JP2879421B2 - 感震素子 - Google Patents

感震素子

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JP2879421B2
JP2879421B2 JP8071404A JP7140496A JP2879421B2 JP 2879421 B2 JP2879421 B2 JP 2879421B2 JP 8071404 A JP8071404 A JP 8071404A JP 7140496 A JP7140496 A JP 7140496A JP 2879421 B2 JP2879421 B2 JP 2879421B2
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充弘 浦野
照之 武田
寛 村田
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/24Housings ; Casings for instruments
    • G01D11/245Housings for sensors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば石油暖房機やガス
燃焼機器又はその他の機器の信号処理装置等に取付けら
れ、地震等の震動を感知して前記信号処理装置に検知信
号を送る全方向性の感震素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、このような感震素子を用いて、地
震等の非常時に各種加熱装置又はその燃料等供給装置に
対して信号を送出し、自動保安制御装置を介して自動消
火させるなどの適切な保安処置がとられるようにされて
いる。
【0003】この目的の為の非常振動検出用の感震素子
としては、既にいくつかの型式のものが紹介されている
が、一般には小型化することが望まれている。本発明の
感震素子は、そのうちの常閉接点スイッチ型式に属し、
より詳しくは金属球の非常時感震動作により、接点オフ
の検出信号を出す型式のものである。
【0004】従来の常閉接点式感震素子としては、この
金属球を用いるものの他に水銀を用いるものがあり、こ
れは小型化の要求を満たして、更には長期に安定動作が
得られる優れた利点を具えている。しかし近時、廃棄処
分時の環境保護の社会的視点から、水銀を用いずに同等
の性能をもつ感震素子が求められるようになっており、
本出願人はその要求を満たすものとして、特開平8−5
0055、及び特願平7−23404、特願平7−21
8221、更には特願平7−329595に於て、金属
球を用いて水銀式同様の小型化要求を実現した常閉接点
式感震素子を提示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した本出願人の出
願に係る感震素子に於て、地震による震動以外の例え
ば、人あるいは自動車等の通行や、工事現場からの衝撃
等によって発生する地震に類似した特殊な外乱振動によ
って、例えば1000回に1回という極稀な状態に於て
オフとなってしまい、地震による震動を感知していない
にも関わらず、接点オフの検知信号を送ってしまうとい
う不都合を発生することがあった。この接点オフという
現象は、この感震素子の上部接触部材と下部接触部材等
に印加する電圧が数10V以上あればオンになるような
ものであるが、マイコン回路が使用される5V位の電圧
及び1mA位の電流ではその絶縁部分を破壊できないもの
を指す。
【0006】そこで、色々と実験を行なったり、顕微鏡
等の拡大装置を用いて観察を行なった結果、慣性球の表
面上に施した導電性を向上させる為のメッキの表面に無
数の凹凸が存在し、この凹部には前記程度の弱電圧、弱
電流に対してその導電性が著しく損われる不完全メッキ
部又は不良導通物の存在することが判明した。その凹凸
を滑らかにする為にバレル研磨等の研磨により、平滑に
する作業も種々試みたものの、慣性球の全表面に存在す
る凹凸を皆無にすることは至難の業であり、若干の凹凸
の存在は回避できないことが判明した。
【0007】前述したような特殊な外乱振動によって、
慣性球が転動することなく貫通孔上で自転運動を行うこ
とがあり、その結果、上部接触部材または下部接触部材
は慣性球とこの不完全メッキ部にて接触することとな
り、接点オフとなってしまう。ここで、前述した感震素
子に於て、このような若干の凹凸面を有する慣性球に対
して、上部接触部材は複数設けられているため、これら
複数の上部接触部材が同時にオフになる確率はほとんど
ないと考えられる。しかし、下部接触部材に関しては下
部絶縁体の中心に設けた小さな貫通孔から1個の接触部
を上方に突出させるのみであったため、慣性球と下部接
触部材との接触は1ヵ所の点接触となっており、例えば
1000回に1回という極稀な状態に於て、接点オフと
なってしまうのではないかと推定した。
【0008】この知見に基づいて、下部接触部材の接触
部を複数にすることにより上述の問題を克服する。しか
し、前述した感震素子に於て、小型化要求を満たすため
に慣性球の寸法を小さくした場合、下部絶縁体に設けら
れた貫通孔の半径は小さくなり、接触部の寸法的な制約
や、下部接触部材が慣性球に付与する押上げ力の変化等
の影響も問題となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の感震素子は蓋体
と有底円筒形の導電性ハウジングにより密閉容器を構成
し、前記蓋体は円板のほぼ中心部に穿たれた孔に導電端
子ピンを電気絶縁性充填材により気密に貫通固着したも
ので、密閉容器内には導電性の慣性球が転動自在に収容
されている。前記蓋体の密閉容器内側には一端に前記導
電端子ピンを挿通する貫通孔を有し他端に前記慣性球が
衝接する部分を有した上部絶縁体が導電端子ピンを囲む
ようにして固定され、この導電端子ピンの密閉容器内側
端部には導電端子ピンを中心としてほぼ同心放射状に接
触部を配設するしなやかな弾性を有した羽根状部を持つ
導電材製の上部接触部材が金属の支板と共に固着されて
おり、該上部絶縁体は前記上部接触部材と蓋体との間に
支板によって前記導電端子ピンに固着されている。密閉
容器内底部にはほぼ中央から外側に向けて同心円状に緩
やかに上昇する傾斜面が形成され且つ中心部に貫通孔が
設けられた下部絶縁体が実質的に固定されており、該下
部絶縁体の下面とハウジング内の底面との間に導電性の
下部接触部材がハウジングと電気的に接続されるように
設けられている。該下部接触部材の一端には前記下部絶
縁体の貫通孔に挿通されて前記の慣性球と接触すること
で電気的導通を保つための接触部が設けられおり、ハウ
ジングが正規姿勢で静止しているときには前記下部絶縁
体の傾斜面上に前記の慣性球が重力及び上部接触部材の
羽根状部から付与される力により該接触部の押上げ力に
抗して傾斜面の中心の貫通孔上に位置することで電気的
導通状態を保ち、この慣性球が転動した際には電気的導
通が断たれるようになされており、更にはこの慣性球は
その転動状態でも上部接触部材の羽根状部との接触状態
が維持されるようになされている。また下部絶縁体と下
部接触部材はその位置関係が実質的に変化しないような
把持固着構造となっている。以上の様な構成要素を有す
る感震素子に於いて、前記下部接触部材に所定の寸法に
於て互いに干渉することなく上下に可動的なその先端部
分が所定の間隔に保持され、且つそれぞれ独立的に慣性
球に押上げ力を付与する接触部を複数設けた事を特徴と
する。
【0010】
【実施例】以下、第1の実施例について、図1乃至図4
を参照して説明する。感震素子1は蓋体3を有底円筒形
の金属製ハウジング2の開口端にリングプロジェクショ
ン溶接等で固定した気密容器内に構成される。気密容器
内部にはヘリウムなどの汚損防止用ガスを空気と置換し
て封入すれば、後述の各接触部材や慣性球の表面を腐食
や汚損から保護して長期にわたり安定した特性を得るた
