JP2877464B2 - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JP2877464B2 JP19358690A JP19358690A JP2877464B2 JP 2877464 B2 JP2877464 B2 JP 2877464B2 JP 19358690 A JP19358690 A JP 19358690A JP 19358690 A JP19358690 A JP 19358690A JP 2877464 B2 JP2877464 B2 JP 2877464B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光磁気ディスク装置に関する。
(従来の技術) 磁気光学特性を有する垂直磁化薄膜からなる記録媒体
に記録再生のための光ビームを照射する光学ヘッドと、
前記記録媒体を挾んで前記光学ヘッドと反対側に位置す
る磁界印加手段を備えた光磁気ディスク装置がある。
磁界印加手段は、記録時と、消去時とで、その発生磁
界の方向を切り換えねばならない。
この場合、磁界印加手段として電磁石を用いたもので
は磁界の方向を切り換える手段として、印加電流の極性
を切り換える方法が採られ、磁界印加手段は定位置に固
定する不動タイプとされる。
一方、磁界印加手段として、永久磁石を用いたもの
は、磁界の方向を切り換える手段として磁石の態位を切
り換える方法が採られ、このため、可動タイプとされ
る。
不動タイプの例を第9図に示す。図において光磁気デ
ィスク装置は、カートリッジホルダ1とスピンドルモー
タ2と、光学ヘッド3と、磁界印加手段4等により構成
されている。記録媒体6は円盤状でありスピンドルモー
タ2により回転駆動される。光学ヘッド3はガイド部材
20に沿って記録媒体6の半径方向に移動可能で記録媒体
6上の任意のトラックにアクセス可能である。
カートリッジホルダ1の中、磁界印加手段4に対向す
る部分は開口が形成されている。記録、再生に際し、カ
ートリッジケース5をカートリッジホルダに挿入するに
従い、カートリッジケース5のシャッターが開き、磁界
印加手段4に対向した部位に開口が形成される。
こうして記録、再生の準備が整えられる。
可動タイプの例を第10図に示す。この例では、磁界印
加手段としての永久磁石7が記録媒体6の半径方向両端
にて軸受8で支持されていて、記録、消去に応じて回転
されるようになっている。他の構成は第9図の例に準ず
る。
なお、可動タイプの公知例として、例えば、特開昭63
-56837号公報に開示の技術、即ち、記録媒体の半径に略
等しい2つの永久磁石を、異なる方向の磁界が発生する
ように磁極の方向を逆にして、かつ、記録媒体を挾んで
光学ヘッドと反対側に配置し、記録、消去、再生の各モ
ードに応じて記録媒体の半径方向と交差する方向に移動
させるものがある。
また、例えば、特記63-317903号公報には、記録媒体
を挾んで光学ヘッドと反対側に、記録媒体に記録、消去
のバイアス磁界を印加する永久磁石を配置し、この永久
磁石を複数個の励磁コイルで回転させて記録、消去の磁
界の方向を切り換えるものがある。
(発明が解決しようとする課題) 磁界印加手段が不動タイプの光磁気ディスク装置で
は、第9図に示すように、空気中に含まれる塵埃9がカ
ートリッジホルダ1およびカートリッジケース5の各開
口を経てカートリッジケース内に侵入し、記録媒体に付
着し、或いは光学ヘッド3を汚染する。
磁界印加手段が可動タイプの光磁気ディスク装置で
は、第10図に示すように、空気中に含まれる塵埃9の
他、可動部たる軸受8や摺動部などの部材摺動部分から
発生する塵埃9により記録媒体や光学ヘッドが汚染され
る。
前記、で述べたような汚染があると、光の反射率
や透過率が低下し、情報の正確な記録、再生に使用を来
すとの問題を生じる。
なお、磁界印加手段を冷却するために送風手段を付帯
するものにあっては、送風される空気中に塵埃が含まれ
るので、一層汚染の度合が増す傾向がある。
本発明は、前記不動タイプ、可動タイプを問わず、記
