JP2881153B2 - 窓枠シールド材料 - Google Patents
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- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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- C08G18/6677—Compounds of group C08G18/48 or C08G18/52 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38 with compounds of group C08G18/3203 having at least three hydroxy groups
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- C08G18/4816—Two or more polyethers of different physical or chemical nature mixtures of two or more polyetherpolyols having at least three hydroxy groups
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- C08G18/70—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
- C08G18/72—Polyisocyanates or polyisothiocyanates
- C08G18/721—Two or more polyisocyanates not provided for in one single group C08G18/73 - C08G18/80
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- Polymers & Plastics (AREA)
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は窓枠シールド材料（以
下、「窓用シールド材料」という。）に関する。さらに
詳しくは、耐候性に優れ、かつ比較的短時間脱型が可能
な一体成形窓用シールド材料に関するものである。
下、「窓用シールド材料」という。）に関する。さらに
詳しくは、耐候性に優れ、かつ比較的短時間脱型が可能
な一体成形窓用シールド材料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両のサンルーフ、ウィンドウな
どの窓枠に用いられる窓用シールド材料としてはＥＰＤ
Ｍ等のゴム、塩ビなどが使用されている。
どの窓枠に用いられる窓用シールド材料としてはＥＰＤ
Ｍ等のゴム、塩ビなどが使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴム、
塩ビはガラスとの接着性が悪く、何層ものプライマー塗
布を必要とするため生産性が悪い等の問題点がある。ま
た、バンパーカバー等に用いられるＲＩＭウレタン材で
は耐候性が著しく劣り、特開平５−２１３０５８号公報
に示される耐候性良好なウレタン材では成形に長時間を
要し、生産性がさらに低下するなどの問題点がある。
塩ビはガラスとの接着性が悪く、何層ものプライマー塗
布を必要とするため生産性が悪い等の問題点がある。ま
た、バンパーカバー等に用いられるＲＩＭウレタン材で
は耐候性が著しく劣り、特開平５−２１３０５８号公報
に示される耐候性良好なウレタン材では成形に長時間を
要し、生産性がさらに低下するなどの問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれら問題
点を解決するため鋭意検討した結果、成形の際に特定の
ポリイソシアネートおよび架橋剤を用いることにより耐
候性並びに脱型時間短縮が可能なポリウレタン窓用シー
ルドが得られることを見いだし、本発明に到達した。
点を解決するため鋭意検討した結果、成形の際に特定の
ポリイソシアネートおよび架橋剤を用いることにより耐
候性並びに脱型時間短縮が可能なポリウレタン窓用シー
ルドが得られることを見いだし、本発明に到達した。
【０００５】すなわち本発明は、ポリイソシアネート類
（Ａ）、ポリオール類（Ｂ）、架橋剤（Ｃ）および必要
によりその他の助剤（Ｄ）を、触媒（Ｅ）の存在下でガ
ラスを設置した密閉系型枠中で硬化させてなる一体成形
窓用ポリウレタンシールド材料において、ポリウレタン
が下記の組成を有する反応混合物からなることを特徴と
する窓用シールド材料である。 （Ａ）ポリイソシアネート類：使用するポリイソシアネ
ートの総重量に対して９０〜４０重量％の２官能性脂肪
族系ポリイソシアネート（ａ１）と１０〜６０重量％の
３官能性脂肪族系ポリイソシアネート（ａ２）からな
る。 （Ｂ）ポリオール類：３個以上の活性水素基を有する化
合物にアルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量
が３０００〜９０００、末端１級水酸基含有率が７０％
以上であるポリエーテルポリオール。 （Ｃ）架橋剤：３個以上の活性水素基を有する化合物に
アルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量が２０
