JP2875367B2 - 酵母を利用した米糠の処理方法及びその装置 - Google Patents
酵母を利用した米糠の処理方法及びその装置Info
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- JP2875367B2 JP2875367B2 JP2235299A JP23529990A JP2875367B2 JP 2875367 B2 JP2875367 B2 JP 2875367B2 JP 2235299 A JP2235299 A JP 2235299A JP 23529990 A JP23529990 A JP 23529990A JP 2875367 B2 JP2875367 B2 JP 2875367B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
本発明は、米糠の脂肪の酸化を防止するとともに栄養
価の高い良質な飼料とすることのできる、酵母を利用し
た米糠の処理方法及びその装置に関する。
価の高い良質な飼料とすることのできる、酵母を利用し
た米糠の処理方法及びその装置に関する。
米糠は、米糠中に存在する油脂加水分解酵素(リパー
ゼ)によって遊離酸の含有率が急増して、短期間に脂肪
の酸化が進むことが知られている。このように酸敗した
生糠は、下痢を起こすので家畜の飼料に適さない。そこ
で、米糠を脱脂処理して飼料用に加工しているが、脱脂
した米糠は栄養価が低く、飼料の増量剤にしか使用でき
ないという欠点があった。
ゼ)によって遊離酸の含有率が急増して、短期間に脂肪
の酸化が進むことが知られている。このように酸敗した
生糠は、下痢を起こすので家畜の飼料に適さない。そこ
で、米糠を脱脂処理して飼料用に加工しているが、脱脂
した米糠は栄養価が低く、飼料の増量剤にしか使用でき
ないという欠点があった。
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記のような欠点を解消して、米糠の脂肪の
酸化を防止するとともに栄養価の高い良質の飼料に加工
処理することのできる、酵母を利用した米糠の処理方法
及びその装置を提供することを技術的課題とする。
酸化を防止するとともに栄養価の高い良質の飼料に加工
処理することのできる、酵母を利用した米糠の処理方法
及びその装置を提供することを技術的課題とする。
上記の課題を達成するためにこの発明は、白米を洗米
する洗米工程において生じる洗米廃水に、多糖類資化性
酵母を添加して汚濁質含量を低減させ、そのとき増殖し
た余剰酵母と残存した余剰汚泥とを玄米の搗精により生
じる糠に添加し、この酵母添加糠を熱処理する、という
技術的手段を講じた。 また、この方法を実施するため本発明は、白米と水と
の供給装置に連絡した洗米装置と、洗米された白米を所
定の含水率の白米に調整する乾燥装置とからなる無洗米
加工装置と、前記洗米装置において生じる洗米廃水に、
多糖類資化性酵母を添加することにより前記洗米廃水を
浄化する生菌浄化装置とからなり、この生菌浄化装置で
増殖した余剰酵母と残存した余剰汚泥との取出装置に、
米糠を熱処理する米糠安定化処理装置を連絡する、とい
う技術的手段を講じた。
する洗米工程において生じる洗米廃水に、多糖類資化性
酵母を添加して汚濁質含量を低減させ、そのとき増殖し
た余剰酵母と残存した余剰汚泥とを玄米の搗精により生
じる糠に添加し、この酵母添加糠を熱処理する、という
技術的手段を講じた。 また、この方法を実施するため本発明は、白米と水と
の供給装置に連絡した洗米装置と、洗米された白米を所
定の含水率の白米に調整する乾燥装置とからなる無洗米
加工装置と、前記洗米装置において生じる洗米廃水に、
多糖類資化性酵母を添加することにより前記洗米廃水を
浄化する生菌浄化装置とからなり、この生菌浄化装置で
増殖した余剰酵母と残存した余剰汚泥との取出装置に、
米糠を熱処理する米糠安定化処理装置を連絡する、とい
う技術的手段を講じた。
洗米装置に供給された白米は、その表層部に残留する
糊粉層が除去された後、乾燥装置により所定水分に乾燥
される。洗米装置による洗米により生じる洗米廃水は生
菌浄化装置に送られ、多糖類資化酵母が添加されて浄化
される。そのときに増殖した余剰酵母と残存した余剰汚
泥とは搗精により生じる糠に添加され、その酵母添加糠
は、糠安定化処理装置において熱処理を受け、米糠中の
油脂分解酵素が破壊されて、脂肪の酸化が防止されると
ともに、酵母と汚泥の添加により栄養価の高い飼料糠と
なる。
糊粉層が除去された後、乾燥装置により所定水分に乾燥
される。洗米装置による洗米により生じる洗米廃水は生
菌浄化装置に送られ、多糖類資化酵母が添加されて浄化
される。そのときに増殖した余剰酵母と残存した余剰汚
泥とは搗精により生じる糠に添加され、その酵母添加糠
は、糠安定化処理装置において熱処理を受け、米糠中の
油脂分解酵素が破壊されて、脂肪の酸化が防止されると