めに好ましい。蓋体3は金属製の円板3Aのほぼ中心に
貫通孔が穿たれ、その孔にガラスの如き電気絶縁性充填
材4により導電端子ピン5が気密に貫通固定されたもの
である。
【0011】気密容器内部には、例えば鉄やその合金で
あるステンレス等の金属で作られた慣性球6が後述する
上部絶縁体9と下部絶縁体の間の空間に転動自在に収納
されている。この慣性球6は、鉄や銅等空気中で酸化し
易くその酸化被膜が導電性を害するおそれのあるものに
対しては、好ましくは金や銀等の貴金属メッキやその他
の表面処理を施したものが目的に応じて選定されるが、
その表面が使用目的に適する導電性を有した固体の球で
あれば材質、表面処理ともにこれに限るものではない。
【0012】導電端子ピン5の気密容器内側先端には、
金属製の支板7が上部接触部材8を後述する上部絶縁体
との間に挟持した状態で固着される。この上部接触部材
8には複数のしなやかな羽根状部が放射状に配置されて
おり、本実施例では導電端子ピン5を中心として均一な
角度、具体的には60°毎に合計6本設けられている。
上部接触部材8の材質としては、例えば、前述した慣性
球6の質量が0.7〜1.5グラム程度の場合には、厚
みが0.01〜0.02mmのリン青銅板が好ましい。こ
の上部接触部材8の羽根状部の先端近傍は慣性球6が仮
に存在しない自由状態で慣性球6の表面位置よりやや内
側に位置するように、本実施例に於ては円板3Aに対し
てほぼ垂直に設定されており、常に慣性球6と接触して
いる。羽根状部は好ましくは幅が0.3mm程度とされ充
分なしなやかさを有しており、慣性球6の転動時にも常
に少なくとも2本が追従し慣性球6との接触を保つよう
にされている。また羽根状部の本数や一本あたりの反発
力は、慣性球6の転動開始加速度に及ぼす影響や電気的
接触抵抗等を考慮して決定される。
【0013】上部絶縁体9は、合成樹脂等の絶縁材料で
略カップ状に形成され、そのカップ底(図1ではカップ
を伏せた状態を正規姿勢とする)の中心に導電端子ピン
5を挿通する貫通孔が設けられている。カップ状の内側
及びカップの口縁には、いくつかの段部が形成されてお
り、感震素子1が強い衝撃を受けてた時、若しくは繰り
返して衝撃が与えられた時など、図1に破線6Aで示さ
れる如き位置に慣性球6が移動した際などに、上部接触
部材8の羽根状部が慣性球6と上部絶縁体9とに挟まれ
て、塑性変形を生ずることのないような、本実施例に於
ては慣性球6に押された羽根状部が入り込むような溝部
9Aを有する形状となっている。
【0014】上部絶縁体9のカップ底の平面形状に合せ
た金属製の支板7がそこに嵌着されており、その嵌入の
とき上部接触部材8の中央部分をカップ底との間に挟着
するよう構成されている。支板7が上部接触部材8をカ
ップ底との間に挟持した状態で、突き合せ溶接等の方法
によって、支板7の中心部で導電端子ピン5に固着され
る。この溶接のとき、支板7中心の溶接部で生ずるプロ
ジジェクションを回避するために、上部接触部材8の中
心には、予め取付孔を設けておいて、溶接時の熱によっ
て上部接触部材8が変形する等の影響を軽減し、上部接
触部材8を導電端子ピン5の端面と支板7間に強固に挟
着されるようにする。このように円板3Aの側に上部接
触部材8と共に組付けを終えた上部絶縁体9は、支板7
によって円板3Aとの間に挟持されており、以後は位置
ずれを生じない。
【0015】ハウジング2内底部には、セラミックや合
成樹脂等の電気絶縁物で構成された下部絶縁体10が、
その外周に設けたリブをハウジング2の内周に摺接圧入
して固定されている。下部絶縁体10は複数の脚部10
Bを有し、この脚部10Bによって作られるハウジング
2内の底面と下部絶縁体10の下面との間の隙間には下
部接触部材11が装着されている。下部絶縁体10の上
面にはほぼ中心部から外側に向かって同心円状に緩やか
に上昇する傾斜面が形成され、更にその周縁部には図1
に破線6Bで示される如く慣性球6が転動した際に、そ
の最大転動位置を規制するための接触部が設けられてお
り、慣性球6とハウジング2とが接触しない電気的オフ
状態を保つ。この傾斜面の中央には貫通孔10Aが設け
られ、下部接触部材11の接触部11Aが下面から上面
に挿通されている。ここで、傾斜面の形状は所定の傾斜
角度を持った直線を回転して得られる円錐面状に限定さ
れるものではなく、途中で傾斜角度が変化する円錐面や
上下に緩やかな曲率を有した曲線を回転して得られる凹
面又は凸面も含むものである。また前述の曲線は傾斜方
向が変化しなければ、途中で若しくは徐々に曲率が変化
していてもよい。
【0016】下部接触部材11は例えば厚さ0.03〜
0.1mm程度のリン青銅板等で作られたしなやかなバネ
であり、その平面形状は例えば図3に示す様にほぼ螺旋
状の互いに対称形状をした2本の弾性部11Bを内側に
有するほぼリング型とされている。弾性部11Bの先端
でハウジング2のほぼ中央に位置する一端には、前述の
接触部11Aが所定の寸法に於て互いに干渉することな
く上下に可動的に設けられ、その先端部が図1に示す如
く所定の間隔に保持されるように、その平面に対して所
定の角度に起こされて貫通孔10Aに挿通されている。
また接触部11Aの近傍には弾性部11Bの復元力によ
る接触部の上方向への移動量を規制するためのストッパ
ー11Cが、少なくともその両端が貫通孔10Aにひっ
かかるように、幅広く設けられている。下部接触部材1
1の接触部11Aには、金や銀等の貴金属メッキやある
いはその他の表面処理を施して、酸化被膜等により導電
性を害される事のないようにしておくことが好ましい。
【0017】下部接触部材11には複数の貫通孔11D
が設けられ、本実施例においては図3に示すように3個
の貫通孔が設けられ、その貫通孔11Dに下部絶縁体1
0に設けられた脚部10B及び固定部10Cが挿通され
た後に、この固定部10Cの先端を電気ごてや超音波ウ
ェルダー等により拡幅変形させることによって、下部接
触部材11は下部絶縁体10に把持固定される。下部接
触部材11の外縁には接続片11Eが延出しており、こ
の接続片11Eは下部絶縁体10とともに下部接触部材
11がハウジング2に圧入装着される際に、ハウジング
2の内壁と下部絶縁体10の外壁とで挟まれるため、ハ
ウジング2と強固に接触して電気的接続を確実なものに
している。
【0018】下部接触部材11が装着された下部絶縁体
10の上面には、前述した慣性球6が転動自在に載置さ
れており、この慣性球6は通常の正規姿勢での静止時に
於ては傾斜面の中心である貫通孔10A上に位置し前記
下部接触部材11の接触部11Aを押し下げるようにし
て接触しており、所定の加速度以上の振動を受けるまで
は転動せず接触状態を保つ。感震素子1が地震等により
所定の値以上の振動を受けると、慣性球6は貫通孔10
Aを離れて傾斜面上を転動し、前記接触部11Aとの接
触を断つようにされている。図1の感震素子1の場合に
おいては、慣性球6の転動開始加速度αは慣性球6の半
径をRとし、貫通孔10Aの半径をrとすると次の式に
よって決定される。(Gは重力加速度を示す)
【0019】
【数1】
【0020】慣性球6の転動開始加速度αを150ガル
とし、慣性球の半径Rを3.0mmとすると、貫通孔10
Aの半径rは0.45mmという小さな値であるが、実際
には慣性球6が上部接触部材8によって押さえられると
ともに、下部接触部材11によって押上げられるため、
これより若干異なった値に調整される。故に、下部接触
部材11の接触部11Aはこの貫通孔10Aの中で上下
に自由に動く為にはその幅は0.2〜0.5mm程度であ
ることが判る。
【0021】ハウジング2内底部に下部絶縁体10及び
下部接触部材11を装着した上から、前述した組立によ
って蓋体3に固着された上部絶縁体9を挿入するとき、
羽根状部を押し拡げるようにして慣性球6を把持させ、
図1に示す如く、ハウジング2と円板3Aとを同心状に
合せて、気体入換並びにリングプロジェクション溶接等
による密閉を行なって感震素子1が完成される。