０〜１５００のポリエーテルポリオール（ｃ１）とグリ
セリン（ｃ２）からなり、その比率が重量に基づき（ｃ
１）／（ｃ２）＝１０／９０〜９０／１０の範囲内であ
り、その総使用量が（Ｂ）の５〜４０重量％。 （Ｅ）触媒：有機金属触媒（ｅ１）、または（ｅ１）と
３級アミン触媒（ｅ２）との併用。
（Ａ）、ポリオール類（Ｂ）、架橋剤（Ｃ）および必要
によりその他の助剤（Ｄ）を、触媒（Ｅ）の存在下でガ
ラスを設置した密閉系型枠中で硬化させてなる一体成形
窓用ポリウレタンシールド材料において、ポリウレタン
が下記の組成を有する反応混合物からなることを特徴と
する窓用シールド材料である。 （Ａ）ポリイソシアネート類：使用するポリイソシアネ
ートの総重量に対して９０〜４０重量％の２官能性脂肪
族系ポリイソシアネート（ａ１）と１０〜６０重量％の
３官能性脂肪族系ポリイソシアネート（ａ２）からな
る。 （Ｂ）ポリオール類：３個以上の活性水素基を有する化
合物にアルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量
が３０００〜９０００、末端１級水酸基含有率が７０％
以上であるポリエーテルポリオール。 （Ｃ）架橋剤：３個以上の活性水素基を有する化合物に
アルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量が２０
０〜１５００のポリエーテルポリオール（ｃ１）とグリ
セリン（ｃ２）からなり、その比率が重量に基づき（ｃ
１）／（ｃ２）＝１０／９０〜９０／１０の範囲内であ
り、その総使用量が（Ｂ）の５〜４０重量％。 （Ｅ）触媒：有機金属触媒（ｅ１）、または（ｅ１）と
３級アミン触媒（ｅ２）との併用。
【０００６】（Ａ）を構成する２官能性脂肪族系ポリイ
ソシアネート（ａ１）としては、ポリウレタンに通常使
用できるものが用いられる。例えば、炭素数２〜１８の
脂肪族イソシアネート［ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネート等］；炭素数４〜１５の脂
環式ポリイソシアネート［イソホロンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルジイソシアネート等］；およびこ
れらの２種以上の併用が挙げられる。これらのうち好ま
しいものは、イソホロンジイソシアネートである。
ソシアネート（ａ１）としては、ポリウレタンに通常使
用できるものが用いられる。例えば、炭素数２〜１８の
脂肪族イソシアネート［ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネート等］；炭素数４〜１５の脂
環式ポリイソシアネート［イソホロンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルジイソシアネート等］；およびこ
れらの２種以上の併用が挙げられる。これらのうち好ま
しいものは、イソホロンジイソシアネートである。
【０００７】３官能性脂肪族系ポリイソシアネート（ａ
２）としては、上記（ａ１）として挙げたポリイソシア
ネートのイソシアヌレート変性物、ビューレット変性物
および３官能性ポリオールによるウレタン変性物が挙げ
られる。これらのうち好ましいものはイソホロンジイソ
シアネートの変性物であり、さらに好ましくはイソホロ
ンジイソシアネートのイソシアヌレート変性物である。
２）としては、上記（ａ１）として挙げたポリイソシア
ネートのイソシアヌレート変性物、ビューレット変性物
および３官能性ポリオールによるウレタン変性物が挙げ
られる。これらのうち好ましいものはイソホロンジイソ
シアネートの変性物であり、さらに好ましくはイソホロ
ンジイソシアネートのイソシアヌレート変性物である。
【０００８】ポリオール類（Ｂ）としては、分子内に活
性水素を３個以上有する、多価アルコール類またはアミ
ン類のアルキレンオキサイド付加物が挙げられる。多価
アルコール類としては、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ショ糖
等が挙げられる。アミン類としては、アンモニア；アル
カノールアミン類［モノ−、ジ−もしくはトリエタノー
ルアミン、イソプロパノールアミン、アミノエチルエタ
ノールアミン等］；炭素数２〜６のアルキレンジアミン
類［エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等］；
ポリアルキレンポリアミン類［ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン等］；脂環式アミン類［シクロ
ヘキシレンジアミン等］；およびアミノエチルピペラジ
ンが挙げられる。これらのうち好ましくは多価アルコー
ル類のアルキレンオキサイド付加物である。アルキレン
オキサイドとしては、エチレンオキサイド（以下ＥＯと
略記）、プロピレンオキサイド（以下ＰＯと略記）およ
びこれらの併用が挙げられる。これらのうち好ましいも
のは、ＰＯとＥＯの併用であり、併用の場合の付加形式
は、ブロック、ランダムいずれでもよい。（Ｂ）の分子
量は通常３０００〜９０００、好ましくは５０００〜７
０００である。分子量が３０００未満では成形品物性が
悪く、９０００を超えると成形品の耐候性が悪化する。
性水素を３個以上有する、多価アルコール類またはアミ
ン類のアルキレンオキサイド付加物が挙げられる。多価
