JP2002350790A - 発光機能付き眼鏡 - Google Patents

発光機能付き眼鏡

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JP2002350790A JP2001160482A JP2001160482A JP2002350790A JP 2002350790 A JP2002350790 A JP 2002350790A JP 2001160482 A JP2001160482 A JP 2001160482A JP 2001160482 A JP2001160482 A JP 2001160482A JP 2002350790 A JP2002350790 A JP 2002350790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、持ち運び、携帯に便利であ
り、例えば、長時間の飛行機の中で使用するなど、覚醒
が必要な場合、生体リズムの乱れを解消したい場合、な
らびにライトセラピーを行いたい場合に、いつでもどこ
でも使用することができ、しかも、周囲の人に迷惑とな
ることなく、本人だけが、眠くなった状態から早く解放
されたり、または自然に生体リズムをとり戻すことが可
能な発光機能付き眼鏡を提供する。 【解決手段】 眼鏡のフレーム部分に、覚醒作用、ライ
トセラピー効果を促す照度、波長の光を発光して、装着
者の眼に発光した光を照射する発光部材を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の生体リズムを
調整して、睡眠・覚醒のリズムを正常な状態にするとと
もに、照射される光の照度、色によって、ストレスを解
消し、爽快な気分にするライトセラピー効果を発揮する
ことのできる発光機能付き眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な理由から日中に眠気を感じ
る人が多くいる。例えば、若者であれば、インターネッ
トが急速に発展したために睡眠不足になったり、夜遅く
まで遊ぶことにより、睡眠時間帯が後ろにずれ込んだり
している。また、交代制の仕事をする人や、深夜労働を
する人は勿論のこと、仕事に追われて、所定の睡眠時間
を取れない人などは、日中であっても軽い眠気を催して
いる。さらに、海外旅行から帰って来た人などは、時差
ぼけと戦わなければならない。
【0003】ところで、人の生活の中で、毎日の睡眠と
覚醒といった生体リズムは非常に重要な役割を果たして
おり、生体リズムが崩れると、疲労感、集中力の低下、
ストレス、消化不良などの各種の症状の原因となってい
る。例えば、日照時間が少ない地方では、昼間の明るさ
が不足しがちな秋冬になって、気分が優れない人が多
く、また、天候の優れない朝には、気分が悪く体調も優
れないことがある。
【0004】このような生体リズムは、光との関係が深
く、これらの症状の改善には、光が重要な役割を果たし
ており、特に、一日25時間周期と言われる体内時計を
一日24時間にあわせる体内時計の同調機構に及ぼす影
響は大きくなっている。従って、例えば、日中、屋内に
いる場合や、長時間の飛行機旅行などにおいては、太陽
光を浴びることができないので、昼夜の区別がなくな
り、生体のリズムが乱れて、上記の疲労感、集中力の低
下、ストレス、消化不良などの各種の症状をきたす原因
となっている。
【0005】しかしながら、このように、日中、眠い
人、または気分の優れない人などが、その眠気を解消し
たり、気分を覚醒したりするには、軽い運動をしたり、
太陽光を充分に浴びたりすることが解消につながるが、
近年、これを行うことができないのが現状である。さら
に、日照時間の少ない地方では、太陽光を充分に浴びよ
うとしても、それを行うことができないため生体リズム
が乱れないようにすることは困難であるのが実情であ
る。
【0006】このため、このような眠気の解消、生体リ
ズムの乱れ防止のために、従来より、図10に示したよ
うな、据え置き型の覚醒用発光装置100が開発されて
いる。この覚醒用発光装置100では、発光パネル10
2から、ライトセラピー効果を奏すると言われている波
長、照度、および色の光、例えば、2000〜2500
ルクス以上の照度で、青、緑色などの波長の光、あるい
は太陽光に近いスペクトラムを有する光を、照射するよ
うに構成したものである。そして、起床時の食卓で点灯
したり、日中室内で点灯したりして、上記の光を、眼に
直接入れて、脳を刺激して、視床下部の脳下垂体からの
眠気を催すメラトニンの分泌を抑制して、被照射者の眠
気を覚醒するとともに、ライトセラピー効果によって、
気分を爽快にするとともに、生体リズムを一定に維持し
て、上記の諸症状を予防するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな据え置き型の覚醒用発光装置100では、かなりの
大きさであり、持ち運び、携帯に不便であり、例えば、
