JP2879207B2 - ブロックの通り調整用治具及びブロックを一直線上に連設する工法 - Google Patents

ブロックの通り調整用治具及びブロックを一直線上に連設する工法

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JP2879207B2 JP9510096A JP9510096A JP2879207B2 JP 2879207 B2 JP2879207 B2 JP 2879207B2 JP 9510096 A JP9510096 A JP 9510096A JP 9510096 A JP9510096 A JP 9510096A JP 2879207 B2 JP2879207 B2 JP 2879207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の基礎ベースと
して使用されるプレハブベースや道路の側縁に配置され
るコンクリートブロックなどのブロックを一直線上に連
設する際に使用するブロックの通り調整用治具及びその
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路の側縁にコンクリートブロッ
クなどのブロックを一直線上に連設する一般的な工法と
しては次のようにしている。つまり、図10に示すよう
に、まず、始点ブロック1を配置して、測量用計器6な
どを使用し、前記ブロック1に対して一直線上に終点ブ
ロック2を配置する。
【0003】つぎに、前記始点ブロック1の長手方向と
なる側面近傍の地面に基準杭3を立て、再び測量用計器
6を使用して、前記始点と終点に配置されたブロック
1、2に対して平行になるように前記終点ブロック2の
長手方向となる側面近傍の地面に基準杭4を立てる。そ
して、2本の杭間に水糸5を張り、該水糸5を基準線と
して、それに沿って平行にブロックを連設すれば一直線
上に形成できるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
工法においては、杭を打つ作業と水糸を張る作業、ま
た、上述したように測量用計器を終点ブロックの位置を
定める際と、基準杭2を立てる位置を定める際の二度も
使用する必要があり、作業が複雑で熟練度を必要とし、
作業が熟練者に限られるという問題があり、また、多く
の作業時間を要するという問題があった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は建造物の基礎ベースとして使用さ
れるプレハブベースや道路の側縁などに配置されるコン
クリートブロックなどのブロックを一直線上に確実に連
設することができ、且つ作業が簡単で作業時間の短縮す
ることができるブロックの通り調整用治具及びプレハブ
ベースなどのブロックを一直線上に確実に連設する工法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、次の実施形態において使
用する符号を付して説明すると「プレハブベースなどの
ブロックを一直線上に連設する際に使用するブロックの
通り調整用治具100であって、少なくとも三本の支持
脚20を前記ブロックの連設方向に対する垂直方向の幅
以上の間隔をもって鉛直に設け、前記支持脚20が前記
ブロックの上面を跨ぐように載置した際、前記ブロック
の長手方向の側面のうち一方の側面に位置する支持脚2
0のうち一本を基準脚21とし、前記ブロックの他方の
側面に位置する支持脚20のうち一本を係止脚23と
し、前記基準脚21に連結糸を張着させることにより、
前記基準脚21と前記ブロックの一方の側面が接した状
態で係止され、これに応動して前記係止脚23と前記ブ
ロックの他方の側面が接した状態で係止されることによ
り、前記ブロックに固定されることを特徴とするブロッ
クの通り調整用治具100」である。
【0007】次に、請求項2の発明は、「少なくとも三
本の支持脚20をブロックの連設方向に対する垂直方向
の幅以上の間隔をもって鉛直に設けたブロックの通り調
整用治具100を使用してブロックなどを一直線上に連
設する工法であって、始点30と終点のブロック40と
を一直線上に配置し、前記ブロックの通り調整用治具1
00を、その支持脚20が前記ブロック30、40の上
面を跨ぐように各々載置し、前記両ブロック30、40
の長手方向の側面のうち同一方向の側面に位置する支持
脚20のうち一本を、各々基準脚21と固定脚22と
し、前記両ブロックの他方の側面に位置する支持脚のう
ち一本をそれぞれ係止脚とし、前記基準脚と前記固定脚
を連結糸で張着させることにより前記基準脚と前記固定
脚が前記ブロックの一方の側面が接した状態で係止さ
れ、これに応動して、それぞれの前記係止脚が前記両ブ
ロックの他方の側面が接した状態で係止されることによ
り前記両ブロックに固定させ、前記張着された連結糸を
基準線50とし、該基準線50に沿ってブロックを一直
線上に連設する工法」である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、各発明を図面に示した実施