アルコール類としては、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ショ糖
等が挙げられる。アミン類としては、アンモニア；アル
カノールアミン類［モノ−、ジ−もしくはトリエタノー
ルアミン、イソプロパノールアミン、アミノエチルエタ
ノールアミン等］；炭素数２〜６のアルキレンジアミン
類［エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等］；
ポリアルキレンポリアミン類［ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン等］；脂環式アミン類［シクロ
ヘキシレンジアミン等］；およびアミノエチルピペラジ
ンが挙げられる。これらのうち好ましくは多価アルコー
ル類のアルキレンオキサイド付加物である。アルキレン
オキサイドとしては、エチレンオキサイド（以下ＥＯと
略記）、プロピレンオキサイド（以下ＰＯと略記）およ
びこれらの併用が挙げられる。これらのうち好ましいも
のは、ＰＯとＥＯの併用であり、併用の場合の付加形式
は、ブロック、ランダムいずれでもよい。（Ｂ）の分子
量は通常３０００〜９０００、好ましくは５０００〜７
０００である。分子量が３０００未満では成形品物性が
悪く、９０００を超えると成形品の耐候性が悪化する。
【０００９】架橋剤（Ｃ）を構成する（ｃ１）として
は、分子内に活性水素を３個以上有する、多価アルコー
ル類またはアミン類のアルキレンオキサイド付加物が挙
げられる。多価アルコール類としては、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビ
トール、ショ糖等が挙げられる。アミン類としては、ア
ンモニア；アルカノールアミン類［モノ−、ジ−もしく
はトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ア
ミノエチルエタノールアミン等］；炭素数２〜６のアル
キレンジアミン類［エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン等］；ポリアルキレンポリアミン類［ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン等］；脂環式ア
ミン類［シクロヘキシレンジアミン等］；およびアミノ
エチルピペラジンが挙げられる。これらのうち好ましく
は多価アルコール類のアルキレンオキサイド付加物であ
る。アルキレンオキサイドとしては、ＥＯ、ＰＯおよび
これらの併用が挙げられる。（ｃ１）の平均分子量は通
常２００〜１５００であり、この範囲外では耐候性が悪
化する。上記（ｃ１）として例示したものは、単独また
は２種以上を混合して使用することができる。架橋剤
（Ｃ）における（ｃ１）とグリセリン（ｃ２）の重量比
率は、通常１０／９０〜９０／１０、好ましくは３０／
７０〜７０／３０である。この範囲外では耐候性が悪化
する。架橋剤（Ｃ）の総使用量は、ポリオール（Ｂ）１
００重量部に対して、通常５〜４０重量部、好ましくは
１０〜３０重量部である。（Ｂ）の量に対する（Ｃ）の
量が５重量％未満ではシールド材の硬度が不足し、４０
重量％を超えると硬度が高くなりすぎる。
は、分子内に活性水素を３個以上有する、多価アルコー
ル類またはアミン類のアルキレンオキサイド付加物が挙
げられる。多価アルコール類としては、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビ
トール、ショ糖等が挙げられる。アミン類としては、ア
ンモニア；アルカノールアミン類［モノ−、ジ−もしく
はトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ア
ミノエチルエタノールアミン等］；炭素数２〜６のアル
キレンジアミン類［エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン等］；ポリアルキレンポリアミン類［ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン等］；脂環式ア
ミン類［シクロヘキシレンジアミン等］；およびアミノ
エチルピペラジンが挙げられる。これらのうち好ましく
は多価アルコール類のアルキレンオキサイド付加物であ
る。アルキレンオキサイドとしては、ＥＯ、ＰＯおよび
これらの併用が挙げられる。（ｃ１）の平均分子量は通
常２００〜１５００であり、この範囲外では耐候性が悪
化する。上記（ｃ１）として例示したものは、単独また
は２種以上を混合して使用することができる。架橋剤
（Ｃ）における（ｃ１）とグリセリン（ｃ２）の重量比
率は、通常１０／９０〜９０／１０、好ましくは３０／
７０〜７０／３０である。この範囲外では耐候性が悪化
する。架橋剤（Ｃ）の総使用量は、ポリオール（Ｂ）１
００重量部に対して、通常５〜４０重量部、好ましくは
１０〜３０重量部である。（Ｂ）の量に対する（Ｃ）の
量が５重量％未満ではシールド材の硬度が不足し、４０
重量％を超えると硬度が高くなりすぎる。
【００１０】触媒（Ｅ）を構成する有機金属触媒（ｅ
１）としては、ポリウレタンに通常使用される公知のも
のが使用される。例えばカルボン酸の金属塩（酢酸ナト
リウム、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、ナフテン酸コ
バルト、スタナスオクトエート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジメチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジメルカプチ
ド等）；アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のアル
コキシドもしくはフェノキシド（ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムフェノキシド等）並びに、錫、アンチモ
ン等の金属を含有する有機金属化合物（テトラフェニル
錫、トリブチルアンチモンオキサイド等）等が挙げられ
る。これらの触媒は、単独または混合して使用すること
ができる。これらのうち好ましいものは、鉛または錫の
有機酸塩である。（ｅ１）の使用量は、触媒の種類によ
っても異なるが、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部
に対して、０．１〜３重量部である。（ｅ１）の使用量
が０．１重量部未満では成形品の樹脂化が不十分でルー
ズスキン等の問題があり、３重量部を超えると耐候性が
悪くなる。
１）としては、ポリウレタンに通常使用される公知のも
のが使用される。例えばカルボン酸の金属塩（酢酸ナト
リウム、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、ナフテン酸コ
バルト、スタナスオクトエート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジメチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジメルカプチ
ド等）；アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のアル
コキシドもしくはフェノキシド（ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムフェノキシド等）並びに、錫、アンチモ
ン等の金属を含有する有機金属化合物（テトラフェニル
錫、トリブチルアンチモンオキサイド等）等が挙げられ
る。これらの触媒は、単独または混合して使用すること
ができる。これらのうち好ましいものは、鉛または錫の
有機酸塩である。（ｅ１）の使用量は、触媒の種類によ
っても異なるが、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部
に対して、０．１〜３重量部である。（ｅ１）の使用量
が０．１重量部未満では成形品の樹脂化が不十分でルー
ズスキン等の問題があり、３重量部を超えると耐候性が
悪くなる。
【００１１】また、（ｅ１）とともに使用できる３級ア
ミン触媒（ｅ２）としては、ポリウレタンに通常使用さ
れる公知のものが使用される。例えばトリエチルアミ
ン、トリエチレンジアミン、ビス（ジメチルアミノエチ
ル）エーテル、Ｎ−メチルモルホリン、テトラエチレン
ジアミン等が挙げられる。これらの触媒は、単独または
混合して使用することができる。（ｅ２）の使用量は、
触媒の種類によっても異なるが、通常、ポリオール
（Ｂ）１００重量部に対して、０〜５重量部である。
（ｅ２）の使用量が５重量部を超えると耐候性が悪くな
る。
ミン触媒（ｅ２）としては、ポリウレタンに通常使用さ
れる公知のものが使用される。例えばトリエチルアミ
ン、トリエチレンジアミン、ビス（ジメチルアミノエチ
ル）エーテル、Ｎ−メチルモルホリン、テトラエチレン
ジアミン等が挙げられる。これらの触媒は、単独または
混合して使用することができる。（ｅ２）の使用量は、
触媒の種類によっても異なるが、通常、ポリオール
（Ｂ）１００重量部に対して、０〜５重量部である。
（ｅ２）の使用量が５重量部を超えると耐候性が悪くな
る。
【００１２】必要により用いられるその他の助剤（Ｄ）
としては、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線
安定化剤、整泡剤等が挙げられる。
としては、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線
安定化剤、整泡剤等が挙げられる。
【００１３】着色剤としては、ポリウレタンに通常使用
されるものが使用される。例えばカーボンブラックをポ
リエーテルポリオールに分散したもの等があげられる。
その使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に
対して、１０重量部以下である。
されるものが使用される。例えばカーボンブラックをポ
リエーテルポリオールに分散したもの等があげられる。
その使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に
対して、１０重量部以下である。
【００１４】酸化防止剤としては、ポリウレタンに通常
使用されるものが使用される。例えばヒンダードフェノ
ール類（日本チバガイギー株式会社社製「イルガノック
ス２４５」、「イルガノックス１０１０」等）等が挙げ
られる。その使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００
重量部に対して、２重量部以下である。
使用されるものが使用される。例えばヒンダードフェノ
ール類（日本チバガイギー株式会社社製「イルガノック