ともに、酵母と汚泥の添加により栄養価の高い飼料糠と
なる。
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第1
図は本発明を実施した米糠処理工程のフローチャート、
第2図は洗米装置の側断面図、第3図は米糠安定化処理
装置の一部破断側面図、第4図は米糠安定化処理装置の
一部拡大断面図である。 符号1は米糠処理工程の全工程を示し、米糠処理工程
1は、無洗米加工装置2と生菌浄化装置3と米糠安定化
処理装置4とから構成されている。 無洗米加工装置2には、供給ホッパ5をロータリーバ
ルブ6を介して混合タンク7に連絡してあり、混合タン
ク7には貯留水を常に一定レベルに保つレベル計が装着
してある。混合タンク7はポンプ9,10,11及び切換弁12,
13を介して洗米装置14の供給筒15に連絡している。 次に、洗米装置14を第2図を参照しながら説明する。
洗米装置14の架台16の一側壁にモータ17を取付け、モー
タ17に軸装したプーリ18はベルト19及びテンションプー
リ26を介して、主軸20に軸装したプーリ21に連結する。
プーリ22は、ベルト23を介して中空状の回転軸24のプー
リ25に連結してある。主軸20は連結軸27を介して回転筒
28に連結し、回転筒28に取付けた連結板29は洗米筒30に
連結する。洗米筒30と回転筒28との空間を洗米室31と
し、洗米筒30の外周に揚送用の螺旋翼32を取付け、洗米
筒30と螺旋翼32を包囲する多孔壁筒33とで脱水室34を形
成する。多孔壁筒33は回転台35を介して回転軸24に連結
し、螺旋翼32の上端は排出口36を介して排出樋37に連絡
する。符号38は脱水した水を集めて排出する排出口であ
り、排出口38は、排出筒39及び電磁弁40を介してポンプ
41に連絡している。排出樋37に連結した排出筒42にエア
ーシャッタ43を設け、排出筒42の下部を水滴が落下する
程度の多孔壁に形成する。また、符号86は供給筒15下部
に開口した供給口である。 洗米装置14の排出筒42を、ロータリーバルブ44を介し
て横型乾燥装置45の供給筒46に連絡する。横型乾燥装置
45はケーシング47内に多孔壁回転筒48を設け、多孔壁回
転筒48は排出側をやや低く横架してある。フィルター4
9、ファン50及びヒータ51は給気筒52に連絡し、ケーシ
ング47の上部に排気筒53を下部に排出筒54を設け、排出
筒54にロータリーバルブ55を取付ける。 横型乾燥装置45のロータリーバルブ55を、竪型乾燥装
置56のロータリーバルブ57を介して、モータ58に連結し
たスクリューコンベア59に連絡する。スクリューコンベ
ア59を円筒60下端部に開口した供給口61に連絡し、円筒
60の内部にモータ62により回転するスクリューコンベア
63を立設し、円筒60の上端部に排出口64を開口する。ス
クリューコンベア63に設けた給気筒65はヒータ66及びフ
ィルター67を介して外気に連通する。円筒60には乾燥風
を吸引排出する吸風装置68を装着する。排出口64に連結
した排出筒69の下端にロータリーバルブ70を取付け、ロ
ータリーバルブ70は排出筒71を介して揚穀機72に連絡す
る。 混合タンク7、洗米装置14及び竪型乾燥装置56の各電
磁弁73は、糠等の付着を防止するエアーの供給及び停止
作用を行う。また、円筒60の底部には乾燥終了時に残留
する白米を排出するエアーシャッター70を設けるととも
に、排出筒69,71を通過する米粒の結露を防止するファ
ン108を設ける。 符号75,76は貯水タンクであり、タンク75,76は切換弁
77を介して水の供給装置(図示せず)に連絡する一方、
切換弁78を介して洗米装置14に連絡し、切換弁79は混合
タンク7に、同80は生菌浄化装置3の原水槽81にそれぞ
れ連絡している。 生菌浄化装置3は、原水槽81と、酵母を添加する酵母
槽82と、酵母沈殿槽83と、活性汚泥菌を添加する活性汚
泥槽84と、そして、沈殿槽85とから構成され、酵母沈殿
槽83と沈殿槽85とは適宜な取出装置(図示せず)を介し
て米糠安定化処理装置86に連絡している。 米糠安定化処理装置86を第3図及び第4図を参照して
説明する。符号87は供給ホッパであり、中間部に繰込ロ
ール88を、底部に供給スクリュー89を各々設け、供給ス
クリュー89は供給樋90を介して供給口91に連絡する。供
給筒92に取付けたノズル93に供給管94と給気管95とを連
結し、供給管94は酵母沈殿槽83と沈殿槽85とに連絡し、
給気管95はコンプレッサー(図示せず)に連絡する。ス
リーブ体96内と熱処理部97内とにスクリュー軸98を貫装
し、スクリュー軸98には、供給口91付近に比較的搬送速
度の大きいスクリュー羽根99が、熱処理部97付近に比較
的搬送速度の小さいスクリュー羽根100が、各々形成さ
れる。スリーブ体96内の長手方向に、複数の棒状の固定
抵抗体101を固着し、スクリュー軸98の自由端に、排出
口102と同じ傾斜角面を有するテーパ状の可変抵抗体103
を螺着する。符号104は温度検知器、同105は排出樋であ
