JP2883137B2 - プレパラートを使用する検鏡方法 - Google Patents

プレパラートを使用する検鏡方法

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JP2883137B2
JP2883137B2 JP1507926A JP50792689A JP2883137B2 JP 2883137 B2 JP2883137 B2 JP 2883137B2 JP 1507926 A JP1507926 A JP 1507926A JP 50792689 A JP50792689 A JP 50792689A JP 2883137 B2 JP2883137 B2 JP 2883137B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本願発明は半透明なスライド(スライドガラス)を、
顕微鏡等の光源からの光を、フィルターの直孔を光学的
に消去するに充分なほど散乱させるべく、半透明とし、
この半透明スライド上に、少なくとも、検体を捕捉した
フィルターを載置してプレパラートを作成する技術に関
係するものである。
従来技術 従来、細胞等の検体をプレパラートにするには、一般
に塗抹法が用いられている。この塗抹法は、擦過、穿刺
等により細胞等の検体を採取した後、手技によってスラ
イド上に塗る(塗抹する)ものである。
そして、この検体を塗抹したスライドを染色液等の各
種溶液に浸漬した後、封入剤およびカバーガラスを載せ
てプレパラートにしている。
こうした従来方法においては、検体の塗抹を手技で行
うため、検体が塗抹の際に物理的破壊や変形をおこし易
い。又、溶液に浸漬中、塗抹したスライド上から、検体
が剥離や脱落してしまい易い等の欠点があった。さらに
この塗抹法を行うには、長年の経験や熟練を必要として
いた。
こうした問題を解決するために、肉厚が5〜10μmで
微細な無数の直孔を有する透明なポリカーボネイト系フ
ィルターで、検体を含んだ溶液を濾過し、検体をフィル
ター上に捕捉した後、各種溶液を注入して検体を浸すと
いう方法が考えられている(例えば、特願昭61−250188
号)。
こうしたフィルターを利用し、溶液を濾過して検体を
捕捉し、又、検体を水平に保ったフィルター上に載せた
状態で染色等を行うことが出来ることによって、従来発
生していた検体の破壊、変形および脱落といった問題が
解消され、検体がより自然に近い状態で鏡検されるもの
である。
そして、染色処理が完了した検体を、スライドに載せ
てプレパラートとするわけであるが、このプレパラート
とするために、従来は、フィルター上の検体をスライド
上に転写するか、あるいはフィルターごとスライドに載
せ、フィルターを溶剤で、溶解して検体のみそのスライ
ド上に残存させる方法がある。
しかし、フィルター上に捕捉した検体をスライド側に
転写する場合には、その際の加圧等によって検体を壊し
たり、あるいは捕捉した検体の内のわずかしか転写出来
なかったという問題があり、又、溶解する場合には、そ
の溶解液の影響で検体が縮小あるいは退色してしまう等
の問題が発生する。
こうした問題を解決するためには、検体をフィルター
ごとスライド上に載せてプレパラートを作成することが
最良の方法と考えられるが、そうすると鏡検の際、フィ
ルターの直孔の輪郭が見えて検体の輪郭と重なり鏡検し
難いものとなってしまう。
本考案は、こうした問題を解決するために考えられた
もので、顕微鏡等による鏡検においてフィルターの直孔
の輪郭が見えないようにすることによって、転写や溶解
の作業を不要とし、かつフィルター上の検体を直接正確
に鏡検出来るスライド、カバーガラスおよびフィルター
とそのスライドを利用したプレパラート作成方法を提供
することを目的とする。
図面の簡単な説明 第1図は本発明半透明スライドの一実施例を示す斜視
図、第2図は他の実施例を示す同じく斜視図、第3図は
さらに他の実施例を示す断面図、第4図は本発明のプレ
パラート作成方法によって作成されたプレパラートを示
す断面図、第5図は本発明のスライドを示す断面図であ
る。
発明の詳細な説明 上記目的を達成するため、従来の透明なスライド1
を、顕微鏡等の光源からの光を、フィルター3の直孔4
を光学的に消去するには充分なほど散乱させるべく、半
透明とした。すなわち、光学的に言うと、散乱光を照射