ス２４５」、「イルガノックス１０１０」等）等が挙げ
られる。その使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００
重量部に対して、２重量部以下である。
【００１５】紫外線吸収剤としては、ポリウレタンに通
常使用されるものが使用される。例えばベンゾトリアゾ
ール類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン
Ｐ」、「チヌビン３２８」等）、オキザリックアシッド
アニリド類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン
３１２」、「チヌビン３１５」等）等が挙げられる。そ
の使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に対
して、２重量部以下である。
常使用されるものが使用される。例えばベンゾトリアゾ
ール類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン
Ｐ」、「チヌビン３２８」等）、オキザリックアシッド
アニリド類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン
３１２」、「チヌビン３１５」等）等が挙げられる。そ
の使用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に対
して、２重量部以下である。
【００１６】紫外線安定化剤としては、ポリウレタンに
通常使用されるものが使用される。例えばヒンダードア
ミン類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン１４
４」等）等が挙げられる。その使用量は、通常、ポリオ
ール（Ｂ）１００重量部に対して、２重量部以下であ
る。
通常使用されるものが使用される。例えばヒンダードア
ミン類（日本チバガイギー株式会社社製「チヌビン１４
４」等）等が挙げられる。その使用量は、通常、ポリオ
ール（Ｂ）１００重量部に対して、２重量部以下であ
る。
【００１７】整泡剤としては、ポリウレタンに通常使用
されるものが使用される。例えばジメチルポリシロキサ
ン系整泡剤（東レダウコーニングシリコーン株式会社社
製「ＳＨ−２００オイル」等）等が挙げられる。その使
用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に対し
て、２重量部以下である。
されるものが使用される。例えばジメチルポリシロキサ
ン系整泡剤（東レダウコーニングシリコーン株式会社社
製「ＳＨ−２００オイル」等）等が挙げられる。その使
用量は、通常、ポリオール（Ｂ）１００重量部に対し
て、２重量部以下である。
【００１８】本発明の材料を用いた一体成形窓の成形に
おけるポリウレタン原料の密閉系型枠への注入方法につ
いては特に制限されないが、通常、低圧あるいは高圧の
注入装置を用いて原料を混合反応させつつ金型中に吐出
させることにより行われる。
おけるポリウレタン原料の密閉系型枠への注入方法につ
いては特に制限されないが、通常、低圧あるいは高圧の
注入装置を用いて原料を混合反応させつつ金型中に吐出
させることにより行われる。
【００１９】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが本発明はこれらに限定される物ではない。以下にお
いて「％」は重量％を示す。
るが本発明はこれらに限定される物ではない。以下にお
いて「％」は重量％を示す。
【００２０】実施例および比較例における使用原料の略
号の意味は次の通りである。 〔ポリオールＡ〕：グリセリンにＰＯおよびＥＯを付加
させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８８％の平均分子量６０
００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＢ〕：ペンタエリスリトールにＰＯおよび
ＥＯを付加させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８０％の平均
分子量７０００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＣ〕：プロピレングリコールにＰＯおよび
ＥＯを付加させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８８％の平均
分子量４０００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＤ〕：平均分子量１０６３のポリエステル
ジオール。 〔ポリオールＥ〕：平均分子量５４０のカプロラクトン
系トリオール。 〔架橋剤Ａ〕：グリセリンにＰＯを付加させた、平均分
子量２５０のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｂ〕：ソルビトールにＥＯを付加させた、平均
分子量６００のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｃ〕：グリセリンにＰＯを付加させた、平均分
子量１０００のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｄ〕：グリセリン 〔架橋剤Ｅ〕：エチレングリコール 〔着色剤〕：「フジＶＬブラック」黒トナー〔富士色素
