JP2882282B2 - 急速継手のプラグ - Google Patents

急速継手のプラグ

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JP2882282B2
JP2882282B2 JP6136184A JP13618494A JP2882282B2 JP 2882282 B2 JP2882282 B2 JP 2882282B2 JP 6136184 A JP6136184 A JP 6136184A JP 13618494 A JP13618494 A JP 13618494A JP 2882282 B2 JP2882282 B2 JP 2882282B2
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俊夫 平沼
浩 中村
茂 安田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は急速継手に関するもの
であり、特に、空気配管の接続に用いる急速継手のプラ
グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコンプレッサと空気工具等の
ホースは急速継手を介して接続され、エアコンプレッサ
側に急速継手のソケットを設けてホースに急速継手のプ
ラグを取り付け、ホースをエアコンプレッサ側へ迅速に
着脱することができる。プラグをソケットへ挿入する
と、プラグの先端がソケットのセルフシール弁を開くと
同時にソケットとプラグが結合される。ソケットからホ
ースを取り外す際には、ソケットのロックリングをスラ
イドさせるとプラグがソケットから外れ、ソケットのセ
ルフシール弁が閉鎖される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エアコンプレッサへ接
続されたホースを取り外す際は、空気工具等の端末機に
接続したホース内の高圧空気がプラグから噴出し、噴出
空気の反力によってホースが躍動して周囲の人間や物品
に損傷を与える場合がある。一方、プラグにセルフシー
ル弁を設け、取り外されたホース内の高圧空気を密閉し
てプラグからの空気の噴出を防止する対策を講じると、
ホースをエアコンプレッサから取外した状態でホース内
に密閉された高圧空気によって端末機を駆動することが
できるため、釘打ち機等においては誤って事故を引き起
こす危険があり好ましくない。
【0004】そこで、ホース取外しの際における噴出空
気による推進力を減殺してホースの不慮の躍動を防止
し、作業者等に傷害を与える危険性を解消するために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上
記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、空気配管接続用の
急速継手のプラグに於て、前記プラグの嵌合部の先端近
傍に外周面から内周面へ貫通する複数の孔を放射状に設
け、前記嵌合部内且つ前記孔の前後中間部位に流路を遮
断する隔壁を設けて前記孔を経由する迂回流路を形成す
るとともに、前記嵌合部の外周面且つ前記孔の後方位置
にシールリングを嵌着したことを特徴とする急速継手の
プラグを提供するものである。
【0006】
【作用】プラグのソケットへの嵌合部には流路と外部と
を連通する孔が放射状に設けられている。また、流路を
遮断する隔壁は、孔を前後に二分する位置に配設されて
いる。プラグをソケットへ嵌合させるとプラグの嵌合部
はソケットによって外周部を被蔽され、前記孔によって
隔壁の前後を連通する迂回流路が形成される。ソケット
側の高圧空気は迂回流路を通じてプラグ側へ供給され
る。プラグをソケットから取り外すと、プラグの嵌合部
の外周面が開放され、プラグ及びプラグに接続されたホ
ース内の高圧空気は孔からプラグの周囲へ放射状に排出
されるが、プラグの後部と開口部とは隔壁によって遮断
されているため、開口部から空気は排出されない。依っ
て、プラグに推進力は作用せず、プラグ及びホースが躍
動することはない。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に従って詳
述する。図1(a)(b)は急速継手のプラグ1を示
し、プラグ1の前部(図において右)に嵌合部1aが形
成され、後部にホース取付部1bが形成されている。後
部の形状は、図示したホース取付部1bの他に、用途に
よって図3に示すように雌ネジ部1cや雄ネジ部が設け
