。(#θ:θの数,MR:一回の
リード所要時間,MW:一回のライト所要時間,P1:
該当角度及び距離計算時間,P2:一回の足し算所要時
間,pq:一つの線分上の映像関数) これに対し、本発明では、T=MN/pq*P2+M
W)になり、その処理速度を大幅に向上させることがで
きる。
【0081】また、回転或いは傾いた映像の補正処理に
おける既存の方法では、T=MN(MR+P3+MW)
になる。(P3は回転或いは補正後の座標計算時間)こ
れに対し、本発明ではT=MN/pq(MR+P3+M
W)になって、この場合もその処理効率を大幅向上させ
ることができる。
おける既存の方法では、T=MN(MR+P3+MW)
になる。(P3は回転或いは補正後の座標計算時間)こ
れに対し、本発明ではT=MN/pq(MR+P3+M
W)になって、この場合もその処理効率を大幅向上させ
ることができる。
【0082】このように、本発明はこのような映像分析
メモリシステムにてブロック、行、列、対角線、逆対角
線及び八方接近に対する同時接近処理が可能な映像分析
メモリシステムと、この映像分析処理メモリシステムを
利用した線分接近処理システムを提供可能にして、こう
したシステムの処理効率を極大化することが可能になる
という有益な特徴がある。
メモリシステムにてブロック、行、列、対角線、逆対角
線及び八方接近に対する同時接近処理が可能な映像分析
メモリシステムと、この映像分析処理メモリシステムを
利用した線分接近処理システムを提供可能にして、こう
したシステムの処理効率を極大化することが可能になる
という有益な特徴がある。
【図1】 画像の二次元平面直交座標にて本発明による
接近形態及び座標を表わす参考図である。
接近形態及び座標を表わす参考図である。
【図2】 本発明による映像分析処理メモリシステムの
概略ブロック図である。
概略ブロック図である。
【図3】 図2におけるアドレス計算部の参考図であ
る。
る。
【図4】 図3におけるアドレス計算が同部に具備され
たアドレス差入力発生のデコーダー配列回路に対する概
念図である。
たアドレス差入力発生のデコーダー配列回路に対する概
念図である。
【図5】 図3をより具体化した参考図である。
【図6】 図3のデコーダー配列回路と入力発生組織に
基づく出力される実施例として、接近形態ブロックから
0又は1のアドレス差のブロック入力発生組織を示す参
考図である。
基づく出力される実施例として、接近形態ブロックから
0又は1のアドレス差のブロック入力発生組織を示す参
考図である。
【図7】 接近形態ブロックから余りのアドレス差Aの
ブロック入力発生組織を示す参考図である。
ブロック入力発生組織を示す参考図である。
【図8】 接近形態行の余りのアドレス差Aの行A入力
発生組織を示す参考図である。
発生組織を示す参考図である。
【図9】 接近形態対角線の余りのアドレス差Aの対角
線A入力発生組織を示す参考図である。
線A入力発生組織を示す参考図である。
【図10】 接近形態逆対角線の余りのアドレス差Aの
逆対角線A入力発生組織を示す参考図である。
逆対角線A入力発生組織を示す参考図である。
【図11】 接近形態列の余りのアドレス差Aの列A入
力発生組織を示す参考図である。
力発生組織を示す参考図である。
【図12】 図2に関連し本発明の他の実施例として線
分近接類型を説明するための参考図である。
分近接類型を説明するための参考図である。
【図13】 図12に関連し本発明の線分接近映像分析
処理メモリシステム参考図である。
処理メモリシステム参考図である。
【図14】 図13において各図に従った線分模様を表
わす参考図である。
わす参考図である。
【図15】 図13で入力選択長さ用ロムに対するメモ
リマップの参考図である。
リマップの参考図である。
1 映像分析処理メモリシステム 2 接近形態座標変換部 3 アドレス計算部 4 アドレス移動部 5 メモリモジュール部 6 メモリモジュール選択部 7 データー移動部 8 データーレジスタ 11 線分接近処理メモリシステム 12 制御角度変換回路 14 データーレジスタ 15 線分変換器 15a メモリモジュール部 15b デコーダー 15c レジスタ部 15d マルチプレクサー部 DK アドレス差入力変換部 DK1 デコーダー配列回路 DK2 入力発生組織 DKA アドレス差加算器 A1 第1レジスタ A2 第2レジスタ AC アドレス移動回路
Claims (14)
- 【請求項1】 画像点などをブロック、行、列単位で同
時接近処理し画像を分析処理する映像分析処理メモリシ
ステムにおいて、前記ブロック、行、列単位以外にも対
角線、逆対角線、及び八方向を含む接近形態と基準座標
(i,j)とを入力し、ブロック、行、列、対角線、逆
対角線の接近形態と映像点の変換座標(i´,j´)と
に変換する接近形態座標変換部2と、この接近形態座標
変換部2より提供された接近形態と変換座標によりアド
レス差を計算処理し出力するアドレス計算部3と、この