（株）製〕 〔酸化防止剤〕：「イルガノックス２４５」トリエチレ
ングリコールビス−３−（３−ｔ−ブチル−４−ヒドロ
キシ−５−メチル−フェニル）プロピオネート〔日本チ
バガイギー（株）製〕 〔紫外線安定化剤〕：「チヌビン１４４」２（３，５ジ
ｔ−ブチル−４−ヒドロキシベンジル）−２−ｎ−ブチ
ルマロン酸ビス（１，２，２，６，６−ペンタメチル−
４−ピペリジル）〔日本チバガイギー（株）製〕 〔整泡剤〕：「ＳＨ−２００オイル」ジメチルポリシロ
キサン〔東レダウコーニングシリコーン（株）製〕 〔触媒Ａ〕：「ネオスタンＵ−１００」ジブチル錫ジラ
ウレート〔日東化成（株）製〕 〔触媒Ｂ〕：「ニッカオクチックス鉛」オクチル酸鉛
〔日本化学産業（株）製〕 〔触媒Ｃ〕：「ＤＡＢＣＯ」トリエチレンジアミン〔三
共エアプロダクツ（株）製〕 〔触媒Ｄ〕：トリエチルアミン 〔イソシアネートＡ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ ＩＰＤ
Ｉ」イソホロンジイソシアネート〔ダイセルヒュルス
（株）製〕 〔イソシアネートＢ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ Ｔ−１８
９０」イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート
変性物〔ダイセルヒュルス（株）製〕 〔イソシアネートＣ〕：「サンフォームＩＣ−４５１」
粗製ＭＤＩ〔三洋化成工業（株）製〕 〔イソシアネートＤ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ Ｈ−２９
２１」イソホロンジイソシアネートのウレア変性物をイ
ソホロンジイソシアネートに溶解したもの〔ダイセルヒ
ュルス（株）製〕
号の意味は次の通りである。 〔ポリオールＡ〕：グリセリンにＰＯおよびＥＯを付加
させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８８％の平均分子量６０
００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＢ〕：ペンタエリスリトールにＰＯおよび
ＥＯを付加させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８０％の平均
分子量７０００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＣ〕：プロピレングリコールにＰＯおよび
ＥＯを付加させた、１級ＯＨが全ＯＨ中の８８％の平均
分子量４０００のポリエーテルポリオール。 〔ポリオールＤ〕：平均分子量１０６３のポリエステル
ジオール。 〔ポリオールＥ〕：平均分子量５４０のカプロラクトン
系トリオール。 〔架橋剤Ａ〕：グリセリンにＰＯを付加させた、平均分
子量２５０のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｂ〕：ソルビトールにＥＯを付加させた、平均
分子量６００のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｃ〕：グリセリンにＰＯを付加させた、平均分
子量１０００のポリエーテルポリオール。 〔架橋剤Ｄ〕：グリセリン 〔架橋剤Ｅ〕：エチレングリコール 〔着色剤〕：「フジＶＬブラック」黒トナー〔富士色素
（株）製〕 〔酸化防止剤〕：「イルガノックス２４５」トリエチレ
ングリコールビス−３−（３−ｔ−ブチル−４−ヒドロ
キシ−５−メチル−フェニル）プロピオネート〔日本チ
バガイギー（株）製〕 〔紫外線安定化剤〕：「チヌビン１４４」２（３，５ジ
ｔ−ブチル−４−ヒドロキシベンジル）−２−ｎ−ブチ
ルマロン酸ビス（１，２，２，６，６−ペンタメチル−
４−ピペリジル）〔日本チバガイギー（株）製〕 〔整泡剤〕：「ＳＨ−２００オイル」ジメチルポリシロ
キサン〔東レダウコーニングシリコーン（株）製〕 〔触媒Ａ〕：「ネオスタンＵ−１００」ジブチル錫ジラ
ウレート〔日東化成（株）製〕 〔触媒Ｂ〕：「ニッカオクチックス鉛」オクチル酸鉛
〔日本化学産業（株）製〕 〔触媒Ｃ〕：「ＤＡＢＣＯ」トリエチレンジアミン〔三
共エアプロダクツ（株）製〕 〔触媒Ｄ〕：トリエチルアミン 〔イソシアネートＡ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ ＩＰＤ
Ｉ」イソホロンジイソシアネート〔ダイセルヒュルス
（株）製〕 〔イソシアネートＢ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ Ｔ−１８
９０」イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート
変性物〔ダイセルヒュルス（株）製〕 〔イソシアネートＣ〕：「サンフォームＩＣ−４５１」
粗製ＭＤＩ〔三洋化成工業（株）製〕 〔イソシアネートＤ〕：「ＶＥＳＴＡＮＡＴ Ｈ−２９
２１」イソホロンジイソシアネートのウレア変性物をイ
ソホロンジイソシアネートに溶解したもの〔ダイセルヒ
ュルス（株）製〕
【００２１】実施例１〜６ 高圧発泡機（ＰＥＣ社製ＭｉｎｉＲＩＭ機）を用いて表
１に示すポリオール成分とイソシアネート成分を混合
し、２００×２００×３ｍｍの密閉モールドおよびガラ
ス一体成形の密閉テストモールドに注入成形した。各成
