JP2881690B1 - 生活リズム変更装置 - Google Patents
生活リズム変更装置Info
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- JP2881690B1 JP2881690B1 JP10080101A JP8010198A JP2881690B1 JP 2881690 B1 JP2881690 B1 JP 2881690B1 JP 10080101 A JP10080101 A JP 10080101A JP 8010198 A JP8010198 A JP 8010198A JP 2881690 B1 JP2881690 B1 JP 2881690B1
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- light
- present
- knee
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Abstract
【要約】
【課題】 生活リズムを律する体内時計の経時を変える
こと。 【解決手段】 膝の後ろの脚面に時間帯を変えて光を当
てることにより体内時計を調節する。
こと。 【解決手段】 膝の後ろの脚面に時間帯を変えて光を当
てることにより体内時計を調節する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活リズムつまり
眠り、目覚め、食欲などを変える装置に関する。
眠り、目覚め、食欲などを変える装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】眠り、目覚め、食欲などの生活リズムを
支配する体内時計は、従来、目から入る光で調節される
と考えられてきて、目に光を当てて体内時計を調節する
試みがなされた。しかし全盲の人にも時差ボケがあるこ
となどから、目と体内時計との関係が不明であり、従来
技術では有効な体内時計の調節ができなかった。
支配する体内時計は、従来、目から入る光で調節される
と考えられてきて、目に光を当てて体内時計を調節する
試みがなされた。しかし全盲の人にも時差ボケがあるこ
となどから、目と体内時計との関係が不明であり、従来
技術では有効な体内時計の調節ができなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】体内時計を目からの光
ではなくて調節できる装置を得ること。
ではなくて調節できる装置を得ること。
【０００４】
【課題を解決するための手段】少なくとも膝の後ろに強
い光を当てることにより、体内時計を進めたり、遅らせ
たりすること。
い光を当てることにより、体内時計を進めたり、遅らせ
たりすること。
【０００５】
【発明の実施の形態】腰掛けた人の膝の後ろに光を当て
たり、就寝者の膝の後ろの部位に光を当てる。
たり、就寝者の膝の後ろの部位に光を当てる。
【０００６】
【実施例】２２〜６７才の男女３０人に４日間、薄暗い
実験室で暮らさせ、体温とメラトニン（ホルモン）の分
泌量を測定した。体温は昼間高く夜間低い。一方眠りと
深い関係があるメラトニンは、昼間少なく、夜間に多い
ことが判明した。４日間とも、図１に示す椅子１および
図２に示すベッド２の各１５台に、それぞれ１５人が腰
掛け、または横たわって使用した。椅子１には、座席３
の前端に蛍光管灯等発光体４を設ける。また、ベッド２
上に発光体４を設ける。かくして使用者５の膝６の後ろ
を発光体４の光により照射するようにした。７は発光体
４の電源コードである。６′は少なくとも膝をおおう遮
光性の毛布または布団である。
実験室で暮らさせ、体温とメラトニン（ホルモン）の分
泌量を測定した。体温は昼間高く夜間低い。一方眠りと
深い関係があるメラトニンは、昼間少なく、夜間に多い
ことが判明した。４日間とも、図１に示す椅子１および
図２に示すベッド２の各１５台に、それぞれ１５人が腰
掛け、または横たわって使用した。椅子１には、座席３
の前端に蛍光管灯等発光体４を設ける。また、ベッド２
上に発光体４を設ける。かくして使用者５の膝６の後ろ
を発光体４の光により照射するようにした。７は発光体
４の電源コードである。６′は少なくとも膝をおおう遮
光性の毛布または布団である。
【０００７】その４日間とも午前零時から正午まで使用
し、２日目だけは眠らないようにした。その間に、椅子
の８人とベッドの８人には、従来のように時間帯を変え
て膝の後ろ側に光を当て、他の各７人には全く光を当て
なかった。その結果、光をを当てなかった人の体内時計
のリズムは変化しなかったが、膝に光を当てた人は体温
やメラトニンの変化が最大３時間前後にずれていた。
し、２日目だけは眠らないようにした。その間に、椅子
の８人とベッドの８人には、従来のように時間帯を変え