り、排出樋105は揺動式の通風乾燥装置106に連絡し、該
通風乾燥装置106はファン107によって給風される。 次に、上記構成における作用を説明する。水の供給装
置(図示せず)から切換弁77を介して貯水タンク75に水
が供給され、貯水タンク75の水は切換弁79を介して混合
タンク7に注水される。混合タンク7内に一定のレベル
の水が貯留されると、供給ホッパ5内の白米がロータリ
バルブ6により間歇排出され、混合タンク7内に投入さ
れて水と混合される。白米はポンプ9,10,11により予備
洗米されるが、白米の種類に対応して制御装置(図示せ
ず)によりポンプの通過回数を変更する。つまり、新米
のように比較的洗米の容易な白米はポンプ9のみを通過
させ、切換弁12を切換えて洗米装置14に供給する。ま
た、古米のように洗米のしづらい白米は、ポンプ9,10を
通過させ、切換弁13を切換えて洗米装置14に供給する
か、古々米のようにさらに洗米のしづらい白米の場合
は、ポンプ9,10,11すべてを通過させて洗米装置14に供
給する。 洗米装置14へ送られた白米は、供給筒15から供給口86
を経て洗米室31に供給される。モータ17の起動により洗
米筒30は毎分約1,500〜2,000回転に回動しており、その
回転により、洗米室31に供給された白米は洗米作用を受
ける。そして、洗米作用により白米に残存する糠層が分
離して溶出し、洗米された白米は、螺旋翼32により脱水
室34内を揚送される。そのとき、洗米筒30より約100回
転遅く回動する多孔壁筒33により脱水作用が行なわれ、
白米より溶出した糠を含む水は多孔壁筒33の孔より排出
される。排出された洗米廃水は排出口38に集められ、排
出筒39を流下して電磁弁40の開成とポンプ41の作動によ
り機外へ排出される。そして、その洗米廃水は切換弁78
を経て貯水タンク75へ送られ、切換弁79を経て再び混合
タンクに供給されて循環される。 脱水された白米は螺旋翼32に揚送されて排出口36から
排出され、排出樋37から排出筒42を流下して横型乾燥装
置45のロータリーバルブ44に送られる。排出筒42を流下
するとき、白米に残留する水滴は下部の多孔壁から落下
し、ポンプ41により機外へ排出される。 前記白米はロータリーバルブ44により間歇排出され、
供給筒46から多孔壁回転筒48に投入される。そして、多
孔壁回転筒48内を攪拌・流動されるとき、給気筒52から
供給される乾燥風により乾燥され、排出筒54からロータ
リーバルブ55により排出され、乾燥風は排気筒53から機
外に排気される。この横型乾燥装置45では主に白米の表
層の水を除去し、1〜2%の水分調整を行なう。 ロータリーバルブ55から竪型乾燥機56のロータリーバ
ルブ57に送られた白米は、ロータリーバルブ57により間
歇排出され、スクリューコンベア59により供給口61に送
られ、そのとき、白米には、給気筒65からヒータ66によ
って加熱された乾燥風が給気される。この乾燥風は円筒
60内を上昇するときに、円筒60内を撹拌揚送される白米
を乾燥し、吸風装置68より機外へ排出される。このと
き、乾燥と共に白米の粒々摩擦による研米が行われる。 また、乾燥風の温度調節は、排出筒69に取付けた水分
計(図示せず)により白米の水分を測定し、その水分値
によりまずヒータ66の調節による温度調節を行い、温度
調節が難しい場合には吸風装置68の調節による風量調節
を行う。こうして乾燥された白米は排出口64から排出さ
れ、排出筒69を流下してロータリーバルブ70により間歇
排出され、排出筒71から揚穀機72を経て次工程へ送られ
る。白米が排出筒71を流下するときに発生し易い結露現
象は、ファン108からの冷風の供給により防止される。
乾燥終了後円筒60下部に残留する白米は、エアーシャッ
タ74を開成することにより排出されて揚穀機72へ送られ
る。洗米終了後、洗米装置14を洗浄するときは、エアー
シャッタ43を閉成して後工程に水が流れないようにして
から水を供給して行う。 なお、洗米装置における洗米・脱水の所用時間は5〜
45秒であり、白米水分を1.5〜3.5%上昇させ、また、横
型及び竪型の乾燥装置45,56における所用乾燥時間は20
〜120秒であり、白米水分を1〜2%下降させ、最終的
に仕上り水分を14.7〜16.0%の範囲に調整して無洗米に
加工する。白米は洗米・脱水・乾燥作用を受けるとき
(特に乾燥作用において)その表面に微細な亀裂が生
じ、炊飯時にその亀裂から吸水が行われる。この無洗米
は、水洗いが不要であるため水が汚れず、また、米粒内
層まである程度の水分が浸透しているので、水分不足に
より芯が硬くなることがなく、食味のよいご飯となる。 洗米装置14での洗米に使用された水は、貯水タンク75
に戻された後、再使用されるが、BOD(生物化学的酸素
要求量)が約10,000PPMに達すると、切換弁79を切換え
て生菌浄化装置3の原水槽81へ送られる。そのとき、切
換弁77が切換えられて水の供給装置(図示せず)から貯