長時間の飛行機の中で使用するなど、覚醒が必要な場
合、生体リズムの乱れを解消したい場合に、いつでもど
こでも使用することは不可能である。
【0008】また、従来の覚醒用発光装置100では、
発光パネル102から照射された光が、周囲にいる人に
も照射されることになるので、周囲の人に迷惑となると
ともに、かえってその周囲の人の生体リズムを乱す要因
ともなりかねない。また、従来の覚醒用発光装置100
では、発光パネル102から、被照射者である人の眼ま
では、距離があるので、ライトセラピー効果を奏すると
言われている波長、照度、および色の光、例えば、20
00〜2500ルクス以上の照度で、青、緑色などの波
長の光、あるいは太陽光に近いスペクトラムを有する光
を被照射者の眼に照射しようとする場合には、大きい光
量が必要である。そのため、大きな照射発光管や電源が
必要であり、装置が大型化、複雑化してしまうことにな
る。
【0009】本発明は、このような実情に鑑み、コンパ
クトで、軽量で、持ち運び、携帯に便利であり、例え
ば、長時間の飛行機の中で使用するなど、覚醒が必要な
場合、生体リズムの乱れを解消したい場合に、いつでも
どこでも使用することができ、しかも、周囲の人に迷惑
となることなく、本人だけが、眠くなった状態から早く
解放されたり、または自然に生体リズムをとり戻すこと
ができ、さらには、ライトセラピー効果を奏すると言わ
れている波長、照度、および色の光、例えば、2000
〜2500ルクス以上の照度で、青、緑色などの波長の
光、あるいは太陽光に近いスペクトラムを有する光を照
射可能な発光機能付き眼鏡を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の発光機能付き眼鏡は、
眼鏡のフレーム部分に、覚醒作用、ライトセラピー効果
を促す照度、波長の光を発光して、装着者の眼に発光し
た光を照射する発光部材を配置したことを特徴とする。
【0011】このように構成することによって、発光部
材から照射される覚醒作用、ライトセラピー効果を促す
照度、波長の光が、装着者の眼に直接入り、脳を刺激し
て、視床下部の脳下垂体からの眠気を催すメラトニンの
分泌を抑制して、装着者の眠気を覚醒し、気分を爽快に
することができ、自然に生体リズムをとり戻すことが可
能である。従って、充分な運動を取れない人、または日
照時間の少ない地方などで生活する多くの人に対して
も、爽やかな気持ちにさせることができる。
【0012】また、ライトセラピー効果を奏すると言わ
れている波長、照度、および色の光、例えば、2000
〜2500ルクス以上の照度で、青、緑色などの波長の
光、あるいは太陽光に近いスペクトラムを有する光を、
人の目に照射できるので、ストレスを解消でき、気分爽
快にし、学習能力、仕事の効率などを向上することもで
きる。
【0013】また、このように眼鏡のレンズ周囲のフレ
ーム部分に、このような発光部材を配置しているので、
従来の据え置き型の覚醒用発光装置に比較して、周囲の
人に発光によって、影響を与えることがなく、装着者の
みに上記のような覚醒などの効果を得ることができる。
しかも、眼に近い眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分に、
発光部材を配置しているので、眼と発光部材の距離が短
いので、覚醒効果に必要な照度を、少ない光量で得るこ
とができ、電源なども小型化することができる。
【0014】従って、従来の据え置き型の覚醒用発光装
置に比較して、小型で軽量であり、省電力化を図れ、し
かも、持ち運び、携帯に非常に便利であり、例えば、長
時間の飛行機の中など、太陽光が当たらない場所でも使
用できるなど、覚醒が必要な場合、生体リズムの乱れを
解消したい場合に、いつでもどこでも使用することがで
きる。
【0015】また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記
発光部材が、眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分の全部ま
たは一部を形成していることを特徴とする。これによっ
て、フレーム自体を発光部材とすることができるので、
簡単な構造で、製造が容易でコストを低減することがで
きる。また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記発光部
材が、眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分の全部または一
部に内蔵されていることを特徴とする。
【0016】このように構成することによって、外部か
らは普通の眼鏡とかわらないものとして認識されること
になるので、眼鏡としてのデザインを損なうことがな
い。また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記発光部材