て膝の後ろ側に光を当て、他の各７人には全く光を当て
なかった。その結果、光をを当てなかった人の体内時計
のリズムは変化しなかったが、膝に光を当てた人は体温
やメラトニンの変化が最大３時間前後にずれていた。
【０００８】すなわち、午前１時から４時迄、膝の後ろ
に光を当てた人は、体温が最も低い時刻が照射前は平均
午前４時４分であったが、使用後は平均午前７時８分で
あり、３時間４分遅れた。また、午前６時から９時迄、
膝の後ろに光を当てた人は、体温が最も低い時刻が照射
前は平均午前７時１３分であったが、使用後は平均午前
４時５３分へと２時間２０分早くなった。これにより、
膝の後ろに光を当てる時間帯により体内時計の遅進を調
節しうることが明らかとなった。
に光を当てた人は、体温が最も低い時刻が照射前は平均
午前４時４分であったが、使用後は平均午前７時８分で
あり、３時間４分遅れた。また、午前６時から９時迄、
膝の後ろに光を当てた人は、体温が最も低い時刻が照射
前は平均午前７時１３分であったが、使用後は平均午前
４時５３分へと２時間２０分早くなった。これにより、
膝の後ろに光を当てる時間帯により体内時計の遅進を調
節しうることが明らかとなった。
【０００９】図３、図４はベッドマットまたは敷布団８
において、就寝者の膝の下を照射する本発明のランプ９
を横方向にセットした本発明実施例を示す。ランプ９は
細長い蛍光管などであり、内面で光を反射するケース１
０の中に固定し、光が有効に膝の下を照らすようになっ
ている。シーツ１１は全体が透光性の薄い物かランプ９
が膝下を照らす部分１２を透明シートとする。ランプ９
の電源コード７において１３はタイマ、１４は電源コン
セントである。
において、就寝者の膝の下を照射する本発明のランプ９
を横方向にセットした本発明実施例を示す。ランプ９は
細長い蛍光管などであり、内面で光を反射するケース１
０の中に固定し、光が有効に膝の下を照らすようになっ
ている。シーツ１１は全体が透光性の薄い物かランプ９
が膝下を照らす部分１２を透明シートとする。ランプ９
の電源コード７において１３はタイマ、１４は電源コン
セントである。
【００１０】図５、図６はベッドマットや敷布団の上に
乗せて使用する本発明製品実施例であり、透光性プラス
チック筒１５の中にランプ９を装入した断面ほぼ半円の
筒１５の下面は平面状で布等１６を貼り、ベッドや布団
面に乗せてずれず安定し、上面は丸く隆起するので乗せ
る脚の膝の下に入る。
乗せて使用する本発明製品実施例であり、透光性プラス
チック筒１５の中にランプ９を装入した断面ほぼ半円の
筒１５の下面は平面状で布等１６を貼り、ベッドや布団
面に乗せてずれず安定し、上面は丸く隆起するので乗せ
る脚の膝の下に入る。
【００１１】図７、図８は椅子の座席に乗せるマット状
１７の本発明実施例であり、前端下部のライト９の後ろ
に保護兼反射板１８を設け、ランプ９が椅子に坐る人の
膝の後ろを照射するようになっている。１９は椅子に固
定するベルトである。
１７の本発明実施例であり、前端下部のライト９の後ろ
に保護兼反射板１８を設け、ランプ９が椅子に坐る人の
膝の後ろを照射するようになっている。１９は椅子に固
定するベルトである。
【００１２】図９、図１０も本発明実施例を示し、膝の
後ろを照らす面状ライト２０にベルト２１を設け、ベル
ト２１を脚関節に巻きつけ、ライト２０の光が膝の後ろ
を照らすように固定する。ベルト２１の両端には一対の
ベルクロファスナー２２を設けて容易に着脱できるよう
にする。２３はライト２０の後部に固定したライト電源
の充電可能等バッテリーである。
後ろを照らす面状ライト２０にベルト２１を設け、ベル
ト２１を脚関節に巻きつけ、ライト２０の光が膝の後ろ
を照らすように固定する。ベルト２１の両端には一対の
ベルクロファスナー２２を設けて容易に着脱できるよう
にする。２３はライト２０の後部に固定したライト電源
の充電可能等バッテリーである。
【００１３】面光源は真空管式発光灯、ＬＥＤ、ＬＣＤ
用バックライト等々から任意に選ばれ、これらも本発明
に含まれる。また、通電ライトの照射時間を設定する通
電タイマを内蔵させた場合も本発明に含まれる。また、
前記において蛍光灯と説明した光源を発熱を伴うタング
ステン灯や赤外灯とした場合も本発明に含まれ、この場
合温熱効果がある。
用バックライト等々から任意に選ばれ、これらも本発明
に含まれる。また、通電ライトの照射時間を設定する通
電タイマを内蔵させた場合も本発明に含まれる。また、
前記において蛍光灯と説明した光源を発熱を伴うタング
ステン灯や赤外灯とした場合も本発明に含まれ、この場
合温熱効果がある。
【００１４】
【発明の効果】本発明により、睡眠中に夜勤者の体内時
計の昼夜を、外光を目に入れることなく変化して勤務に
順応させたり、また、海外渡航時、太陽がなくても到着