水タンク76に水が供給され、切換弁80を介して混合タン
ク7へ送られて、同様にBODが約10,000PPMに達するまで
循環される。BODが約10,000PPMに達すると切換弁80が切
換えられて、水は原水槽81へ送られ、そのとき切換弁77
の切換えにより、貯水タンク75に洗米用の水が供給され
る。 生菌浄化装置3の原水槽81に供給された洗米廃水に塩
素等を添加して減菌を行い、次に酵母層82に送られて多
糖類資化性酵母が添加される。これは、この酵母が廃水
中の多糖類、糠類、アルコール、蛋白質などを分解資化
して洗浄する性質を利用したものである。このとき、酵
母の分解作用を促進するために、空気の吹き込みや撹拌
などを行って液中に酸素を供給するいわゆる曝気を行
う。洗米廃水は酵母槽82から酵母沈殿層83へ送られ、そ
の底部に酵母が濃縮沈殿されるとともに、BODが約2,000
〜3,000PPMまで減少される。 なお、酵母沈殿槽83から一部の酵母を酵母槽82に戻し
て再使用することができる。BODが減少した洗米廃水は
活性汚泥槽84へ送られ、活性汚泥槽84において活性汚泥
菌が添加されるとともに曝気が行われる。そして、洗米
廃水は活性汚泥槽84から沈殿槽85へ送られ、沈殿槽85に
おいて有機物は汚泥菌とともに沈殿し、上層の浄化水は
放流される。 次に、糠安定化処理装置4の作用について述べる。供
給ホッパ87に投入された米糠は、繰込ロール88により供
給が促進され、供給スクリュー89により横送され、その
横送途中においてノズル93により酵母が添加される。つ
まり、酵母沈殿槽83から余剰酵母が、沈殿槽85から余剰
汚泥が取出装置(図示せず)によりそれぞれ供給管94へ
送られ、給気管95から圧縮空気が供給されて、ノズル93
より酵母が米糠に噴霧される。そのとき、糠に対する酵
母と汚泥の比率は10:1であり、酵母と汚泥の比率は1:1
である。酵母が添加された米糠は供給樋90を流下して供
給口91に供給され、スクリュー軸98のスクリュー羽根99
により、固定抵抗体101による抵抗を受けながらスリー
ブ体9内に送り込まれる。そして、可変抵抗体103の抵
抗によって熱処理部97内で密状態となった後、比較的搬
送速度の小さいスクリュー羽根100により、可変抵抗体1
03と排出口102とのなす間隙から押し出される。熱処理
された米糠は、通風乾燥装置106においてファン107から
の送風により通風乾燥される。 このようにして、米糠が熱処理部97内を抵抗を受けな
がらスクリュー軸98によって撹拌・搬送される間に米糠
の温度が、たとえば、130℃に上昇し、これにより、米
糠に含まれる油脂加水分解酵素(リパーゼ)がむらなく
破壊される。油脂加水分解酵素が破壊されることにより
米糠の油脂の酸化が防止され、脂肪が酸化しないため栄
養価の高い飼料用の米糠とすることができる。更に、米
糠に酵母と汚泥とを添加するために、米糠は一層栄養価
が高まり付加価値の高い飼料となる。
図は本発明を実施した米糠処理工程のフローチャート、
第2図は洗米装置の側断面図、第3図は米糠安定化処理
装置の一部破断側面図、第4図は米糠安定化処理装置の
一部拡大断面図である。 符号1は米糠処理工程の全工程を示し、米糠処理工程
1は、無洗米加工装置2と生菌浄化装置3と米糠安定化
処理装置4とから構成されている。 無洗米加工装置2には、供給ホッパ5をロータリーバ
ルブ6を介して混合タンク7に連絡してあり、混合タン
ク7には貯留水を常に一定レベルに保つレベル計が装着
してある。混合タンク7はポンプ9,10,11及び切換弁12,
13を介して洗米装置14の供給筒15に連絡している。 次に、洗米装置14を第2図を参照しながら説明する。
洗米装置14の架台16の一側壁にモータ17を取付け、モー
タ17に軸装したプーリ18はベルト19及びテンションプー
リ26を介して、主軸20に軸装したプーリ21に連結する。
プーリ22は、ベルト23を介して中空状の回転軸24のプー
リ25に連結してある。主軸20は連結軸27を介して回転筒
28に連結し、回転筒28に取付けた連結板29は洗米筒30に
連結する。洗米筒30と回転筒28との空間を洗米室31と
し、洗米筒30の外周に揚送用の螺旋翼32を取付け、洗米
筒30と螺旋翼32を包囲する多孔壁筒33とで脱水室34を形
成する。多孔壁筒33は回転台35を介して回転軸24に連結
し、螺旋翼32の上端は排出口36を介して排出樋37に連絡
する。符号38は脱水した水を集めて排出する排出口であ
り、排出口38は、排出筒39及び電磁弁40を介してポンプ
41に連絡している。排出樋37に連結した排出筒42にエア
ーシャッタ43を設け、排出筒42の下部を水滴が落下する
程度の多孔壁に形成する。また、符号86は供給筒15下部
に開口した供給口である。 洗米装置14の排出筒42を、ロータリーバルブ44を介し
て横型乾燥装置45の供給筒46に連絡する。横型乾燥装置
45はケーシング47内に多孔壁回転筒48を設け、多孔壁回