が、眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分の全部または一部
に着脱自在に装着されていることを特徴とする このように構成することによって、覚醒などの必要があ
るときに、眼鏡に装着することによって、発光機能付き
眼鏡として使用できるとともに、不使用時には、簡単に
取り外して、普通の眼鏡として使用することができる。
【0017】また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記
発光部材が、その照度を調整可能なように構成されてい
ることを特徴とする。これによって、発光部材の発光す
る光の照度を、それぞれの個人の覚醒度、体調、生活リ
ズムなどに応じて、覚醒、ライトセラピーなどに必要な
照度を調整できるので、その汎用性が大きくなる。
【0018】また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記
発光部材が、その発光時刻、発光時間、発光間隔を調整
可能なように構成されていることを特徴とする。このよ
うに構成することによって、それぞれの個人の覚醒度、
体調、生活リズムなどに応じて、覚醒、ライトセラピー
に必要な発光時刻、発光時間、発光間隔を調整でき、タ
イマー機能によって、自動的に覚醒、ライトセラピー機
能を起動でき便利であるとともに、その汎用性が大きく
なる。
【0019】また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記
発光部材には、光拡散層が形成されていることを特徴と
する。この場合、前記光拡散層は、前記発光部材から照
射される光の色、照度を選択することができる。このよ
うに構成することによって、人の目に均一に光を拡散し
て照射できるとともに、覚醒効果、ライトセラピー効果
に必要な色の光を選択して照射することができる。
【0020】また、本発明の発光機能付き眼鏡は、前記
発光部材の照度が、2000〜2500ルクス以上であ
ることを特徴とする。このように発光部材の照度を、2
000〜2500ルクス以上の範囲にすることによっ
て、覚醒、生体リズムの調整、ライトセラピー効果など
に最適な光を装着者の眼に照射することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。図1は、本発明の発光機能
付き眼鏡の実施例を示す斜視図である。図1において、
10は、全体で本発明の発光機能付き眼鏡(以下、単に
「眼鏡」と言う)を示している。
【0022】図1に示したように、この眼鏡10は、ブ
リッジフレーム12と、このブリッジフレームの12の
左右両側に連結されたレンズ14,14を保持するレン
ズフレーム16,16と、これらのレンズフレーム1
6,16に形成された装着者の鼻に当接する鼻あてを備
えている。また、レンズフレーム16、16の左右両側
には、蝶番18、18を介して、耳かけ用フレーム2
0,20が折り畳み可能に連結されている。
【0023】そして、この実施例では、レンズフレーム
16が、上部のフレーム部分を構成する発光部材22
と、この発光部材22からレンズ14の周囲を囲んでレ
ンズ14を保持するレンズ縁フレーム24を備えてい
る。この発光部材22は、覚醒効果、ライトセラピー効
果を奏すると言われている波長、照度、および色の光、
例えば、2000〜2500ルクス以上の照度で、青、
緑色などの波長の光、あるいは太陽光に近いスペクトラ
ムを有する光を、図2に示したように、装着者26の眼
28に照射するように構成されている。
【0024】すなわち、ライトセラピー効果を奏すると
言われている波長、照度、および色の光、例えば、20
00〜2500ルクス以上の照度で、青、緑色などの波
長の光、あるいは太陽光に近いスペクトラムを有する光
を、人の目に照射できるので、ストレスを解消でき、気
分爽快にし、学習能力、仕事の効率などを向上すること
もできる。
【0025】なお、この場合、発光部材22を、三原色
をバランスして、組み合わせるように構成することによ
って、いろいろな色の光を発光することができ、例え
ば、上記の青色、緑色以外にも、例えば、オレンジ色、
黄色などを発色してリラックスさせる効果をもたらすこ
とができる。具体的には、図2および図3に示したよう
に、発光部材22は、略半円柱形状であり、例えば、ハ
ロゲンランプ、高輝度LEDなどからなる発光体30
と、その周囲に配設したアクリル樹脂などの樹脂からな
る導光部材32を備えている。そして、この導光部材3
2の背面部34に、例えば、アルミなどの金属からなる
金属蒸着膜などからなる反射コーティング36を形成し
ている。
【0026】なお、この発光部材22の形状としては、
発光体30からの光を、装着者の眼の方向に照射できる
ものであればよく、例えば、多角柱形状にするなど特に
限定されるものではない。また、図示しないが、この場
合、発光体30への電源供給手段は、例えば、リチウム
電池などを使用して、適宜の場所に組み込むことができ
る。
【0027】このように構成することによって、図2に
示したように、発光部材22の発光体30から照射され
る覚醒作用、ライトセラピー効果を促す照度、波長の光
が、導光部材32の反射コーティング36で反射され
て、角度調整されて、装着者26の眼28に直接入り、
脳を刺激して、視床下部の脳下垂体からの眠気を催すメ
ラトニンの分泌を抑制して、装着者の眠気を覚醒し、気
分を爽快にすることができ、また、自然に生体リズムを
とり戻すことが可能である。
【0028】なお、この場合、図2に示したように、発
光部材22の発光体30の光照射面に、例えば、ビーズ
粒子を含んだアクリル樹脂、カラーフィルターなどの光
拡散層38を形成するのが望ましい。この場合、この光
拡散層38は、発光部材30から照射される光の色、照
度を選択したものであるのが好ましい。また、光拡散層
38は、発光部材30から照射される光の色、照度を選
択することができるように構成してもよい。
【0029】このように構成することによって、人の目
に均一に光を拡散して照射できるとともに、覚醒効果、
ライトセラピー効果に必要な色の光を選択して照射する
ことができる。また、このようにカラーフィルターを設
けることによって、照射される光を任意の角度に変え
て、人の目に照射できる。なお、この場合、発光体30
は、特に限定されるものではなく、上記のようにリチウ
ム電池などの電源供給手段に、ハロゲンランプ、発光ダ
イオードなどが接続されたもの、または、外部の光を受
けることにより、それ自身発光するもの、さらには太陽
光からエネルギーを蓄電しながら発光する蓄光性材料か
らなるものなど、様々な公知の発光体から構成すること
ができる。
【0030】すなわち、この発光体30は、何らかの手
段で外部に光を発し、上記の照度、波長の光を発光する
ものであれば、何れも使用可能である。また、この発光
体30に、スイッチ、半導体などの制御装置を組み込ん
で、その発光時刻、発光時間、発光間隔を調整可能なよ
うに構成して、例えば、所定時間ごとに光らせることも
でき、また、タイマーを設定することにより、点灯、消
灯の繰り返しを一定時間後に完了させることもできると
ともに、タイマー機能によって、自動的に覚醒、ライト
セラピー機能を起動でき便利である。
【0031】なお、この実施例では、発光部材22を、
レンズフレーム16の上部のフレーム部分を構成するよ
うにしたが、これに何ら限定されるものではなく、例え
ば、図4に示すように、発光部材22が、レンズフレー
ム16のレンズ縁フレーム24の下方部分を構成するこ
ともでき、また、図5に示すように、発光部材22が、
レンズフレーム16のレンズ縁フレーム24の左右両側
部の両方またはいずれか一方の部分13を構成するよう
にすることも可能である。
【0032】また、図6に示したように、発光部材22
が、ブリッジフレーム12を構成するようにすることも
可能である。さらに、図9に示したように、レンズ14
を設けず、レンズフレーム16の下方のレンズ縁フレー
ム24を設けない構成とすることによっても、上述した
ような発光部材22の発光体30からの光による覚醒効
果、ライトセラピー効果を発揮できることはもちろんで
ある。
【0033】このように眼鏡10のレンズ周囲のフレー
ム部分16に、このような発光部材22を配置している
ので、従来の据え置き型の覚醒用発光装置に比較して、
周囲の人に発光によって、影響を与えることがなく、装
着者のみに上記のような覚醒などの効果を得ることがで
きる。しかも、眼に近い眼鏡10のレンズ14の周囲の
フレーム部分16に、発光部材22を配置しているの
で、眼と発光部材22の距離が短いので、覚醒、ライト
セラピー効果に必要な照度を、少ない光量で得ることが
でき、電源なども小型化、省電力化することができる。
【0034】従って、従来の据え置き型の覚醒用発光装
置に比較して、小型で軽量であり、省電力化することが
でき、しかも、持ち運び、携帯に非常に便利であり、例
えば、長時間の飛行機の中など、太陽光が当たらない場
所でも使用できるなど、覚醒が必要な場合、生体リズム
の乱れを解消したい場合、ならびにライトセラピーを実
施したい場合に、いつでもどこでも使用することができ
る。
【0035】従って、充分な運動を取れない人、または
日照時間の少ない地方などで生活する多くの人に対して
も、爽やかな気持ちにさせることができる。また、フレ
ーム16自体を発光部材とすることができるので、簡単
な構造で、製造が容易でコストを低減することができ
る。図7は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施例を
示す斜視図である。
【0036】この実施例の発光機能付き眼鏡10は、基
本的には、図1の実施例の眼鏡10とその構成が同様で
あり、同じ構成部材についてはその詳細な説明を省略す
る。この実施例の眼鏡10では、図7の一点鎖線で示し
たように、レンズフレーム16の上部のフレーム部分1
5の内部に、発光部材22が内蔵された構成としてい
る。
【0037】このように構成することによって、外部か
らは普通の眼鏡とかわらないものとして認識されること
になるので、眼鏡としてのデザインを損なうことがな
い。なお、この場合、図1に示した実施例と同様に、図
示しないが、図4と同様に、発光部材22を、レンズフ
レーム16のレンズ縁フレーム24の下方部分11に内
蔵することもでき、また、図5と同様に、発光部材22
を、レンズフレーム16のレンズ縁フレーム24の左右
両側部の両方またはいずれか一方の部分13に内蔵する
ことも可能である。さらに、図6と同様に、発光部材2
2を、ブリッジフレーム12に内蔵することも可能であ
る。
【0038】また、この実施例の場合には、レンズフレ
ーム16の上部のフレーム部分15の内部に、発光部材
22を全部内蔵されるようにしたが、図示しないが、そ
の一部分のみを内蔵させることも可能である。図8は、
本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施例を示す斜視図で
ある。この実施例の発光機能付き眼鏡10は、基本的に
は、図1の実施例の眼鏡10とその構成が同様であり、
同じ構成部材についてはその詳細な説明を省略する。
【0039】この実施例の眼鏡10では、図8の一点鎖
線で示したように、レンズフレーム16の上部のフレー
ム部分15の内側、すなわち装着者の側に、発光部材2
2を着脱自在に装着している。このように構成すること
によって、覚醒などの必要があるときに、眼鏡に装着す
ることによって、発光機能付き眼鏡として使用できると
ともに、不使用時には、簡単に取り外して、普通の眼鏡
として使用することができる。
【0040】なお、この場合、図1に示した実施例と同
様に、図示しないが、図4と同様に、発光部材22を、
レンズフレーム16のレンズ縁フレーム24の下方部分
11に着脱自在に装着することもでき、また、図5と同
様に、発光部材22を、レンズフレーム16のレンズ縁
フレーム24の左右両側部の両方またはいずれか一方の
部分13に着脱自在に装着することも可能である。さら
に、図6と同様に、発光部材22を、ブリッジフレーム
12に着脱自在に装着することも可能である。
【0041】なお、この場合、発光部材22をフレーム
部分に着脱自在に取付ける方法としては、特に限定され
るものではなく、両面テープ、接着剤、粘着剤などを用
いることも、また、紐などの帯状体、止め具などを使用
することもできる。さらに、フレーム部分に凹部を設
け、この凹部内に発光部材22の一部または全部を着脱
自在に埋設することもできる。
【0042】以上、本発明の好ましい実施の態様を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、上記実施例では、装着者の眼に対して、一つづつの
発光部材22を設けたが、装着者の眼に対して、二つ以
上の発光部材22を設けることも可能であり、また、発
光部材22をそれぞれのフレームの一部分のみに設ける
こともでき、さらには、耳かけ用フレーム20,20に
発光部材22を設けることも可能であるなど本発明の目
的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る発
光機能付き眼鏡によれば、発光部材から照射される覚醒
作用、ライトセラピー効果を奏すると言われている波
長、照度、および色の光、例えば、2000〜2500
ルクス以上の照度で、青、緑色などの波長の光、あるい
は太陽光に近いスペクトラムを有する光が、装着者の眼
に直接入り、脳を刺激して、視床下部の脳下垂体からの
眠気を催すメラトニンの分泌を抑制して、装着者の眠気
を覚醒し、気分を爽快にすることができ、自然に生体リ
ズムをとり戻すことが可能であるとともに、学習能力、
仕事の効率などを向上することもできる。
【0044】従って、充分な運動を取れない人、または
日照時間の少ない地方などで生活する多くの人に対して
も、爽やかな気持ちにさせることができる。また、この
ように眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分に、このような
発光部材を配置しているので、従来の据え置き型の覚醒
用発光装置に比較して、周囲の人に発光によって、影響
を与えることがなく、装着者のみに上記のような覚醒、
ライトセラピーなどの効果を得ることができる。
【0045】しかも、眼に近い眼鏡のレンズ周囲のフレ
ーム部分に、発光部材を配置しているので、眼と発光部
材の距離が短いので、覚醒、ライトセラピー効果に必要
な照度を、少ない光量で得ることができ、電源なども小
型化することができるとともに、省電力化を図ることが
できる。従って、従来の据え置き型の覚醒用発光装置に
比較して、小型で軽量であり、しかも、持ち運び、携帯
に非常に便利であり、例えば、長時間の飛行機の中な
ど、太陽光が当たらない場所でも使用できるなど、覚
醒、ライトセラピーが必要な場合、生体リズムの乱れを
解消したい場合に、いつでもどこでも使用することがで
きる。
【0046】また、本発明の発光機能付き眼鏡によれ
ば、フレーム自体を発光部材とすることができるので、
簡単な構造で、製造が容易でコストを低減することがで
きる。また、本発明の発光機能付き眼鏡によれば、発光
部材が、眼鏡のレンズ周囲のフレーム部分の全部または
一部に内蔵されているので、外部からは普通の眼鏡とか
わらないものとして認識されることになるので、眼鏡と
してのデザインを損なうことがない。
【0047】さらに、本発明の発光機能付き眼鏡によれ
ば、覚醒、ライトセラピーなどの必要があるときに、眼
鏡に装着することによって、発光機能付き眼鏡として使
用できるとともに、不使用時には、簡単に取り外して、
普通の眼鏡として使用することができる。また、本発明
によれば、発光部材には、光拡散層が形成されており、
この光拡散層が、発光部材から照射される光の色、照度
を選択したものであるので、人の目に均一に光を拡散し
て照射できるとともに、覚醒効果、ライトセラピー効果
に必要な色の光を選択して照射することができる。
【0048】また、本発明の発光機能付き眼鏡によれ
ば、発光部材の発光する光の照度を、それぞれの個人の
覚醒度、体調、生活リズムなどに応じて、覚醒に必要な
照度を調整でき、しかも、それぞれの個人の覚醒度、体
調、生活リズムなどに応じて、覚醒、ライトセラピーに
必要な発光時刻、発光時間、発光間隔を調整でき、タイ
マー機能によって、自動的に覚醒、ライトセラピー機能
を起動でき便利であるとともに、その汎用性が大きくな
るなど幾多の顕著で特有な作用効果を奏する極めて優れ
た発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の発光機能付き眼鏡の実施例を
示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の発光機能付き眼鏡の作用を示
す概略図である。
【図3】図3は、本発明の発光機能付き眼鏡の発光部材
22の拡大斜視図である。
【図4】図4は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図9】図9は、本発明の発光機能付き眼鏡の別の実施
例を示す斜視図である。
【図10】図10は、従来の据え置き型の覚醒用発光装
置の斜視図である。
【符号の説明】
10 眼鏡 12 ブリッジフレーム 14 レンズ 16 レンズフレーム 18 蝶番 20 耳かけ用フレーム 22 発光部材 24 レンズ縁フレーム 30 発光体 32 導光部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡のフレーム部分に、覚醒作用、ライ
    トセラピー効果を促す照度、波長の光を発光して、装着
    者の眼に発光した光を照射する発光部材を配置したこと
    を特徴とする発光機能付き眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記発光部材が、眼鏡のレンズ周囲のフ
    レーム部分の全部または一部を形成していることを特徴
    とする請求項1に記載の発光機能付き眼鏡。
  3. 【請求項3】 前記発光部材が、眼鏡のレンズ周囲のフ
    レーム部分の全部または一部に内蔵されていることを特
    徴とする請求項1に記載の発光機能付き眼鏡。
  4. 【請求項4】 前記発光部材が、眼鏡のレンズ周囲のフ
    レーム部分の全部または一部に着脱自在に装着されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の発光機能付き眼
    鏡。
  5. 【請求項5】 前記発光部材が、その照度を調整可能な
    ように構成されていることを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載の発光機能付き眼鏡。
  6. 【請求項6】 前記発光部材が、その発光時刻、発光時
    間、発光間隔を調整可能なように構成されていることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の発光機能
    付き眼鏡。
  7. 【請求項7】 前記発光部材には、光拡散層が形成され
    ていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載の発光機能付き眼鏡。
  8. 【請求項8】 前記光拡散層が、前記発光部材から照射
    される光の色、照度を選択したものであることを特徴と
    する請求項7に記載の発光機能付き眼鏡。
  9. 【請求項9】 前記発光部材の照度が、2000〜25
    00ルクス以上であることを特徴とする請求項1から8
    のいずれかに記載の発光機能付き眼鏡。
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