JP2878197B2 - 位置検索通報システム - Google Patents

位置検索通報システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検索通報システ
ムに関し、特に固定位置に配置された複数の無線ポート
及びこれら無線ポートと所定のフレームタイミング範囲
内で無線信号の送受信を行う移動可能な移動端末を備え
る移動体通信システムを組込み、所定通報先への通報を
要求する特定信号を発信した移動端末の位置を検索しこ
の移動端末の位置情報を添えて所定通報先へ通報する位
置検索通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば犯罪、火事、赤ちゃんの毒物の誤
飲等による緊急通報で、通報者はこれら事件、事故の発
生現場の住所やビル名、道路交差点の名前等の現在位置
情報を緊急通報センターへ連絡する必要がある。従来
は、通報者が自身で現在位置を認識し口頭で通報する
か、自動的に自己の現在位置を認識できるナビゲーショ
ンシステム等の位置検索システムに接続された移動体通
信システムの移動端末を用いて所定の受信設備に対し現
在位置情報を通報するようにしている。この従来技術の
一例として特開平4−295995公報に記載された位
置通報システムがある。
【0003】この位置通報システムは、現在位置の情報
を例えば座標情報として出力することができるナビゲー
ションシステム等の自己位置検出手段と、この自己位置
検出手段から位置情報が供給されるようになされた電話
端末機を搭載し、電話端末機が所定の受信設備に対して
発信動作を行なって自己位置検出手段から供給された位
置情報を送信することができるように構成するととも
に、この送信を受ける受信設備には位置情報に基づいて
地図上の位置を検出する地図情報を設けるようにしたシ
ステムである。図10にこの従来技術の構成の一部を示
す。
【0004】図10において、自動車電話端末80のC
PU81はナビゲーションシステム90のCPU91か
ら所定時間に現在位置を示す座標データが供給されて、
保持している座標データの更新を行なっているが、座標
データを取得し更新を行なった際には、その新たに供給
された座標データに事故発生センサ部92が検出する事
故発生検出コードが付加されていないかを確認する。そ
して付加されていなければ通常動作を継続し、即ち所定
時間後にまた新たな座標コードを受け付け更新を行う。
しかし、事故発生検出コードが付加されていた場合、即
ち事故発生センサ部92が事故発生と認識して事故検出
信号を出力していた場合には、まずその事故発生検出コ
ード数値から事故の程度を判断する。自動車電話端末8
0のCPU81は、110番または119番等の所定の
緊急番号を送受信部82に供給して発呼させ、回線を接
続する。CPU81においては緊急送信データとして以
降送信する内容が座標データであることを示す座標ID
コード、座標データのx値を示すx座標コード、座標デ
ータのy値を示すy座標コードとしてデータフォーマッ
トが形成されており、回線の接続が確認されたら、DT
MFエンコーダ83を介してまず座標データIDコード
を送信し、続いてx座標コード、y座標コードを送信す
る。そしてさらに、緊急メッセージ出力部84に記憶さ
れているメッセージ音声データを読み出して、これを発
信させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通報者が自身で現在位
置を認識し口頭で連絡しようとする場合は、通報者が住
所やビル名、道路交差点の名前等正確な位置を把握して
いないばかりでなく、このような事件、事故に遭遇する
と動揺(混乱)して伝えることができないことも多々あ
る。また、これら事件、事故発生現場の位置を緊急通報
センターで自動的に分析する手段がなく、こうしたこと
が緊急時の対応が遅延する原因の一つとして問題視され
ている。
【0006】自動的に自己の現在位置を認識できるナビ
ゲーションシステム等の位置検索システムに接続された
移動端末を用いて所定の受信設備に対し現在位置情報を
通報しようとする場合は、従来技術で利用されているナ
ビゲーションシステムは自動車に搭載されることがほと
んどで、すなわち移動体として自動車を主に想定し移動
端末として自動車電話端末を用いている。ところが他の
移動体通信システムである簡易型携帯電話システムでは
都市部または駅周辺等所定の人口密集地域が主なサービ
スエリアと想定されており、移動端末の上記利用形態す
なわち自動車に乗って使用される確率が低く、利用者が
携帯しながら歩行したり立ち止まったりしての利用が主
であり、ナビゲーションシステムとの接続が困難である
という問題がある。
【0007】本発明の目的は、ナビゲーションシステム