前に体内時計を目的地の時刻に合うように調整すること
ができて身体を環境や勤務に容易に順応させることがで
きる。また、膝の後ろは皮膚が薄く、血管が集合してい
るので、これに光に伴う熱が当たれぱ、血行を促進し
て、疲労を速やかに回復し頭の働きを良くするなどの効
果をあわせ得ることができるなど、本発明は実生活上き
わめて有意義な発明である。
計の昼夜を、外光を目に入れることなく変化して勤務に
順応させたり、また、海外渡航時、太陽がなくても到着
前に体内時計を目的地の時刻に合うように調整すること
ができて身体を環境や勤務に容易に順応させることがで
きる。また、膝の後ろは皮膚が薄く、血管が集合してい
るので、これに光に伴う熱が当たれぱ、血行を促進し
て、疲労を速やかに回復し頭の働きを良くするなどの効
果をあわせ得ることができるなど、本発明は実生活上き
わめて有意義な発明である。
【図１】本発明第１実施例の側面図
【図２】本発明第２実施例の側面図
【図３】本発明第３実施例の図４の３−３線断面図
【図４】本発明第３実施例の平面図
【図５】本発明第４実施例の図６の５−５線断面図
【図６】本発明第４実施例の平面図
【図７】本発明第５実施例の図８の７−７線断面図
【図８】本発明第５実施例の平面図
【図９】本発明第６実施例の上面図
【図１０】図９の展開図
６ 膝 ４、９、２０ 発光するもの
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも膝の後ろに光が当たることを特
徴とした生活リズム変更装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080101A JP2881690B1 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 生活リズム変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080101A JP2881690B1 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 生活リズム変更装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2881690B1 true JP2881690B1 (ja) | 1999-04-12 |
| JPH11235385A JPH11235385A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13708801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10080101A Expired - Fee Related JP2881690B1 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 生活リズム変更装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2881690B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3788463B2 (ja) | 2004-03-19 | 2006-06-21 | ダイキン工業株式会社 | 生体リズム調整装置、生体リズム調整システム |
| JP2006044627A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Hideto Tomabechi | 眠気防止座席システム |
| KR100609412B1 (ko) * | 2005-04-11 | 2006-08-03 | 안 데이비드 | 발광소자를 이용한 생체리듬 조절장치 |
| CN104622578B (zh) * | 2015-02-03 | 2016-11-23 | 丽水市人民医院 | 一种膝关节置换手术使用的冲洗防溅装置 |
| JP6362639B2 (ja) * | 2016-05-19 | 2018-07-25 | 中松 義郎 | がん等治療システム |
| JP6638940B2 (ja) * | 2016-06-09 | 2020-02-05 | 中松 義郎 | 時差取り器 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10080101A patent/JP2881690B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11235385A (ja) | 1999-08-31 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |