JP2883721B2 - 流体継手の締結力制御装置 - Google Patents

流体継手の締結力制御装置

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JP2883721B2 JP30129990A JP30129990A JP2883721B2 JP 2883721 B2 JP2883721 B2 JP 2883721B2 JP 30129990 A JP30129990 A JP 30129990A JP 30129990 A JP30129990 A JP 30129990A JP 2883721 B2 JP2883721 B2 JP 2883721B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動変速機などに用いられる流体継手、
特にロックアップクラッチを備えた流体継手の締結力制
御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、車両に搭載される自動変速機には流体継手が
装備されるようになっているが、この種の流体継手とし
てはトルク変換機能を有するトルクコンバータが用いら
れるのが通例である。このトルクコンバータにおいて
は、該コンバータの所謂すべりに起因するエンジン燃費
性能の悪化を低減するため、トルク増大作用や変速ショ
ック吸収作用などを要しない所定の運転領域で、該コン
バータの入、出力部材間を直結するロックアップクラッ
チが備えられることがある。
ところで、この種のロックアップクラッチを備えたト
ルクコンバータ(流体継手)においては、流体を介して
トルク伝達を行う所謂コンバータ状態からスリップ状態
を経由させてロックアップ状態に移行させる制御の採用
が試みられている。例えば特公昭63−13060号公報によ
れば、コンバータ領域とロックアップ領域との間にロッ
クアップ領域に近づくほどスリップ量(入、出力部材の
回転速度差)を小さくした複数のスリップ領域を設定す
ると共に、エンジンの運転状態が上記各スリップ領域に
属するときに目標スリップ量が得られるように実スリッ
プ量をフィードバック4御させるようにした構成が示さ
れている。これによれば、ロックアップ領域の手前の領
域でロックアップクラッチが滑りながら締結することに
なるので、トルクコンバータの滑りを抑えて燃費性能を
向上させると共に、振動の伝達を抑制することができ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報記載のようにフィードバック
制御によって締結力をコントロールする場合には、応答
遅れによって制御の安定性が損なわれるという問題があ
り、特にスリップ量を連続的に可変制御する場合に応答
遅れの影響が顕著にあらわれることになる。
本発明は、ロックアップクラッチをスリップ状態を経
由させて締結させる場合における上記の問題に対処し、
制御の安定性を損なうことなくロックアップクラッチを
滑らかに締結させうるようにすることを目的とする。
(発明が解決しようとする課題) すなわち、本発明に係る流体継手の締結力制御装置
は、エンジンからの動力伝達経路に設置される流体継手
に設けられて、該継手の入、出力部材を直結するロック
アップクラッチと、このロックアップクラッチの締結力
を変化させる締結力可変手段とが設けられていると共
に、上記ロックアップクラッチを非締結状態からスリッ
プ状態を経由させて締結させるようにしたものにおい
て、上記エンジンの運転状態がスリップ領域に属すると
きに締結領域に移行する時期を予測する締結時期予測手
段と、該手段で予測された締結時期に上記ロックアップ
クラッチが完全締結状態となるように上記締結力可変手
段を作動させて締結力を徐々に増大させるフイードフォ
ワード制御手段とを設けたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、エンジンの運転状態がスリップ
領域に属するときに、締結時期予測手段によって予測さ
れた締結時期にロックアップクラッチが完全締結状態と
なるように、フィードフォワード制御によって締結力が
徐々に増大されることになるので、制御の安定性を損な
うことなくロックアップクラッチが滑らかに締結される
と共に、締結力の増大に伴ってスリップ量が減少するこ
とになるので燃費性能も向上することになる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、第1図によりトルクコンバータの構造とその制
御用油圧回路について説明すると、トルクコンバータ1
は、エンジン出力軸2に結合されたケース3内の一側部
に固設されて、エンジン出力軸2と一体回転するポンプ
4と、該ポンプ4と対向するようにケース3内の他側部
に回転自在に備えられて、ポンプ4の回転により作動油
を介して回転駆動されるタービン5と、ポンプ4とター
ビン5との間に介設されて、ポンプ回転数に対するター
ビン回転数の速度比が所定値以下のときにトルク増大作
用を行うスタータ6と、タービン5とケース3との間に