アドレス計算部3の計算されたアドレスを接近方向の類
型別に再配置させるアドレス移動部4と、このアドレス
移動部4のアドレス出力データーをm個の記憶モジュー
ルを有するメモリモジュール部5で外部からリード又は
ライトする時、前記八方向の接近類型を入力して前記m
個の記憶モジュールからpq個の記憶モジュールを選択
するメモリモジュール選択部6と、前記メモリモジュー
ル部5に貯蔵されたデーターをアドレス移動部4と逆機
能でデーターを再配置させるデーター移動部7と、この
データー移動部7からのデーターをしばらく貯蔵するデ
ーターレジスト8を包含する構成を特徴とする効率的な
映像分析処理メモリシステム。 - 【請求項2】 前記接近形態座標変換部2は、八方向の
接近形態及び基準座標(i,j)から八方向以外の接近
方向及び変換座標(i´,j´)に変換する過程より、 【数1】 (ここで、nはnorth、neはnorth−eas
t、eはeast、seはsouth−east、sは
south、swはsouth−west、wはwes
t、nwはnorth−west、vsは列、bdは逆
対角線、hsは行、fdは対角線、pqは同時接近映像
点の個数であって、例えば(n,i,j)は、基準座標
(i,j)でn(north)方向のpq個の同時接近
映像点を意味し、これが座標(i−pq+1,j)でv
s(列)に変換される。)の関数論理で構成されたこと
を特徴とする請求項1記載の効率的な映像分析処理メモ
リシステム。 - 【請求項3】 アドレス計算部3は、近接形態座標変換
部2の出力より提供される八方向以外の接近形態と変換
座標(i´,j´)とを入力してアドレス差入力に変換
するデコーダー配列回路DK1と、このデコーダー配列
回路DK1で発生された一次アドレスから0或いは1の
アドレス差C及びその余りのアドレス差Aをブロック、
行、列、対角線、逆対角線別に変位発生させる入力発生
組織DK2と、この入力発生組織DK2から提供された
アドレス差Cとアドレス差Aとの出力を加算するアドレ
ス加算器DKAとを含む構成を特徴とする請求項1記載
の効率的な映像分析処理メモリシステム。 - 【請求項4】 アドレス計算部3には、そのアドレス加
算器DKA出力側でその出力データーをしばらく貯蔵す
る第1レジスタA1が具備されたことを特徴とする請求
項1記載の効率的な映像分析処理メモリシステム。 - 【請求項5】 アドレス移動部4は、 【数2】 (ここで、blはブロック、A1は第1レジスタ、A2
は第2レジスタ、mはモジュール数、Kは整数とし、例
えばvs(列)では、A2(0)←A1(0),A2
((q)//m)←A1(1),A2((2q)//
m)←A1(2),…,A2(((pq−1)q)//
m)←A1(pq−1)となる。)で定義された移動組
織にて構成することを特徴とする請求項1記載の効率的
な映像分析処理メモリシステム。 - 【請求項6】 アドレス移動部4は、m個の記憶モジュ
ールを有するメモリモジュール部5に送られる再配置デ
ーターを回転させる第2レジストA2が具備された構成
を特徴とする請求項1記載の効率的な映像分析処理メモ
リシステム。 - 【請求項7】 メモリモジュール部5の記憶モジュール
割当関数μ(i,j)は、基準座標(i,j)の映像点
等に対する記憶モジュールを、 【数3】 (ここで、mは記憶モジュールの個数、x//yはxを
yで割った時の余りを示す。)から定義された割当にて
構成されたことを特徴とする請求項1記載の効率的な映
像分析処理メモリシステム。 - 【請求項8】 デコーダー配列回路DK1は”p−i/
/p”と”q−j//q”に対するアドレス差が1又は
sとなることを仮定した時これを入力するデコーダ−D
Eと、このデコーダ−DEの出力をD1として、D1の
アドレスより1又はs程度の差異が起こる位置をD2と
仮定した時、この出力D1からD2に変換する組織を含
む構成を特徴とする請求項3記載の効率的な映像分析処
理メモリシステム。 - 【請求項9】 入力変換組織DK2は、デコーダー配列
回路DK1出力がブロック入力発生時にそのまま通過す
るブロックC入力発生組織KCと、ブロックA入力を発
生する変換組織のブロックA入力発生組織KbAと、列
A入力を発生する変換組織の列A入力発生組織KvA
と、対角線A入力発生の対角線A入力発生組織KfA
と、逆対角線A入力発生の逆対角線A入力発生組織Kb
Aと、行A入力発生の行A入力発生組織KhAとを包含
した構成を特徴とする請求項3記載の効率的な映像分析
処理メモリシステム。 - 【請求項10】 アドレス加算器DKAは、pq個の加
算器(DA0−DApq−1)で構成されたことを特徴
とする請求項3記載の効率的な映像分析処理メモリシス
テム。 - 【請求項11】 画面の画像点に対するブロック、行、
列、対角線、逆対角線を各単位で同時に接近集合関数と
して定義し処理する方法において、画面の画像点に対す
る前記5種類の場合以外に、八方向(n,ne,e,s
