JP2880941B2 - 側溝用金型 - Google Patents

側溝用金型

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JP2880941B2 JP33962495A JP33962495A JP2880941B2 JP 2880941 B2 JP2880941 B2 JP 2880941B2 JP 33962495 A JP33962495 A JP 33962495A JP 33962495 A JP33962495 A JP 33962495A JP 2880941 B2 JP2880941 B2 JP 2880941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝用金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンクリート側溝上を人間が
歩いたり自動車が通過すると、U字溝と蓋との隙間から
がたがた音がして、うるさいとの苦情が絶えずあり設置
者は困っていた。そこで、U字溝と蓋との隙間にゴム等
のパッキンを一時的に噛ませたりするが、ゴム等のパッ
キンが1年程度で破損するため取替える必要があり、そ
の数が多過ぎて処理が追いつかない。そこで、U字溝の
蓋体接触部にアールを持たせてU字溝と蓋体の接地面積
を上げて、がたつかない構造にしたものが知られてい
る。(例えば特開平6−248688号公報)。
【0003】こうしたU字溝用の金型として、図9に示
してあるように、一体物のパネル100をプレス成形に
よって製作していた。ところが、パネル100をプレス
成形するとどうしてもアール部110が弱くなってしま
う、このアール部110はU字溝成形の時に、コンクリ
ートの重量を一番多く受ける場所で、パネルが変形し易
い。
【0004】このため、こうした従来の金型で成形され
たU字溝は、蓋体接触部の精度が出ず、騒音を解消でき
ないでいた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、強度があっ
て、しかも、精度のよい金型を提供し、騒音のないU字
溝を実用化できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記目的を達成するためになされた本発明の
側溝用金型は、コンクリート側溝の成形用金型であっ
て、該成形用金型本体の側溝蓋接触部分にアール部を持
たせ、該アール部を補強したことを特徴とする側溝用金
型に係わる。
【0007】本発明によると、本体の側溝蓋接触部分に
アール部を持たせ該アール部を補強してあるから、成形
時にコンクリートの重圧が掛かってもアール部の変形が
起こらない。従って金型としての強度を十分維持できる
し、変形しないから寸法精度のよい成形品を得ることが
できる。
【0008】又、前記アール部は、丸棒又は丸パイプの
円形長尺材の外面を金型のアール部のキャビティ面に臨
ませるように長手方向に補強させ用いるとよい。こうす
ることによって、長手方向に強固な補強材を用いること
ができるし、市販されているJIS規格品等の磨き丸棒
又は丸パイプを用いられるので、精度がよくて、しか
も、安くできる。さらに、前記成形用金型本体は、複数
枚のリブで丸棒又は丸パイプを受け、丸棒又は丸パイプ
の表面の一部をキャビティ面として露出させるようにパ
ネルを被せるとよい。こうすることによって、丸棒又は
パイプを複数のリブの丸棒受けによって支持し、長手方
向に向かってしっかりと固定されるから、丸棒又はパイ
プの変形がおこらない。従って、アール部の表面も変形
することがない。
【0009】以下に、本発明の実施の形態をより具体例
に基づいて説明する。
【0010】
【実施例】次に実施例を、図1〜4に従って詳細に説明
する。側溝は、図1に示すようにU字溝10と蓋11か
らなり、U字溝10と蓋11との接触部はアール面12
としてある。U字溝10と蓋11とが接触する部分をア
ールによって面接触させると、蓋11が、がたつかない
のでこうすることが望ましいからである。
【0011】金型1は、図2に示すようにU字溝10の
内側面を成形する本体30と外側面を成形する側板20
と、端面を成形する妻板41とからなっている。これら
の金型を組み合せ固定し、上から金型の中にコンクリー
トを流し込み、アール部12を有するU字溝10を成形
する。
【0012】前記本体30は図3に示すように、鉄製の
リブ32と鉄製のパネル33,34a,34bと鉄製の
丸棒36a,36bとから構成されている。丸棒36
a,36bはJIS規格品の磨き棒に、図4に示すよう
な切込みを入れ2箇所の切削面38,39を設けたもの
である。本体30を組立てるに当たってはリブ32は図
3に示すように長手方向に所定間隔で複数配置される。
各リブ32には丸棒受け37が開口されている。丸棒3