介設されたロックアップクラッチ7とを有する。そし
て、タービン5の回転がタービンシャフト8により出力
されて図示しない変速歯車機構に入力されるようになっ
ており、また上記ロックアップクラッチ7がこのタービ
ンシャフト8に連結されて、ケース3に対して締結され
たときに、該ケース3を介して上記エンジン出力軸2と
タービンシャフト8とを直結するようになっている。
また、このトルクコンバータ1には、図示しないオイ
ルポンプから導かれたメインライン9により、ロックア
ップバルブ10およびコンバータインライン11を介して作
動油が導入されるようになっており、この作動油の圧力
によって上記ロックアップクラッチ7が常時締結方向に
付勢されていると共に、該クラッチ7とケース3との間
の空間12には、上記ロックアップバルブ10から導かれた
ロックアップ解放ライン13が接続され、該ライン13から
上記空間12内に油圧(解放圧)が導入された時にロック
アップクラッチ7が解放されるようになっている。ま
た、このトルクコンバータ1には保圧弁14を介してオイ
ルクーラー15に作動油を送り出すコンバータアウトライ
ン16が接続されている。
一方、上記ロックアップバルブ10は、スプール10aと
これを図面上、右方へ付勢するスプリング10bとを有す
ると共に、上記ロックアップ解放ライン13が接続された
ポート10cの両側に、メインライン9が接続された調圧
ポート10dとドレンポート10eとが設けられている。ま
た、該バルブ10の図面上、右側の端部には上記スプール
10aにパイロット圧を作用させる制御ライン17が接続さ
れていると共に、この制御ライン17から分岐されたドレ
ンライン18にはデューティソレノイドバルブ19が設置さ
れている。このデューティソレノイドバルブ19は、入力
信号に応じたデューティ率でON、OFFを繰り返してドレ
ンライン18を極く短い周期で開閉することにより、制御
ライン17内のパイロット圧を上記デューティ率に対応す
る値に調整する。そして、このパイロット圧が上記ロッ
クアップバルブ10のスプール10aにスプリング10bの付勢
力と対抗する方に印加されると共に、該スプール10aに
はスプリング10bの付勢力と同方向にロックアップ解放
ライン13内の解放圧が作用するようになっており、これ
らの油圧ないし付勢力の力関係によってスプール10aが
移動して、上記ロックアップ解放ライン13がメインライ
ン9(調圧ポート10d)またはドレンポート10eに連通さ
れることにより、ロックアップ解放圧が上記パイロット
圧、すなわちデューティソレノイドバルブ19のデューテ
ィ率に対応する値に制御されるようになっている。ここ
で、デューティ率が最大値のときに制御ライン17からの
ドレン量が最大となって、パイロット圧ないし解放圧が
最小となることによりロックアップクラッチ7が完全に
締結され、またデューティ率が最小値のときに上記ドレ
ン量が最小となって、パイロット圧ないし解放圧が最大
となることによりロックアップクラッチ7が完全に解放
されるようになっている。そして、最大値と最小値の中
間のデューティ率ではロックアップクラッチ7がスリッ
プ状態とされ、この状態で解放圧がデューティ率に応じ
て調整されることにより、該ロックアップクラッチ7の
スリップ量が制御されるようになっている。
次に、このロックアップクラッチ7の締結力を制御す
る制御システムについて説明すると、第2図に示すよう
に、この制御システムはコントローラ20を有し、該コン
トローラ20に当該自動車の車速を検出する車速センサ21
と、エンジンのスロットル開度を検出するスロットルセ
ンサ22と、当該自動変速機の変速段を検出する変速段セ
ンサ23と、エンジン回転数を検出するエンジン回転セン
サ24と、上記タービンシャフト8の回転数を検出するタ
ービン回転センサ25からの信号が入力されるようになっ
ている。
そして、該コントローラ20は、上記各センサ21〜25か
らの信号に基づいて上記デューティソレノイドバルブ19
のデューティ率を算出し、第3図に示すフローチャート
に従ってトルクコンバータ1(ロックアップクッチ7)
の制御を行う。
すなわち、コントローラ20は、まずステップS1で上記
各センサ21〜25からの各種信号を読み込んだ上で、ステ
ップS2で、車速Vとスロットル開度θとで示される運転
状態が各変速段毎に予め設定されたトルクコンバータ10
のロックアップ領域IIに属するか否かを判定すると共
に、ロックアップ領域IIに属しないと判定すると、ステ
ップS3に進んでスリップ領域Iに属するか否かを判定す
る。このスリップ領域Iは、第4図に点斜線部で示すよ
うに各変速段のロックアップ領域II(実斜線部)の低車
速側(低エンジン回転側)に設定されたものである。な
お、スリップ領域Iとロックアップ領域IIとを除く残り
の領域IIIはロックアップクラッチ7が解放されるコン
バータ領域であり、また、第4図は加速時における各領
域を示すもので、減速時における各領域は別途設定され
ている。
コントローラ20は上記ステップS3において、運転状態