【0022】ここで、本実施例に使用される下部接触部
材11の接触部11Aの曲げ方について、図4(A)乃
至(B)を参照して説明する。先ず、曲げ加工前の下部
接触部材11を治具基台G1に載置する。下部接触部材
11の接触部11Aの根元部分となる弾性部11Bを、
前記治具基台G1に設けられた上下1対の挟持用治具G
2及びG3にて挟持する。この挟持用治具G2及びG3
の弾性部11Bを挟持する端面は、所定の傾斜角度を持
った傾斜平面であって上治具G2は凸状の、また下治具
G3は凹状の平面状に形成されており、弾性部11Bを
挟持した際に、接触部11Aの先端が予め定めた角度で
上方向に弾性変形され、図4(B)に示す如くV字形に
する。
【0023】この挟持用治具G2及びG3によって挟持
された弾性部11Bの近傍に位置する接触部11Aを曲
げ用治具G4を下方に移動させる事によって曲げ加工を
行ない接触部11Aを所定の形状に塑性変形させ、これ
らの治具から下部接触部材11を取り外すと、弾性変形
をしていた弾性部11Bは元の水平状態に復帰し、接触
部11Aをその平面と所定の角度を有するように曲げ加
工することができる。ここで、挟持用治具G2及びG3
の端面の傾斜角度を変える事によって、接触部11Aと
下部接触部材11との角度を所望の値にする事ができ
る。また本実施例に於ては、接触部11Aを下方向に押
し下げる曲げ方を提示したが、上下を逆にして接触部1
1Aを上方向に起こす曲げ方としても良い、ということ
は勿論である。
【0024】この感震素子1の動作について説明する
と、感震素子1が正規姿勢で静止状態にあるとき、慣性
球6は下部絶縁体10の傾斜面の貫通孔10A上に位置
し下部接触部材11の接触部11Aに接触し、慣性球6
自身の重量及び上部接触部材8により押圧力を加えてい
る。ここで電路は導電端子ピン5−上部接触部材8の羽
根状部−慣性球6−接触部11A−下部接触部材11−
接続部11E−ハウジング2−円板3Aの経路で構成さ
れる。
【0025】感震素子1が所定の加速度例えば周期が
0.2乃至1秒で120ガル以上の水平振動を受けると
可動接点である慣性球6は貫通孔10Aを離れて傾斜面
上を転動し下部接触部材11の接触部11Aとの接触を
断ち、前述の電路を所定時間以上遮断する。そのため感
震素子1に接続された信号処理装置に検知信号が送ら
れ、例えば石油暖房機やガス燃焼機器であれば制御装置
により自動消火等の適切な保安処置がとられることにな
る。また感震素子1が静止状態に戻ると慣性球6は傾斜
面の中央の貫通孔10A上に戻り、再び接触部11Aと
接触することにより電路を形成する。ここで羽根状部は
常に慣性球6に摺動接触しているため、復帰時に慣性球
6が接触部11Aと接触することにより速やかに電路を
形成することができる。
【0026】本実施例の感震素子1の下部接触部材11
には、接触部11Aが2個設けられており、その各々の
接触部11Aの先端はそれぞれ独立的に所定の間隔、本
実施例に於ては0.1〜0.3mm程度の間隔を有して慣
性球6と接触させることによって、前述したような特殊
な外乱振動によって慣性球6が貫通孔10A上で自転を
行ない、例えば1000回に1回という極稀な状態に於
て、前記接触部11Aのいずれか一方が不完全メッキ部
にて慣性球6と接触することとなっても、残りの接触部
によって弱電圧に於ける電気的な接続が保たれる事が実
験上確かめられた。
【0027】次に第2の実施例について、図5乃至図7
を参照して説明する。なお以下の各実施例の説明に於
て、前述の実施例と同様の部分には同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。本実施例の感震素子21に於
て、下部接触部材31は図7に示す如き、2本の弾性部
31Bをその内側に有するほぼリング型とされている。
この弾性部31Bはほぼ螺旋状の帯をそれぞれほぼ同じ
幅で平行して設けた形状をしており、干渉することのな
いよう所定の間隔、本実施例に於ては0.2〜0.4mm