することによって直交4を輪郭と、それらの周囲部分と
の明度差のなくし、それによって、直孔4の輪郭を視覚
出来なくするものである。ここで言う半透明とは、光の
透過性を減退させる意味ではなく、光の透過性は大きく
保ちながら、その直進透過性を小さくすることによって
得られるものである。その手段としては多々考えられる
が、例えば、スライド1中に、スライド1より光透過率
が劣る、あるいは優れた光散乱特性をもつセラミック等
の粒子を無数混入することによって達成出来る、勿論、
光透過率が劣ると共に、その表面に光散乱特性を持つ粒
子であっても良い。そして、この混入する粒子の表面粗
さを変えることによって半透明度の程度を調整すること
が可能である。
又、光を散乱させる他の手段として、透明のスライド
1より光の直進透過性の小さい半透明層2を被膜形成す
ることが出来る。
半透明層2をつくる手段として、透明高分子樹脂材中
にセラミックス等の無機質の微粒子6を、無数混入する
ことが出来る。
又、光の散乱(乱反射)を効果的に達成するために、
スライド1と半透明層2との境界面を粗目7とすると良
い。勿論、この場合、スライド1と半透明層2の光屈折
率は異なるものである。粗目く7成形方法としては多々
あるが、例えば、スライド1あるいはフィルター3製造
工程において、その製造ローラーの表面を粗目に成形し
ておくことによって、達成できる。
そして、本発明による半透明スライド上に、少なくと
も、検体5を捕捉したフィルター3を載置することによ
ってプレパラートを作成出来る。
尚、半透明スライド上に、キシロール等の有機溶剤を
滴下した後、検体5を捕捉したフィルター3を載置し、
さらにフィルター3上に封入剤9を滴下し、カバーガラ
ス8を載せることによって、気泡の混入を防ぎ、より完
成したプレパラートを作成することが出来る。
本発明による半透明スライド1上に、検体5を捕捉し
たフィルター3を載置して顕微鏡等で鏡検する場合、そ
のスライド1を載物台に載せて光源からの光を当てる
が、この時、スライド1は半透明であるため、当てられ
た光は散乱(乱反射)する。スライド1で散乱した光は
フィルター3の直孔4壁面に様々な角度から照射するた
め明度差がなくなり、物理的には直孔4は存在するが光
学的に消去され、その輪郭は見えなくなる。
従来のスライド1は透明であったため、光の透過性が
良く、又、顕微鏡の光源から発せられた光は直進し、そ
のためフィルター3の直孔4の輪郭がはっきり見え鏡検
の妨げになったが、本発明によると前記したように光が
散乱するのでこのような問題が起こらない。
尚、スライド1と半透明層2との境界面を粗目7とす
ることによって、その粗目7部分で光が乱反射し、さら
に半透明層2内で乱反射するので、光の散乱をより効果
的に達成することが出来る。従って、これによって半透
明層2を肉薄にしたり、又、半透明層2内に混入する微
粒子6の数を減らすことが出来る等の顕著な経済的効果
を得ることが可能である。
又、高分子樹脂材製の半透明層2にセラミックス等の
無機質の微粒子6を無数混入することによって、合成樹
脂の耐候性および耐薬品性を高めると共に、機械的強度
を向上させ、長期にわたる使用が可能となる。高分子樹
脂は、経年変化や薬品の影響によって変色し易く、又、
その機械的強度もガラス等に比較して劣るため、無機質
の微粒子6を混入してそうした欠点を取り除くことは、
本発明の半透明スライドの耐久性を、従来の硝子製スラ
イドと同じ程度のものとすることが出来る点で大きな意
味を持つ。
実施例 第1図に一実施例を示す。これは、スライド1の成形
材料中に、スライド1とは光屈折率が異なり、光散乱特
性を持つセラミック微粒子6を混入すると共に、スライ
ド1を白濁色に着色して光散乱性の高い半透明としたの
である。スライド1に照射された光は、半透明となった
このスライド1内で乱反射して散乱し、あらゆる角度か
らフィルター3に当たる。その結果、鏡検の際、フィル
ター3の直孔4の輪郭が見えないものとなる。着色の色
は、白濁色に限定されるものでなく、例えば、他の淡い
青色も有効である。
第2図は透明なスライド1上に高分子樹脂材製の半透
明層2を形成したものを示している。高分子樹脂を半透
明とする手段は、限定するものではないが、例えば高分
子樹脂材を白化結晶化させたり、あるいは他の樹脂材と
ブレンドすることによって達成出来る。
同図に示す実施例によると、光はこの半透明層2によ
