JP2878861B2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2878861B2
JP2878861B2 JP6671691A JP6671691A JP2878861B2 JP 2878861 B2 JP2878861 B2 JP 2878861B2 JP 6671691 A JP6671691 A JP 6671691A JP 6671691 A JP6671691 A JP 6671691A JP 2878861 B2 JP2878861 B2 JP 2878861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動、衝撃、温度変
化の激しい環境で使用される電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車生産ラインで使用される固体識別
装置のように、振動、衝撃、温度変化の激しい環境で使
用される電子部品は、その環境から電子回路基板を保護
するために、図5に示すように構成される。
【0003】図5において、1は電子回路基板である。
この基板1上には種々の回路素子が搭載されている。こ
の電子回路基板1は、図6または図7に示すように、一
方が開口している内部収納ケース2に水平あるいは垂直
な状態にして収納し、ケース2内にシリコン樹脂3を充
填して固定する。
【0004】一方、外装となる耐熱樹脂ケース本体4a
内に無水シリカ粉末を圧縮成型した下部断熱材5aを入
れ、この断熱材5aの中央部をくりぬいて、上記内部収
納ケース2を収めるための穴部を形成する。この穴部の
底部にスポンジ状のクッション材6を詰め、内部収納ケ
ース2を収めた後、さらに上部断熱材5bを入れ、ケー
ス蓋4bをケース本体4aに螺合し、かつ接着する。上
記クッション材6は発泡状であり、内部収納ケース2の
膨脹量を緩和できるだけの柔らかさが備わっている。
【0005】上記ケース蓋4bには小径の穴4cが形成
されており、ここからガス抜きを行い、穴4cに樹脂の
粒7を詰め込み、接着剤8を流し込んで硬化させる。こ
のようにして穴4cを塞ぐことにより、ケース4内を減
圧状態に保ち、熱による膨脹あるいは伸縮の低減を図
る。しかしながら、上記構成による従来の電子部品で
は、以下のような問題を有する。
【0006】第1に、断熱材5a,5bは粉末を圧縮成
型したものであるため、非常に脆く、長期間に渡って振
動、衝撃が加わると、内部収納ケース2との間に生じる
摩擦によってくずれてくる。このため、内部収納ケース
2を収めている穴部が広がり、断熱効果、ケース固定の
機能が低下してしまう。
【0007】第2に、上記断熱材5a,5bがくずれる
と、内部収納ケース2が横方向に振動して摩擦を起こし
たり、くずれた粉末がスポンジ状のクッション材6に入
り込んでしまうため、クッション材6が長期間の使用に
よって引き裂かれ、振動、衝撃の緩和機能が低下してし
まう。
【0008】第3に、内部収納ケース2は断熱材5a,
5bによって断熱されているものの、高温環境下ではや
はり温度上昇が生じる。これに対し、ケース2に充填さ
れるシリコン樹脂3は熱膨脹率が大きいため、温度上昇
に伴って膨脹し、図6または図7中2点鎖線で示すよう
にケース2からはみ出してしまう。この場合、その盛り
上がりは中央部が大きく、周辺部が小さい。したがっ
て、基板1を水平な状態にして固定した場合には、図6
中矢印で示すように、その中央部に応力が加わり、断線
や半田亀裂を生じるおそれが高い。また、垂直な状態に
して固定した場合には、図7中矢印で示すように、基板
1上の回路素子に応力が加わり、半田亀裂や素子破壊を
生じるおそれが高い。
【0009】第4に、上記ケース蓋4bに形成されたガ
ス抜き用の穴4cを塞ぐ際に、樹脂の粒5を詰め込んだ
後に接着剤8を流し込むようにしているが、穴4cが樹
脂の粒7によって完全に塞がれていないことが多い。こ
の場合、その隙間から接着剤8がケース4の内部に流れ
込んでしまうので、穴4cに接着剤8を溜め込んだ状態
で硬化させることは非常に困難である。
【0010】特に、ケース4を暖め、内部のガス抜きを
行った状態でこの気密封止を行った場合、ケース4が冷
めるにつれて内部が減圧状態になってくるので、接着剤
8が一層内部へ流入してしまう。この状態で接着剤8を
硬化させるため、気密封止としては信頼性の低いものと
なっていた。
【0011】さらに、内部のガス抜きを行い、常温では
減圧状態を維持したいため、ケース4の温度が冷めない
うちに接着剤8によって気密封止を行う必要があるが、
ケース4の温度が高い状態で短時間での接着作業となる
ため、作業者の危険性も高かった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の振動、衝撃、温度変化の激しい環境で使用される電
子部品では、長期間使用における耐振動・衝撃、耐熱に