がスリップ領域Iに属すると判定したときには、ステッ
プS4に進んで加速度判定を行う。つまり、上記車速Vか
ら算出した加速度αと予め設定した所定の基準加速度α
とを比較するのである。
そして、コントローラ20は加速度αが基準加速度αよ
りも大きい大加速状態であると判定したときには、ステ
ップS5に進んで大加速用の第1関数f1(t)の設定の有
無を示す第1フラグF1の値が0にセットされているか否
かを判定し、0にセットされていればステップS6に進ん
で運転状態に応じて上記第1関数f1(t)を算出する。
ここで、上記第1関数f1(t)の算出方法を説明する
と、上記コントローラ20のメモリには、第5図に示すよ
うに車速Vとスロットル開度θとをパラメータとして設
定された大加速用デューティ初期値D1のマップと、第6
図に示すように車速Vと加速度αとをパラメータとして
設定された大加速用ロックアップ到達時間t1のマップと
が記憶されている。そして、コントローラ20は、現時点
のスロットル開度θ、車速Vおよび加速度αに基づい
て、上記各マップから大加速用デューティ初期値D1と大
加速用ロックアップ到達時間t1とを読み出すと共に、こ
れらの値を用いて、第7図に示すように、デューティ率
Dが上記デューティ初期値D1から上記ロックアップ到達
時間t1で100%となるように直線状に増加する第1関数f
1(t)を算出して、記憶することになる。
コントローラ20は、上記第1関数f1(t)の算出処理
が終了すると、第3図のフローチャートにおけるステッ
プS7を実行して、上記第1フラグF1の値を1にセットす
ると共に、小加速用の第2関数f2(t)(詳細は後述す
る)の設定の有無を示す第2フラグF2の値を0にセット
する。
また、コントローラ20は、上記ステップS5において上
記第1フラグF1の値が0にセットされていないと判定す
ると、所定のサブルーチンに従って上記ステップS6で算
出した第1関数f1(t)に基づくフィードフォワード制
御を実行する。つまり、コントローラ20は該制御に移行
した時点で上記第1関数f1(t)からデューティ初期値
D1を読み出して、このデューティ初期値D1となるように
デューティソレノイドバルブ19に対して制御信号を出力
する。そして、時間経過と共に上記第1関数f1(t)に
従ってデューティ率Dを変化させる。したがって、第1
図に示すロックアップバルブ10のスプール10aに印加さ
れるパイロット圧ないし該バルブ10で油圧が調整される
ロックアップ解放圧が徐々に減少されることになる。こ
れにより、第8図に示すように、ロックアップクラッチ
が上記デューティ初期値D1に対応する所定のスリップ量
で半クラッチ状態となると共に、そのスリップ量が上記
第1関数f1(t)に対応する所定の勾配で徐々に減少し
て、制御開始時から上記ロックアップ到達時間t1が経過
したときには完全締結状態となる。この場合に、ロック
アップクラッチ7のスリップ量が予め算出した上記第1
関数f1(t)に従って制御されることになるので、フィ
ードバック制御の場合のように応答遅れによるハンチン
グなどの発生が回避されてスリップ量が滑らかに変化す
ることになる。
一方、コントローラ20は第3図のフローチャートにお
けるステップS4で加速度αが基準加速度αよりも小さ
い小加速状態であると判定したときには、ステップS9
進んで小加速用の第2関数f2(t)の設定状態を示す第
2フラグF2の値が0にセットされているか否かを判定
し、0にセットされていればステップS10に進んで運転
状態に応じて上記第2関数f2(t)を算出する。
この場合においても、上記コントローラ20のメモリに
は、第9図に示すように車速Vとスロットル開度θとを
パラメータとして設定された小加速用デューティ初期値
D2のマップと、第10図に示すように同じく車速Vと加速
度αとをパラメータとして設定された小加速用ロックア
ップ到達時間t2のマップとが記憶されている。
ここで、上記小加速用デューティ初期値D2のマップの
設定傾向を示すと、上記大加速用デューティ初期値D1
比較して、同一スロットル開度のときのデューティ初期
値D2が全体的に小さく設定されるようになっている。ま
た、上記小加速用ロックアップ到達時間t2のマップも、
加速が小さい分だけ大加速用ロックアップ到達時間t1
りも長く設定されるようになっている。
そして、コントローラ20は、現時点のスロットル開度
θと車速Vと加速度αの値に基づいて、上記各マップか
ら小加速用デューティ初期値D2と小加速用ロックアップ
到達時間t2とを読み出すと共に、これらの値を用いて、
第11図に示すように、デューティ率Dが上記デューティ
初期値D2から上記ロックアップ到達時間t2で100%とな
るように直線状に増加する第2関数f2(t)を算出し
て、記憶する。この場合、スロットル開度θと車速Vと
が同じとすると、鎖線で示した第1関数f1(t)に比べ
て、デューティ初期値D2が相対的に小さく、またロック
アップ到達時間t2が相対的に長い第2関数f2(t)が得
られることになる。
コントローラ20は、第2関数f2(t)の算出処理が終
了すると、第3図のフローチャートにおけるステップS
11を実行して、上記第1フラグF1の値を0にセットする
と共に、第2フラグF2の値を1にセットする。
また、コントローラ20は、上記ステップS5において上
記第2フラグF2の値が0にセットされていないと判定す
ると、所定のサブルーチンに従って上記ステップS10
算出した第2関数f2(t)に基づくフィードフォワード
制御を実行する。
したがって、第12図に示すように、ロックアップクラ
ッチのスリップ量が大加速時と同様に滑らかに減少する
ことになる。この場合、加速度αが小さい分だけロック
アップ状態に到達するまでの時間が大加速時と比べて相
対的に長くなる。
なお、例えば上記第1関数f1(t)に基づくフィード
フォワード制御の実行時に、加速度αが基準加速度α
よりも小さくなったときには第2関数f2(t)によるフ
ィードフォワード制御に移行することになる。
そして、コントローラ20は上記第3図のステップS4
おいて加速度αが零もしくは負の値になると判定したと
き、すなわち低速走行状態あるいは減速状態と判定した
ときには、ステップS13に移って一定のスリップ量(例
えば80rpm)となるようにフィードバック制御を実行す
ると共に、ステップS14で上記第1、第2フラグF1,F2
それぞれ0をセットする。このフィードバック制御にお
いては上記センサ24,25からの信号が示すエンジン回転
数とタービン回転数との偏差が算出されると共に、その
偏差が一定状態となるように上記デューティソレノイド
バルブ19に出力される制御信号がフィードバック制御さ
れることになる。また、コントローラ20は上記ステップ
S2において運転状態がロックアップ領域IIに属すると判
定したときには、ステップS15で通常のロックアップ制
御を実行するようになっている。
なお、この実施例においてはフィードフォワード制御
に使用する関数を大加速時と小加速時との二通りに設定
するようになっているが、これに限定されるものではな
い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、エンジンの運転状態が
スリップ領域に属するときには、締結時期予測手段によ
って予測された締結時期にロックアップクラッチが完全
締結状態となるように、フィードフォワード制御によっ
て締結力が徐々に増大されることになるので、制御の安
定性を損なうことなくロックアップクラッチが滑らかに
締結されると共に、締結力の増大に伴ってスリップ量が
減少することになるので燃費性能も向上することにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜12図は本発明の実施例を示すもので、第1図はト
ルクコンバータの構造及びその油圧回路を示す図、第2
図は該コンバータの制御システム図、第3図は制御動作
を示すフローチャート図、第4図は制御領域を示すマッ
プ、第5図は大加速時における車速とスロットル開度と
をパラメータとするデューティ初期値のマップ、第6図
は同じく車速と加速度とをパラメータとするロックアッ
プ到達時間のマップ、第7図は上記マップを用いた第1
関数f1(t)の設定例を示す特性図、第8図は大加速時
におけるロックアップクラッチのスリップ量のタイムチ
ャート図、第9図は小加速時における車速とスロットル
開度とをパラメータとするデューティ初期値のマップ、
第10図は同じく車速と加速度とをパラメータとするロッ
クアップ到達時間のマップ、第11図は上記マップを用い
た第2関数f2(t)の設定例を示す特性図、第12図は小
加速時のロックアップクラッチのスリップ量のタイムチ
ャート図である。 1……トルクコンバータ(流体継手)、2……エンジン
出力軸(入力部材)、8……タービンシャフト(出力部
材)、10……ロックアップバルブ、19……デューティソ
レノイドバルブ、20……コントローラ(締結時期予測手
段、フィードフォワード制御手段、21……車速センサ
(車速検出手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンからの動力伝達経路に設置される
    流体継手に設けられて、該継手の入、出力部材を直結す
    るロックアップクラッチと、このロックアップクラッチ
    の締結力を変化させる締結力可変手段とが設けられてい
    ると共に、上記ロックアップクラッチを非締結状態から
    スリップ状態を経由させて締結させるようにした流体継
    手の締結力制御装置において、上記エンジンの運転状態
    がスリップ領域に属するときに締結領域に移行する時期
    を予測する締結時期予測手段と、該手段で予測された締
    結時期に上記ロックアップクラッチが完全締結状態とな
    るように上記締結力可変手段を作動させて締結力を徐々
    に増大させるフイードフォワード制御手段とが設けられ
    ていることを特徴とする流体継手の締結力制御装置。
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