6a,36bは、各リブを挿通するように丸棒受け37
に夫々挿通され溶接にてリブ32に固定される。そし
て、前記丸棒36a,36bの側方からパネル34a,
34bを丸棒36a,36bの切削面39に合わせて夫
々に取付し、前記パネル33をリブ32の上方からリブ
32に被ぶせて、パネル33の裾部35a,35bを丸
棒36a,36bの切削面38に合わせて夫々に取付
し、最後に丸棒36aとパネル34a,パネル33の裾
35aの合わせ目を溶接し固定すると共に、丸棒36b
とパネル34b,パネル33の裾35bの合わせ目を溶
接し固定する。前記溶接面は必要に応じてグラインダ仕
上げをするとよい。
【0013】こうして組立てられた金型本体30のアー
ル部40は、丸棒36a,36bの切削面38,39の
間の表面によって、そのアールを規定されたものとな
る。そして、この丸棒36a,36bによって長手方向
に補強されている。また、丸棒36a,36bは複数の
リブ32によって支持されている。この結果、本実施例
の金型本体30のアール部40は、JIS規格品等によ
るきわめて高精度の曲面となり、しかも、補強も十分で
あるから成形時にコンクリートの重みが加わっても変化
しない。よって、本実施例によれば、図1に示したよう
なU字溝10を精度よく製造することができる。
【0014】実施例では、円形長尺材を鉄製の丸棒によ
って説明をしてきたが上記の実施例にのみ限定されるも
のではなく、パイプを用いることができる。この場合、
塩化ビニール製のパイプのような軽量材質パイプとする
こともできる。このようなパイプを用いると持ち運びに
便利である。そして、軽量材質のパイプを用いる場合に
はパイプ内に砂等の小粒材を詰め込んでもよい。
【0015】円形長尺材の材質については、鉄の他にア
ルミニウム、銅等の非鉄、或はガラス、堅木、陶器、セ
ラミック、プラスチック、塩化ビニールを用いることが
できる。そして、その他の補強材の実施例として、図5
に示すように、製缶後、削り仕上げにより製作した肉厚
のアール部60にパネルを組み合せるようにしてもよ
い。又、図6に示してあるように、プレート70のコー
ナ部にアルミニウム又は、樹脂の塊で、アール部71を
成形してもよい。さらに、図7に示してあるように、ア
ール部80のみをアルミニウム又は樹脂の塊で成形して
もよい。そして、図8に示してあるようにアール部90
のみを厚板でプレス製作してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側溝の組立斜視図。
【図2】 U字溝の製作概略図。
【図3】 本体金型組立分解斜視図。
【図4】 丸棒補強材の断面図。
【図5】 他の実施例の補強材の断面図。
【図6】 他の実施例の補強材の断面図。
【図7】 他の実施例の補強材の断面図。
【図8】 他の実施例の補強材の断面図。
【図9】 従来例のプレート断面図。
【符号の説明】
1・・・成形装置、10・・・U字溝、11・・・蓋、
30・・・本体、31・・・アール部、36a,36b
・・・丸棒
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−248688(JP,A) 特開 昭61−277725(JP,A) 特開 昭58−62008(JP,A) 特開 平7−60734(JP,A) 特開 平5−131428(JP,A) 実開 昭52−17359(JP,U) 実開 昭58−23940(JP,U) 実開 平1−139508(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート側溝の成形用金型であっ
    て、該成形用金型本体の側溝蓋接触部分にアール部を持
    たせ、該アール部を補強したことを特徴とする側溝用金
    型。
  2. 【請求項2】 前記アール部は、円形長尺材の外面を金
    型のアール部のキャビティ面に臨ませながら長手方向に
    補強されていることを特徴とする請求項1記載の側溝用
    金型。
  3. 【請求項3】 前記円形長尺材として、丸棒又は丸パイ
    プを用いることを特徴とする請求項1又は2記載の側溝
    用金型。
  4. 【請求項4】 前記成形用金型本体は、複数枚のリブで
    丸棒又は丸パイプを受け、丸棒又は丸パイプの表面の一
    部をキャビティ面として露出させるようにパネルを被せ
    てなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の
    側溝用金型。
JP33962495A 1995-12-26 1995-12-26 側溝用金型 Expired - Fee Related JP2880941B2 (ja)

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