JP2878540B2 - 車両懸架装置用板ばね装置 - Google Patents

車両懸架装置用板ばね装置

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JP2878540B2 JP33041092A JP33041092A JP2878540B2 JP 2878540 B2 JP2878540 B2 JP 2878540B2 JP 33041092 A JP33041092 A JP 33041092A JP 33041092 A JP33041092 A JP 33041092A JP 2878540 B2 JP2878540 B2 JP 2878540B2
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G11/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs
    • B60G11/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having leaf springs only
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2202/10Type of spring
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    • B60G2204/4504Stops limiting travel using cable or band to prevent extension

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ばね装置、特に車両
懸架装置用板ばね装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用懸架装置において使用されている
板ばね装置の軽量化を図るための手段として、従来、1
〜4枚のテーパリーフを重ねて使用するテーパリーフ板
ばね装置が知られている。このテーパリーフ板ばね装置
は、リーフの重ね枚数が少ない程、軽量化の効果が大き
く、従って、軽量化だけを考える時は、図10に示すよ
うな1枚のテーパリーフ11から成る板ばね装置(シン
グルテーパリーフスプリング)が理想的である。図10
中12はスプリングハンガー、13はスプリングハンガ
ー12にテーパリーフ11を止めるピンである。14は
車軸、15はゴムストッパーである。
【0003】板ばね装置は、ばね作用を有するだけでは
無く、車軸を保持するための構造部材でもある。そのた
めに、車軸保持用の、いわゆる、目玉を各端部に有する
親板は、それが折損した場合における安全機構として、
いわゆる、ミリタリーラッパを有する板ばねを付属され
ている。通常、このいわゆるミリタリーラッパは、2番
リーフの先端部を親板の目玉をく囲む構造とし、ま
た、普通には車両の先方部分に相当する部分にだけ設け
られている。
【0004】しかしながら、前述のシングルリーフスプ
リングは、構造上、前記のミリタリーラッパを設けるこ
とができないので、もしテーパリーフ11が折損した場
合には図11に示すように車軸14の位置決め機能が失
なわれる。そこで、安全確保のために、応力を低く設定
する必要がある。そのためには、リーフの長さを長くす
るなどの処置が必要となり、車両形状の大幅な設計変更
が必要となることや、安全性が完全とはいえないことな
どの理由から、我が国においては、特にトラック用とし
ての実用例の無いのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来のシングルリーフスプリングにおける上記のような問
題点を解決し、その軽量であるという利点についての犠
牲は最小限に止めながら十分な安全性を確保し、また、
車両の大幅な設計変更を必要としない新規な車両懸架装
置用板ばね装置を得ることを、その課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端又は両端
部に目玉部分を形成されたシングルテーパリーフにおい
て、この目玉部分に挿入されるブュシュと目玉内壁との
間にベルト状部材を介挿し、その延長端部をシングルテ
ーパリーフの中央部付近において固定してなる車両懸架
装置用板ばね装置である。
【0007】上記ベルト状部材としては、可撓性に富
み、かつ強度の高い材料で形成するのが良く、例えばス
テンレス薄板あるいは繊維強化プラスチックベルトなど
が用いられる。かかるベルト状部材を目玉内壁に固定す
るには目玉内につくったベルト状部材のループの内側に
ブッシュを圧入することによって行うので、その固定は
かなり確実に行われる。したがって、ベルト状部材の目
玉側は目玉より少し突出させて目玉端部で折り曲げただ
けでもしっかりと固定される。より固定を確実にするた
めには、ベルト状部材の目玉側端部をさらに延長して、
他端とともに、二重にしてセンターボルト、ナット等の
固定手段によりシングルテーパリーフに固定するとよ
い。
【0008】目玉はテーパリーフの端部において、その
延長線上の片側に形成してもよいが、テーパリーフの延
長線が目玉のほぼ中央に位置するように形成した方が、
ベルト状部材に強い引張力が働いたときに目玉を押し広
げようとする力が発生しにくく、引張力を効果的にスプ
リングハンガーのピンに伝達することができる。この点
を含めて以下実施例により本発明を具体的に説明する。
【0009】
【実施例】図1、図2は実施の一例で1はシングルテー
パリーフで両端部に目玉部分2,3を有する。目玉部分
2には例えばステンレス薄板よりなるベルト状部材4が
介挿され、ブッシュ5を圧入することによって、ベルト
状部材4は目玉部分2内壁にブッシュ5の外側との間に
おいて挾持される。このベルト状部材4はこのブッシュ
5を巻回して折返されており、両延長端部はシングルテ
ーパリーフ1の中央部付近において、ボルト6,ナット
7において固定されている。
【0010】図3,図4は変形例で、目玉部分2’が、
図1の目玉部分2とは異なる形式のものである。すなわ
ち、図1の場合は、目玉部分2がシングルテーパリーフ
1の延長線上の片側に形成されているが、図3の場合
は、目玉部分2’が、シングルテーパリーフの延長線が
ほぼ目玉部分2’の中心となるように形成されている。
このようにすることによって、図1の場合は、ベルト状
部材4に引張力が働いたときに、図5に示すように、ベ
ルト状部材4がブッシュ5のほぼ直径に相当する分だけ
上げられ、目玉部分2の端部をおし拡げようとする力が
発生するが、図3の場合は図6に示すようにベルト状部
材4に引張力が働いても図6に示すように、その変位量
は図5の場合に比して小さく、目玉部分2’の端部をお
し拡げようとする力が小さい。したがって、図3の場合
の方が、ベルト状部材4に働らく引張力を効果的に支え
ることができる。
【0011】又、目玉部分2,2’におけるベルト状部
材4は圧入されたブッシュ5によって緊密に固定される
ので、その端部は、図1,図3のように、シングルテー
パリーフの中央部で固定することなく、図7に示すよう
に、目玉部分2の端部で折り返しておくだけでもよい。
【0012】図8は、本発明のシングルテーパリーフ1
が折損した状況を示す。すなわち、シングルテーパリー
フ1が折損しても、ベルト状部材4が存在しているた
め、図11のように前方目玉2と車軸14とが完全分離
することがなく、車高の減少は多少見られるものの、車
の最低限の安全性は確保される。
【0013】図9はラバーストッパ15に代えてゴムば
ね8を取付けたもので、シングルテーパリーフ1の折損
時における車高の減少は図8の場合よりも少なくするこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、シングルテーパリーフ
によって、軽量化を図るとともに、ベルト状部材を取付
けるという簡単な構成によって、大幅な設計変更をする
ことなく安全性の高い車両懸架装置用板ばね装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明の他の実施例の正面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】図1の場合の引張力の説明図である。
【図6】図3の場合の引張力の説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図8】本発明の折損時の説明図である。
【図9】本発明においてゴムばねを付設したときの折損
時の説明図である。
【図10】従来例の正面図である。
【図11】従来例の折損時の説明図である。
【符号の説明】
1 シングルテーパリーフ 2 目玉部分 2’ 目玉部分 3 目玉部分 4 ベルト状部材 5 ブッシュ 6 ボルト 7 ナット 8 ゴムばね 11 テーパリーフ 12 スプリングハンガー 13 ピン 14 車軸 15 ゴムストッパー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端又は両端部に目玉部分を形成された
    シングルテーパリーフにおいて、この目玉部分に挿入さ
    れるブュシュと目玉内壁との間にステンレス薄板あるい
    は繊維強化プラスチックよりなるベルト状部材を介挿
    し、その延長端部をシングルテーパリーフの中央部付近
    において固定してなることを特徴とする車両懸架装置用
    板ばね装置。
  2. 【請求項2】 ベルト状部材をブッシュを介して折返
    し、2重の延長端部をシングルテーパリーフの中央部付
    近で固定してなる請求項1記載の車両懸架装置用板ばね
    装置。
  3. 【請求項3】 ベルト状部材の目玉側端部は目玉端部で
    折り曲げて固定してなる請求項1記載の車両懸架装置用
    板ばね装置。
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CN110682754A (zh) * 2019-09-26 2020-01-14 河南德力新能源汽车有限公司 一种电动汽车用轻量化后悬架结构

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