程度の間隔を有するようになされている。弾性部31B
の各々の先端には慣性球6と接触することで電気的な接
続を保つための接触部31Aが設けられており、その根
元近傍には貫通孔10Aにひっかかることで接触部31
Aの上方への移動量を規制するためのストッパー31C
が設けられている。貫通孔31D及び接続片31Eは第
1の実施例に於ける貫通孔11D及び接続片11Eにそ
れぞれ対応しており、その効果は同じである。
【0028】接触部31Aはその平面に対してほぼ直角
に起こされており、図6に示す如く略ハの字を形成する
ような位置関係にて、その先端部に所定の間隔、本実施
例に於ては0.1〜0.3mm程度の間隔を設けて、下部
絶縁体10に設けられた貫通孔10Aに挿通されてい
る。これらの接触部31A及びその近傍は対称形状をし
ており、それぞれ独立的に干渉することなく貫通孔10
Aの中で自由に上下運動を行なう。
【0029】下部接触部材が2本のほぼ螺旋状の対称形
状の弾性部を有していた第1の実施例に対して、本実施
例ではほぼ螺旋状の帯をそれぞれほぼ同じ幅となるよう
に平行に設けた形状の弾性部とした点が異なっており、
このようにすることによってバネとしての役割を担う弾
性部の長さ寸法を大きく取ることができるようになる。
【0030】次に第3の実施例の感震素子41につい
て、図8乃至図11を参照して説明する。本実施例に於
ては、後述する部分を除くほぼ同形状の下部接触部材を
2枚を用いることによって、慣性球6との接触部を2個
とした。本実施例の下部接触部材51及び52は、図1
0及び図11に示す様にほぼ螺旋状の弾性部51B及び
52Bを有したリング型とされている。これら下部接触
部材はそれぞれの弾性部の一端に慣性球6と接触して電
気的な接続を保つ接触部51A及び52Aを有してお
り、それぞれの平面に対してほぼ直角に起こされて貫通
孔10Aに挿通されている。また接触部51A及び52
Aの近傍には弾性部の復元力による接触部の上方向への
移動量を規制するためのストッパー51C及び52C
が、それぞれ設けられている。
【0031】これら下部接触部材には複数の貫通孔51
D及び52Dが設けられており、下部接触部材51及び
52の2枚を重ねた時、これらの貫通孔がぴったりと一
致するようにされている。本実施例においては図10及
び図11に示すようにそれぞれ3個の貫通孔が設けら
れ、これらの貫通孔に下部絶縁体10に設けられた脚部
10B及び固定部10Cが挿通された後に、固定部10
Cの先端を電気ごてや超音波ウェルダー等により拡幅変
形させることによって、これら下部接触部材は下部絶縁
体10に把持固定される。2枚の下部接触部材は重ねら
れた状態で下部絶縁体10に把持固定されており、慣性
球6が転動した際、貫通孔10A中でそれぞれ独立的に
干渉することなく自由に上下運動を行なうように、それ
ぞれの弾性部及び接触部の寸法を選定されている。本実
施例に於ては接触部51A及び52Aを貫通孔10Aに
挿通した際に、その先端間が0.1〜0.3mm程度の間
隔を有するように、また接触部の根元部近傍に於いて上
下方向に0.1〜0.3mm程度の間隔を有するように、
下部接触部材52の弾性部52B及び接触部52Aの寸
法を下部接触部材51よりも若干大きくなるように選定
してある。また、これら下部接触部材の縁には接続片5
1E及び52Eが延出しており、それぞれの接続片は下
部絶縁体10とともにこれら下部接触部材がハウジング
2に圧入装着される際に、ハウジング2の内壁と下部絶
縁体10の外壁とで挟まれるため、ハウジング2と強固
に接触して電気的接続を確実なものにしている。
【0032】本実施例に於ては、前述したようなほぼ同
じ形状の下部接触部材を2枚用いることで、1枚の接触
部材について1つの接触部を設けるようにしたことが、
前述の第1及び第2の実施例と異なる。このようにする
ことによってバネとしての役割を担う弾性部の長さ寸法
及び幅について設計の自由度を大きく取ることができる
ようになる。