e,s,sw,w,nw)による同時接近集合関数は、
映像点I(*,*)などのM×N配列から各要素(i,
j)は0≦i≦M−1,0≦j≦M−1となり、同時接
近映像点がpq個あると仮定する時、 【数4】 の単位で定義して(ここで、例えばn(i,j)は、座
標(i,j)におけるn(north)が、画像点1
(i,j),1(i−1,j),…1(i−pq+1,
j)であることを意味する。)、画像点データーを同時
に接近処理する方法を特徴とする効率的な映像分析処理
メモリシステム。 - 【請求項12】 画像点などをブロック、行、列単位で
同時に接近処理し画像を分析処理する映像分析メモリシ
ステムおいて、前記ブロック、行、列単位以外にも対角
線、逆対角線、八方向を含む接近形態と基準座標(i,
j)とを入力し、ブロック、行、列、対角線、逆対角線
の接近形態と変換座標(i´,j´)とに変換してアド
レス差を計算処理する映像分析処理メモリシステム1に
は、任意の角度の線分に対する入力角度θを八方向中の
いずれか一方向と変換角度θ′にて変換処理する制御角
度変換回路12がその入力より引き続いて設けられ、この
制御角度変換回路12の変換角度θ′に依り入力選択長さ
用ロム15aのアドレスを選択するデコーダー15bと、入
力選択長さ用ロム15aにより選択する出力を一時貯蔵す
る臨時レジスト部15cと、この臨時レジスト部15cから
貯蔵されたデーターを映像分析処理メモリシステム1で
読み出された所定の八方向の情報に依って、データレジ
スタ14で選択し移動するマルチプレクサー部15dになっ
た線分変換器15とを包含する線分接近処理システムを具
備することを特徴とする効率的な映像分析処理装置シス
テム。 - 【請求項13】 制御回路変換回路12は、任意の角度θ
(0゜≦θ≦360゜)を八方向中のいずれか一方向と
変換角度θ′(−22.5゜≦θ´≦22.5゜)で変
換する組織からなる線分接近処理システムを具備するこ
とを特徴とする請求項12記載の効率的な映像分析処理
システム。 - 【請求項14】 入力選択長さ用ロム15aは各5゜の間
隔で、22.5゜,20゜,15゜,10゜,5゜,0
゜,−5゜,−10゜,−15゜,−20゜,に依った
10種の線分点形態を定義し(一例にて、入カデータと
して、行(0−7)と列(0−15))、この定義され
た10種に対する入カデータ及び長さメモリマップで構
成される線分接近処理システムを具備することを特徴と
する請求項12記載の効率的な映像分析処理システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1990-6100 | 1990-04-30 | ||
KR1019900006100A KR920008266B1 (ko) | 1990-04-30 | 1990-04-30 | 효율적인 영상분석 처리 메모리 시스템 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620046A JPH0620046A (ja) | 1994-01-28 |
JP2884815B2 true JP2884815B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=19298535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3099115A Expired - Fee Related JP2884815B2 (ja) | 1990-04-30 | 1991-04-30 | 効率的な映像分析処理メモリシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884815B2 (ja) |
KR (1) | KR920008266B1 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6367655A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-26 | Hitachi Ltd | 2次元情報処理用メモリ方式 |
-
1990
- 1990-04-30 KR KR1019900006100A patent/KR920008266B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3099115A patent/JP2884815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620046A (ja) | 1994-01-28 |
KR920008266B1 (ko) | 1992-09-26 |
KR910018930A (ko) | 1991-11-30 |
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