JP2882180B2 - ベーク処理装置 - Google Patents

ベーク処理装置

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JP2882180B2
JP2882180B2 JP10700392A JP10700392A JP2882180B2 JP 2882180 B2 JP2882180 B2 JP 2882180B2 JP 10700392 A JP10700392 A JP 10700392A JP 10700392 A JP10700392 A JP 10700392A JP 2882180 B2 JP2882180 B2 JP 2882180B2
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研至 河合
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
工程、特にフォトリソグラフィープロセスにおけるフォ
トレジスト塗布後や露光後、あるいは現像後にベーク処
理を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベーク処理装置は図3に示すよう
に、ヒータ4と温度検出センサ8を組み込んだホットプ
レート2上に半導体基板(以下、ウェハという)1を乗
せ、温度検出センサ8の出力信号に基づいて温度制御部
7によりヒータ4の温度を制御してウェハ1に所定の温
度でベーク処理を行う。
【0003】従来よりウェハをホットプレート上に直接
置く方式(いわゆるコンタクトベーク)が一般的に多く
用いられていたが、この方式では、ウェハの裏面がホッ
トプレート表面と密着するためにウェハ裏面へのゴミの
付着が問題となっている。
【0004】このため、最近ではウェハとホットプレー
トを密着させずに0.1〜0.2mm程度のすきまを設
けてベーク処理を行ういわゆるプロキシミティピン3が
設置されており、その上にウェハ1を乗せてベーク処理
を行う方式となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンタクトベークで
は、ホットプレートとウェハが密着しているためにウェ
ハ温度はホットプレートの表面温度と同一になるが、プ
ロキシミティベークではホットプレート上にウェハが密
着していないためにウェハへの熱の伝わり方が、コンタ
クトベークが熱伝導なのに対し、プロキシミティベーク
では熱伝達になるため効率が悪く、図4に示すようにホ
ットプレートとウェハとの間隔(これをプロキシミティ
ギャップと呼ぶ)が大きくなるに従い、ウェハの表面温
度が低くなるという現象が起こる。
【0006】プロキシミティギャップはプロキシミティ
ピンにゴミ等が付着することにより容易に変わりやす
く、またウェハ自体の反りの影響によっても、プロキシ
ミティギャップが変わってしまいやすいという欠点を持
っている。
【0007】上記の理由からプロキシミティベークで
は、ウェハ表面温度を一定に保つのがコンタクトベーク
と比べてかなり困難であるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、プロキシミティベークに
おけるウェハ表面温度を一定に保つベーク処理装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るベーク処理装置は、輻射熱センサと、
演算処理部と、温度制御部とを有し、半導体基板をヒー
タで加熱されたホットプレート上にプロキシミティピン
を介して載置し、基板のベーク処理を行うベーク処理装
置であって、輻射熱センサは、ホットプレートで加熱さ
れた半導体基板からの輻射熱を検出するものであり、演
算処理部は、輻射熱センサの出力信号に基づいて半導体
基板の表面温度を演算するものであり、温度制御部は、
演算処理部からの温度出力信号に基づいて、基板表面温
度が設定温度になる出力値にホットプレート加熱用ヒー
タの出力を制御するものであり、 前記輻射熱センサと演
算処理部と温度制御部との組を複数有し、各組毎に温度
制御を行ない、半導体基板面内の温度分布を制御するも
のである。
【0010】
【作用】ウェハの上部にウェハからの輻射熱をセンサで
検出し、このセンサの出力信号からウェハの表面温度を
演算し、この演算処理後の温度出力信号に基づいて予め
設定した温度になるようにヒータの出力を制御する。
【0011】これによりプロキシミティギャップが変化
した場合、従来の技術ではウェハの表面温度が変わって
しまい所定の温度でのベーク処理ができなくなってしま
うのに対し、本発明のベーク処理装置では、ウェハ表面
温度の変化をウェハ上部に設けたセンサが検出し、これ
によりウェハが所定の温度になるようにヒータの出力を
制御することができる。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】(参考例)図1は、本発明の参考例を示す
概略図である。
【0014】図において、ウェハ1はプロキシミティピ
ン3の上に支持されてホットプレート2上に載置されて
いる。ウェハ1の上部には、ウェハ1からの輻射熱を検
出するセンサ5が設置されており、センサ5は演算処理
部6に接続されている。演算処理部6は、センサ5の出
力信号に基づいてウェハ1の表面温度を演算する。
【0015】さらに温度制御部7は、演算処理部6の温
度出力信号に基づいて、ホットプレート2内に組み込ま
れたヒータ4の出力をウェハの表面温度が設定値になる
ように制御する。
【0016】これにより、ウェハ1は、表面温度が設定
値の下にベーク処理が行われる。
【0017】(実施例)図2は、本発明の実施例を示す
概略図である。
【0018】プロキシミティベークでは通常3本のピン
の上にウェハが乗る形となっているが、ウェハの裏面あ
るいはピンの表面に付着したゴミ等の原因により3本の
ピン(図2では1本のプロキシミティピンを省略して、
2本のみを図示してある)の内の1本だけプロキシミテ
ィギャップが他のピンと異なる高さになってしまった場
合には、この部分のウェハの温度が他の部分よりも高く
なったり、あるいは低くなったりしてしまうことにな
る。
【0019】本発明の実施例では3個の輻射熱検出用の
センサ5を3本のプロキシミティピンの上部にそれぞれ
配置し、演算処理部6,温度制御部7,ヒータ4もそれ
ぞれ3系統設けている。
【0020】ホットプレート1内に組み込まれた3組の
ヒータ4は、輻射熱検出センサ5の配置に対応して設置
されており、これにより3本のプロキシミティピン3の
高さにズレが生じてプロキシミティギャップが不均一と
なってしまった場合においても、3系統のヒータ4が独
立して温度制御を行うためにウェハ表面に生じる温度差
を低減できるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ウ
ェハ表面温度を検出して温度制御を行って、プロキシミ
ティギャップの変化の影響を受けずに常に安定したベー
ク処理を行うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略図である。
【図3】従来のベーク処理装置を示す概略図である。
【図4】従来のベーク処理装置におけるプロキシミティ
ギャップとウェハ表面温度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ウェハ 2 ホットプレート 3 プロキシミティピン 4 ヒータ 5 輻射熱検出センサ 6 演算処理部 7 温度制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射熱センサと、演算処理部と、温度制
    御部とを有し、半導体基板をヒータで加熱されたホット
    プレート上にプロキシミティピンを介して載置し、基板
    のベーク処理を行うベーク処理装置であって、 輻射熱センサは、ホットプレートで加熱された半導体基
    板からの輻射熱を検出するものであり、 演算処理部は、輻射熱センサの出力信号に基づいて半導
    体基板の表面温度を演算するものであり、 温度制御部は、演算処理部からの温度出力信号に基づい
    て、基板表面温度が設定温度になる出力値にホットプレ
    ート加熱用ヒータの出力を制御するものであり、 前記輻射熱センサと演算処理部と温度制御部との組を複
    数有し、各組毎に温度制御を行ない、半導体基板面内の
    温度分布を制御するものである ことを特徴とするベーク
    処理装置。
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