形条件と得られた各フォームの成形性および耐候性を表
１に示す。
１に示すポリオール成分とイソシアネート成分を混合
し、２００×２００×３ｍｍの密閉モールドおよびガラ
ス一体成形の密閉テストモールドに注入成形した。各成
形条件と得られた各フォームの成形性および耐候性を表
１に示す。
【００２２】
【表１】
【００２３】比較例１〜６ 高圧発泡機（ＰＥＣ社製ＭｉｎｉＲＩＭ機）を用いて表
２に示すポリオール成分とイソシアネート成分を混合
し、２００×２００×３ｍｍの密閉モールドおよびガラ
ス一体成形の密閉テストモールドに注入成形した。各成
形条件と得られた各フォームの成形性および耐候性を表
２に示す。
２に示すポリオール成分とイソシアネート成分を混合
し、２００×２００×３ｍｍの密閉モールドおよびガラ
ス一体成形の密閉テストモールドに注入成形した。各成
形条件と得られた各フォームの成形性および耐候性を表
２に示す。
【００２４】
【表２】
【００２５】成形性および耐候性の測定方法は以下のと
おりである。 （成形性）ガラス一体成形の密閉テストモールドにて、
変形、表層剥離、破れ等の不良なく脱型できる注入から
の最短時間を測定した。 （シート物性）ＪＩＳ Ｋ−６３０１に準拠し、測定し
た。 （耐候性）ＪＩＳ Ｄ−０２０５に準拠し（設定；ブラ
ックパネル温度：８３℃，噴水時間：６０分中１２分，
暴露時間：１０００時間）、測定した。
おりである。 （成形性）ガラス一体成形の密閉テストモールドにて、
変形、表層剥離、破れ等の不良なく脱型できる注入から
の最短時間を測定した。 （シート物性）ＪＩＳ Ｋ−６３０１に準拠し、測定し
た。 （耐候性）ＪＩＳ Ｄ−０２０５に準拠し（設定；ブラ
ックパネル温度：８３℃，噴水時間：６０分中１２分，
暴露時間：１０００時間）、測定した。
【００２６】表１と表２から明らかなように、本発明の
窓用シールド材料は、比較的短時間での成形が可能で優
れた成形性を有し、かつ耐候性の優れた成形品を得るこ
とができる。
窓用シールド材料は、比較的短時間での成形が可能で優
れた成形性を有し、かつ耐候性の優れた成形品を得るこ
とができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明の窓用シールド材料は、以下の利
点を有する。 （１）ガラスとの接着性が良いため、何層ものプライマ
ー塗布を施す必要がなく、大幅な生産性の向上が図れ
る。 （２）耐候性が良いため、塗装等を施すことなく、屋外
暴露部品に使用することができる。 （３）短時間脱型が可能なため、（１）の効果も含めて
大幅に生産性が向上する。 上記のような効果を奏することから、本発明の窓用シー
ルド材料はサンルーフ、ウィンドウなどの車両用窓枠シ
ールドにきわめて有用である。
点を有する。 （１）ガラスとの接着性が良いため、何層ものプライマ
ー塗布を施す必要がなく、大幅な生産性の向上が図れ
る。 （２）耐候性が良いため、塗装等を施すことなく、屋外
暴露部品に使用することができる。 （３）短時間脱型が可能なため、（１）の効果も含めて
大幅に生産性が向上する。 上記のような効果を奏することから、本発明の窓用シー
ルド材料はサンルーフ、ウィンドウなどの車両用窓枠シ
ールドにきわめて有用である。
フロントページの続き (72)発明者 成田 雅浩 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 中井 清隆 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイ シン精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−182329（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−176315（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−79007（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−34916（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−121118（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−157708（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C08G 18/00 - 18/87 B60J 1/02 C09K 3/10
Claims (4)
- 【請求項１】 ポリイソシアネート類（Ａ）、ポリオー
ル類（Ｂ）、架橋剤（Ｃ）および必要によりその他の助
剤（Ｄ）を、触媒（Ｅ）の存在下てガラスを設置した密
閉系型枠中で硬化させてなる一体成形窓用ポリウレタン
シールド材料において、ポリウレタンが下記の組成を有
する反応混合物からなることを特徴とする窓枠シールド
材料。 （Ａ）ポリイソシアネート類：使用するポリイソシアネ
ートの総重量に対して９０〜４０重量％の２官能性脂肪
族系ポリイソシアネート（ａ１）と１０〜６０重量％の
３官能性脂肪族系ポリイソシアネート（ａ２）からな
る。 （Ｂ）ポリオール類：３個以上の活性水素基を有する化
合物にアルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量