の形態について説明すると、図1には、請求項1に係る
ブロックの通り調整用治具100の斜視図が示してあ
る。この図に示すように本発明のブロックの通り調整用
治具100は、枠体10が棒状体によって正三角形状に
形成されており、その3つの頂点部には、3本の支持脚
20がブロックの連設方向に対する垂直方向の幅以上の
間隔をもって枠体10に対して垂直に設けてある。尚、
前記枠体10は正三角形枠体のものにかぎられず、四角
形、円形などの枠体でもよく、また、枠体は棒状体によ
って形成する必要はなく図2(a)(b)(c)に示したよう
な矩形形状や丸形状に形成されたものでもよく、実施例
の場合に限られるものではない。また支持脚20は、少
なくとも三本の支持脚が設けてあればよく、図2(a)
(b)(c)に示したように、ブロックなどに装着可能な範
囲のものであればよい。尚、ブロックの通り調整用治具
100の材質は特に限定されず、ある程度の強度があれ
ばよい。
【0009】次に、図3に示したブロックの通り調整用
治具100について説明すると、枠体10に長さを微調
整できる調整部11が設けられており、種々のブロック
の形状やプレハブベースなどの形状に適応できるように
なっている。調整部11の構成を説明すると、上部パイ
プに嵌挿させる下部パイプにプッシュボタンを設け、上
部パイプにこのプッシュボタンを嵌入させる嵌合孔を一
定間隔に列設し、これらの嵌合孔を選択してプッシュボ
タンを嵌入させることによって該部材の長さを調節する
ように構成されているものである。尚、調整部11は上
述した構成に限定するものではなく、長さが調整可能の
ものであればよい。
【0010】次に、ブロックの通り調製用治具100を
使用した請求項2に係るブロックを一直線上に連設する
工法について図5〜図9を参照して説明する。
【0011】先ず、最初に図5に示すように、始点ブロ
ック30を配置して、測量用計器6などを使用し、前記
ブロック30の一直線上に終点ブロック40を配置す
る。
【0012】次に、図6に示すように、ブロックの通り
調整用治具101、102を、その支持脚20が始点と
終点のブロック30、40の上面を跨ぐように各々載置
する。このとき支持脚20はブロック30、40の側面
に接する必要はなく、ある程度の余裕があってもよい。
このように、単にブロックの通り調整用治具101、1
02をブロック30、40に載置すればよく、従来の如
く、この段階で杭を地面に打ち込み、再度、測量用計器
を使用して基準を定める必要がなく、熟練者でなくとも
簡単に作業を行うことができる。
【0013】次に、図7に示すように、連結糸などを張
る作業を説明する。まず、上述した始点ブロック30の
長手方向となる側面に位置している支持脚20のうち1
本を基準脚21とする。
【0014】そして、前記基準脚21が位置するブロッ
ク30の側面と同一方向となる終点ブロック40の側面
に位置する支持脚20のうち1本を固定脚22とする。
【0015】続いて、基準脚21に連結糸を緊結させ、
その連結糸の他端を固定脚22に張着させてブロック3
0、40にブロックの通り調整用治具101、102を
固定させる。
【0016】つまり、図8に示すように、基準脚21に
緊結された連結糸を固定脚22に張着させることによ
り、始点ブロック30に載置されたブロックの通り調整
用治具101と、終点ブロック40に載置されたブロッ
クの通り調整用治具102とが相互に引き合う結果、基
準脚21と始点ブロック30の側面に、ある程度余裕が
もたせてあった間隔が各々が接した状態で係止され、そ
れと応動して基準脚21の動きに対して反対方向に係止
脚A23が回動しブロック30の側面と接する状態で係
止される。これと連動してブロックの通り調整用治具1
02の固定脚22と係止脚B24とが前述した基準脚2
1と係止脚22と同一動作を行うことにより係止される
ためブロック30、40にブロックの通り調整用治具が
固定されるのである。 そして、図9に示すように、張
着された連結糸を基準線50として、それに沿って平行
にブロックを連設すれば簡単に一直線に仕上げられる。
【0017】また、図4に示したように、ブロックの調
整用治具100に、あらかじめ連結糸を巻き付けた糸巻
部12を設けたものであれば、基準脚21に連結糸を緊
結させる必要もなく、さらに容易に作業を行うことがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上、詳述した通り、請求項1の発明に
おいては、上記実施形態において例示したように、この
ブロックの通り調整用治具100は、その支持脚が前記
ブロックの上面を跨ぐように各々載置し、前記両ブロッ
クの長手方向の側面のうち同一方向の側面に位置する支
持脚のうち一本を、各々基準脚と固定脚とし、前記両ブ
ロックの他方の側面に位置する支持脚のうち一本をそれ
ぞれ係止脚とし、前記基準脚と前記固定脚を連結糸で張
着させることにより前記基準脚と前記固定脚が前記ブロ
ックの一方の側面が接した状態で係止され、これに応動
して、それぞれの前記係止脚が前記両ブロックの他方の
側面が接した状態で係止されることにより、前記両ブロ
ックに固定させることができ、さらに、前記支持脚が