【0033】次に第4の実施例の感震素子61につい
て、図12乃至図14を参照して説明する。本実施例に
於ては、第3の実施例と同様に同じ形状の下部接触部材
を2枚を用いることによって、慣性球6との接触部を2
個とした。本実施例の下部接触部材71は、図14に示
す様な形状をしており、概ねCの字状の弾性部71Bと
貫通孔71Dを有する基部とによって構成されている。
弾性部71Bはその一端に慣性球6と接触して電気的な
接続を保つための接触部71Aを有しており、その平面
に対してほぼ直角に起こされて貫通孔70Aに挿通され
ている。また接触部71Aの近傍には弾性部71Bの復
元力による接触部の上方向への移動量を規制するための
ストッパー71Cが、設けられている。
【0034】下部接触部材71には複数の貫通孔71D
が設けられており、本実施例に於ては図14に示すよう
に2個の貫通孔が設けられており、この貫通孔71Dに
下部絶縁体70に設けられた脚部70B及び固定部70
Cが挿通された後に、固定部70Cの先端を電気ごてや
超音波ウェルダー等により拡幅変形させることによっ
て、下部接触部材71は下部絶縁体70に把持固定され
る。ここで、本実施例に於ては貫通孔を2個としている
が、必ずしも2個にこだわる必要はなく、寸法等の諸条
件が許すならそれ以上とすることも、また逆に1個とす
ることも可能である。しかし、貫通孔を1個とした場合
には、下部接触部材が回動しないように、例えば下部絶
縁体に設ける脚部及び固定部の形状を四角柱等の形状と
し、貫通孔もそれに対応する形状とするなどの回動防止
機構を設ける必要がある。
【0035】下部接触部材71の縁には接続片71Eが
延出しており、この接続片71Eは下部絶縁体70とと
もに下部接触部材71がハウジング2に圧入装着される
際に、ハウジング2の内壁と下部絶縁体70の外壁とで
挟まれるため、ハウジング2と強固に接触して電気的接
続を確実なものにしている。また、本実施例に於ける下
部絶縁体70は、前述の実施例に於ける下部絶縁体10
と脚部10B及び固定部10Cの成形位置が違うのみ
で、その他の構成及びその働きに関しては同じである。
【0036】本実施例に於ては、同じ形状の下部接触部
材71を2枚用い、ハウジング2のほぼ中央を基準に1
80°回転させた対称位置にそれぞれ下部接触部材71
が下部絶縁体70に把持固定されている。下部接触部材
71は、慣性球6が転動した際、貫通孔70Aの中でそ
れぞれ独立的に干渉することなく自由に上下運動を行な
うように所定の間隔、本実施例に於ては接触部71Aの
先端に於て0.1〜0.3mm程度の間隔を有している。
【0037】以上説明した第2の実施例から第4の実施
例に至るそれぞれの感震素子の動作については、第1の
実施例の感震素子1と全く同じである。即ち正規の取付
姿勢で静止状態の時は、導電端子ピン5から下部接触部
材11迄の直列電路がオン状態を保ち、規定値以上の加
振を受けたとき、慣性球6と下部接触部材11間の接触
が途切れてオフ信号を生じ、これを図示しない各制御対
象機器への振動検出信号として提供し、そこでオフ信号
の幅及び周期等から地震か否かの判断を経て、地震なら
ば自動消火等の適切な保安処置がとられるものである。
【0038】また本実施例に於ては、前述した問題を解
決するための手段として、慣性球と接触して電気的な接
続を保つための接触部を2個設けた実施例を示したが、
寸法が許されるならば3個、若しくはそれ以上としても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上説明した方法によれば、感震素子が
地震による震動以外の特殊な外乱振動を受けて、慣性球
が転動することなく貫通孔上で自転運動を行い、下部接
触部材に設けられた接触部が慣性球と不完全メッキ部に
て接触することとなっても、残りの接触部によって電気
的接続が保たれるために接点オフとなることがない、ま
た寸法等の制限を克服した、より信頼性の高い感震素子