と容易に接続できない移動端末においても上述した事
件、事故発生現場の位置情報を自動的に緊急通報センタ
ーヘ通報する位置検索通報システムを構築し、緊急通報
時の信頼性を向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定位置に配
置された複数の無線ポート及びこれら無線ポートと所定
のフレームタイミング範囲内で無線信号の送受信を行う
移動可能な移動端末を備える移動体通信システムを組込
み、所定通報先への通報を要求する特定信号を発信した
移動端末の位置を検索しこの移動端末の位置情報を添え
て所定通報先へ通報する位置検索通報システムにおい
て、前記移動端末からの前記特定信号を受信した無線ポ
ートの近隣の無線ポートから当該移動端末に位置検索信
号を送信してこの信号に応答した当該移動端末からの位
置検索応答信号を受信し、前記特定信号及び前記位置検
索応答信号の到着フレームの所定のオフセットと実際の
到着フレームとの時間差を利用して計算される当該移動
端末と無線ポート間の距離を少なくとも3つの無線ポー
ト分求めて当該移動端末の位置を検索する構成を有す
る。
【0009】また、上記構成において、前記複数の無線
ポートを制御する無線ポート制御装置を備え、前記各無
線ポートが、前記移動端末から前記特定信号及び前記位
置検索応答信号を受信すると、その到着フレームの所定
のオフセットと実際の到着フレームとの時間差情報とと
もに前記無線ポート制御装置に送信する手段を有し、前
記無線ポート制御装置が、各無線ポート対応に座標情報
及び少なくとも2つの近隣無線ポート情報をあらかじめ
記憶する第1の記憶手段と、1つの移動端末に対し少な
くとも3つの無線ポート間の距離情報を記憶する第2の
記憶手段と、前記無線ポートから前記移動端末からの前
記特定信号及びその時間差情報を受信すると当該移動端
末及び当該無線ポート間の距離を計算し前記第2の記憶
手段に格納するとともに前記第1の記憶手段を参照して
当該無線ポートの近隣無線ポートに対し当該移動端末へ
の前記位置検索信号の送信を指示し、当該近隣無線ポー
トから前記位置検索応答信号及びその時間差情報を受信
すると当該移動端末及び当該近隣無線ポート間の距離を
計算し前記第2の記憶手段に格納し、前記第1の記憶手
段及び前記第2の記憶手段を参照して少なくとも3つの
これら無線ポートの座標位置を求め各に対応する距離条
件が一致する座標位置を当該移動端末の位置として判定
する手段とを有する構成とすることができる。
【0010】さらに、前記所定通報先が、公衆網を介し
て接続される任意の相手先である構成、前記特定信号が
非常事態を通報する緊急発信信号であり、前記所定通報
先が公共の緊急通報センターである構成とすることがで
きる。
【0011】本発明によれば、移動端末による緊急通報
時、移動端末の位置を検索し、当該位置情報を緊急通報
センターへ通知する。このことにより緊急通報センター
では有線電話等と同様に緊急通報者の位置を把握できる
という作用がある。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態例を示すシステ
ム構成図であり、移動体通信システムとしての簡易型携
帯電話システムに位置検索機能と緊急通報機能とを備え
た位置検索通報システムを構成している。
【0014】図1において、簡易型携帯電話システムの
無線ポート制御装置10に制御される複数の無線ポート
20−1,20−2,…,20−nがそれぞれ異なる場
所に配置され、利用者に携帯され移動する移動端末であ
る簡易型携帯電話端末40と無線信号の送受信を行う。
無線ポート制御装置1はまた、交換機30に接続され一
般公衆網31を介して緊急通報センター32へ接続され
る。
【0015】無線ポート制御装置10は、各無線ポート
20−1〜20−nとのインターフェイスを司るデジタ
ル転送インターフェイス部(DTI)11と、位置検索
信号および位置検索応答信号を含む信号を送受信する信
号送受信部12と、交換機30とのインターフェイスを
司るデジタル転送インターフェイス部(DTI)13
と、各無線ポート20−1〜20−nごとの位置情報及
びその無線ポートの近隣に位置する少なくとも2つの無
線ポートの情報を記憶するROM15と、簡易型携帯電
話端末40と各無線ポート20−1〜20−n間の距離
情報を一時的に記憶するRAM16と、上記各部の制御
を行うCPU14とを有している。CPU14は、RO
M15及びRAM16内のプログラム,データに基づい
て無線ポート制御装置10全体の動作を制御するもので
あり、通常の発着信接続において信号送受信部12から
受信する信号を処理し、逆に必要な信号を信号送受信部
12へ送信する。さらに音声などの通信情報は信号送受
信部12を透過させ、デジタル転送インターフェイス1
1及び13を介して各無線ポート20−1〜20−n及
び交換機30間を接続する。
【0016】各無線ポート20−1〜20−nは同一構
成であり、それぞれ(一部図示省略)、無線ポート制御
装置10とのインターフェイスを司るデジタル転送イン
ターフェイス部(DTI)23と、音声コーデックを含
み無線周波数信号の変復調を行う変復調部22と、簡易
型携帯電話端末40の発着信接続のための信号の送受信
や音声などの通信情報の送受信を行い、特に位置検索応
答信号受信時は信号到着フレーム開始位置(オフセッ
ト)から実際の信号到着フレームまでの遅延をデジタル
転送インターフェイス部23を介して無線ポート制御装
置10へ送信する信号送受信部21と、信号送受信部2
1や変復調部22への周波数送信の指示など上記各部の
制御を行い各無線ポート全体の動作を制御するプログラ
ム制御のCPU24とを有している。
【0017】無線ポート制御装置10のRAM16が記
憶しCPU14に供給するデータの構成例を図3に示
す。まず簡易型携帯電話端末40と第1の無線ポート2
0−1間の距離の値を示す情報(距離情報)51が設定
され、さらに簡易型携帯電話端末40と第2の無線ポー
ト20−x(xは2〜nのいずれか)間の距離情報52
と、簡易型携帯電話端末40と第3の無線ポート20−
y(yはxを除く2〜nのいずれか)間の距離情報53
とが設定される。
【0018】無線ポート制御装置10のROM15が記
憶しCPU14に供給するデータの構成例を図4に示
す。予め、無線ポート20−1の座標の値を示す情報
(座標情報)54aと、少なくとも2つの近隣無線ポー
トを示す情報(近隣無線ポート情報)54b,54cと
が設定される。以下同様に、符号55aは無線ポート2
0−xの座標情報で、符号55b,55cはその近隣無
線ポート情報である。符号56aは無線ポート20−y
の座標情報で、符号56b,56cはその近隣無線ポー
ト情報である。
【0019】図2は簡易型携帯電話端末40の構成を示
すブロック図である。簡易型携帯電話端末40は、音声
等の通信情報を入出力し通信信号との相互変換を行うと
ともにダイアル情報の入力や表示情報の出力などを行う
入出力部41と、音声コーデックを含み無線周波数信号
の変復調を行う変復調部42と、無線ポート20−1〜
20−nとの間で音声等の通信信号や発着信接続等を制
御する制御信号を送受信する送受信部43(アンテナ共
用機)と、緊急通報先などの各種データを記憶したRO
M45と、上記各部を制御するプログラム制御のCPU
44とを有している。CPU44は、送受信部43や変
復調部42への周波数送信の指示など発着信接続や位置
検索のため等の制御信号を処理し、簡易型携帯電話端末
40全体の動作を制御する。
【0020】簡易型携帯電話端末40の入出力部41に
緊急発信ボタンを備える場合は、緊急通報者がこの緊急
発信ボタンをオンすると、CPU44はROM45にあ
らかじめ記憶した緊急発信ダイアルを読み上げ緊急発信
信号に書き込んで組み立て、この緊急発信信号を変復調
部42,送受信部43を通して送信する。緊急発信ボタ
ンがない場合など、緊急通報センターへの発信ダイアル
をダイアルすると、CPU44はROM45にあらかじ
め記憶した緊急発信ダイアルを読み上げ入力された発信
ダイアルと比較し、一致すればこの発信ダイアルと比較
し、一致すればこの発信ダイアルを登載して緊急発信信
号を送信する。またCPU44は、送受信部43,変復
調部42を通して、対応する信号番号を情報要素として
持つ自己宛の位置検索信号を受信すると、対応する信号
番号を情報要素として持つ位置検索応答信号を送信す
る。
【0021】この簡易型携帯電話端末40と各無線ポー
ト20−1〜20−nとの間で送受信される信号のタイ
ミングを図8に示す。簡易型携帯電話端末40は、無線
ポートから端末への送信フレームのタイミングに基づい
て端末から無線ポートの送信フレームのタイミングを所
定オフセット分ずらして設定する。各無線ポート20−
1〜20−nでは、端末からの各フレームごとの信号を
所定のオフセット位置Toから端末と無線ポート間の距
離に対応して遅延した位置(信号到着位置)Trで受信
する。
【0022】このような移動体通信システムにおける位
置検索通報スシテムの動作を図5,図6,図7のフロー
チャートを参照して説明する。図5,図6,図7に示さ
れる動作はそれぞれ、無線ポート制御装置10,無線ポ
ート20−1〜20−n,簡易型携帯電話端末40が実
行するものである。
【0023】無線ポート制御装置10のCPU14は、
ある無線ポート、例えば無線ポート20−1を通して簡
易型携帯電話端末40からの緊急発信を受信すると(図
5のステップF101)、この時同時に無線ポート20
−1から受信する緊急発信信号の到着遅延から、簡易型
携帯電話端末40と無線ポート20−1間の距離を計算
し、RAM16に距離情報51として記憶し(ステップ
F102)、無線ポート20−1の近隣無線ポートとし
てRAM15の第1の近隣無線ポート情報54b(例え
ば、無線ポート20−x)と第2の近隣無線ポート情報
54c(例えば、無線ポート20−y)を参照し(ステ
ップF103)、まず、信号送受信部12,デジタル転
送インターフェイス11,第1の近隣無線ポート20−
xを介して簡易型携帯電話端末40へ位置検索信号を送
信する(ステップF104)。
【0024】一方、簡易型携帯電話端末40のCPU4
4はある無線ポート(この場合は無線ポート20−x)
から位置検索信号を受信すると(図7のステップF40
1)、この信号に含まれる応答先無線ポートを参照し、
位置検索応答信号を当該無線ポートへ送信する(ステッ
プF402)。
【0025】無線ポート20−xの信号送受信部21
は、簡易型携帯電話端末40からの位置検索応答信号を
受信すると(図6のステップF201)、同信号ととも
にオフセットフレームからのずれ、すなわち到着遅延を
無線ポート制御装置10へ送信する(ステップF20
2)。
【0026】無線ポート制御装置10のCPU14は無
線ポート21−xから位置検索応答信号を受信すると
(図5のステップF105)、やはりこの時受信する到
着遅延から簡易型携帯電話端末40と無線ポート20−
x間の距離を計算し、RAM16に距離情報52として
記憶し(ステップF106)する。
【0027】次に、第2の近隣無線ポート20−yにつ
いても上記処理(ステップF104〜F106)と同様
の処理を行い(ステップF107〜F109)、簡易型
携帯電話端末40と無線ポート20−y間の距離を計算
し、RAM16に距離情報53として記憶する。
【0028】3つの無線ポートによる距離計算が終了す
ると、CPU14はROM15からこれら無線ポート2
0−1,無線ポート20−x,及び無線ポート20yの
座標情報54a,座標55情報a,及び座標情報56a
を読み上げ、次に既にRAM16に記憶した距離情報5
1,距離情報52,及び距離情報53を読み上げて計算
処理を行い、簡易型携帯電話達端末40の位置を検索し
(ステップF110)、交換機30を経由して緊急発信
信号のダイアルに対応する緊急通報センター31へ当該
簡易携帯電話端末の位置情報を通報する(ステップF1
11)。
【0029】図9は3つの無線ポート20−1,20−
x,20−yからの簡易型携帯電話端末40への各距離
R1,Rx,Ryが判明することにより端末の位置を推
定することができる原理を説明するための図である。各
無線ポート20−1,20−x,20−yの位置は固定
で事前に認識されており、無線ポートごとの距離対応の
3つの円が交差する近辺に端末が位置することが分る。
【0030】無線ポート制御装置10のCPU14は、
所定時間毎に上記ステップF102〜F111の処理を
繰り返して、簡易型携帯電話端末40の位置座標を更新
し、交換機30を介して緊急通報センター31へ通報す
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の位置検索通
報システムは、移動体通信システムの移動端末から緊急
発信信号をある無線ポートで受信すると、近隣の無線ポ
ートから移動体に位置検索のための位置検索信号を送信
してこれに応答した移動体からの位置検索応答信号を受
信し、緊急発信信号及び位置検索応答信号ごとの到着フ
レームの所定オフセットと実際の到着フレームとの時間
差を利用して計算される移動体と無線ポート間の距離を
少なくとも3つの無線ポート分求めて移動体の位置座標
を検索するので、犯罪、火事、赤ちゃんによる毒物の誤
飲等による緊急通報必要時に、速やかにかつ自動的に緊
急通報センターに移動体の位置を連絡できるという効果
がある。特に移動体通信システムが歩行中や立ち止まっ
て利用される、あるいはナビゲーションシステムを利用
できない簡易型携帯電話システムである場合において
も、事故発生現場を分析し自動的にこれを緊急通報セン
ターヘ通報できるので緊急通報システムとして有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示すシステム構成図で
ある。
【図2】図1に示す簡易型携帯電話端末の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】無線ポートから無線ポート制御装置に送られ、
記憶される距離情報の構成例を示す図である。
【図4】無線ポート制御装置があらかじめ記憶している
無線ポートの座標情報及び近隣無線ポート情報の構成例
を示す図である。
【図5】無線ポート制御装置の動作を説明するフローチ