直に固設されているためブロックの上面を跨ぐように載
置した際に支持脚は前記ブロックの側面に対して平行と
なるため、従来の如く、杭を地面に打ち込む作業、そし
て再度、測量用計器を使用して基準を定める作業を行な
う必要なく、建造物の基礎ベースとして使用されるプレ
ハブベースや道路の側縁に配置されるコンクリートブロ
ックなどのブロックを一直線上に確実に連設することが
でき、且つ作業が著しく簡単になり作業時間を短縮する
ことができるという優れた効果を奏するものである。
【0019】請求項2の発明は、少なくとも三本の支持
脚をブロックの連設方向に対する垂直方向の幅以上の間
隔をもって鉛直に設けたブロックの通り調整用治具を使
用してブロックを一直線上に連設する工法であって、始
点と終点のブロックとを一直線上に配置し、前記ブロッ
クの通り調整用治具を、その支持脚が前記ブロックの上
面を跨ぐように各々載置し、前記両ブロックの長手方向
の側面のうち同一方向の側面に位置する支持脚のうち一
本を、各々基準脚と固定脚とし、前記両ブロックの他方
の側面に位置する支持脚のうち一本をそれぞれ係止脚と
し、前記基準脚と前記固定脚を連結糸で張着させること
により前記基準脚と前記固定脚が前記ブロックの一方の
側面が接した状態で係止され、これに応動して、それぞ
れの前記係止脚が前記両ブロックの他方の側面が接した
状態で係止されることにより前記両ブロックに固定さ
せ、前記張着された連結糸を基準線とし、該基準線に沿
ってブロックを一直線上に連設するため、建造物の基礎
ベースとして使用されるプレハブベースや道路の側縁に
配置されるコンクリートブロックなどのブロックを一直
線上に確実に連設することができ、作業が簡単で熟練者
を必要とせず、作業時間を著しく短縮することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロックの通り調整用治具の第1の実施例の斜
視図である。
【図2】ブロックの通り調整用治具の第2の実施例の斜
視図である。
【図3】ブロックの通り調整用治具の第3の実施例の斜
視図である。
【図4】ブロックの通り調整用治具の第4の実施例の斜
視図である。
【図5】ブロックを一直線上に連設する第1の工程を示
す斜視図である。
【図6】ブロックを一直線上に連設する第2の工程を示
す斜視図である。
【図7】ブロックを一直線上に連設する第3の工程を示
す斜視図である。
【図8】ブロックを一直線上に連設する第3の工程を示
す平面図である。
【図9】ブロックを一直線上に連設する第4の工程を示
す斜視図である。
【図10】従来例のブロックを一直線上に連設する工程
を示す斜視図である。
【符号の説明】
100、101、102 ブロックの通り調整用治具 10 枠体 11 調整部 12 糸巻部 20 支持脚 21 基準脚 22 固定脚 23 係止脚A 24 係止脚B 30 始点ブロック 40 終点ブロック 50 基準線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレハブベースなどのブロックを一直線
    上に連設する際に使用するブロックの通り調整用治具で
    あって、 少なくとも三本の支持脚を前記ブロックの連設方向に対
    する垂直方向の幅以上の間隔をもって鉛直に設け、前記支持脚が前記ブロックの上面を跨ぐように載置した
    際、前記ブロックの長手方向の側面のうち一方の側面に
    位置する支持脚のうち一本を基準脚とし、前記ブロック
    の他方の側面に位置する支持脚のうち一本を係止脚と
    し、 前記基準脚に連結糸を張着させることにより、前記基準
    脚と前記ブロックの一方の側面が接した状態で係止さ
    れ、これに応動して前記係止脚と前記ブロックの他方の
    側面が接した状態で係止されることにより、前記ブロッ
    クに固定される ことを特徴とするブロックの通り調整用
    治具。
  2. 【請求項2】 少なくとも三本の支持脚をブロックの連
    設方向に対する垂直方向の幅以上の間隔をもって鉛直に
    設けたブロックの通り調整用治具を使用してブロックを
    一直線上に連設する工法であって、 始点と終点のブロックとを一直線上に配置し、 前記ブロックの通り調整用治具を、その支持脚が前記ブ
    ロックの上面を跨ぐように各々載置し、 前記両ブロックの長手方向の側面のうち同一方向の側面
    に位置する支持脚のうち一本を、各々基準脚と固定脚と
    し、前記両ブロックの他方の側面に位置する支持脚のう
    ち一本をそれぞれ係止脚とし、 前記基準脚と前記固定脚を連結糸で張着させることによ
    り前記基準脚と前記固定脚が前記ブロックの一方の側面
    が接した状態で係止され、これに応動して、それぞれの
    前記係止脚が前記両ブロックの他方の側面が接した状態
    で係止されることにより前記両ブロックに固定させ、前
    記張着された連結糸を基準線とし、該基準線に沿ってブ
    ロックを一直線上に連設する工法。
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