られる。図1に示すように嵌合部1aには前後方向に長
い孔2,2,2,2が軸心に対して放射状に開穿され、
管路内には隔壁3が設けられている。隔壁3は孔2,
2,2,2の前後中間部に位置しており、隔壁3の前室
或いは後室の圧力流体は、何れも孔2,2,2,2通じ
て放射状に放出される。また、嵌合部1aの孔2,2,
2,2よりも後方の外周面にはシールリング装着用の環
状溝4が形成され、この環状溝4にOリング5が装着さ
れている。
【0008】図2はプラグ1を先端シール形ソケット6
に装着した状態を示し、高圧空気供給側に設けられるソ
ケット6のロックリング7を後方へ引き、プラグ1をソ
ケット6の開口部へ挿入すると、従来形のプラグと同様
にプラグ1の先端面によってソケット6のセルフシール
弁8の前部押し板8aが押されてセルフシール弁8が後
退し、バルブシート9から離反して流路が開放される。
ソケット6側の高圧空気はプラグ1の先端開口部へ流入
し、ソケット6によって外周面を被蔽されたプラグ1の
孔2,2,2,2を通じて隔壁3の後方流路へ流れ、ホ
ース(図示せず)を通じて空気工具等へ供給される。こ
のとき、孔2,2,2,2の後方に配設したOリング5
がソケット6の嵌合面に圧接しているため、高圧空気が
外部へ漏出することはない。
【0009】そして、プラグ1をソケット6から取り外
す際には、ソケット6のセルフシール弁8が圧縮バネ1
0の付勢力によって閉止するとともに、取り外されたプ
ラグ1及びホース内の高圧空気は、図1(b)において
矢印A,Aで示すように、開放された孔2,2,2,2
の後半部から周囲へ放射状に噴出することによりプラグ
1に推進力は発生しない。
【0010】図3は、他の形式のソケット11にプラグ
1を嵌合させた状態を示している。同図に示すソケット
11は、セルフシール形スプール弁12を内蔵し、スプ
ール弁12を後退させることにより、スプール弁12の
孔13,13,…を通じて高圧空気を供給するものであ
る。この種のソケット11にプラグ1を挿入すると、プ
ラグ1の先端部によってスプール弁12が後退させら
れ、図2に示したソケット6の場合と同様に高圧空気は
プラグ1の孔2,2,2,2を通じて供給される。
【0011】このように、プラグ1は従来の種々の形式
のソケット6,11の設計を変更することなく使用でき
る汎用性を有し、且つ、取外しの際における取扱い性並
びに安全性が向上するものである。尚、本発明は上記一
実施例に限定されるべきものではなく、孔2の数量や孔
2及び隔壁3の形状等は種々の改変ができ、本発明がそ
れらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0012】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に於て詳述し
たように、急速継手のプラグの嵌合部外周面に空気抜き
用の孔を放射状に配列するとともに流路に隔壁を設け、
ソケットへ嵌合したときは高圧空気が孔を通じて隔壁の
前後へ流通するように構成したので、ソケットからプラ
グを取り外す際にプラグ及びホース内の高圧空気は孔か
ら放射状に周囲へ排出される。従って、噴出空気による
推進力が発生せず、プラグ及びホースが躍動して周囲に
損害を与える虞れが解消され、取扱い性並びに安全性の
向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)はプラグの正
面図、(b)は断面図である。
【図2】図1に示すプラグとソケットの嵌合状態を示す
断面図。
【図3】図1に示すプラグと他の形状のソケットとの嵌
合状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 プラグ 1a 嵌合部 2 孔 3 隔壁 4 環状溝 5 Oリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気配管接続用の急速継手のプラグに於
    て、前記プラグ(1)の嵌合部(1a)の先端近傍に外
    周面から内周面へ貫通する複数の孔(2)を放射状に設
    け、前記嵌合部(1a)内且つ前記孔(2)の前後中間
    部位に流路を遮断する隔壁(3)を設けて前記孔(2)
    を経由する迂回流路を形成するとともに、前記嵌合部
    (1a)の外周面且つ前記孔(2)の後方位置にシール
    リング(5)を嵌着したことを特徴とする急速継手のプ
    ラグ。
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