録媒体や光学ヘッドが塵埃により汚染されるのを防止で
きる光磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は以下のように構
成した。
[1].磁気光学特性を有する垂直磁化薄膜からなる記
録媒体が収められたカートリッジケースを内側に収納す
る態様で装着することができるカートリッジホルダを備
えていて、このカートリッジホルダに前記カートリッジ
ケースを装着した状態で光ヘッドより前記記録媒体に対
し記録再生のための光ビームを照射するとともに、前記
記録媒体を挾んで前記光学ヘッドと反対側であって前記
カートリッジケースと前記カートリッジホルダのそれぞ
れ重なる位置に形成された各開口に対峙して設けられた
磁界印加手段により前記記録媒体に磁界を印加するよう
にした光磁気ディスク装置において、前記カートリッジ
ホルダの前記開口と前記磁界印加手段との間に防塵用の
隔壁を介在させた(請求項1)。
[2].[1]において、前記隔壁が非磁性材料からな
ることとした(請求項2)。
[3].[1]において、前記隔壁が樹脂フィルムから
なることとした(請求項3)。
(作用) 隔壁は、記録媒体や光学ヘッドへ向かう塵埃を有効に
遮断する。
(実施例) 以下の各例において、磁界印加手段として、強力な永
久磁石またはコイル巻数、電流を増した電磁石が用いら
れており、磁界印加手段をカートリッジケース内に入り
込ませる構成とすることなく、記録、消去が可能な磁界
を印加できるものとする。
例1(第1図乃至第6図参照) 本例は磁界印加手段が可動タイプの光磁気ディスク装
置についての例であり、磁界印加手段を収容したケーシ
ングの一部を隔壁を以って構成し、この隔壁を磁界印加
手段と、記録媒体としての光磁気ディスクとの間に設け
ている。
第1図において、磁界印加手段としての永久磁石7
は、光学ヘッド3の移動領域をカバーできる大きさ並び
に配置で設けられ、軸受8により回転自在に支持されて
おり、プロセスに応じて記録または消去磁界を印加す
る。永久磁石7の上部、側部には駆動手段としての励磁
コイル10がそれぞれ配設されている。このコイルへの通
電により、永久磁石7は回転されて光磁気ディスク6に
対し、N極またはS極が対向するように印加磁界の向き
が変えられる。これら永久磁石7、励磁コイル等は密閉
箱状のケーシング内に収められている。このケーシング
は光磁気ディスク6に対向する面だけを開放しているケ
ーシング本体部11と、該開放部つまり永久磁石7と光磁
気ディスク6との間を遮る態様で設けられた隔壁12-1よ
りなる。
一般に、ケーシング本体部は鉄板等の磁性材で作られ
るので、隔壁12-1は非磁性材とし、印加磁界に影響を与
えないようにする。具体的には、樹脂板、樹脂フィル
ム、マイラーシート等が用いられる。
次に、ケーシング本体部11への隔壁12-1の取付手段
は、第2図に示すようにねじ13を用いたり、或いは第3
図に示すように両面接着テープ14を用いたりする。
本例に係る光磁気ディスク装置の全体構成を第4図に
示す。第4図において、カートリッジホルダ1の上部右
側には開口15が形成されていて、この開口15に対峙し
て、第1図乃至第3図に説明した如きケーシングが永久
磁石を内蔵して配置されている。
一方、カートリッジケース5には摺動自在のシャッタ
部材5aが設けられている。このシャッタ部材5aはその一
部に開口5a-1を有している。カートリッジケース5の開
口5-1は通常閉ざされており、カートリッジホルダ1に
カートリッジケース5を装着する動作に従って自動的に
開く。
つまり、シャター部材の開口5a-1がカートリッジケー
ス開口5-1に合致するよう移動される。従って、第4図
に2点鎖線で示す如く、カートリッジホルダ1にカート
リッジケース5を装着した状態で永久磁石7が隔壁12-1
を介して光磁気ディスク6と対峙し、磁界が印加されて
記録、消去、再生等が行なわれることになる。なお、参
考までに、前記シャッタ部材5aの開閉機構を第5図、第
6図に示す。
第5図に示す例は、カートリッジホルダ1上に支点0
を有するアーム16が用いられている。このアーム16は時
計回りの向きに付勢されていて、その自由端にあるコロ
16aはシャッタ部材5aの側部に当接している。シャッタ
部材5aは図示省略の手段により右行付勢されており、そ
の移動は図示の位置でストッパにより止められている。
かかる状態の下、カートリッジケース5をカートリッ
ジホルダ1に挿入していくと、コロ16aがシャッタ部材5
aを左行させ、最終的に開口5−1に開口5a-1が合致す
るようになる。
第6図に示す例は光磁気ディスク装置の奥部に支点0
を有するアーム160が用いられている。このアーム160は
反時計回りの向きに付勢されていて、その自由端にある
コロ160aはシャッタ部材5aの側部に位置している。シャ
ッタ部材5aは図示省略の手段により右行付勢されてお
り、その移動は図示の位置でストッパにより止められて
いる。
かかる状態の下、カートリッジケース5をカートリッ
ジホルダ1に挿入していくと、コロ160aがシャッタ部材
5aを左行させ、最終的に開口5−1に開口5a-1が合致す
るようになる。
以上説明した本例において、軸受8から発生する微小
な金属粉や潤滑油の飛沫および塵埃等は隔壁12によって
遮断され、従って、記録媒体6は汚染されず、光学ヘッ
ド3も汚染から防止される。
本例は不動タイプについても適用可能である。
例2(第7図、第8図参照) 本例は、カートリッジケース5について、磁界印加手
段4側の開口5−1と対向する位置に設けたカートリッ
ジホルダ1の開口15を非磁性体による隔壁12-2で塞いだ
ものである。固定手段は前記例に準じ、例えば両面接着
テープ14を用いる。磁界印加手段及びそのケーシングは
従来例と変わらない。
本例においても汚染防止に関し、前記例1と同様の効
果を得る。
(発明の効果) 本発明によれば、記録媒体や光学ヘッドが塵埃により
汚染されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第7図はそれぞれ本発明の一実施例を説明した
光磁気ディスク装置の構成図、第2図、第3図はそれぞ
れケース本体部への隔壁の取付手段を説明した図、第4
図は第1図における光磁気ディスク装置の斜視図、第5
図、第6図はそれぞれカートリッジケースのシャッター
機構を説明した図、第8図はカートリッジホルダに対す
る隔壁の取付手段を説明した図、第9図、第10図は従来
技術に係る光磁気ディスク装置の説明図である。 1……カートリッジホルダ、5……カートリッジケー
ス、5−1(カートリッジケースの)開口、12-1、12-2
……隔壁、15……(カートリッジホルダの)開口。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気光学特性を有する垂直磁化薄膜からな
    る記録媒体が収められたカートリッジケースを内側に収
    納する態様で装着することができるカートリッジホルダ
    を備えていて、このカートリッジホルダに前記カートリ
    ッジケースを装着した状態で光ヘッドより前記記録媒体
    に対し記録再生のための光ビームを照射するとともに、
    前記記録媒体を挾んで前記光学ヘッドと反対側であって
    前記カートリッジケースと前記カートリッジホルダのそ
    れぞれ重なる位置に形成された各開口に対峙して設けら
    れた磁界印加手段により前記記録媒体に磁界を印加する
    ようにした光磁気ディスク装置において、 前記カートリッジホルダの前記開口と前記磁界印加手段
    との間に防塵用の隔壁を介在させていることを特徴とす
    る光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記隔壁が非磁性材料
    からなることを特徴とする光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記隔壁が樹脂フィル
    ムからなることを特徴とする光磁気ディスク装置。
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