転筒48は排出側をやや低く横架してある。フィルター4
9、ファン50及びヒータ51は給気筒52に連絡し、ケーシ
ング47の上部に排気筒53を下部に排出筒54を設け、排出
筒54にロータリーバルブ55を取付ける。 横型乾燥装置45のロータリーバルブ55を、竪型乾燥装
置56のロータリーバルブ57を介して、モータ58に連結し
たスクリューコンベア59に連絡する。スクリューコンベ
ア59を円筒60下端部に開口した供給口61に連絡し、円筒
60の内部にモータ62により回転するスクリューコンベア
63を立設し、円筒60の上端部に排出口64を開口する。ス
クリューコンベア63に設けた給気筒65はヒータ66及びフ
ィルター67を介して外気に連通する。円筒60には乾燥風
を吸引排出する吸風装置68を装着する。排出口64に連結
した排出筒69の下端にロータリーバルブ70を取付け、ロ
ータリーバルブ70は排出筒71を介して揚穀機72に連絡す
る。 混合タンク7、洗米装置14及び竪型乾燥装置56の各電
磁弁73は、糠等の付着を防止するエアーの供給及び停止
作用を行う。また、円筒60の底部には乾燥終了時に残留
する白米を排出するエアーシャッター70を設けるととも
に、排出筒69,71を通過する米粒の結露を防止するファ
ン108を設ける。 符号75,76は貯水タンクであり、タンク75,76は切換弁
77を介して水の供給装置(図示せず)に連絡する一方、
切換弁78を介して洗米装置14に連絡し、切換弁79は混合
タンク7に、同80は生菌浄化装置3の原水槽81にそれぞ
れ連絡している。 生菌浄化装置3は、原水槽81と、酵母を添加する酵母
槽82と、酵母沈殿槽83と、活性汚泥菌を添加する活性汚
泥槽84と、そして、沈殿槽85とから構成され、酵母沈殿
槽83と沈殿槽85とは適宜な取出装置(図示せず)を介し
て米糠安定化処理装置86に連絡している。 米糠安定化処理装置86を第3図及び第4図を参照して
説明する。符号87は供給ホッパであり、中間部に繰込ロ
ール88を、底部に供給スクリュー89を各々設け、供給ス
クリュー89は供給樋90を介して供給口91に連絡する。供
給筒92に取付けたノズル93に供給管94と給気管95とを連
結し、供給管94は酵母沈殿槽83と沈殿槽85とに連絡し、
給気管95はコンプレッサー(図示せず)に連絡する。ス
リーブ体96内と熱処理部97内とにスクリュー軸98を貫装
し、スクリュー軸98には、供給口91付近に比較的搬送速
度の大きいスクリュー羽根99が、熱処理部97付近に比較
的搬送速度の小さいスクリュー羽根100が、各々形成さ
れる。スリーブ体96内の長手方向に、複数の棒状の固定
抵抗体101を固着し、スクリュー軸98の自由端に、排出
口102と同じ傾斜角面を有するテーパ状の可変抵抗体103
を螺着する。符号104は温度検知器、同105は排出樋であ
り、排出樋105は揺動式の通風乾燥装置106に連絡し、該
通風乾燥装置106はファン107によって給風される。 次に、上記構成における作用を説明する。水の供給装
置(図示せず)から切換弁77を介して貯水タンク75に水
が供給され、貯水タンク75の水は切換弁79を介して混合
タンク7に注水される。混合タンク7内に一定のレベル
の水が貯留されると、供給ホッパ5内の白米がロータリ
バルブ6により間歇排出され、混合タンク7内に投入さ
れて水と混合される。白米はポンプ9,10,11により予備
洗米されるが、白米の種類に対応して制御装置(図示せ
ず)によりポンプの通過回数を変更する。つまり、新米
のように比較的洗米の容易な白米はポンプ9のみを通過
させ、切換弁12を切換えて洗米装置14に供給する。ま
た、古米のように洗米のしづらい白米は、ポンプ9,10を
通過させ、切換弁13を切換えて洗米装置14に供給する
か、古々米のようにさらに洗米のしづらい白米の場合
は、ポンプ9,10,11すべてを通過させて洗米装置14に供
給する。 洗米装置14へ送られた白米は、供給筒15から供給口86
を経て洗米室31に供給される。モータ17の起動により洗
米筒30は毎分約1,500〜2,000回転に回動しており、その
回転により、洗米室31に供給された白米は洗米作用を受
ける。そして、洗米作用により白米に残存する糠層が分
離して溶出し、洗米された白米は、螺旋翼32により脱水
室34内を揚送される。そのとき、洗米筒30より約100回
転遅く回動する多孔壁筒33により脱水作用が行なわれ、
白米より溶出した糠を含む水は多孔壁筒33の孔より排出
される。排出された洗米廃水は排出口38に集められ、排
出筒39を流下して電磁弁40の開成とポンプ41の作動によ
り機外へ排出される。そして、その洗米廃水は切換弁78
を経て貯水タンク75へ送られ、切換弁79を経て再び混合
タンクに供給されて循環される。 脱水された白米は螺旋翼32に揚送されて排出口36から
排出され、排出樋37から排出筒42を流下して横型乾燥装
置45のロータリーバルブ44に送られる。排出筒42を流下
するとき、白米に残留する水滴は下部の多孔壁から落下