って乱反射して散乱され、上記と同じ効果を発揮する。
この半透明層2は、乳白化してさらに無数のセラミック
微粒子6を混入したものである。これによって、光の乱
反射および散乱が効果的に達成される。尚、微粒子6の
表面に発光体や発光被膜を設けることによって、光の散
乱をより効果的に達成できる。
第3図は、スライド1と半透明層との境界面を粗目7
にしたものを示している。こうした粗目7を形成するこ
とによって、この粗目7部分で光が散乱し、さらに半透
明層2内で散乱させるので、より効果的であり、接着力
を密にする。
尚、この粗目7は、スライド1の上面に砂をぶつける
いわゆる砂けしや、弗酸に浸漬する方法で達成出来る。
又、半透明層2を、高分子樹脂材で形成する場合、高
分子樹脂材をスライド1上にプレスによって固める、塗
布する、スプレーする、転写する、どぶ浸けする等が考
えられる。この場合、例えばスライド1の肉厚を1mm前
後とすると共に、半透明層2の肉厚を0.2mm以内とし、J
IS規格の最大肉厚1.2mm以内に抑えることが好ましい。
本願発明の目的を達成するには、従来のスライド1が
その目的上必要としていた光の高透過性の他に、光の高
散乱性をも得ることが必要である。この点において、上
記実施例に示した半透明スライド1は、60〜80%以上と
いう透過性を有すると共に、半透明層2によって高散乱
性をも兼ね備えているため、直孔4を光学的に消去する
ことが出来る。従って、スライド1として非常に優れた
性能を発揮する。
尚、本発明の半透明スライドは、その形状を上記実施
例の如きに限定するものではない。又、半透明層2の上
にさらに透明層を形成したいわゆるサンドイッチ状とす
ることも可能である。この場合、半透明層2の肉厚を0.
2mm程度および透明層のそれを0.01mm程度とし、スライ
ド1を加えた全体の肉厚を1.2mmに限定している。こう
したサンドイッチ状とすると共に、透明層7の肉厚を適
宜に調整することによって解像度が向上し、いわゆる映
像が鮮鋭になって鏡検し易いものとなる。
さらに、半透明層2をスライド1の上面にのみ形成す
るだけでなく、下面あるいは上下両面に形成することも
可能である。要は、従来の透明スライド1が透明である
のに対して、本発明は光源からの光を乱反射、散乱する
のに必要な程度半透明としたことを特徴とするものであ
り、その半透明とする手段は限定されるものではない。
尚、ここで言う半透明とは、視覚では一見不透明に見
えるが、実際には光を透すものをも含めるものである。
又、本発明で言うスライド1とは、検体や5フィルタ
ー3等を載置することの出来るものを指し、いわゆる一
般的な硝子製品のみに限定されるものではない。従っ
て、例えば前記したような高分子樹脂材製品、さらには
セラミックス製品等をも含むものである。又、ブライン
ド効果により、見る角度によって透明になったり、不透
明になるガラスや合成樹脂を利用することも可能であ
る。
第4図は、本発明の半透明スライドとフィルター3と
を組み合わせて作成したプレパラートを示している。こ
れは以下の順序で作成される。まず、半透明スライド上
にキシロールを滴下し、その上に、検体5を捕捉し染色
処理等を経たフィルター3を載せる。キシロールを滴下
したことによって、このキシロールがフィルター3の直
孔4内にも毛細管現象によって侵入して直孔4内の空気
を押出すはたらきをする。これによって、検体5がフィ
ルター3上面一に位置し易いと共に、気泡ができず、よ
って鏡検が容易となる。
次に、封入剤9を滴下しカバーガラス8を載せてプレ
パラートを完成させる。この際、先のキシロールは蒸発
し、キシロールが侵入していた部分に封入剤9が侵入し
て、フィルター3とスライド1とを確実に固着すると共
に、検体5を完全なる密封状態に保つものである。
尚、プレパラート作成方法としては、上記実施例に限
定されるものではなく、封入剤9とキシロールとの混合
液を、フィルター3上から滴下したり、あるいはイマー
ジョンオイルを滴下する等、適宜行うものである。
本発明に係るプレパラート作成方法においての特徴
は、本発明のスライド上に検体5を捕捉したフィルター
3を載置することにある。そして、その作用効果は、顕
微鏡等の光源からの光を半透明スライドで散乱させるこ
とによってフィルター3の直孔4を光学的に消去し、も
って検体5の鏡検をより容易に達成させることである。
尚、フィルター3の種類は限定されるものではなく、
肉厚が数十ミクロンのポリエステルやポリカーボネイト
の直径が数ミクロンの無数の微細孔を有するものや、肉
薄のアルミナに蜂の巣状の微細孔を無数に形成したいわ
ゆるハニカルフィルター等が考えられる。
第5図に、本発明のカバーガラスを示す。これは、従
来の透明なカバーガラス8の上面に金属分子を真空蒸着
して金属蒸着層10を形成したものである。この金属蒸着
層10は、ミクロン(μ)からオームストロング(Å)単
位の薄さを有しフッ化マグネシウム、アルミニウム、酸
化ジルコン等をいわゆるマルチコーティングによってカ
バーガラス上面に真空蒸着するものである。このカバー
ガラスを使用して実際した結果、特に、高倍率で鏡検す
る際、検体が鮮鋭に視覚されることが分かった。これ
は、光が、カバーガラスを透過して空気中に出る際に生
じる反射が、この金属蒸発層10によって阻止され、光の
透過性が通常の金属蒸着層10を持たないカバーガラスと
比較して高くなるからである。
このように本発明は、スライドを半透明としたので、
顕微鏡等による鏡検において、このスライド上に載置し
たフィルターの直孔の輪郭が見えず、これによって従来
必要としていた転写や溶解といった面倒な作業を不必要
とし、フィルター上の検体を直接かつ正確に鏡検出来る
といった優れた効果を発揮する。
又、スライドと半透明層との境界面を粗面とすること
によって光の散乱をより大きくすることが出来る。
さらに、半透明層を高分子樹脂製とし、それに無機質
の微粒子を混入することによって、光の散乱をより大き
くすると共に、耐候性、耐薬品性、耐熱性および機械的
強度を高めることが出来、よって半透明スライドの耐久
性を、硝子性スライド同様、優れたものとすることが出
来る。
そして、本発明のプレパラート作成方法は、上面で、
検体を捕捉染色処理したフィルターを、そのまま半透明
スライド上に載せることとしているので、従来の塗抹法
のような検体の破壊、変形、脱落等が発生せず、しわめ
て正確な鏡検を行うことが可能である。
又、長年の経験や熟練を必要とせず、よって効率よく
プレパラートを作成することが出来る、等多くの優れた
効果を発揮するものである。
又、カバーガラスの上面に金属蒸着層を形成すると、
特に、高倍率で検体を鏡検する際、検体を鮮鋭に視覚す
ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−194356(JP,A) 特開 昭63−249102(JP,A) 実開 昭59−100247(JP,U) 実開 昭60−191001(JP,U) 実開 平1−75214(JP,U) 実開 昭63−127594(JP,U) 特許2609461(JP,B2) 特公 昭48−790(JP,B2) 米国特許2801568(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 21/00 G01N 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半透明スライド上に、溶解溶剤、検体
    (5)を捕捉したフィルター(3)、上面に、半透明ス
    ライドによって散乱した光を上方に直進させるべく、金
    属微粒子層(10)を設けて成るカバーガラス(8)を載
    せて成るプレパラートを使用する鏡検方法。
JP1507926A 1988-11-09 1989-07-20 プレパラートを使用する検鏡方法 Expired - Lifetime JP2883137B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-282768 1988-11-09
PCT/JP1989/000729 WO1990005320A1 (en) 1988-11-09 1989-07-20 Semitransparent slide, cover glass and method to make preparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03502257A JPH03502257A (ja) 1991-05-23
JP2883137B2 true JP2883137B2 (ja) 1999-04-19

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