対する信頼性が低く、しかも気密封止工程の不完全性、
危険性が高いという問題があった。
【0013】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、その第1の目的とするところは、長期間
使用における耐振動・衝撃、耐熱に対する信頼性が高い
電子部品を提供することになり、第2の目的とするとこ
ろは、さらに気密封止工程の不完全性、危険性が低い電
子部品を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、電子回路装置が収納された内部収納ケー
スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
材を介して収容してなる電子部品において、以下のよう
な特徴的構成を有する。 (1)前記内部収納ケースと前記断熱材との間に介在さ
れ、前記断熱材の壁面より十分摩擦係数特性の低い平坦
なシートを備える。 (2)前記断熱材の前記内部収納ケースとの接触面をコ
ーティング処理する。
【0015】(3)前記内部収納ケースの底面と前記断
熱材との間に、少なくとも前記断熱材との接触面が表皮
加工されたクッション材を備える。 (4)前記電子回路装置を構成する基板を前記内部収納
ケースの中に水平、垂直以外の方向に傾けて配置した
後、樹脂を充填して固定する。
【0016】(5)前記耐熱樹脂ケースにガス抜き用穴
を形成し、このガス抜き用穴に特定の深さの座ぐりを形
成し、この座ぐりの底部に前記ガス抜き用穴より径が大
きくかつ弾力性を有するガスケットを配置し、このガス
ケットの上に接着剤を流し込んで硬化させて、前記耐熱
樹脂ケース内を気密封止してなる。 (6)前記内部収納ケースの側面周囲に鍔を形成してな
る。
【0017】
【作用】(1)の構成では、内部収納ケースと断熱材と
の間に、断熱材の壁面より十分摩擦係数特性の低い平坦
なシートを介在させることで、その間の摩擦を低減し、
これによって断熱材のくずれを抑制する。 (2)の構成では、断熱材の内部収納ケースとの接触面
をコーティング処理することで、その間の摩擦を低減
し、これによって断熱材のくずれを抑制する。
【0018】(3)の構成では、内部収納ケースの底面
と断熱材との間にクッション材を介在させる場合に、ク
ッション材の断熱材との接触面を表皮加工しておくこと
で、断熱材のくずれによる粉末がクッション材に入り込
まないようにする。
【0019】(4)の構成では、電子回路装置を構成す
る基板を内部収納ケースに収納する際に、水平または垂
直以外の方向、すなわち斜めに傾けて配置することによ
り、充填樹脂の熱膨張によって基板、回路素子に加わる
応力を低減する。
【0020】(5)の構成では、ガス抜き用穴に形成さ
れた座ぐり底部にガスケットを配置した上で、接着剤を
充填するようにして、接着剤がガス抜き穴からケース内
に流入するのを防止し、また作業性を良好にして、ケー
ス温度が高い状態での接着作業の危険性を低減する。 (6)の構成では、内部収納ケースの側面周囲に耐熱樹
脂ケースの内径にほぼ等しい鍔を形成することで、内部
収納ケースを耐熱樹脂ケースに収容した後の振動等の動
きを抑制し、これによって摩擦を低減し、断熱材のくず
れを抑制する。
【0021】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照してこの発明の一
実施例を説明する。但し、図1において、図5と同一部
分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分を中
心に説明する。
【0022】図1はその構成を示すもので、前記下部断
熱材5aの中央部をくりぬいて形成された穴部底部に
は、スポンジ状のクッション材11が詰められる。この
クッション材11には、断熱材5aとの接触面に内部熱
膨脹の大きい方向に引張強度の高い表皮11aが形成さ
れている。表皮11aとしては、比較的滑らかな薄いシ
ートを張り付けてもよいし、クッション材11自体の表
面を熱加工して滑らかにしてもよい。
【0023】上記構成によれば、クッション材11の断
熱材5aとの接触面が内部熱膨脹の大きい方向に引張強
度の高い表皮となっているので、内部収納ケース2との
摩擦に強く、断熱材5aのくずれによる粉末がクッショ
ン材11に入り込めなくなる。このため、当該電子部品
が長期間に渡って使用される場合でも、クッションとし
ての機能を十分保ち、信頼性向上に寄与することができ
る。
【0024】次に、上記下部断熱材5aの穴部に内部収
納ケース2を挿入する際、ケース2の周面に、低摩擦係
数特性を有しかつ引張強度の高い第1のシート12aを
巻いておく。シート12aの材料として、例えば四フッ
化エチレンがあげられる。ケース2の挿入後、さらに上
部断熱材5bを乗せるが、この際、上記第1のシート1
2aと同じ材料で、上部断熱材5bの断面形状と同じ形
状の第2のシート12bを介在させる。
【0025】上記構成によれば、第1のシート12aに
よって内部収納ケース2と下部断熱材5aとの摩擦がな
くなり、第2のシート12bによって内部収納ケース2
と上部断熱材5bとの摩擦がなくなる。第1、第2のシ
ート12a,12bはいずれも低摩擦係数特性を有する
ので、断熱材5a,5bとの間で生じる摩擦は極めて低
く、長期間使用時における断熱材5a,5bのくずれを
低減することができる。また、引張強度が高いので、多
少の摩擦が生じてもシート自体が引き裂かれてしまうこ
とはない。
【0026】したがって、断熱材5a,5bが粉末を圧
縮成型したものであって、長期間に渡って振動、衝撃が
加わるような場合でも、その表面に生じる摩擦が極めて
少ないため、そのくずれを低減することができ、内部収
納ケース2を収めている穴部が広がりを抑え、断熱効
果、ケース固定の機能を維持することができる。
【0027】ここで、上記内部収納ケース2に入れる電
子回路基板1は、図2に拡大して示すように、後に充填
する樹脂3の熱膨脹量が最大となる方向(図中矢印aの
方向)に対して、水平でも垂直でもない、斜めの方向に
収納する。
【0028】上記構造によれば、例えば高温域での使用
により、充填樹脂3が図中二点鎖線で示すように膨脹し
ても、回路基板1は膨脹が最大となる方向aに対して水
平ではないため、搭載素子に直接かかる加重Fを低減す
ることができる。また、垂直でもないため、樹脂膨脹に
よる加重Fは全て基板に作用するのではなく、図3に取
り出して示すように、基板1に垂直な成分Fvのみが作
用することになり、回路基板1のたわみ量が最大となる
こともない。したがって、上記のように構成すれば、回
路基板1やその基板上の搭載素子、及びその素子取付用
の半田等に作用する応力を緩和することができる。
【0029】さらに、ケース蓋4bには、図3に拡大し
て示すように、小径のガス抜き用の穴4cを形成した
後、特定の深さの座ぐり4dを形成する。ケース4全体
を暖め、上記穴4cからガス抜きを行った後、座ぐり4
dの底部とほぼ同一形状で、弾力性を有するガスケット
13を座ぐり4dの底部に挿入し、その上に接着剤8を
流し込んで硬化させる。
【0030】ガスケット13としては、例えばシリコン
ゴムがあげられる。接着剤8にはケース4との食い付き
が良好で、かつ気密保持が可能な、例えばエポキシ樹脂
系接着剤が用いられる。座ぐり4dは、ガスケット13
及び接着剤8が入るだけの適当な深さがあり、壁面には
テーパがついていてもかまわない。
【0031】上記構成によれば、座ぐり4dに挿入した
ガスケット13により、座ぐり部分の壁面及び底面に
て、完全に気密を保持することができるため、その上に
接着剤8を流し込んでもケース4の内部に接着剤8が流
れ込むことはない。特に、ケース4を暖めて内部のガス
抜きを行った状態では、ケース4が冷めるにつれて内部
が減圧状態になってくるので、ガスケット13にはケー
ス内部に吸い込まれる力が作用する。このため、一層座
ぐり4dの底面に吸い付くようになり、気密性を高める
ことができる。
【0032】さらに、ケース4の内部を減圧状態にして
接着剤8を流し込む場合であっても、ガスケット13に
より気密が保持されているため、その保持期間内に接着
作業を行うことで、確実に気密を保持することができ
る。また、気密状態を確認した後に、接着剤8の硬化工
程へ移行することができ、余裕をもって接着作業を行う
ことができる。これによって、接着作業工程における危
険性を回避することができ、かつ信頼性の高い気密封止
構造を得ることができる。
【0033】尚、上記実施例について、ガスケット13
挿入後、すぐに接着剤8を流し込み、数時間放置してみ
たが、接着剤6がケース内部へ流入するようなことはな
く、気密状態が維持されていることが確認された。
【0034】ところで、従来では、内部収納ケース2の
膨脹量を緩和するために、下部断熱材5aの穴部底部に
クッション材を挿入するようにしている。しかしなが
ら、このクッション材があるが故に、振動を受けるとケ
ース2が内部で動いてしまい、下部及び上部断熱材5
a,5bとの間で摩擦を生じ、長時間の使用によって断
熱材5a,5bのくずれを生じさせる。
【0035】上記実施例では、クッション材の改良、シ
ート挿入によって摩擦を低減して、断熱材5a,5bの
くずれを抑制するようにしたが、図4に示すように構成
して、振動等に対するケース2の動きを抑制すれば、積
極的に摩擦低減を図ることができる。尚、図4におい
て、図1と同一部分には同一符号を付して示し、その説
明は省略する。
【0036】すなわち、図4の実施例では、内部収納ケ
ース2の上端部の縁につば2aを形成しておく。一方、
下部断熱材5aの穴部はその深さをケース2の底面から
つば2aまでの高さと等しくして形成しておく。上記ケ
ース2について、基板(図示せず)をシリコン樹脂3の
充填によって固定した後、その上に、樹脂3の熱膨脹量
を緩和するためにクッション材14を置く。このように
構成したケース2を下部断熱材5aの穴部に挿入し、そ
の上に上部断熱材5bを乗せ、ケース蓋4bをケース本
体4aに取り付ける。
【0037】上記構成によれば、ケース2のつば2aが
下部及び上部断熱材5a,5bで挟み込まれるため、強
固に固定され、しかも底部にクッション材がないため、
振動が与えられても穴部内で動かない。したがって、ケ
ース2と断熱材5a,5bとの間で摩擦を生じなくな
り、断熱材5a,5bのくずれをなくすことができる。
また、ケース2の基板収納部分が温度上昇によって膨脹
する寸法増分は、クッション材14を上部に入れること
で吸収され、熱特性上の性能低下もない。尚、上記実施
例において、図1の実施例に示したクッション材の改良
及びシート挿入を併用すれば、一層効果的であることは
いうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、長期間
使用における耐振動・衝撃、耐熱に対する信頼性が高
く、気密封止が完全で、しかも作業の危険性が低い電子
部品を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子部品の一実施例の構造を示
す断面図。
【図2】同実施例の内部収納ケース内部を拡大して示す
断面図。
【図3】図2の電子回路基板のケース収納状態を示す断
面図。
【図4】この発明に係る他の実施例を示す断面図。
【図5】従来の電子部品の構造を示す断面図。
【図6】図5の電子回路基板のケース収納状態を示す断
面図。
【図7】図5の電子回路基板の他のケース収納状態を示
す断面図。
【符号の説明】
1…電子回路基板、2…内部収納ケース、2a…つば、
3…シリコン樹脂、4…耐熱樹脂ケース、4a…ケース
本体、4b…ケース蓋、4c…ガス抜き用穴、4d…座
ぐり、5a…下部断熱材、5b…上部断熱材、6,1
1,14…クッション材、7…樹脂の粒、8…接着剤、
11a…表皮、12a,12b…シート、13…ガスケ
ット。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−77196(JP,A) 実開 平2−60324(JP,U) 実開 昭57−140793(JP,U) 実開 昭58−99870(JP,U) 実開 昭60−183480(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記内部収
    納ケースと前記断熱材との間に介在され、前記断熱材の
    壁面より十分摩擦係数特性の低い平坦なシートを備える
    ようにしたことを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 前記シートは四フッ化エチレンであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  3. 【請求項3】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末圧縮成型された断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記断熱材
    の前記内部収納ケースとの接触面をコーティング処理す
    るようにしたことを特徴とする電子部品。
  4. 【請求項4】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記内部収
    納ケースの底面と前記断熱材との間に介在され、少なく
    とも前記断熱材との接触面が表皮加工されたクッション
    材を備えることを特徴とする電子部品。
  5. 【請求項5】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記電子回
    路装置を構成する基板を前記内部収納ケースの中に水
    平、垂直以外の方向に傾けて配置した後、樹脂を充填し
    て固定するようにしたことを特徴とする電子部品。
  6. 【請求項6】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記耐熱樹
    脂ケースにガス抜き用穴を形成し、このガス抜き用穴に
    特定の深さの座ぐりを形成し、この座ぐりの底部に前記
    ガス抜き用穴より径が大きくかつ弾力性を有するガスケ
    ットを配置し、このガスケットの上に接着剤を流し込ん
    で硬化させて、前記耐熱樹脂ケース内を気密封止してな
    ることを特徴とする電子部品。
  7. 【請求項7】 電子回路装置が収納された内部収納ケー
    スを、耐熱樹脂ケースの中に、粉末を圧縮成型した断熱
    材を介して収容してなる電子部品において、前記内部収
    納ケースの側面周囲に前記耐熱樹脂ケースの内径にほぼ
    等しい鍔を形成してなることを特徴とする電子部品。
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