し、ポンプ41により機外へ排出される。 前記白米はロータリーバルブ44により間歇排出され、
供給筒46から多孔壁回転筒48に投入される。そして、多
孔壁回転筒48内を攪拌・流動されるとき、給気筒52から
供給される乾燥風により乾燥され、排出筒54からロータ
リーバルブ55により排出され、乾燥風は排気筒53から機
外に排気される。この横型乾燥装置45では主に白米の表
層の水を除去し、1〜2%の水分調整を行なう。 ロータリーバルブ55から竪型乾燥機56のロータリーバ
ルブ57に送られた白米は、ロータリーバルブ57により間
歇排出され、スクリューコンベア59により供給口61に送
られ、そのとき、白米には、給気筒65からヒータ66によ
って加熱された乾燥風が給気される。この乾燥風は円筒
60内を上昇するときに、円筒60内を撹拌揚送される白米
を乾燥し、吸風装置68より機外へ排出される。このと
き、乾燥と共に白米の粒々摩擦による研米が行われる。 また、乾燥風の温度調節は、排出筒69に取付けた水分
計(図示せず)により白米の水分を測定し、その水分値
によりまずヒータ66の調節による温度調節を行い、温度
調節が難しい場合には吸風装置68の調節による風量調節
を行う。こうして乾燥された白米は排出口64から排出さ
れ、排出筒69を流下してロータリーバルブ70により間歇
排出され、排出筒71から揚穀機72を経て次工程へ送られ
る。白米が排出筒71を流下するときに発生し易い結露現
象は、ファン108からの冷風の供給により防止される。
乾燥終了後円筒60下部に残留する白米は、エアーシャッ
タ74を開成することにより排出されて揚穀機72へ送られ
る。洗米終了後、洗米装置14を洗浄するときは、エアー
シャッタ43を閉成して後工程に水が流れないようにして
から水を供給して行う。 なお、洗米装置における洗米・脱水の所用時間は5〜
45秒であり、白米水分を1.5〜3.5%上昇させ、また、横
型及び竪型の乾燥装置45,56における所用乾燥時間は20
〜120秒であり、白米水分を1〜2%下降させ、最終的
に仕上り水分を14.7〜16.0%の範囲に調整して無洗米に
加工する。白米は洗米・脱水・乾燥作用を受けるとき
(特に乾燥作用において)その表面に微細な亀裂が生
じ、炊飯時にその亀裂から吸水が行われる。この無洗米
は、水洗いが不要であるため水が汚れず、また、米粒内
層まである程度の水分が浸透しているので、水分不足に
より芯が硬くなることがなく、食味のよいご飯となる。 洗米装置14での洗米に使用された水は、貯水タンク75
に戻された後、再使用されるが、BOD(生物化学的酸素
要求量)が約10,000PPMに達すると、切換弁79を切換え
て生菌浄化装置3の原水槽81へ送られる。そのとき、切
換弁77が切換えられて水の供給装置(図示せず)から貯
水タンク76に水が供給され、切換弁80を介して混合タン
ク7へ送られて、同様にBODが約10,000PPMに達するまで
循環される。BODが約10,000PPMに達すると切換弁80が切
換えられて、水は原水槽81へ送られ、そのとき切換弁77
の切換えにより、貯水タンク75に洗米用の水が供給され
る。 生菌浄化装置3の原水槽81に供給された洗米廃水に塩
素等を添加して減菌を行い、次に酵母層82に送られて多
糖類資化性酵母が添加される。これは、この酵母が廃水
中の多糖類、糠類、アルコール、蛋白質などを分解資化
して洗浄する性質を利用したものである。このとき、酵
母の分解作用を促進するために、空気の吹き込みや撹拌
などを行って液中に酸素を供給するいわゆる曝気を行
う。洗米廃水は酵母槽82から酵母沈殿層83へ送られ、そ
の底部に酵母が濃縮沈殿されるとともに、BODが約2,000
〜3,000PPMまで減少される。 なお、酵母沈殿槽83から一部の酵母を酵母槽82に戻し
て再使用することができる。BODが減少した洗米廃水は
活性汚泥槽84へ送られ、活性汚泥槽84において活性汚泥
菌が添加されるとともに曝気が行われる。そして、洗米
廃水は活性汚泥槽84から沈殿槽85へ送られ、沈殿槽85に
おいて有機物は汚泥菌とともに沈殿し、上層の浄化水は
放流される。 次に、糠安定化処理装置4の作用について述べる。供
給ホッパ87に投入された米糠は、繰込ロール88により供
給が促進され、供給スクリュー89により横送され、その
横送途中においてノズル93により酵母が添加される。つ
まり、酵母沈殿槽83から余剰酵母が、沈殿槽85から余剰
汚泥が取出装置(図示せず)によりそれぞれ供給管94へ
送られ、給気管95から圧縮空気が供給されて、ノズル93
より酵母が米糠に噴霧される。そのとき、糠に対する酵
母と汚泥の比率は10:1であり、酵母と汚泥の比率は1:1
である。酵母が添加された米糠は供給樋90を流下して供
給口91に供給され、スクリュー軸98のスクリュー羽根99
により、固定抵抗体101による抵抗を受けながらスリー
ブ体9内に送り込まれる。そして、可変抵抗体103の抵