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける第1の実施例の縦断面図
【図2】図1の感震素子のP−P断面矢視図
【図3】第1の実施例に使用される下部接触部材の平面
【図4】下部接触部材の接触部を曲げ成形する方法を説
明する為の図
【図5】本発明に於ける第2の実施例の縦断面図
【図6】図5の感震素子のQ−Q断面矢視図
【図7】第2の実施例に使用される下部接触部材の平面
【図8】本発明に於ける第3の実施例の縦断面図
【図9】図8の感震素子のR−R断面矢視図
【図10】第3の実施例に使用される下部接触部材の平
面図
【図11】第3の実施例に使用される下部接触部材の平
面図
【図12】本発明に於ける第4の実施例の縦断面図
【図13】図11の感震素子のS−S断面矢視図
【図14】第4の実施例に使用される下部接触部材の平
面図
【符号の説明】 1,21,41,61:感震素子 2:ハウジング 3:蓋体 5:導電端子ピン 6:慣性球 7:支板 8:上部接触部材 9:上部絶縁体 10,70:下部絶縁体 11,31,51,52,71:下部接触部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 敏 名古屋市南区宝生町4丁目30番地 株式 会社生方製作所内 (72)発明者 藤田 義文 名古屋市南区宝生町4丁目30番地 株式 会社生方製作所内 審査官 菊井 広行 (56)参考文献 特開 平8−50055(JP,A) 実開 昭59−179347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01H 1/00 G01V 1/00 G01V 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体と有底円筒状の導電性ハウジングによ
    り形成された密閉容器と、この密閉容器内に転動自在に
    収容された導電性の慣性球と、前記蓋体のほぼ中心部に
    これとは絶縁状態に気密に貫通固着された導電端子ピン
    と、この導電端子ピンの密閉容器内側端に固着されこの
    導電端子ピンを中心とするほぼ同心円状で前記慣性球と
    接触可能な複数のしなやかな弾性を有した羽根状部を持
    つ導電材製の上部接触部材と、該上部接触部材と蓋体と
    の間に電気絶縁材製の上部絶縁体が支板によって前記導
    電端子ピンに固着され、ほぼ中央から外側に向けて同心
    円状に緩やかに上昇する傾斜面が形成され且つ中心部に
    貫通孔が設けられた下部絶縁体がハウジングの底面近傍
    に実質的に固定されており、ハウジング内の底面と下部
    絶縁体の下面の間に導電性の下部接触部材がハウジング
    と電気的に接続されるように設けられこの下部接触部材
    の一部分である接触部が前記下部絶縁体の貫通孔に挿通
    され、前記下部絶縁体の傾斜面上には前記の慣性球がハ
    ウジングが正規姿勢で静止しているときには重力及び上
    部接触部材の羽根状部から付与される力により下部接触
    部材の接触部の押上げ力に抗して傾斜面の中心の貫通孔
    上に位置し下部接触部材の接触部と電気的導通状態に接
    触し、この接触が慣性球の転動によって断たれるように
    配置され、且つこの慣性球はその転動状態でも羽根状部
    との接触状態が維持されるようになされ、下部絶縁体と
    下部接触部材との位置関係が実質的に変化しない把持固
    着構造となっている事を特徴とする感震素子に於て、前
    記下部接触部材は所定の寸法に於て互いに干渉すること
    なく、前記下部絶縁体の貫通孔内において上下に可動的
    とされた先端部分が所定の間隔に保持され、且つそれぞ
    れ独立的に慣性球に押上げ力を付与する接触部を複数設
    けた事を特徴とする感震素子。
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