が５０００〜７０００、末端１級水酸基含有率が７０％
以上であるポリエーテルポリオール。 （Ｃ）架橋剤：３個以上の活性水素基を有する化合物に
アルキレンオキサイドを付加してなる平均分子量が２０
０〜１５００のポリエーテルポリオール（ｃ１）とグリ
セリン（ｃ２）からなり、その比率が重量に基づき（ｃ
１）／（ｃ２）＝１０／９０〜９０／１０の範囲内であ
り、その総使用量が（Ｂ）の５〜４０重量％。 （Ｅ）触媒：有機金属触媒（ｅ１）、または（ｅ１）と
３級アミン触媒（ｅ２）との併用。 - 【請求項２】 （ａ１）がイソホロンジイソシアネー
トであり、（ａ２）がイソホロンジイソシアネートのイ
ソシアヌレート変性物である請求項１に記載の材料。 - 【請求項３】 （ｅ１）が鉛または錫の有機酸塩であ
る請求項１または２に記載の材料。 - 【請求項４】 その他の助剤（Ｄ）として着色剤を含有
する請求項１〜３のいずれかに記載の材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6333163A JP2881153B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 窓枠シールド材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6333163A JP2881153B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 窓枠シールド材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165323A JPH08165323A (ja) | 1996-06-25 |
| JP2881153B2 true JP2881153B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18263002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6333163A Expired - Fee Related JP2881153B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 窓枠シールド材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2881153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY139524A (en) * | 2004-06-30 | 2009-10-30 | Ciba Holding Inc | Stabilization of polyether polyol, polyester polyol or polyurethane compositions |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4376834A (en) * | 1981-10-14 | 1983-03-15 | The Upjohn Company | Polyurethane prepared by reaction of an organic polyisocyanate, a chain extender and an isocyanate-reactive material of m.w. 500-20,000 characterized by the use of only 2-25 percent by weight of the latter material |
| JPS59176315A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-05 | Mitui Toatsu Chem Inc | 超軟質ポリウレタンエラストマ−の製造法 |
| DE3527863A1 (de) * | 1985-08-02 | 1987-02-05 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von lichtbestaendigen, elastischen polyurethan-formteilen |
| DE3700918A1 (de) * | 1987-01-14 | 1988-07-28 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von polyurethan-formteilen |
| FR2644468B1 (fr) * | 1989-03-20 | 1992-12-31 | Saint Gobain Vitrage | Couche de polyurethane ayant des proprietes d'absorbeur d'energie et utilisation dans les vitrages de securite |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6333163A patent/JP2881153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08165323A (ja) | 1996-06-25 |
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