JP2877684B2 - 業務用炊飯装置 - Google Patents

業務用炊飯装置

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JP2877684B2
JP2877684B2 JP6047230A JP4723094A JP2877684B2 JP 2877684 B2 JP2877684 B2 JP 2877684B2 JP 6047230 A JP6047230 A JP 6047230A JP 4723094 A JP4723094 A JP 4723094A JP 2877684 B2 JP2877684 B2 JP 2877684B2
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恵一 三平
信英 柳川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用炊飯装置に係
り、レストラン、寿司屋チェーン店等で利用される。
【0002】
【従来の技術】計量した米を洗う洗米部と、該洗米部か
らの排米を受け入れて炊飯する炊飯器とを縦方向に配置
し、前記炊飯器は炊飯位置と取出位置とに横方向移動自
在とされているとともに、内釜とこの内釜を開閉する蓋
を備えている業務用炊飯装置は、特開昭62−1370
20号公報、特開平4−218115号公報などで知ら
れており、米の計量、洗米、ざる上げ、水加減、浸し、
炊飯、むらし等の各工程をプログラム制御して省力化を
図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯装置におい
て、洗米部(洗米槽)の下部に備えている円錐形の排米
部から、内釜に米を水加減した状態で投入するため、内
釜を施蓋している蓋に開閉シャッタ手段を設けておき、
米投入の際には該シャッタ手段を開にし、投入後の状態
時には該シャッタ手段を閉にしており、この開閉シャッ
タ手段の開閉制御もプログラムされていた。
【0004】従って、市販の炊飯器をそのまま用いるこ
とができず蓋に開閉シャッタ手段を組み込んだ特殊な炊
飯器が必要であった。そこで本発明は、内釜に米を投入
したり、炊飯終了後に取出したりするときは、蓋を内釜
より開放して装置本体に退逃保持させておくことによっ
て業務用であっても市販の炊飯器を利用可能にしたこと
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、米を洗う洗米
部と、該洗米部からの排米を受け入れて炊飯する炊飯器
とを縦方向に配置し、前記炊飯器は炊飯位置と取出位置
とに横方向移動自在とされているとともに、内釜とこの
内釜を開閉する蓋を備えている業務用炊飯装置におい
て、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講
じている。
【0006】すなわち、請求項1に係る本発明では、前
記内釜を施蓋して炊飯する姿勢位置と、洗米部からの排
米を内釜へ投入可能な位置に退避している排米姿勢位置
との相互間で蓋を支えつつ前記両姿勢に姿勢変更する手
段を備え、該姿勢変更手段を介して前記蓋を前記両姿勢
間で移動する蓋駆動手段を備え、前記蓋の排米姿勢位置
が炊飯器の取出位置側とされていることを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2に係る本発明では、前記蓋駆動手
段が一端を蓋に枢着され、他端がアクチェータ側に枢着
されている対のリンクを備えていることを特徴とするも
のである。請求項3に係る本発明では、前記蓋駆動手段
が蓋に一端が取付けられていてアクチェータの回転で押
印可能な可撓性を有するネジ形動力伝達部材であること
を特徴とするものである
【0008】
【作用】炊飯器を炊飯位置にセットした状態で軽量、洗
米等の工程中に、蓋駆動手段を起動して対のリンク又は
ネジ形動力伝達部材により、蓋を持上げ、洗米部からの
排米を内釜へ投入可能な排米姿勢位置に蓋が姿勢変更手
段に支えられながら姿勢変更される。
【0009】この排米姿勢位置において、洗米部の排米
弁を開弁すると、内釜へ水加減された米が投入される。
米を内釜へ投入した後、蓋駆動手段を逆駆動すると、姿
勢変更手段で蓋は支えられながら内釜を施蓋して炊飯す
る姿勢位置となり、内釜を施蓋した状態で炊飯工程に移