抗によって熱処理部97内で密状態となった後、比較的搬
送速度の小さいスクリュー羽根100により、可変抵抗体1
03と排出口102とのなす間隙から押し出される。熱処理
された米糠は、通風乾燥装置106においてファン107から
の送風により通風乾燥される。 このようにして、米糠が熱処理部97内を抵抗を受けな
がらスクリュー軸98によって撹拌・搬送される間に米糠
の温度が、たとえば、130℃に上昇し、これにより、米
糠に含まれる油脂加水分解酵素(リパーゼ)がむらなく
破壊される。油脂加水分解酵素が破壊されることにより
米糠の油脂の酸化が防止され、脂肪が酸化しないため栄
養価の高い飼料用の米糠とすることができる。更に、米
糠に酵母と汚泥とを添加するために、米糠は一層栄養価
が高まり付加価値の高い飼料となる。
本発明における酵母を利用した米糠の処理方法及びそ
の装置によれば、熱処理により米糠に含まれる油脂分解
酵素が破壊されて脂肪の酸化が防止され、脂肪が酸化し
ないため栄養価の高い飼料用の米糠とすることができ
る。更に、米糠に余剰酵母と余剰汚泥とを添加すること
により、米糠の栄養価が一層高まりより付加価値の高い
飼料とすることができる。 また、余剰汚泥を米糠に添加して処理するため、汚泥
処理装置(フィルター、圧搾装置、乾燥装置等)を設け
る必要がなく、洗米装置における設備費及び維持費の大
幅な削減が可能となる。
の装置によれば、熱処理により米糠に含まれる油脂分解
酵素が破壊されて脂肪の酸化が防止され、脂肪が酸化し
ないため栄養価の高い飼料用の米糠とすることができ
る。更に、米糠に余剰酵母と余剰汚泥とを添加すること
により、米糠の栄養価が一層高まりより付加価値の高い
飼料とすることができる。 また、余剰汚泥を米糠に添加して処理するため、汚泥
処理装置(フィルター、圧搾装置、乾燥装置等)を設け
る必要がなく、洗米装置における設備費及び維持費の大
幅な削減が可能となる。
第1図は本発明を実施した米糠処理工程のフローチャー
ト、第2図は洗米装置の側断面図、第3図は米糠安定化
処理装置の一部破断側面図、第4図は米糠安定化処理装
置の一部拡大断面図である。 1……米糠処理工程、2……無洗米加工装置、3……生
菌浄化装置、4……米糠安定化処理装置、5……供給ホ
ッパ、6……ロータリーバルブ、7……混合タンク、8
……レベル計、9,10,11……ポンプ、12,13……切換弁、
14……洗米装置、15……供給筒、16……架台、17……モ
ータ、18……プーリ、19……ベルト、20……主軸、21…
…プーリ、22……プーリ、23……ベルト、24……回転
軸、25……プーリ、26……テンションプーリ、27……連
結軸、28……回転筒、29……連結板、30……洗米筒、31
……洗米室、32……螺旋翼、33……多孔壁筒、34……脱
水室、35……回転台、36……排出口、37……排出樋、38
……排出口、39……排出筒、40……電磁弁、41……ポン
プ、42……排出筒、43……エアーシャッタ、44……ロー
タリーバルブ、45……横型乾燥装置、46……供給筒、47
……ケーシング、48……多孔壁回転筒、49……フィルタ
ー、50……ファン、51……ヒータ、52……給気筒、53…
…排気筒、54……排出筒、55……ロータリーバルブ、56
……竪型乾燥装置、57……ロータリーバルブ、58……モ
ータ、59……スクリューコンベア、60……円筒、61……
供給口、62……モータ、63……スクリューコンベア、64
……排出口、65……給気筒、66……ヒータ、67……フィ
ルター、68……吸風装置、69……排出筒、70……ロータ
リーバルブ、71……排出筒、72……揚穀機、73……電磁
弁、74……エアーシャッタ、75,76……貯水タンク、77
……切換弁、78……切換弁、79,80……切換弁、81……
原水槽、82……酵母槽、83……酵母沈殿槽、84……活性
汚泥槽、85……沈殿槽、86……供給口、87……供給ホッ
パ、88……繰込ロール、89……供給スクリュー、90……
供給樋、91……供給口、92……供給筒、93……ノズル、
94……供給管、95……給気管、96……スリーブ体、97…
…熱処理部、98……スクリュー軸、99,100……スクリュ
ー羽根、101……固定抵抗体、102……排出口、103……
可変抵抗体、104……温度検知器、105……排出樋、106
……通風乾燥装置、107……ファン、108……ファン。
ト、第2図は洗米装置の側断面図、第3図は米糠安定化
処理装置の一部破断側面図、第4図は米糠安定化処理装
置の一部拡大断面図である。 1……米糠処理工程、2……無洗米加工装置、3……生
菌浄化装置、4……米糠安定化処理装置、5……供給ホ
ッパ、6……ロータリーバルブ、7……混合タンク、8
……レベル計、9,10,11……ポンプ、12,13……切換弁、
14……洗米装置、15……供給筒、16……架台、17……モ
ータ、18……プーリ、19……ベルト、20……主軸、21…
…プーリ、22……プーリ、23……ベルト、24……回転