ャートである。。
【図6】無線ポートの動作を説明するフローチャートで
ある。
【図7】簡易型携帯電話端末の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】無線ポートと簡易型携帯電話端末との間で送受
信する信号のタイミングを示す図である。
【図9】3つの無線ポートからの距離により簡易型携帯
電話端末の位置を検索する原理を説明するための図であ
る。
【図10】従来技術における自動車電話端末とナビゲー
ションシステムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 無線ポート制御装置 11 無線ポートとのデジタル転送インターフェイス
部(DTI) 12 信号送受信部 13 交換機とのデジタル転送インターフェイス部
(DTI) 14 CPU 15 ROM 16 RAM 20−1,20−2,…,20−n 無線ポート 21 信号送受信部 22 周波数変復調部 23 無線ポート制御装置とのデジタル転送インター
フェイス(DTI) 24 CPU 30 交換機 32 緊急通報センター 40 簡易型携帯電話端末 41 周波数変復調部 43 信号送受信部 44 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 25/10 H04M 11/04 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定位置に配置された複数の無線ポート
    及びこれら無線ポートと所定のフレームタイミング範囲
    内で無線信号の送受信を行う移動可能な移動端末を備え
    る移動体通信システムを組込み、所定通報先への通報を
    要求する特定信号を発信した移動端末の位置を検索しこ
    の移動端末の位置情報を添えて所定通報先へ通報する位
    置検索通報システムにおいて、 前記移動端末からの前記特定信号を受信した無線ポート
    の近隣の無線ポートから当該移動端末に位置検索信号を
    送信してこの信号に応答した当該移動端末からの位置検
    索応答信号を受信し、前記特定信号及び前記位置検索応
    答信号の到着フレームの所定のオフセットと実際の到着
    フレームとの時間差を利用して計算される当該移動端末
    と無線ポート間の距離を少なくとも3つの無線ポート分
    求めて当該移動端末の位置を検索することを特徴とする
    位置検索通報システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の無線ポートを制御する無線ポ
    ート制御装置を備え、 前記各無線ポートが、前記移動端末から前記特定信号及
    び前記位置検索応答信号を受信すると、その到着フレー
    ムの所定のオフセットと実際の到着フレームとの時間差
    情報とともに前記無線ポート制御装置に送信する手段を
    有し、 前記無線ポート制御装置が、各無線ポート対応に座標情
    報及び少なくとも2つの近隣無線ポート情報をあらかじ
    め記憶する第1の記憶手段と、1つの移動端末に対し少
    なくとも3つの無線ポート間の距離情報を記憶する第2
    の記憶手段と、前記無線ポートから前記移動端末からの
    前記特定信号及びその時間差情報を受信すると当該移動
    端末及び当該無線ポート間の距離を計算し前記第2の記
    憶手段に格納するとともに前記第1の記憶手段を参照し
    て当該無線ポートの近隣無線ポートに対し当該移動端末
    への前記位置検索信号の送信を指示し、当該近隣無線ポ
    ートから前記位置検索応答信号及びその時間差情報を受
    信すると当該移動端末及び当該近隣無線ポート間の距離
    を計算し前記第2の記憶手段に格納し、前記第1の記憶
    手段及び前記第2の記憶手段を参照して少なくとも3つ
    のこれら無線ポートの座標位置を求め各に対応する距離
    条件が一致する座標位置を当該移動端末の位置として判
    定する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    位置検索通報システム。
  3. 【請求項3】 前記所定通報先が、公衆網を介して接続
    される任意の相手先であることを特徴とする請求項1記
    載の位置検索通報システム。
  4. 【請求項4】 前記特定信号が非常事態を通報する緊急
    発信信号であり、前記所定通報先が公共の緊急通報セン
    ターであることを特徴とする請求項1または3記載の位
    置検索通報システム。
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