行する。
【0010】故に、内釜へ米を投入しかつ炊飯工程のた
めに蓋にはシャッタ手段を付帯させる必要はなく、市販
の炊飯器を流用することができる。
【0011】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
るが図1および図2は第1実施例を、図3および図4は
第2実施例を示しており、共通部分は共通符号を付して
いる。図において、業務用炊飯装置1は、上部の貯米槽
2と、洗米部となる洗米槽3と、炊飯器4とを縦方向に
配置しており、貯米槽2の下部には、ロータリ形の計量
部5が備えられていて計量米は、洗米槽3に投入可能で
ある。
【0012】洗米槽3は円筒ホッパ形であって、その下
部の漏斗部には、円錐形の排米弁6が上下動することで
開閉弁可能として備えられていて、弁棒を内軸として外
軸には攪拌部材7が縦軸心回りに回転自在として備えら
れているとともに圧力水源に通じている給水手段8が備
えられている。炊飯器4はガス、電気等をエネルギーと
するものであり、洗米槽3直下の炊飯位置とこの炊飯位
置より横方向に移動した取出位置との相互間で引出し自
在な架台9に載置されており、炊飯位置のセット状態は
センサー10で検出可能である。
【0013】炊飯器4は外釜11とこれに挿脱自在に組
込まれている内釜12とこの内釜12をインロー嵌合し
て開閉する蓋13とを備えている。装置本体の左右側立
面には、側面視で略L字形とされたガイド溝14Aを有
するガイド板14Bが取付けられて対のガイド手段(姿
勢変更手段)14とされており、該ガイド手段14のガ
イド溝14Aに嵌入して摺動又は転動するガイド子15
が蓋13の左右に取付具16を介して備えられている。
【0014】ガイド溝14Aは、その下部が上向緩傾斜
で中間路が上向急傾斜であるとともに上部はガイド子1
5の下方移動を拘束する鈎状に形成されていて、ガイド
子15がガイド溝14Aに沿って移動することにより、
内釜12を施蓋している降下位置(炊飯姿勢位置)と、
洗米槽3の排米部(排米弁)6からの排米を内釜12に
投入可能な位置に退避している起立位置(排米姿勢位
置)との相互間で蓋13の両側を支えつつ姿勢変更可能
とされている。
【0015】前記ガイド手段14のガイド溝14Aに沿
って蓋13を移動する蓋駆動手段17は、第1実施例で
は正逆転モータで例示するアクチェータ18と、ワイヤ
19およびガイドプーリ20並びに昇降リンク21等か
らなり、該昇降リンク21は左右一対配置されていて該
リンク21と蓋13の両側とを揺動自在な左右対のリン
ク22でピン23,24によって連結してなる。
【0016】従って、第1実施例では、内釜12を施蓋
している降下位置に蓋13をしておき、炊飯位置に炊飯
器4をセットした状態で計量、洗米工程中に、アクチェ
ータ18を起動してワイヤ19を介して昇降リンク21
を持上げると、蓋13の両側に備えているガイド子15
がガイド溝14Aに沿って移動し、まず上向緩傾斜によ
って蓋13を持上げつつその蓋13の周縁は内釜12の
上縁を滑らせながら徐々に起立させ、蓋13が最大に持
上げられると蓋13は内釜12より浮上され、ガイド子
15がガイド溝15Aの鈎部に係合することでその起立
位置を保持する。
【0017】故に、内釜12は全面開放とされて排米弁
6から水加減された米が内釜12に投入される。次に、
アクチェータ18を逆転起動すると、昇降リンク21は
その自重等で降下され、連結リンク22を介してガイド
子15の係合を解除すると、ガイド子15がガイド溝1
4Aを移動することによって蓋13は起立姿勢から水平
姿勢に変更されつつ内釜12を施蓋するので、その後、
炊飯工程に移行するのである。
【0018】図3および図4の第2実施例では、蓋駆動
手段17が正逆転可能なモータで示すアクチェータ25
に歯車26を備え、該歯車26に咬合するスクリュネジ
27Aを有する可撓性のある2本の押引動力伝達部材2
7を採用しており、図4に示す如くガイドスリーブ28
に挿通した伝達部材27の各端を蓋13に結合するとと
もに、ガイド子15はガイド溝14Aに嵌合している。
【0019】故に、この第2実施例では、歯車26を正
転させると、動力伝達部材27は咬合いによって図4で
示す如く押進され、蓋13を押込み、ガイド溝14A上
をガイド子15が移動することで持上げられ、起立する
のであり、歯車26を逆転させると動力伝達部材27は