軸、25……プーリ、26……テンションプーリ、27……連
結軸、28……回転筒、29……連結板、30……洗米筒、31
……洗米室、32……螺旋翼、33……多孔壁筒、34……脱
水室、35……回転台、36……排出口、37……排出樋、38
……排出口、39……排出筒、40……電磁弁、41……ポン
プ、42……排出筒、43……エアーシャッタ、44……ロー
タリーバルブ、45……横型乾燥装置、46……供給筒、47
……ケーシング、48……多孔壁回転筒、49……フィルタ
ー、50……ファン、51……ヒータ、52……給気筒、53…
…排気筒、54……排出筒、55……ロータリーバルブ、56
……竪型乾燥装置、57……ロータリーバルブ、58……モ
ータ、59……スクリューコンベア、60……円筒、61……
供給口、62……モータ、63……スクリューコンベア、64
……排出口、65……給気筒、66……ヒータ、67……フィ
ルター、68……吸風装置、69……排出筒、70……ロータ
リーバルブ、71……排出筒、72……揚穀機、73……電磁
弁、74……エアーシャッタ、75,76……貯水タンク、77
……切換弁、78……切換弁、79,80……切換弁、81……
原水槽、82……酵母槽、83……酵母沈殿槽、84……活性
汚泥槽、85……沈殿槽、86……供給口、87……供給ホッ
パ、88……繰込ロール、89……供給スクリュー、90……
供給樋、91……供給口、92……供給筒、93……ノズル、
94……供給管、95……給気管、96……スリーブ体、97…
…熱処理部、98……スクリュー軸、99,100……スクリュ
ー羽根、101……固定抵抗体、102……排出口、103……
可変抵抗体、104……温度検知器、105……排出樋、106
……通風乾燥装置、107……ファン、108……ファン。
Claims (2)
- 【請求項1】白米を洗米する洗米工程において生じる洗
米廃水に、多糖類資化性酵母を添加して汚濁質含量を低
減させ、そのとき増殖した余剰酵母と残存した余剰汚泥
とを玄米の搗精により生じる糠に添加し、この酵母添加
糠を熱処理することを特徴とする酵母を利用した米糠の
処理方法。 - 【請求項2】白米と水との供給装置に連絡した洗米装置
と、洗米された白米を所定の含水率の白米に調整する乾
燥装置とからなる無洗米加工装置と、前記洗米装置にお
いて生じる洗米廃水に、多糖類資化性酵母を添加するこ
とにより前記洗米廃水を浄化する生菌浄化装置とからな
り、この生菌浄化装置で増殖した余剰酵母と残存した余
剰汚泥との取出装置に、米糠を熱処理する米糠安定化処
理装置を連絡したことを特徴とする酵母を利用した米糠
の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235299A JP2875367B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 酵母を利用した米糠の処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235299A JP2875367B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 酵母を利用した米糠の処理方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112754A JPH04112754A (ja) | 1992-04-14 |
JP2875367B2 true JP2875367B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16984062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2235299A Expired - Fee Related JP2875367B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 酵母を利用した米糠の処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2875367B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100450425B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2004-09-30 | 대우종합기계 주식회사 | 이동회전점을 갖는 공작기계의 도어 개폐구조 |
-
1990
- 1990-09-04 JP JP2235299A patent/JP2875367B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04112754A (ja) | 1992-04-14 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |