JP2877357B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2877357B2
JP2877357B2 JP1162551A JP16255189A JP2877357B2 JP 2877357 B2 JP2877357 B2 JP 2877357B2 JP 1162551 A JP1162551 A JP 1162551A JP 16255189 A JP16255189 A JP 16255189A JP 2877357 B2 JP2877357 B2 JP 2877357B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は通信装置、特に回線から入力される信号をそ
の周波数情報に関連して弁別し、所定の信号の受信に応
じて所定の通信動作を行なう通信装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、電話回線に接続されるファクシミリ装置な
どの通信装置では、通信網から入力される呼出信号、ダ
イヤルトーン、トーナル手順信号などを検出し、入力さ
れた信号に応じて各種の動作を行なう技術が知られてい
る。
この種の装置では、網信号の弁別は入力された信号を
二値化し、カウンタ回路を用いて基準クロックを計数す
ることによって行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のように周波数カウンタを用いて網信
号の周波数を測定する場合、高い周波数から低い周波数
まで1つのカウンタを用いて周波数を測定していたた
め、たとえば高い周波数の信号を受信した場合には周波
数検出の分解能が不足し、量子化誤差が許容範囲を超
え、測定マージンを確保できないという問題があった。
また、網信号として使用されている周波数帯域は各国で
くい違っている場合があり、ある国では網信号の検出を
行なえても他の国では網信号の検出が行なえないなどの
問題があった。
本発明の課題は、以上の問題を解決し、回線から入力
される網信号を確実に検出でき、また、種々の回線で使
用されている各種の網信号に対応できる通信装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明においては、 回線から入力される信号をその周波数情報に関連して
弁別し、所定の信号受信に応じて所定の通信動作を行う
通信装置において、 回線から入力される信号を2値化する2値化手段と、 前記2値化手段の出力信号を所定の分周比で分周する
分周手段と、 通信モードに応じて、前記2値化手段の出力信号また
は前記分周手段の出力信号のいずれかを選択し、選択し
た信号の周波数を測定する測定手段を有する構成を採用
した。
[作用] 上記構成によれば、通信モードに応じて2値化手段の
出力信号または分周手段の出力信号のいずれかを選択
し、選択した信号の周波数を測定する。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
第1図に本発明を採用した通信装置の構成を示す。第
1図の装置はファクシミリ装置の回線インタフェース部
として使用されるものとする。
第1図において符号1は電話回線で、二線式の線路L
1、L2から成る。回線1はNCU(網制御装置)2に接続さ
れている。NCU2は通信時の直流ループ保持、不図示の通
話用、手動回線制御用などの電話機との接続交換を行な
うものである。NCU2は主制御装置3と接続されている。
ここでは主制御装置3はモデムその他のファクシミリ
通信部を含むものとし、マイクロプロセッサなどから成
る制御回路を有し、ROM3aに格納されたプログラムにし
たがって装置全体の動作を制御する。主制御装置3の機
能としては各種ファクシミリ通信の制御が考えられる
が、ここでは網信号の検出に関わる部分のみを説明す
る。
NCU2の出力信号は図の下部に示した検出回路に入力さ
れる。
すなわち、NCU2の出力は二値化回路4に入力され、二
値化される。2値化回路4は入力されるアナログ信号を
ゼロクロス検出などによって二値化するものである。2
値化回路4の出力はカウンタ素子などから構成された計
数回路8に入力されるが、この時分周回路5によって2
値化回路4の出力を分周するか、またはそのまま入力す
るかを切り換えることができるようにしてある。
アナログスイッチ7は主制御装置3によって切り換え
られるもので、2値化回路4の出力、ないし分周回路5
で所定分周比で分周した2値化回路4の出力のいずれか
を計数回路8に入力する。
計数回路8はフリップフロップおよび所定の分解能を
有するカウンタ素子などから構成され、アナログスイッ
チ7を介して入力される信号の1周期の長さをクロック
発生器が発生する所定周波数の基準クロックパルスの数
を測定することによって計数する。
上記構成において、分周回路5およびアナログスイッ
チ7を設けたのは入力される網信号の周波数が高すぎる
場合に、適宜アナログスイッチ7を切り換えて計数回路
8をオーバフローさせることなく周波数(同期)カウン
トを行なうためである。
第2図に第1図の接続点A〜Dにおける信号の波形を
示す。第2図上段ではNCU2が出力する検出すべき網信号
で、ここではファクシミリのトーナル手順信号など一定
周波数の正弦波である。この網信号は2値化回路4によ
って、ゼロクロス点を基準として第2図の3段目に示す
ような波形に二値化される。
分周回路5にはこの2値化回路4の出力が入力され、
第2図4段目に示すように分周される。ここでは、分周
比は1:2である。アナログスイッチ7によって第2図の
3段目または4段目の信号が計数回路8に入力される。
計数回路8はこの入力信号の1周期の長さを基準クロッ
クのパルスを計測することによって測定し、入力された
網信号の周波数を弁別する。
このような構成によれば、分周回路5を挿入すること
によって分周を行なわない場合の周波数まで計数回路8
をオーバフローさせることなく計測することができる。
主制御装置3は通信モードなどに応じて適宜アナログス
イッチ7を切り換え、計数回路8がオーバフローしない
ように網信号の周波数測定を行なう。
第3図に主制御装置3の制御プログラムの一例を示
す。図示の手順は、ROM3aに主制御装置3の制御プログ
ラムとして格納される。
ここでは通信モードとして、網からの呼出を検出する
CIモード、G2ファクシミリ手順によってトーナル手順信
号を検出するG2トーナルモード、および網から入力され
る各種のダイヤルトーンを検出して対応する通信制御を
行なうAD(オートダイヤルモード)を考える。
また、ADモードでは各国の通信規格に応じてダイヤル
トーンの周波数帯域が異なるため、この帯域の違いに応
じて分周回路5を使用するかどうかを決定するものとす
る。ここでは、ダイヤルトーンの周波数の下限が他の国
と異なって極端に低い国(国A)とその他の国で設定を
切り換えるものとする。
第3図のステップS1〜S3のループでは、上記の3つの
通信モードのいずれを実行しているかが自己診断で判定
される。ステップS1ではCIモードか、ステップS2ではG2
トーナルモードか、ステップS3ではADモードかが判定さ
れる。ステップS1が肯定されるとステップS7へ、S2が肯
定されるとS6へ、S3が肯定さるとS4へ移行する。
まず、ADモードの場合にはステップS4に移行し、不図
示のスィップスイッチなどの状態を読み取ることによっ
て装置の使用地域(国別設定)の状態を読み取る。ステ
ップS5ではステップS4で読み取った設定が国Aに対応す
る情報かどうかを判定する。ステップS5が肯定されると
ステップS6へ、否定されるとS7に進む。
ステップS6ではG2トーナルモードであるか、あるいは
国別設定が国Aであることが確認されているので、アナ
ログスイッチ7を第1図の下側に切り換え、2値化回路
4の出力を2分周するように設定する。これは、G2トー
ナルモードでは低周波のトーナル手順信号が用いられて
おり、また国Aでは前述のようにダイヤルトーンの下限
周波数が極端に低いため、計数回路8がオーバフローす
る可能性があるためである。
ステップS7以降では第1図の周波数カウンタを起動し
て網信号の周期の測定を行なう。すなわち、ステップS7
では計数回路8をスタートさせ、ステップS8、S9で計数
回路8に入力された信号の1周期の長さを測定する。ス
テップS9ではこの周期計測が終了したかどうかを確認す
る。ここでは、複数周期の測定を行なって平均値を算出
するような計測を行なってもよい。
ステップS10では主制御装置3が計数回路8の計数値
を読み込む。そして、ステップS11〜S13で計数回路8か
ら入力された信号周期に対応する測定値Fが、 f1−α<F<f2+α(ステップS11,S12) で、かつ検出時間Tが T>t1(ステップS13) という所定範囲内に含まれているかどうかを判定するこ
とによって、所期の信号を受信しているかどうかを識別
する。ここでαは検出誤差を許容する所定のマージン、
f1,f2はそれぞれ検出を目的とする信号の規格値の上限
値および下限値、t1は検出時間の規格値の最小値であ
る。上記の規格値f1、f2、α、t1はROM3aに検出すべき
信号に対応したパラメータ値として記憶されているもの
とする。
ステップS11〜S13の条件が満足されるとステップS14
で所期の信号を受信したと検出し、その後対応する通信
制御を行なう。たとえば、呼出信号を受信していると検
出した場合にはNCU2によって回線を捕捉し、またモデム
などを回線に接続することによってファクシミリ通信を
開始させる。ステップS11〜S13のいずれかの条件が否定
されると、ステップS8からの処理に戻る。
以上のように、通信手順の進行に応じて変化する通信
モードに応じ、受信信号の二値化信号を分周するかどう
かを選択するようにしているため、広範囲の周波数を有
する網信号を確実に検出することができる。
上記実施例では、1つの周波数カウンタ機構によって
CIモード、G2トーナルモード、およびADモードにおける
各種の網信号を弁別することができる。特に網信号の周
波数帯域が異なる国では、それに対応した分周条件が選
択されるため、確実に網信号を弁別することができる。
以上の構成において主制御装置3はアナログスイッチ
7の設定状態に応じて計数回路8の計数結果に分周比の
逆数を乗算するなどの方法で補正し、分周比に関わらず
同一の信号に対して同一の検出結果が得られるように制
御するのは言うまでもない。
以上では分周比を2段階に制御する例を示したが、よ
り多段の分周比制御を行なってもよいのはもちろんであ
る。その場合、分周比が1:2に限定されないのは言うま
でもない。
また、以上ではファクシミリ装置を例示したが、網信
号を検出する電話機、データ端末など同様の通信装置に
も上記技術を実施できるのはもちろんである。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、通信モー
ドに応じて2値化手段の出力信号または分周手段の出力
信号のいずれかを選択し、選択した信号の周波数を測定
する構成を採用しているので、回線から入力された信号
を2値化し、周波数測定する場合、通信モードによって
入力される信号周波数が異なっていても適切な分周比を
自動的に設定でき、簡単安価な構成により各種通信モー
ドにおける信号の周波数を確実に検出でき、また種々の
回線や網信号にも容易に対応できるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した通信装置のブロック図、第2
図は第1図の装置各部の信号波形を示したタイミングチ
ャート図、第3図は第1図の主制御装置の通信制御手順
を示したフローチャート図である。 1…回線、2…NCU、3a…ROM 3…主制御装置、4…2値化回路 5…分周回路、6…クロック発生器 7…アナログスイッチ、8…計数回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線から入力される信号をその周波数情報
    に関連して弁別し、所定の信号受信に応じて所定の通信
    動作を行う通信装置において、 回線から入力される信号を2値化する2値化手段と、 前記2値化手段の出力信号を所定の分周比で分周する分
    周手段と、 通信モードに応じて、前記2値化手段の出力信号または
    前記分周手段の出力信号のいずれかを選択し、選択した
    信号の周波数を測定する測定手段を有することを特徴と
    する通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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