引張られて蓋13を水平姿勢に引込むことになる。この
第2実施例において、歯車26とネジ27Aとはウォー
ムギヤの咬合にしておくことによって、歯車26を駆動
しない限り、動力伝達部材27を任意の位置で固定保持
可能となり、故に、蓋13は任意位置で姿勢保持可能で
ある。
【0020】また、動力伝達部材27はスクリュネジ2
7Aを突条として形成しても、凹条として刻成してもよ
いが、製作の面では可撓性を有するワイヤ、樹脂棒の外
周にネジ27Aを突条として周回させる方が有利であ
る。なお、第1実施例において、アクチェータはピニオ
ンとし、昇降リンクをラックとすることもできるし、ア
クチェータを伸縮シリンダとすることは構わない。
【0021】更に、第1実施例において、ガイド子15
とピン24はこれを共通軸に備えてもよく、また、第1
・2実施例において、ガイド溝14Aは図示のように1
条の他、2条であってもよい。また、第1・2実施例に
おいて、洗米槽3には使用する米が無洗米のときは、攪
拌部材は不要であり、このときの洗米部とは水加減槽の
みを意味する。
【0022】更に、第1・2実施例において、貯米槽2
はこの上部から米が補給可能であるし、制御部28によ
って、計量、水加減、炊飯等の各工程はプログラム化さ
れている。また、炊上り後は、蓋13を起立位置にして
架台9を引出し得ることはでき、蓋13の起立位置は引
出(取出位置)側とすることがメンテナンス等の点で有
利となる
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、炊飯器の蓋
にはシャッタが不要となり、炊飯器に少しの細工を施す
だけで市販の炊飯器を流用できる。また、蓋は排米姿勢
位置が炊飯器の取出位置側とされていることから、メン
テナンス等の点で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示し、(A)は全体の側面図、
(B)は蓋の開閉動作を示す平面図である。
【図2】第1実施例の全体正面図である。
【図3】第2実施例を示す全体の側面図である。
【図4】第2実施例を示し、(A)は平面図、(B)は
要部の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 炊飯装置 3 洗米部 4 炊飯器 12 内釜 13 蓋 14 姿勢変更手段 17 蓋駆動手段 18 アクチェータ 22 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−218113(JP,A) 特開 平4−218115(JP,A) 特開 平3−159616(JP,A) 特開 平6−133846(JP,A) 特開 平3−37013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/00 - 27/64 A23L 1/10 A47J 36/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を洗う洗米部と、該洗米部からの排米
    を受け入れて炊飯する炊飯器とを縦方向に配置し、前記
    炊飯器は炊飯位置と取出位置とに横方向移動自在とされ
    ているとともに、内釜とこの内釜を開閉する蓋を備えて
    いる業務用炊飯装置において、 前記内釜を施蓋して炊飯する姿勢位置と、洗米部からの
    排米を内釜へ投入可能な位置に退避している排米姿勢位
    置との相互間で蓋を支えつつ前記両姿勢に姿勢変更する
    手段を備え、該姿勢変更手段を介して前記蓋を前記両姿
    勢間で移動する蓋駆動手段を備え、前記蓋の排米姿勢位
    置が炊飯器の取出位置側とされていることを特徴とする
    業務用炊飯装置。
  2. 【請求項2】 蓋駆動手段が一端を蓋に枢着され、他端
    がアクチェータ側に枢着されている対のリンクを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の業務用炊飯装置。
  3. 【請求項3】 蓋駆動手段が蓋に一端が取付けられてい
    てアクチェータの回転で押印可能な可撓性を有するネジ
    形動力伝達部材であることを特徴とする請求項1記載の
    業務用炊飯装置。
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